JP2004251361A - 接続継手及び施工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】配管の接続作業の完了を確実に且つ容易に確認することが可能な接続継手を提供する。
【解決手段】流体を流す配管4を接続するための接続継手において、前記接続継手の外面の一部に、接続作業の完了を確認するための光機能部材12、42,60を形成する。この場合例えば前記光機能部材は、発光材を含んだり、反射材を含む。または、発光材は、溶媒中に分散されて発光塗料として用いられる。これにより、接続作業の施工後の接続継手に検査光を照射して光機能部材の状態を確認することにより、接続作業が完了しているか否かを迅速に、且つ容易に確認する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガスや水などの流体を流すための配管類の接続継手及び施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ガスや水などの一般的な流体を流す配管類を接続する場合には(分岐する場合も含む)、接続継手が用いられる。この接続継手は、シール性や引き抜け性能を高めて確実な接続作業を行うために、装着部材(ナット)の押し込み(スライド)や、ねじ込み(締め込み)或いは継手本体の外周をかしめる(かしめ)などして塑性変形を加える工法等によって施工が行われるようになっている。ところで、この種の一般的な配管類は、美観やいたずら防止の観点より家屋の場合には床下や天井裏等の隠蔽部に敷設されることが多い。そして、これらの配管類の接続箇所は後日、検査のために接続の良否が確認される場合がある。このように、接続作業の施工が確実に行われたことを後日確認する場合には、検査官は上記した狭い隠蔽部に潜り込み、それぞれの接続箇所の近傍まで接近して検査ライト等で照らすなどしなければならず、確認作業は非常に大変であった。
【0003】
そこで、この確認作業を容易化するために以下に示す数種類の提案がなされている。例えば特許文献1〜4には、配管類とは異なるが、通常のナット類の締め付けを確認するために、ナットの締め付けが行われると、その時発生する押圧力によって着色フィルム等が外側へはみ出すようにしており、そして、検査官がこのはみ出し部分を視認することにより締め付けの確認を容易に行えるようにした技術が開示されている。
また特許文献5、6には、着色した塗料が封入されたマイクロカプセルを含有する塗料をナット等に塗布しており、このナット類を工具で締め付けた時にマイクロカプセルが破裂して封入していた塗料が滲み出るようにして、これを検査官が視認することにより締め付け確認を容易に行えるようにした点が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−53621号公報
【特許文献2】
特開平10−274225号公報
【特許文献3】
特開平10−331823号公報
【特許文献4】
特開2002−202213号公報
【特許文献5】
特開平7−190040号公報
【特許文献6】
特開平8−4737号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した各技術にあっても、接続確認作業を行う場合には、検査官が天井裏や床下等の薄暗い場所に人が潜り込んで接続箇所に十分に接近し、ライトを当てるなどしなければ十分に信頼性のある接続確認作業ができないのが現状であった。そのため、依然としてこのような接続の確認作業の容易化が求められていた。
本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案されたものである。本発明の目的は、配管の接続作業の完了を確実に且つ容易に確認することが可能な接続継手及び施工方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、流体を流す配管を接続するための接続継手において、前記接続継手の外面の一部に、接続作業の完了を確認するための光機能部材を形成したことを特徴とする接続継手である。
これにより、接続作業の施工後の接続継手に検査光を照射して光機能部材の状態を確認することにより、接続作業が完了しているか否かを迅速に、且つ容易に確認することが可能となる。
この場合、例えば請求項2に規定するように、前記光機能部材は、発光材を含む。また、例えば請求項3に規定するように、前記光機能部材は、反射材を含む。また、例えば請求項4に規定するように、前記発光材は、溶媒中に分散されて発光塗料として用いられる。また、例えば請求項5に規定するように、前記発光材または反射材は、支持フィルムの一面に形成されている。
【0007】
また、例えば請求項6に規定するように、前記接続継手は、継手本体と、該継手本体に装着される装着部材とよりなり、前記光機能部材は、接続作業の施工前は外観上視認が可能であって且つ施工後は外観上視認が不可能な位置に形成されている。
このように、光機能部材を、接続作業の施工前では視認でき、且つ施工後は視認できないような位置に設けることにより、接続継手から光が発せられていないことを視認することにより、接続作業が完了しているか否かを迅速に、且つ容易に確認することができる。
【0008】
また例えば、請求項7に規定するように、前記発光材は、押圧力により破裂するマイクロカプセル中に封入される。
また例えば、請求項8に規定するように、前記光機能部材は前記接続作業の施工時に押圧力が付与される部位に形成される。
このように、接続作業の施工時に付与される押圧力により、例えば発光材がマイクロカプセル中に封入されている場合はマイクロカプセルが破裂して中に封入されていた発光材が出るので、この発光材からの光を視認することにより、接続作業が完了しているか否かを迅速に、且つ容易に確認することができる。
また反射材が例えばガラスビーズのような場合には、施工前は光を反射していたこのガラスビーズが押圧力により破壊されて光を反射しなくなるので、この状態を認識することにより、接続作業が完了しているか否かを迅速に、且つ容易に確認することができる。
また例えば請求項9に規定するように、前記光機能部材は、支持フィルムと、前記マイクロカプセルを含んで前記支持フィルムの一面に塗布された塗料と、よりなる。また例えば請求項10に規定するように、前記支持フィルムの他面には接着剤が塗布されている。また例えば請求項11に規定するように、前記塗料の溶媒の色は、無色或いは白色である。
【0009】
また例えば請求項12に規定するように、前記光機能部材は、濃色の溶媒を封入したマイクロカプセルと発光材とを溶媒中に分散させてなる発光塗料よりなる。
これによれば、接続作業の施工前は発光塗料から発する光を視認でき、施工後は発光塗料は濃色の溶媒に覆われるので、この光を視認できず、これにより接続作業の完了を確認することができる。
また例えば請求項13に規定するように、前記発光塗料は、支持フィルムの一面に塗布されている。また例えば請求項14に規定するように、前記光機能部材は、接続作業の施工時に押圧力が付与される部位に形成される。
【0010】
請求項15に係る上記接続継手を用いた方法発明であり、すなわち、上記接続継手を用いて配管に対して接続作業を行う施工方法において、前記接続継手と配管との接続を行う接続工程と、該接続工程の後に前記接続継手に光を照射して光機能部材の状態を確認する確認工程と、よりなることを特徴とする施工方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る接続継手及び施工方法の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
<第1実施例>
図1は光機能部材を設けた本発明の接続継手の第1実施例の接続作業を示す工程図、図2は光機能部材の第1例を示す拡大断面図、図3は光機能部材の第2例を示す拡大断面図である。
図1に示すように、この接続継手2は、例えば2つの配管4、4同士を接続するものであり、全体が六角形状に成形されている。この接続継手2は、継手本体6とこれに装着される装着部材8とよりなる。この継手本体6には段部状に縮径された装着段部10が形成されており、この装着段部10にこの外周側を覆うようにして上記装着部材8が取り付け装着される。この装着の態様は、この装着段部10の表面にネジ山を形成し、これに対して装着部材8をナット状にネジを形成して両者を螺合させて締め付け固定するようにしてもよいし、或いは図示しないラッチ機構を内部に設けて、いわゆるワンプッシュで嵌め合わせて固定するようにしてもよく、その態様は問わない。
【0012】
そして、上記継手本体6側であって、配管4の接続作業の施工前は外観上視認が可能であって、且つ施工後は外観上確認が不可能な位置、すなわち上記装着段部10の外周面にはその周方向に沿って所定の幅で帯状に光機能部材12が形成されており、接続作業の完了を確認し得るようになっている。ここで光機能部材12とは、電気等のエネルギーを用いることなく、自ら光を発する(放射する)材料、或いは外部より照らした光を反射する部材として定義され、具体的には、この光機能部材12には、発光材、或いは反射材が含まれている。
図2は光機能部材12として発光材14を含んだものを示し、図3は光機能部材12として反射材16を含んだものを示す。具体的には、図2に示す場合には、例えば乾燥接着剤等よりなる溶媒18中に粒状、或いは粉状になされた発光材14を均等に分散混合して発光塗料20として形成されている場合を示し、この発光塗料20よりなる光機能部材12を例えば工場出荷段階で図1に示すように塗布しておく。従って、この発光塗料20からは常時、光22が発せられることになる。
【0013】
ここで発光材14としては、太陽光やブラックライト(波長の長いタイプの紫外線)等の光に対して光を発する有機蛍光物質や無機蛍光物質などの蛍光材、或いは硫化亜鉛に銅を結合させた短残光タイプやストロンチウムアルミネートに希土類金属を結合させた長残光タイプの蓄光材を用いることができる。また、溶媒18としては、無色透明、或いは白色のものが好ましい。
図3に示す場合には、薄い樹脂や薄い基布等よりなる支持フィルム24上にバインダ26を介して多数の球状の例えば高屈折率のガラスビーズ28よりなる上記反射材16を無数に配列して光機能部材12が形成されている。各ガラスビーズ28の図中下側の半球面側には反射層30が形成されており、入射光32をその光源に向かって戻るように反射(再帰反射)し得るようになっている。この場合は、図3に示す光機能部材12をテープ状にして、例えば工場出荷段階の時に接着剤により貼り付ければよい。この場合のテープの粘着力は1.2N/cm(JIS Z 0237の10における180°引き剥がし法による)以上が好ましい。
【0014】
さて、上述のように形成された光機能部材12が、図1(A)に示すように形成された接続継手2において、この継手本体6の装着段部10に装着部材8を装着することにより、図1(B)に示すように、配管4、4同士の接続作業が施工されることになる。
この場合、図1(B)に示すように、装着段部10に設けた光機能部材12は、装着部材8により完全に覆われてしまって外部からは視認することができない。従って、この配管4が天井裏や床下等に敷設されても、これに検査光としてライト等の光(ブロックライトを含む)を照らして発光が存在しないこと、或いは反射光が存在しないことを確認(視認)することにより、接続作業が完了しているか否かを迅速に且つ容易に確認することができる。
【0015】
<第2実施例>
次に、本発明の第2実施例について説明する。
図4は本発明の光機能部材を設けた接続継手の第2実施例の接続作業を示す工程図、図5は光機能部材の第3例を示す拡大断面図である。尚、先に説明した図と同一構成部分には同一符号を付す。
この接続継手40は、その両端に配管4、4を挿入してその部分をかしめることによって塑性変形させ、接続を行うようになっている。そして、この接続継手40の表面であって接続作業の施工時に押圧力が付与される部位、すなわちここではかしめが行われる部位に光機能部材42が例えば帯状に巻回するようにして設けられる。尚、この光機能部材42は、帯状に設けなくてもよく、例えばかしめる部分に沿って点在(散在)させるなどして設けるようにしてもよい。
【0016】
この光機能部材42は、図5に示すように、内部に前述したような発光材14を封入したマイクロカプセル44を溶媒18中に混練状態で均一に分散混合させた塗料46として形成されている。この場合にも溶媒18は無色、或いは白色が好ましい。このマイクロカプセル44の直径は、数〜数100μm程度であり、上記した接続作業の施工時に付与される、或いは発生する押圧力により破裂するような強度を有している。具体的には、このマイクロカプセル44は、ポリウレタン、
ポリビニルアルコール、メラミン、ナイロン等の合成高分子、またはゼラチン、アルキシ酸ソーダ等の天然高分子、またはカルボキシメチルセルロース等の半合成高分子、またはワックス等の油脂類、コロイダルシリカ等の無機物等が単体、若しくは複合体として形成されたものよりなり、単なる接触程度の圧力では破壊しないように、例えば破壊強度を200N/cm 以上に設定する。
【0017】
さて、このように形成した光機能部材42を、図4(A)に示すように接続継手40の両端の表面に設けて工場出荷等を行う。そして、配管4を、この接続継手40の両端に挿入した状態で、この両端部を図示しない工具を用いて、例えばリング状にかしめることにより塑性変化をさせて接続作業を行うと、かしめた部分から光48を発することになる。図4(B)は光機能部材42の幅よりも狭い幅でかしめた場合を示し、図4(C)は光機能部材42の幅と同一或いはそれ以上の幅でかしめた場合を示している。すなわち、上述のようにかしめを行うことにより、ここに大きな押圧力が付与されて、図5(B)に示すようにマイクロカプセル44が破裂し、この中に封入されていた発光材14が溶媒中に拡散することになる。このため、光機能部材42のマイクロカプセル44が破裂した部分にライト等の光(ブラックライトも含む)を照らすと、この拡散した発光材14から上述のように光48を発することになる。
【0018】
従って、この場合には、上記したライトを照らし、先の第1実施例とは異なって発光が存在することを視認することにより、接続作業が完了していることを迅速に且つ容易に確認することができる。
上記第3例では光機能部材42を、塗料として形成したが、これに限定されず、これをテープ状のフィルムに予め塗布しておいて光機能部材として用いてもよい。図6はこのような光機能部材の第4例を示す拡大断面図である。図6に示すように、ここでは上記発光材14の封入されたマイクロカプセル44を溶媒18中へ混練分散させてなる塗料46を、前述したと同様な支持フィルム24(図3参照)の一面に塗布して形成し、この反対側面に接着剤50を形成して光機能部材42としている。
【0019】
この場合の作用効果は、図5において説明した場合と同じである。特に、光機能部材42がテープ状になされているので、例えば工場出荷時における光機能部材42の装着作業を簡単に行うことができる。
上記した光機能部材42は、図1に示したような型式の接続継手2に設けることもできる。図7は2つに分割可能な型式の接続継手に光機能部材を設けた場合を示す工程図である。ここでは六角状の継手本体6と六角状の装着部材8とよりなる接続継手2において、図7(A)に示すように装着部材8の外周表面に、その周方向に沿って例えば帯状に一定の幅の上記光機能部材42を設けている。尚この光機能部材42は周方向に沿って例えば散在させるように設けてもよい。
【0020】
そして、図7(B)に示すように、配管(図示せず)の接続作業の施工時にはスパナ等の工具52でもって上記装着部材8を回転させてこれを締め付けることになる。この時、前述したようにこの締め付け時に発生する押圧力によりマイクロカプセル44(図5参照)が破裂するので、図7(C)に示すように工具52が嵌め込まれた部分から光48が発せられることになる。
上記マイクロカプセル44を用いた例では、マイクロカプセル44が破裂した部分から光を発するように構成したが、逆に、マイクロカプセル44が破裂した部分から光を発しないように構成してもよい。
【0021】
図8はこのような光機能部材の第5例を示す拡大断面図、図9は図8に示す光機能部材を用いた時の接続作業を説明するための説明図である。尚、図6に示す部分と同一構成部分には同一符号を付している。図8に示すように、この光機能部材60ではマイクロカプセル44中に濃色、例えば光を通し難い黒色の溶媒62を封入している。そして、このマイクロカプセル44と発光材14とを別の無色の、或いは白色の溶媒18中に混練状態で均一に分散させて発光塗料64としている。そして、この発光塗料64を光機能部材として用いてもよいし、これを支持フィルム24の一面に塗布し、反対面に接着剤50を形成して光機能部材60として形成してもよい。この場合には、この光機能部材60からは常時、発光により光48が発せられている。
【0022】
そして、図9(A)に示すように、接続作業の施工前においては、接続継手40に設けた光機能部材60からは常時発光により光48が発せられている。そして、図9(B)に示すように、この光機能部材60の一部分が工具68により押圧力を付与してかしめられて塑性変形すると、この部分のマイクロカプセル44が破裂し、この中に封入されていた濃色の溶媒42が浸透して発光材14の周囲を覆うことになり、この結果、今まで放出されていた光48が遮断されることになる。従って、この結果図9(C)に示すようにかしめられた部分の光48が消失し、この両側のマイクロカプセル44の破裂が生じなかった部分のみが光48を発し続けることになる。従って、この二重リング状の発光態様を視認することによって、接続作業が完了したことを迅速に、且つ容易に確認することができる。尚、この場合、光機能部材60の部分全体をかしめるようにしてもよく、その場合には光48が完全に遮断されることになる。
また、ここで上記光機能部材60に替えて、図3に示すようなガラスビーズよりなる反射材16を用いた光機能部材12を用いてもよい。この場合には施工前は光機能部材12の全体から光が反射しているが、施工後は工具68によってガラスビーズよりなる反射材16が破壊されて反射しなくなり、その結果、全部の反射光がなくなったり、或いは一部の反射光がなくなって例えば縞状に(二重リング状に)光が反射されることになる。
尚、以上説明した接続継手の型式は、単に一例を示したに過ぎず、他の型式の接続継手にも本発明を適用できるのは勿論である。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の接続継手及び施工方法によれば、次のように優れた作用効果を発揮することができる。
請求項1〜5、8〜10、14に係る発明によれば、接続作業の施工後の接続継手に検査光を照射して光機能部材の状態を確認することにより、接続作業が完了しているか否かを迅速に、且つ容易に確認することができる。
請求項6に係る発明によれば、光機能部材を、接続作業の施工前では視認でき、且つ施工後は視認できないような位置に設けることにより、接続継手から光が発せられていないことを視認することにより、接続作業が完了しているか否かを迅速に、且つ容易に確認することができる。
請求項7に係る発明によれば、接続作業の施工時に付与される押圧力によりマイクロカプセルが破裂して中に封入されていた発光材が滲み出るので、この発光材からの光を視認することにより、接続作業が完了しているか否かを迅速に、且つ容易に確認することができる。
請求項11〜13に係る発明によれば、接続作業の施工前は発光塗料から発する光を視認でき、施工後は発光塗料は濃色の溶媒に覆われるので、この光を視認できず、これにより接続作業の完了を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光機能部材を設けた本発明の接続継手の第1実施例の接続作業を示す工程図である。
【図2】光機能部材の第1例を示す拡大断面図である。
【図3】光機能部材の第2例を示す拡大断面図である。
【図4】本発明の光機能部材を設けた接続継手の第2実施例の接続作業を示す工程図である。
【図5】光機能部材の第3例を示す拡大断面図である。
【図6】光機能部材の第4例を示す拡大断面図である。
【図7】2つに分割可能な型式の接続継手に光機能部材を設けた場合を示す工程図である。
【図8】光機能部材の第5例を示す拡大断面図である。
【図9】図8に示す光機能部材を用いた時の接続作業を説明するための説明図である。
【符号の説明】
2,40 接続継手
4 配管
6 継手本体
8 装着部材
12,42,60 光機能部材
14 発光材
16 反射材
24 支持フィルム
44 マイクロカプセル
50 接着剤
62 濃い溶媒

Claims (15)

  1. 流体を流す配管を接続するための接続継手において、
    前記接続継手の外面の一部に、接続作業の完了を確認するための光機能部材を形成したことを特徴とする接続継手。
  2. 前記光機能部材は、発光材を含むことを特徴とする請求項1記載の接続継手。
  3. 前記光機能部材は、反射材を含むことを特徴とする請求項1記載の接続継手。
  4. 前記発光材は、溶媒中に分散されて発光塗料として用いられることを特徴とする請求項2記載の接続継手。
  5. 前記発光材または反射材は、支持フィルムの一面に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の接続継手。
  6. 前記接続継手は、継手本体と、該継手本体に装着される装着部材とよりなり、前記光機能部材は、接続作業の施工前は外観上視認が可能であって且つ施工後は外観上視認が不可能な位置に形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の接続継手。
  7. 前記発光材は、押圧力により破裂するマイクロカプセル中に封入されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の接続継手。
  8. 前記光機能部材は前記接続作業の施工時に押圧力が付与される部位に形成されることを特徴とする請求項1乃至5または請求項7のいずれかに記載の接続継手。
  9. 前記光機能部材は、支持フィルムと、前記マイクロカプセルを含んで前記支持フィルムの一面に塗布された塗料と、よりなることを特徴とする請求項7または8記載の接続継手。
  10. 前記支持フィルムの他面には接着剤が塗布されていることを特徴とする請求項9記載の接続継手。
  11. 前記塗料の溶媒の色は、無色或いは白色であることを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の接続継手。
  12. 前記光機能部材は、濃色の溶媒を封入したマイクロカプセルと発光材とを溶媒中に分散させてなる発光塗料よりなることを特徴とする請求項1記載の接続継手。
  13. 前記発光塗料は、支持フィルムの一面に塗布されていることを特徴とする請求項12記載の接続継手。
  14. 前記光機能部材は、接続作業の施工時に押圧力が付与される部位に形成されることを特徴とする請求項12または13記載の接続継手。
  15. 請求項1乃至14に係る接続継手を用いて配管に対して接続作業を行う施工方法において、
    前記接続継手と配管との接続を行う接続工程と、
    該接続工程の後に前記接続継手に光を照射して光機能部材の状態を確認する確認工程と、よりなることを特徴とする施工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012067871A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Bridgestone Corp 配管固定具

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