JP2963889B2 - 卓上精米器 - Google Patents

卓上精米器

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JP2963889B2
JP2963889B2 JP10005989A JP598998A JP2963889B2 JP 2963889 B2 JP2963889 B2 JP 2963889B2 JP 10005989 A JP10005989 A JP 10005989A JP 598998 A JP598998 A JP 598998A JP 2963889 B2 JP2963889 B2 JP 2963889B2
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    • B02BPREPARING GRAIN FOR MILLING; REFINING GRANULAR FRUIT TO COMMERCIAL PRODUCTS BY WORKING THE SURFACE
    • B02B3/00Hulling; Husking; Decorticating; Polishing; Removing the awns; Degerming
    • B02B3/08Hulling; Husking; Decorticating; Polishing; Removing the awns; Degerming by means of beaters or blades
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02BPREPARING GRAIN FOR MILLING; REFINING GRANULAR FRUIT TO COMMERCIAL PRODUCTS BY WORKING THE SURFACE
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    • B02B7/02Feeding or discharging devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C9/00Other milling methods or mills specially adapted for grain

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、玄米を精米する精
米器に関し、特に玄米の糠を削り落とす際に糠を容易に
分離可能とすると共に精米時の米の摩擦熱を低下するよ
うにした小型軽量の家庭用の卓上精米器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、精米機においては、例えば、実公
平5―36500号公報に記載されているように、精米
軸(精白筒)及び精米網(精米ロール)等により玄米
(もみ殻を除いた状態の米)の糠層を削り落とすように
して精米するものである。この場合に、削り落とした糠
の分離が良好に行われないと、即ち、糠切れが悪いと、
米の酸化速度が早まり食味の低下及び米の老化性を高め
ることとなる。この傾向は特に、玄米の栄養素である糠
層をある程度残した、いわゆる分づき(例えば、糠層を
50%削り落とした状態を5分づき又は精白度50%、
70%削り落とした状態を7分づき又は精白度70%と
いう)の状態では、削り落とした糠の分離が悪いと米の
酸化速度がより早まり食味の低下等が顕著となる。そこ
で、業務用の精米機においては吸引機により削り落とさ
れた糠を強制的に吸引したり、又は送風ファン等による
風により強制的に糠を吹き飛ばすようにして米より糠を
分離させるようにしていた。しかし、この場合、吸引機
や送風ファン等を糠容器付近に配置する必要があるた
め、装置が複雑かつ大きくなると共に、高価となるた
め、家庭用精米機には採用されていない。従って、従来
の家庭用精米機においては、精米軸及び精米網等により
削り落とされた糠を自然に落下させるようにして米より
糠を分離させたものであり、糠切れが悪いものであっ
た。
【0003】また、精米軸及び精米網等により精米する
際には、玄米と精米軸及び精米網等との間の摩擦により
摩擦熱が発生するため精米後の米の温度が高くなる。米
の温度が高くなると米の品質劣化により食味が低下す
る。業務用の精米機においては、例えば、玄米を3段階
に分けて徐々に精米するようにして米の温度が高くなる
のを防止するようにしたものがある。しかし、家庭用の
精米機においては1回で一気に精米するため特に摩擦熱
による米の温度が高くなる。
【0004】また、糠には油成分があるため、精米時に
削り落とされた糠が精米軸及び精米網等に付着しやす
い。特に、摩擦熱による温度が高くなると、精米後に温
度が低下した際に糠は精米軸及び精米網等に付着しやす
くなる。そこで、定期的に精米機を分解して精米軸及び
精米網等を掃除して精米軸及び精米網等に付着した糠を
取り除く必要があり、メンテナンスが面倒であった。
【0005】更に、従来のは玄米載せ台(ホッパー
部)、精米軸及び精米網等で構成されているため、精米
機全体のサイズは大きくなり、台所等では精米機の置き
場所として大きいスペースが必要であった。また、家庭
用精米機は鋼材を主として構成されているため、全体の
重量が重くなり、卓上型としては不適切であった。即
ち、現在の家庭用精米機の平均重量は約10キログラム
である。
【0006】更に、家庭用精米機で精米する場合、精白
度を調整することはできるが、実際に精米して米が排出
されるまでは玄米の精白度は確認できない。このため、
玄米の種類や含有水分量の相違に従った精白度の調整は
困難であり、精白度の掛けすぎによる米割れや、欠けを
生じることがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の家
庭用精米機においては、精米の際の糠切れの悪さ、摩擦
熱の発生による米の温度上昇、糠や米づまりによるメイ
ンテナンスの面倒さ、大型化及び精白度の確認のし難さ
等に関しての対策は考慮されておらず、結果的に精米後
の米の食味の低下等の問題点を招いていた。
【0008】本発明の目的は、上記従来の家庭用精米機
の問題点を解消するようにした卓上精米器を提供するに
ある。
【0009】
【問題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の一例による卓上精米器は、モータ
と、該モータの回転に従って回転する駆動軸に嵌合され
て該駆動軸と共に回転する精米羽根と、上記駆動軸と同
心円状の筒形状の側周部と円形底部とを有し上記精米羽
根を収容する精米かごとを備え、上記精米羽根は、上
駆動軸の軸方向に対してほぼ直角に延びており、上記精
米かごの側周部は金網で構成され、精米時には玄米を上
記精米かご内に入れて上記モータを回転させることで上
記精米羽根の回転により玄米が攪拌され、玄米はその遠
心力により上記精米かごの側周部の金網の網目に擦り付
けられて、糠が削り落とされ、削り落とされた糠は網
から外側に飛ばされる、ようにしたものである。本発明
の別の一例による卓上精米器は、モータと、該モータの
回転に従って回転する駆動軸に嵌合されて該駆動軸と共
に回転する精米羽根と、上記駆動軸と同心円状の筒形状
の側周部と円形底部とを有し上記精米羽根を収容する精
米かごとを備え、上記精米羽根は、その回転面が上記駆
動軸の軸方向に対してほぼ直角な平面であり、上記精米
かごの側周部は金網で構成され、精米時には玄米を上記
精米かご内に入れて上記モータを回転させることで上記
精米羽根の回転により玄米が攪拌され、玄米はその遠心
力により上記精米かごの側周部の金網の網目に擦り付け
られて、糠が削り落とされ、削り落とされた糠は網目か
ら外側に飛ばされるようにしたものである。
【0010】このように構成した卓上精米器において
は、米を精米羽根の回転により攪拌して米の遠心力によ
り精米かごの金網の網目に擦り付けて糠を削り落とし、
更に削り落とされた糠を網目から外側に飛ばすように構
成されている。こうして糠が金網の網目から飛ばされる
ため糠切れが良い。従って、糠は精米かごの金網にほと
んど付着せず、付着しても精米かごを取り出して清掃す
れば良く、それは極めて容易である。また、米が精米羽
根の回転により攪拌される時に精米羽根により風が起こ
されるため、米の温度上昇が防げ、食味の低下を防止で
る。更に、精米器は精米ロールや精白筒が無いため、
小型化でき重量も軽くすることができるため、台所の狭
い場所に置くことができ卓上型とすることができる。
【0011】本発明の一例において、上記精米羽根は、
その羽根面が上記精米羽根の回転面に対して傾斜を有す
る羽根である。
【0012】発明の別の一例による卓上精米器は、本
体ケースと、該本体ケースに収容されたモータと、該モ
ータの回転に従って回転する駆動軸に着脱可能に嵌合さ
れて該駆動軸と共に回転する精米羽根と、上記本体ケー
スに着脱可能に収容され上記駆動軸と同心円状の筒形状
の側周部と円形底部とを有し上記精米羽根を収容する精
米かごとを備え、上記精米かごの側周部は金網で構成さ
れ、精米時には玄米を上記精米かご内に入れて上記モー
タを回転させることで上記精米羽根の回転により玄米が
攪拌され、玄米はその遠心力により上記精米かごの側周
部の金網の網目に擦り付けられて、糠が削り落とされ、
削り落とされた糠は網目から外側に飛ばされ、上記精米
かごは、精米後に上記精米羽根を取り外すと共に上記精
米かごを上記本体ケースから取り外し、上記精米かご内
の米を上記精米かごに収容した状態で洗浄可能としたも
のである。
【0013】発明の別の一例による卓上精米器は、モ
ータと、該モータの回転に従って回転する駆動軸に嵌合
されて該駆動軸と共に回転する精米羽根と、上記駆動軸
と同心円状の筒形状の側周部と円形底部とを有し上記精
米羽根を収容する精米かごと、上記駆動軸と同心円状の
筒形状の側周部と円形底部とを有し上記精米かごを収容
する糠ボックスと、上記駆動軸と同心円状の筒形状の側
周部と円形底部とを有し上記糠ボックスを収容する糠ボ
ックス収容ケースとを備え、上記精米かごの側周部は金
網で構成され、精米時には玄米を上記精米かご内に入れ
て上記モータを回転させることで上記精米羽根の回転に
より玄米が攪拌され、玄米はその遠心力により上記精米
かごの側周部の金網の網目に擦り付けられて、糠が削り
落とされ、削り落とされた糠は網目から外側に飛ばされ
上記糠ボックス内に落とされるようにしたものである。
【0014】発明の別の一例による卓上精米器は、モ
ータと、該モータの回転に従って回転する駆動軸に嵌合
されて該駆動軸と共に回転する精米羽根と、上記駆動軸
と同心円状の筒形状の側周部と円形底部とを有し上記精
米羽根を収容する精米かごとを備え、上記精米かごの側
周部は金網で構成され、精米時には玄米を上記精米かご
内に入れて上記モータを回転させることで上記精米羽根
の回転により玄米が攪拌され、玄米はその遠心力により
上記精米かごの側周部の金網の網目に擦り付けられて、
糠が削り落とされ、削り落とされた糠は網目から外側に
飛ばされるとともに、精米すべき米の量の増加に従って
上記モータへの供給電流を大きくすることにより精米す
べき米の量に無関係に上記精米羽根の回転数をほぼ一定
としたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明による卓上精米器
の実施態様を図面を参照して詳細に説明する。図2は
発明の実施態様による卓上精米器の全体の外観図を示
し、図1は上面図を示す。図1、図2において100は
本実施態様による卓上精米器を示し、11は例えばAB
S樹脂からなる本体ケース、14は同様に例えばABS
樹脂からなる底蓋、15は底蓋14の底部に取り付けら
れたゴム足である。3は蓋であり、例えばABS樹脂か
らなる外側フレーム4a、内側フレーム4b、該フレー
ム4a,4bに取り付けられた例えばABS樹脂からな
る取っ手1、及びフレーム4a,4bに挟まれたガラス
又はアクリル樹脂からなる透明な窓2を有する。尚、本
実施態様においては蓋3は取り外し可能な構成とされて
いるが、ヒンジ部により本体ケース11に取り付けて開
閉可能な構成としても良い。27は電源コード、28は
電源プラグである。
【0016】7は卓上精米器の動作を制御する操作パネ
ルであり、図2に示すように、精米の開始、停止(スタ
ート/ストップ)を指示するための精米ボタン70、精
米時間(分)を設定する精米時間設定ボタン72、玄米
から白米(玄米から糠層を100%削り落とした状態の
米)を精米する際の精米量(例えば1―4合)を設定す
る精米量設定ボタン73、ボタン72により設定された
精米時間又はボタン73により設定された精米量を表示
する表示部74、及び精米後再度精米を指示する際に使
用する再精米ボタン78を有する。操作パネル7を用い
た卓上精米器の動作については後述する。
【0017】図3は本発明の実施態様による卓上精米器
の図2の線III−IIIに沿った断面図であり、図4
は本発明の実施態様による卓上精米器の要部の分解図で
ある。図3及び図4において、5は玄米を収容する円筒
(スリーブ)状の精米かご、9は回転することにより精
米かご5内の玄米を精米する精米羽根組立体、6は精米
かご5を収容すると共に精米かご5により玄米より削り
落とされた糠を収容する例えばABS樹脂からなる円筒
(スリーブ)状の糠ボックス、30は糠ボックス6を収
容する例えばABS樹脂からなる円筒(スリーブ)状の
糠ボックス収容ケースであり、その上端部30a及び底
部開口端30bが本体ケース11に固定されることによ
り該糠ボックス収容ケース30は本体ケース11に固定
される。
【0018】8は当該卓上精米器の制御回路(図7)を
収容する制御回路ボックスであり、制御回路はコードリ
ール組立体26に収容された電源コード27の電源プラ
グ28を交流電源に接続することで給電される。10は
制御回路により制御されるモータ、10aはモータ10
の回転に伴い回転するモータ駆動軸、12はモータ駆動
軸10aに固定されモータ駆動軸と共に回転するモータ
プーリー、13はモータプーリー12と駆動プーリー2
5とに巻き回されモータ駆動軸10aの回転を駆動プー
リー25に伝える駆動ベルトである。駆動プーリー25
は駆動軸23の下端部に固定され、モータ10の回転に
伴い駆動軸23も回転する。駆動軸23の上端部は例え
ばポリアセタール製の回転盤20及び例えばゴム系の材
質でできたカップリング19を介して六角軸組立体16
の本体16b下端部に結合し、駆動軸23の回転に伴い
六角軸組立体16も回転するようにしている。尚、図4
においては駆動軸23、回転盤20及びカップリング1
9は省略しており、回転盤20及びカップリング19は
周知のもので良い。
【0019】駆動軸23は本体フレーム24の開口部2
4a及び糠ボックス収容ケース30の底部開口部を貫通
しており、駆動軸23と本体フレーム24の開口部24
aとの間及び駆動軸23と糠ボックス収容ケース30の
底部開口部との間にはベアリング21が設けられ、これ
らベアリング21はベアリングケース22に収容されて
いる。ベアリングケース22の下端部はネジ32により
本体フレーム24に固定されている。本体フレーム24
は本体ケース11に固定されている。また、モータ10
は本体フレーム24上に搭載、固定されている。
【0020】次に、精米羽根組立体9、精米かご5、糠
ボックス6、六角軸組立体16等の構成について図3か
ら図6を参照して詳細に説明する。六角軸組立体16の
本体16bは円筒状であり、例えばステンレスで一体成
形されており、該六角軸組立体の軸受である金属製の円
筒状のスリーブメタル17に受け入れられており、該ス
リーブメタル17は例えばステンレス製のメタルケース
18内に収容されている。本体16bの下端部はカップ
リング19にネジにより固定されている。これらスリー
ブメタル17及びメタルケース18は精米かご5の中空
突出部5gの内周部に圧入固定されている。また、スリ
ーブメタル17の下には調整ワッシャ34が設けられ、
カップリング19と回転盤20との噛み合いの程度を調
整する。六角軸組立体16の先端部16aは樹脂(例え
ばポリアセタール)でコーティングされ、多角柱形状、
例えば、六角柱形状をしており後述する精米羽根組立体
9の六角軸受部9cにきつく嵌合され、それにより六角
軸組立体16の回転に伴い精米羽根組立体9を回転させ
る。
【0021】糠ボックス6は、円形状の上部フレーム6
a、円筒状の側周部6i、円形状の底部フレーム6fか
らなり、底部フレーム6fには円柱状の中空突出部6g
が設けられ、その中空部6hには上記のようにカップリ
ング19と回転盤20等が収容される。上部フレーム6
aは、外側に突出した上部フレームフランジ6bと内側
に突出した複数(例えば2つ)の上部フレーム凸部6c
とを有し、上部フレームフランジ6bの周縁部は図3
示すように糠ボックス収容ケース30の上部フランジ3
0cの上面で受けられて支持される。こうして、糠ボッ
クス6は着脱自在に糠ボックス収容ケース30内に収容
される。
【0022】精米かご5は、円形状の上部フレーム5
d、円形状の底部フレーム5b、上部フレームと底部フ
レームとを結合する複数本の縦フレーム5c、底部フレ
ームの上面側に設けられた円筒状の上面側中空突出部5
g及び下面側に設けられた円筒状の下面側中空突出部5
iを有し、これらは例えばABS樹脂で形成されてい
る。更に、縦フレーム5cの間には金網5aが張られて
いる。下面側中空突出部5iの内径は糠ボックス6の中
空突出部6gの外径とほぼ同一であり、中空突出部6g
が下面側中空突出部5iの中空部にゆるく嵌合される。
この時、上面側中空突出部5gの内径は中空突出部6g
の内径より小さいため、精米かご5は糠ボックス6の中
空突出部6gの上端に乗せられた状態となる。上記のよ
うに、上面側中空突出部5gの内周部にはスリーブメタ
ル17及びメタルケース18が圧入固定され、六角軸組
立体16を貫通する。上部フレーム5dは外側に突出し
た上部フレームフランジ5eと、糠ボックス6の上部フ
レーム凸部6cに対応した位置に設けられた複数(例え
ば2つ)の切欠部5fを有し、切欠部5fの形状は上部
フレーム凸部6cと同一である。上部フレームフランジ
5eの周縁部は図3に示すように糠ボックス6の上部フ
レームフランジ6bの上面で受けられて支持される。更
に、この時、糠ボックス6の上部フレーム凸部6cは切
欠部5fと嵌合される。こうして、精米かご5は糠ボッ
クス6内に着脱自在にかつ固定した状態で収容される。
尚、上部フレーム5dに切欠部5fを設けず、従って糠
ボックス6の上部フレーム6aにも凸部6cを設けない
ようにしても良い。
【0023】金網5aの網目形状及びサイズは図4及び
図6に示すように以下の通りである。形状としては図6
に示すように、縦に長いひし形又は横に長いひし形で良
い。ひし形のサイズは、米が金網の網目から飛び出さな
いようかつ網目に入り込まないよう、短目方向の長さS
Wが約2.2−3.0mmの間、長目方向の長さLWが
約3.0−4.6mmの間であり、組み合わせとしては
例えば、(SW:LW)=(2.2mm:3.0mm)
又は(2.5mm:3.5mm)又は(3.0mm:
4.6mm)である。尚、金網の網目形状は四角形(長
方形又は正方形)でも良く、その場合には縦及び横方向
一辺の長さは共に約2.0−3.0mmの範囲である。
また、網目形状は円形としても良く、その場合には直径
が約2.0−3.0mmの範囲である。また、いずれの
場合も、金網の厚さ、幅は共に0.4−0.6mmの間
のもので良い。
【0024】精米羽根組立体9は、例えばPP樹脂から
なる円筒状のボス9bと、同じく例えばPP樹脂からな
る円筒状の多角柱軸受部、例えば六角軸受部9cと、例
えばステンレス又はPP樹脂からなりボス9bに固定さ
れた複数(例えば2つ)の羽根9aとを有する。羽根9
aはPP樹脂からなる場合はボス9bと一体成形され
る。羽根9aの角度αは、図5に示すように例えばボス
9bの底面に対して約15−35度の範囲である。ボス
9bの中空部9dは精米かご5の上面側中空突出部5g
を受けて収容する。六角軸受部9cの中空部9eは六角
柱形状としており、六角軸組立体16の先端部16aと
きつく嵌合可能となっている。これにより、精米羽根組
立体9は六角軸組立体16の先端部16aに対して着脱
自在に嵌合され、モータ10の回転に伴い回転される。
尚、六角軸組立体16の先端部16a及び六角軸受部9
cの中空部9eの形状は六角柱形状に限らず三角柱、四
角柱、五角柱形状などとしても良い。
【0025】図7は、制御回路ボックス8内の制御回路
の構成例を示す。電源コード27の2本のコード27
a,27bにはノイズ除去用のコンデンサ52が接続さ
れ、更にデジタルタイマ50、位相制御回路54及び4
つのダイオードSR1−SR4からなる全波整流器60
が接続されている。全波整流器60の出力にはモータ1
0が接続されている。デジタルタイマ50、位相制御回
路54、全波整流器60の直列回路には安全スイッチ5
6が接続されている。安全スイッチ56は例えば糠ボッ
クス収容ケース30の上端部30aの上面に設けられた
ノブ65に連動し、蓋3がかぶせられて糠ボックス収容
ケース30の上端部30aの上面に乗せられるとノブ6
5が押され、それに連動してスイッチ56はオンし、蓋
3が取られるとノブ65は戻りスイッチ56をオフす
る。こうして、蓋3が外されている時には、モータ10
が回転し精米羽根組立体9が回転することが防止され
る。
【0026】次に、操作パネル7の各ボタンの機能につ
いて説明する。精米時間設定ボタン72により精米時間
(分)を設定すると、精米時間を示す信号がデジタルタ
イマ50に与えられて設定された精米時間と等しいオン
時間が設定され、更に表示部74に与えられて設定時間
が表示される。また位相制御回路54は精米時間設定ボ
タン72により精米時間(分)が設定された場合には、
その通電位相角をモータ10を所定の速度(好ましく
は、1500rpm−3000rpmの間の速度)で回
転させるべく所定位相角とする。尚、モータ10の回転
速度は早すぎると米が飛びはねて金網に当たらず蓋に当
たってしまい精米ができずかつ米にひび割れができたり
欠けたりし、又遅すぎると米が単に攪拌されるのみで金
網に当たらず精米できないため上記のような範囲に設定
される。従って、その後精米ボタン70が押されて精米
を指示する信号がデジタルタイマ50に与えられると、
タイマ50はオンされて位相制御回路54により上記所
定の通電位相角に設定された通電電流がタイマ50、ス
イッチ56、整流器60を介してモータ10に与えら
れ、モータ10を上記所定速度で回転する。その後、精
米時間設定ボタン72により設定された精米時間を経過
するとタイマ50はオフし、モータ10への給電は停止
されモータ10は停止する。尚、精米ボタン70は精米
中に再度押されると、該ボタン70からの信号はデジタ
ルタイマ50に与えられてデジタルタイマ50をオフし
モータ10を停止し精米を中断する。
【0027】精米量設定ボタン73は、玄米から白米
(精白度100%の米)を精米する際の玄米の量(即
ち、精米量)として例えば1合、2合、3合、4合等の
いずれかを設定するものであり、設定値を示す信号は表
示部74に与えられて設定された精米量が表示される。
また設定された精米量を示す信号はデジタルタイマ50
と位相制御回路54に与えられ、タイマ50のオン時間
及び位相制御回路54の通電位相角を以下のように設定
する。即ち、精米すべき玄米の量(即ち、モータの負
荷)に応じてモータに供給する電流の通電位相を制御す
るようにしたもので、精米量が多い程、通電位相角を大
きくしてモータへの供給電流を大きくし、精米量に無関
係にかつ影響されずに精米羽根の回転数を安定に所定値
(例えば、2000−2200rpmの範囲内)にする
ようにしたものである。即ち、例えば、設定された精米
量が1合、2合、3合、4合の場合は、下記の表のよう
に、通電位相角をそれぞれ例えば、60%、70%、8
0%、100%(最大)とし、かつ、精米時間(タイマ
50のオン時間)をそれぞれ、例えば、1分、1.5
分、2分、2.5分になるように設定される。このよう
に設定することにより精米量に拘わらず精米羽根の回転
数を安定に2000−2200rpmの範囲内にするこ
とができ、安定した精米を行える。従って、その後精米
ボタン70が押されて精米を指示する信号がデジタルタ
イマ50に与えられると、タイマ50は設定精米量に対
応する時間だけオンされて位相制御回路54からの設定
精米量に対応する通電位相角の電流をモータ10に与え
てモータ10を回転し白米を生成する。尚、精米ボタン
70を精米中に再度押すと、該ボタン70からの信号は
デジタルタイマ50に与えられてデジタルタイマ50を
オフしモータ10を停止し精米を中断する。
【0028】
【表1】
【0029】再精米ボタン78は押されると、押されて
いる間、精米を指示する信号をデジタルタイマ50及び
位相制御回路54に与えて、位相制御回路54の通電位
相角を例えば上記所定の位相角に設定すると共に、タイ
マ50をその間オンしてモータ10を回転する。再精米
ボタン78を離すと精米を指示する信号は停止されモー
タ10は回転を停止する。従って、精米後、窓2を通し
て玄米の精白度を見ながら再精米ボタン78を押して所
望の精白度を得ることができる。このようにして、所望
の精白度の精米を行う際には、精米時間設定ボタン72
により精米時間(分)を適切な値に設定して精米を行
う。又、玄米から白米を精米する際には精米量を精米量
設定ボタン73により設定して精米を行う。尚、いずれ
の場合も、精米中に精米ボタン70を押すことにより精
米を停止できるため、精米中に窓2を通して玄米の精白
度を見ながら適当な時点で精米ボタン70を押して精米
を停止し、所望の精白度を得るようにすることができ
る。
【0030】尚、本実施態様では精米時間設定ボタン7
2と精米量設定ボタン73の両方を設けているが、いず
れか一方のみを設けて精米時間または精米量のいずれか
に従ってモータ10を回転して所望の精米を行うように
しても良い。例えば、精米時間設定ボタン72のみを設
けた場合には、位相制御回路を設けないようにし、精米
羽根を1500−3000rpmの範囲内で回転させて
も良い。また、図8に示すように、精米時間設定ボタン
72と精米量設定ボタン73の両方を設けた場合に、位
相制御回路を設けないようにしても良い。その場合に
は、例えば、設定された精米量が1合、2合、3合、4
合の場合は、タイマ50のオン時間をそれぞれ、例え
ば、1分、2分、3分、4分になるように設定し、それ
により精米羽根の回転数は、それぞれ、例えば、250
0rpm,2350rpm,2100rpm,1850
rpmで回転される。
【0031】次に、このように構成された卓上精米器1
00の動作を図9を参照して説明する。先ず、図8のよ
うに糠ボックス収容ケース30に糠ボックス6を収容
し、更に糠ボックス6に精米かご5を収容し、精米羽根
組立体9を六角軸組立体16に嵌合した状態で、所望の
量の玄米90を精米かご5に入れ、蓋3を閉じる。次い
で、電源プラグ28をコンセントに挿入し、精米時間設
定ボタン72により精米時間(分)を設定するか、又は
精米量設定ボタン73により精米量を設定した後、精米
ボタン70を押すと、モータ10が回転し精米羽根組立
体9が回転する。すると、精米羽根9aの回転により玄
米90が攪拌され、玄米はその遠心力により精米かご5
の金網5aの網目に擦り付けられて、糠が削り落とされ
る。更に、削り落とされた糠92は遠心力により網目か
ら外側に飛ばされ糠ボックス6内に落とされる。この
時、玄米の精白状態が蓋3の透明な窓2を介して見るこ
とができるため、適当な時点で精米ボタン70を押して
精米を停止し、所望の精白度を得るようにすることがで
きる。このような精米後、更に精白度をあげるべく精米
を必要と判断した場合には、再精米ボタン78を押して
再精米するか、又は再度、精米時間設定ボタン72又は
精米量設定ボタン73により再精米するようにして所望
の精白度にすれば良い。こうして、玄米から糠が確実に
容易に分離され、所望の精白度の米を得ることができ
る。精米後は、蓋3を外し、更に精米羽根組立体9を六
角軸組立体16から外して取り出し、精米かご5を取り
出して精米かご5内の精米後の米を取り出す。この時、
精米かご5内の米をそのままの状態として水をかけて洗
米することも可能である。更に、糠ボックス6を取り出
してその中の糠を廃棄する。
【0032】このように、本発明の精米器によれば、米
の遠心力により糠が金網5aの網目から飛ばされるため
糠切れが良い。従って、糠は糠ボックス6内に堆積され
るため、金網5aの清掃が容易であり、糠は糠ボックス
6から容易に廃棄できる。また、米が精米羽根9aの回
転により攪拌される時に精米羽根9aにより風が起こさ
れるため、米の温度上昇が防げ、食味の低下を防止でき
る。また、従来の精米器のように精米ロールや精白筒が
無いため、米づまりの心配もなくメインテナンスが極め
て容易である。即ち、糠は精米かご5の金網5aにはほ
とんど付着せず、付着していても精米かご5を取り出し
て清掃すれば良く、それは極めて容易である。同様に、
糠ボックス6内の糠も糠ボックス6を取り出して容易に
清掃できる。また、精白度は蓋3の窓2より容易に把握
できるため、精白度の調整も容易である。このため、玄
米の種類や含有水分量の相違に従った精白度の調整は容
易であり、精白度の掛けすぎによる米割れや、欠けを防
止できる。更に、精米器は精米ロールや精白筒が無いた
め、小型化でき重量も約3キログラム程度とすることが
できるため、台所の狭い場所に置くことができ卓上型と
することができる。尚、本発明の精米器は米のみなら
ず、麦、粟等の穀物の精米も可能である。
【0033】
【発明の効果】このように、本発明の卓上精米器によれ
ば、米を精米羽根の回転により攪拌して米の遠心力によ
り精米かごの金網の網目に擦り付けて糠を削り落とし、
更に削り落とされた糠を遠心力により網目から外側に飛
ばされ糠ボックス内に堆積するように構成されている。
こうして糠が金網の網目から飛ばされるため糠切れが良
い。従って、糠は精米かごの金網にはほとんど付着せ
ず、付着していても精米かごを取り出して清掃すれば良
く、それは極めて容易である。同様に、糠ボックス内の
糠も糠ボックスを取り出して容易に清掃できる。また、
米が精米羽根の回転により攪拌される時に精米羽根によ
り風が起こされるため、米の温度上昇が防げ、食味の低
下を防止できる。また、精白度は蓋の窓より容易に把握
できるため、精白度の調整も容易である。更に、精米器
は精米ロールや精白筒が無いため、小型化でき重量も軽
くすることができるため、台所の狭い場所に置くことが
でき卓上型とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施態様による卓上精米器の全体の外
観を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施態様による卓上精米器の上面図で
ある。
【図3】本発明の実施態様による卓上精米器の図2の線
III−IIIに沿った断面図である。
【図4】本発明の実施態様による卓上精米器の要部の分
解図である。
【図5】本発明の実施態様による卓上精米器における精
米羽根組立体の羽根の角度を説明するための図である。
【図6】本発明の実施態様による卓上精米器における精
米かごの金網の構成例を示す図である。
【図7】本発明の実施態様による卓上精米器における制
御回路の構成例を示す図である。
【図8】図7の制御回路の変形例を示す図である。
【図9】本発明の実施態様による卓上精米器の精米動作
を説明する精米器の要部断面図である。
【符号の説明】
1 取っ手 2 窓 3 蓋 5 精米かご 6 糠ボックス 7 操作パネル 8 制御回路ボックス 9 精米羽根組立体 10 モータ 11 本体ケース 12 モータプーリ 13 駆動ベルト 16 六角軸組立体 17 スリーブメタル 18 メタルケース 19 カップリング 20 回転盤 21 ベアリング 22 ベアリングケース 23 駆動軸 24 本体フレーム 25 駆動プーリ 26 コードリール組立体 50 デジタルタイマ 52 コンデンサ 54 位相制御回路 56 安全スイッチ 60 整流器 70 精米ボタン 72 精米時間設定ボタン 73 精米量設定ボタン 74 表示部 78 再精米ボタン

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと、該モータの回転に従って回転
    する駆動軸に嵌合されて該駆動軸と共に回転する精米
    根と、上記駆動軸と同心円状の筒形状の側周部と円形底
    部とを有し上記精米羽根を収容する精米かごとを備え、
    上記精米羽根、上記駆動軸の軸方向に対してほぼ直角
    延びており、上記精米かごの側周部は金網で構成さ
    れ、精米時には玄米を上記精米かご内に入れて上記モー
    タを回転させることで上記精米羽根の回転により玄米が
    攪拌され、玄米はその遠心力により上記精米かごの側周
    部の金網の網目に擦り付けられて、糠が削り落とされ、
    削り落とされた糠網目から外側に飛ばされる、ことを
    特徴とする卓上精米器。
  2. 【請求項2】 モータと、該モータの回転に従って回転
    する駆動軸に嵌合されて該駆動軸と共に回転する精米羽
    根と、上記駆動軸と同心円状の筒形状の側周部と円形底
    部とを有し上記精米羽根を収容する精米かごとを備え、
    上記精米羽根は、その回転面が上記駆動軸の軸方向に対
    してほぼ直角な平面であり、上記精米かごの側周部は金
    網で構成され、精米時には玄米を上記精米かご内に入れ
    て上記モータを回転させることで上記精米羽根の回転に
    より玄米が攪拌され、玄米はその遠心力により上記精米
    かごの側周部の金網の網目に擦り付けられて、糠が削り
    落とされ、削り落とされた糠は網目から外側に飛ばされ
    る、ことを特徴とする卓上精米器。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の卓上精
    米器において、上記精米羽根は、その羽根面が上記精米
    羽根の回転面に対して傾斜を有する羽根である、ことを
    特徴とする卓上精米器。
  4. 【請求項4】 本体ケースと、該本体ケースに収容され
    たモータと、該モータの回転に従って回転する駆動軸に
    着脱可能に嵌合されて該駆動軸と共に回転する精米羽根
    と、上記本体ケースに着脱可能に収容され上記駆動軸と
    同心円状の筒形状の側周部と円形底部とを有し上記精米
    羽根を収容する精米かごとを備え、上記精米かごの側周
    部は金網で構成され、精米時には玄米を上記精米かご内
    に入れて上記モータを回転させることで上記精米羽根の
    回転により玄米が攪拌され、玄米はその遠心力により上
    記精米かごの側周部の金網の網目に擦り付けられて、糠
    が削り落とされ、削り落とされた糠は網目から外側に飛
    ばされ、上記精米かごは 、精米後に上記精米羽根を取り
    外すと共に上記精米かごを上記本体ケースから取り外
    し、上記精米かご内の米を上記精米かごに収容した状態
    で洗浄可能としたことを特徴とする卓上精米器。
  5. 【請求項5】 本体ケースと、該本体ケースに収容され
    たモータと、該モータの回転に従って回転する駆動軸に
    着脱可能に嵌合されて該駆動軸と共に回転する精米羽根
    と、上記本体ケースに着脱可能で上記駆動軸と同心円状
    の筒形状の側周部と円形底部とを有し上記精米羽根を収
    容する精米かごとを備え、上記精米かごの側周部は金網
    で構成され、精米時には玄米を上記精米かご内に入れて
    上記モータを回転させることで上記精米羽根の回転によ
    り玄米が攪拌され、玄米はその遠心力により上記精米か
    ごの側周部の金網の網目に擦り付けられて、糠が削り落
    とされ、削り落とされた糠は網目から外側に飛ばされ、
    上記精米かごは、精米後に上記精米羽根を取り外すと共
    に上記精米かごを上記本体ケースから取り外し、上記精
    米かご内の米を上記精米かごに収容した状態で洗浄可能
    としたことを特徴とする卓上精米器。
  6. 【請求項6】 モータと、該モータの回転に従って回転
    する駆動軸に嵌合されて該駆動軸と共に回転する精米羽
    根と、上記駆動軸と同心円状の筒形状の側周部と円形底
    部とを有し上記精米羽根を収容する精米かごと、上記駆
    動軸と同心円状の筒形状の側周部と円形底部とを有し上
    記精米かごを収容する糠ボックスと、上記駆動軸と同心
    円状の筒形状の側周部と円形底部とを有し上記糠ボック
    スを収容する糠ボックス収容ケースとを備え、上記精米
    かごの側周部は金網で構成され、精米時には玄米を上記
    精米かご内に入れて上記モータを回転させることで上記
    精米羽根の回転により玄米が攪拌され、玄米はその遠心
    力により上記精米かごの側周部の金網の網目に擦り付け
    られて、糠が削り落とされ、削り落とされた糠は網目か
    ら外側に飛ばされ上記糠ボックス内に落とされる、こと
    を特徴とする卓上精米器。
  7. 【請求項7】 モータと、該モータの回転に従って回転
    する駆動軸に嵌合されて該駆動軸と共に回転する精米羽
    根と、上記駆動軸と同心円状の筒形状の側周部と円形底
    部とを有し上記精米羽根を収容する精米かごとを備え、
    上記精米かごの側周部は金網で構成され、精米時には玄
    米を上記精米かご内に入れて上記モー タを回転させるこ
    とで上記精米羽根の回転により玄米が攪拌され、玄米は
    その遠心力により上記精米かごの側周部の金網の網目に
    擦り付けられて、糠が削り落とされ、削り落とされた糠
    は網目から外側に飛ばされるとともに、精米すべき米の
    量の増加に従って上記モータへの供給電流を大きくする
    ことにより精米すべき米の量に無関係に上記精米羽根の
    回転数をほぼ一定とした、ことを特徴とする卓上精米
    器。
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