JP6202494B2 - 情報通信体の製造方法 - Google Patents
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Description
前記発明の内容は、現状枚葉用紙を使用して圧着葉書(情報通信体)を作成するに当たり、製造工程中において枚葉用紙にフィルムを被覆ラミネートするとカールが発生し、後の折り、断裁、圧着加工等がスムーズに進行できない等の問題、また圧着葉書が複数面付けされた用紙から正確に個別に圧着葉書を切り出すことができない等の問題の解決を課題としている。
そしてその解決手段として、枚葉用紙のフィルム被覆、断裁、折り等の工程を分離した一枚毎の単位でするのではなく、連続的に繰り出されるフィルムにより連続的に被覆することにより、枚葉状から長尺状の連続体に変化させ、下流の折り、断裁、圧着加工等を連続的に行い、更に搬送される用紙の先端部分をセンサで検出し任意の位置でカットすることにより、正確に個別に圧着葉書を切り出すことができるというものである。
然るに、例えば印刷後の湿気や温度等外部環境の変化による枚葉用紙の伸縮や、フィルムの被覆時の加熱・加圧処理による伸縮等により、複数印刷されている各情報通信体の位置と予めソフトに入力していた位置とにずれが生じた場合、当然断裁位置にもずれが発生する。そのずれは最初に検出された枚葉用紙の先端から離れるほど大きくなり複数丁の面付けの場合に最後尾に面付けされた情報通信体では非常に大きくずれた位置で断裁されることになる。また、その間に切り出される情報通信体も予定した仕上がり位置から少しずつずれた位置で断裁されたものとなり、結局それぞれの情報通信体がばらばらで異なる位置で断裁されてしまい実用に供することができなくなる。
そして前記ずれが修正されるのは後続の枚葉用紙の先端を検出する時点となるが、前記誤差による断裁のずれは後続の枚葉用紙でも同様に繰り返されることになる。
前記断裁工程が、前記折り工程により連続的に折り畳まれ、或いは更に一体化工程により剥離可能に一体化されると共に、読み取りに供される読み取り領域にはマーク以外に読み取り可能な記載が施されていない第一の枚葉用紙を所定の位置に送り込み、該第一の枚葉用紙に表示されている各情報通信体のそれぞれの前方に表示されたマークを順次読み取り、該枚葉用紙に面付けされた各情報通信体の天地側の余白部分を断裁手段により順次断裁した後に、続いて搬送される第二以後の枚葉用紙に面付けされた各情報通信体の天地側の余白部分を断裁する動作を繰り返すことを特徴としている。
[実施例1:二つ折葉書の製造方法]
図1に示すように、本実施例で使用する二つ折り葉書用の枚葉用紙S1には、第一紙片1及び第二紙片2が二点鎖線で示す折り線3(後に折りミシンが形成される)を介して連接された二つ折り葉書の単位シートt1が2丁印刷されている。
また前記マークMは枚葉用紙S1の折り畳み後に表出する側の面に記載する必要があるため、折り畳み後に内部に隠蔽される裏面側には必要ない。また、前記単位シートt1は縦方向の余白Xと横方向の余白Yにより周囲が囲まれている。
そしてサポートローラ18でほぼ水平に向きを変えると、右側に配置されている一対のニップローラ19a、19bにより更に右側に配置されている断裁刃21aと固定刃21bからなる断裁装置へと送り込まれるのである。
或いは予め用紙の縦方向の余白Xを切除したり、折り線3にミシン目4を形成しておくことにより前記各装置を省略しても構わない。
なお前記断裁装置に、いわゆるギロチン方式の断裁手段が採用されているが、その他の公知の断裁手段(例えばロータリカッタによる断裁やスウィングカッタによる断裁等)を採用しても構わない。
図8に示すように、本実施例で使用する三つ折り葉書用の枚葉用紙S2は、第一紙片31、第二紙片32及び第三紙片33が二点鎖線で示す折り線34及び35(後に両者共に折りミシンが形成される)を介して連接された三つ折り葉書の単位シートt2が3丁印刷されている。
なお既述のマークMはセンサで読み取るため、枚葉用紙S2の折り畳み後に表出する面に記載する必要がある。従って第三紙片33裏面の近辺に記載してもよいが、本実施例では図8に示すように第一紙片31表面の上部に記載することとする。
そしてサポートローラ18でほぼ水平に向きを変えると、右側に配置されている一対のニップローラ19a、19bにより更に右側に配置されている断裁刃21aと固定刃21bからなる断裁装置へと送り込まれるのである。
なお前記断裁装置では、いわゆるギロチン方式の断裁手段が採用されているが、その他の公知の断裁手段(例えばロータリカッタによる断裁やスウィングカッタによる断裁等)を採用しても構わない。
なお断裁工程以後の一体化工程については前記実施例1と同様なので省略する。
例えば、既述の実施例では、マークMの上下(前後)に設けられるセンサ20の読み取り領域Wが無地の状態として説明されているが、センサの感度により読み取らない程度の淡い色系であれば必ずしも白無地である必要はなく、アイボリー系や他のパステル系の淡い地色やそれらが混合されてパターンになった地紋等であっても別段構わない。
t1、t2 単位シート
G 疑似接着フィルムシート
M マーク
W 読み取り領域
X 縦方向の余白
Y、Y′ 横方向の余白
F 折り畳み装置
J1 二つ折り葉書
J2 三つ折り葉書
L 断裁線
1、2、31、32、33 紙片
3、34、35 折り線
4、36、37 折りミシン
5、6 段差
7 非接着域
11 吸着パッド
12a、12b、16a、16b、19a、19b ニップローラ
13a、13b ヒートローラ
14a、ミシン刃
15a スリット刃
14b、15b バックアップローラ
17、18 サポートローラ
20 センサ
21a 断裁刃
21b 固定刃
22a、22b 搬送ローラ
23a、23b ヒータパネル
24a、24b 加圧ローラ
25 スタッカ
Claims (3)
- 複数の情報通信体が印刷により面付けされた枚葉用紙を該情報通信体の天地方向が用紙移送方向に沿うように一枚ずつ送り出す工程、送り出された枚葉用紙の疑似接着予定面に連続的に疑似接着フィルムを被覆する被覆工程、連続的に被覆された疑似接着フィルムにより連続体となった枚葉用紙を連続的に折り畳む工程、疑似接着フィルムにより連続的に被覆されると共に連続的に折り畳まれた枚葉用紙を情報通信体毎に断裁する断裁工程、及び前記断裁工程の前又は後に、前記折り工程により折り畳まれた枚葉用紙をその対向面に被覆された疑似接着フィルム同士が剥離可能に接着されるように剥離可能に一体化する一体化工程からなる情報通信体の製造方法であって
前記断裁工程が、前記折り工程により連続的に折り畳まれ、或いは更に一体化工程により剥離可能に一体化されると共に、読み取りに供される読み取り領域にはマーク以外に読み取り可能な記載が施されていない第一の枚葉用紙を所定の位置に送り込み、該第一の枚葉用紙に表示されている各情報通信体のそれぞれの前方に表示されたマークを順次読み取り、該枚葉用紙に面付けされた各情報通信体の天地側の余白部分を断裁手段により順次断裁した後に、続いて搬送される第二以後の枚葉用紙に面付けされた各情報通信体の天地側の余白部分を断裁する動作を繰り返すことを特徴とした情報通信体の製造方法。 - 読み取りに供される読み取り領域にマークのみが記載されていることを特徴とした請求項1に記載の情報通信体の製造方法。
- 読み取り用センサがカラーセンサで予め設定された任意の特定の色を認識すると共に、読み取りに供される読み取り領域にはマーク以外に前記任意の特定の色以外の色による記載がなされている請求項1に記載の情報通信体の製造方法。
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