JP5881754B2 - 回転可能な泡立ち攪拌器および泡立て用タンク - Google Patents

回転可能な泡立ち攪拌器および泡立て用タンク Download PDF

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Description

本発明は、ミルク系液体を調整するための電気器具、特に、例えばカプチーノ、ミルク入りコーヒー、カフェラッテ、および、マッキアートなどの飲料、チョコレート、および、他の温かいあるいは冷たい飲料の生成との関連で使用されるようにそのような液体を加熱するおよび/または泡立てるための電気器具に関する。
少なくとも一部が泡だったあるいは加熱されたミルクから形成される特殊飲料が益々ポピュラーになってきている。このタイプの最も良く知られた飲料がカプチーノタイプのコーヒーである。この飲料は、泡立ったミルクの層を最も上側に有するコーヒーから成る液体部分を含んでおり、泡立ったミルクの層は、その非常に低い密度により、液体の表面上に浮かぶ。一般に、その生成は、時間、操作工程、および、洗浄を要する。
ミルクに基づく泡を生成する最も普通の方法は、所望量のミルクを容器内へ注いで、コーヒーメーカーからの蒸気出口パイプを容器内に浸し、それを上下にかき回して、泡を形成するために必要とされる空気を導入することである。
また、通常は卵、氷、ジュースなどの粘性が高いあるいは低い食品から泡を立てるために家庭で使用されるようになっている機械的な攪拌器具も存在する。これらの器具に伴う問題は、それらの器具が飲料を製造するためにミルク系液体から泡を生成するのに適さないことを意味する幾つかの性質を有していることである。1つの欠点は、例えば、これらの器具が液体またはペーストを冷たい状態で攪拌するという事実から生じ、それにより、それらの器具の利用の可能性がかなり制限される。また、ミルクは、冷たいときあるいは常温では、納得できるまで泡立たない。
他の欠点は、これらの器具がミルクなどの微生物学的に敏感な液体を泡立てるのに適さないという事実から生じる。任意の固体食品残留物を除去するために、器具のタンクの定期的な洗浄を想定する必要がある。また、ミルクの加熱は、調理されたあるいは燃焼されたタンパク質が表面上に堆積して表面に付着する度合いを高める傾向がある。既存の器具の大部分は、この固体残留物の堆積を減少させることに適しておらず、そのため、洗浄が面倒である。
また、これらの器具は、タンク内に入り込んで固定される攪拌・駆動機構も有しており、これが幾つかの欠点を与える。すなわち、長い除去修理時間を要し、急速に汚染される傾向があり、多数の構成部品の結果として付加的なコストを伴い、また、攪拌手段を洗浄することが難しい。
これらの器具に伴う他の欠点は、攪拌手段の配置に関連する理由によってこれらの器具での泡立ちが最適ではないという事実から生じる。一部の器具は、攪拌手段がタンクの中央に位置する。そのような配置は、所定量のミルク系液体を泡に富んだものへと急速に変換するに効率的ではない。
他の器具は幾つかの攪拌器を有している。これらの配置は、一般に、攪拌器の回転を調整するために必要とされるギア手段を伴う機械的なものであり、これにより、システムが煩わしくなり、したがって、あまり衛生的ではなく、部品数が増大して、洗浄が骨の折れる作業となる。
米国特許第6,318,247号は、例えばホットチョコレートなどの温かい飲料または食品を攪拌によって生成するための器具に関するものである。該器具は、磁気作用型の攪拌器を駆動するためのシステムを備える。しかしながら、該器具は幾つかの欠点を有する。第1に、そのような器具では、液体または泡がタンクの中心軸に対して同軸に攪拌され、これにより、攪拌器により引き起こされる遠心作用に起因して、液体または泡の幾つかの層、特に外周の層が、他の層、特に中央近傍の層ほど広範囲に攪拌されないという循環が生じる。したがって、そのような循環は、十分な品質の泡を生成するのに適さず、あるいは、この泡を生成するために必要とさる時間を減らすのに適さない。加えて、器具の構造は、ミルク系液体を処理するのに衛生的ではなく、また、そのような構成により、洗浄が容易ではない。多かれ少なかれ同じ欠点を有する食品を攪拌するための他の装置が特許文献WO2004/043213またはDE19624648に記載されている。
磁気係合タイプの攪拌システムは、米国特許第2,932,493号、DE1131372、米国特許第4,537,332号、および、米国特許第6,712,497号に記載されているが、これらのいずれも、良質の泡を短時間で衛生的に生成するのに適する解決策を与えない。
実用新案DE8915094は、ミルク系飲料を分配するための冷蔵ポットに関するものである。このポットは、冷蔵手段と、磁気ロータの形態を成す強制対流手段とを備える。そのような装置は、液体を泡へ変換するのに適さず、液体を保存用の冷蔵温度に均一に維持するだけである。
米国特許第3,356,349号は、加熱タンク、タンクの中央に位置するハブを駆動するためにタンクの下側に位置する磁気駆動手段を有する攪拌装置を開示する。ハブは、該ハブに対してオフセットされる攪拌要素と関連付けられ、それにより、攪拌要素が振動動作を引き起こす。そのような攪拌原理は、駆動手段の回転軸に対する攪拌手段のオフセット位置により生み出される高い慣性モーメント起因して、磁気結合の損失をもたらす場合がある。この問題は、速度の増大に伴って増大する。したがって、そのような攪拌装置は、特定の液体または他の物質を低速で攪拌するように作動できるが、液体を泡へと十分速い速度で変換するのに適さないのが分かる。因みに、当該文献は、この装置を使用した液体の泡への変換について言及していない。
つい最近、ミルク系液体またはミルクから泡を生成するための改良された器具がWO2006/050900において提案された。この装置は、泡立てられるべき液体を受けるためのタンクであって、該液体中に回転可能な攪拌器が位置するタンクと、タンクを保持するスタンドと、内側のタンクと外側のスタンドとの間に位置するキャビティ内にある駆動制御手段であって、スタンドの外面上に位置する電気接続部およびスイッチと通信する駆動制御手段と、泡立て中にミルクの循環を最適化するための撹乱手段とを有する。この発明は、前述した問題に対する解決策を与える。また、この発明は、タンクの内壁に堆積するミルク、特に加熱ミルクの取り扱いで生じる衛生問題も認識している。そのため、前記公報に開示される装置は、ミルクを収容するためのタンクであって、タンクの壁間に結合ラインまたは接続部を有さず且つ焼けたミルクなどの固体の堆積を招く隙間を一般に有さないタンクを有している。
しかしながら、泡の生成に関する最近の衛生関連の改善にもかかわらず、装置がユーザによって扱われる間、特に例えば泡立ったミルクがタンクから除去されるときの装置の不注意な取り扱いに際して、ミルクがスタンドおよび他の外部部品にこぼれて染み付き、衛生問題を引き起こすことが分かった。同じ問題は、液体の攪拌を引き起こして増大させ、したがって、跳ね飛びを引き起こす撹乱手段の存在に起因して生じ得る。この問題は、ミルク堆積を経時的に招いて洗浄問題を引き起こす場合があるとともに電気器具を損傷させることなく適切に洗浄することが困難であるスイッチ、電気接続部、および、スタンドの他の部品との関連で特に深刻である。この問題を解決するための1つの方法は、少なくとも部分的に、器具の外側部品上にこぼれるのを回避するべく構成された適切な蓋および分配装置の使用を伴う場合がある。しかしながら、これは、そのようなこぼれを回避するためにユーザによる特別な注意を依然として必要とする。
したがって、本発明の目的は、器具の外部部品を汚す望ましくないミルクこぼれおよび染みに起因する衛生の問題を解決する、ミルク系食品液体から泡を生成するのに更に適した器具、特に飲料を生成するのに更に適した器具を提案することにより従来技術の不都合を軽減することである。
この目的は、一般に、随意的に洗剤を用いて水によって更には食器洗い機内であっても適切に洗浄できるようにミルクまたはミルク系液体を調整するための器具を構成することにより達成される。この電気台所器具を適切に洗浄できるようにするため、すなわち、従来技術の電気器具の場合のように乾いたあるいは湿ったタオルなどによる表面の拭き取りだけに外部部品の洗浄を制限しないようにするため、電気部品および電子部品を含む器具のかなりの部分が水を通さないようにされ、それにより、器具を損傷させることなく、内部の電気デバイスから器具のハウジングを貫通して延びる電気コネクタおよびインタフェースであっても洗浄することができる。
そのため、任意のミルク系の染みや流出物を除去して、器具の外部部品に内在する衛生関連の問題を回避するべく、器具の外側および内側を安全に洗浄できる。
したがって、本発明は、特に加熱液体または冷たいあるいは加熱された泡立ち液体を生成するためにミルクから成るあるいはミルクに基づく液体を調整するための器具に関する。器具は、調整されるべき液体を受けるためのタンクと、タンクに固定される閉塞された区画室と、区画室内に位置し、液体に対して調整効果を与えるための電気デバイスとを備える。本発明によれば、区画室は、水を通さないようにされており、電気デバイスを収容する区画室内に流水を浸入させることなく流水により洗浄できる。
言い換えると、区画室の外側から内側へとつながって区画室内への水の浸入を許容するであろう全ての通路は、それらの通路が例えば器具の組み付けに起因するものであろうと、あるいは、それらの通路が例えば区画室の内部をその外部部品に接続するために使用されようと、シールされる。
いかなる場合でも、器具は、手によって流水下で洗浄できなければならない。器具が食器洗い機内でおよび/または洗剤を用いて洗浄できる場合には、器具の露出面が洗剤に耐える材料から形成されるべきである。
通常は、電気デバイスは、区画室の外壁の貫通開口を貫通して延びる1つ以上の接続手段を有する。一般に、そのような貫通開口は、接続手段の外周部と外壁との間に位置するシール要素(または、ガスケット)によって水を通さないようにされ得る。ハウジングの開口を超えて延びるだけであり且つ器具の通常の取り扱い中に開口を通じた器具の内側部品への水の浸入を許容するような位置へと容易に離間移動されあるいは引き離され得る従来技術の変形可能なカバー部品とは異なり、本発明のために使用されるシール要素は、手によってあるいは更には食器洗い機内で器具が流水下で完全に洗浄される場合であっても水不浸透性を確保する。
貫通開口は区画室の外壁の表面によって画定されてもよく、該画定表面は、区画室の内側から外側へと延びるとともに、外周面を有する。そのような場合、シール要素は、接続手段の外周部とこの画定表面との間に位置するとともに、接続手段の周囲でこの画定表面の全周に沿って延びてもよい。言い換えると、シール部材は、接続手段と該接続手段が貫通して延びる壁との間の貫通開口の任意の隙間を有利に満たしてもよい。この配置の水不浸透性を向上させるため、シール要素は、変形可能であるとともに、接続手段の外周部と対応する貫通開口のこの画定表面との間でこれらにより圧縮されることが好ましい。永久圧縮制約下および張力下で変形されたシール部材を貫通開口内に有することにより、すなわち、変形されたシール部材が接続手段と対向壁との間で広がることにより、水が貫通開口を介して接続手段に沿って区画室内に入る使用または取り扱い中に、浸入通路が残存しなくなりあるいは浸入通路を形成できない。
一般に、シール要素は、シリコン系材料またはNBRなどの弾性材料から形成されあるいは該弾性材料を備える。シール要素はまた、変形可能なプラスチック材料を備えてもよい。最も高い不浸透性は、不浸透性にされるべき、すなわち、水の浸入を防止するためにシールされるべき通路の対向壁間でこれらに抗してシール要素が変形後に圧縮されて制約されたままとなるときに得られる。また、シール要素は、前記接続要素の外周部と外壁との間に流し込まれるシリコーンなどのプラスチックおよび/または弾性材料から形成することもできる。
少なくとも1つの接続手段は、電力を電源から電気デバイスへ供給するためおよび/または信号を前記電気デバイスからおよび/または前記電気デバイスへ通信するために、導電体、特に銅および/またはアルミニウム系の導体を備えてもよい。
電力を器具へ供給する(あるいは、電気的なデータを器具の電気デバイスとの間でやりとりする)ための可能性は様々にある。例えば、ケーブルを介して器具をコンセント電源(または、データ処理ユニット)に直接に接続することができる。ケーブルは、電気デバイスと取り外し不能に接続されてもよく、あるいは、器具のプラグ・ソケット接続を介して電気デバイスに結合されてもよい。あるいは、器具は、電源コンセント(または、データ処理ユニット)に繋がる電力供給ベース支持体に対して接続可能なコードレス電気接続アセンブリを有する。いかなる場合でも、器具の区画室から出る電気接続部の不浸透性は、洗浄中の任意の水の浸入を回避するように確保されなければならない。適切なコードレス電気接続部に関する詳細は前述したWO2006/050900に開示されている。
前述したように、導電体は、シール要素を収容する貫通開口を貫通して延びていてもよく、シール要素は、導体ロッドまたはケーブルと貫通開口を画定する壁の表面との間で成型されおよび/またはこれらにより圧縮状態で変形される。随意的に、シール要素は、随意的に、導体ロッドまたはケーブルに対して垂直に延びる貫通開口のキャビティ内に位置する。キャビティは、両側が部分的にカバーされていてもよく、すなわち、キャビティが壁内で横方向に延びていてもよく、あるいは、壁の一方側でのみカバーされてもよい。後者の場合、キャビティは、壁の一方側で狭い開口につながり、壁の他方側では全くカバーされない。
一般に、少なくとも1つの接続手段は、電気デバイスを制御するためのユーザインタフェースを備えあるいは該インタフェースに通じる。そのようなインタフェースは、スイッチまたはボタン、あるいは、器具の区画室内に収容される電気デバイスを制御するのに適した任意の手段であってもよい。
適したボタンは貫通開口内へと延びてもよい。例えば、ボタンは、貫通開口を画定する壁の表面と対向する外周面を有する硬質支持要素、特に硬質環状要素を備え、シール要素は、前記外周面と前記壁の表面との間でこれらにより外周面全体にわたって圧縮される。そのような場合、シール要素は、2つの対向する硬質構造間、すなわち、壁と硬質支持部材との間に位置して圧縮される。製造を簡略化するため、ボタンは硬質支持部材上に直接に成形されてもよい。また、シール要素をボタンと一体にすることができあるいはボタンに結合することができる。有益な形態において、ボタン、硬質支持要素、および、シール要素は、貫通開口内に圧力嵌めすることができる、すなわち、シール要素の圧縮を伴うユニットとして形成され、また、場合により、水を通さないシールされたボタンの任意のその後の望ましくない外れを防止するために区画室内に安全にクリップ留めされる。
ボタンは、貫通開口を貫通して延びる可動部材を備えていてもよく、支持要素が可動部材の周囲に位置し、可動部材は、該可動部材の移動によってユーザコマンドを区画室へ通信するようになっている。可動部材は、貫通開口に沿って並進移動できおよび/または特に貫通開口を通じて延びるあるいは貫通開口と平行に延びる回転軸を中心に回転動作できる。いかなる場合でも、ボタンをプッシュボタンおよび/または回転ボタンにすることができる。例えば、ボタンは、器具に対して異なるコマンドを与えるために押圧されあるいは回転されてもよい。例えば、ボタンを押圧することにより加熱され、また、ボタンを回転させることにより攪拌され、あるいは、その逆であってもよい。
同様に、区画室内の電気デバイスは、前述したように接続手段を介して器具の電気デバイスに結合されるインタフェースを使用してユーザによって事前設定されあるいは設定されるタイマー機能を有してもよい。器具の動作に関連する制御信号が、接続手段を介して、ユーザがアクセスできるインタフェースへ通信されてもよい。
一般に、区画室は、少なくとも2つのケーシング部品から成るアセンブリによって形成され、ケーシング部品が水を通さないように組み付けられる。
一実施形態では、少なくとも1つのケーシング部品がタンクの少なくとも一部によって形成され、少なくとも1つの更なるケーシング部品が、タンクと組み付けられて、電気デバイスを収容する不浸透性の区画室をタンクと共に形成する。例えば、液体を調整するためのタンクは、区画室よりも上側に位置し、区画室の上部を形成しあるいは画定する。区画室は、その上側内部にタンクを保持するとともにタンクと一体または組み付いた下部を保持し且つタンクの下側に位置する区画室の底部を画定する管状部材によって形成されてもよい。少なくとも1つのケーシング部品は、蓋、または、前述したように区画室の底部要素であってもよい。
水不浸透性を確保するため、2つのそのようなケーシング部品は、区画室をシールするために溶接によって互いに組み付けることができる。そのようなケーシング部品のうちの2つは、熱可塑性材料から形成され且つ特に超音波溶接によって互いに溶接される接続部を有していてもよい。また、そのようなケーシング部品のうちの2つは、金属系材料から形成され且つ互いに溶接される接続部を有することができる。
例えば特定の材料の組み合わせに起因して溶接が望ましくないあるいは不可能である場合、ケーシング部品は、区画室をシールするシール要素を介して組み付けることができる。通常、貫通開口との関連で大まかに説明したように、シール要素は、弾力を有しおよび/または塑性変形可能であり、ケーシング部品の協働する接続部間で成型されおよび/またはこれらの接続部により圧縮される。
一般に、ケーシング部品は、シール要素を圧縮する略対向する表面を有する接続部を有する。
一実施形態において、シール手段は、1つの接続部の表面上にわたって延びるとともに、該接続部に当接して配置される本体と、前記本体から対向する接続部の表面へ向けて突出するとともに、前記本体と対向する接続部の表面との間で圧縮される複数の横方向部材とを備える。接続部間の通路内で個別に圧縮される幾つかの横方向部材を設けると、シール要素の不浸透性の信頼度が高まる。そのような形態は、本発明の目的のために使用される全ての変形可能なシール要素において使用されてもよい。
他のケーシング部品の協働する接続部を保持するために、そのようなケーシング部品のうちの1つの接続部に対して硬質支持部材が固定されてもよく、この協働する接続部は、協働する接続部間に位置して圧縮される圧縮シール要素によって硬質支持部材に抗して付勢される。
更に、第1のケーシング部品を、この第1のケーシング部品の貫通開口を貫通して延びるネジまたはリベットなどの機械的組み付け部材によって、第2のケーシング部品に対して機械的に固定しあるいは更に固定しまたは第2のケーシング部品に抗して固定することができ、貫通開口は、前記機械的組み付け部材の外周部と前記第1のケーシング部品との間に位置するシール要素によって水を通さないようにされる。前述した接続手段における場合と同様の方法でシール部材の特定の配置を達成することができる。
器具は、タンク内に泡を生成するための回転可能な攪拌器を備えてもよい。この場合、区画室内の電気デバイスは、特に、電気デバイスと攪拌器との間でタンクの壁を貫通して延びる任意の機械的な伝達要素を何ら伴うことなくタンク内の攪拌器を駆動させる回転磁場を区画室内に生成することによって、タンク内の攪拌器を駆動させるようになっており、攪拌器は、タンクの底部の隆起部または凹部などのタンク内の攪拌器位置決め要素上に取り外し可能に装着される。
通常は、電気デバイスは、タンクを加熱するための加熱手段と、タンク内に位置する攪拌器に対して回転動作を与えるための駆動手段とを備える。
適切な駆動手段および加熱手段の更なる詳細はWO2006/050900に開示されている。
有利な実施形態では、加熱手段および駆動手段が互いに独立に動作可能である。ミルクまたはミルク系の液体を泡立てることなく加熱するというオプションを与えることに加えて、器具は、そのような液体の泡立てを加熱することなく行なうこともできる。十分な攪拌がミルクまたはミルク系の液体に対して与えられると、冷たい液体からであっても許容できる泡を得ることができることが分かった。したがって、液体をその加熱を伴ってあるいは伴うことなく攪拌する可能性をユーザに与えることが好ましい。
本発明の他の態様は、前述した器具のための回転可能な攪拌器に関する。攪拌器は、タンクの前記位置決め要素上に取り外し可能に装着されるようになっている位置決め底部と、トロイダル形状のワイヤの巻回、インペラ、ブレード、格子、または、ニードルなどの攪拌要素を有する外周部とを備える。底部およびこの外周部の適切な形態に関する更なる詳細は、WO2006/050900において見出すことができる。
本発明によれば、攪拌器は、この外周部から略直立して延びる上端部を更に備える。この上端部は、人の指に適応してタンクの前記位置決め要素に対する前記攪拌器の抜き取りおよび挿入を容易にするようになっている保持部を有する。
把持性を高めることができるそのような上端部は、攪拌器が底部で動けなくなるとき、例えば、ミルク製品が燃え尽きてしまいあるいは攪拌器と位置決め要素との間に詰まるときに特に有用である。
例えば、上端部は、一般に、直立のループをほぼ形成する弓形部材の形状をほぼ成しており、随意的に、ループは、外周部の隣接する両側から上方へ延びる略円形または円形の一部(例えば、円の半分)を形成する。更に、ループを形成する上端部は、ループの上端から上方へ延びる細長い直立部材を更に備えることができる。そのような直立部材の上端には、随意的に、人の指による把持を容易にするために横方向に突出する要素、例えば球状要素が設けられる。
依然として完全に理解されない何らかの理由により、この略弓形の上端部の存在は、そのような攪拌器を用いて生成される泡の品質を向上させる。この効果は、仮に従来技術の器具を使用した熱い泡よりも許容できる品質で得ることができたとしても得ることがかなり困難な冷たい泡を生成するために器具が使用されるときに特に興味深い。
本発明の更なる態様は、前述した器具のための電気デバイスに関する。電気デバイスは、関連する攪拌器に対して回転動作を与えるための駆動手段と、関連するタンクを加熱するための加熱手段とを備える。本発明によれば、加熱手段および駆動手段は、前述したように、互いに独立に動作可能である。
電気デバイスは、駆動手段および加熱手段の独立した制御を可能にするようになっているユーザインタフェースと関連付けることができる。ユーザインタフェースは、駆動手段を制御するための第1のボタンと、加熱手段を制御するための第2のボタンとを備えていてもよく、あるいは、駆動手段および加熱手段を制御するための異なる位置を有する単一のボタンを備えていてもよい。
以下、概略図面を参照して本発明について説明する。
本発明に係る器具の断面を示している。 図1に示される器具の一部の斜視図を示している。 図1に示される器具のボタン装置の拡大図を示している。 本発明に係る変形例を示している。 図1に示される器具のスタンドおよび底部の本発明に係るアセンブリの拡大図を示している。 従来技術のボタン装置を示している。 本発明に係る他の器具の断面を示している。 図5の断面の一部の拡大図を示している。 図5の断面の一部の拡大図を示している。 図5の断面の一部の拡大図を示している。 本発明の攪拌器の斜視図を示している。 この攪拌器の一部の断面を示している。 本発明の他の攪拌器を示している。
特に加熱液体および/または冷たいあるいは加熱された泡立ち液体を生成するためにミルクから成るあるいはミルクに基づく液体を調整するための本発明に係る器具1が図1および図1aに示されており、図2および図3は、図1の部分Aおよび部分Bのそれぞれの拡大図を示している。
器具1は、調整されるべき液体を受けるためのタンク10と、タンク10の下側に位置する閉塞された区画室20と、タンク10内に収容される液体に対して調整効果を与えるための電気デバイス50とを有する。電気デバイス50は区画室20内に位置する。本発明によれば、区画室20は、水を通さないようにされており、電気デバイス50を収容する区画室20内に流水を浸入させることなく流水で洗浄できる。
図1に示されるように、区画室20は、硬質プラスチック底部30に組み付けられる略管状スタンド21によって形成される。区画室20の上部は、スタンド21の内側に位置してスタンド21に固定されるタンク10によって画定される。したがって、管状スタンド21、底部30、および、タンク10は、組み立てられる際に一緒にチャンバ20を形成する3つのケーシング部品である。
タンク10およびスタンド21は、金属から形成されて、その上端で互いに溶接されており、それにより、2つの部品のアセンブリが本発明にしたがって水を通さないようにされる。底部30は、硬質プラスチック材料などの硬質材料から形成される。タンク10は、一般にプラスチックから形成され且つ外周シールリング12を有する取り外し可能な蓋11で覆われる。
図1の部分Bの拡大図を示す図3に描かれるように、底部30は、管状スタンド21の内側下端と対向する直立周壁31を有する。壁31は、スタンド21と対向し且つ底部30の全周にわたって延びる外周溝32を有する。溝32内に位置する外周シールリング33(例えば、Oリングタイプのガスケット)が壁31の全周にわたって延びる。シールリング33は、NBRなどの弾性変形可能な材料から形成される。リング33は、リング33を溝32内へと押し付ける、特にスタンド21の下端と略平行に対向する溝の表面34に対してリング33を押し付けるスタンド21の内側下端によって溝32内で締め付けられて圧縮される。したがって、圧縮されたシールリング33がスタンド21と底部30との間の任意の隙間または通路を密封し、それにより、手によるあるいは更には食器洗い機内での洗浄中にスタンド21と底部30との間で水の浸入が起こり得ない。
また、図1および図3に示されるように、スタンド21内への底部30の導入を容易にするため、管状スタンド21の下端22が外側に僅かに曲げられるとともに、直立底壁31の上端が面取り部35を有する。
また、図1aに示されるように、ユーザによるチャンバ21の望ましくない開放を避けるため、底部30がスタンド21内に取り外し不能にクリップ留めされてもよい。この目的のため、底部30は、底部30の外周部にわたって離間して配置される複数のクリップ90を含む。各クリップ90は、上側フック93を有する一対の略直立するフィンガ91、92と中心ロッド形状当接部材94とを有しており、フィンガ91、92および中心ロッド形状当接部材94は、スタンド21の内側に対して例えば溶接によって機械的に固定される支持部材96を有する対応するハンガ95とクリッピング係合するように配置される。
この説明から明らかなように、スタンド21内への底部30の組み付けは、特に底部30とスタンド21との間のシールリング33の主圧縮方向に対して略垂直な異なる方向で行なわれる。そのため、スタンド21内における底部30の組み付け機能とシール機能とが分離される。すなわち、シールは、スタンド21内での底部30の正確な位置決めとは無関係に且つハンガ95に対するクリップ90のクリッピングとは無関係に有効となるように、リング33がスタンド21内へ入れられるときに既に達成される。
更に、器具1は、コードレスタイプのものであり、図1aに示されるように電気ケーブル3を介してコンセント電源に接続されてもよい電気ベースユニット2によって取り外し可能に配置されて給電されるようになっている。したがって、底部30は、そのうちの1つが図1に示される複数のコードレスコネクタピン51を含んでおり、これらのコードレスコネクタピン51は、電気デバイス50に接続されるとともに、電気的に導電性が高い材料、一般的には銅またはアルミニウムまたはそれに基づく合金などの金属から形成される。コネクタピン51は、電気デバイス50を外部ベースユニット2に接続するために底部30の貫通開口または通路36を通じてチャンバ20の内側から外側へと延びている。
コネクタピン51に沿うチャンバ20内への水の浸入を避けるため、貫通開口または通路36は水を通さないようになっている。貫通開口または通路36は、チャンバ20内に通じる上開口37と、チャンバ20の外側に通じる下開口37’と、底部30の直立壁39間でシール要素38を収容する中間キャビティとを含む。シール部材38は、コネクタピン51の周囲で直立壁39とピン51との間の中間キャビティ内へと直接に流し込まれるシリコーンなどの弾性材料から形成されており、そのため、ピン51およびキャビティの表面、特に壁39の表面に強固に付着し、したがって、貫通開口または通路36の中間キャビティが水を通さなくなるようにする。また、貫通開口または通路36内でのピン51の移動を回避するために、ピン51は下開口37’に隣接する当接部52を備える。更に、ピン51は、コードレス器具1を支持してこれに電力を供給するベースユニット2上に器具1を装着するための溝を壁39およびピン51と協働して画定する垂直壁39’と関連付けられる。そのようなコードレスコネクタの詳細は、例えばWO2006/050900およびこの中で挙げられる引用文献に開示されている。
また、器具1は、器具1の外側から電気デバイス50を制御するための複数のプッシュボタン60を備え、そのうちの1つが図1に示されるとともに、図1の部分Aの拡大図を示す図2に示されている。
プッシュボタン60は、スタンド21の貫通開口を通じてチャンバ20内へ延びる。ボタン60は、金属、セラミック、硬質プラスチック、および/または、他の硬質材料から形成される硬質リング67上に装着されあるいは注入されあるいは成型される弾性材料から形成されるコア61を有する。
コア61は、ユーザが押すことができるボタンヘッド62と、該ボタンヘッドと一体の動作伝達ロッド63とを備える。ボタンヘッド62は、外周シール要素64と一体であり、シール要素64およびボタンヘッド62と一体の弾性変形可能なヒンジ65を介して外周シール要素と接続される。
図2に示されるように、シール要素64は、硬質リング67とスタンド21の(硬質)部分23との間で圧縮変形される。部分23は、プッシュボタン60を収容する貫通開口を画定するとともに、硬質リング67の表面と略平行に対向する表面を有し、これらの2つの表面は、シール要素64を圧搾して、ボタン60のための貫通開口が水を通さないようにする。更に、貫通開口内へのボタン60の挿入を容易にするため、また、スタンド21内にボタン60を取り外し不能にクリップ留めして水不浸透性を悪化させるボタンの任意の移動または配置ミスを回避するために、シール要素64は横方向に延びる傾斜した矢印状の端部66を有する。
更に、ボタン60のロッド63は、チャンバ20内において接点要素55へ向けてガイド部材53間で延びており、接点要素55は、電気デバイス50と接続されるとともに、ボタンヘッド62および伝達ロッド63をそれらに抗して押圧することによりヒンジ65を変形させることで動作され得る。
同じ参照符号が同じ要素を示す図2aは、本発明に係る他のボタン装置を示している。
プッシュボタン60”は、硬質環状クリッピング装置67’を使用して、スタンド21の硬質壁部23によって画定される貫通開口内に固定される。クリッピング装置67’は、シールリング64に沿って延び且つシールリング64を壁23の外面23bに抗して付勢する環状首部67aを有する。環状首部67aは、そのうちの1つが図2aの下部に示される一連の離間するクリッピングフィンガによって形成され、クリッピングフィンガは、フック67bを有するアーム67aと、面取り部67dと、壁部23の縁部上にわたって延びる端部67eと、壁部23の出っ張り23a上にわたって延びる円形フランジ67cとを有する。フランジ67cは、ボタンの弾性ヒンジ65の外周延在部65aによって覆われる。シールリング64は、アーム67aの根元間で延びる接続部64aを介してボタンヘッド62に接続され、前記根元がアーム67aを円形フランジ67cに結合する。
各クリッピングフィンガは、僅かに弾力があり、壁部23によって画定される貫通開口内への環状クリッピング装置67’の出っ張り23までの挿入を可能にするためおよび壁部23の縁部を越えてフック67bをクリップ留めするために面取り部27dを有する。
更に、ボタンヘッド62が動作伝達ハードロッド63’に組み付けられ、動作伝達ハードロッド63’の端部63”は、ボタンヘッド62がユーザによって押圧されるときに接点要素55を押圧するようになっている。
同じ参照符号が同じ要素を示す図4は、比較の従来技術のボタン60’の配置を示している。同様のボタンが前述したWO2006/050900に開示されている。
ボタン60’は、スタンド21を貫通して延びる貫通開口内に、ボタン60’の外周一体部64’によって固定され、外周一体部64’は、スタンド21の縁部23’、すなわち、ボタン60’のための貫通開口を画定する縁部23’にクリップ留めされる。図4において容易に分かるように、外周一体部64’は、縁23’に抗して付勢されて押圧されない。この一体部64’は、ボタン60’に沿うチャンバ20内への通路をしっかりと塞がず、したがって、特にボタン60’が押圧されて縁部23’周りで外周部64’の屈曲および変位が引き起こされる際に水を通さないシールを行なうことができない。これは、チャンバ20に浸透して器具の電気部分の耐久性を損なう場合があるミルク流出にボタンが晒される場合に、いっそう問題となる。
同じ参照符号が同じ要素を示す図5は、本発明に係る他の器具1を示している。器具1は、タンク10上に蓋を伴うことなく示されている。従来技術の器具とは対照的に、器具の外部部品に対するミルクの跳ね飛びがもはや問題にならず、そのため、蓋が無くても器具を動作させることができ、それにより、調整処理中にユーザが液体に接近できる。
略管状のスタンド21’は、タンク10の材料、一般的には金属系材料に対して溶接することができない材料、一般的にはプラスチック材料から形成される。それにもかかわらず、スタンド21’と該スタンド内に位置するタンク10とから成るアセンブリの水不浸透性を確保するため、タンク10とスタンド21’との間の接合部全体に沿って、すなわち、タンク10の全周にわたって外周シール要素15が使用される。シール要素15は、NBRなどの弾性材料から形成されており、タンク10とスタンド21’との間で永久的に圧縮される。
図6に更に詳しく示されるように、シール要素15は、タンク10の表面の一部分上にわたって延び且つ該一部分に当接して配置される本体16と、本体16からスタンド21’の上端の内面へと突出する3つの外周横方向部材17とを有する。外周横方向部材17は、本体16に沿ってタンク10の全周にわたって延びている。スタンド21’の内面は、タンク10の前記表面と略平行に対向している。これらの2つの表面は、これらの表面間に位置するシール要素15の横方向部材17および本体16を圧縮する。
因みに、スタンド21の貫通開口内でプッシュボタン60を固定するシール要素64は、スタンド21の部分23に抗して圧縮される同様の外周横方向部材を有する。
また、タンク10の上端は、タンク10に沿って延びる下向外周硬質支持部材10’と関連付けられ、下向外周硬質支持部材10’はタンクから離間するように屈曲される下部10”を有する。硬質支持部材10’,10”は、スタンド21’を位置決めして該スタンド上にタンク10を固定するのに役立つ。支持部材10’,10”は、スタンド21’をシール部材15およびタンク10に抗して付勢すると同時に、スタンド21’の肩部23上に当て付いて、タンク10をスタンド21’に固定する。シール要素15は、その上端に、タンク10と該タンクから離間するように屈曲する下部10”との間の隙間をシールする柔軟横方向部材18を更に備える。
器具1は、超音波溶接によってスタンド21’に接続される底部30’を有する。スタンド21’および底部30’は、少なくともそれらが互いに溶接される場所が、溶接の目的に適合する熱可塑性材料から成る。
図5の部分Dの拡大図である図7に更に詳しく示されるように、底部30’は2つの平行な直立外周壁301、302を有しており、直立外周壁301、302はそれらの間に外周溝303を画定する。これらの壁301、302および溝303は底部30’の全周に沿って延びている。スタンド21’の下部は、大きく屈曲される、特に直角に曲げられる接続部材25を有しており、接続部材25は、スタンド21’の下部の内面から突出して、スタンド21’の内面全体に沿って延びることにより、底部30’の外周部上にわたって内側ループを形成するとともに、溝303内に収容するように形成される端部26を有する。しかしながら、端部26の幅は、組み付け前においては、溝303の幅よりも大きいため、接続部材25および底部30’は、端部26の表面の表面溶融を引き起こす超音波溶接機を用いて組み付けられ、また、端部26の表面は、溶接プロセス中、それに対応して溶融する外周壁301、302の表面と接触する。そのような溶接は、スタンド21’と底部30’との間で完全に水を通さない結合を行なう。
1つ以上のネジ70を使用して機器1内に底部30’を更に固定することができる。図5の部分Dの拡大図である図7に示されるように、ネジ70は底部30’の貫通開口を貫通して延びている。この貫通開口は、ネジ70の周囲に嵌め付けられ且つネジ70と貫通開口を画定する対向壁との間で圧縮されるシールリング(例えば、Oリングタイプのガスケット)71によって水を通さないようにされる。また、タンク10の下部は、そのうちの1つが図5および図8に示される脚部13に対して溶接されあるいは接続されており、脚部13は、スタンド21’に沿って底部30’へ向けて下方へ延びるとともに、ネジ70を固定するためのネジ穴14を備えている。
更に、図1および図5に示されるタンク10には攪拌器85、85’のための攪拌器位置決め要素80が設けられ、攪拌器位置決め要素80上に攪拌器85、85’が取り外し可能に装着される。
攪拌器85、85’は、トロイダル形状のワイヤの巻回、インペラ、ブレード、格子、または、ニードルなどの攪拌要素86を有する外周部を含む。回転攪拌器の適切な駆動手段および構造、特にチャンバ内の電気デバイスとタンク内の攪拌器との間の磁気伝達装置は、前述したWO2006/050900に更に詳しく開示されている。
しかしながら、従来技術の攪拌器とは対照的に、攪拌器85、85’は、外周部86から略直立して延びる上端部87、88、89を有する。この上端部は、人の指に適応してタンク10の位置決め要素80に対する攪拌器85,85’の抜き取りおよび挿入を容易にするようになっている保持部87、88、89を有する。
上端部87、88、89は、略半円の弓形部材87を含む。図1に示される攪拌器85とは異なり、図5に描かれる攪拌器85’は、弓形部材87の上端から上方へ延びる細長い直立ロッド88を更に備える。また、人の指による把持を容易にするため、直立ロッド88の上端には横方向に突出する略球状要素89が設けられる。
同じ参照符号が同じ要素を示す図9および図10は攪拌器85を更に詳しく示している。攪拌要素86は、第2の接続部材87cを介して支持部材87aに固定されるリング86’上に配置されるループ状のスプリング要素の形態を成している。弓形部材87は、第1の接続部材87bを介して支持部材87aに固定される。更に、支持部材87aは、攪拌器位置決め要素80の通過のための貫通開口Dを有する。
図10に断面で示される弓形部材87および接続部材87bは、凸状外面87’を有するとともに、随意的に、凹状のあるいは直線状の内面87”を有する。任意の理論に縛られることなく、そのような断面は、ミルクなどの液体中での攪拌器85の回転中に、特に回転中に最大の接線速度に晒される接続部材87bの近傍で、キャビテーションの発生を促進し、それにより、細かい気泡が発生し、液体の泡立ちが改善されると考えられる。
同じ参照符号が同じ要素を示す図11は、本発明の攪拌器85”の他の実施形態を示している。特に、攪拌器85”は、図9のようなスプリング攪拌要素を有する代わりに、2つのブレード状要素86”を有する。
本発明の更なる変形(図示せず)において、攪拌器の弓形部材は、半円形状ではなく、略放物線、半楕円、または、テーパ形状等の形状を有することができる。
図1および図5に示されるように、器具には、電気デバイス50に接続される加熱要素が取り付けられている。適した加熱要素の詳細は、前述したWO2006/050900に更に詳しく開示されている。
加熱要素56および攪拌器85、85’は、ユーザによりプッシュボタン60を介して制御されてもよい。攪拌器は、例えば攪拌器の幾つかの回転速度を選択できる可能性がユーザに与えられる場合には、1つ以上のボタンと関連付けられてもよい。同様に、所望の加熱温度を選択するために幾つかのボタンが設けられてもよい。当業者であれば分かるように、ユーザが例えば所望の加熱温度、攪拌速度、および、調整継続時間および調整プロファイルを選択できるようにするべく制御手段を選択して構成するために多くの変形が可能である。

Claims (13)

  1. 回転可能な泡立ち攪拌器(8585')であって、
    攪拌器位置決め要素(80)上に取り外し可能に装着されるようになっている位置決め底部と、
    攪拌器要素(86)を有する外周部と、
    前記外周部から略直立して延びる上端部(87,88,89)と、
    を備え、
    前記上端部は、断面に凸状凹部を含む弓形部材(87)を有する保持部(878889)を形成し、
    前記保持部は、人の指に適応して前記位置決め要素(80)に対する前記攪拌器の抜き取り及び挿入を容易にするようになっている、攪拌器。
  2. 前記弓形部材(87)は、略円形、部分的な円形、放物線、半楕円、又は、テーパ形状を有する、請求項1に記載の攪拌器。
  3. 前記部分的な円形は、半円である、請求項2に記載の攪拌器。
  4. 前記弓形部材(87)は、凹状のあるいは直線状の内面(87”)を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の攪拌器。
  5. 前記上端部(87,88,89)は、前記外周部(86)の隣接する両側から略直立して延びる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の攪拌器。
  6. 前記上端部は、上方へ延びる細長いロッド(88)を備える、請求項1〜5のいずれか一項に記載の攪拌器。
  7. 前記細長いロッド(88)の上端には、横方向に突出する要素が設けられる、請求項6に記載の攪拌器。
  8. 前記横方向に突出する要素は、球状要素である、請求項7に記載の攪拌器。
  9. 前記攪拌器位置決め要素(80)の通過のための貫通開口を有する支持部材(87a)を備える、請求項1〜8のいずれか一項に記載の攪拌器。
  10. 前記攪拌器要素(86)は、トロイダル形状のワイヤの巻回、インペラ、ブレード、格子、または、ニードルから選択される、請求項1〜9のいずれか一項に記載の攪拌器。
  11. 前記攪拌器要素(86)は、ループ状のスプリング要素の形態を成している、請求項10に記載の攪拌器。
  12. 前記攪拌器要素は、2つのブレード状要素(86”)を有する、請求項10に記載の攪拌器。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載の攪拌器を有する泡立て用タンク(10)。
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