JP4203912B1 - 飲料用容器の栓体 - Google Patents

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Abstract

【課題】飲料用容器の栓体において保温性を向上する。
【解決手段】飲料用容器の栓体1に止水パッキン8を備える。栓体本体3の底面3bの下方に底面3bと周壁32cで囲まれた内向き凹部32aを形成する。凹部32aをほぼ埋めるように挿入される断熱用の突起部82を止水パッキン8に設ける。止水パッキン8の突起部82に栓体本体3の液通孔35、空気孔36にそれぞれ連通する注出路86及び通気路87を設ける。止水パッキン8の肉厚な突起部82が断熱材としても作用することから栓体1における断熱長を大きくして保温性を向上することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、止水パッキンを備えた飲料用容器の栓体に関するものである。
従来、この種のものとして止水パッキンが下面視で略円環状の形状であり、栓体の外側面下端の嵌合溝部等に伸ばして着脱する構造のもの、また、飲料を注出する際の通気孔(閉塞筒状)が栓体の下面より突出する構造のもの、さらには通気孔の筒状突出部は栓体と同一部材で一体で形成されたものなどが知られている(例えば特許文献1〜4)。
また、通気孔が栓体と別部材で着脱可能な構造であり、通気孔は屈曲した閉パイプ状のものも知られている(例えば特許文献5)。さらに、栓体の内部に断熱材を設けたものも知られている(例えば特許文献6)。
特許第3620038号公報 特許第3620039号公報 特許第3620040号公報 特許第3620042号公報 特開2003−210338号公報 特開平10−113294号公報の図2
前記特許文献1〜4で示した従来技術においては、円環状の止水パッキンを径方向に伸ばして栓体の嵌合溝に取り付ける構造であるが、止水パッキンの弾性に逆らって伸ばして取り付け操作するため、周方向の伸びが不均一になったり局部的なねじれやずれが生じた場合に止水性が劣り漏れる可能性があった。また、止水パッキンの上下方向を識別せずに向きを間違えて取り付けた場合にも同様に漏れる可能性があった。さらに、通気孔が栓体側に設定され、閉塞した筒状であるため通気孔の内側が洗浄しにくく不衛生であった。
また、前記特許文献5で示した従来技術においては、通気孔は栓体とは別部材のために単独での洗浄が可能であるが、屈曲した閉パイプ塞形状であるため、通気孔の内側が洗浄しにくく不衛生となる。
さらに、前記特許文献6で示したものでは、断熱材を栓体の内部に設置した構造のため、栓体の構造が複雑となり、密閉するための蓋部材や超音波溶着等にて密閉する生産工程が必要となり、製造コストや生産性での問題となる。
解決しようとする問題点は、栓体において保温性や取り付け易さを向上し、さらに単独で洗浄でき衛生的とする点である。
請求項1の発明は、容器本体の筒状の開口に着脱自在に取り付けられ、筒状の周壁及び底面を有する栓体本体と、前記栓体本体の底面に設けられ、飲料を前記容器本体の外部に排出する注出孔、及び外気を前記容器本体内部へ流入する通気孔と、前記栓体本体に着脱自在に装着され前記開口に密着可能な止水パッキンを備えた飲料用容器の栓体において、前記栓体本体の底面の下方に底面と周壁で囲まれた内向き凹部を形成すると共に、前記凹部をほぼ埋めるように挿入される突起部を前記止水パッキンに一体に設け、前記止水パッキンの前記突起部に前記栓体本体の前記注出孔及び通気孔にそれぞれ連通する注出路及び通気路を設けたことを特徴とする飲料用容器の栓体である。
請求項2の発明は、前記止水パッキンの前記通気路を前記止水パッキンの下端面から下方へ延長して突出部を形成し、該突出部をパッキンの着脱操作時の握り部としたことを特徴とする請求項1に記載の飲料用容器の栓体である。
請求項3の発明は、前記栓体本体の前期内向き凹部と、前記止水パッキンの前記突起部のそれぞれに、互いに係合し位置決めされる、係合突起と係合溝を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の飲料用容器の栓体である。
請求項4の発明は、前記通気路が半開放溝状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の飲料用容器の栓体である。
請求項1の発明によれば、止水パッキンの肉厚な突起部が断熱材としても作用することから栓体における断熱長を大きくして保温性を向上することができる。
請求項2の発明によれば、突出部を止水パッキンの握り部としたことで、止水パッキンの着脱の操作性を向上できる。
請求項3の発明によれば、係合突起と係合溝を合致させて止水パッキンを確実に位置決めして取り付けできる
請求項4の発明によれば、通気路が開放していることにより、内部まできれいに洗浄することができる。
請求項5の発明によれば、
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
以下、本発明を、図に示す実施形態例に基づいて説明する。魔法瓶等の液体容器の栓体1は、容器本体2の上部の円筒状の開口2aに着脱自在に取り付けられる外栓等と称する栓体本体3と、該栓体本体3の上部に上下方向にヒンジ回動可能に設けられて栓体本体3の上部の開口2aを開閉する内栓等と称する蓋体4と、該蓋体4を前記栓体本体3に閉状態に係止する係止部材5とを有し、蓋体4は支軸6を介して回動自在に設けている。さらに、蓋体4には、ゴム、エラストマー等のゴム状の弾性体からなる蓋シール部材7が設けられると共に、栓体本体3の下部には、栓体本体3を容器本体2に取り付けたときに、容器本体2に密着する止水パッキン8が備えられている。容器本体2は内容器2bと外容器2cとの間に真空等の断熱層2dを介在している。
前記栓体本体3は、周壁3a及び底面3bを有する筒状の栓体本体3有底筒状に形成された栓体部31と、該栓体部31を組み付けた容器本体2への取付部32とからなり、栓体部31を容器本体2の開口2a内に挿入して、取付部32外周に形成されたネジ部33を容器本体2の首部内周のネジ部21に螺合することにより容器本体2の開口2aに取り付けられる。前記取付部32の上部一側に、前記蓋体4が水平方向の支軸6にて上下方向にヒンジ回動可能に取り付けられている。これにより、栓体1は、支軸6と径方向に対向する側が注ぎ口30になる。
前記栓体部31は、上面のほぼ中央に、平板状の底面3bを支軸6側から注ぎ口30側へ低くなるよう傾斜して形成されている。底面3bの周縁よりほぼ垂直に立ち上がり栓体部31の上面より上方にやや突出する周壁40の前側は前方に向けて先細形状として注ぎ口30を形成する。そして底面3bの低い方に注出孔である液通孔35を、高い方に通気孔である空気孔36をそれぞれ穿設して、該底面3bから上部開口、すなわち注ぎ口30の間を液流路37としている。そして、底面3bの下方、すなわち取付部32の内部は、下方を開口した空洞部となって上向きの底面3bとその下側の周壁32cで囲まれた内向き凹部32aが形成されており、その外側にネジ部33が形成されている。そして、液流路37を平面略円形に形成する。
前記蓋体4は、有底筒状に形成された蓋下部41と、該蓋下部41の上部開口を覆う蓋上部42とからなり、蓋下部41は、胴部43と底壁44とを有し、胴部43の外周にはシール部材取付用の溝45が周設されている。底壁44は、前記栓体本体3の底面3bに対応して略円形に形成されており、さらに傾斜して形成されており、その下面には、前記液通孔35と前記空気孔36にそれぞれ対応する位置にシール部材取付用の突起46,47が形成されている。液通孔35に対応する突起46には空気抜き孔46aが穿設されている。
また、前記蓋下部41には、ゴム、エラストマー等のゴム状の弾性体からなる前記蓋シール部材7が設けられている。この蓋シール部材7は、前記蓋体4を閉じたときに、前記液通孔35を上方から密閉する止水部材である流入口シール部71と、前記空気孔36を上方から密閉する空気孔シール部72と、前記栓体本体3の上部開口近傍内周壁に密着する流出口シール部73とを一体に形成したもので、流入口シール部71を前記突起46に、空気孔シール部72を前記突起47にそれぞれ外嵌し、流出口シール部73を蓋下部41に取り付けられる。流入口シール部71は、突起46との間に空洞部(図示せず)を形成して設けられる。なお、本実施形態例では一体型のシール部材を用いたが、流入口シール部71、空気孔シール部72及び流出口シール部73はそれぞれ別部品でもよい。
前記蓋上部42の上面には、前記係止部材5が設けられている。該係止部材5は、前記蓋下部41の左右外周壁から左右方向にそれぞれ突出して前記周壁40の左右にそれぞれ形成した係止受け部39に係止する係止爪52を有し、該係止爪52の突出方向、すなわち、支軸6から注ぎ口30方向に往復動可能に設けられ、蓋上部42の側壁との間に縮設されたスプリング51により閉蓋状態において常時注ぎ口30方向へ付勢されている。また、蓋上部42の上面には、係止爪52に接続して該係止爪52を操作する操作部53を形成していると共に、蓋上部42の前部に、蓋押し部位である指掛け部53aが形成されている。
この係止部材5は、栓体本体3の上部開口を蓋体4で閉じた際に、係止爪52が前記係止受け部39と係止して蓋体4を閉状態に保持する。また、操作部53を前記スプリング51の付勢力に抗して支軸6側へ動かすことにより、係止爪52が支軸6側へ移動することにより前記係止受け部39との係止を解除する。
支軸6には、蓋体4を常時開方向(上方)に付勢する弾性部材(図示せず)が設けられ、この弾性部材の付勢力によって蓋体4は上方に回動して開く。この蓋体4は、支軸6を中心として閉状態から90度以上開き、容器本体2を傾けて液体を注ぐ際には、弾性部材の付勢力によって蓋体4の閉方向への回動が規制され開状態を維持する。
前記止水パッキン8は、ゴム、エラストマー等のゴム状の弾性体によって一体に成形されたものであり、内容器2bの円筒状の開口2aの下部に設けられた凸段部22に密着可能な平面が円環形状の円環状部81の内側に前記凹部32aをほぼ埋めるように嵌入される断熱用の突起部82が形成されている。そして、突起部82と、該突起部82の下部に設けられる円環状部81との間には筒状となっている取付部32の下部が嵌着するように上方を開口した溝83が平面円環状となって形成されており、この溝83に取付部32の下部が挿入して下部が係止することで栓体1に対して止水パッキン8が上下方向位置において位置決めされるようになっている。
さらに、内向き凹部32aと突起部82のそれぞれに、互いに係合し位置決めされる係合突起84と係合溝85を設ける。係合突起84は取付部32の内周面に設けられるものであり、内周面の内側に向けてやや突設して上下方向に添って設けられている。尚、この係合突起84は後述する注出路86、通気路87を結ぶ仮想線(図示せず)の左右両側に左右対称位置となって配置されている。一方、係合溝85は係合突起84と対向するように突起部82の外周に上下方向に形成されている。そして係合突起84が係合溝85に係合することで、突起部82、ひいては止水パッキン8が栓体1に対して回り止めされるようになっている。
また、前記突起部82には、蓋体4の底面3bに設けた液通孔35、空気孔36にそれぞれ連通する注出路86、及び半開放溝状の通気路87を設ける。注出路86は液通孔35に対向するように止水パッキン8の前側で上下方向に設けられるものであり、その上部を液通孔35の下部に連通すると共に下部を内容器2b内に連通して開口している。一方、通気路87は止水パッキン8の後側で止水パッキン8の外周に沿って上下方向に設けられるものであり、その上部を空気孔36の下部に連通すると共に下部を内容器2b内に連通して開口している。この止水パッキン8の外周に沿って形成される通気路87は平面を角がない半円状等円弧状となるように外側を開口する溝状に形成されている。さらに通気路87においては、止水パッキン8の下端面から下方へ延長して突出部88を短パイプ状に形成し、該突出部88を握り部として止水パッキン8の栓体1との着脱操作時利用できるようになっている。
次に前記構成についてその作用を説明する。容器本体2に熱いお茶などの飲料(図示せず)を収容した状態で容器本体2の開口部に栓体1を装着する。この際、止水パッキン8の円環状部81が内容器2bの開口部の段部22に密着可能することで水密となって保温できる。この保温状態にあってはでは凹部32aにゴム、エラストマー等のゴム状のからなる突起部82がほぼ埋めるように嵌入されていることにより、その突起部82の上下方向長さを栓体1における断熱長さとすることができ、保温作用を高めることができる。
また、栓体1における閉蓋時においては、係止爪52の上面55が係止受け部39内の上面(倒凹部の内天面)に係止することで、弾性部材の弾性力に抗して閉蓋状態を維持する。この状態ではコイルスプリング51の付勢力にしたがって係止爪52が前方に付勢され続ける。そして、流入口シール部71、空気孔シール部72により液通孔35、空気孔36を封ずるようにしている。
一方、閉蓋状態の蓋体を蓋開するときは、操作部53をコイルスプリング51の付勢力に抗して後方にスライドすることで係止爪52を後方に移動することにより、係止受け部39との係止を解除する。この係止解除により弾性部材の弾性復元力により蓋体4が支軸6を中心に開方向に回動して開状態となり、この結果流入口シール部71、空気孔シール部72が離れた液通孔35、空気孔36は開口する。
この状態で、容器本体2を傾斜することで、収容した液体は、注出路86、液通孔35を通過して液流路37を介して注ぎ口30より注ぎ出る。この際、前後方向(支軸6の軸方向に直交する方向)の径Aを長径、左右方向(支軸6の軸方向と平行な方向)の径Bを短径(A>B)としているので、液流路37において液体は左右に広がるようなことなく、注ぎ口30方向に向けて細長くなるように流れ出る。一方、外気は空気孔36、通気路87、突出部88を通過して内容器2bに流入する。
この後、支軸6を中心として弾性部材に抗して蓋体4の前方を閉方向へ回動させて閉じるように押すと、係止爪52の傾斜した下面54が、周壁40の後ろ側端面の上面39aに当接し、さらに蓋体4を押し付けると係止爪52の傾斜した下面54が上面39aの傾斜に沿って後ろ側に移動する。この移動はコイルスプリング51の付勢力に抗してなされる。係止爪52の傾斜した下面54が上面39aの後端部を乗り越えると両者間の当接状態が解除されて、コイルスプリング51の付勢力で係止爪52は倒凹部からなる係止受け部39に押込まれて係止状態を維持する。
一方、止水パッキン8の洗浄にあっては、まず突出部88を握って止水パッキン8を栓体1より抜き出す。そして、水洗するものである。この際、栓体1にあっては内向き凹部32aの内側を洗浄できる。また止水パッキン8においては、空気孔36は外側を開口する溝状に形成されているので、内部まできれいに洗浄することができる。そして洗浄後の止水パッキン8を栓体1に再び取り付ける。この取り付けにあっては、係合突起84に係合溝85を係合させて円周方向を位置決めし、そして溝83に取付部32の下部が係止するまで挿入するものである。これにより、止水パッキン8は栓体1に対して上下方向及び円周方向において位置決めされる。
以上のように、前記実施例では容器本体2の上部の円筒状の開口2aに着脱自在に取り付けられ、筒状の周壁3a及び底面3bを有する栓体本体3と、栓体本体3の底面3bに設けられ、飲料(図示せず)を容器本体2の外部に排出する液通孔35、及び外気を容器本体2内部へ流入する空気孔36と、栓体1に着脱自在に装着される止水パッキン8を備えた飲料用容器の栓体1において、栓体本体3の底面3bの下方に底面3bと周壁32cで囲まれた内向き凹部32aを形成すると共に、前記凹部32aをほぼ埋めるように挿入される断熱用の突起部82を止水パッキン8に設け、止水パッキン8の突起部82に栓体本体3の液通孔35、空気孔36にそれぞれ連通する注出路86及び通気路87を設けたことによって、止水パッキン8の肉厚な突起部82が断熱材としても作用することから栓体1における断熱長を大きくして保温性を向上することができる。また、止水パッキン8の肉厚な突起部82により容易にパッキンの上下方向を識別でき、径方向で伸ばすのではなく下方から押し込んで取り付けることが可能なため、上下逆向きに間違って取り付けることや、ねじれやずれによる漏れを回避することができる。
また、前記止水パッキン8の通気路87を下端面から下方へ延長して突出部88を形成し、該突出部88を止水パッキン8の着脱操作時の握り部としたことで、突出部88を握って止水パッキン8を着脱操作できるため操作性を向上することができる。
さらに、栓体本体3の内向き凹部32aと、止水パッキン8の断熱用の突起部88のそれぞれに、互いに係合し位置決めされる、係合突起84と係合溝85を設けたことにより、係合突起84と係合溝85を合致させて止水パッキン8を嵌めることで、栓体本体3側の液通孔35、空気孔36が、止水パッキン8側の注出路86と通気路87にそれぞれ確実に合致して連通して位置決めされて回り止めを行うことができるため、確実な取り付け操作が可能となり、一方係合突起84と係合溝85を合致させないと取り付けできないため、前後方向を間違えて取り付けることは回避でき安全であり、取り付け方向を認識しやすくなる。
しかも、止水パッキン8が栓本体3から取り外し可能であって、前記通気路87が半開放溝状で開放していることにより、栓体1を水洗するようなときに内部まできれいに洗浄することができる。
しかも、容器本体2の上部開口に着脱自在に取り付けられる栓体本体3と、該栓体本体3内側に形成された液流路37と、該液流路37の上部かつ前記栓体本体3の前側に設けた注ぎ口30と、前記栓体本体3の後ろ側で該栓体本体3に回動自在に軸支され前記液流路37を開閉する蓋体4と、該蓋体4に設けられ前記液流路37を上方から液密に密閉する流入口シール部71と、前記蓋体4を閉状態に係止する係止部材5とを備え、前記蓋体4に前記係止部材5を設置し、該係止部材5に設けた係止爪52と前記栓体本体3に設けた係止受け部39との係止により前記蓋体4を閉状態に係止すると共に、前記係止受け部39を、注ぎ口30を外すように前記液流路37の外周外側の左右両方、すなわち前方に向けて先細形状とした注ぎ口30を外してその後ろ側に配置したことにより、液流路37内の従来技術における凹部が除去されて、吐出が乱れることなく安定した流れとなり、また凹部に飲料が溜まり汚れとして残留することがなくなり、したがって凹部がないため洗浄も容易となり衛生的となる。
以上のように本発明に係る飲料用容器の栓体は、各種の用途に適用できる。
本発明の実施例1を示す栓体の正面図である。 同上方からみたときの分解斜視図である。 同下方からみたときの分解斜視図である。 同下方からみたときの分解底面図である。 同止水パッキンの斜視図である。
符号の説明
1 栓体
2 容器本体
2a 開口
3 栓体本体
3a 周壁
3b 底面
8 止水パッキン
32a 内向き凹部
3b 底面
32c 周壁
35 液通孔(注出孔)
36 空気孔(通気孔)
82 突起部
84 係合突起
86 注出路
87 通気路
88 突出部

Claims (4)

  1. 容器本体の筒状の開口に着脱自在に取り付けられ、筒状の周壁及び底面を有する栓体本体と、前記栓体本体の底面に設けられ、飲料を前記容器本体の外部に排出する注出孔、及び外気を前記容器本体内部へ流入する通気孔と、前記栓体本体に着脱自在に装着され前記開口に密着可能な止水パッキンを備えた飲料用容器の栓体において、前記栓体本体の底面の下方に底面と周壁で囲まれた内向き凹部を形成すると共に、前記凹部をほぼ埋めるように挿入される突起部を前記止水パッキンに一体に設け、前記止水パッキンの前記突起部に前記栓体本体の前記注出孔及び通気孔にそれぞれ連通する注出路及び通気路を設けたことを特徴とする飲料用容器の栓体。
  2. 前記止水パッキンの前記通気路を前記止水パッキンの下端面から下方へ延長して突出部を形成し、該突出部をパッキンの着脱操作時の握り部としたことを特徴とする請求項1に記載の飲料用容器の栓体。
  3. 前記栓体本体の前記内向き凹部と、前記止水パッキンの前記突起部のそれぞれに、互いに係合し位置決めされる、係合突起と係合溝を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の飲料用容器の栓体。
  4. 前記通気路が半開放溝状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の飲料用容器の栓体。
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