JP4518758B2 - 定置式の電極チップ取り外し装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シャンクにテ―パ嵌合されている溶接用電極チップを該シャンクから取り外す装置に関するものである。
従来、シャンクにテ―パ嵌合されている溶接用電極チップを該シャンクから取り外す装置であって、前記シャンクの大径部と電極チップとの隙間でシャンクの端面及び電極チップの端面にそれぞれ当接される略半円状の爪を備えた抜き爪部材を取り外し装置の先端側に配置し、前記電極チップの端面を爪により電極チップの軸線方向に加圧することにより電極チップをシャンクから取り外す装置がある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001ー347380号公報。
ところで前記従来技術では、溶接機の電極チップの取付部に電極チップ取り外し装置を近付け、所定の位置で該電極チップ取り外し装置の柄を上下に回動させることにより電極チップの端面を爪により電極チップの軸線方向に加圧することで電極チップを抜き取るようにした可搬式の取り外し装置であることから、この電極チップの抜き取りに労力を必要とし省力化及び完全な自動化ができないものである。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電極チップ取り外し装置を定置式にし、抜き取られる電極チップが移動配置され、駆動装置に接続されたクサビを利用し、可動抜き爪部材によって電極チップを抜き取るようにして、確実なチップの抜き取り及び装置の完全自動化が可能な定置式の電極チップ取り外し装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明における定置式の電極チップ取り外し装置は、シャンクにテ―パ嵌合されている溶接用電極チップを該シャンクから取り外す装置であって、前記シャンクの大径部と電極チップとの隙間でシャンクの端面及び電極チップの端面にそれぞれ当接される略半円状の爪を備えた抜き爪部材を取り外し装置の先端側に配置し、前記電極チップの端面を爪により電極チップの軸線方向に加圧することにより電極チップをシャンクから取り外す装置において、前記抜き爪部材をベ―スプレ―トに立設した支柱に串差し、該抜き爪部材をベ―スプレ―トに対して固定された固定抜き爪部材とベ―スプレ―トに対して可動にされた可動抜き爪部材で構成し、前記ベ―スプレ―トに駆動装置を取り付け、該駆動装置からの加圧ロッドに一側が水平面で他側が先細傾斜面のクサビを接続し、前記可動抜き爪部材に前記クサビの傾斜面と接触する傾斜面を形成したことを特徴とするものである。
また、前記抜き爪部材を上下二段に設け、上段の抜き爪部材は上部に固定抜き爪部材を下部に可動抜き爪部材を位置させ、下段の抜き爪部材は上部に可動抜き爪部材を下部に固定抜き爪部材を位置させ、前記駆動装置からの加圧ロッドに上下二段のクサビを接続し、各段の可動抜き爪部材に同時にクサビを動作させるようにしたことを特徴とするものである。
さらに、前記上下に配置されたクサビの先端位置に差を設けて各段の可動抜き爪部材へのクサビ動作に位相差を持たせるようにしたことを特徴とするものである。
本発明においては、抜き爪部材をベ―スプレ―トに立設した支柱に串差し、該抜き爪部材をベ―スプレ―トに対して固定された固定抜き爪部材とベ―スプレ―トに対して可動にされた可動抜き爪部材で構成し、前記ベ―スプレ―トに駆動装置を取り付け、該駆動装置からの加圧ロッドに一側が水平面で他側が先細傾斜面のクサビを接続し、前記可動抜き爪部材に前記クサビの傾斜面と接触する傾斜面を形成したので、可動抜き爪部材は駆動装置によるクサビにより確実に動作して支柱にガイドされて確実に乖離され、確実なチップの抜き取りができ、しかも定置式で省力化及び全体装置の完全自動化が可能な電極チップ取り外し装置となる。
また、前記抜き爪部材を上下二段に設け、上段の抜き爪部材は上部に固定抜き爪部材を下部に可動抜き爪部材を位置させ、下段の抜き爪部材は上部に可動抜き爪部材を下部に固定抜き爪部材を位置させ、前記駆動装置からの加圧ロッドに上下二段のクサビを接続し、各段の可動抜き爪部材に同時にクサビを動作させるようにした場合には、溶接機に対向して配置されている2つの電極が同時に抜き取ることができて電極チップの取り外し作業も迅速にできる電極チップ取り外し装置となる。
さらに、前記上下に配置されたクサビの先端位置に差を設けて各段の可動抜き爪部材へのクサビ動作に位相差を持たせるようにした場合には、溶接機に対向して配置されている2つの電極の抜き取りに時間差が生じるので、駆動装置の容量を小さくすることができて小型化もされた電極チップ取り外し装置となる。
抜き爪部材をベ―スプレ―トに対して固定された固定抜き爪部材とベ―スプレ―トに対して可動にされた可動抜き爪部材で構成し、前記ベ―スプレ―トに駆動装置を取り付け、該駆動装置からの加圧ロッドにクサビを接続し、前記可動抜き爪部材に前記クサビの傾斜面と接触する傾斜面を形成することにより、抜き取られるべき電極チップを備えた溶接機が移動されて、電極チップとシャンクとの間の隙間に前記抜き爪部材の両爪が納まるように位置された状態で、前記駆動装置を駆動して可動抜き爪部材を電極チップの軸線方向に加圧して該可動抜き爪部材によって前記電極チップをシャンクから抜き取るようにする。
なお、抜き取られるべき電極チップを備えた溶接機が移動されて、電極チップとシャンクとの間の隙間に抜き爪部材の両爪が納まるように位置させるまで及び電極チップを抜き取った後の溶接機の移動制御は、例えばロボットの制御機構内にチィ―チングしロボットの制御で、電極チップとシャンクとの間の隙間に抜き爪部材の両爪が納ままってから電極チップを抜き取るまでは、例えば抜き爪部材の爪側に電極チップに対するセンサ―を配置して、このセンサ―に基づいて電極チップ取り外し装置を制御するようにすれば、装置の完全自動化が可能となる。
図1ないし図4は本発明に係る実施例1の定置式の電極チップ取り外し装置に関するものであり、図1は要部平面図、図2はその正面図、図3は作動説明図、図4は電極チップ取り外し装置に対して電極チップを配置した説明図である。
図において、1は定置式の電極チップ取り外し装置の全貌を示すものであり、該電極チップ取り外し装置1のベ―スプレ―ト2にはブラケット3を介して駆動装置4が取り付けられている。この駆動装置4には、周知の例えば、エア―シリンダによる加圧ロッド5の往復動,電動機からのねじとナットによる加圧ロッド5の往復動等の駆動手段を適宜採用することができる。
6は、ベ―スプレ―ト2に対して固定された固定抜き爪部材7とベ―スプレ―ト2に対して可動にされた可動抜き爪部材8から成る抜き爪部材である。そして、固定抜き爪部材7と可動抜き爪部材8とは、ベ―スプレ―ト2の先端側に立設した2本の支柱9に串差しされ、固定抜き爪部材7は各支柱9に対して不動であるが、可動抜き爪部材8は各支柱9に対して摺動可能に取り付けられ、しかも可動抜き爪部材8は各支柱9に巻回したスプリング10によって固定抜き爪部材7に当接するよう付勢されている。また、該可動抜き爪部材8の固定抜き爪部材7と対面する側には後述するクサビを進入させるための傾斜面11が形成されている。
前記加圧ロッド5の先端部には二股に分岐したクサビ12の基部が連結部材19を介して取り付けられている。該クサビ12はその一面(固定抜き爪部材7の面と接触される面)は水平面13とされ、その他面(可動抜き爪部材8の傾斜面11と接触される面)は先細の傾斜面14とされている。
前記抜き爪部材6を構成する固定抜き爪部材7と可動抜き爪部材8の各先端部中央には、シャンク15の大径部と電極チップ16との隙間でシャンク15の端面及び電極チップ16の端面にそれぞれ当接される略半円状の爪17,18が形成されている。
図2に示すように、クサビ12が抜き爪部材6に対して作用していない状態では、可動抜き爪部材8はスプリング10により固定抜き爪部材7側に圧迫されているので、固定抜き爪部材7の爪17と可動抜き爪部材8の爪18とは上下に重積された状態となっている。
電極チップ取り外し装置1が図2に示す状態にある時,抜き取られるべき電極チップ16を備えた溶接機が例えばロボットにより図2の左側より該電極チップ取り外し装置1に向け移動されて、電極チップ16とシャンク15との間の隙間に前記抜き爪部材6の両爪17,18が図4に示すような状態に納まる。
この状態で駆動装置4を駆動して加圧ロッド5を介してクサビ12を前進させると、図3に示すように、クサビ12の水平面13は固定抜き爪部材7の上面を滑べり、クサビ12の傾斜面14は可動抜き爪部材8に形成した傾斜面11に沿って前進することから、可動抜き爪部材8はスプリング10の付勢力に抗し乍ら支柱9にガイドされて上方に移動して固定抜き爪部材7から乖離する。
この可動抜き爪部材8の上方への乖離により、固定抜き爪部材7の爪17はシャンク15の端面に圧接保持され、可動抜き爪部材8の爪18は電極チップ16の端面に均等に接し乍ら該電極チップ16をその軸線方向に加圧し、結果として可動抜き爪部材8によって電極チップ16はシャンク15から抜き取られる。この電極チップ16の抜き取り時に前述の如く可動抜き爪部材8が支柱9にガイドされて確実に上方に乖離するため、電極チップ16に例えば多少の傷やバリがあったとしても該電極チップ16はシャンク15から完全に抜き取られる。
このようにしてシャンク15から電極チップ16を抜き取った状態で、駆動装置4を逆方向に駆動することによりクサビ12は後退し、可動抜き爪部材8はスプリング10の付勢力により下方に移動し、電極チップ取り外し装置1は図2に示すような元の状態に復帰して待機状態となる。
以上のように、抜き爪部材6をベ―スプレ―ト2に対して固定された固定抜き爪部材7とベ―スプレ―ト2に対して可動にされた可動抜き爪部材8で構成し、前記ベ―スプレ―ト2に駆動装置4を取り付け、該駆動装置4からの加圧ロッド5に一側が水平面13で他側が先細傾斜面14のクサビ12を接続し、前記可動抜き爪部材8に前記クサビ12の傾斜面14と接触する傾斜面11を形成したので、可動抜き爪部材8は駆動装置4によるクサビ12により確実に動作して確実なチップ16の抜き取りができ、しかも定置式で省力化及び全体装置の完全自動化ができる電極チップ取り外し装置となる。
図5ないし図7は本発明に係る実施例2の定置式の電極チップ取り外し装置に関するものであり、図5は要部正面図、図6はその左側面図、図7は電極チップ取り外し装置に対して電極チップを配置した説明図である。
この実施例2では、抜き爪部材を上下二段に設け、これらの抜き爪部材を上下二段のクサビにより同時に動作させるようにした点で前記実施例1と相違し、その余の構成は実質的に実施例1と同じであるので同一部品には同一符号を付してその説明を省略する。
即ち,抜き抜き爪部材6は上下二段に設けられており、上段の抜き爪部材6は上部に固定抜き爪部材7を下部に可動抜き爪部材8を位置させ、下段の抜き爪部材6は上部に可動抜き爪部材8を下部に固定抜き爪部材8を位置させている。そして前記上段の固定抜き爪部材7は、ベ―スプレ―ト2の先端側に立設した2本の柱21の上端側に配置した取り付け板22にボルト23によって固定され、下段の固定抜き爪部材7は、ベ―スプレ―ト2の先端側に直接にボルト24によって固定されている。また、これら上下段の固定抜き爪部材7,7間には上下段の可動抜き爪部材8,8を貫通した2本のスプリング保持用支柱9が立設されており、該支柱9,9の上下段の可動抜き爪部材8,8間にはスプリング10,10が両可動抜き爪部材8をそれぞれ固定抜き爪部材7,7に圧接するように付勢されている。
また、駆動装置4からの加圧ロッド5には上下二段のクサビ12,12が接続されており、上段のクサビ12は傾斜面14を下面に,下段のクサビ12は傾斜面14を上面にそれぞれ備え、上下段の可動抜き爪部材8,8に同時にクサビ12,12を動作させるようになされている。
したがって、上下に抜き取られるべき電極チップ16,16を備えた溶接機が図5の左側より該電極チップ取り外し装置1に向け移動されて、電極チップ16,16とシャンク15,15との間の各隙間に前記抜き爪部材6,6の両爪17,18が図7に示すような状態に納まる。この状態で駆動装置4を駆動してクサビ12を前進させると、両クサビ12,12の各水平面13は固定抜き爪部材7,7の上面を滑べり、クサビ12,12の各傾斜面14は可動抜き爪部材8,8に形成した傾斜面11に沿って前進することから、各可動抜き爪部材8,8はスプリング10,10の付勢力に抗し乍ら移動して各固定抜き爪部材7,7からそれぞれ乖離する。この可動抜き爪部材8,8の乖離により、固定抜き爪部材7,7の爪17はシャンク15,15の端面に圧接保持され、可動抜き爪部材8,8の爪18は電極チップ16,16の端面に均等に接し乍ら両電極チップ16,16をその軸線方向に加圧し、結果として可動抜き爪部材8によって上下の電極チップ16,16は各シャンク15,15から同時に抜き取られる。
以上のように、抜き爪部材6を上下二段に設け、上段の抜き爪部材は上部に固定抜き爪部材7を下部に可動抜き爪部材8を位置させ、下段の抜き爪部材は上部に可動抜き爪部材8を下部に固定抜き爪部材7を位置させ、駆動装置4からの加圧ロッド5に上下二段のクサビ12を接続し、各段の可動抜き爪部材8,8に同時にクサビを動作させるようにした場合には、溶接機に対向して配置されている2つの電極16,16が同時に抜き取ることができて電極チップ16,16の取り外し作業も迅速にできる電極チップ取り外し装置となる。
図8ないし図10は本発明に係る実施例3の定置式の電極チップ取り外し装置に関するものであり、図8は要部正面図、図9及び図10はその動作説明図である。
この実施例3では、上下に配置されたクサビの先端位置に差を設けて各段の可動抜き爪部材へのクサビ動作に位相差を持たせるようにした点で前記実施例2と相違し、その余の構成は実質的に実施例2と同じであるので同一部品には同一符号を付してその説明を省略する。
即ち,上下二段に配置されたクサビ12,12で、上段のクサビ12は傾斜面14を下面にしてその先細先端位置を比較的に抜き爪部材6に近い部位に位置させ、下段のクサビ12は傾斜面14を上面にしてその先細先端位置を比較的に抜き爪部材6から離れた部位に位置させ、各段の可動抜き爪部材8,8へのクサビ動作に位相差を持たせるようにしたものである。
したがって、上下に抜き取られるべき電極チップを備えた溶接機が図8の左側より該電極チップ取り外し装置1に向け移動されて、各電極チップとシャンクとの間の各隙間に前記抜き爪部材6,6の両爪17,18が納まる。この状態で駆動装置4が駆動されると、上下のクサビ12,12は同時に前進をするが、先ず上段のクサビ12が上段の可動抜き爪部材8に作用して該上段の可動抜き爪部材8をスプリング10の付勢力に抗し乍ら移動させ、上段の可動抜き爪部材8は上段の固定抜き爪部材7から乖離する。この上段の可動抜き爪部材8の乖離により、上段の固定抜き爪部材7の爪17は上段のシャンクの端面に圧接保持され、上段の可動抜き爪部材8の爪18は上段の電極チップの端面に均等に接し乍ら該電極チップをその軸線方向に加圧して上段の可動抜き爪部材8によって上段の電極チップは上段のシャンクから抜き取られる。この動作が終了する時点では、下段のクサビ12が下段の可動抜き爪部材8に作用して下段の可動抜き爪部材8は下段の固定抜き爪部材7から乖離する。この上段の可動抜き爪部材8の乖離により、下段の可動抜き爪部材8によって下段の電極チップも下段のシャンクから抜き取られる。
以上のように、上下に配置されたクサビ12,12の先端位置に差を設けて各段の可動抜き爪部材8,8へのクサビ動作に位相差を持たせるようにした場合には、溶接機に対向して配置されている2つの電極の抜き取りに時間差が生じるので、駆動装置の容量を小さくすることができて小型化もされた電極チップ取り外し装置となる。
図1は本発明に係る実施例1の定置式の電極チップ取り外し装置の要部平面図である。 図2はその正面図である。 図3はその作動説明図である。 図4は電極チップ取り外し装置に対して電極チップを配置した説明図である。 図5は本発明に係る実施例2の定置式の電極チップ取り外し装置の要部正面図である。 図6はその左側面図で一部断面図である。 図7はその電極チップ取り外し装置に対して電極チップを配置した説明図である。 図8は本発明に係る実施例3の定置式の電極チップ取り外し装置の要部正面図である。 図9はその作動説明図である。 図10もその作動説明図である。
符号の説明
1 電極チップ取り外し装置
2 ベ―スプレ―ト
4 駆動装置
5 加圧ロッド
6 抜き爪部材
7 固定抜き爪部材
8 可動抜き爪部材
11 傾斜面
12 クサビ
15 シャンク
16 電極チップ
17,18 爪

Claims (3)

  1. シャンクにテ―パ嵌合されている溶接用電極チップを該シャンクから取り外す装置であって、前記シャンクの大径部と電極チップとの隙間でシャンクの端面及び電極チップの端面にそれぞれ当接される略半円状の爪を備えた抜き爪部材を取り外し装置の先端側に配置し、前記電極チップの端面を爪により電極チップの軸線方向に加圧することにより電極チップをシャンクから取り外す装置において、前記抜き爪部材をベ―スプレ―トに立設した支柱に串差し、該抜き爪部材をベ―スプレ―トに対して固定された固定抜き爪部材とベ―スプレ―トに対して可動にされた可動抜き爪部材で構成し、前記ベ―スプレ―トに駆動装置を取り付け、該駆動装置からの加圧ロッドに一側が水平面で他側が先細傾斜面のクサビを接続し、前記可動抜き爪部材に前記クサビの傾斜面と接触する傾斜面を形成したことを特徴とする定置式の電極チップ取り外し装置。
  2. 前記抜き爪部材を上下二段に設け、上段の抜き爪部材は上部に固定抜き爪部材を下部に可動抜き爪部材を位置させ、下段の抜き爪部材は上部に可動抜き爪部材を下部に固定抜き爪部材を位置させ、前記駆動装置からの加圧ロッドに上下二段のクサビを接続し、各段の可動抜き爪部材に同時にクサビを動作させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の定置式の電極チップ取り外し装置。
  3. 前記上下に配置されたクサビの先端位置に差を設けて各段の可動抜き爪部材へのクサビ動作に位相差を持たせるようにしたことを特徴とする請求項2記載の定置式の電極チップ取り外し装置。
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