JP5846225B2 - 信号変調回路 - Google Patents

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Description

本発明は信号変調回路に関し、特にデルタシグマ変調を行う回路に関する。
従来から、スイッチングアンプ等においてデルタシグマ変調(ΔΣ変調)が用いられている。デルタシグマ変調器では、減算器と積分器と量子化器と量子化誤差帰還回路を備える。
図4に、デルタシグマ変調回路の基本構成を示す。減算器16は、入力信号と帰還信号との差分を算出し、積分器10は、差分信号を積分する。積分信号は量子化器14で量子化され、例えば1ビット=2値の信号として出力される。量子化誤差は遅延器12を介して帰還される。
下記の特許文献1には、積分器群、加算器群、量子化器、及びパルス幅切り上げ回路から構成されるデルタシグマ変調回路が開示され、サンプリングクロックに同期した1ビット信号に変換して出力することが開示されている。また、量子化器として、D型フリップフロップを用いることが開示されている。また、特許文献2にも、デルタシグマ変調回路が開示されている。
特許文献3には、複数のスイッチのオン、オフを切り替えて、負荷に対して正電圧を印加する第1状態と、負荷に対して電圧を印加しない第2状態と、負荷に対して負電圧を印加する第3状態とを切り替えるスイッチング手段を備えた、3値の1ビットデジタルアンプが記載されている。
特開2007−312258号公報 特表2012−527187号公報 特許第4805177号
図4に示す構成において、帰還経路に遅延器12を設けてノイズシェーピングを行っているが、同時に、帰還経路内の遅延器12により出力の状態をリアルタイムで補正することができない問題、または、遅延器内で発生する歪・ノイズ成分に対してはノイズシェーピングされずそのまま出力されてしまうという問題がある。
また、デルタシグマ変調回路は1ビットオーディオアンプ等に用いる場合、入力信号を1ビットデジタル信号に変換するための方式としてパルス幅変調(PWM)及びパルス密度変調(PDM)があり、パルスの密度や頻度により入力信号を表現する場合に適したPDMを用いる場合には、ゼロレベルを所定のタイミングで挿入してパルス幅を維持し確実に入力信号のレベルをパルスの頻度に変調する必要がある。
特許文献3では、デルタシグマ変調によりデジタル信号を生成するとともに、3値の1ビット信号を生成しているが、スイッチング回路からの出力信号をデルタシグマ変調回路に帰還させており、ドライバ回路については考慮されていない。
本発明の目的は、出力の状態をリアルタイムで補正し、且つ遅延器による歪・ノイズ成分による影響を低減することができるとともに、ドライバ回路の歪も低減できる回路を提供することにある。
本発明は、クロック信号に同期して入力信号をデルタシグマ変調して出力する信号変調回路であって、入力信号と帰還信号との差分を算出する減算器と、前記減算器からの出力を積分する積分器と、前記積分器で積分された信号に対し、前記クロック信号に同期したタイミングでゼロレベルを挿入しつつ遅延して量子化する量子化器と、前記量子化器からの信号に基づき負荷を駆動するための駆動信号を生成するドライバ回路と、前記ドライバ回路からの前記駆動信号を前記入力信号に帰還させる帰還回路とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、クロック信号に同期して入力信号をデルタシグマ変調して出力する信号変調回路であって、入力信号と帰還信号との差分を算出する減算器と、前記減算器からの出力を積分する積分器と、前記積分器で積分された信号の位相を反転する位相反転回路と、前記積分器で積分された信号に対し、前記クロック信号に同期したタイミングでゼロレベルを挿入しつつ遅延して量子化する第1量子化器と、前記位相反転器で位相反転された信号に対し、前記クロック信号に同期したタイミングでゼロレベルを挿入しつつ遅延して量子化する第2量子化器と、前記第1量子化器からの信号と、前記第2量子化器からの信号を用いて、単電源に接続された負荷を正電流オン、負電流オン、及びオフの3値の通電状態で選択的に駆動するための3値信号を生成する3値信号生成回路と、前記3値信号生成回路からの信号に基づき負荷を駆動するための駆動信号を生成するドライバ回路と、前記ドライバ回路からの前記駆動信号を前記入力信号に帰還させる帰還回路とを備えることを特徴とする。
本発明では、クロック信号に同期したタイミングでゼロレベルを挿入しつつ量子化器で量子化してパルス幅固定のパルス密度変調信号が生成され、この変調信号を用いてドライバ回路で負荷を駆動する。そして、変調信号を入力信号に帰還させるのではなく、ドライバ回路から負荷に出力される駆動信号を入力信号に帰還させることで、ドライバ回路に含まれる歪成分が抑制される。パルス密度変調信号から3値信号を生成して負荷を3つの状態(正電流あるいは正電圧オン状態、負電流あるいは負電圧オン状態、オフ状態)で駆動する場合においても、ドライバ回路の駆動信号を入力信号に帰還させることで、ドライバ回路に含まれる歪成分が抑制される。
本発明によれば、出力の状態をリアルタイムで補正し、且つ遅延器による歪・ノイズ成分による影響を低減することができるとともに、ドライバ回路の歪も低減できる。特に、3値パルス密度変調回路におけるドライバ回路の歪を低減できる。
実施形態の前提となる回路構成図である。 実施形態の回路構成図である。 1価3値波形生成回路及びドライバ回路の回路構成図である。 従来の回路構成図である。 比較回路構成図である。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
<前提の回路構成>
まず、本実施形態において前提となる回路構成について説明する。図1に、前提となる回路構成を示す。図1の信号変調回路は、入力信号をデルタシグマ変調するものであり、減算器20と、積分器22と、量子化器としてのDFF(遅延型フリップフロップ)24を備える。クロック信号源26からのクロック信号は遅延回路28で遅延されてDFF24のクロック端子に供給され、かつ、クロック信号はDFF24のリセット端子にも供給される。
減算器20は、入力信号と帰還信号の差分を算出して積分器22に出力する。積分器22は、差分信号を積分してDFF24に出力する。DFF24は、クロック信号に同期して積分器22の出力を1ビットデジタル信号に変換して出力し、出力信号は帰還回路で減算器20に帰還される。
図1に示す回路と図4に示す回路を比較すると、図1の回路では帰還回路に遅延器12が存在せず、積分器22の後段にDFF24が設けられている。従って、図1の回路では、出力の状態をリアルタイムで補正することが可能である。また、遅延機能及び量子化機能は、DFF24により実現されるが、DFF24ではリセット端子に信号を供給することでその出力をゼロとすることが可能であり、リセット端子にクロック信号を供給することでクロック信号に同期したタイミングでゼロレベルが挿入される。
図1の回路構成では、クロック信号に同期したタイミングで常にゼロレベルが挿入されるため、DFF24の出力は1ビットデジタル信号であるとともに、そのパルス幅が常に固定のデジタル信号となる。すなわち、DFFでは入力されたクロック信号の立ち上がりエッジで信号を出力するから、例えば遅延回路28で遅延反転させてクロック信号を供給するとクロック信号の立ち下がりエッジで信号を出力するが、次のクロック信号の立ち上がりエッジでその出力がゼロレベルにリセットされ、以下、この処理が繰り返されることで、1ビットデジタル信号のパルス幅は、クロック信号のパルス幅に等しくなる。図1の回路構成では、パルス幅が固定のパルスの数により入力信号の大小を表現することが可能である。
<実施形態の回路構成>
図2に、図1の回路構成を基本に用いた本実施形態の信号変調回路を示す。信号変調回路は、減算器20と、積分器22と、位相反転回路23と、バイアス生成回路50,51と、DFF24,25と、クロック信号源26及び遅延回路28と、1価3値波形生成回路40と、ドライバ回路42と、パルス合成回路34を備える。
減算器20は、図1と同様に、入力信号と帰還信号の差分を算出して積分器22に出力する。
積分器22は、差分信号を積分してバイアス生成回路50及び位相反転回路23に出力する。
位相反転回路23は、積分器22の出力の位相を反転してバイアス生成回路51に出力する。
バイアス生成回路50,51は、それぞれ積分器22の出力及び位相反転回路23の出力に所定のバイアスを印加してDFF24、25に出力する。バイアス生成回路50,51は、積分器22,23の出力動作点を調整するが、これは、無信号状態において確実にゼロレベル(ゼロ電圧)としてスイッチングしない状態を実現するためである。
DFF24,25は、それぞれバイアス生成回路50,51の出力を1ビットデジタル信号に変換して出力する。この際、DFF24,25は、リセット端子にクロック信号が供給されるタイミングにおいてゼロレベルを挿入しつつ1ビットデジタル信号に変換する。
1価3値波形生成回路40は、DFF24からの出力、すなわち+1,0の2値信号と、DFF25からの出力、すなわち−1,0の2値信号から、1価3値波形信号を生成する。ここで、「1価3値」とは、単電源で駆動されるスピーカ等の負荷に対し、正電流で駆動する状態、負電流で駆動する状態、オフ状態の3つの駆動状態を実現することを意味する。正電流及び負電流は、負荷を流れる電流の向きが互いに逆であることを意味する。
ドライバ回路42は、1価3値波形生成回路40からの1価3値波形信号を用いてスピーカ等の負荷44を駆動する。ドライバ回路42からの駆動信号は、スピーカ等の負荷44に供給されるとともに、パルス合成回路34にも供給される。
パルス合成回路34は、ドライバ回路42からの駆動信号を合成して帰還信号を生成して減算器20に帰還させる。
図2において特徴的なことは、ドライバ回路42が帰還回路内に含まれている点である。すなわち、ドライバ回路42からの駆動信号は負荷44に供給されるだけでなく、パルス合成回路34を介して帰還信号として減算器20に帰還される。従って、ドライバ回路42が帰還回路外に設けられていた場合にはドライバ回路42の歪がそのまま駆動信号として負荷44に供給されてしまうところ、本実施形態ではドライバ回路42の歪もフィードバックされて低減される。
図3に、1価3値波形生成回路40及びドライバ回路42の回路構成を示す。1価3値波形生成回路40は、NORゲート33a,33b、及び4つのNOTゲート40a〜40dから構成される。これらのNOTゲート40a〜40dを図中上から順にG11,G12,G13,G14と称する、つまりNOTゲート40aをG11、NOTゲート40bをG12、NOTゲート40cをG13、NOTゲート40dをG14と称すると、G11及びG12にはNORゲート33aの出力信号が供給され、G13及びG14にはNORゲート33bの出力信号が供給される。G11〜G14はそれぞれの入力信号を反転し、出力信号をそれぞれドライバ回路42に供給する。
なお、NORゲート33aはDFF32の反転出力端子(Qバー)からの信号とDFF33の出力端子(Q)からの信号を論理演算し、NORゲート33bはDFF32の出力端子(Q)からの信号とDFF33の反転出力端子(Qバー)からの信号を論理演算して出力する。
ドライバ回路42は、レベルシフト回路42a1,42a2、ゲート駆動回路42b1〜42b4及びスイッチングFET42c1〜42c4から構成される。スイッチングFET42c1及び42c3はPチャンネルFET,スイッチングFET42c2及び42c4はNチャンネルFETである。
負荷44としてのスピーカは、互いに直列接続されたスイッチングFET42c1及びスイッチングFET42c2の接続節点にその一端が接続されるとともに、互いに直列接続されたスイッチングFET42c3及びスイッチングFET42c4の接続節点にその他端が接続される。スイッチングFET42c1及びスイッチングFET42c3は単電源の正極側に接続され、スイッチングFET42c2及びスイッチングFET42c4は単電源の負極側に接続される。従って、スイッチングFET42c1がオンしスイッチングFET42c2がオフし、かつ、スイッチングFET42c3がオフし、スイッチングFET42c4がオンすると、スイッチングFET42c1→スピーカ44→スイッチング42c4の如く電流が流れ、正電流オン状態となる。また、スイッチングFET42c1がオフしスイッチングFET42c2がオンし、かつ、スイッチングFET42c3がオンしスイッチングFET42c4がオフすると、スイッチングFET42c3→スピーカ→スイッチングFET42c2の如く電流が流れ、負電流オン状態となる。さらに、スイッチングFET42c1,42c3がオフし、スイッチングFET42c2,42c4がオンすると、スピーカ44には電流は流れずオフ状態(ショートによるオフ状態)となる。
1価3値波形生成回路40の4つの論理ゲートG11〜G14の出力信号は、4つのスイッチングFET42c1〜42c4を駆動するためのそれぞれのゲート駆動回路42b1〜42b4に供給される。すなわち、G11の出力信号は、レベルシフト回路42a1を介してゲート駆動回路42b1に供給され、スイッチングFET42c1を駆動する。G12の出力信号は、ゲート駆動回路42b2に供給され、スイッチングFET42c2を駆動する。G14の出力信号は、レベルシフト回路42a2を介してゲート駆動回路42b3に供給され、スイッチングFET42c3を駆動する。G13の出力信号は、ゲート駆動回路42b4に供給され、スイッチングFET42c4を駆動する。
NORゲート33a,33bの出力がそれぞれ「1」、「0」である場合、G11及びG12の出力は「1」を反転した「0」となり、G13及びG14の出力は「0」を反転した「1」となる。すると、スイッチングFET42c1はオン、スイッチングFET42c2はオフ、スイッチングFET42c3はオフ、スイッチングFETc4はオンとなり、電流は、
スイッチングFET42c1→スピーカ44→スイッチングFET42c4
と流れる(+ON状態)。
NORゲート33a、33bの出力がそれぞれ「0」、「1」である場合、G11及びG12の出力は「0」を反転した「1」となり、G13及びG14の出力は「1」を反転した「0」となる。すると、スイッチングFET42c1はオフ、スイッチングFET42c2はオン、スイッチングFET42c3はオン、スイッチングFET42c4はオフとなり、電流は
スイッチングFET42c3→スピーカ44→スイッチングFET42c2
と流れる(−ON状態)。
NORゲート33b,33aの出力がそれぞれ「1」である場合、G11〜G14の出力は「1」を反転した「0」となる。すると、スイッチングFET42c1はオン、スイッチングFET42c2はオフ、スイッチングFET42c3はオン、スイッチングFETc4はオフとなり、スピーカ44に電流は流れない(オフ状態)。
さらに、NORゲート33b,33aの出力が「0」である場合、G11〜G14の出力は「0」を反転した「1」となる。すると、スイッチングFET42c1はオフ、スイッチングFET42c2はオン、スイッチングFET42c3はオフ、スイッチングFETc4はオンとなり、スピーカ44に電流は流れない(オフ状態)。
以上のように、1価3値波形生成回路40により、3値パルス密度変調信号から単電源3状態スピーカを駆動するための信号を生成することで、回路規模を増大させることなく負荷44を駆動することができる。
なお、パルス合成回路34は、ドライバ回路42の駆動信号を合成して帰還信号を生成するが、例えば、図3の回路構成において、スイッチングFET42c2に並列に複数の抵抗を接続してその分圧信号を出力するとともに、スイッチングFET42c4に並列に複数の抵抗を接続してその分圧信号を出力し、両信号を合成して帰還信号を生成する。本実施形態の構成により、ドライバ回路42の駆動信号を帰還させない図5の構成と比較して、ドライバ回路42の歪が大幅に改善されたことを確認している。
このように、本実施形態によれば、出力の状態をリアルタイムで補正し、且つ遅延器による歪・ノイズ成分による影響を低減することができるとともに、ゼロレベルを所定のタイミングで挿入してパルス幅を維持し、かつ、ドライバ回路42の歪も低減することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、図2の回路構成ではバイアス生成回路50,51を設けているが、必ずしもバイアス生成回路50,51を設けなくても良い。
また、本実施形態では、量子化器としてDFF24,25を設けているが、これに代えて、チョッパ回路とDFFから量子化器を構成してもよい。チョッパ回路のスイッチングのオンオフをクロック信号で制御することで、クロック信号に同期したタイミングでゼロレベルを挿入しつつ1ビットデジタル信号を生成することができる。
20 減算器、22 積分器、24,25 DFF、26 クロック信号源、28 遅延回路、34 パルス合成回路、40 1価3値波形生成回路、42 ドライバ回路、50,51 バイアス生成回路。

Claims (2)

  1. クロック信号に同期して入力信号をデルタシグマ変調して出力する信号変調回路であって、
    入力信号と帰還信号との差分を算出する減算器と、
    前記減算器からの出力を積分する積分器と、
    前記積分器で積分された信号に対し、前記クロック信号に同期したタイミングでゼロレベルを挿入しつつ遅延して量子化する量子化器と、
    前記量子化器からの信号に基づき負荷を駆動するための駆動信号を生成するドライバ回路と、
    前記ドライバ回路からの前記駆動信号を前記入力信号に帰還させる帰還回路と、
    を備えることを特徴とする信号変調回路。
  2. クロック信号に同期して入力信号をデルタシグマ変調して出力する信号変調回路であって、
    入力信号と帰還信号との差分を算出する減算器と、
    前記減算器からの出力を積分する積分器と、
    前記積分器で積分された信号の位相を反転する位相反転回路と、
    前記積分器で積分された信号に対し、前記クロック信号に同期したタイミングでゼロレベルを挿入しつつ遅延して量子化する第1量子化器と、
    位相反転器で位相反転された信号に対し、前記クロック信号に同期したタイミングでゼロレベルを挿入しつつ遅延して量子化する第2量子化器と、
    前記第1量子化器からの信号と、前記第2量子化器からの信号を用いて、単電源に接続された負荷を正電流オン、負電流オン、及びオフの3値の通電状態で選択的に駆動するための3値信号を生成する3値信号生成回路と、
    前記3値信号生成回路からの信号に基づき負荷を駆動するための駆動信号を生成するドライバ回路と、
    前記ドライバ回路からの前記駆動信号を前記入力信号に帰還させる帰還回路と、
    を備えることを特徴とする信号変調回路。
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