JPH11290224A - 炊飯用米研ぎ器 - Google Patents

炊飯用米研ぎ器

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JPH11290224A
JPH11290224A JP13734898A JP13734898A JPH11290224A JP H11290224 A JPH11290224 A JP H11290224A JP 13734898 A JP13734898 A JP 13734898A JP 13734898 A JP13734898 A JP 13734898A JP H11290224 A JPH11290224 A JP H11290224A
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rice
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funnel
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water
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JP13734898A
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Izumi Kanazawa
泉 金沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 毎日の炊飯毎に繰り返される米研ぎ作業の不
便さを解消し、水に手を浸けての手洗いの手間を省く
上、米の割れや砕けを防ぎ、良好な研ぎ上がりを実現可
能とする新規な構造の炊飯用米研ぎ器を提供する。 【解決手段】 下側に漏斗部2を有する本体容器部1に
対し、円管部4および、その中に挿入された螺旋軸部5
からなる米研ぎ機構部3が、その下端に設けられた密閉
栓部5で漏斗部2の送出口21を閉鎖状且つ同心状に組
み合わせられ、円管部4下側の流入口42から米および
水を流入し、回転する螺旋状ブレード51によって上昇
させ、流出口41まで誘導、放出して再び漏斗部2に下
降させ、流入口へ導入し、米研ぎ機構部3によって再度
上昇させる工程を再三繰り返して米研ぎを行う炊飯用米
研ぎ器である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】この発明は、日常的な炊飯の際の米研ぎ
作業に用いられる炊飯用米研ぎ器に関するものであっ
て、特に、水に手を浸すことなく、所定量の米を所定時
間の中に自動的に研いでしまうことを可能とする新規な
構造からなる炊飯用米研ぎ器を提供しようとするもので
ある。
【0002】
【従来の技術】我が国は、その風土をアジアモンスーン
気候地帯に属することから、降雨に恵まれ、豊かな水資
源の恩恵を得て、古来から稲作農業が発展すると共に、
四方を海に囲まれ、背後に山を頂くという独特の地形の
故に、野菜や果物等の農作物を始めとし、山菜や海産物
等、多彩なその他の食物にも恵まれ、このような多彩な
食材が四季折々に揃い、絶妙な調理の仕方で淡白な味わ
いの米と組み合わされてきた結果、夫々の食材の微妙な
味わいを知覚するようになり、長い歴史が積み重ねられ
ていく中に、甘味、塩辛味、苦味、辛み、酸味等といっ
た基本的な味覚に、旨味という我が国固有の食感が加わ
った世界にも例を見ない「和食」という味わい豊かな食
文化を確立するに至っている。
【0003】このような豊かな食生活をもたらしてきた
米を中心とする我が国の農業情勢も、最近の米流通の自
由化に伴う米価の引き下げ問題を始めとし、各種農産物
の自由化が本格化して世界各国の農産物との競争を強い
られる時代を向かえ、高品質、高生産性を志向しなけれ
ば生き延びていけないという、かつてないほどの厳しい
事態に陥ってしまい、それでなくても若者離れが心配さ
れてきた農業に、さらに追い討ちが掛かる状況となって
兼業農家が増加すると共に、農業従事者の高齢化に伴う
労働力供給源の問題等といった様々な課題を抱える上、
食生活の欧米化に伴う国民の米消費量の低下傾向もあっ
て、特に今後の稲作農業の安定した継続性が大いに危ぶ
まれるものとなっている。
【0004】このように産業分野としての農業が魅力を
失いつつある反面、特別な味付けもせずに水で炊き込む
たけで毎日飽きることなく食することができる米は、長
い歴史の中で日本人の体質に最も適合した食品として定
着したものであることに変わりはなく、また、自由化さ
れたとは言え、国内において最も自給率の高い食品とし
て国民に認識されていることもあり、往年のような米一
辺倒という訳にはいかないまでも、今後とも我が国の主
食として食生活を支える貴重な食品であり続けることは
確かであろう。
【0005】この発明は、上述のような変遷が有ったと
はいえ、我が国食生活の主食としての地位に揺るぎのな
い米食において、毎日炊飯毎に繰り返される米研ぎ作業
の不便さ、特に、冬期間でも水に手を浸けての手洗いが
未だに続く事態を憂い、女性のみならず、単身赴任等で
炊事を余儀無くされる男性や、共働きで炊事を分担する
男性等にとっても、それら煩わしさから少しでも開放さ
れ、しかも不慣れな米研ぎによる米粒の割れや砕けを防
いで良好な研ぎ上がりを実現可能とするための炊飯用米
研ぎ器の必要性を痛感し、逸速くその開発、研究に着手
し、長期に渡って試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り
返してきた結果、今回、遂に新規な構造の炊飯用米研ぎ
器の実現化に成功し、その実用化の目処がついたことか
ら、以下に、図面に示すこの発明を代表する実施例と共
に、その構成を詳述することとする。
【0006】
【発明の構成】図面に示すこの発明を代表する実施例か
らも明確に理解されるように、この発明に包含される炊
飯用米研ぎ器は、基本的に次のような構成から成り立っ
ている。即ち、下端側が漏斗部に形成された縦型筒体状
の本体容器部に対し、所定長さの円管部とその中空部内
に同心状且つ内接状に挿入、装着してなる螺旋軸部とか
らなる米研ぎ機構部が、同下端の密閉栓部で本体容器部
漏斗部下端中央の送出口を閉鎖状になすと共に、互いに
同心状配置となる如く組み合わされ、米研ぎ機構部の密
閉栓部と円管部との間に確保した流入口から本体容器部
漏斗部内の米および水を流入した上、米研ぎ機構部螺旋
軸部の回転する螺旋状ブレードでそれら米および水を強
制上昇させ、円管部上方に設けた流出口へ誘導して本体
容器部内上方へ放出、そのまま下降させて再び本体容器
部漏斗部内に戻すようにした構成を要旨とする炊飯用米
研ぎ器である。
【0007】上記構成を、他の表現で示せば、下端側が
漏斗部に形成された縦型筒体状の本体容器部に対し、所
定長さの円管部とその中空部内に同心状且つ内接状に挿
入、装着してなる螺旋軸部とからなる米研ぎ機構部が、
同下端の密閉栓部で本体容器部漏斗部下端中央の送出口
を閉鎖状になすと共に、互いに同心状配置となる如く組
み合わされ、米研ぎ機構部の密閉栓部と円管部との間に
確保した流入口から本体容器部漏斗部内の米および水を
流入した上、米研ぎ機構部螺旋軸部の回転する螺旋状ブ
レードでそれら米および水を強制上昇させ、円管部上方
に設けた流出口へ誘導して本体容器部内上方へ放出、そ
のまま下降させて再び本体容器部漏斗部内の米および水
として円管部下端の流入口へ導入し、米研ぎ機構部螺旋
軸部の回転作動で再度強制上昇させる工程が、所要時間
に渡って再三繰り返し作動するようにした構成からなる
炊飯用米研ぎ器とすることもできる。
【0008】また、より具体的な構成のものとしては、
この発明の炊飯用米研ぎ器は、底部に送出口の開口され
た漏斗部を下方構造とした縦型筒状の本体容器部と、所
定長さの円管部中に、駆動機構部によって回転駆動する
ようにした螺旋状ブレードを有する螺旋軸部を同心状に
挿入してなる米研ぎ機構部とからなり、当該本体容器部
内に、米研ぎ機構部が、螺旋軸部下端に当該螺旋軸部の
回転に追随しない構造で取着されている密閉栓部によっ
て本体容器部漏斗部下端中央の送出口を閉鎖状になすと
共に、互いに同心状配置となる如くして挿脱自在に挿
入、組み合わされる一方、米研ぎ機構部螺旋軸部の下端
には、密閉栓部と円管部との間に流入口が確保され、漏
斗部内の米および水を導入可能にすると共に、同上端側
周壁面には流出口が開口され、螺旋軸部の回転によって
強制上昇させた米および水を本体容器部内上方へ放出、
そのまま下降させて再び本体容器部漏斗部内に戻すよう
にしたものであるということができる。
【0009】本体容器部は、米および水を収容する器と
しての機能と、米研ぎ機構部を収容する米研ぎ器の外側
本体を構成する機能とを果たすものであり、収容される
米や水を漏出しない密閉状の壁面を有し、下端側にはそ
の中央に米や水を集流する漏斗部を備えると共に、同漏
斗部の下側部分には、米および水を流出可能な送出口が
開口されたものとなし、全体として縦型筒体状であっ
て、防錆や耐久性に秀れた素材、例えば、アルミニウ
ム、ステンレス、チタンその他の金属、または、必要に
応じてガラス、合成樹脂等の透明素材等から成形され
る。
【0010】漏斗部は、本体容器部内に収容された米研
ぎ機構部から流出される米や水を当該本体容器部内下側
に配置される米研ぎ機構部の流入口側に集める機能を果
たすものであって、本体容器部内周面に付着した米およ
び水の混合物が速やかに降下させるよう、その傾斜面の
角度を45度以上、特に良好な集流を得るには60度前
後に設定したものとするのが望ましく、その内周壁面の
形状も、全体が逆円錐状で直線的な内周壁面となる断面
形状のものとする外、全体がお椀状で外側に膨らんだ流
線形状の曲線的な内周壁面となる断面形状のものとする
ことも可能である。
【0011】送出口は、これを密栓状に封止する密閉栓
部が着脱可能に嵌合して固定され、螺旋軸部の下端部を
支持する固定枠としての機能を果たすと共に、密閉栓部
を離脱し、研ぎ終えた米および水を降下させ、本体容器
部内からそれらを送り出す出口としての機能をも果たす
ものでなければならず、密閉栓部の頻繁な着脱に耐え得
る強度を有するものとすべきであって、例えば全縁部の
肉厚を大きく設定したものとして強度を高めたものとす
る外、密閉栓部の接合部にゴムや合成樹脂等の弾性部材
を取着して密閉度が高められる構造のものとすること可
能である。
【0012】米研ぎ機構部は、本体容器部内に組み合わ
せられ、本体容器部内の米および水を円管部内で回転す
る螺旋状ブレードにより、強制上昇させながら米研ぎを
行う循環型の洗浄機構部としての機能を果たすものであ
り、本体容器部内に同心状配置となる如く組み合わせら
れる所定長さの円管部、および、その中空部内に同心状
且つ内接状に挿入、装着してなる螺旋軸部から構成さ
れ、後述する駆動機構部に連動され、手作業によって回
動させるようにするか、または、所定電圧のバッテリ
ー、および駆動用モーターを設け、スイッチ操作によっ
て螺旋軸部を自動回転、停止できるようにする。
【0013】螺旋軸部を収容する円管部は、全体として
直状の円筒状をなし、螺旋軸部の外周側部を密閉状に保
つ管路としての機能を果たすものであって、上部外周壁
部には、上昇してきた米および水を流出する流出口が開
口されており、また、下側には、密閉栓部との間に、米
および水を流入させる流入口が形成されてなるものとし
てあり、必要があれば、螺旋軸部によって強制上昇させ
られる米が外部から透視できるよう、例えば、透明な合
成樹脂あるいはガラス等から構成するようにし、米研ぎ
状況が確認できるようにしたものとすることも可能であ
る。
【0014】螺旋軸部は、円管部内に流入された米およ
び水を強制的に上昇させるネジ形状のブレードを有する
ポンプ翼としての機能を果たすものであり、螺旋状ブレ
ードの外周縁部は、円管部の内周壁面に当接状の配置と
され、各ブレード間の谷形状部と円管部内周壁面との間
には、複数個の米粒が回転、圧送されていくだけの空間
が、下端から上端にまで連続したスパイラル状のものと
して確保された構造のものとして形成されていなければ
ならず、したがって、該螺旋状ブレードは、米や水の流
れを滑らかにし、強制圧送が円滑に実現されるよう、円
管部の内周壁面に当接状となる螺旋状ブレードの外周縁
部分は、鳩尾状あるいはバチ状縦断面に形成されてい
て、円管部の内周壁面には直線状の面接触に近い状態で
当接し、空間断面の底部側はやや外方に向けて上昇気味
で直線状あるいはやや湾曲した傾斜面形状となし、同空
間断面の側壁(回転軸の外側に相当する部分)から天井
に掛けては回転軸側に大きく膨らんだ湾曲形状のものと
すべきである。
【0015】なお、当該螺旋状ブレードは、強制圧送さ
れて上昇していく米が上方側の空間内で目詰まり状とな
って抵抗を増してしまうことがないよう、そのピッチを
上方側程次第に大きくなるように設定したものとするこ
とも可能である外、円管部の流入口を形成する下端開口
縁部に相当する外周縁部に、円管部の開口縁部に当接す
る如く突設され、螺旋軸部と共に回転しながら円管部の
開口縁部に当接状となる米避け片を設けてなるものとす
ることも可能である。
【0016】密閉栓部は、米研ぎ機構部を本体容器部内
に同心状となる如く組み合わせたときに、漏斗部に形成
された送出口に密閉状に嵌合、閉鎖する栓部品としての
機能を果たすものであって、当該密閉栓部を米研ぎ機構
部の螺旋軸部下端に回動自在に軸着されていて、それ自
体は栓部品として機能(したがって、螺旋軸部の回転に
追随することなく漏斗部送出口に着脱自在に嵌合されて
いる。)しながらも、螺旋軸部の下端を軸支する軸受け
部としての機能をも果たすものに形成されていなければ
ならない。なお、この密閉栓部は、その密閉機能をより
確実にする必要があれば、例えば、送出口に当接される
部分の全周に渡り、天然ゴムや合成ゴム、軟質合成樹脂
等のシール部材あるいは被膜層を取着、形成してなるも
のにするとよい。
【0017】駆動機構部は、漏斗部にある米および水を
米研ぎ機構部の上側にある流出口まで強制的に上昇させ
るよう螺旋軸部を回転駆動するための動力機構としての
機能を果たすものであり、手動用ハンドルを有していて
手作業により、螺旋軸部を回転させる機構としたもの
や、駆動用モーターを駆動源とし、スイッチ操作によっ
て自動的に回転、停止するように構成したものとする。
なお、電動の場合には、バッテリーを組み込み、コンセ
ントプラグからの電力供給を必要とせずに起動できるよ
うにしたものとすることも可能である外、タイマー制御
手段を組み合わせ、研ぐ米の量に応じて駆動時間を変更
できるよう構成し、利用者が必要に応じて時間の設定を
変更することができるようにする等、所定時間後に駆動
モーターへの駆動電力の供給を自動的に停止するように
構成したものとすることもできる。以下では、図面に示
すこの発明を代表する実施例と共に、その構造について
詳述することとする。
【0018】
【実施例1】図1の炊飯用米研ぎ器の斜視図、図2の炊
飯用米研ぎ器の縦断面図、図3の炊飯用米研ぎ器の分解
斜視図、図4の密閉栓部の縦断面図、および図5の螺旋
軸部下端の正面図に示される事例は、この発明における
最も代表的な構成からなる炊飯用米研ぎ器の一実施例を
示すものであり、透明な合成樹脂からなる本体容器部1
に対して、駆動用モーター72を備えた米研ぎ機構部3
を同心状配置となるよう組合せられた炊飯用米研ぎ器を
示している。
【0019】透明な合成樹脂を直径10cm程度の縦型
筒体状に成形し、下端側が漏斗部2として形成されてな
る本体容器部1は、上端部を円筒形状そのままに開口し
て投入口11が形成される一方、下端部には、漏斗部2
の中央に形成した送出口21よりも下方まで延伸した
上、本体容器部1が自立するよう支持する支脚部12,
12が形成され、全高を約20cm程度のものにしてあ
る。漏斗部2は、その中央部に形成された送出口21の
直径を3cm程度に設定し、内周壁面の傾斜角度を60
度前後とした上、同周壁面を所定曲率の流線形状をなす
如く形成されている。
【0020】また、本体容器部1内に同心状配置となる
如く、挿脱自在に組み合わされる米研ぎ機構部3は、漏
斗部2の送出口21付近から本体容器部1上端側の投入
口11付近にかけて縦設される外径3cm程度の透明樹
脂素材からなる円管部4を有すると共に、当該円管部4
内には、回転駆動されることにより、下方から上方にか
けて粒状、液状物を圧送する螺旋状ブレード51の形成
された螺旋軸部5が挿入され、同螺旋状ブレード51の
外周縁部は、円管部4の内周壁面に当接状となる如く配
置されており、螺旋軸部5の下端部には、直径3cm程
に形成され、漏斗部2の送出口21に密閉状に嵌合され
る密閉栓部6が、ネジ61によって螺旋軸部5と同心状
且つ回転自在に取着され、同密閉栓部6を漏斗部2の送
出口21に密栓する如く当接、嵌合された場合にも、螺
旋軸部5が回転可能となる如く構成されるものとなって
いる。
【0021】また、螺旋軸部5の上端は、本体容器部1
への組合せ状態において同本体容器部1上側に位置して
何れか一側に延伸状となり、内部に減速機部74および
駆動用モーター72とを内蔵されたギアボックス75か
ら下向きに突出され、当該駆動用モーター72の回転を
減速機部74によって減速された回転力を伝える従動軸
部に接合されており、さらに、円管部4の上端部は当該
ギアボックス75の下面部に回転不能に固着されてい
る。
【0022】ギアボックス75の本体容器部1への組合
せ状態における外側下部には、本体容器部1の外周壁面
部に着脱自在に添設される防水型のバッテリー71が設
けられており、同バッテリー71が、操作スイッチ73
および図示されてはいないが同操作スイッチ73内に設
けられたタイマー制御手段となるタイマー制御回路を介
して、駆動用モーター72に接続されている。
【0023】円管部4の上端側には、一対の流出口4
1,41が開口されており、また、同円管部4の下端部
は、本体容器部1に組合せられた場合の漏斗部2におけ
る送出口21から僅かに離れた位置まで切り詰められた
形状とされ、下端部と漏斗部2との間に流入口42を形
成するものとなっている上、円管部4の下端縁部に一致
する螺旋軸部5の螺旋状ブレード51の外周縁部には、
L字形の断面形状をなす米避け片52がネジによって螺
着、結合され、螺旋軸部5と共に回転されるよう構成さ
れており、当該米避け片52の端部が、円管部4の下端
縁部に常に摺動状態に弾性的に当接されるよう構成され
ている。さらに、本体容器部1の投入口11であって、
米研ぎ機構部3のギアボックス75が配置される位置か
ら外れた範囲に開口する部分には、米研ぎ用の米および
水を投入するための投入用カバー13が着脱自在に組み
合わされるようにしてある。
【0024】
【作 用】以上のとおりの構成からなるこの発明の炊飯
用米研ぎ器は、本体容器部1に同心状の配置となる如く
米研ぎ機構部3を組み合わせ、螺旋軸部5の密閉栓部6
が漏斗部2の送出口21に嵌合され、密閉状に封鎖する
如く配置されると共に、本体容器部1の投入口11には
投入用カバー13を装着した上、例えば3合の米と適量
の水とを同投入用カバー13から、図2中の矢印のよう
にして投入した後、操作スイッチ73を操作すると、バ
ッテリー71からの電力が駆動用モーター72に供給さ
れ、減速機部74を介して螺旋軸部5が回転駆動される
こととなる。
【0025】螺旋軸部5が回転駆動されると、漏斗部2
にある米および水が、流入口42を通じて円管部4内に
導かれ、回転している螺旋状ブレード51に掬い上げら
れるようにして取り込まれ、次々と強制的に圧送されな
がら上昇していき、その過程で転がり、粒同士が適度に
擦れ合い、表面の糠成分が研ぎ落とされ、流出口41,
41にまで達する。こうして流出口41,41にまで達
した米と一部の水とは、円管部4の外側に流れ出て下降
し、再び本体容器部1の漏斗部2に集められる。この
間、約3分程を要し、3合の米が一巡した状態となって
からも、引き続き流入口42から流入しては上方へ圧送
され、先と同じようにして再び米が研がれ、そして流出
口41,41から流出しては漏斗部2に戻され、これを
再三繰り返し、およそ10分前後(3〜4回程度の循
環)の米研ぎを繰り返した後に、タイマー制御回路が作
動するようにしてあって、操作スイッチ73を自動的に
切断し、駆動用モーター72を停止させ、米研ぎ機構部
3の作動が停止される。
【0026】螺旋状ブレード51は、予め、米を掬い上
げる面(スパイラル状に形成される空間の空間断面底
部)が、やや外方に向けて上昇気味で直線状あるいはや
や湾曲した傾斜面形状に形成すると共に、側壁面から天
井面に掛けては滑らかに湾曲した空洞が形成されるよう
にしてあって、米を同空間内に取り込み易くすると共
に、上方へ圧送する際の抵抗もできるだけ掛かり難く形
成してあり、米の強制上昇が比較的円滑な状態で継続さ
れる。なお、螺旋状ブレード51のピッチを上方側程大
きく設定したものとしておけば、圧送抵抗もそれだけ掛
り難くなって米に傷や割れ、砕け等を生じさせる危険性
を少なくすることができる。
【0027】螺旋軸部5の流入口42に対応する螺旋状
ブレード51外周縁部に設けられた米避け片52は、常
に、円管部4の流入口42に当接状となって螺旋軸部5
と共に回転し、流入口42から流入してくる米を螺旋状
ブレード51と円管部4下端縁部との交差部分から排除
し、円管部4の縁部と螺旋状ブレード51との間への米
やその破片等の挟み込みを阻止するようにしてある。
【0028】米研ぎを終えた炊飯用米研ぎ器は、笊また
は炊飯釜内に自立状とした状態に収容した上、本体容器
部1から米研ぎ機構部3を上方に抜き出して取り外す
と、密閉栓部6が漏斗部2の送出口21から外れ、漏斗
部2内の研ぎ終えた米および汚れた水が、共に送出口2
1を通じて放出され、笊または炊飯釜内に落下してい
く。その後、笊の場合には、米を水で濯いだ上、炊飯釜
に移して適量の水を加え、通常どおりに炊飯を行えばよ
く、また、炊飯釜に入れた場合は、汚れた水を捨てた
上、きれいな水で米を濯ぎ、適量の水を加えて炊飯を行
うこととなる。
【0029】
【効 果】以上のとおり、この発明の炊飯用米研ぎ器に
よれば、米研ぎ機構部の円管部内に所定の如くに配した
螺旋状ブレードを、螺旋軸部の回転で低速回転させるこ
とにより、本体容器部内の米および水を、円管部下端の
流入口から強制的に取り込み、螺旋状ブレードと円管部
との間の上下に渡って形成されているスパイラル状の空
間内を、下から上に向け、重力に逆らって圧送、上昇さ
せていく間に、同空間内において米粒個々が不規則な回
転を強いられて互いに擦れ合い、表面で層をなす糠質分
や、表面に付着状となっている塵埃類等を水中に落とし
てしまうようにして米研ぎを完了してしまうものであっ
て、従前までのように冷たい水に手を浸す煩わしさは勿
論のこと、不慣れなために十分な米研ぎ効果が得られな
い等といった不都合も完全に解消され、何時、誰にでも
略理想的な米研ぎを効率的に実施可能にするという極め
て大きな特徴が得られるものとなる。
【0030】また、縦型円筒状のものとして形成可能で
あって、炊飯釜やボール、笊等各種容器の中に自立状に
セットし易く、上記のとおりの簡便且つ効率的な操作で
良好な米研ぎを行った後は、米研ぎ機構部を本体容器部
から抜脱することにより、米および水が速やかに送出口
から降下、送出され、適宜容器内に落下されるように
し、汚れた研ぎ水を捨て去ってきれいな水で簡単に洗い
直しさえすれば、後は従前どおり、炊飯用の水を適宜注
ぎ、炊飯を開始できるという利点も有するものとなって
いる外、構成も簡単で製造がし易く、比較的安価に提供
可能となる上、それだけ故障もし難く、長期間に渡って
の使用も可能になるという秀れた特徴をも兼ね備えてい
る。
【0031】さらに、駆動機構部に駆動用モーターを設
け、コンセントプラグを必要としないようバッテリーを
有するものとすれば、不用意な漏電を防止して安全に米
研ぎを行うことができると共に、その部品構成も簡素で
あって小型、軽量化が容易に行えることから、携帯にも
便利であり、例えば、野外等電力の供給を受けられない
ような場所や、災害時の停電の場合等においても支障な
く利用可能であり、手指を負傷する等して、衛生的な炊
事が困難な場合においても有効であり、水不足が深刻化
した場合にも、米研ぎに必要とされる水の量を効果的に
削減することができるものとなる等、あらゆる場面で、
その利便性に富む利用を実現することのできる炊飯用米
研ぎ器を提供することができるものとなる。
【0032】特に、実施例に説明した炊飯用米研ぎ器
は、本体容器部1および円管部4を透明な合成樹脂から
構成されることにより、米研ぎされる米や水の状態を目
視により直接確認することが可能であり、米研ぎ機構部
3の作動状態の把握や、本体容器部1への米研ぎ機構部
3の取り付け状態の確認等も容易に行えることから、組
合せ作業も簡単、確実に行えるものとなり、米の上昇、
移動状況も具に把握できるので、米研ぎ効果を目視によ
って認識することも可能であって本体容器部1、円管部
4および螺旋軸部5等の汚れや傷等も速やかに発見さ
れ、衛生管理を簡便且つ確実に行うことができることか
ら、的確なメンテナンスを施すことも可能となり、結果
として利用者からの高い信頼も得られることとなって、
寿命も延び、長期に渡る愛用を可能とすることができる
ものである。
【0033】また、円管部4内の螺旋軸部5を回転さ
せ、螺旋状ブレード51の回転によって、下端側から米
および水を導き、上昇させながら米同士を擦り合わせて
米研ぎを行い、上端側から流出、降下させ、再度下端側
から流入、上昇させ、これを再三繰り返すことにより、
効率的な米研ぎを実現するものとしていることから、比
較的簡素な小型化しやすい構造とすることができる上、
万遍なく全ての米を研ぐことができ、米および水が、繰
り返して循環されるので、螺旋軸部5の全長も比較的短
く設定可能であって、一人暮しや、核家族にも好適なサ
イズを設定しやすく、収納場所にも困らない小型、軽量
の炊飯用米研ぎ器として提供することができるものであ
る。
【0034】更に、螺旋軸部5の下端に密閉栓部6を軸
回り回転自在に取着したものとすることにより、当該密
閉栓部6が、漏斗部2の送出口21に密閉する如く嵌着
された場合であっても、螺旋軸部5は、自由に回転可能
な状態となり、不要な摩擦を生じたり、送出口21と密
閉栓部6との間に隙間が生じたりすることを防止できる
ばかりでなく、螺旋軸部5の下端部が密閉栓部6によっ
て軸支されるものとなるので、同螺旋軸部5の回転が安
定し、良好な駆動の得られるものとなり、不要な振動
や、騒音の発生を抑え、静粛で安定した駆動を実現する
ものとなる。
【0035】また、螺旋軸部5の螺旋状ブレード51の
外周縁部における円管部4の流入口42に交叉状となる
部分に、米避け片52を取着、一体化したことによっ
て、螺旋軸部5が回転し流入口42から流入され、上昇
される米が、螺旋ブレード51と円管部4の流入口42
縁部との間に挟み込まれ、破砕されたり、螺旋軸部5の
回転が止められてしまったりすることを防止して、常に
安定した作動を得ることができるものとなり、更に、漏
斗部2の内周壁面の傾斜角度を約60度に設定したこと
により、本体容器部1に米研ぎ機構部3を取着した場合
には、米および水を流入口42に向けて円滑に取り込む
ことが可能になる上、米研ぎ機構部3を離脱してしまう
操作と同時に、米および水を速やかに送出口11から放
出させるものとなり、作業効率を向上することのできる
ものとなる。
【0036】また、米研ぎ機構部3にバッテリー71お
よび駆動用モーター72を設けた上、タイマー制御手段
を設けることにより、米研ぎ実行中の、作業の進展具合
の監視および停止操作を不要として、米研ぎ中に他の調
理や用件に取り組むことが可能となり、作業効率を高め
ることができるので、忙しい現代生活に、好都合な利用
を実現できる炊飯用米研ぎ器を提供することのできるも
のとなる。
【0037】叙述の如く、この発明の炊飯用米研ぎ器
は、簡便且つ効率的で、良好な研ぎ上がりを実現すると
いう所期の目的を遍く達成可能とするものであって、そ
の取扱い使用性に極めて秀れると共に、その構造も比較
的簡素なものとなっていて製造も容易であり、安価に提
供することができる上、材質の選択によって軽量化も可
能となることから、家庭の主婦は勿論のこと、単身赴任
者や独身者等で炊事に不慣れな人々、あるいはまた多忙
な人や身体に障害を持つ人、あるいは負傷のため衛生的
な炊事が困難な人々等、米を主食とする我が国の家庭に
とって極めて利便性の高いものとして高く評価され、広
範囲に渡る利用、普及が可能であり、炊事の省力化、効
率化に大いに貢献するものになると予想される。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の炊飯用米研ぎ器の技術的思想を具現
化した代表的な実施例を示すものである。
【図 1】炊飯用米研ぎ器を示す斜視図である。
【図 2】分解された炊飯用米研ぎ器を示す斜視図であ
る。
【図 3】炊飯用米研ぎ器を示す縦断面図である。
【図 4】密閉栓部の取着状態を示す要部の縦断面図で
ある。
【図 5】米避け片の取着状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 本体容器部 11 同 投入口 12 同 支脚部 13 同 投入用カバー 2 漏斗部 21 同 送出口 3 米研ぎ機構部 4 円管部 41 同 流出口 42 同 流入口 5 螺旋軸部 51 同 螺旋状ブレード 52 同 米避け片 6 密閉栓部 7 駆動機構部 71 同 バッテリー 72 同 駆動用モーター 73 同 操作スイッチ 74 同 減速機部 75 同 ギアボックス

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端側が漏斗部に形成された縦型筒体状
    の本体容器部に対し、所定長さの円管部とその中空部内
    に同心状且つ内接状に挿入、装着してなる螺旋軸部とか
    らなる米研ぎ機構部が、同下端の密閉栓部で本体容器部
    漏斗部下端中央の送出口を閉鎖状になすと共に、互いに
    同心状配置となる如く組み合わされ、米研ぎ機構部の密
    閉栓部と円管部との間に確保した流入口から本体容器部
    漏斗部内の米および水を流入した上、米研ぎ機構部螺旋
    軸部の回転する螺旋状ブレードでそれら米および水を強
    制上昇させ、円管部上方に設けた流出口へ誘導して本体
    容器部内上方へ放出、そのまま下降させて再び本体容器
    部漏斗部内に戻すようにしたことを特徴とする炊飯用米
    研ぎ器。
  2. 【請求項2】 下端側が漏斗部に形成された縦型筒体状
    の本体容器部に対し、所定長さの円管部とその中空部内
    に同心状且つ内接状に挿入、装着してなる螺旋軸部とか
    らなる米研ぎ機構部が、同下端の密閉栓部で本体容器部
    漏斗部下端中央の送出口を閉鎖状になすと共に、互いに
    同心状配置となる如く組み合わされ、米研ぎ機構部の密
    閉栓部と円管部との間に確保した流入口から本体容器部
    漏斗部内の米および水を流入した上、米研ぎ機構部螺旋
    軸部の回転する螺旋状ブレードでそれら米および水を強
    制上昇させ、円管部上方に設けた流出口へ誘導して本体
    容器部内上方へ放出、そのまま下降させて再び本体容器
    部漏斗部内の米および水として円管部下端の流入口へ導
    入し、米研ぎ機構部螺旋軸部の回転作動で再度強制上昇
    させる工程が、所要時間に渡って再三繰り返し作動する
    ようにしたことを特徴とする炊飯用米研ぎ器。
  3. 【請求項3】 底部に送出口の開口された漏斗部を下方
    構造とした縦型筒状の本体容器部と、所定長さの円管部
    中に、駆動機構部によって回転駆動するようにした螺旋
    状ブレードを有する螺旋軸部を同心状に挿入してなる米
    研ぎ機構部とからなり、当該本体容器部内に、米研ぎ機
    構部が、螺旋軸部下端に当該螺旋軸部の回転に追随しな
    い構造で取着されている密閉栓部によって本体容器部漏
    斗部下端中央の送出口を閉鎖状になすと共に、互いに同
    心状配置となる如くして挿脱自在に挿入、組み合わされ
    る一方、米研ぎ機構部螺旋軸部の下端には、密閉栓部と
    円管部との間に流入口が確保され、漏斗部内の米および
    水を導入可能にすると共に、同上端側周壁面には流出口
    が開口され、螺旋軸部の回転によって強制上昇させた米
    および水を本体容器部内上方へ放出、そのまま下降させ
    て再び本体容器部漏斗部内に戻すようにしたことを特徴
    とする炊飯用米研ぎ器。
  4. 【請求項4】 底部に送出口の開口された漏斗部を下方
    構造とした縦型筒状の透明本体容器部と、所定長さの透
    明円管部中に、上端側に設けられた駆動機構部によって
    回転駆動するようにした螺旋状ブレードを有する螺旋軸
    部を同心状に挿入してなる米研ぎ機構部とからなり、当
    該透明本体容器部内に、米研ぎ機構部が、螺旋軸部下端
    に当該螺旋軸部の回転に追随しない構造で取着されてい
    る密閉栓部によって透明本体容器部漏斗部下端中央の送
    出口を閉鎖状になすと共に、互いに同心状配置となる如
    くして挿脱自在に挿入、組み合わされる一方、米研ぎ機
    構部螺旋軸部の下端には、密閉栓部と透明円管部との間
    に流入口が確保され、漏斗部内の米および水を導入可能
    にすると共に、同上端側周壁面には流出口が開口され、
    螺旋軸部の回転によって強制上昇させた米および水を透
    明本体容器部内上方へ放出、そのまま下降させて再び透
    明本体容器部漏斗部内の米および水として円管部下端の
    流入口へ導入し、米研ぎ機構部螺旋軸部の回転作動で再
    度強制上昇させる工程が、所要時間に渡って再三繰り返
    し作動するようにしたことを特徴とする炊飯用米研ぎ
    器。
  5. 【請求項5】 漏斗部は、内周壁面が約60度の傾斜角
    度に設定されてなる、請求項1ないし4何れか記載の炊
    飯用米研ぎ器。
  6. 【請求項6】 螺旋軸部は、下端側程、螺旋ブレードの
    ピッチが小さく、且つその傾斜角度も小さくなるよう設
    定した、請求項1ないし5何れか記載の炊飯用米研ぎ
    器。
  7. 【請求項7】 螺旋軸部は、螺旋ブレード外周縁部の円
    管部下端に交差状となる位置に、当該円管部下端に当接
    または略当接状となったまま回転されて、米の挟み込み
    を阻止する米避け片の突設、形成されてなるものとし
    た、請求項1ないし6何れか記載の炊飯用米研ぎ器。
  8. 【請求項8】 米研ぎ機構部を駆動する駆動機構部は、
    所定電圧のバッテリー、および、同バッテリーからの電
    力の供給を受けて螺旋軸部を回転駆動する駆動用モータ
    ーを備え、起動後で所定時間経過後には、自動的に駆動
    用モーターへの電力の供給を停止するタイマー制御手段
    を有するものとしてなる、請求項1ないし7何れか記載
    の炊飯用米研ぎ器。
JP13734898A 1998-04-10 1998-04-10 炊飯用米研ぎ器 Pending JPH11290224A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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