JP5851620B2 - スポット溶接用電極取外装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、自動車生産ラインにおいて使用するスポット溶接用の電極取外装置に関する。
従来より、自動車生産ラインでは、溶接ガンのシャンク先端に装着した電極を鋼板に押し付けて加圧し、通電することにより鋼板を抵抗発熱させて溶接するスポット溶接が用いられている。
ところで、上記電極は、その状態が悪化すると溶接部の品質が低下するので、定期的にシャンクから取り外して状態の良い電極に交換する必要がある。自動車生産ラインでは、一般的に、シャンクからの電極の取り外しをスポット溶接用電極取外装置で行っていて、例えば、特許文献1に開示されているスポット溶接用電極取外装置では、円盤状の回転体がその回転中心周りに回転可能に設けられ、電極がその中心を上記回転体の回転中心に合致させてセットされる。上記回転体には、上記電極の外周面の一部が当接する当接部が設けられている。また、上記回転体には、直線状の操作レバーが上記電極のセット位置を挟んで上記当接部に対向して回転体の径方向に延びる姿勢で固定されている。そして、上記電極を上記当接部と上記操作レバーとの間に配置し、上記操作レバーを操作して回転体を一方に回転させると、上記操作レバーの当接部側の端部が上記電極の反当接部側外周面を押圧して上記当接部とで上記電極を挟み込み、さらに上記操作レバーを操作して上記電極を上記回転体とともに一方に回転させてシャンク先端から取り外すようになっている。
特開2009−262201号公報(段落0038〜0051欄、図4,7)
しかし、特許文献1の如きスポット溶接用電極取外装置では、電極をシャンクに対して回転させる際に、操作レバーの当接部側の端部と電極との間の摩擦抵抗により、操作レバーに大きな曲げモーメントが加わる。したがって、電極の取外作業を繰り返すことで操作レバーの変形や破損が生じてしまい、それを起因として、電極の取り外しを失敗してしまうおそれがある。
これを回避するために、操作レバーの断面積を大きくすることで断面2次モーメントを大きくして剛性を高めることが考えられるが、単に操作レバーの断面積を大きくしてしまうと、装置全体が大型化してしまうことになる。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、コンパクトで、且つ、壊れ難いスポット溶接用電極取外装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、操作レバーの形状に工夫を凝らしたことを特徴とする。
具体的には、スポット溶接用ガンのシャンク先端に装着された電極を上記シャンク先端から取り外すスポット溶接用電極取外装置を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明では、回転中心周りに回転可能に設けられ、上記電極がその中心を上記回転中心に合致させてセットされる回転体と、該回転体に設けられ、上記電極の外周面の一部が当接する当接部と、先端寄りの上記当接部と対向する位置に上記電極を押圧するための押圧部を有し、該押圧部よりも先端側が上記回転体の上記当接部側方に回動可能に軸支されたJ字状の操作レバーとを備え、上記電極を上記当接部と上記押圧部との間にセットし、上記操作レバーの上記電極側への回動操作により押圧部で上記電極の反当接部側外周面を押圧して該押圧部と上記当接部とで上記電極を挟み込み、さらなる上記操作レバーの上記電極側への回動操作により上記電極を上記回転体とともに回転させて上記シャンク先端から取り外すことを特徴とする。
第2の発明では、第1の発明において、上記操作レバーは、本体部と上記押圧部とを備え、該押圧部は、上記本体部に対して着脱可能となっていることを特徴とする。
第3の発明では、第1又は第2の発明において、上記操作レバーの先端には、当該操作レバーを反電極側へ回動させて上記押圧部を上記電極から離間させた際、上記電極の上記当接部への食い付きを解除するために上記電極の側面を押圧する押圧突起が形成されていることを特徴とする。
第4の発明では、第1から第3のいずれか1つの発明において、上記回転体は、内部に上記当接部及び上記操作レバーの先端側を収容し、且つ、上記当接部と上記押圧部との間に対応する電極挿入孔を有する回転ケースであり、該回転ケースには、当該回転ケース内に入り込んだ水を排水する排水孔が複数形成されていることを特徴とする。
第5の発明では、第1から第4のいずれか1つの発明において、上記操作レバーの先端側表面及び上記当接部表面の少なくとも一方は、トリニッケルめっき、又はカチオン電着塗装層を有することを特徴とする。
第1の発明では、操作レバーの先端側が電極の外周面に沿って湾曲しているので、操作レバーの先端側の断面2次モーメントが大きくなり、電極の取外作業を繰り返しても当該操作レバーの変形や破損を防ぐことができる。また、操作レバーの先端側の2次モーメントを大きくするために、回転体の径方向や回転中心方向に操作レバーの先端側の構造を大きくする必要がないので、装置全体をコンパクトにできる。
第2の発明では、電極の取外作業を繰り返すことで押圧部の状態が悪化した場合であっても、操作レバーの一構成要素である押圧部のみを部分的に交換すればよく、操作レバーをまるごと交換する必要がなく、部品のコストが低減されるとともに、装置のメンテナンスが容易である。
第3の発明では、電極の取外作業後において、もし仮に電極が当接部に食い付いたとしても、押圧突起が電極を側方から押して当接部から引き剥がすので、電極が当接部に食い付いたままの状態になることを防ぐことができる。
第4の発明では、当接部及び操作レバーの先端側が工場内の粉塵等によって汚れ難くなるので、汚れによる装置の故障を防ぐことができる。また、電極の交換時において、回転ケース内にスポット溶接用ガンから冷却水が漏れても、冷却水が各排水孔から回転ケース外に排水されるので、冷却水による当接部や操作レバーの腐食を防ぐことができる。
第5の発明では、操作レバーが錆び難くなるので、腐食によって引き起こされる装置の故障を確実に防ぐことができる。
本発明の実施形態に係るスポット溶接用取外装置の正面図である。 図1のA矢視における装置内部を示す。 図2のB−B線における断面図である。 上側ケースを外した図2相当図であり、電極をシャンク先端から取り外す直前の状態を示す。 図4の状態から、操作レバーを回動させた直後の状態を示す。 図5の状態から、操作レバーをさらに回動させて電極をシャンク先端から取り外した直後の状態を示す。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
図1は、本発明の実施形態に係るスポット溶接用電極取外装置1を示す。この電極取外装置1は、鋼板をスポット溶接にて溶接する際に使用する溶接ガンGにおいて、該溶接ガンGの上下一対のシャンクG1先端にそれぞれ装着した電極10を上記各シャンクG1から取り外すためのものである。
上記電極取外装置1は、扁平な直方体形状のケーシング2と、該ケーシング2内部に収容された装置本体3とを備え、上記ケーシング2には、上記各電極10を上記ケーシング2内部に挿入するための貫通孔2aが上下に一対形成されている。
上記装置本体3は、図2乃至図4に示すように、略円盤状の鉄製回転ケース(回転体)4と、側方に開口する開口部5aを有する平面視でU字状の支持フレーム5とを備えている。
該支持フレーム5の内側面は、上記回転ケース4の外周面に対応していて、該回転ケース4は、中心軸(回転中心)周りに回転可能に上記支持フレーム5の内部に収容されている。
上記回転ケース4は、上下略中央の位置で、上側に位置する上側ケース41と、下側に位置する下側ケース42とに分割されている。
上記上側ケース41は、下方に開放する第1凹部41aを有し、該第1凹部41aの上底中央には、上記電極10を挿入するための電極挿入孔41bが形成されている。
また、上記上側ケース41における上記支持フレーム5の開口部5aに対応する外周部分には、第1切欠部41cが形成されている。
一方、上記下側ケース42は、上方に開放する第2凹部42aを有し、該第2凹部42aの下底中央には、上記電極10を挿入するための電極挿入孔42bが上記電極挿入孔41bに対向して形成されている。
また、上記下側ケース42の上記第1切欠部41cに対応する外周部分には、第2切欠部42cが形成され、上記電極挿入孔42b周りには、回転ケース4内に入り込んだ水を排水する排水孔42dが複数形成されている。
そして、上記回転ケース4は、上記上側ケース41の開口周縁と上記下側ケース42の開口周縁とを互いに一致させることにより組み立てられ、第1凹部41aと第2凹部42aとで収容部40が形成されるとともに、第1切欠部41cと第2切欠部42cとでケース開口44が形成されている。
上記上側ケース41の外周部分における開口部5a寄りには、当該回転ケース4の径方向外側に延出する延出板43が設けられている。
上記延出板43の延出端には、コイルバネ6の一端が、上記装置固定側12には、上記コイルバネ6の他端がそれぞれ連結されて、コイルバネ6が上記延出板43と装置固定側12との間に縮装され、コイルバネ6が上記回転ケース4を上方から見て反時計回りに回転付勢している。
上記回転ケース4の上記開口部5a側には、平面視で扇形状の当接部が設けられている。この当接部は、本実施形態では、上記回転ケース4と独立した鉄製のものであって、該回転ケース4に対して着脱可能に固定されている。以下、当接部を当接部材7と称呼する。該当接部材7の表面には、トリニッケルめっき処理が施されている。つまり、当接部材7の表面は、トリニッケルめっき層を有している。
上記当接部材7の断面は、図3に示すように、内側部分の方が外側部分よりも厚みのある略T字状をなし、その内側部分は、上記各電極挿入孔41b、42bに挿入されて上側及び下側ケース41、42の上下面とほぼ面一になっている。
尚、上記当接部材7の内側面には、滑り難くするために図示しない尖鋭な突起が回転ケース4の回転中心周りに複数形成されている。
上記装置本体3には、表面全域にトリニッケルめっき処理が施された鉄製操作レバー8が設けられている。つまり、操作レバー8の表面は、トリニッケルめっき層を有している。
上記操作レバー8は、平面視でJ字状の本体部8aを備えている。
該本体部8aは、直線部81と、該直線部81の一端に連続する湾曲部82とからなり、上記操作レバー8の先端側が上記収容部40に収容されるとともに、上記直線部81の他端側は、上記ケース開口44から回転ケース4の外側に延出している。
上記湾曲部82の内周側、すなわち、上記操作レバー8の先端寄りの上記当接部材7と対向する位置には、上記電極10を押圧するための押圧部が設けられている。この押圧部は、本実施形態では、上記本体部8aと独立した鉄製のものであって該本体部8aに対して着脱可能に固定され、上記電極挿入孔41b、42b内で上記当接部材7に対向している。以下、押圧部を押圧部材9と称呼する。
上記押圧部材9は、断面U字状をなし、上記操作レバー8に取り付けられた状態で、上側部分及び下側部分が上記各電極挿入孔41b、42bに挿入されて上側及び下側ケース41、42の上下面とほぼ面一になっている。
尚、上記押圧部材9の当接部材7に対向する面には、滑り難くするために図示しない尖鋭な突起が回転ケース4の回転中心周りに複数形成されている。
上記操作レバー8における押圧部材9よりも先端側は、上記回転ケース4の当接部材7側方に上下に延びる回動軸13により回動可能に軸支されている。
上記操作レバー8の先端(湾曲部82の端部)には、当該操作レバー8を反電極10側へ回動させて上記押圧部材9を上記電極10から離間させた際、上記電極10の上記当接部材7への食い付きを解除するために上記電極10の側面を押圧する押圧突起82aが形成されている。
また、上記装置本体3には、上記操作レバー8の直線部81と交差する水平方向に延びる流体圧シリンダ11が設けられている。
該流体圧シリンダ11は、筒状のシリンダ本体11aと、該シリンダ本体11aの長手方向一端から外側方に伸びるピストンロッド11bとを有している。
該ピストンロッド11bの先端は、上記直線部81の基端に接続されていて、上記流体圧シリンダ11の伸長作動によりピストンロッド11bが進出すると、操作レバー8がコイルバネ6の付勢力に抗して電極10側に回動する一方、上記流体圧シリンダ11の収縮作動によりピストンロッド11bが後退すると、操作レバー8がコイルバネ6の付勢力により反電極10側に回動するようになっている。
そして、上記電極10の取外作業を行う際、当該電極10は、上記押圧突起82aに接触しないように上記各電極挿入孔41b、42bから挿入されるとともに、その中心を上記回転ケース4の回転中心に合致させて上記当接部材7と上記押圧部材9との間にセットされるようになっていて、上記当接部材7の内側面が上記収容部40にセットされた電極10の外周面の一部に当接するようになっている。
また、図4乃至図6に示すように、上記操作レバー8の上記電極10側への回動操作により押圧部材9で上記電極10の反当接部材7側外周面を押圧して該押圧部材9と上記当接部材7とで電極10を挟み込み、さらなる上記操作レバー8の上記電極10側への回動操作により上記電極10を上記コイルバネ6の付勢力に抗して上記回転ケース4とともに回転させて上記シャンクG1先端から取り外すようになっている。この際、上記当接部材7に電極10が食い付いていても、上記押圧突起82aが電極10の側面を押圧して電極10の当接部材7への食い付きを強制的に解除するようになっている。
次に、電極10のシャンクG1からの取外作業について説明する。
まず、上方に位置するシャンクG1に装着された電極10をケーシング2の貫通孔2aを介して回転ケース4の電極挿入孔41bに上記押圧突起82aに接触しないように挿入し、図4に示すように、電極10の中心を回転ケース4の回転中心に合致させる。
次いで、上記流体圧シリンダ11を伸長作動させてピストンロッド11bを進出させ、上記操作レバー8を電極10側に回動させる。これにより、図5に示すように、押圧部材9が上記電極10の反当接部材7側外周面を押圧して上記当接部材7とで電極10を挟み込む。このとき、回転ケース4は、コイルバネ6の付勢力により図5で時計回りに回転しない。
さらに、上記流体圧シリンダ11を伸長作動させてピストンロッド11bをさらに進出させ、上記操作レバー8を電極10側に回動させる。これにより、図6に示すように、上記電極10が上記コイルバネ6の付勢力に抗して上記回転ケース4とともに回転して上記シャンクG1から取り外される。
その後、上記流体圧シリンダ11を収縮作動させてピストンロッド11bを後退させ、上記操作レバー8を反電極10側に回動させて上記押圧部材9を上記電極10から離間させる。その際、操作レバー8の押圧突起82aが上記電極10の側面を押圧するので、電極10が当接部材7に食い付いていても、上記電極10の当接部材7への食い付きが強制的に解除される。
尚、下方に位置するシャンクG1に装着された電極10も、上方に位置するシャンクG1に装着された電極10と同様にしてシャンクG1から取り外す。
以上より、本発明の実施形態によると、操作レバー8の先端側が電極10の外周面に沿って湾曲しているので、操作レバー8の先端側の断面2次モーメントが大きくなり、電極10の取外作業を繰り返しても当該操作レバー8の変形や破損を防ぐことができる。また、操作レバー8の先端側の2次モーメントを大きくするために、回転ケース4の径方向や回転中心方向に操作レバー8の先端側の構造を大きくする必要がないので、電極取外装置1全体をコンパクトにできる。
また、電極10の取外作業を繰り返すことで押圧部材9の状態が悪化した場合であっても、操作レバー8の一構成要素である押圧部材9のみを部分的に交換すればよく、操作レバー8をまるごと交換する必要がなく、部品のコストが低減されるとともに、電極取外装置1のメンテナンスが容易である。
さらに、電極10の取外作業後において、もし仮に電極10が当接部材7に食い付いたとしても、押圧突起82aが電極10を側方から押して当接部材7から引き剥がすので、電極10が当接部材7に食い付いたままの状態になることを防ぐことができる。
それに加えて、当接部材7及び操作レバー8の先端側が工場内の粉塵等によって汚れ難くなるので、汚れによる電極取外装置1の故障を防ぐことができる。また、電極10の交換時において、回転ケース4内にスポット溶接用ガンGから冷却水が漏れても、冷却水が各排水孔42dから回転ケース4外に排水されるので、冷却水による当接部材7や操作レバー8の腐食を防ぐことができる。
そして、操作レバー8の表面全域にトリニッケルめっき処理が施されているので、操作レバー8が錆び難くなり、当該操作レバー8が腐食することによって引き起こされる電極取外装置1の故障を確実に防ぐことができる。
尚、本発明の実施形態では、当接部材7及び操作レバー8の表面全域にトリニッケルめっき処理を施しているが、当接部材7及び操作レバー8の表面全域にカチオン電着塗装を施してもよい。
また、本発明の実施形態では、操作レバー8の表面全域にトリニッケルめっき処理を施しているが、装置の構造上、特に水に接触し易い操作レバー8の先端側にのみトリニッケルめっき処理を施してもよい。
また、本発明の実施形態では、当接部材7及び操作レバー8にトリニッケルめっき処理を施しているが、当接部材7及び操作レバー8の少なくとも一方にトリニッケルめっき処理又はカチオン電着塗装を施していればよい。
また、本発明の実施形態では、押圧部材9が操作レバー8に着脱可能となっているが、押圧部材9が操作レバー8と一体になっていてもよい。
また、本発明の実施形態では、当接部材7が回転ケース4に着脱可能となっているが、当接部材7が回転ケース7と一体になっていてもよい。
また、本発明の実施形態では、下側ケース42にのみ複数の排水孔42dが形成されているが、上側ケース41にも複数の排水孔を形成してもよい。
また、本発明の実施形態では、電極取外装置1を回転ケース4の回転中心が上下方向を向く姿勢で使用しているが、電極取外装置1を回転ケース4の回転中心が水平方向を向く姿勢で使用することもできる。
本発明は、例えば、自動車生産ラインにおいて使用するスポット溶接用の電極取外装置に適している。
1 スポット溶接用電極取外装置
4 回転ケース(回転体)
7 当接部材(当接部)
8 操作レバー
8a 本体部
9 押圧部材(押圧部)
10 電極
41b、42b 電極挿入孔
42d 排水孔
82a 押圧突起
G スポット溶接用ガン
G1 シャンク

Claims (5)

  1. スポット溶接用ガンのシャンク先端に装着された電極を上記シャンク先端から取り外すスポット溶接用電極取外装置であって、
    回転中心周りに回転可能に設けられ、上記電極がその中心を上記回転中心に合致させてセットされる回転体と、
    該回転体に設けられ、上記電極の外周面の一部が当接する当接部と、
    先端寄りの上記当接部と対向する位置に上記電極を押圧するための押圧部を有し、該押圧部よりも先端側が上記回転体の上記当接部側方に回動可能に軸支されたJ字状の操作レバーとを備え、
    上記電極を上記当接部と上記押圧部との間にセットし、上記操作レバーの上記電極側への回動操作により押圧部で上記電極の反当接部側外周面を押圧して該押圧部と上記当接部とで上記電極を挟み込み、さらなる上記操作レバーの上記電極側への回動操作により上記電極を上記回転体とともに回転させて上記シャンク先端から取り外すことを特徴とするスポット溶接用電極取外装置。
  2. 請求項1に記載のスポット溶接用電極取外装置において、
    上記操作レバーは、本体部と上記押圧部とを備え、
    該押圧部は、上記本体部に対して着脱可能となっていることを特徴とするスポット溶接用電極取外装置。
  3. 請求項1又は2に記載のスポット溶接用電極取外装置において、
    上記操作レバーの先端には、当該操作レバーを反電極側へ回動させて上記押圧部を上記電極から離間させた際、上記電極の上記当接部への食い付きを解除するために上記電極の側面を押圧する押圧突起が形成されていることを特徴とするスポット溶接用電極取外装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載のスポット溶接用電極取外装置において、
    上記回転体は、内部に上記当接部及び上記操作レバーの先端側を収容し、且つ、上記当接部と上記押圧部との間に対応する電極挿入孔を有する回転ケースであり、
    該回転ケースには、当該回転ケース内に入り込んだ水を排水する排水孔が複数形成されていることを特徴とするスポット溶接用電極取外装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載のスポット溶接用電極取外装置において、
    上記操作レバーの先端側表面及び上記当接部表面の少なくとも一方は、トリニッケルめっき、又はカチオン電着塗装層を有することを特徴とするスポット溶接用電極取外装置。
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