JP5878289B2 - 配管固定具 - Google Patents

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Description

本発明は、配管固定具に関する。
配管固定具は、配管(鞘管を含む)を床材、壁材、及び天井材等の被固定部材に固定する固定具である。例えば、両サドルと呼ばれる、広く利用されている配管固定具は、U字状の折り曲げ部で配管の外周部を囲んで保持し、U字状の折り曲げ部の両端部を互いに離れる方向に広げて形成された取付け座を利用して、配管を木ネジ等で被固定部材に固定している。
しかし、この両サドルは、配管を被固定部材に固定する機能しか備えていない。このため、固定作業において、配管の固定位置を確認しながら配管を両サドルで囲み、順次木ネジ等で固定してゆく必要があり作業性が悪い。固定作業の効率向上が重要視されている今日、配管の位置決め機能を備え、かつ、配管と予め一体化しておくことができる保持機能を備えた配管固定具が望まれている。
そこで、位置決め部材としての台座を有し、U字状の保持材で配管を囲んで台座に固定する配管固定具が提案されている(特許文献1)。
しかし、特許文献1では、保持材がU字状のため、配管の外周面を半周しか囲めず、保持材と配管が容易に外れる。このため、保持材と配管を、予め一体化した状態で現場に搬送することはできず、現場での保持材と配管の一体化作業が必要となる。更に、配管径が異なる場合には、台座と保持材のいずれも共用することができない。
特開平2008−25825号公報
本発明は、上記事実に鑑み、保持材と配管を、予め一体化した状態で搬送できる配管固定具を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る配管固定具は、配管の外周面を半周を超えて内周壁で囲んで保持し、側面に配管挿入用の挿入口が形成された円筒状の保持部と、前記挿入口の縁部からそれぞれ平行に突出し、該突出方向に平行な平坦面とされ前記縁部で前記内周壁と繋がる対向した内側面と、前記内側面と平行な平坦面とされた外側面とを備えた一対の立上げ部と、前記立上げ部の端部から互いに離れる方向に張り出すフランジと、を備えた保持材と、前記配管を固定する被固定部材に取り付けられ、前記フランジの端部及び前記外側面を覆い、前記フランジがスライドして挿入される係合溝を形成する被係合部が設けられた台座と、を有し、前記外側面と前記被係合部の端面が対向することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、配管固定具は保持材と台座を有し、台座が配管を固定する被固定部材に取り付けられる。保持材の保持部は円筒状とされ、配管の外周面を、半周を超えて囲み、保持部の側面には配管を挿入する挿入口が形成されている。立上げ部は挿入口を挟んで外側へ並行に突出され、フランジは、立上げ部の端部から互いに離れる方向へ張り出し、台座の被係合部と係合される。このとき、フランジをスライドさせて台座の係合溝に挿入させることで、保持材と台座を係合できる。
これにより、一対の立上げ部間の距離を調節することで、保持部が配管の外周面を囲む範囲を調節できる。このとき、フランジの先端部間の距離を抑えることで、コンパクトな配管固定具を提供できる。また、立上げ部の高さを調整することで、被固定部材と配管の距離を調整できる。
これにより、保持部が、配管の外周面を円筒状に半周を超えて囲むため、配管と保持材が外れにくくなり一体化することができる。この結果、保持材を配管の保持位置に予め位置決めさせた状態で、施工現場に搬送でき、施工現場での作業性を向上できる。
更に、台座を、予め被固定部材に取り付けておくことができ、配管の位置決め機能が確保される。また、異なる配管径に対しては、台座を共有し、保持材の保持部のサイズを変更することで対応できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の配管固定具において、前記フランジがスライドして挿入される係合溝が形成され、前記係合溝に設けられた突出部が、前記フランジに設けられた切り欠き部に入り込むことを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、係合溝に設けられた突出部が、フランジに設けられた切り欠き部に入り込み、保持材が台座の適正位置に挿入されたことを確認できる。この結果、配管固定作業の作業性を向上できる。
請求項3に記載の発明に係る配管固定具は、配管の外周面を半周を超えて内周壁で囲んで保持し、側面に配管挿入用の挿入口が形成された円筒状の保持部と、前記挿入口の縁部からそれぞれ平行に突出し、該突出方向に平行な平坦面とされ前記縁部で前記内周壁と繋がる対向した内側面と、前記内側面と平行な平坦面とされた外側面とを備えた一対の立上げ部と、前記立上げ部の端部から互いに離れる方向に張り出すフランジと、を備えた保持材と、前記配管を固定する被固定部材に取り付けられ、前記フランジの端部を覆い、互いに近づく方向に弾性変形して押し込まれた前記フランジと係合する係合溝が形成された被係合部が設けられた台座と、を有することを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、フランジを互いに近づく方向に弾性変形させて、台座の係合溝に押し込むことで、保持材と台座をワンタッチで係合できる。この結果、配管固定作業の作業性を向上できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の配管固定具において、前記台座の対向する端部の一方には凸状嵌合部が、他方には凹状嵌合部が設けられ、複数の前記台座を前記被固定部材に取り付けるとき、一方の前記台座の前記凸状嵌合部と、隣り合う他方の前記台座の前記凹状嵌合部が嵌合されることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、台座の対向する端部において、一方の端部には凸状嵌合部が設けられ、他方の端部には凹状嵌合部が設けられている。この凸状嵌合部と凹状嵌合部は、互いに嵌合可能な寸法とされている。
これにより、複数の台座を隣接させて被固定部材に取り付けるとき、一方の台座の凸状嵌合部と、隣り合う他方の台座の凹状嵌合部を嵌合させることができる。この結果、取り付ける配管の本数に対応させて、連続させる配管固定具の数を調節できる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の配管固定具において、前記凸状嵌合部と前記凹状嵌合部は、台座の側部全幅に亘って構成されていることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の配管固定具において、前記台座には、前記被固定部材にネジ止めするためのネジ孔が設けられていることを特徴としている。
これにより、台座を被固定部材にネジ止めすることができる。このとき、1個の台座を1個のネジで固定することで、施工現場の全体としてのネジ止め箇所を減少できる。また、複数の台座を連結したとき、両端部の台座のみをネジ止めして被固定部材に固定し、中央部の台座のネジ止めを省略することもできる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の配管固定具において、前記台座の前記被固定部材との当接面には、滑り止め用の凸部が形成されていることを特徴としている。
即ち、台座と被固定部材との間の滑りが凸部で防止される。この結果、台座の固定部材への取り付け作業が容易になる。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の配管固定具において、前記保持材及び前記台座の少なくともいずれか一方は、遅光性材料が配合された樹脂材料で成形されていることを特徴としている。
即ち、遅光性材料が配合されることで、暗い場所における、保持材及び台座の位置の確認が容易となる。これにより、暗い場所での作業性が向上する。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の配管固定具において、前記保持部及び前記台座の少なくともいずれか一方の表面には、発光性塗料が塗布されていることを特徴としている。
これにより、発光性塗料が塗布されることで、暗い場所における、保持材及び台座の位置の確認が容易となる。これにより、暗い場所での作業性が向上する。なお、発光性塗料として、例えば遅光性塗料や蛍光塗料を用いることができる。
請求項10に記載の発明は、請求項3に記載の配管固定具において、一対の前記フランジの端部は前記保持材側から前記被固定部材側に向かって近づく方向に傾斜する端面とされ、前記端面の前記保持材側の端間の距離は前記被係合部の上端部間の距離よりも大きく、前記端面の前記被固定部材側の端間の距離は前記被係合部の上端部間の距離よりも小さく形成されている。
本発明は、上記構成としてあるので、保持部と配管を、予め一体化した状態で搬送が可能な配管固定具を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る配管固定具の基本構成を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る配管固定具の保持状況を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る配管固定具を複数連結した状態を示す側面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る配管固定具を3個連結した状態を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る配管固定具の基本構成を示す側面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る配管固定具の基本構成を示す平面図である。
(第1の実施の形態)
図1(A)の斜視図に示すように、第1の実施の形態に係る配管固定具10は、円筒状の保持部16を有する保持材12と、保持材12の両端部に形成されたフランジ18と係合される、一対の被係合部24を備えた台座14を有している。
フランジ18と被係合部24の係合は、フランジ18を係合溝46に挿入し、矢印Sの方向にスライドさせる。
図1(B)に示すように、保持材12は樹脂又は鋼板で成形され、円筒状の保持部16の両端部から立上げ部34が、保持部16の外側へ、直状で平行に突出されている。立上げ部34の端部からは、フランジ18が互いに離れる方向に張り出されている。フランジ18の側面の中央部には、保持部16の中心線と直交する方向に、切り欠き部20が設けられている。
保持部16は、図2の鞘管を囲んだ状態で示すように、配管32(鞘管を含む)の外周面を、半周を超え、全周を含まない範囲で円筒状に囲んでいる。保持部16が、配管32を外周面の半周を超えて取り囲むことにより、保持材12が配管32から外れにくくなり、保持材12と配管32を予め一体化することができる。
また、円筒状とされた保持部16には、保持部16の中心線の方向に距離Sの挿入口70(保持部16により円筒状に囲まれていない部分)が設けられている。この挿入口70の距離Sを広げる方向に保持部16を弾性変形させることで、配管32の軸線と交差する方向に配管32を跨いで、保持部16で配管32を囲むことができる。
また、一対の立上げ部34間の距離を調節することで、配管32の外周面を囲む範囲を調節できる。このとき、フランジ18の先端部間の距離を小さく抑えることで、コンパクトな配管固定具10を提供できる。更に、立上げ部34の高さを調整することで、被固定部材と配管32の距離を調整できる。
図1(C)に示すように、台座14は樹脂又は鋼板で成形され、平板部22を有し、平板部22の両端部には、フランジ18と係合される被係合部24が形成されている。
被係合部24には、フランジ18を両側面から挟み込む方向、即ち、平板部22の中央部に向けて開口された係合溝46が形成されている。係合溝46の底面の中央部には、切り欠き部20に入り込む突出部21(図3(A)参照)が設けられている。これにより、係合溝46にフランジ18を挿入し、矢印Sの方向にスライドさせたとき、スライド終了位置において、係合溝46の突出部21が、フランジ18の切り欠き部20に入り込む。この時のクリック感で、保持材12が台座14の適正位置(両者の中央位置)に挿入されたことを確認できる。
平板部22には、ネジ孔26が1箇所設けられている。これにより、台座14を、配管32の被固定部材48(図3(B)参照)に、1本のネジで取り付けることができる。これにより、ネジ止め作業を減らすことができる。
なお、配管32径が異なる時は、保持材12のみを適正なサイズのものに交換すればよく、台座14は共用できる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、配管32と保持材12を一体化させた状態で、施工現場に搬送できる。これにより、施工現場での配管32と保持材12の一体化の作業が省略できる。
また、台座14を、予め被固定部材48に取り付けておくことで配管32の位置決めができる。この、位置決めされた台座14に、配管32と一体化された状態の保持材12をスライドさせて取り付けることで、配管32を台座14に固定することができる。この結果、施工現場での作業性を向上できる。
次に、展開例について説明する。
図3(A)の側面図に示すように、台座14の平板部22の対向する両端部には、被係合部24がそれぞれ設けられている。被係合部24の外側の一方の端部には凸状嵌合部28が設けられ、他方の端部には凹状嵌合部30が設けられている。ここに、保持材12と台座14は、フランジ18と係合溝46で係合され、フランジ18の切り欠き部20に、係合溝46の突出部21が入り込み、抜け止め作用を果たしている。
凸状嵌合部28は、平板部22の端部から立上げられた、被係合部24の立上げ部の外側に、幅D1の凹部27が保持材12の保持部16側に開口して設けられ、凹部27の外側には、厚さD2の凸部29が、保持材12の保持部側に平板状に立ち上げられた構成である。凸部29の凹部27側の側壁には、凹部27の底面と並行に、切り欠き部36が設けられている。
凹状嵌合部30は、対向する被係合部24の立上げ部の外側に、幅D2の凹部31が保持材12の保持部16と反対側に開口して設けられ、凹部31の外側に、厚さD1の凸部33が、保持材12の保持部16と反対側に平板状に立ち上げられた構成である。凸部33の凹部31側の側壁には、凹部31の底面と並行に、突出部38が設けられている。
図3(B)の側面図に示すように、2つの配管固定具10A、10Bを隣接させて被固定部材48に取り付けるとき、一方の台座14Aの凸状嵌合部28Aと、隣り合う他方の台座14Bの凹状嵌合部30Bを嵌合させることができる。即ち、凸状嵌合部28Aの幅D1の凹部27Aには、凹状嵌合部30Bの凸部33Bが挿入され、凹状嵌合部30Bの幅D2の凹部31Bには、凸状嵌合部28Aの凸部29Aが挿入されている。このとき、切り欠き部36には突出部36が入り込み、凸状嵌合部28と凹状嵌合部30の嵌合強度を強くしている。
この結果、固定すべき配管32が2本あるとき、2つの配管固定具10A、10Bを端部で連結し、それぞれで配管32を固定することができる。連結させた台座14Aと台座14Bで配管32を固定することで、作業性よく被固定部材48に配管32を取り付けることができる。
なお、図3では、一例として、台座14を2個連結した場合を示した。しかし、これに限定されることはなく、固定すべき配管32の数に対応させて連結すればよい。即ち、図4に示すように3個を連結しても良いし、図示は省略するが、4個以上を連続して連結してもよい。
また、連結時に嵌合させる嵌合部の形状は、図3(A)(B)記載した形状に限定されることはなく、例えば、図3(C)記載した配管固定具62A、62Bに示す形状でもよい。即ち、台座56Aの平板部59の一方の側面から、平板部59と並行に、嵌合用の凸部57を突出させ、他方の台座56Bの平板部59の側面に、凸部57Aと嵌合する嵌合用の凹部58Bを形成しておき、配管固定具62Aの凸部57Aと、配管固定具62Bの凹部58Bを嵌合させてもよい。
(第2の実施の形態)
図5の側面図に示すように、第2の実施の形態に係る配管固定具40は、円筒状の保持部16を有する保持材42と、保持材42の両端部に設けられたフランジ44と係合される、一対の被係合部45を備えた台座62を有している。
フランジ44と被係合部45の係合は、フランジ44を、互いに近づく方向に弾性変形させて、被係合部45の係合溝66に矢印Qの方向へ押し込む。これにより、弾性力で復元されたフランジ44が係合溝66に挿入され、フランジ44と係合溝66が係合される。
この結果、保持材42と台座62をワンタッチで係合でき、作業性を向上できる。
なお、フランジ44を、被係合部45の係合溝66に、スムーズに押し込むことができるよう、フランジ44の端面Rは斜めに切り落とされ、係合溝66は、第1の実施の形態で説明した係合溝46より浅く形成されている。
他の構成は、既述した第1の実施の形態と同一であり説明は省略する。
(第3の実施の形態)
図6に示すように、第3の実施の形態に係る配管固定具50は、円筒状の保持部16を有する図示しない保持材12と、保持材12の両端部に設けられたフランジ18と係合される、一対の被係合部24を備えた台座64を有している。
台座64の被固定部材48との当接面64R(台座64の被係合部24が備えられていない面)には、滑り止め用の凸部68が複数形成されている。
即ち、台座64と被固定部材48が当接する面積が、凸部54と被固定部材48が当接する面積に限定されるため、当接部の応力を高くできる。この結果、台座64を被固定部材48へ固定する際の滑りが抑制され、施工性が向上する。
他の構成は第1の実施の形態と同一であり、説明は省略する。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態に係る配管固定具60は、円筒状の保持部16を有する保持材12と、保持材42の両端部に設けられたフランジ14と係合される、一対の被係合部24を備えた台座14を有している。なお、外観は図1と同じであり、図示は省略する。
ここに、保持材12及び台座14の少なくともいずれか一方は、遅光性材料が配合された樹脂材料で成形されている。
これにより、暗い場所においても、遅光性材料が配合された保持材12及び台座14が光を発するため、位置の確認が容易となり作業性が向上する。
他の構成は第1の実施の形態と同一であり、説明は省略する。なお、第2の実施の形態で説明した配管固定具40、第3の実施の形態で説明した配管固定具50においても、同様に適用できる。
次に、展開例について説明する。
展開例に係る配管固定具65は、円筒状の保持部16を有する保持材12と、保持材42の両端部に設けられたフランジ14と係合される、一対の被係合部24を備えた台座14を有している。なお、外観は図1と同じであり、図示は省略する。
ここに、保持材12及び台座14の少なくともいずれか一方の表面には、発光性塗料が塗布されている。発光性塗料としては、例えば、遅光性塗料や蛍光塗料を用いることができる。
これにより、暗い場所において、発光性塗料が塗布された保持材12及び台座14が発光するため、位置の確認が容易となり作業性が向上する。
他の構成は第1の実施の形態と同一であり、説明は省略する。なお、第2の実施の形態で説明した配管固定具40、第3の実施の形態で説明した配管固定具50においても、同様に適用できる。
10 配管固定具
12 保持材
14 台座
16 保持部
18 フランジ(係合部)
20 切り欠き部
24 被係合部
26 ネジ孔
28 凸状嵌合部
30 凹状嵌合部
32 配管
34 立上げ部(係合部)
46 係合溝
70 挿入口

Claims (10)

  1. 配管の外周面を半周を超えて内周壁で囲んで保持し、側面に配管挿入用の挿入口が形成された円筒状の保持部と、前記挿入口の縁部からそれぞれ平行に突出し、該突出方向に平行な平坦面とされ前記縁部で前記内周壁と繋がる対向した内側面と、前記内側面と平行な平坦面とされた外側面とを備えた一対の立上げ部と、前記立上げ部の端部から互いに離れる方向に張り出すフランジと、を備えた保持材と、
    前記配管を固定する被固定部材に取り付けられ、前記フランジの端部を覆い、前記フランジがスライドして挿入される係合溝を形成する被係合部が設けられた台座と、
    を有し、前記外側面と前記被係合部の端面が対向する配管固定具。
  2. 前記係合溝に設けられた突出部が、前記フランジに設けられた切り欠き部に入り込む請求項1に記載の配管固定具。
  3. 配管の外周面を半周を超えて内周壁で囲んで保持し、側面に配管挿入用の挿入口が形成された円筒状の保持部と、前記挿入口の縁部からそれぞれ平行に突出し、該突出方向に平行な平坦面とされ前記縁部で前記内周壁と繋がる対向した内側面と、前記内側面と平行な平坦面とされた外側面とを備えた一対の立上げ部と、前記立上げ部の端部から互いに離れる方向に張り出すフランジと、を備えた保持材と、
    前記配管を固定する被固定部材に取り付けられ、前記フランジの端部を覆い、互いに近づく方向に弾性変形して押し込まれた前記フランジと係合する係合溝が形成された被係合部が設けられた台座と、
    を有する配管固定具。
  4. 前記台座の対向する端部の一方には凸状嵌合部が、他方には凹状嵌合部が設けられ、複数の前記台座を前記被固定部材に取り付けるとき、一方の前記台座の前記凸状嵌合部と、隣り合う他方の前記台座の前記凹状嵌合部が嵌合される請求項1〜3のいずれか1項に記載の配管固定具。
  5. 前記凸状嵌合部と前記凹状嵌合部は、台座の側部全幅に亘って構成されていることを特徴とする、請求項4に記載の配管固定具。
  6. 前記台座には、前記被固定部材にネジ止めするためのネジ孔が設けられている請求項1〜5のいずれか1項に記載の配管固定具。
  7. 前記台座の前記被固定部材との当接面には、滑り止め用の凸部が形成されている請求項1〜6のいずれか1項に記載の配管固定具。
  8. 前記保持材及び前記台座の少なくともいずれか一方は、遅光性材料が配合された樹脂材料で成形されている請求項1〜7のいずれか1項に記載の配管固定具。
  9. 前記保持部及び前記台座の少なくともいずれか一方の表面には、発光性塗料が塗布されている請求項1〜7のいずれか1項に記載の配管固定具。
  10. 一対の前記フランジの端部は前記保持材側から前記被固定部材側に向かって近づく方向に傾斜する端面とされ、前記端面の前記保持材側の端間の距離は前記被係合部の上端部間の距離よりも大きく、前記端面の前記被固定部材側の端間の距離は前記被係合部の上端部間の距離よりも小さく形成されている、請求項3に記載の配管固定具。
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