JP5528163B2 - 電極チップ取外装置 - Google Patents
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Description
本発明は、上記問題を解決し、電極チップの基端とシャンクの当接面の間隔が狭い仕様のシャンク及び電極チップであっても、電極チップをシャンクから取り外すことができる電極チップ取外装置を提供することを目的とする。
前方に開放した挿通凹部が形成された固定爪部を有する固定爪部材と、
前記固定爪部材に回動可能に軸着され、前方に開放した挿通凹部が形成された可動爪部とからなり、
前記固定爪部及び可動爪部の挿通凹部の外縁に、板状の当接板部が形成され、
前記可動爪部を固定爪部に対して回動させることにより、前記固定爪部及び可動爪部の当接板部を開離させて、シャンクの先端に嵌合された電極チップを取り外す電極チップ取外装置であって、
可動爪部の挿通凹部の後方に、前記挿通凹部と連通する固定爪部配置穴を形成し、
前記固定爪部を前記固定爪部配置穴内に配置し、
前記固定爪部の当接板部の前方側に隣接して、可動爪部の当接板部を位置させて、
前記可動爪部が前記固定爪部に対して閉じた状態で、可動爪部の当接板部と固定爪部の当接板部を同一平面上に位置させた電極チップ取外装置において、
前記可動爪部を回動させる操作レバーを有し、
また、箱形の筐体と、
前記筐体の上部後方に取り付けられた取っ手を有し、
固定爪部材は、前記筐体の前端に取り付けられ、
可動爪部の基部には、後方に向かって前記筐体内部に伸びるレバー部が延設され、
前記筐体の上部前方に取り付けられ、支点部が形成された支点部材を有し、
操作レバーは、L字形状に折り曲げられ、この折曲部分が前記支点部に軸支され、その先端が前記筐体の内部に配設されたレバー本体と、このレバー本体の基端に形成され、前記取っ手と対向する位置に配設されるグリップとからなり、
前記レバー部の後端と当接し、前方に向かって低く傾斜している傾斜面が形成され、前記筐体内に前後方向スライド可能に配設された押圧部材と
前記操作レバーの先端と前記押圧部材とを接続する引っ張り部材とを更に有していており、
前記操作レバーの回動で押圧部材が前方にスライドすると、レバー部の後端が前記押圧部材の傾斜面に乗り上げられて、可動爪部が固定爪部に対して開くように回動する構造となっていることを特徴とする。
以下に図面を参照しつつ、本発明の好ましい実施の形態を示す。図1の(A)は参考形態の電極チップ取外装置10の上面図である。図1の(B)は電極チップ取外装置10の側面図である。なお、図1の(B)では、内部構造が分かるように、筐体1の側板を取り外した状態を表している。なお、図1の(B)において、紙面左方向が電極チップ取外装置10の前方であり、紙面右方向が電極チップ取外装置10の後方であり、紙面手前・奥方向が電極チップ取外装置10の横方向である。
図1に示されるように、参考形態の電極チップ取外装置10は、筐体1、固定爪部材2、可動爪部材3、軸部材4、ローラー5、付勢部材6、アクチュエータ7、押圧部材8、ローラー9とから構成されている。
筐体1は前方が開放した箱形形状であり、底板1aを有している。筐体1の上板1bには、付勢部材固定凹部1cが凹陥形成されている。
参考形態では、付勢部材6は、コイルスプリングである。付勢部材6の両端は、筐体1の上板1bに形成された付勢部材固定凹部1cとレバー部3bに形成された付勢部材固定凹部3gで固定されている。図1の(B)において、付勢部材6は、レバー部3bを下方に付勢している。つまり、付勢部材6は、可動爪部3aを固定爪部2aに対して閉じる方向に付勢している。
以下に、図7〜図12を用いて、本発明の好ましい実施形態の電極チップ取外装置100について説明する。図8において、紙面左方向が電極チップ取外装置100の前方であり、紙面右方向が電極チップ取外装置100の後方であり、紙面手前・奥方向が電極チップ取外装置100の横方向である。
支点部材123の後部の下面には、筐体101内に連通する付勢部材支持部123eが凹陥形成されている。勿論、筐体101上面の付勢部材支持部123eが形成されている位置には、連通穴101bが形成されている。
1a 底板
1b 上板
1c 付勢部材固定凹部
2 固定爪部材
2a 固定爪部
2b 軸部材支持部
2c 基部
2d 挿入凹部
2e 当接板部
2f 軸穴
2g 可動爪部材配置凹部
3 可動爪部材
3a 可動爪部
3b レバー部
3c 軸穴
3d 挿入凹部
3e 固定爪部配置穴
3f 当接板部
3g 付勢部材固定凹部
3h ローラー収容部
3i ローラー取付部
3j 軸穴
4 軸部材
5 ローラー
6 付勢部材
7 アクチュエータ
7a 摺動軸
8 押圧部材
8a 傾斜面
9 ローラー
10 電極チップ取外装置(参考形態)
50 従来の電極チップ取外装置
52 固定爪
52a 挿入凹部
52b 当接部
53 可動爪
53a 挿入凹部
53b 当接部
54 アクチュエータ
91 シャンク
91a 電極取付部
91b 当接面
95 電極チップ
95a 嵌合部
95b 基端
100 電極チップ取外装置(実施形態)
101 筐体
101a 連通穴
101b 連通穴
102 固定爪部材
102a 固定爪部
102b 軸部材支持部
102c 基部
102d 挿入凹部
102e 当接部
102f 軸穴
102g 可動爪部材配置凹部
103 可動爪部材
103a 可動爪部
103b レバー部
103c 軸穴
103d 挿入凹部
103e 固定爪部配置穴
103f 当接部
103g 付勢部材固定凹部
103h 操作レバー挿通穴
103i 付勢部材支持部
103j 軸穴
104 軸部材
105 ローラー
106 付勢部材
108 押圧部材
110 スライド部材
110a 固定レール
110b 可動部材
111 引張部材
111a ローラー取付部
112 取っ手
112a 握持穴
112b 握持部
113 ローラー
115 操作レバー
115a レバー本体
115b グリップ
115c 係合バー
115d ローラー当接面
115e 規制バー
123 支点部材
123a 連通穴
123b 支点穴部
123c 支点溝
123d 閉塞板部
123e 付勢部材支持部
123f 当接面
Claims (1)
- 前方に開放した挿通凹部が形成された固定爪部を有する固定爪部材と、
前記固定爪部材に回動可能に軸着され、前方に開放した挿通凹部が形成された可動爪部とからなり、
前記固定爪部及び可動爪部の挿通凹部の外縁に、板状の当接板部が形成され、
前記可動爪部を固定爪部に対して回動させることにより、前記固定爪部及び可動爪部の当接板部を開離させて、シャンクの先端に嵌合された電極チップを取り外す電極チップ取外装置であって、
可動爪部の挿通凹部の後方に、前記挿通凹部と連通する固定爪部配置穴を形成し、
前記固定爪部を前記固定爪部配置穴内に配置し、
前記固定爪部の当接板部の前方側に隣接して、可動爪部の当接板部を位置させて、
前記可動爪部が前記固定爪部に対して閉じた状態で、可動爪部の当接板部と固定爪部の当接板部を同一平面上に位置させた電極チップ取外装置において、
前記可動爪部を回動させる操作レバーを有し、
また、箱形の筐体と、
前記筐体の上部後方に取り付けられた取っ手を有し、
固定爪部材は、前記筐体の前端に取り付けられ、
可動爪部の基部には、後方に向かって前記筐体内部に伸びるレバー部が延設され、
前記筐体の上部前方に取り付けられ、支点部が形成された支点部材を有し、
操作レバーは、L字形状に折り曲げられ、この折曲部分が前記支点部に軸支され、その先端が前記筐体の内部に配設されたレバー本体と、このレバー本体の基端に形成され、前記取っ手と対向する位置に配設されるグリップとからなり、
前記レバー部の後端と当接し、前方に向かって低く傾斜している傾斜面が形成され、前記筐体内に前後方向スライド可能に配設された押圧部材と
前記操作レバーの先端と前記押圧部材とを接続する引っ張り部材とを更に有していており、
前記操作レバーの回動で押圧部材が前方にスライドすると、レバー部の後端が前記押圧部材の傾斜面に乗り上げられて、可動爪部が固定爪部に対して開くように回動する構造となっていることを特徴とする電極チップ取外装置。
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Family Applications (1)
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JP2010050100A Active JP5528163B2 (ja) | 2010-03-08 | 2010-03-08 | 電極チップ取外装置 |
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