JP2009297752A - 電極チップの抜き取り装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】エアや電気の駆動源を使用することなくロボットアームの作動により駆動を行うことができる電極チップの抜き取り装置を提供すること。
【解決手段】チップ抜き取り装置10は、ベース板11と、チップ把持板15と連結機構20とを備えている。ベース板11には第1の支持軸12と第2の支持軸13とを並設するように立設する。チップ把持板15には、電極チップ5を挿入して把持するためのV字溝16を形成するとともに、チップ把持板15の回転中心軸となる枢軸21を枢着するための枢着孔17と第2の支持軸13を係合する長孔状のガイド溝18を形成する。連結機構20は、枢軸21と第1の支持軸12とをそれぞれ両端に枢着するリンク22を備える。V字溝16には把持爪19を配置し、シャンク1の直線上に移動により、電極チップ5で把持爪19を押圧してチップ把持板15を回転する。
【選択図】図1
【解決手段】チップ抜き取り装置10は、ベース板11と、チップ把持板15と連結機構20とを備えている。ベース板11には第1の支持軸12と第2の支持軸13とを並設するように立設する。チップ把持板15には、電極チップ5を挿入して把持するためのV字溝16を形成するとともに、チップ把持板15の回転中心軸となる枢軸21を枢着するための枢着孔17と第2の支持軸13を係合する長孔状のガイド溝18を形成する。連結機構20は、枢軸21と第1の支持軸12とをそれぞれ両端に枢着するリンク22を備える。V字溝16には把持爪19を配置し、シャンク1の直線上に移動により、電極チップ5で把持爪19を押圧してチップ把持板15を回転する。
【選択図】図1
Description
本発明は、抵抗溶接機等の溶接ガンのシャンクに形成された取付け軸に装着される電極チップを抜き取るための電極チップの抜き取り装置に関する。
電極チップは、抵抗溶接機の溶接ガンのシャンクに装着されている。つまり、溶接ガンのシャンクにはテーパ状の取付け軸が設けてあり、この取付け軸に電極チップが圧入されている。電極チップを交換する場合、当然のことであるが電極チップは溶接が行われた後であるから、シャンクから抜き取る場合でも簡単には行うことができない。そのため、従来においては、特許文献に示すように、各種の提案が行われていた。例えば、特許文献1では、電極チップを手動で抜き取る工具を使用していた。この工具は、棒状部材の両端に、電極チップをシャンクから抜き取る板状体と、電極チップをシャンクに装着する押し込みホルダを備えている。棒状部材の中間部には棒状部材を摺動するリング状のウエイトが配置されている。この棒状材を電極チップの軸方向に往復移動させることによってウエイトの往復移動による慣性力で電極チップをシャンクから抜き取るようにしていた。
しかし、溶接作業の自動化により電極チップの交換も自動化されると手動で使用する工具は不適として扱われるようになってきた。
そのために、特許文献2では、エアハンマを利用して電極チップを抜き取ることができる装置が提案されている。これによると、この装置は、電極チップをシャンクから抜き取る作業と電極チップをシャンクに装着する作業を行うことのできる電極チップ用エアハンマを使用して構成されている。この電極チップ用エアハンマは、エアで駆動されるエアハンマと、エアハンマの先端に装着される治具とを備えている。電極チップをシャンクから抜き取る際には、二股状の差込部を電極チップとシャンクとの間に差し込み、エアハンマを作動し振動させることによって、抜き取るようにしていた。
実開平02−133279号公報
特開平11−170063号公報
しかし、自動化ラインが進んでいる工場では、省電力化を目指していることが多く、エアや電気の駆動をできるだけ省力化しようとしている。例えば、電極チップの抜き取り装置においても、できるだけエア駆動やモータを利用した電気駆動を回避することによって、装置の簡略化や省エネルギー化を達成しようとする努力が行われている。特許文献1の場合は、手動で行うことから、自動化ラインに不適であり使用することはできない。また、特許文献2の場合ではエア駆動のため、省エネルギー化には不適であるとともに、装置を複雑にしてコストを高くすることになる。また、エアの使用により周りのゴミや塵を吹き飛ばす虞があり、ゴミや塵によって他に悪影響を及ぼす虞が生じていた。そのため、エアや電気等の駆動源を装着しないで構成できる電極チップの抜き取り装置が求められていた。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、エアや電気等の駆動源を使用することなく、簡略化して構成される電極チップの抜き取り装置を提供することを目的とする。そのため、本発明に係る電極チップの抜き取り装置は以下のように構成するものである。すなわち、
請求項1記載の発明では、抵抗溶接機の溶接ガンに配設された取付け軸には電極チップが装着され、前記取付け軸から電極チップを抜き取る電極チップの抜き取り装置であって、前記電極チップの抜き取り時、抜き取り開始位置から、前記取付け軸の軸直交方向の抜き取り方向に、前記取付け軸を移動させて、前記電極チップを抜き取り可能に前記取付け軸に対して回転させて、前記電極チップの前記取付け軸に対する締結を緩める構成とし、前記取付け軸の軸方向にそれぞれ軸方向を沿わせて並設させる第1の支持軸と第2の支持軸とを立設させたベースと、該ベースにおける前記第1,2の支持軸を立設させた側に配設されて、外周面に内方に向かって狭小となるように設けられるV字溝を有するとともに、該V字溝の相互の内側対向面を前記電極チップの挿入時に前記電極チップの外周面を把持可能な把持面とするチップ把持板と、前記ベース板と前記チップ把持板とを連結するように、前記ベース板と前記チップ把持板との間に配設されるリンクと、を備えて構成され、前記ベースが、前記第1,2の支持軸を前記抜き取り方向と略直交するように並設させるとともに、前記第2の支持軸を、前記第1の支持軸より、前記抜き取り方向に沿う前記取付け軸の移動軌跡側に接近させるように配設させ、かつ、前記第1の支持軸を、前記リンクの一方の端部を回動可能に軸支する軸支部として構成し、前記チップ把持板が、前記V字溝を前記取付け軸の移動軌跡側に配置させて、前記V字溝から前記第1,2の支持軸を間にして離れる端部側に、前記リンクの他方の端部を回動可能に軸支する枢軸を配設させるとともに、前記第2の支持軸を嵌挿させ、かつ、外周面から内方へ向かって狭小となるV字溝の中心線に沿う方向に長孔状となるガイド溝、を備えて構成され、前記抜き取り開始位置が、抜き取り時の前記取付け軸の移動軌跡と前記第1,2支持軸の並設方向に沿う直線との交点より、抜き取り方向に沿った元部側の位置に配置され、前記ガイド溝と前記リンクとが、抜き取り開始位置に配置させた前記V字溝を、前記交点を越えて、抜き取り方向に沿って移動可能に、前記チップ把持板を前記枢軸周りに回転させつつ、前記第2支持軸を前記ガイド溝内に摺動させるように、長さ寸法を設定されて、前記V字溝の前記把持面相互が、前記抜き取り開始位置から前記交点までの前記取付け軸の移動時に、前記電極チップの外周面を把持して前記電極チップを前記取付け軸に対して回転可能に、相互の交差角度を設定されていることを特徴とするものである。
請求項1記載の発明では、抵抗溶接機の溶接ガンに配設された取付け軸には電極チップが装着され、前記取付け軸から電極チップを抜き取る電極チップの抜き取り装置であって、前記電極チップの抜き取り時、抜き取り開始位置から、前記取付け軸の軸直交方向の抜き取り方向に、前記取付け軸を移動させて、前記電極チップを抜き取り可能に前記取付け軸に対して回転させて、前記電極チップの前記取付け軸に対する締結を緩める構成とし、前記取付け軸の軸方向にそれぞれ軸方向を沿わせて並設させる第1の支持軸と第2の支持軸とを立設させたベースと、該ベースにおける前記第1,2の支持軸を立設させた側に配設されて、外周面に内方に向かって狭小となるように設けられるV字溝を有するとともに、該V字溝の相互の内側対向面を前記電極チップの挿入時に前記電極チップの外周面を把持可能な把持面とするチップ把持板と、前記ベース板と前記チップ把持板とを連結するように、前記ベース板と前記チップ把持板との間に配設されるリンクと、を備えて構成され、前記ベースが、前記第1,2の支持軸を前記抜き取り方向と略直交するように並設させるとともに、前記第2の支持軸を、前記第1の支持軸より、前記抜き取り方向に沿う前記取付け軸の移動軌跡側に接近させるように配設させ、かつ、前記第1の支持軸を、前記リンクの一方の端部を回動可能に軸支する軸支部として構成し、前記チップ把持板が、前記V字溝を前記取付け軸の移動軌跡側に配置させて、前記V字溝から前記第1,2の支持軸を間にして離れる端部側に、前記リンクの他方の端部を回動可能に軸支する枢軸を配設させるとともに、前記第2の支持軸を嵌挿させ、かつ、外周面から内方へ向かって狭小となるV字溝の中心線に沿う方向に長孔状となるガイド溝、を備えて構成され、前記抜き取り開始位置が、抜き取り時の前記取付け軸の移動軌跡と前記第1,2支持軸の並設方向に沿う直線との交点より、抜き取り方向に沿った元部側の位置に配置され、前記ガイド溝と前記リンクとが、抜き取り開始位置に配置させた前記V字溝を、前記交点を越えて、抜き取り方向に沿って移動可能に、前記チップ把持板を前記枢軸周りに回転させつつ、前記第2支持軸を前記ガイド溝内に摺動させるように、長さ寸法を設定されて、前記V字溝の前記把持面相互が、前記抜き取り開始位置から前記交点までの前記取付け軸の移動時に、前記電極チップの外周面を把持して前記電極チップを前記取付け軸に対して回転可能に、相互の交差角度を設定されていることを特徴とするものである。
請求項2記載の発明では、前記V字溝を抜き取り開始位置に復帰させる付勢手段を備えて構成されていることを特徴としている。
請求項3記載の発明では、前記チップ把持板は、前記チップ把持板に支持されたストッパ部材が前記ベース板に支持されたストッパ部材に当接することによって、原点位置に復帰されることを特徴としている。
請求項4記載の発明では、対向するように配置される二つの前記把持面の内、抜き取り方向に沿った前前方側に位置する一方の前記把持面が、他方の前記把持面に比べて、係止力を大きくする凹凸状に形成されていることを特徴としている。
本発明によれば、電極チップは抵抗溶接機(ロボットとも言う)のアーム先端に装着された溶接ガンの取付け軸に圧入して装着されている。取付け軸に装着された電極チップはロボットの制御装置によって3軸移動が制御されている。ロボットのティーチングに基づいて、取付け軸が電極チップに挿入される抜き取り開始位置から抜き取り方向に沿って移動する。
取付け軸が、抜き取り開始位置から軸直交方向の抜き取り方向に沿って直線移動を行う。抜き取り方向に沿って直線移動することによって、リンクを第1の支持軸を中心に回転させるとともに、チップ把持板を、枢軸の周りで回転させる。一方、リンクの第1の支持軸に対する回転により回転されるチップ把持板は第2の支持軸によって回転規制されている。この第2の支持軸は、チップ把持板の回転規制によってガイド溝に沿って摺動することとなる。これによって、チップ把持板が取付け軸の移動軌跡に対して接近離隔して、取付け軸の抜き取り方向への直線移動を安定して行うことができる。
一方、電極チップを抜き取る際、取付け軸が抜き取り開始位置から移動して、第1,第2の並設方向に沿う直線上を越えると、電極チップは、取付け軸に対してその締結を緩める方向に回転させることになる。これによって、電極チップは取付け軸への締結力が解除される。締結力が解除された電極チップは、例えば、ロボットのティーチングに基づいて、取付け軸が電極チップ挿入位置から離れることによって、シャンクから抜き取られることになる。
したがって、本発明の電極チップの抜き取り装置では、ロボットのティーチングに基づいた取付け軸の直線移動だけで、電極チップを取付け軸から抜き取ることができることから、エアや電気的な駆動を行うことなく自動化ラインに適した装置として使用でき、省エネルギー化を達成することができる。しかも装置を簡略化して構成できることから、コストも廉価にすることができる。
また、V字溝に電極チップを挿入して抜き取り開始位置とすることができるから、電極チップがV字溝内に挿入できる大きさであれば、電極チップの外径に制限されることはない。
さらに、本発明の電極チップの取り付け装置では、電極チップを装着する取付け軸が、シャンクを介して抵抗溶接機の溶接ガンに取付けられているタイプでも、また直接溶接ガンに取付けられているタイプであっても、適応することができる。
また、本発明の電極チップの取付け装置では、上下の取付け軸に装着されたそれぞれの電極チップに対応して抜き取ることができる。
また、チップ把持板は、弾性手段により復帰方向に付勢されているから、電極チップが抜き取られると、V字溝を瞬時に抜き取り開始位置に復帰することができる。
この際、ベース板に支持されたストッパ部材とチップ把持板に支持されたストッパ部材とを当接可能に配設し、ベース板に支持されたストッパ部材とチップ把持板に支持されたストッパ部材の当接位置を、チップ把持板の回転開始時とする原点位置に設定する。電極チップが抜き取られて、チップ把持板が復帰位置に戻る際に、ベース板に支持されたストッパ部材と把持板に支持されたストッパ部材とを当接させて原点位置に戻すことができる。チップ把持板を原点位置に復帰させることによって、原点位置が明確となって、ロボットのティーチングを容易にすることができ、連続的に繰り返しても確実に作用させることができる。
また、電極チップを把持する把持面のうち、抜き取り方向に沿った前方側に位置する一方の把持面が凹凸状に形成されて、他方の把持面より係止力を大きくしている。そのため、電極チップを効率的に把持することができ、取付け軸の移動の際に電極チップの把持面からの脱却を防止することができる。
次に、本発明の電極チップの抜き取り装置の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、この実施形態の抜き取り装置10においては、取付け軸がシャンク1に装着しているタイプのもので説明する。しかし、これに限定するものではなく、例えば、取付け軸が、直接、溶接ガンに装着されているタイプでも適用できるものである。
図1は、電極チップの抜き取り装置(以下、抜き取り装置という)10の全体斜視図を示すものである。シャンク1は、抵抗溶接機(ロボットという)のアームに装着された溶接ガンに上下一対に取付けられているものであり、先端には、それぞれ先端に向かって小径となるテーパ状の取り付け軸3が形成され、取付け軸3に電極チップ5が圧入して取付けられている。ロボットのアームは、ロボットの制御装置によって操作されて3軸方向に移動可能に配置されている。
図1〜5に示すように、抜き取り装置10は、支持台Bに支持されたベース板11と、ベース板11と連結機構20を介して平行に配置されてV字溝16を形成するチップ把持板15と、を備えている。ベース板11には、2本の支持軸(第1の支持軸12と第2の支持軸13)がそれぞれ別の位置でチップ把持板15に向かって立設されている。第1の支持軸12は、連結機構20を構成する後述のリンクを揺動可能に支持するための揺動中心軸12として配置され、第2の支持軸13は、チップ把持板15の回転を規制するガイド軸13として、V字溝16と揺動中心軸12との間に配置されている。
ベース板11の一端側には、矩形板状のブロックが装着されていて、チップ把持板15の原点復帰の際に、チップ把持板15の回転を規制するストッパブロック14として配置されている。
チップ把持板15には揺動中心軸12と偏心した位置に連結機構20と連結する枢着孔17が形成されるとともに、ガイド軸13が係合する長孔状のガイド溝18を形成している。枢着孔17とガイド溝18の中心軸線の延長線上には、V字溝16がチップ把持板15の外周面から内方に向かって先細りとなるように形成されるとともに、電極チップ5の外周面を把持できる大きさに形成されている。なお、チップ把持板15は、上述のV字溝16、枢着孔17、ガイド溝18を含んで形成されていれば、その外周形状は特に限定するものではない。実施形態のように円板状であったり、また矩形板状であったり、さらには、変形した板状に形成されていてもよい。
チップ把持板15におけるV字溝16の両側には、電極チップ5を把持する一対の把持爪19(19A、19B)が配置されている。それぞれの把持爪19A、19Bの溝側端面は、V字溝16内に突出するように電極チップ5に対向して配置されている。一方の爪部19Aは、ロボットのティーチングによって移動される電極チップ5の移動開始時に、電極チップ5によって押圧される側(図2中、上側)に配置され、他方の把持爪19Bは、19Aと反対側(図2中、下側)に対向して配置されている。把持爪19Aの溝側端面は、凹凸状に形成されている。実施形態では、鋸歯状の歯部191が形成され、歯部191と対向する他方の把持爪19Bの溝側端面は平面状に形成されている。歯部191は、V字溝16の元部側(先細り側)に向かって傾斜するように形成されている。つまり、V字溝16内に挿入された電極チップ5をV字溝16の元部側に向かって食い込ませる方向に傾斜していることになる。なお、実施形態の把持爪19は、チップ把持板15の下方にV字溝16を間にしてそれぞれ上下に2列の歯部191を並設したものを装着しているが、歯部191が1列のものでもよく、またチップ把持板15を間にして両面に各1個ずつ装着してもよい。
チップ把持板15のベース板11側端面(下面)には、把持爪19BのV字溝16と反対側の位置に、ベース板11上に支持されたストッパブロック14に当接可能なストッパ部材31が装着されている。ストッパ部材31のストッパブロック14と対向する面がストッパ面311であり、ストッパ面311がストッパブロック14のストッパ面141と当接した位置が、チップ把持板5の原点位置P1に設定されている。このストッパ部材31は、矩形板状でなく、ストッパブロック14と当接可能であれば、ピン状に形成されてもよい。
連結機構20は、ベース板11に支持された揺動中心軸12と、揺動中心軸12とチップ把持板15とを連結するためにリンク機構を構成している。リンク機構は、チップ把持板15の枢着孔17に枢着された枢軸21と、揺動中心軸12に一端が枢着されて他端が枢軸21に枢着されたリンク22と、揺動されたリンク22を復帰する方向に付勢する弾性部材23と、を備えて構成されている。揺動中心軸12は、一端がベース板11に埋設されてネジ結合で固着され、他端はチップ把持板15の下面の直下となる位置まで延設されている。
実施形態の弾性部材23は、図3又は図4に示すように、揺動中心軸12に巻装された捩りコイルばねが使用されている。捩りコイルばね23の一端23aは、連結軸21におけるストッパブロック14側と対向する側面に掛止され、他端23bがストッパブロック13における枢軸21側に対向する面に掛止されている。なお弾性部材23は、板バネを使用してもよい。
したがって、連結機構20は、チップ把持板15が枢軸21を中心にして回転することによって枢軸21を介してリンク22を、揺動中心軸12を中心に捩りコイルばね23の付勢力に抗して揺動させることになる。
なお、ベース板11に支持されたストッパブロック14、チップ把持板15に支持されたストッパ部材31は、チップ把持板15を一方の方向に回転させるだけでなく逆方向に回転した場合でも対応できるように、V字溝16の中心軸線P上を間にして反対側に一対設けるようにしてもよい。
次に、上述のように構成された抜き取り装置10の作用について、図6〜8に基づいて説明する。なお、この実施形態の抜き取り装置10においては、抵抗溶接機の溶接ガンには、上下一対のシャンク1が装着されている。以下、各シャンク1の取付け軸3に装着された各電極チップ5のうち、上方に配置された電極チップ5を上方のシャンク1から抜き取る作用についてまず説明する。
図6に示すように、シャンク1(又は取付け軸3)は、先端に電極チップ5を装着してロボットの制御装置(以下、単にロボットともいう)でティーチングされたロボットアームの移動により、初期位置にあるチップ把持板15のV字溝16の平面視における中心軸線Pから外方に向かう水平延長線上の移動開始位置P0に達している。電極チップ5の位置は、その側面がV字溝16に把持できる高さ位置にある。
チップ把持板15の初期位置とは、連結機構20が作用されていない状態、つまり、図6(a)に示すように、捩りコイルばね23が自然状態にある位置、捩りコイルばね23の一端23aと他端23bとが最大限に開いてハの字状にある状態であり、この位置においては、ストッパ部材31がストッパブロック14に当接している。ガイド軸13は、チップ把持板15のガイド溝18内で、摺動開始していない位置、つまり、図6(a)中、右端位置にある。
この状態において、図6(a)に示すように、ロボットのティーチングに基づいて、シャンク1を、移動開始位置P0からチップ把持板15のV字溝内に向かって直線上に移動させる。そしてV字溝16内に進入しつつ電極チップ5の側面を一対の把持爪19A、19Bに当接させる。チップ把持板15の初期位置における電極チップ5が挿入して爪部19に当接された位置を、抜き取り開始位置P1又はチップ把持板15の原点位置P1という。
なお、抜き取り装置10においては、揺動中心軸12の中心軸線が、V字溝16の中心軸線P及びガイド溝18、枢着孔17の中心軸線と一致する位置及びその付近をチップ抜き取り領域P2とし、シャンク1の抜き取り開始位置P1(原点位置)においては、揺動中心軸12の中心軸線が、V字溝16の中心軸線P及びガイド溝18、枢着孔17の中心軸線と一致しない位置にある。
次に、図6(b)に示すように、ロボットのティーチングに基づいて、シャンク1を、揺動中心軸12とガイド軸13の中心軸線を結ぶ方向と直交する方向(抜き取り方向)に直線上に移動する。つまり、電極チップ5が把持爪19Aの歯部191側端面を押圧する方向に移動することによって、チップ把持板15が枢軸21を中心にして、図6(b)中、時計方向に回転する。チップ把持板15の時計方向への回転は、枢軸21を時計方向に回転ささせるとともに、枢軸21に枢着されたリンク22を、揺動中心軸12を中心にして捩りコイルばね23の付勢力に抗して、図6(b)中、時計方向に揺動させることになる。つまり、捩りコイルばね23の一端23aを他端23bに接近させるように撓ませる。この際、ガイド軸13はチップ把持板15のガイド溝18内で摺動する。
この際、シャンク1が、抜き取り開始位置P1からチップ抜き取り領域P2に移動する間は、電極チップ5が、ガイド軸13に接近する方向にあり、把持爪19に把持された電極チップ5の直線移動に追随されて、チップ把持板15が、図6(b)中、右方向に向かって移動する。そのため、ガイド溝18がベース板11に支持されて固定位置にあるガイド軸13に対して移動することになる。つまり、ガイド軸13が、図6(b)中、左方向に向かって相対的に摺動することとなる。また、チップ把持板15に装着されたストッパ部材31は、ベース板11に装着されたストッパブロック14から離隔する。
一方、抜き取り開始位置P1からチップ抜き取り領域P2に移動する間、ガイド軸13に接近する電極チップ5には、爪部19Aの歯部191によって押圧されてクランプ力が発生する。
図7(a)に示すように、シャンク1がさらに直線上を移動してチップ抜き取り領域P2に達すると、電極チップ5はガイド軸13と最接近する位置に達し、チップ抜き取り領域P2内で、電極チップ5は、ガイド軸13から徐々に離隔する。一方、チップ把持板15は、さらに、図7(a)中、枢軸21を中心にして時計方向に回転し、リンク22は枢軸21の回転とともに揺動中心軸12を中心にして、さらに時計方向に揺動する。そして捩りコイルばね23をさらに撓ませる。ガイド軸13は、ガイド溝18内に沿ってさらに相対的な摺動を行って、ガイド溝18の左端に達する。
一方、電極チップ5は、シャンク1がチップ抜き取り領域P2内において、ガイド軸13から離れる方向に移動すると、電極チップ5におけるシャンク1の取り付け軸3に対して発生する回転力によって、電極チップ5が取付け軸3に締結されている締結力が解除される。締結力が解除された電極チップ5は把持爪19A、19Bに把持されているから、この時点においては、電極チップ5をシャンク1の取り受け軸3から抜き取ることはできない。
次に、図7(b)に示すように、シャンク1がロボットのティーチングに基づいて、移動ストローク端P3に達する。この位置においては、リンク22が最大限に回転されて、捩りコイルばね23の両端23a、23bを最接近させた位置になる。チップ把持板15は、シャンク1の軸心がガイド軸13の軸心から離れる方向に移動することによって左方向に移動された位置にあり、それに伴って、ガイド軸13が相対的にガイド溝18に対して右方向に摺動してガイド溝18の右端位置に達している。電極チップ5は、図8(a)に示すように、取付け軸3に対して締結力が解除された状態で把持爪19に把持されている。
シャンク1がロボットのティーチングに基づいて、図7(b)に示す移動ストローク端P3から、抜き取り開始位置P1に向かって直線上に復帰移動する。シャンク1の復帰移動によって、チップ把持板15は逆方向、図7(b)中、反時計方向に回転すると、リンク22が、反時計方向に揺動し、捩りコイルばね23の両端23a、23bを広げる方向に作用させる。また、ガイド軸13は、ガイド溝18内を逆方向に移動し、ストッパ部材31がストッパブロック14に向かって接近する。
シャンク1が、抜き取り開始位置P1に復帰すると、ストッパ部材31のストッパ面311がストッパブロック14のストッパ面141に当接する。これによって、リンク22、捩りコイルばね23、ガイド溝18が初期位置に全て復帰する。そして、シャンク1が抜き取り開始位置P1からV字溝16の中心軸線P上を、チップ把持板15から離隔することによって、図8(b)に示すように、クランプ力が解除された電極チップ5がシャンク1の取付け軸3から離れて落下することになる。シャンク1は、チップ把持板15から移動開始位置P0に戻ることになる。
なお、ロボットのティーチングを、チップ抜き取り領域P2内において、電極チップ5が取付け軸3に対する締結力を解除した直後に、連極チップ5をV字溝16の中心軸線P上を外側に向かって移動させるように作用させてもよい。この場合、シャンク1がV字溝16から離れる方向に移動する瞬間に、電極チップ5が取付け軸3から脱着され抜け落ちることになる。
例えば、図7(a)の状態で、電極チップ5がシャンク1の取付け軸3に対する締結力が解除した場合、その直後にシャンク1をV字溝16から、外方に向かって離れる方向に移動すると、電極チップ5が把持爪19から離れ、その瞬間に電極チップ5が取付け軸3から落下することになる。シャンク1の移動は、ロボットのティーチングで作用されることから、予め、締結力が解除されるチップ把持板15の角度位置を設定しておくことによって、この作用を行うことになる。
この際、シャンク1が、V字溝16から完全に離れると、リンク22が、捩りコイルばね23の付勢力によって、瞬時に初期位置に向かって回転され、チップ把持板5を反時計方向に回転させる。チップ把持板15の逆方向への回転は、ストッパ部材31がストッパブロック14に衝突することによって停止される。この位置が、チップ把持板15の原点位置P1となり、リンク22が初期位置に復帰する。また、ガイド軸13は、ガイド溝18の、図6(a)中、右端の位置に復帰する。
次に、上下一対のシャンク1に装着された各電極チップ5のうち、下方にある電極チップ5をシャンク1の取付け軸3から抜き取る作用について説明する。なお、図6〜7に示す平面図は、下方に配置された電極チップ5を抜き取る場合も同様であるから、そのまま使用することとする。
シャンク1は、先端に電極チップ5を装着して、図6(a)に示すように、ロボットの制御装置(以下、単にロボットともいう)でティーチングされたロボットアームの移動により、シャンク1の移動開始位置P0に達している。電極チップ5の位置は、V字溝16に把持できる高さ位置にある。
シャンク1は、上方の電極チップ5を抜き取る作用と同様、図6(a)における抜き取り開始位置P1から図7(a)のチップ抜き取り領域P2内に進むと、電極チップ5がシャンク1の取付け軸3に対する締結力を解除する。図9(a)に示すように、電極チップ5が取付け軸3に対して締結力を解除しても、シャンク1が電極チップ5から離れた位置にはなく、また、電極チップ5が把持爪19(19A、19B)によって把持されているため、電極チップ5は把持爪19で把持された位置にある。
シャンク1が、チップ抜き取り領域P2内で、図7(b)のストローク端P3に向かって移動する間に、図9(b)に示すように、シャンク1をロボットのティーチングに基づいて下方に移動する。すると、チップ把持板15は、リンク22が捩りコイルばね23の付勢力によって元の位置まで戻されることにより、瞬時に原点位置Pに復帰する。電極チップ5はこの間に、図9(c)に示すように、把持爪19から、離れて落下することになる。シャンク1は、さらに下方に移動して、その後、移動開始位置P0に戻ることになる。
この際、シャンク1が、V字溝16から完全に離れる瞬間に、リンク22が、捩りコイルばね23の付勢力によって、瞬時に初期位置に向かって揺動され、チップ把持板5を反時計方向に回転させる。チップ把持板15の逆方向への回転は、ストッパ部材31がストッパブロック14に衝突することによって停止される。この位置が、チップ把持板15の原点位置P1となり、リンク22が初期位置に復帰する。また、ガイド軸13は、図6(a)に示すように、ガイド溝18の右端の位置に復帰する。
上述のように、実施形態の抜き取り装置10では、シャンク1が、ロボットのティーチングに基づいて、抜き取り開始位置P1から直線上に移動するだけで、電極チップ5をシャンク1の取付け軸3から抜き取ることができる。そのため、エアや電気的な駆動を行うことなく自動化ラインに適した装置として使用でき、省エネルギー化を達成することができる。しかも装置を簡略化して構成できることから、コストも廉価にすることができる。
しかも、この抜き取り装置10では、抜き取り装置10を支持台Bに、一旦、設置すれば、上下一対の電極チップを抜き取ることができることから、効率的に作業を行うことができるとともに廉価に提供することができる。
また、電極チップは、V字溝16内に挿入されることから、V字溝16内に挿入できる大きさであれば、電極チップ5の外径が大きく形成されたものであっても使用することができる。
また、チップ把持板15が回転され、チップ把持板15に連動する連結機構20の一部となすリンク22が、弾性手段(捩りコイルばね)23によって、復帰位置に戻るように構成されているから、電極チップ5が抜き取られたチップ把持板15を瞬時に初期位置に復帰させることができる。
また、チップ把持板15の復帰の際に、チップ把持板15側に装着されたストッパ部材31で、ベース板11側に装着されたストッパブロック14に当接させることによって、チップ把持板15の原点位置P1を確保することができ、ロボットのティーチングの際に、その設定を容易にすることができる。
さらに、電極チップ5を把持するための一対の把持爪19には、一方の把持爪に鋸歯状の歯部191を形成することによって、他方の把持爪19Bより電極チップに付与する係止力を大きくすることができる。そのため、電極チップ5を効率よく把持することができ、例えば、電極チップ5をチップ抜き取り開始位置P1からチップ抜き取り領域P2に移動する間に、電極チップ5がV字溝16から抜け出す虞がない。そのため、電極チップ5を確実に把持することができる。
なお本発明の電極チップの抜き取り装置は、上述の形態に限定するものではない。例えば、ロボットのティーチングによるシャンク1の直線移動は、チップ把持板15の回転駆動を伴って、電極チップ5に取付け軸3に対する捻り作用を付与できるものであれば自由に設定することができる。例えば、シャンク1の直線移動によるストローク端付近でその方向を変えてもよく、また、直線移動後に円弧状に回転させてもよい。
また電極チップは、V字溝内に挿入できる大きさであれば、電極チップの大きさに制限されることがない。
1、シャンク
3、テーパ軸
5、電極チップ
10、電極チップ抜き取り装置
11、ベース
12、揺動中心軸(第1の支持軸)
13、ガイド軸(第2の支持軸)
15、チップ把持板
16、V字溝
17、枢着孔
18、ガイド溝
19、把持爪
191、歯部
20、連結機構
21、枢軸
22、リンク
23、捩りコイルばね(弾性部材)
31、ストッパ部材
P、V字溝の中心軸線
P1、抜き取り開始位置(原点位置)
P2、チップ抜き取り領域
3、テーパ軸
5、電極チップ
10、電極チップ抜き取り装置
11、ベース
12、揺動中心軸(第1の支持軸)
13、ガイド軸(第2の支持軸)
15、チップ把持板
16、V字溝
17、枢着孔
18、ガイド溝
19、把持爪
191、歯部
20、連結機構
21、枢軸
22、リンク
23、捩りコイルばね(弾性部材)
31、ストッパ部材
P、V字溝の中心軸線
P1、抜き取り開始位置(原点位置)
P2、チップ抜き取り領域
Claims (4)
- 抵抗溶接機の溶接ガンに配設された取付け軸には電極チップが装着され、前記取付け軸から電極チップを抜き取る電極チップの抜き取り装置であって、
前記電極チップの抜き取り時、抜き取り開始位置から、前記取付け軸の軸直交方向の抜き取り方向に、前記取付け軸を移動させて、前記電極チップを抜き取り可能に前記取付け軸に対して回転させて、前記電極チップの前記取付け軸に対する締結を緩める構成とし、
前記取付け軸の軸方向にそれぞれ軸方向を沿わせて並設させる第1の支持軸と第2の支持軸とを立設させたベースと、
該ベースにおける前記第1,2の支持軸を立設させた側に配設されて、外周面に内方に向かって狭小となるように設けられるV字溝を有するとともに、該V字溝の相互の内側対向面を前記電極チップの挿入時に前記電極チップの外周面を把持可能な把持面とするチップ把持板と、
前記ベース板と前記チップ把持板とを連結するように、前記ベース板と前記チップ把持板との間に配設されるリンクと、
を備えて構成され、
前記ベースが、前記第1,2の支持軸を前記抜き取り方向と略直交するように並設させるとともに、前記第2の支持軸を、前記第1の支持軸より、前記抜き取り方向に沿う前記取付け軸の移動軌跡側に接近させるように配設させ、かつ、前記第1の支持軸を、前記リンクの一方の端部を回動可能に軸支する軸支部として構成し、
前記チップ把持板が、
前記V字溝を前記取付け軸の移動軌跡側に配置させて、
前記V字溝から前記第1,2の支持軸を間にして離れる端部側に、前記リンクの他方の端部を回動可能に軸支する枢軸を配設させるとともに、前記第2の支持軸を嵌挿させ、かつ、外周面から内方へ向かって狭小となるV字溝の中心線に沿う方向に長孔状となるガイド溝、
を備えて構成され、
前記抜き取り開始位置が、抜き取り時の前記取付け軸の移動軌跡と前記第1,2支持軸の並設方向に沿う直線との交点より、抜き取り方向に沿った元部側の位置に配置され、
前記ガイド溝と前記リンクとが、抜き取り開始位置に配置させた前記V字溝を、前記交点を越えて、抜き取り方向に沿って移動可能に、前記チップ把持板を前記枢軸周りに回転させつつ、前記第2支持軸を前記ガイド溝内に摺動させるように、長さ寸法を設定されて、
前記V字溝の前記把持面相互が、前記抜き取り開始位置から前記交点までの前記取付け軸の移動時に、前記電極チップの外周面を把持して前記電極チップを前記取付け軸に対して回転可能に、相互の交差角度を設定されていることを特徴とする電極チップの抜き取り装置。 - 前記V字溝を抜き取り開始位置に復帰させる付勢手段を備えて構成されていることを特徴とする請求項1記載の電極チップの抜き取り装置。
- 前記チップ把持板は、前記チップ把持板に支持されたストッパ部材が前記ベース板に支持されたストッパ部材に当接することによって、原点位置に復帰されることを特徴とする請求項1又は2記載の電極チップの抜き取り装置。
- 対向するように配置される二つの前記把持面の内、抜き取り方向に沿った前前方側に位置する一方の前記把持面が、他方の前記把持面に比べて、係止力を大きくする凹凸状に形成されていることを特徴とする請求項1,2又は3記載の電極チップの抜き取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008155834A JP2009297752A (ja) | 2008-06-13 | 2008-06-13 | 電極チップの抜き取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008155834A JP2009297752A (ja) | 2008-06-13 | 2008-06-13 | 電極チップの抜き取り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009297752A true JP2009297752A (ja) | 2009-12-24 |
Family
ID=41545195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008155834A Withdrawn JP2009297752A (ja) | 2008-06-13 | 2008-06-13 | 電極チップの抜き取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009297752A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014155416A1 (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-02 | 株式会社石川工機 | スポット溶接用電極取外装置 |
-
2008
- 2008-06-13 JP JP2008155834A patent/JP2009297752A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014155416A1 (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-02 | 株式会社石川工機 | スポット溶接用電極取外装置 |
US9321123B2 (en) | 2013-03-26 | 2016-04-26 | Kyokutoh Co., Ltd. | Spot welding electrode removal apparatus |
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