JP5852651B2 - 液垂れ防止用キャップ - Google Patents

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Description

本発明は、液垂れ防止用キャップに関する。
従来、化粧水を収容する容器のように、内容液を手のひらや小分けの容器に注出することの多いボトル容器の開口部には、注口を備えたキャップが取り付けられている。
このようなキャップには、例えば、所定量注出可能に構成したものなど、種々の機能を付与したものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2011−73738号公報
しかしながら、上記従来のキャップでは、内容液の注出後に液垂れが発生しやすく、注口近傍を汚してしまう事態が多発していた。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、液垂れを効果的に防止することのできる液垂れ防止用キャップを提供する。
上記従来の課題を解決するために、本発明に係る液垂れ防止用キャップでは、液体を収容する容器の開口部に注口を有したキャップを着脱自在に装着可能とすると共に、キャップは、液体の流通路の中途に形成した底壁部の固定側底壁に揺動連結溝を介して開口自在枢支した閉塞体と、流通路の終端部分端面に直角方向に形成したタレ防止フランジと、流通路との間に流通間隙を保持して流通路の終端に嵌着自在とした別体の補助流路キャップと、補助流路キャップの天板を伸延してタレ防止フランジとの間に一定の注ぎ空間を形成する注口フランジと、より構成してなり、前記閉塞体に、前記揺動連結溝の伸延方向と直交する方向に伸延させて同揺動連結溝側へ下り傾斜とした第2斜部を形成する一方、前記閉塞体が開口されたとき前記第2斜部と係合して前記閉塞体を前記固定側底壁に対して直角に係止する突片斜部を前記補助流路キャップの下部に設けることとした。
また、注口は、容器中に連通した流通路と、流通路の終端に形成した開口端部とを備え、開口端部の上端縁と下端縁とにそれぞれ流通路と直角方向に注口フランジとタレ防止フランジとを突設したことにも特徴を有する。
また、補助流路キャップの流通間隙に面した部分に仕切壁を突設し、仕切壁の下端は、補助流路キャップをキャップ流通路の下端に嵌着した場合に液体の流通路の中途に形成した閉塞体を開放すべく構成してなることにも特徴を有する。
また、前記補助流路キャップは、前記底壁部と同底壁部によって下方が閉塞される円筒状の装着部周壁体とで構成された補助流路キャップ装着部の内方の補助流路キャップ装着空間に嵌着されるものであり、前記タレ防止フランジを前記装着部周壁体の上端周縁略半部に設け、残り半部を前記タレ防止フランジの上縁よりも低い低縁部として、前記タレ防止フランジと前記低縁部との間に段差部を形成する一方、前記補助流路キャップの注口フランジの対向位置となる上部背面側に、前記段差部と当接して前記補助流路キャップの前記補助流路キャップ装着空間内での周回り方向への回動を規制する低縁部当接体を形成した。
本発明では、液体を収容する容器の開口部に注口を有したキャップを着脱自在に装着可能とすると共に、キャップは、液体の流通路の中途に形成した底壁部の固定側底壁に揺動連結溝を介して開口自在枢支した閉塞体と、流通路の終端部分端面に直角方向に形成したタレ防止フランジと、流通路との間に流通間隙を保持して流通路の終端に嵌着自在とした別体の補助流路キャップと、補助流路キャップの天板を伸延してタレ防止フランジとの間に一定の注ぎ空間を形成する注口フランジと、より構成してなり、前記閉塞体に、前記揺動連結溝の伸延方向と直交する方向に伸延させて同揺動連結溝側へ下り傾斜とした第2斜部を形成する一方、前記閉塞体が開口されたとき前記第2斜部と係合して前記閉塞体を前記固定側底壁に対して直角に係止する突片斜部を前記補助流路キャップの下部に設けることとしたため、液垂れを効果的に防止することができる。
また、注口は、容器中に連通した流通路と、流通路の終端に形成した開口端部とを備え、開口端部の上端縁と下端縁とにそれぞれ流通路と直角方向に注口フランジとタレ防止フランジとを突設したため、さらに効果的に液垂れを防止することができる。
また、補助流路キャップの流通間隙に面した部分に仕切壁を突設し、仕切壁の下端は、補助流路キャップをキャップ流通路の下端に嵌着した場合に液体の流通路の中途に形成した閉塞体を開放すべく構成したため、さらに効果的に液垂れを防止することができる。
また、前記補助流路キャップは、前記底壁部と同底壁部によって下方が閉塞される円筒状の装着部周壁体とで構成された補助流路キャップ装着部の内方の補助流路キャップ装着空間に嵌着されるものであり、前記タレ防止フランジを前記装着部周壁体の上端周縁略半部に設け、残り半部を前記タレ防止フランジの上縁よりも低い低縁部として、前記タレ防止フランジと前記低縁部との間に段差部を形成する一方、前記補助流路キャップの注口フランジの対向位置となる上部背面側に、前記段差部と当接して前記補助流路キャップの前記補助流路キャップ装着空間内での周回り方向への回動を規制する低縁部当接体を形成したため、さらに効果的に液垂れを防止することができる。
本実施形態に係る液垂れ防止用キャップとしてのキャップの外観を示した説明図である。 上面視におけるキャップ本体を示した説明図である。 図2におけるA−A断面図である。 斜め上方から見た補助流路キャップを示した説明図である。 斜め下方から見た補助流路キャップを示した説明図である。 補助流路キャップの上面、下面、前面、後面、右側面を示した説明図である。 キャップの動作を示した説明図である。
以下、本実施形態に係る液垂れ防止用キャップについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る液垂れ防止用キャップとしてのキャップAの外観を示した説明図である。図1に示すように、キャップAは、内部に化粧水を収容したボトル入り化粧水10のボトル11の開口12に装着されており、キャップAに備えられた注口13から、キャップAの内部に形成される流通路を介して化粧水を取り出し可能としている。
キャップAは、ボトル11の開口12に装着されたキャップ本体15と、同キャップ本体15に着脱自在に装着された補助流路キャップ17とで構成している。なお、図中符号16は、キャップ本体15の上部を覆うカバー体16である。
まず、キャップ本体15の構成について説明する。図2は上面視におけるキャップ本体15を示した説明図であり、図3は図2におけるA−A断面図である。
図2及び図3に示すように、キャップ本体15は、ボトル11の開口12に嵌着される基部20と、補助流路キャップ17が装着される補助流路キャップ装着部21とで構成している。
基部20は、ボトル11に装着した際に開口12の上方で水平方向に伸延する平面視円形状の中間壁19と、同中間壁19の外縁より下方へ垂設した開口12の外径と略同径の内径を有する基部周壁体22と、同基部周壁体22の内方に同心軸状に中間壁19より下方へ向けて垂設された開口12の内径と略同径の外径を有する内壁体23とを備えており、同基部周壁体22及び内壁体23との間には、ボトル11の開口12の周壁を嵌入させる嵌入溝24が形成されている。
また、内壁体23の内方は、ボトル11内に収容されている化粧水が流通する基部流通空間28としている。
また、基部周壁体22の下部近傍には、同基部周壁体22の内方へ向けて膨出させた膨大部25が形成されており、開口12の周壁に設けられている肉薄部分(図示せず)と係合して、キャップ本体15をボトル11に着脱自在、且つ、キャップ本体15がボトル11から容易に脱落しないよう構成している。
中間壁19の上面外縁近傍には、上方へ立ち上げて形成した周壁状のカバー体装着壁26が備えられている。このカバー体装着壁26は、カバー体16を係止するための部位であり、その外径は、カバー体16の内径と略同径としている。
また、カバー体装着壁26の上端部には外方へ膨出する周縁凸部27が形成されており、カバー体16の内周面に形成されている溝部(図示せず)に係合させることで、カバー体16を開閉自在に係止可能としている。
補助流路キャップ装着部21は、内壁体23と同心軸状に中間壁19を貫通させた状態で配設した装着部周壁体30と、同装着部周壁体30の下方を閉塞する底壁部31とで構成しており、その内方を補助流路キャップ装着空間32としている。
装着部周壁体30は、内壁体23の内径よりも小さい外径とした筒状としており、図2にも示すように、その上端周縁の略半部は、半径方向外方へ向けて略直角方向に湾曲させつつ突出させ、さらに先端を下方へ向けて湾曲状としたタレ防止フランジ33が備えられている。また、装着部周壁体30の上端周縁の残り半部は、タレ防止フランジ33の上縁よりもやや低く形成された低縁部34としており、タレ防止フランジ33と低縁部34との間には、段差部35が設けられている。
また、低縁部34が備えられている装着部周壁体30の内周壁面には、補助流路キャップ装着部21に装着された補助流路キャップ17の周方向への回動を規制する凸条部36が上下方向へ向けて形成されており、その上端は装着部周壁体30の内方へ向けて下り方向に傾斜したテーパが形成されている。
底壁部31は、ボトル11内に収容されている内容液(本実施形態では化粧水)をボトル11外と仕切る役割を有する部位であり、低縁部34側に形成された固定側底壁37と、タレ防止フランジ33側に形成された揺動側底壁38とで構成している。
固定側底壁37は、装着部周壁体30に十分な強度で連設された上面視半円形状の部位であり、後に詳述するが、補助流路キャップ17が押下された際に、補助流路キャップ17の下部と当接して下方への更なる移動を規制する当接座部の一つとして機能する。
揺動側底壁38は、上面視半円形状の部位であり、その周縁には装着部周壁体30に沿って刻設された半円弧状の切断溝40と、固定側底壁37との隣接部位に刻設された直線状の揺動連結溝41とが備えられている。
切断溝40は、揺動側底壁38が上部から押圧された際に、容易に切断される溝であり、揺動連結溝41は折溝の役割を担う溝である。したがって、揺動側底壁38が上部から押圧されると、揺動側底壁38は、揺動連結溝41にて固定側底壁37に連結した状態で、基部流通空間28側へ落ち込んで、補助流路キャップ装着空間32と基部流通空間28とが連通し開栓された状態となる。すなわち、揺動側底壁38は、開口自在の閉塞体として機能する。
また、揺動側底壁38の略中央部には、揺動連結溝41の伸延方向と略直交する方向に伸延させて形成した当接突起部43が備えられている。
当接突起部43は、補助流路キャップ17が押し込まれた際に、揺動側底壁38の落とし込みを補助したり、揺動側底壁38を開栓状態に保持する役割を有する部位であり、同当接突起部43の頂部から、タレ防止フランジ33を備えた装着部周壁体30側へ下り傾斜とした第1斜部44と、頂部から揺動連結溝41へ下り傾斜とした第2斜部45とを備えている。
第1斜部44は、第2斜部45よりも緩やかに形成されており、第2斜部45は略45度の角度としている。
次に、補助流路キャップ装着部21に装着される補助流路キャップ17の構成について図4〜図6を参照しながら説明する。図4は斜め上方から見た補助流路キャップ17を示した説明図、図5は斜め下方から見た補助流路キャップ17を示した説明図、図6は補助流路キャップ17の上面、下面、前面、後面、右側面を示した説明図である。
補助流路キャップ17は、図4〜図6に示すように、装着部周壁体30の内径と略同径の外径を有する略円筒形状の胴壁体50と、同胴壁体50の上面に配設された天板51とを備えている。
天板51は、上面視略円形状とした板状の部材であり、その前部において前方に向けて伸延して形成した上側フランジとしての注口フランジ56を備えている。
胴壁体50は、図6の右側面図にも示すように、下方後半部を水平に構成する一方、下方前半部を前方へ向けて下り傾斜状に構成している。
また、胴壁体50は、注口フランジ56の下方において、上下方向へ伸延する断面視略U字状の流通溝52を2本備えており、同流通溝52の間には仕切壁53が形成されている。
流通溝52は、揺動側底壁38が落とし込まれて開栓状態となった際に、内容液を流通させるための溝であり、補助流路キャップ17の下部から天板51の裏面に至るまで形成されている。
仕切壁53は、2本の流通溝52の間に形成された上下方向に伸延する板状の部材であり、その下端部(以下、仕切壁下端部54という。)は、補助流路キャップ17において最も下方に突出した部位としている。なお、この仕切壁下端部54は、後の動作説明において詳説するが、切断溝40部分における揺動側底壁38の装着部周壁体30からの離切及び初期の押込み動作を担う。
また、仕切壁53の上部には、胴壁体50の背面方向へ傾斜する仕切壁斜部55が形成されており、左右の流通溝52を流通する液体が、相互に接触可能となるよう構成している。
また、胴壁体50の上部背面側には、半径方向外方へ向けて胴壁体50の壁を一部肉厚板状に形成した低縁部当接体57が備えられている。この低縁部当接体57は、補助流路キャップ17を補助流路キャップ装着部21に装着して押下した際に、低縁部34と当接して、補助流路キャップ17の更なる押下方向への動きを規制するものである。
また、図5及び図6に示すように、胴壁体50の背面側には、前述の凸条部36と嵌合する摺動溝58が、補助流路キャップ17の下部から低縁部当接体57の下端に至るまで、上下方向へ向けて形成されている。
また、胴壁体50の内部には、図5に示すように、前後上下方向に面の広がりを有する突片支持板59が配設されており、同突片支持板59の流通溝52側端部下方には、係止突片60が備えられている。
この係止突片60は、補助流路キャップ17を補助流路キャップ装着部21に装着して押下した際に、当接突起部43と当接可能な位置に配設されている。
また、係止突片60は、図5に示すように、突片先端部61と突片斜部62とを備えている。突片先端部61は、略水平な面を有する部位であり、後の動作説明において詳説するが、装着部周壁体30からの離切された揺動側底壁38の中盤の押込み動作を担う。
また、突片斜部62は、突片先端部61から後面方向へ略45度の角度で登り傾斜とした面を備える部位であり、装着部周壁体30からの離切された揺動側底壁38の係止固定を担う。
次に、図7を参照しながら、補助流路キャップ17によるキャップ本体15の開栓動作について図7を参照しながら説明する。
図7(a)は、キャップ本体15の補助流路キャップ装着部21に、補助流路キャップ17が装着され、開栓動作は行われていない状態を示している。
開栓を行うにあたっては、まず、補助流路キャップ17の天板51を押下して、装着部周壁体30に沿って補助流路キャップ17を補助流路キャップ装着空間32内の下方へ向けて移動させる。
このとき、補助流路キャップ17は、摺動溝58と凸条部36とが嵌合して摺動することにより、周回り方向への回転が抑制されて、まっすぐに押し込まれることとなる。
すると、補助流路キャップ17の仕切壁下端部54が、揺動側底壁38の切断溝40近傍に当接して押圧力が集中し、切断溝40が切断されて揺動側底壁38が揺動連結溝41に枢支された状態で、換言すれば、半円状の揺動側底壁38の弦の部分が蝶番の如く機能しつつ落とし込まれることとなる。すなわち、仕切壁下端部54により、切断溝40部分における揺動側底壁38の装着部周壁体30からの離切及び初期の押込み動作が行われる。
引き続き補助流路キャップ17の押込み動作が行われると、突片先端部61が第2斜部45に当接し、図7(b)に示すように、装着部周壁体30からの離切された揺動側底壁38の中盤の押込み動作が行われる。
そして、更に補助流路キャップ17の押込み動作が行われると、補助流路キャップ17の下部が固定側底壁37に当接し、また、低縁部当接体57の下部と低縁部34とが当接することにより、押込み動作が規制される。
また、低縁部当接体57の左右両端部と、装着部周壁体30に形成された段差部35とが当接することにより、補助流路キャップ17の周回り方向への回動が規制される。
またこのとき、突片斜部62と第2斜部45とが係合することにより、揺動側底壁38が固定側底壁37に対して直角に係止される。
このような動作を経ることにより、基部流通空間28と、流通溝52とが連通して流通路が形成され、また、注口13が形成されることとなる。
また、このとき注口13は、ボトル11に連通した流通路と、流通路の終端に形成された開口端部とを備えており、開口端部の上端縁と下端縁とには、それぞれ流通路と直角方向に注口フランジ56とタレ防止フランジ33とが突設されることとなる。換言すれば、注口フランジ56とタレ防止フランジ33との間に一定の注ぎ空間が形成され、注口13が機能することとなる。
このような構成を備えることにより、液垂れを効果的に防止することができる。
しかも、仕切壁53には仕切壁斜部55が形成されているため、流通溝52を通って注口13近傍に至った化粧水は、仕切壁53に阻まれることなく、注口フランジ56の裏面と広く接触することができ、化粧水の表面張力や粘性により、注口13における液体の保持効果を強力に生起させることができて、液切れを良好とすることができる。
また、タレ防止フランジ33は、断面視略円弧状に形成しているため、液切れが良好に行われることとなり、液垂れを更に防止することができる。
上述してきたように、本実施形態に係る液垂れ防止用キャップでは、液体を収容する容器の開口部に注口を有したキャップを着脱自在に装着可能とすると共に、キャップは液体の流通路の中途に形成した開口自在の閉塞体と、流通路の終端部分端面に直角方向に形成したタレ防止フランジと、流通路との間に流通間隙を保持して流通路の終端に嵌着自在とした別体の補助流路キャップと、補助流路キャップの天板を伸延してタレ防止フランジとの間に一定の注ぎ空間を形成する注口フランジと、より構成してなるため、液垂れを効果的に防止することができる。
最後に、上述した各実施の形態の説明は本発明の一例であり、本発明は上述の実施の形態に限定されることはない。このため、上述した各実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
11 ボトル
12 開口
13 注口
15 キャップ本体
17 補助流路キャップ
33 タレ防止フランジ
34 低縁部
35 段差部
37 固定側底壁
38 揺動側底壁
40 切断溝
41 揺動連結溝
43 当接突起部
44 第1斜部
45 第2斜部
51 天板
52 流通溝
53 仕切壁
56 注口フランジ
60 係止突片
61 突片先端部
62 突片斜部
A キャップ

Claims (4)

  1. 液体を収容する容器の開口部に注口を有したキャップを着脱自在に装着可能とすると共に、キャップは、液体の流通路の中途に形成した底壁部の固定側底壁に揺動連結溝を介して開口自在枢支した閉塞体と、流通路の終端部分端面に直角方向に形成したタレ防止フランジと、流通路との間に流通間隙を保持して流通路の終端に嵌着自在とした別体の補助流路キャップと、補助流路キャップの天板を伸延してタレ防止フランジとの間に一定の注ぎ空間を形成する注口フランジと、より構成してなり、
    前記閉塞体に、前記揺動連結溝の伸延方向と直交する方向に伸延させて同揺動連結溝側へ下り傾斜とした第2斜部を形成する一方、
    前記閉塞体が開口されたとき前記第2斜部と係合して前記閉塞体を前記固定側底壁に対して直角に係止する突片斜部を前記補助流路キャップの下部に設けたことを特徴とする液垂れ防止用キャップ。
  2. 注口は、容器中に連通した流通路と、流通路の終端に形成した開口端部とを備え、開口端部の上端縁と下端縁とにそれぞれ流通路と直角方向に注口フランジとタレ防止フランジとを突設したことを特徴とする請求項1に記載の液垂れ防止用キャップ。
  3. 補助流路キャップの流通間隙に面した部分に仕切壁を突設し、仕切壁の下端は、補助流路キャップをキャップ流通路の下端に嵌着した場合に液体の流通路の中途に形成した閉塞体を開放すべく構成してなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液垂れ防止用キャップ。
  4. 前記補助流路キャップは、前記底壁部と同底壁部によって下方が閉塞される円筒状の装着部周壁体とで構成された補助流路キャップ装着部の内方の補助流路キャップ装着空間に嵌着されるものであり、
    前記タレ防止フランジを前記装着部周壁体の上端周縁略半部に設け、残り半部を前記タレ防止フランジの上縁よりも低い低縁部として、前記タレ防止フランジと前記低縁部との間に段差部を形成する一方、
    前記補助流路キャップの注口フランジの対向位置となる上部背面側に、前記段差部と当接して前記補助流路キャップの前記補助流路キャップ装着空間内での周回り方向への回動を規制する低縁部当接体を形成したことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の液垂れ防止用キャップ。
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