JP5831831B2 - ラミネータの任意位置自動停止手段及びそれを用いた長尺状の印刷紙のラミネート方法並びにそれを用いた情報通信体の製造方法 - Google Patents
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本発明は、前記問題に鑑み、ヒートローラにより構成されたラミネートローラ間で停止する際に不良品を発生することがないラミネータの任意位置自動停止手段と、それを用いた長尺状の印刷紙のラミネート方法並びにそれを用いた情報通信体の製造方法を提供するものである。
[実施例1:ラミネータの任意位置自動停止手段]
図1に示すように、本発明で使用される長尺状の印刷紙S1は、横方向の切取線4により単位印刷紙t1が縦方向に連接されている。そして両側にマージナル孔2が形成されたマージナル部分3を有しており、この部分は最終的に仕上がるまでに例えば破線で示す切取線1(必ずしも表示される必要はなくミシン目や折り筋等に代えても構わない)の位置でスリッタ等により切除され、横方向の切取線4(必ずしも表示される必要はなくミシン目や折り筋等に代えても構わない)部分でギロチン方式やロータリー方式のカッタ或いはダイカット方式等により断裁される。即ち図中左右に配置されている縦方向の切取線1と横方向の切取線4で囲まれる部分が最終の仕上がり製品となる。なお切取線4と重複している斜線部分は後述するヒートローラ22a、22b及び34a、34bが停止する場所で前後する単位印刷紙t1同士の繋ぎ目であるが、この部分はビジネスフォーム印刷等の長尺状の印刷紙を使用する印刷方式においては面付けの都合上印刷や各種情報が施されることはないため、仮にこの部分がラミネートローラ間に位置する時に停止しても何ら支障は起こらないのである。
図5に示すように、折り線4から蛇腹状に折り畳まれてブロック状態になっている長尺状の印刷紙S1が図中左下に積載される。そして連続的に上方のサポートローラ31へ引き上げられた後にほぼ水平に向きを変えて下流のピントラクタ32により牽引されると共に更に下流へ送り出される。
図7は本実施例で使用される長尺状の印刷紙S2の表面図及び裏面図である。同図(A)に示すように長尺状の印刷紙S2は、第一葉片71と第二葉片72が折り線73(必ずしも表示する必要はなく折りミシンや折り筋等に代えても構わない)を介して横方向に連接された単位印刷紙t2が、切取線74(必ずしも表示する必要はなく切取りミシン等に代えても構わない)を介して縦方向に連接されている。
このように完成された二つ折り葉書は、ベルトコンベア等からなるスタッカ95に順次排出されて積載される。そしてまとめられた後に郵送手配されるのである。
例えば、フィルムシートF及び疑似接着フィルムシートGは各実施例において上方から供給されているが、図5及び図8において破線で示すように下方から供給されても構わず、或いは上下方から同時に繰り出して印刷紙の両面を被覆するようにしても構わない。
なお長尺状の印刷紙S2に予め折りミシンや折り筋等を形成しておけばこれら装置並びに工程を省略することができる。
M マーク
F フィルムシート
G 疑似接着フィルムシート
K 識別センサ
t1、t2 単位印刷紙
1、4、74、75 切取線
2、76 マージナル孔
3、77 マージナル部分
71 第一葉片
72 第二葉片
73 折り線
74 切取線
78 一般情報
79 個人情報
11 基材
12 感熱接着剤層
13 疑似接着層
21a、21b、23a、23b、33a、33b、35a、35b、36a、36b、86a、86b ニップローラ
22a、22b、34a、34b、83a、83b ラミネートローラ
31、81、88 サポートローラ
32、82、89 ピントラクタ
84a、84b、90a、90b スリッタ
85a、85b 折りミシン装置
87 折り畳み装置
92a、92b 搬送ローラ
93a、93b ヒータパネル
94a、94b ヒートローラ
95 スタッカ
Claims (12)
- 長尺状の印刷紙にフィルムシートを被覆するラミネータにおいて、停止指令を掛けた際に前記ラミネータを構成する少なくとも一対からなるラミネートローラの上流或いは下流に設置された識別センサにより、通過する長尺状の印刷紙を構成する単位印刷紙毎に表示されているマークを読み取り、通過する単位印刷紙を前記ラミネートローラに対して予め設定した任意の位置で停止するように制御したことを特徴としたラミネータの任意位置自動停止手段。
- 停止指令を掛けた際に停止する位置が通過する前後の単位印刷紙の境界付近であることを特徴とした請求項1に記載のラミネータの任意位置自動停止手段。
- 任意の位置に識別センサにより識別可能な図形を表示した長尺状の印刷紙にフィルムシートを被覆するラミネータにおけるラミネート方法であって、任意の位置に識別センサにより識別可能なマークを表示した長尺状の印刷紙を連続的に繰り出す工程、繰り出された印刷紙の表面にフィルムシートを被覆する被覆工程とからなるラミネータにおいて、停止指令を掛けた際に前記ラミネータを構成する少なくとも一対からなるラミネートローラの上流或いは下流に設置された識別センサにより、通過する長尺状の印刷紙を構成する単位印刷紙毎に表示されているマークを読み取り、通過する単位印刷紙を前記ラミネートローラに対して予め設定した任意の位置で停止するように制御したことを特徴とした任意位置自動停止制御を用いた長尺状シートのラミネート方法。
- フィルムシートが被覆された長尺状シートを単位印刷紙毎に切断する切断工程が付加されたことを特徴とした請求項3に記載の任意位置自動停止制御を用いた長尺状シートのラミネート方法。
- 停止指令を掛けた際に停止する位置が移動する前後の単位印刷紙の境界付近であることを特徴とした請求項3又は4の何れかに記載の任意位置自動停止手段を用いた長尺状シートのラミネート方法。
- 任意の位置に識別センサにより識別可能なマークを表示した単位情報通信体用印刷紙を連接した長尺状の印刷紙を連続的に繰り出す工程、繰り出された長尺状の印刷紙の少なくとも一方の面の疑似接着予定面に疑似接着フィルムシートを被覆する被覆工程、疑似接着フィルムシートが被覆された長尺状の印刷紙のマージナル部分を切除する第一の切除工程及び折りミシン及び/又は折り筋を形成する折り手段形成工程、マージナル部分を切除されると共に折りミシン及び/又は折り筋が形成された長尺状の印刷紙を折り畳む折畳み工程、折り畳まれた長尺状の印刷紙の残ったマージナル部分を切除する第二の切除工程、残ったマージナル部分を切除した長尺状の印刷紙を単位印刷紙毎に仕上げる断裁工程、断裁された単位印刷紙を剥離可能に一体化する一体化工程とからなる情報通信体の製造方法において、停止指令を掛けた際に前記被覆工程を構成する少なくとも一対からなるラミネートローラの上流或いは下流に設置された識別センサにより、通過する長尺状の印刷紙を構成する単位情報通信体用印刷紙毎に表示されているマークを読み取り、通過する単位情報通信体用印刷紙を前記ラミネートローラに対して予め設定した任意の位置で停止するように制御したことを特徴とした任意位置自動停止手段を用いた情報通信体の製造方法。
- 停止指令を掛けた際に停止する位置が移動する前後の単位情報通信体用印刷紙の境界付近であることを特徴とした請求項6に記載の任意位置自動停止手段を用いた情報通信体の製造方法。
- 長尺状の印刷紙の少なくとも一方の面の完全接着予定面に完全接着フィルムシートを被覆する被覆工程を疑似接着フィルムシートを被覆する工程と同時に行うか或いはその前後に加えられたことを特徴とした請求項6又は7の何れかに記載の任意位置自動停止手段を用いた情報通信体の製造方法。
- 各工程間或いは工程の任意の位置に、マージナル部分を切除する切除工程を配置したことを特徴とした請求項6乃至8の何れかに記載の任意位置自動停止手段を用いた情報通信体の製造方法。
- 第一の切除工程を省略し第二の切除工程で両マージナル部分を一挙に切除することを特徴とした請求項6乃至8の何れかに記載の任意位置自動停止手段を用いた情報通信体の製造方法。
- 折ミシン及び/又は折り筋を施す工程が省略されたことを特徴とした請求項6乃至10の何れかに記載の任意位置自動停止手段を用いた情報通信体の製造方法
- 断裁工程と一体化工程が入れ替わったことを特徴とした請求項6乃至11の何れかに記載の任意位置自動停止手段を用いた情報通信体の製造方法
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