JPH0438041Y2 - - Google Patents

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JPH0438041Y2
JPH0438041Y2 JP11047387U JP11047387U JPH0438041Y2 JP H0438041 Y2 JPH0438041 Y2 JP H0438041Y2 JP 11047387 U JP11047387 U JP 11047387U JP 11047387 U JP11047387 U JP 11047387U JP H0438041 Y2 JPH0438041 Y2 JP H0438041Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
hook
support pipe
height adjustment
temporary
support
Prior art date
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Expired
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JP11047387U
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JPS6414855U (ja
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建築現場においてコンクリート型枠
を支持しているサポートパイプに、動力或いは投
光用の電気を供給するための仮設ケーブルを保持
させるためのサポートパイプに対する仮設ケーブ
ル保持構造に関するものである。
〔従来の技術〕
建築現場においては動力或いは投光用の電気が
必要であり、仮設ケーブルを使用して電気を供給
している。建築現場には天井面のコンクリート型
枠を支持するための多数本のサポートパイプが使
用されている。
上記の仮設ケーブル42は、第8図に示される
ようにサポートパイプ44に針金46或いはテー
プを使用して縛り付けている。また、作業現場に
よつては仮設ケーブルをサポートパイプに縛り付
けることなく、床に乱雑に這わせておくことがあ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このため、多数本のサポートパイプ44にいち
いち仮設ケーブル42を縛り付けなければならな
いので、その縛り付け及び取外し作業が面倒であ
ると共に、重みによつて仮設ケーブル42がサポ
ートパイプ44から外れることがある。
作業現場は、一般に薄暗く、しかも種々の作業
道具が乱雑に放置されていることが多いので、床
に仮設ケーブルを這わせておくと、作業者がこれ
に引掛かつて転倒する危険があると共に、仮設ケ
ーブルが踏み付けられて損傷される。
本考案は、このような問題点に鑑み、建築現場
で使用されるサポートパイプに設けられている高
さ調整穴に着目し、仮設ケーブルを保持するため
のフツクをこの高さ調整穴に引掛けることによ
り、建築現場における仮設ケーブルの配線及び撤
去作業を容易にすることを目的としてなされたも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、建築現場においてコンクリート型枠
を支持しているサポートパイプに仮設ケーブルを
保持させる構造であつて、フツクの基端部を外側
にほぼ180度わん曲させて該フツクの基端部に基
部とほぼ平行な引掛け部を設け、前記サポートパ
イプに軸方向に沿つて設けられた複数の高さ調整
穴のうち適宜の高さ調整穴に前記フツクの引掛け
部を差し込んでサポートパイプにフツクを取付
け、該フツクで仮設ケーブルを保持するようにし
たことを特徴とするサポートパイプに対する仮設
ケーブル保持構造である。
〔考案の作用〕
フツクをほぼ水平にしてその引掛け部をサポー
トパイプの高さ調整穴に差し込んだ後に、基端部
を中心にしてフツクを下方に回動させてほぼ垂直
にさせると、サポートパイプにフツクが取付けら
れ、フツクのかぎ部で仮設ケーブルを保持する。
フツクがほぼ垂直となつてサポートパイプに取
付けられた姿勢では、何らかの原因で保持してい
る仮設ケーブルが引張られてフツクが上下或いは
横方向に動かされても、基部がサポートパイプに
当たつて引掛け部が高さ調整穴から抜け出ること
がないので、フツクは取外れない。
フツクをほぼ水平にしてサポートパイプの高さ
調整穴から引掛け部を抜き出せば、サポートパイ
プからフツクが取外れる。
〔実施例〕
第1図は、サポートパイプPに取付けたフツク
Fで仮設ケーブル2を保持している状態の斜視
図、第2図は、サポートパイプPによりコンクリ
ート型枠4を支持している状態の正面図である。
サポートパイプPは、天井面と床面との高さH
を定めてコンクリート型枠4を支持するためのパ
イプであり、外筒6と内筒8とから成る。外筒6
の上端部に台形螺子10が形成され、この台形螺
子10にリング状のナツト12が螺合している。
台形螺子10が設けられた部分には上下方向にス
リツト14が設けられている。内筒8には上下方
向に所定の間隔をおいて複数個の高さ調整穴16
が設けられている。
天井面と床面との高さHを定めるには、外筒6
に内筒8を挿通し、外筒6のスリツト14の部分
から挿入したピン18を内筒8の所定の高さ調整
穴16に差し込み、ナツト12を回転させてピン
18を介して内筒8を昇降させることにより天井
面と床面との高さHの微調整を行う。
本考案は、サポートパイプPの内筒8に設けら
れた高さ調整穴16にフツクFを取付け、このフ
ツクFで仮設ケーブル2を保持するものである。
第3図にフツクFの正面図が示されている。こ
のフツクFは、直線状の基部20にかぎ部22が
連設され、フツクFの基端部が外側に180度以上
わん曲されてフツクFの基端部に引掛け部24が
基部20とほぼ平行に設けられている。
フツクFの基端部は180度以上わん曲されてい
るので、基部20と引掛け部24との間隔dは、
わん曲部30から離れるに従つて漸次小さくなつ
ており、これによりサポートパイプPにフツクF
が安定した姿勢で取付けられる。
かぎ部22の先端部22aは緩やかに外側にわ
ん曲されており、かぎ部22の先端部22aと基
部20との間の挿入部26の幅は他の部分に比較
して狭くなつており、これにより保持している仮
設ケーブル2の抜け出しを防止している。
基部20及びかぎ部22には、蛍光物質を含ん
だ樹脂28が被覆されて絶縁されている。建築現
場は一般に薄暗いので、フツクFから発せられる
蛍光によつてフツクF及び仮設ケーブル2の位置
が分かる。
そして、サポートパイプPの内筒8に設けられ
た高さ調整穴16にフツクFを取付けるには、第
4図及び第6図に示されるように、フツクFをほ
ぼ水平にしてその引掛け部24を高さ調整穴16
に差し込み、その後に基端部のわん曲部30を中
心にしてフツクFを下方に回動させると、第5図
及び第7図に示されるように、フツクFがほぼ垂
直になつてその基部20が内筒8に当接し、安定
した取付け姿勢となる。
サポートパイプPに取付けられたフツクFのか
ぎ部22で仮設ケーブル2を保持する。フツクF
がほぼ垂直になつてサポートパイプPに取付けら
れた姿勢では、保持している仮設ケーブル2が引
張られて上下或いは横方向に動かされても、フツ
クFの基部20がサポートパイプPに当たり、引
掛け部24が高さ調整穴16から抜け出ることが
ないので、フツクFは取外れない。
サポートパイプPからフツクFを取外すには、
取付け時と逆にフツクFをほぼ水平にしてサポー
トパイプPの高さ調整穴16から引掛け部24を
抜き出せばよい。
サポートパイプPに対するフツクFの取付け安
定性を考慮すると、引掛け部24を設けるために
フツクFの基端部を外側にわん曲させる角度は、
180度ないしそれ以上が望ましい。
〔考案の効果〕
本考案は、建築現場で使用されるサポートパイ
プの高さ調整穴にフツクの引掛け部を差し込んで
サポートパイプにフツクを取付け、このフツクで
仮設ケーブルを保持するので、建築現場における
仮設ケーブルの配線及び撤去作業を迅速に行うこ
とができる。
また、サポートパイプの高さ調整穴に取付けた
フツクはほぼ水平姿勢にならない限り取外れない
ので、使用中にサポートパイプからフツクが取外
れて仮設ケーブルの一部が床を這つてしまうとい
うことはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、サポートパイプPに取付けたフツク
Fで仮設ケーブル2を支えている状態の斜視図、
第2図は、サポートパイプPによりコンクリート
型枠4を支持している状態の正面図、第3図は、
フツクFの正面図、第4図は、フツクFをほぼ水
平にしてサポートパイプPの高さ調整穴16に引
掛け部24を差し込む状態の斜視図、第5図は、
サポートパイプPにフツクFを取付けた状態の斜
視図、第6図は、フツクFをほぼ水平にしてサポ
ートパイプPの高さ調整穴16に引掛け部24を
差し込む状態の平面断面図、第7図は、サポート
パイプPにフツクFを取付けた状態の正面断面
図、第8図は、針金を使用してサポートパイプに
仮設ケーブルを取付けた状態の斜視図である。 主要部分の符号の説明は以下の通りである。F
……フツク、P……サポートパイプ、2……仮設
ケーブル、16……高さ調整穴、20……フツク
の基部、22……フツクのかぎ部、24……フツ
クの引掛け部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建築現場においてコンクリート型枠を支持して
    いるサポートパイプに仮設ケーブルを保持させる
    構造であつて、フツクの基端部を外側にほぼ180
    度わん曲させて該フツクの基端部に基部とほぼ平
    行な引掛け部を設け、前記サポートパイプに軸方
    向に沿つて設けられた複数の高さ調整穴のうち適
    宜の高さ調整穴に前記フツクの引掛け部を差し込
    んでサポートパイプにフツクを取付け、該フツク
    で仮設ケーブルを保持するようにしたことを特徴
    とするサポートパイプに対する仮設ケーブル保持
    構造。
JP11047387U 1987-07-18 1987-07-18 Expired JPH0438041Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11047387U JPH0438041Y2 (ja) 1987-07-18 1987-07-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11047387U JPH0438041Y2 (ja) 1987-07-18 1987-07-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6414855U JPS6414855U (ja) 1989-01-25
JPH0438041Y2 true JPH0438041Y2 (ja) 1992-09-07

Family

ID=31347668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11047387U Expired JPH0438041Y2 (ja) 1987-07-18 1987-07-18

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5878289B2 (ja) * 2010-09-24 2016-03-08 株式会社ブリヂストン 配管固定具

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Publication number Publication date
JPS6414855U (ja) 1989-01-25

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