JP2002064383A - Δς変調器 - Google Patents

Δς変調器

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JP2002064383A JP2000248864A JP2000248864A JP2002064383A JP 2002064383 A JP2002064383 A JP 2002064383A JP 2000248864 A JP2000248864 A JP 2000248864A JP 2000248864 A JP2000248864 A JP 2000248864A JP 2002064383 A JP2002064383 A JP 2002064383A
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正夫 野呂
Makoto Kaneko
誠 金子
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    • H03M3/30Delta-sigma modulation
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    • HELECTRICITY
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    • H03M3/30Delta-sigma modulation
    • H03M3/39Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators
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    • H03M3/422Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators characterised by the number of quantisers and their type and resolution having one quantiser only
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サンプリング周波数を高くし、かつ1ビット
量子化器の1ビット出力の反転周波数を高くしないよう
にしたΔΣ変調器を提供する。 【解決手段】 アナログ信号とインバータ14の出力信
号とを加算する加算器16と、加算器16の加算出力を
積分する積分回路10と、該積分出力を量子化し、1ビ
ットのディジタル信号を出力する1ビット量子化器12
と、該1ビット量子化器の出力信号が反転した際にその
時点から出力されるクロック数が予め設定したN(N≧
2)以内は、前記出力信号が再反転するのを禁止する出
力反転禁止回路20とを有し、インバータ14は、出力
反転禁止回路20から出力されるディジタル信号を1サ
ンプル分、遅延させて入力側に帰還する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ΔΣ変調器に係
り、特にオーディオ用の電力増幅回路における出力段の
回路に使用するに好適なΔΣ変調器に関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオ用の電力増幅器にあっては、
その出力段に電力増幅の高能率化を図るために、PWM
変調を行うことにより電力増幅を行うようにしたものが
ある。一方、オーディオ用の電力増幅器の入力段にΔΣ
変調器を用いてその出力によりスイッチングを行うこと
により電力増幅することが考えられる。従来の一般的な
ΔΣ変調器の構成の一例を図7に示す。
【0003】同図において、ΔΣ変調器は、信号入力端
子110から入力されるアナログ信号とインバータ62
の出力との加算値を積分する積分器60と、積分器60
の積分出力をクロック周波数fCLKに同期して基準電圧
と比較することにより量子化し、1ビットのディジタル
信号を出力するクロックト・コンパレータ61と、クロ
ックト・コンパレータ61の出力を1サンプル分、遅延
させて入力側に帰還する遅延回路として機能するインバ
ータ62と、インバータ62の出力と信号入力端子11
0から入力されるアナログ信号とを加算する加算回路6
3とを有している。クロックト・コンパレータ61の出
力が1ビットのディジタル信号である。
【0004】上記構成からなる従来のΔΣ変調器では、
入力されるアナログ信号をA/D変換する際に、図8に
示すように、クロックト・コンパレータ61の比較結果
に応じてクロック周波数fCLKのパルス幅単位で「0」
または「1」のレベルの信号を離散的に出力するように
ディジタル信号が出力される。ここで、クロックト・コ
ンパレータ61に入力されるクロック周波数fCLKは固
定されているために、高精度のA/D変換を行うために
は、オーバサンプリングを行う必要があり、それ故、ク
ロック周波数を高くする必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のΔΣ変調器
を用いて例えば、サンプリング周波数fsを48KHzと
するディジタル信号を出力する場合に、高精度でA/D
変換を行うためにはクロック周波数fCLKを通常64f
s程度、すなわち、3MHz程度にする必要がある。そし
て、ΔΣ変調器をクロック周波数fCLKで動作させる場
合、クロックト・コンパレータ61から出力される1ビ
ット出力の最大反転周波数は、1/2・fCLKとなる。
ここで、最大反転周波数とは、クロックト・コンパレー
タ61の出力が反転する周期の逆数の最大値をいう。
【0006】この1ビット出力で大電力のスイッチング
を行う場合に、最大反転周波数が高いと、スイッチング
ロスが大きくなり、スイッチング素子の発熱が問題とな
り、また電波の放射が発生するという問題も有る。した
がって、オーディオ用の電力増幅器にΔΣ変調器を使用
するより、PWM変調により電力増幅を行う方が合理的
であると言える。
【0007】しかしながら、システム全体をディジタル
信号だけで処理しようとする場合に、オーディオ信号を
電力増幅器で電力増幅する際に、一旦、D/A変換し
て、PWM変調するのは処理が複雑になるという問題が
有る。本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので
あり、A/D変換するにあたって、サンプリング周波数
を高くし、かつ1ビット量子化器としてのクロックト・
コンパレータにおける1ビット出力の反転周波数を高く
しないようにしたΔΣ変調器を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、信号を積分する積分回路
と、該積分回路の積分出力を量子化し、1ビットのディ
ジタル信号を出力する1ビット量子化器と、該1ビット
量子化器から出力される1ビットのディジタル信号を1
サンプル分、遅延させて入力側に帰還する遅延回路と、
該遅延回路の出力と信号入力端子から入力されるアナロ
グ信号とを加算し、該加算出力を前記積分回路に入力す
る加算器とを有するΔΣ変調器において、前記1ビット
量子化器の出力信号が反転した際にその時点から出力さ
れるクロック数が予め設定したN(N≧2)以内は、前
記出力信号が再反転するのを禁止する機能を有する出力
反転禁止回路を、前記1ビット量子化器の出力端とディ
ジタル信号出力端との間に設け、前記出力反転禁止回路
の出力を前記遅延回路の入力端および前記ディジタル信
号出力端へ接続することを特徴とする。
【0009】請求項1に記載のΔΣ変調器では、信号入
力端子から入力されるアナログ信号が積分回路により積
分され、該積分回路の積分出力が1ビット量子化器によ
り量子化され、1ビットのディジタル信号が出力され
る。前記1ビット量子化器の出力側に設けられた出力反
転禁止回路により、前記1ビット量子化器の出力信号が
反転した際にその時点から出力されるクロック数が予め
設定したN(N≧2)以内は、前記出力信号が再反転す
るのを禁止される。この出力反転禁止回路の出力が信号
出力端子に出力され、また遅延回路で1サンプル分、遅
延させられ、入力側に帰還される。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、信号を積
分するスイッチト・キャパシタ積分器と、該スイッチト・
キャパシタ積分器の積分出力を量子化し、1ビットのデ
ィジタル信号を出力する1ビット量子化器と、該1ビッ
ト量子化器から出力される1ビットのディジタル信号を
1サンプル分、遅延させて入力側に帰還する遅延回路
と、該遅延回路の出力と信号入力端子から入力されるア
ナログ信号とを加算し、該加算出力を前記積分回路に入
力する加算器とを有するΔΣ変調器において、前記1ビ
ット量子化器の出力信号が反転した際にその時点から出
力されるクロック数が予め設定したN(N≧2)以内
は、前記出力信号が再反転するのを禁止する機能を有す
る出力反転禁止回路を前記1ビット量子化器の出力端と
前記遅延回路の入力端との間に設けたことを特徴とす
る。
【0011】請求項2に記載のΔΣ変調器では、アナロ
グ信号が入力される信号入力端子に入力端が接続された
スイッチト・キャパシタ積分器により前記アナログ信号
が積分され、該スイッチト・キャパシタ積分器の積分出
力が1ビット量子化器により量子化され、1ビットのデ
ィジタル信号が出力される。前記1ビット量子化器の出
力側に設けられた出力反転禁止回路により、前記1ビッ
ト量子化器の出力信号が反転した際にその時点から出力
されるクロック数が予め設定したN(N≧2)以内は、
前記出力信号が再反転するのを禁止される。この出力反
転禁止回路の出力が信号出力端子に出力され、また遅延
回路で1サンプル分、遅延させられ、入力側に帰還され
る。
【0012】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2のいずれかに記載のΔΣ変調器において、前記
出力反転禁止回路は、前記1ビット量子化器の出力を入
力信号として一時的に保持するラッチ回路と、前記ラッ
チ回路の出力の変化状態を検出し、前記ラッチ回路の出
力が変化した場合にリセット信号を出力する出力状態検
出回路と、前記リセット信号によりリセットされ計数値
が前記設定されたクロック数Nに達した時点で、前記ラ
ッチ回路に入力された前記1ビット量子化器の出力をそ
のまま出力するように前記ラッチ回路を制御する制御信
号を前記ラッチ回路の制御端子に出力する計数回路とを
有することを特徴とする。
【0013】請求項3に記載のΔΣ変調器では、ラッチ
回路により、前記1ビット量子化器の出力が入力信号と
して一時的に保持され、前記ラッチ回路の出力の変化状
態を検出する出力状態検出回路により、前記ラッチ回路
の出力が変化した場合にリセット信号が出力される。前
記リセット信号によりリセットされ計数値が前記設定さ
れたクロック数Nに達した時点で、前記ラッチ回路に入
力された前記1ビット量子化器の出力をそのまま出力す
るように前記ラッチ回路を制御する制御信号が計数回路
により前記ラッチ回路の制御端子に出力される。
【0014】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
または2のいずれかに記載のΔΣ変調器において、前記
出力反転禁止回路は、前記1ビット量子化器の出力を入
力信号として一時的に保持するラッチ回路と、前記ラッ
チ回路の出力の変化状態を検出し、前記ラッチ回路の出
力が変化した場合に前記ラッチ回路の出力が変化したこ
とを示す状態検出信号を出力する出力状態検出回路と、
前記状態検出信号が入力され、クロックが入力される毎
に、1ビットづつ入力データをシフトさせる(N−1)
ビットのシフトレジスタと、前記シフトレジスタの各ビ
ットの出力の論理演算を行う論理回路とを有し、前記論
理回路は、前記状態検出信号が前記シフトレジスタに入
力された時点から前記シフトレジスタに前記設定された
クロック数Nだけ出力された時点で、前記ラッチ回路に
入力された前記1ビット量子化器の出力をそのまま出力
するように前記ラッチ回路を制御する制御信号を前記ラ
ッチ回路の制御端子に出力することを特徴とする。
【0015】請求項4に記載のΔΣ変調器では、 ラッ
チ回路により、前記1ビット量子化器の出力が入力信号
として一時的に保持され、前記ラッチ回路の出力の変化
状態を検出する出力状態検出回路により、前記ラッチ回
路の出力が変化した場合に前記ラッチ回路の出力が変化
したことを示す状態検出信号が出力される。前記状態検
出信号が入力される(N−1)ビットのシフトレジスタ
により、クロックが入力される毎に、1ビットづつ入力
データがシフトさせられ、論理回路により前記シフトレ
ジスタの各ビットにおける出力の論理演算が行われる。
【0016】前記論理回路により、前記状態検出信号が
前記シフトレジスタに入力された時点から前記シフトレ
ジスタに前記設定されたクロック数Nだけ出力された時
点で、前記ラッチ回路に入力された前記1ビット量子化
器の出力をそのまま出力するように前記ラッチ回路を制
御する制御信号が前記ラッチ回路の制御端子に出力され
る。
【0017】請求項1、3、4に記載のΔΣ変調器によ
れば、信号を積分する積分回路と、該積分回路の積分出
力を量子化し、1ビットのディジタル信号を出力する1
ビット量子化器と、該1ビット量子化器から出力される
1ビットのディジタル信号を1サンプル分、遅延させて
入力側に帰還する遅延回路と、該遅延回路の出力と信号
入力端子から入力されるアナログ信号とを加算し、該加
算出力を前記積分回路に入力する加算器とを有するΔΣ
変調器において、前記1ビット量子化器の出力信号が反
転した際にその時点から出力されるクロック数が予め設
定したN(N≧2)以内は、前記出力信号が再反転する
のを禁止する機能を有する出力反転禁止回路を、前記1
ビット量子化器の出力端とディジタル信号出力端との間
に設け、前記出力反転禁止回路の出力を前記遅延回路の
入力端および前記ディジタル信号出力端へ接続するよう
にしたので、A/D変換するにあたって、サンプリング
周波数を高くし、かつ1ビット量子化器としてのクロッ
クト・コンパレータの1ビット出力の反転周波数を高く
しないようにすることができる。
【0018】請求項2、3、4に記載のΔΣ変調器によ
れば、信号を積分するスイッチト・キャパシタ積分器
と、該スイッチト・キャパシタ積分器の積分出力を量子
化し、1ビットのディジタル信号を出力する1ビット量
子化器と、該1ビット量子化器から出力される1ビット
のディジタル信号を1サンプル分、遅延させて入力側に
帰還する遅延回路と、該遅延回路の出力と信号入力端子
から入力されるアナログ信号とを加算し、該加算出力を
前記積分回路に入力する加算器とを有するΔΣ変調器に
おいて、前記1ビット量子化器の出力信号が反転した際
にその時点から出力されるクロック数が予め設定したN
(N≧2)以内は、前記出力信号が再反転するのを禁止
する機能を有する出力反転禁止回路を前記1ビット量子
化器の出力端と前記遅延回路の入力端との間に設けたの
で、A/D変換するにあたって、サンプリング周波数を
高くし、かつ1ビット量子化器としてのクロックト・コ
ンパレータの1ビット出力の反転周波数を高くしないよ
うにすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。本発明の第1の実施の形態
に係るΔΣ変調器の構成を図1に示す。同図において、
本実施の形態に係るΔΣ変調器は、信号入力端子100
から入力されるアナログ信号と遅延回路として機能する
インバータ14の出力信号とを加算する加算器16と、
加算器16の加算出力を積分する積分回路10と、積分
回路10の積分出力を量子化し、1ビットのディジタル
信号を出力する1ビット量子化器12と、1ビット量子
化器12の出力信号の再反転を所定期間、禁止する機能
を有する出力反転禁止回路20とを有している。インバ
ータ14は、出力反転禁止回路20から出力される1ビ
ットのディジタル信号を1サンプル分、遅延させて入力
側に、すなわち加算器16に符号を反転させて入力する
ように帰還する。
【0020】出力反転禁止回路20は、1ビット量子化
器12の出力信号が反転した際にその時点から出力され
るクロック数が予め設定したN(N≧2)以内は、1ビ
ット量子化器12の出力信号が再反転するのを禁止する
機能を有している。積分回路10は、演算増幅器110
と、積分用コンデンサC1、C2、抵抗R4から構成さ
れている。
【0021】また、1ビット量子化器12は、コンパレ
ータ121と、ラッチ回路122とからなるクロックト
・コンパレータにより構成されている。ここで、ラッチ
回路122に入力されるクロックは、本実施の形態で
は、例えば、本ΔΣ変調器の後段に接続されるデシメー
ション回路でマルチビットディジタル信号に変換される
ディジタル信号のサンプリング周波数fsを48KHzと
して、クロック周波数fCLKは、約6MHz(128f
s)であるとする。101は信号出力端子であり、R
2、R3は信号レベル調整用の抵抗であり、抵抗R1、
コンデンサC3は、ノイズを除去するためのフィルタを
構成している。
【0022】上記構成において、信号入力端子100か
ら入力されるアナログ信号は、抵抗R1、コンデンサC
3よりなるフィルタによりノイズ成分が除去され、加算
器16に入力される。加算器16では上記アナログ信号
と1サンプル前の1ビットの極性を反転したディジタル
信号とを加算し、積分回路10に出力する。積分回路1
0では、入力された加算回路16の出力を積分し、1ビ
ット量子化器12内のコンパレータ121における非反
転入力端子に出力する。
【0023】1ビット量子化器12では、積分回路10
の積分出力を量子化し、クロックに同期して1ビットの
ディジタル信号に変換する。すなわち、コンパレータ1
21では、積分回路10の積分出力と予め設定されてい
る基準電圧VREFとを比較し、積分回路10の出力レベ
ルが、基準電圧VREF以上である場合には「1」、基準
電圧VREF未満である場合には、「0」の2値信号をラ
ッチ回路122のデータ端子DATに出力する。ラッチ
回路122では、クロック端子CKに入力されるクロッ
クパルスCLKに同期してデータ端子DATに入力され
る1ビットのデータをラッチする。ラッチされた1ビッ
トのデータは、次のクロックが入力されるまで保持さ
れ、出力端子OUTより出力反転禁止回路20に出力さ
れる。
【0024】出力反転禁止回路20から出力される1ビ
ットのディジタル信号はインバータ14により、1サン
プル分、遅延させられ、かつ極性が反転されてΔΣ変調
器の入力側の加算回路16に帰還される。加算器16で
はインバータ14の出力と信号入力端子100から入力
されるアナログ信号とが加算され、該加算出力が積分回
路10に入力される。
【0025】一方、1ビット量子化器12の出力側に設
けられた出力反転禁止回路20は、1ビット量子化器1
2の出力信号が反転した際にその時点から出力されるク
ロック数が予め設定したN(N≧2)以内は、1ビット
量子化器12の出力信号、すなわちΔΣ変調器の出力信
号が再反転するのを禁止する。次に、出力反転禁止回路
20の具体的構成及び動作を図2及び図3を参照して説
明する。図2は出力反転禁止回路20の具体的構成を示
し、図3は出力反転禁止回路20の動作状態を示すタイ
ミングチャートである。
【0026】図2において、出力反転禁止回路20は、
1ビット量子化器12の出力、すなわちラッチ回路12
2の出力を入力信号としてクロックCLKに同期して一
時的に保持するラッチ回路200と、ラッチ回路200
の出力の変化状態を検出する出力状態検出回路202
と、クロックCLKに同期して計数する計数回路203
と、計数回路203の起動、停止を行うインバータ20
4とを有している。
【0027】出力状態検出回路202は、ラッチ回路2
00の出力する1ビットデータをクロックCLKに同期
して一時的に保持するラッチ回路202Aと、ラッチ回
路200の出力とラッチ回路202Aの出力との排他的
論理和演算を行う排他的論理和回路202Bとから構成
されている。出力状態検出回路202はラッチ回路20
0の出力が変化した場合にリセット信号を計数回路20
3のリセット端子Rに出力する。
【0028】計数回路(CNT)203は、3ビットの
計数回路であり、出力状態検出回路202から出力され
るリセット信号によりリセットされ計数値が予め設定さ
れたクロック数N(N≧2)に達した時点で、ラッチ回
路200に入力された1ビット量子化器12の出力をそ
のまま出力するようにラッチ回路200を制御する制御
信号をラッチ回路200の制御端子Gに出力する。ラッ
チ回路200の制御端子Gにローレベルの信号が入力さ
れている状態ではラッチ回路200の出力端子Qにおけ
る出力に変化がなく、すなわちデータが保持されたまま
の状態にあり、制御端子Gにハイレベルの信号が入力さ
れると、ラッチ回路200の入力端子Dに入力されたデ
ータがそのまま出力端子Qに出力されるようになってい
る。
【0029】次に、上記構成からなる出力反転禁止回路
20の動作を図3のタイミングチャートを参照して説明
する。出力反転禁止回路20が、1ビット量子化器12
の出力信号が反転した際にその時点から1ビット量子化
器12の出力信号が再反転するのを禁止する期間を規定
するクロック(CLK)数Nは、本発明の実施の形態で
は、例えばN=5として説明する。また、図3におい
て、図3(A)はクロックCLKの出力タイミングを示
し、図3(B−1)、(C−1)、(D−1)、(E−
1)は、1ビット量子化器12の出力、すなわち出力反
転禁止回路20の入力信号を示し、図3(B−2)、
(C−2)、(D−2)、(E−2)は、出力反転禁止
回路20の出力信号を示している。
【0030】また、図3において、「Inh」は、1ビ
ット量子化器12の出力信号が反転した後、再反転する
のを禁止される期間を示しており、「R」はリセットの
タイミング、各数字(1、2、3、4)は計数回路20
3がリセットされてから計数されるクロックパルスの個
数を示している。図3(B−1)は、1ビット量子化器
12の出力信号、すなわちラッチ回路122から出力さ
れる信号がクロックパルス単位で5個以上、論理「1」
または論理「0」が連続する状態を示している。
【0031】この場合における出力反転禁止回路20の
出力信号は図3(B−1)に示すようになる。すなわ
ち、時刻t1でラッチ回路200の出力が反転し、この
結果、ラッチ回路200の出力端子Qから出力される信
号と、出力が反転するまでのラッチ回路200の出力状
態を保持しているラッチ回路202Aの出力との排他的
論理和が排他的論理和回路202Bにより演算され、2
つの入力が不一致であるので排他的論理和回路202B
からリセット信号(ハイレベル)が計数回路203のリ
セット端子Rに出力される。この結果、計数回路203
では、計数内容がクリアされ、このとき計数出力端子Q
2から出力されるローレベルの信号はインバータ204
で反転され、トリガー端子Tにハイレベルの信号が入力
されるので、計数動作が開始される。
【0032】そして、計数回路203がリセットされた
時点から5個目のクロックパルスCLKが出力された時
点t2で計数出力端子Q2からハイレベルの信号がラッ
チ回路200の制御端子Gに、また計数出力端子Q2か
らハイレベルの信号がインバータ204を介して計数回
路203のトリガー端子Tに出力される。この結果、計
数回路203は計数動作を停止し、ラッチ回路200の
制御端子Gにはハイレベルの信号が出力された状態が継
続する。このため時刻t2ではラッチ回路200の入力
端子Dの入力信号が出力端子Qにそのまま出力される
が、この時点ではラッチ回路200の入力信号はハイレ
ベルのまま変化していないので、出力端子Qにもそのハ
イレベルの信号がそのまま出力される。
【0033】そして、時刻t4でラッチ回路200の入
力信号が反転し、ハイレベルからローレベルに変化する
と、この時点ではラッチ回路200の制御端子にはハイ
レベルの制御信号が計数回路203より供給されている
ので、ラッチ回路200の入力端子Dに入力される入力
信号の変化がそのまま出力端子Qから出力されることと
なり、出力端子Qから出力される信号はハイレベルから
ローレベルに変化する。これと同時に時刻t4で排他的
論理和回路202Bの出力信号がハイレベルとなるの
で、計数回路203の計数内容がリセットされ、計数動
作が開始される。
【0034】また、時刻t4で計数回路203がリセッ
トされた後、5個目のクロックパルスが計数された時点
t5でラッチ回路200の制御端子Gにハイレベルの制
御信号が供給されるので、ラッチ回路200の入力端子
Dに入力される信号が出力端子Qにそのま出力される
が、この時、入力端子Dにはローレベルの信号が入力さ
れているので、出力端子Qにおける出力信号のレベルは
ローレベルのままである。この時、計数回路203のト
リガー端子Tにはローレベルの信号が入力されるため
に、計数動作は停止され、ラッチ回路200の制御端子
Gにはハイレベルの制御信号が出力された状態が継続す
る。そして、時刻t6でラッチ回路200の入力端子D
に入力される信号が反転し、ローレベルからハイレベル
に変化すると、入力信号の変化がそのまま出力端子Qの
出力に現れ、出力端子Qの出力が反転し、ローレベルか
らハイレベルに変化する。
【0035】また、図3(C−1)は、1ビット量子化
器12の出力信号、すなわちラッチ回路122から出力
される信号がクロックパルス単位で論理「1」の状態が
5個以下で連続し、論理「0」の状態が5以上、連続す
る状態を示している。このときの出力反転禁止回路20
の出力信号は図3(C−2)のようになる。出力反転禁
止回路20の各部の動作は図3(B−1)、(B−2)
の場合と同様であるので、詳細は省略する(図3(D−
1)、(D−2)、(E−1)、(E−2)についても
動作は同様である。)。
【0036】図3(C−1)において、時刻t7で1ビ
ット量子化器12の出力信号が反転し、信号レベルがハ
イレベルからローレベルに変化しても、計数回路203
がリセットされた時点t1から時刻t7までではクロッ
クパルスCLKが2個しか計数されていないので、時刻
t7ではラッチ回路200の出力信号は変化せず、ハイ
レベルの状態を継続し、計数回路203がリセットされ
た時点t1から5個目のクロックパルスCLKが計数さ
れた時刻t2の時点でラッチ回路200の出力信号が反
転し、ハイレベルからローレベルに変化すると共に、計
数回路203はリセットされる。
【0037】次いで、時刻t2から5個目のクロックパ
ルスCLKが計数された時刻t8では1ビット量子化器
12の出力信号がローレベルのまま、変化していないの
で、この時点ではラッチ回路200の出力信号も変化せ
ず、ローレベルのままの状態となる。次に、図3(D−
1)は、1ビット量子化器12の出力信号、すなわちラ
ッチ回路122から出力される信号がクロックパルス単
位で論理「1」、または論理「0」の状態が5個以下で
連続する状態を示し、これに対して図3(D−2)は、
出力反転禁止回路20の信号が、1ビット量子化器12
の出力信号の変化、すなわち反転動作に追従している状
態を示している。
【0038】図3(D−1)において、1ビット量子化
器12の出力信号は、時刻t1において計数回路203
がリセットされた後、時刻t7で反転し、ハイレベルか
らローレベルに変化するが、この時点では時刻t1から
計数されたクロックパルスの数は、2個であるから、ラ
ッチ回路200の出力信号は変化せず、ハイレベルのま
まである。そして、時刻t1から計数されたクロックパ
ルスの数が5個となる時刻t2では、ラッチ回路200
の入力信号である1ビット量子化器12の出力信号がそ
のままラッチ回路200の出力端子Qから出力される状
態になり、この時点では1ビット量子化器12の出力信
号がローレベルの状態にあるので、ラッチ回路200の
出力信号は反転し、ハイレベルからローレベルに変化す
ると共に、計数回路203はリセットされる。
【0039】次いで、時刻t9で1ビット量子化器12
の出力信号が反転し、ローレベルからハイレベルに変化
するが、この時点では計数回路203がリセットされて
からクロックパルスが1個、計数された状態であるの
で、ラッチ回路200の出力信号は変化せず、ローレベ
ルのままである。そして、時刻t2から計数されたクロ
ックパルスの数が5個となる時刻t8でラッチ回路20
0の出力信号は反転し、ローレベルからハイレベルに変
化すると共に、計数回路203はリセットされる。
【0040】さらに、時刻t8で計数回路203がリセ
ットされた後、計数されたクロックパルスの数が5個と
なる時刻t10では、ラッチ回路200の入力信号であ
る1ビット量子化器12の出力信号がそのままラッチ回
路200の出力端子Qから出力される状態になり、この
時点では1ビット量子化器12の出力信号がハイレベル
の状態にあるので、ラッチ回路200の出力信号は変化
せず、ハイレベルのままである。そして、その後、時刻
t11で1ビット量子化器12の出力信号が反転し、ハ
イレベルからローレベルに変化すると、ラッチ回路20
0の出力信号も反転し、ハイレベルからローレベルに変
化する。
【0041】次に、図3(E−1)は、1ビット量子化
器12の出力信号がクロックパルス単位で論理「1」、
または論理「0」の状態が5個以下で連続する状態を示
し、これに対して図3(E−2)は、1ビット量子化器
12の出力信号において、クロックパルス単位で論理
「1」、または論理「0」の状態が5個以下での変化、
すなわち反転動作が無視されるラッチ回路200の出力
状態を示している。
【0042】図3(E−1)において、時刻t1で計数
回路203がリセットされた後、計数されたクロックパ
ルスの数が2個となる時刻t20で1ビット量子化器1
2の出力信号が反転し、ハイレベルからローレベルに変
化し、さらに時刻t21で1ビット量子化器12の出力
信号が反転し、ローレベルからハイレベルに変化する
が、時刻t20、時刻t21は、いずれも、時刻t1で
計数回路203がリセットされた後、計数されたクロッ
クパルスの数が5個になっていない反転動作が禁止され
ている期間内にあるので、時刻t20、時刻t21にお
ける1ビット量子化器12の出力信号の反転動作はラッ
チ回路200では、無視され、ラッチ回路200の出力
端子Qから出力される信号は、時刻t1から時刻t21
に至る期間はハイレベルのまま変化しない。
【0043】そして、時刻t1で計数回路203がリセ
ットされた後、計数されたクロックパルスの数が5個と
なる時刻t22でラッチ回路200の入力信号である1
ビット量子化器12の出力信号がそのままラッチ回路2
00の出力端子Qから出力される状態になり、この時点
では1ビット量子化器12の出力信号がハイレベルの状
態にあるので、ラッチ回路200の出力信号は変化せ
ず、ハイレベルのままである。そして、その後、時刻t
23で1ビット量子化器12の出力信号が反転し、ハイ
レベルからローレベルに変化すると共に、計数回路20
3はリセットされる。
【0044】この時点でラッチ回路200の出力信号は
ハイレベルからローレベルに変化する。次いで、時刻t
23で計数回路203がリセットされた後、計数された
クロックパルスの数が1個となる時刻t24で1ビット
量子化器12の出力信号が反転し、ローレベルからハイ
レベルに変化するが、時刻t23からt24に至る期間
は、反転動作が禁止される期間内にあるので、時刻t2
4における1ビット量子化器12の出力信号の反転状態
はラッチ回路200において無視され、この時点ではラ
ッチ回路200の出力信号はローレベルのままである。
【0045】そして時刻t23で計数回路203がリセ
ットされた後、計数されたクロックパルスの数が5個と
なる時刻t25でラッチ回路200の入力信号である1
ビット量子化器12の出力信号がそのままラッチ回路2
00の出力端子Qから出力される状態になり、この時点
では1ビット量子化器12の出力信号がハイレベルの状
態にあるので、ラッチ回路200の出力信号は反転し、
ローレベルからハイレベルに変化する。この時刻t25
において計数回路はリセットされ、計数動作が開始され
る。
【0046】次いで、時刻t26で1ビット量子化器1
2の出力信号が反転し、ハイレベルからローレベルに変
化するが、この時刻t25から時刻t26に至る期間
は、反転動作が禁止される期間内にあるので、時刻t2
6における1ビット量子化器12の出力信号の反転状態
はラッチ回路200において無視され、この時点ではラ
ッチ回路200の出力信号はハイレベルのままである。
【0047】このように、1ビット量子化器12の出力
側に出力反転禁止回路20を設け、1ビット量子化器1
2の出力が反転した時点から、少なくとも5クロック分
の時間が経過するまでは外部に出力する1ビットのディ
ジタル信号を再反転させないようにしたので、クロック
周波数が高いにもかかわらず、最大反転周波数を高くし
なくて済み、1ビット量子化器12の出力で大電力のス
イッチングを行なってもスイッチングロスを小さくする
ことができ、高速スイッチングに起因する電波放射の問
題も解消される。
【0048】出力反転禁止回路20の他の構成例を図4
に示す。図4に示す出力反転禁止回路20Aが図2に示
した出力反転禁止回路20と構成上、異なるのは、1ビ
ット量子化器12の出力が反転してから再反転するまで
のタイミングを規定する制御信号をラッチ回路200の
制御端子Gに出力する計数回路203の代わりにシフト
レジスタ210及び論理回路(NOR回路)211を用
いて、同じ機能を有する制御信号を生成するようにした
点であり、その他の構成は同一であるので、重複する説
明は省略する。
【0049】図4において、出力反転禁止回路20A
は、1ビット量子化器12の出力を入力信号として一時
的に保持するラッチ回路200と、ラッチ回路200の
出力の変化状態を検出し、ラッチ回路200の出力が変
化した場合にラッチ回路200の出力が変化したことを
示す状態検出信号を出力する出力状態検出回路202
と、前記状態検出信号が入力され、クロックが入力され
る毎に、1ビットづつ入力データをシフトさせる(N−
1)ビット(本実施の形態ではN=5)のシフトレジス
タ210と、シフトレジスタ210の各ビットの出力の
論理演算を行う論理回路211とを有している。
【0050】出力状態検出回路202は、ラッチ回路2
00の出力する1ビットデータをクロックCLKに同期
して一時的に保持するラッチ回路202Aと、ラッチ回
路200の出力とラッチ回路202Aの出力との排他的
論理和演算を行う排他的論理和回路202Bとから構成
されている。論理回路211は、NOR回路であり、出
力状態検出回路202から出力される状態検出信号がシ
フトレジスタ210に入力された時点からシフトレジス
タ210に設定されたクロック数Nだけ出力された時点
で、ラッチ回路200に入力された1ビット量子化器1
2の出力をそのまま出力するようにラッチ回路200を
制御する制御信号をラッチ回路200の制御端子に出力
する機能を有している。
【0051】上記構成において、1ビット量子化器12
の出力がラッチ回路200により、その入力信号として
一時的に保持され、ラッチ回路200の出力が変化した
場合にラッチ回路200の出力の変化状態を検出する出
力状態検出回路202により、ラッチ回路200の出力
が変化したことを示す状態検出信号が出力される。この
状態検出信号が入力される(N−1)ビットのシフトレ
ジスタにより、クロックが入力される毎に、1ビットづ
つ入力データがシフトさせられ、状態検出信号がシフト
レジスタ210に入力された時点から5個のクロックが
シフトレジスタ210の各ビットに入力された時点で、
各ビットの出力信号はすべてローレベルとなり、論理回
路211によりシフトレジスタ210の各ビットにおけ
る出力の論理演算が行われる。
【0052】この結果、論理回路211の出力はハイレ
ベルとなり、このハイレベルの制御信号がラッチ回路2
00の制御端子Gに出力され、上記状態検出信号がシフ
トレジスタ210に入力された時点からシフトレジスタ
210の各ビットにクロックがN個(N=5)だけ出力
された時点で、前記ラッチ回路200に入力された1ビ
ット量子化器12の出力がそのまま出力されることとな
る。
【0053】以上に説明したように本発明の第1の実施
の形態に係るΔΣ変調器によれば、加算器16の加算出
力を積分する積分回路10と、積分回路10の積分出力
を量子化し、1ビットのディジタル信号を出力する1ビ
ット量子化器12と、1ビット量子化器12から出力さ
れる1ビットのディジタル信号を1サンプル分、遅延さ
せ、かつ極性を反転させて加算器16に入力するインバ
ータ14と、インバータ14の出力と信号入力端子10
0から入力されるアナログ信号とを加算し、該加算出力
を積分回路10に入力する加算器16とを有するΔΣ変
調器において、1ビット量子化器12の出力信号が反転
した際にその時点から出力されるクロック数が予め設定
したN(N≧2)以内は、前記出力信号が再反転するの
を禁止する機能を有する出力反転禁止回路20を、1ビ
ット量子化器12の出力端とディジタル信号出力端10
1との間に設け、出力反転禁止回路20の出力をインバ
ータ14の入力端およびディジタル信号出力端101へ
接続するようにしたので、A/D変換するにあたって、
サンプリング周波数を高くし、かつ1ビット量子化器と
してのクロックト・コンパレータの1ビット出力の反転
周波数を高くしないようにすることができる。
【0054】次に、本発明の第2の実施の形態に係るΔ
Σ変調器の構成を図5に示す。同図に示す本実施の形態
に係るΔΣ変調器は、3つのスイッチトキャパシタ積分
器を有しているが、これに限らず、スイッチトキャパシ
タ積分器は1つでもよい。図5において、本実施の形態
に係るΔΣ変調器は、アナログ信号が入力される信号入
力端子102に入力端が接続され上記アナログ信号を積
分するスイッチト・キャパシタ積分器32、34、36
と、3段目のスイッチト・キャパシタ積分器36の積分
出力を量子化し、1ビットのディジタル信号を出力する
1ビット量子化器37と、1ビット量子化器37の出力
信号が反転した際にその時点から出力されるクロック数
が予め設定したN(N≧2)以内は、前記出力信号が再
反転するのを禁止する機能を有する出力反転禁止回路1
20と、該出力反転禁止回路120から出力される1ビ
ットのディジタル信号を1サンプル分、遅延させて加算
器31の入力端に帰還する遅延回路38と、加算器3
1、33、35とを有している。
【0055】上記構成において、信号入力端子102か
ら入力されたアナログ信号は加算器31において遅延回
路38からの帰還データとの差がとられて、その差分が
初段のスイッチト・キャパシタ積分器32で積分され
る。スイッチト・キャパシタ積分器32の積分出力は、
同様に加算器33で遅延回路38からの帰還データとの
差がとられ、その差分は2段目のスイッチト・キャパシ
タ積分器34で積分される。スイッチト・キャパシタ積
分器34の積分出力は、更に加算器35で遅延回路38
からの帰還データとの差がとられ、その差分は3段目の
スイッチト・キャパシタ積分器36で積分される。スイ
ッチト・キャパシタ積分器36の積分出力は、クロック
ト・コンパレータにより構成された1ビット量子化器3
7に入力され、1ビット量子化器37からシリアルビッ
ト信号列として出力反転禁止回路120に出力される。
【0056】出力反転禁止回路120では、1ビット量
子化器37の出力信号が反転した際にその時点から出力
されるクロック数が予め設定したN(N≧2)以内は、
1ビット量子化器12の出力信号、すなわちΔΣ変調器
の出力信号が再反転するのを禁止する。出力反転禁止回
路120から出力される1ビットのディジタル信号は遅
延回路38により1サンプル分、遅延させられ、各加算
器31,33、35に出力される。
【0057】図6に、図5における3段目のスイッチト
・キャパシタ積分器36の具体的構成を示す。同図に示
すスイッチト・キャパシタ積分器36は、CMOS演算
増幅器50を用いて差動出力型のスイッチト・キャパシ
タ積分器として構成されている。スイッチト・キャパシ
タ積分器36は、CMOS演算増幅器50の非反転入力
端子側に、スイッチ素子S11、S12、S13、S1
4とキャパシタC11、C12とが配置されて構成され
ている。51、52は振幅制限回路である。このスイッ
チト・キャパシタ積分器36の動作は周知であるので説
明を省略する。本実施の形態に係るΔΣ変調器における
出力反転禁止回路120の具体的構成は、第1の実施の
形態に係るΔΣ変調器と同様に図2及び図4に示す通り
であるので、重複する説明は省略する。
【0058】以上に説明したように、本発明の第2の実
施の形態に係るΔΣ変調器によれば、信号を積分するス
イッチト・キャパシタ積分器32、34、36と、スイ
ッチト・キャパシタ積分器の積分出力を量子化し、1ビ
ットのディジタル信号を出力する1ビット量子化器37
と、1ビット量子化器から出力される1ビットのディジ
タル信号を1サンプル分、遅延させて入力側に帰還する
遅延回路38と、該遅延回路の出力と信号入力端子10
2から入力されるアナログ信号とを加算し、該加算出力
を前記積分回路に入力する加算器31、33,35とを
有するΔΣ変調器において、前記1ビット量子化器の出
力信号が反転した際にその時点から出力されるクロック
数が予め設定したN(N≧2)以内は、前記出力信号が
再反転するのを禁止する機能を有する出力反転禁止回路
120を1ビット量子化器37の出力端と遅延回路38
の入力端との間に設けたので、A/D変換するにあたっ
て、サンプリング周波数を高くし、かつ1ビット量子化
器としてのクロックト・コンパレータにおける1ビット
出力の反転周波数を高くしないようにすることができ
る。
【0059】
【発明の効果】以上に説明したように、 請求項1、
3、4に記載のΔΣ変調器によれば、信号を積分する積
分回路と、該積分回路の積分出力を量子化し、1ビット
のディジタル信号を出力する1ビット量子化器と、該1
ビット量子化器から出力される1ビットのディジタル信
号を1サンプル分、遅延させて入力側に帰還する遅延回
路と、該遅延回路の出力と信号入力端子から入力される
アナログ信号とを加算し、該加算出力を前記積分回路に
入力する加算器とを有するΔΣ変調器において、前記1
ビット量子化器の出力信号が反転した際にその時点から
出力されるクロック数が予め設定したN(N≧2)以内
は、前記出力信号が再反転するのを禁止する機能を有す
る出力反転禁止回路を、前記1ビット量子化器の出力端
とディジタル信号出力端との間に設け、前記出力反転禁
止回路の出力を前記遅延回路の入力端および前記ディジ
タル信号出力端へ接続するようにしたので、A/D変換
するにあたって、サンプリング周波数を高くし、かつ1
ビット量子化器としてのクロックト・コンパレータの1
ビット出力の反転周波数を高くしないようにすることが
できる。
【0060】また、請求項2、3、4に記載のΔΣ変調
器によれば、信号を積分するスイッチト・キャパシタ積
分器と、該スイッチト・キャパシタ積分器の積分出力を
量子化し、1ビットのディジタル信号を出力する1ビッ
ト量子化器と、該1ビット量子化器から出力される1ビ
ットのディジタル信号を1サンプル分、遅延させて入力
側に帰還する遅延回路と、該遅延回路の出力と信号入力
端子から入力されるアナログ信号とを加算し、該加算出
力を前記積分回路に入力する加算器とを有するΔΣ変調
器において、前記1ビット量子化器の出力信号が反転し
た際にその時点から出力されるクロック数が予め設定し
たN(N≧2)以内は、前記出力信号が再反転するのを
禁止する機能を有する出力反転禁止回路を前記1ビット
量子化器の出力端と前記遅延回路の入力端との間に設け
たので、A/D変換するにあたって、サンプリング周波
数を高くし、かつ1ビット量子化器としてのクロックト
・コンパレータの1ビット出力の反転周波数を高くしな
いようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係るΔΣ変調器
の構成を示すブロック図。
【図2】 図1に示したΔΣ変調器における出力反転禁
止回路の構成例を示すブロック図。
【図3】 図2に示した出力反転禁止回路の動作状態を
示すタイミングチャート。
【図4】 図1に示したΔΣ変調器における出力反転禁
止回路の他の構成例を示すブロック図。
【図5】 本発明の第2の実施の形態に係るΔΣ変調器
の構成を示すブロック図。
【図6】 図5に示したΔΣ変調器の積分器の構成例を
示す回路図。
【図7】 従来のΔΣ変調器の構成例を示すブロック
図。
【図8】 図7に示すΔΣ変調器の出力信号を示す波形
図。
【符号の説明】
10 積分回路 12 1ビット量子化器 14 インバータ 16 加算器 20、20A 出力反転禁止回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J022 AA16 BA00 CA07 CB06 CD04 CD05 CE04 CE05 CE08 CE09 CF01 CF03 5J064 AA00 AA04 BA03 BB02 BC00 BC03 BC04 BC05 BC06 BC08 BC10 BC11 BC13 BC14 BC16 BC19 BD00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号を積分する積分回路と、 該積分回路の積分出力を量子化し、1ビットのディジタ
    ル信号を出力する1ビット量子化器と、 該1ビット量子化器から出力される1ビットのディジタ
    ル信号を1サンプル分、遅延させて入力側に帰還する遅
    延回路と、 該遅延回路の出力と信号入力端子から入力されるアナロ
    グ信号とを加算し、該加算出力を前記積分回路に入力す
    る加算器とを有するΔΣ変調器において、 前記1ビット量子化器の出力信号が反転した際にその時
    点から出力されるクロック数が予め設定したN(N≧
    2)以内は、前記出力信号が再反転するのを禁止する機
    能を有する出力反転禁止回路を、前記1ビット量子化器
    の出力端とディジタル信号出力端との間に設け、前記出
    力反転禁止回路の出力を前記遅延回路の入力端および前
    記ディジタル信号出力端へ接続することを特徴とするΔ
    Σ変調器。
  2. 【請求項2】 信号を積分するスイッチト・キャパシタ
    積分器と、 該スイッチト・キャパシタ積分器の積分出力を量子化
    し、1ビットのディジタル信号を出力する1ビット量子
    化器と、 該1ビット量子化器から出力される1ビットのディジタ
    ル信号を1サンプル分、遅延させて入力側に帰還する遅
    延回路と、 該遅延回路の出力と信号入力端子から入力されるアナロ
    グ信号とを加算し、該加算出力を前記積分回路に入力す
    る加算器とを有するΔΣ変調器において、 前記1ビット量子化器の出力信号が反転した際にその時
    点から出力されるクロック数が予め設定したN(N≧
    2)以内は、前記出力信号が再反転するのを禁止する機
    能を有する出力反転禁止回路を前記1ビット量子化器の
    出力端と前記遅延回路の入力端との間に設けたことを特
    徴とするΔΣ変調器。
  3. 【請求項3】 前記出力反転禁止回路は、前記1ビット
    量子化器の出力を入力信号として一時的に保持するラッ
    チ回路と、前記ラッチ回路の出力の変化状態を検出し、
    前記ラッチ回路の出力が変化した場合にリセット信号を
    出力する出力状態検出回路と、前記リセット信号により
    リセットされ計数値が前記設定されたクロック数Nに達
    した時点で、前記ラッチ回路に入力された前記1ビット
    量子化器の出力をそのまま出力するように前記ラッチ回
    路を制御する制御信号を前記ラッチ回路の制御端子に出
    力する計数回路と、を有することを特徴とする請求項1
    または2のいずれかに記載のΔΣ変調器。
  4. 【請求項4】 前記出力反転禁止回路は、前記1ビット
    量子化器の出力を入力信号として一時的に保持するラッ
    チ回路と、前記ラッチ回路の出力の変化状態を検出し、
    前記ラッチ回路の出力が変化した場合に前記ラッチ回路
    の出力が変化したことを示す状態検出信号を出力する出
    力状態検出回路と、前記状態検出信号が入力され、クロ
    ックが入力される毎に、1ビットづつ入力データをシフ
    トさせる(N−1)ビットのシフトレジスタと、前記シ
    フトレジスタの各ビットの出力の論理演算を行う論理回
    路と、を有し、前記論理回路は、前記状態検出信号が前
    記シフトレジスタに入力された時点から前記シフトレジ
    スタに前記設定されたクロック数Nだけ出力された時点
    で、前記ラッチ回路に入力された前記1ビット量子化器
    の出力をそのまま出力するように前記ラッチ回路を制御
    する制御信号を前記ラッチ回路の制御端子に出力するこ
    とを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のΔ
    Σ変調器。
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