JP5545044B2 - 情報通信体の製造方法 - Google Patents
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Description
本発明の課題は、前記問題に鑑み、トナー印字やトナーによるオンデマンド印刷が施された用紙でも転写による汚損を起こすことがない、上流にサーマルラミネート法を使用した情報通信体の製造方法を提供することにある。
そして疑似接着予定面には疑似接着性ラミネート用フィルムシートが貼り込まれる。また、そうでない面で特にトナーによる印刷が施されている葉片はラミネート用フィルムシート、好ましくは表面が艶消し状態のマットフィルムシートが貼り込まれる。そうすることにより当初の長尺用紙へ各種フィルムシートを被覆する際に、トナーのヒートロール表面への転写を確実に防ぐことができる。また下流の疑似接着工程における加熱処理にもトナーの転写による支障を来たす事はない。
例えば、図4に示す長尺状三つ折り葉書用紙S2を使用して断面Z字状の三つ折り葉書を製造する場合、ラミネート工程では、三つ折り葉書用紙S2の第二葉片52及び第三葉片53の表面及び第一葉片51及び第二葉片52の裏面の疑似接着予定面に同時に疑似接着性ラミネート用フィルムシートGでラミネートを行う。そして前記疑似接着性ラミネート用フィルムシートGのラミネートと同時或いは別時期にトナーによる印刷(受取人の住所氏名等)が施されている第一葉片51表面をラミネート用マットフィルムシートMによりラミネートすればよく、また用紙折り畳み工程では図5に示すように三つ折り葉書用紙S2を三つ折りに折り畳む必要があるため、既述の二つ折り用アングル折り機36に代えて三つ折り用の折り機を配置すればよい。
なお、前記の工程は、既述の図1に示す二つ折り葉書用紙S1を使用する製造方法の場合と基本的に同様であるため説明を省略する。
例えば、既述の実施態様におけるような二つ折りや三つ折り形態のもの以外にも、例えば四つ折り形態やそれ以上の折り数の形態のものでもよく、またそれらの折り畳み形態についても、既述のZ字状折り以外に、巻き折り、観音開き折りやそれらの複合折り等を採用してもよい。
S2 長尺三つ折り葉書用紙
t1、t3 二つ折り葉書用単位用紙
S3 枚葉状二つ折り葉書用紙
S4 枚葉状二つ折り葉書用紙
t2、t4 三つ折り葉書用単位用紙
G 疑似接着性ラミネート用フィルムシート
GR 疑似接着性フィルムシートロール
M ラミネート用マットフィルムシート
MR マットフィルムシートロール
X、Y 余白部分
11、12、51、52、53 葉片
13、54、55 折り線
15 マージナル孔
16 マージナル部分
14、17 切取線
18 郵便切手欄
19 郵便番号欄
20 受取人の住所氏名
21 一般情報
22 個人情報
30、35、37、78、80 サポートローラ
31、38 ピントラクタ
32、73、82 ヒートローラ
33、39、76 スリッタ
34、40、77 ニップローラ
72 給紙ローラ
36 アングル折り機
41 ダイカットローラ
42 搬送ローラ
43 ヒータパネル
44 加圧ローラ
45、83 ストッカ
71 吸着パッド
81 ロータリカッタ
Claims (6)
- 区切り線を介して横方向に連接された複数の葉片からなる単位用紙が縦方向に連接されてなる長尺状用紙を連続的に下流へ搬送する用紙搬送工程と、前記用紙搬送工程により搬送される用紙の少なくとも片面に向けてラミネート用フィルムシートを連続的に繰出すフィルム繰出し工程と、前記用紙搬送工程により搬送される用紙の少なくとも片面に、前記フィルム繰出し工程により別途繰出されるラミネート用フィルムシートを整合させると共に加熱又は加熱及び加圧処理下に剥離不能にラミネートするラミネート工程と、前記ラミネート工程を経た用紙を、ラミネート面を内側にして前記区切り線から折り畳む用紙折り畳み工程と、前記ラミネート工程を経た用紙を、前記用紙折り畳み工程の前及び/又は後に、搬送方向の各辺に沿って所要の幅に断裁する第一断裁工程と、前記用紙折畳み工程及び第一断裁工程を経た用紙を搬送方向と直角の方向の各辺に沿って所要の長さに断裁して各単位用紙に仕上げる第二断裁工程と、前記用紙折り畳み工程及び第一断裁工程を経た用紙を、前記第二断裁工程の前又は後に、加熱及び/又は加圧処理により剥離可能に一体化する接着一体化工程とからなる情報通信体の製造方法であって、前記フィルム繰出し工程で繰出されるラミネート用フィルムシートが、疑似接着予定面に対して疑似接着性ラミネート用フィルムシートが繰出されると共に、トナーによる印刷が施された非疑似接着予定面に対してはラミネート用フィルムシートが繰出されることを特徴とした情報通信体の製造方法。
- 区切り線を介して横方向に連接された複数の葉片からなる単位用紙が印刷された枚葉状用紙を一枚ずつ順次繰り出して下流へ搬送する用紙搬送工程と、前記用紙搬送工程により搬送される用紙の少なくとも片面に向けてラミネート用フィルムシートを連続的に繰り出すフィルム繰出し工程と、前記用紙搬送工程により搬送される用紙の少なくとも片面に、前記フィルム繰出し工程により別途繰出されるラミネート用フィルムシートを整合させると共に加熱又は加熱及び加圧処理下に剥離不能にラミネートするラミネート工程と、前記ラミネート工程を経て長尺状態に連接された用紙を、疑似接着予定面を内側にして前記区切り線から折り畳む用紙折り畳み工程と、前記ラミネート工程を経た用紙を、前記用紙折り畳み工程の前及び/又は後に、搬送方向の各辺に沿って所要の幅に断裁する第一断裁工程と、前記用紙折り畳み工程及び第一断裁工程を経た用紙を搬送方向と直角の方向の各辺に沿って所要の長さに断裁して各単位用紙に仕上げる第二断裁工程と、前記用紙折り畳み工程及び第一断裁工程を経た用紙を、前記第二断裁工程の前又は後に、加熱及び/又は加圧処理により剥離可能に一体化する接着一体化工程とからなる情報通信体の製造方法であって、前記フィルム繰出し工程で繰出されるラミネート用フィルムシートが、疑似接着予定面に対して疑似接着性ラミネート用フィルムシートが繰出されると共に、トナーによる印刷が施された非疑似接着予定面に対してはラミネート用フィルムシートが繰出されることを特徴とした情報通信体の製造方法。
- 区切り線が折りミシン又は折り筋であって、区切り線に前記折りミシン又は折り筋を形成する工程がラミネート工程と用紙折り畳み工程の間に設けられたことを特徴とした請求項1又は2のいずれかに記載の情報通信体の製造方法。
- 区切り線が折りミシン又は折り筋であって、区切り線に前記折りミシン又は折り筋を形成する工程が用紙折り畳み工程中に設けられたことを特徴とした請求項1又は2の何れかに記載の情報通信体の製造方法。
- ラミネート用フィルムシートがマットフィルムシートであることを特徴とした請求項1乃至4の何れかに記載の情報通信体の製造方法。
- フィルム繰出し工程において、疑似接着性ラミネート用フィルムシートロールとマットフィルムシートロールの両ロールを隣り合わせに配置して、両者を同時に繰出すと共に両者を同時に搬送される用紙の少なくとも片面に両者を整合させることを特徴とした請求項1乃至5の何れかに記載の情報通信体の製造方法。
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