JP2011240696A - 情報通信体の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 トナー印刷が施された情報通信体用の長尺シートのラミネートにおいて、ヒートローラ等の加熱・加圧処理システムの構成部材へのトナーの転写を防止する。
【解決手段】 疑似接着予定面に疑似接着性ラミネート用フィルムシートGを、トナー印刷が施された表面にラミネート用マットフィルムシートMをラミネートすることにより、葉書用紙表面のトナー印刷部分とヒートローラ32の表面が直接接触することを防ぐ。
【選択図】図2

Description

本発明は、見掛けは一枚の葉書やDM等であるにもかかわらず、剥離可能に積層されているために多量の情報を隠蔽して第三者へ送ることができる情報通信体の製造方法に関する。
連続フォーム印刷等で使用される長尺用紙やオフセット印刷等で使用される枚葉用紙をラミネートする方法として、例えば連続的に繰り出される用紙に感熱接着剤層が形成されたラミネート用フィルムシートをヒートローラ等により加熱処理を施して被覆するサーマルラミネート法が知られている。ところで最近、オンデマンド印刷や印字等にトナーを使用した印刷方式が採用され始めている。
前記印刷方式は、各種トナーを熱によりシート表面に定着させるものであるが、定着後再度熱が掛かるとトナーが軟化溶融してしまう欠点がある。即ち前記各種用紙をサーマルラミネート法で加工する工程と断裁、折り、接着一体化等の加工工程が連接されて一体となったシステムにおいて、上流のラミネート工程でラミネートしている最中に、仮に下流の加工工程でトラブルが発生した場合、トラブルを修復するために全ての工程を停止すると、上流のラミネート工程で停止した、一対のヒートローラ間に挟まれた部分のヒートローラと接触しているトナーが軟化溶融して前記ヒートローラ表面に転写してしまい、トラブル復旧後に再稼動すると、前記ヒートローラ表面に転写したトナーがその間を通過する後続の用紙表面に連続的に再転写されてしまうのである。
ところで前記ラミネート技術を応用したものとして、近年多用され始めた情報通信体がある。このものは複数の葉片が折線を介して連接された用紙を、疑似接着フィルムシートを介して折畳み、剥離可能に一体化したものである。そのような情報通信体を製造する方法として、例えば特開2000−168273号公報に開示される情報通信体の製造方法及び製造装置がある。
このものは、第1ストッカーから繰り出される連続フォーム用紙の疑似接着予定面にラミネート部イのヒートローラーで疑似接着フィルムを被覆し、続く折り部ロで各種折り形態に折り上げた後にカット部ハで個別単位に仕上げ、最終工程のシーラー部ホで疑似接着を実行し情報通信体を得るものである。
特開2000−168273号公報
しかしながら前記先行文献のラミネート装置では、ヒートローラ表面と印刷用紙の表面が直接接触する部分が発生するため、仮に下流のシーラー部等で何らかのトラブルが発生し全工程を停止させた場合に、既述の理由によりトナーによるオンデマンド印刷やトナー印字が施された用紙には対応することが出来ない。
本発明の課題は、前記問題に鑑み、トナー印字やトナーによるオンデマンド印刷が施された用紙でも転写による汚損を起こすことがない、上流にサーマルラミネート法を使用した情報通信体の製造方法を提供することにある。
前記課題を解決するために本発明の情報通信体の製造方法は、区切り線を介して横方向に連接された複数の葉片からなる単位用紙が縦方向に連接されてなる長尺状用紙を連続的に下流へ搬送する用紙搬送工程と、前記用紙搬送工程により搬送される用紙の少なくとも片面に向けてラミネート用フィルムシートを連続的に繰出すフィルム繰出し工程と、前記用紙搬送工程により搬送される用紙の少なくとも片面に、前記フィルム繰出し工程により別途繰出されるラミネート用フィルムシートを整合させると共に加熱又は加熱及び加圧処理下に剥離不能にラミネートするラミネート工程と、前記ラミネート工程を経た用紙を、ラミネート面を内側にして前記区切り線から折畳む用紙折畳み工程と、前記ラミネートを経た用紙を、前記用紙折畳み工程の前及び/又は後に、搬送方向の各辺に沿って所要の幅に断裁する第一断裁工程と、前記用紙折畳み工程及び第一断裁工程を経た用紙を搬送方向と直角の方向の各辺に沿って所要の長さに断裁して各単位用紙に仕上げる第二断裁工程と、前記用紙折畳み工程及び第一断裁工程を経た用紙を、前記第二断裁工程の前又は後に、加熱及び/又は加圧処理により剥離可能に一体化する接着一体化工程とからなる情報通信体の製造方法であって、前記フィルム繰出し工程で繰出されるラミネート用フィルムシートが、疑似接着予定面に対して疑似接着性ラミネート用フィルムシートが繰出されると共に、トナーによる印刷が施された非疑似接着予定面に対してはラミネート用フィルムシートが繰出されることを特徴としている。
また前記課題を解決するための本発明の異なる情報通信体の製造方法は、区切り線を介して横方向に連接された複数の葉片からなる単位用紙が印刷された枚葉状用紙を一枚ずつ順次繰り出して下流へ搬送する用紙搬送工程と、前記用紙搬送工程により搬送される用紙の少なくとも片面に向けてラミネート用フィルムシートを連続的に繰り出すフィルム繰出し工程と、前記用紙搬送工程により搬送される用紙の少なくとも片面に、前記フィルム繰出し工程により別途繰出されるラミネート用フィルムシートを整合させると共に加熱又は加熱及び加圧処理下に剥離不能にラミネートするラミネート工程と、前記ラミネート工程を経て長尺状態に連接された用紙を、疑似接着予定面を内側にして前記区切り線から折畳む用紙折畳み工程と、前記ラミネート工程を経た用紙を、前記用紙折畳み工程の前及び/又は後に、搬送方向の各辺に沿って所要の幅に断裁する第一断裁工程と、前記用紙折畳み工程及び第一断裁工程を経た用紙を搬送方向と直角の方向の各辺に沿って所要の長さに断裁して各単位用紙に仕上げる第二断裁工程と、前記用紙折畳み工程及び第一断裁工程を経た用紙を、前記第二断裁工程の前又は後に、加熱及び/又は加圧処理により剥離可能に一体化する接着一体化工程とからなる情報通信体の製造方法であって、前記フィルム繰出し工程で繰出されるラミネート用フィルムシートが、疑似接着予定面に対して疑似接着性ラミネート用フィルムシートが繰出されると共に、トナーによる印刷が施された非疑似接着予定面に対してはラミネート用フィルムシートが繰出されることを特徴としている。
なお、前記区切り線を、予め折り筋や折りミシンで形成しておけば折畳み工程での折り畳み加工がストレスなく行うことが出来るが、何ら折り線としての加工が施されていない長尺状用紙や枚葉状用紙であっても、例えばマージナル部分や余白部分を切除する際にミシン刃や折筋付けユニットを併設しておいて、前記マージナル部分や余白部分の切除と同時に前記折りミシンや折筋を形成しても構わない。そのような場合でも折畳み工程での折り畳み加工はストレスなく行うことが可能である。
また、折畳みの形態が四つ折り以上の場合に、折畳み工程が複数の折畳み装置により構成される場合がある。その場合、前記複数位置された折畳み装置間の要所に前記ミシン刃や折筋ユニットを設けても構わない。
前記情報通信体の製造方法には、公知のラミネート用フィルムシートや公知の疑似接着性ラミネート用フィルムシートが使用されてもよく、好ましくはサーマルラミネート法に適用される構成のものであって、特に、基材の片面に用紙と加熱又は加熱及び加圧処理下における剥離不能な接着に供される感熱接着剤層を形成すると共に、前者においては他方の面をサンドブラスト処理等によりマット加工が施されたものが好適に使用され、後者においては前記他方の面に、疑似接着樹脂層であって、対向させた同種の疑似接着樹脂層との加熱又は加熱及び加圧処理下における剥離不能な接着に供される疑似接着樹脂層を形成してなるものが好適に使用される。
前記長尺用紙の材質に特別な制限はなく、公知の上質紙、マット紙、コート紙、アート紙等が使用されてもよく、その他に合成紙や紙繊維と合成樹脂との混合紙や合成樹脂或いは布等を使用してもよい。
複数の葉片から構成される長尺用紙は、疑似接着予定面とそうでない面に分かれる。
そして疑似接着予定面には疑似接着性ラミネート用フィルムシートが貼り込まれる。また、そうでない面で特にトナーによる印刷が施されている葉片はラミネート用フィルムシート、好ましくは表面が艶消し状態のマットフィルムシートが貼り込まれる。そうすることにより当初の長尺用紙へ各種フィルムシートを被覆する際に、トナーのヒートロール表面への転写を確実に防ぐことができる。また下流の疑似接着工程における加熱処理にもトナーの転写による支障を来たす事はない。
前記疑似接着予定面に貼り込まれた疑似接着性ラミネート用フィルムシートは、最終的に情報通信体として一体化される際の疑似接着に寄与し、疑似接着予定面以外で特にトナーによる印刷が施された葉片に貼り込まれたラミネート用フィルムシートは疑似接着予定面への疑似接着性ラミネート用フィルムシートの貼り込み及び前記一体化の際の加熱及び加圧処理システムにおける各種構成部材へのトナー転写防止に寄与する。
また、前記ラミネート用フィルムシートにマットフィルムシートを選択すれば、見た目においてラミネート用フィルムシートが目立たず、また情報通信体として使用された後に、捺印や書き込み等の処理にも対応できるため極めて至便である。
(A)及び(B)は本発明に係る情報通信体の製造方法に使用し得る長尺状二つ折り葉書用紙の表面図及び裏面図である。 本発明の情報通信体の製造方法を説明する要部概略図である。 折畳まれた二つ折り葉書用紙の断面図である。 (A)及び(B)は本発明に係る情報通信体の製造方法に使用し得る長尺状三つ折葉書用紙の表面図及び裏面図である。 折畳まれた三つ折葉書用紙の断面図である。
図1(A)に示すように、長尺状二つ折り葉書用紙S1は、第一葉片11と第二葉片12が折線13(必ずしも表示される必要はなくミシン目に代えても構わない)を介して横方向に連接された二つ折り葉書用単位用紙t1が切取線14(必ずしも表示される必要はなくミシン目に代えても構わない)を介して縦方向に連接されている。そして各葉片の外側にはマージナル孔15を設けたマージナル部分16が切取線17(必ずしも表示される必要はなくミシン目に代えても構わない)を介して設けられている。
そして第一葉片11表面には郵便切手欄18、郵便番号欄19、受取人の住所氏名20が記載され、第二葉片12表面には広告宣伝等の秘密を要しない一般情報21が記載されている。また、図1(B)に示すように、第一葉片11及び第二葉片12の裏面には秘密を要する個人情報22(一般情報のみ、一般情報と個人情報の混合或いは個人情報のみの何れでも構わない)が記載されている。なお、以下の製造工程では、蛇腹状に折畳まれた刷了状態の前記長尺状二つ折り葉書用紙S1が使用される。
また、情報通信体の製造に使用し得る疑似接着性ラミネート用フィルムシートGとしては、例えば二軸延伸ポリプロピレンその他からなる比較的腰の強い樹脂基材の片面に、用紙と剥離不能な接着のために、ポリエチレンその他の感熱接着剤層を形成すると共に他の片面にポリエチレンその他からなる疑似接着樹脂層を形成してなるものが好適である。
さらに、情報通信体の製造に使用し得るラミネート用マットフィルムシートMとしては、例えば二軸延伸ポリプロピレンやポリエチレンテレフタレートその他からなる比較的腰の強い樹脂基材の片面に、用紙と剥離不能な接着のために、ポリエチレンその他の感熱接着剤層を形成すると共に他の片面を例えばサンドブラスト処理等により表面にマット処理を施してなるもの等が好適である。
図2に示すように、前記長尺状二つ折り葉書用紙S1は、製造工程の最上流である図中左端に蛇腹状に折り畳まれて積載されており、これは、上方のサポートローラ30を通過して略水平に向きを変えられ、ピントラクタ31で下流のヒートローラ32へと送り出される。搬送された前記二つ折り葉書用紙S1には、上方に待機した疑似接着性フィルムシートロールGRから連続的に繰り出される疑似接着性ラミネート用フィルムシートG、及び下方に待機したマットフィルムシートロールMRから連続的に繰り出されるラミネート用マットフィルムシートMがヒートローラ32で整合されると共に加熱又は加熱及び加圧処理下に前記二つ折り葉書用紙S1における各単位用紙t1の疑似接着予定面(第一葉片11及び第二葉片12裏面側)に疑似接着性ラミネート用フィルムシートが、そして折り畳み後に表出する第一葉片11及び第二葉片12表面側にラミネート用マットフィルムシートMが剥離不能にラミネートされ、前記のようにラミネートされた長尺状二つ折り葉書用紙S1は下流へ搬送される。
前記ラミネート工程において、全ての葉片の表裏面を各種フィルムシートによりラミネートしているため、仮に各葉片の表裏面にトナーによる印刷が施されていても、直接ヒートローラとトナーが接触することはなく、従って高温による処理を施したとしてもトナーがヒートローラ表面へ転写されることは全くない。
前記のように各種フィルムシートがラミネートされた長尺シートS1は、下流のスリッタ33により搬送方向の一方の辺に沿って断裁されて、一方のマージナル部分16を切除された後、ニップローラ34へと搬送され、該ニップローラ34とサポートローラ35との間で一旦緩みを形成され、さらに折り畳み専用のアングル折り機36を通過して二つ折り状態に折り畳まれ、下流上方のサポートローラ37へと搬送される。
なお、長尺状二つ折り葉書用紙S1における各葉片間に介在する折線を、予め折り筋や折りミシンで形成しておけば前記アングル折り機36での折り作業がストレスなく行うことが出来るが、何ら折り線としての加工が施されていない長尺状二つ折り葉書用紙S1を使用して、前記不要のマージナル部分16を切除する工程においてミシン刃を増設しておいて、前記マージナル部分16の切除と同時に前記ミシン刃により折りミシンを形成しても構わない。そのような場合でもアングル折り機36の折作業はストレスなく行うことが可能である。
前記のようにラミネートされ且つ折り畳まれた長尺状二つ折り葉書用紙S1は、サポートローラ37で上方に引き上げられて略水平に向きを変えられ、ピントラクタ38で下流へ送り出され、スリッタ39により残る他方のマージナル部分16を切除された後に、ニップローラ40を介して下流のダイカットローラ41へと搬送される。そしてダイカットローラ41では長尺シートS1の天地方向の断裁が切取線14で行われると、単品の二つ折り葉書に仕上げられ、さらに下流の接着一体化工程へ送り出される。
接着一体化工程には、一対の搬送ローラ42と一対のヒータパネル43が交互に配置されると共に最後の出口で加圧ローラ44が配置されてなる加熱加圧装置が配置され、前記のようにラミネートされ、折り畳まれ且つ単品に仕上げられた二つ折り葉書単位用紙t1は前記構成の加熱加圧装置により加熱及び加圧処理され、それによって対向面がそれらにラミネートされている疑似接着性ラミネート用フィルムシートG同士の疑似接着により剥離可能に一体化されて、二つ折り葉書としてベルトコンベア等からなるストッカ45に順次積載される。
前記接着一体化工程において、図3に示すように全ての葉片の表裏面が各種フィルムシートによりラミネートされているため、仮に折り畳まれた後に表出する面にトナーによる印刷が施されていても、直接ヒータパネル43、搬送ローラ42及び加圧ローラ44とトナーが接触することはなく、従って高温が掛かったとしてもトナーが前期ヒータパネル43や各種ローラ表面へ転写されることは全くない。
なお、長尺状二つ折り葉書用紙S1の各マージナル部16を、前記のように上流側のスリッタ33及び下流側のスリッタ39により用紙折畳み工程の前及び後に搬送方向の一方及び他方の各辺に沿って段階的に断裁して切除する代わりに、用紙折り畳み工程の後に下流側スリッタ39により搬送方向の両方の辺に沿って所要の幅に一挙に断裁して切除するようにし、上流側のスリッタ33を省略してもよく、或いは上流側のスリッタ33を2セット配置し、用紙折り畳み工程の前に前記2セットのスリッタ33により搬送方向の両方の辺に沿って所要の幅に一挙に断裁して切除するようにし、下流のピントラクタ38とスリッタ39を省略し、ニップローラ40に直接挟み込んで下流へ強制的に搬送させるようにしてもよい。
また、前記接着一体化工程においては、使用する疑似接着性ラミネート用フィルムシートGの物性によっては、前記のように加熱及び加圧処理される代わりに、加圧処理のみが実行されてもよく、その場合は、加熱処理の機構を省略することができるので、装置やシステムがコンパクトになると共に製品のコストダウンにも貢献することになる。
前記の実施態様は二つ折り形態の葉書の製造に関するものであるが、例えば三つ折り形態又はそれ以上の折り数の形態の葉書についても基本的には同様の工程で製造することができる。
例えば、図4に示す長尺状三つ折り葉書用紙S2を使用して断面Z字状の三つ折り葉書を製造する場合、ラミネート工程では、三つ折り葉書用紙S2の第二葉片52及び第三葉片53の表面及び第一葉片51及び第二葉片52の裏面の疑似接着予定面に同時に疑似接着性ラミネート用フィルムシートGでラミネートを行う。そして前記疑似接着性ラミネート用フィルムシートGのラミネートと同時或いは別時期にトナーによる印刷(受取人の住所氏名等)が施されている第一葉片51表面をラミネート用マットフィルムシートMによりラミネートすればよく、また用紙折畳み工程では図5に示すように三つ折葉書用紙S2を三つ折に折畳む必要があるため、既述の二つ折り用アングル折り機36に代えて三つ折り用の折り機を配置すればよい。
なお、前記の工程は、既述の図1に示す二つ折り葉書用紙S1を使用する製造方法の場合と基本的に同様であるため説明を省略する。
本発明で製造される情報通信体の中には、例えば三葉片が連接された葉書用紙を用いて左側の葉片を返信葉書とし、中央の葉片を往信葉書とすると共に右側の葉片を折り畳み、中央の葉片と疑似接着することにより、全体として見開き2頁の形態に仕上げた往復葉書が考えられる。このような形態の場合でも折り畳んだ後に表出する各表出面にラミネート用マットフィルムシートをラミネートしておけば、トナーの転写を避けられるばかりでなく、返信葉書への書き込みや捺印が可能であるため極めて至便である。
また、前記二つ折り形態の葉書の製造において、ピントラクタ38を省略し、各マージナル部16が切除された長尺状二つ折り葉書用紙S1をピントラクタ38ではなくニップローラ40で搬送するようにした前記態様は、例えば三つ折り形態又はそれ以上の折り数の形態の葉書の製造に適用し得ることは言うまでもない。
情報通信体を製造するに際して、既述のようなフォーム印刷(輪転印刷)の印刷形態に対応した長尺状用紙を使用する製造方法とは異なる製造方法として、オフセット印刷の印刷形態に対応した枚葉状用紙を使用する製造方法がある。即ち、枚葉状用紙には、二つ折り葉書用や三つ折葉書用等の単位用紙がオフセット印刷等により単数或いは複数丁印刷され、刷了後の枚葉状用紙は積載された状態で情報通信体の製造に供される。
図6に示すように、枚葉状二つ折り葉書用紙S3は、菊八つ切りサイズの用紙1枚に、二つ折り葉書用単位用紙t3が、オフセット印刷により左右及び上下に各々余白部分X及びYを空けて縦方向に2丁連続して印刷され、また図7に示すように、枚葉状三つ折葉書用紙S4は、菊四つ切りサイズ用紙1枚に、三つ折り葉書単位用紙t4が、オフセット印刷により左右及び上下に余白部分X及びYを空けて縦方向に3丁連続して印刷されている。なお、以下の製造工程では、代表例として、図6に示すような前記枚葉状二つ折り葉書用紙S3が使用される。
図8に示すように、前記枚葉状二つ折り葉書用紙S3が製造工程の最上流である図中、左端に複数枚積載されると共に、吸着パッド71等で最上面の枚葉状二つ折り葉書用紙S3が、一枚ずつ等間隔で、若しくは端部同士を付き合わせ又は重ねた状態で下流の所定搬送路へと繰出され、給紙ローラ72で下流のラミネートローラ73へと送り出される。前記のように繰出された各枚葉状二つ折り葉書用紙S3には、上方に待機した疑似接着性フィルムシートロールGRから連続的に繰出される既述のような疑似接着性ラミネート用フィルムシートG、及び下方に待機したマットフィルムシートロールMRから連続的に繰出される既述のようなラミネート用マットフィルムシートMがラミネートローラ73で整合されると共に加熱又は加熱及び加圧処理下に剥離不能にラミネートされ、前記のようにラミネートされて長尺状に連接された各枚葉状二つ折り葉書用紙S3はさらに下流へと搬送される。
前記のようにラミネートされて長尺状に連接された各枚葉状二つ折り葉書用紙S3は、下流のスリッタ76により搬送方向の両方の辺に沿って断裁されて不要の余白部分Xを切除された後、ニップローラ77へと搬送され、該ニップローラ77とサポートローラ78との間で一旦緩みを形成され、さらに折畳み専用のアングル折り機79を通過して二つ折り状態に折り畳まれ、下流情報のサポートローラ80へと搬送される。
なお、枚葉状二つ折り葉書用紙S3における各葉片間に介在する折線を、予め折り筋や折りミシンで形成しておけば前記アングル折り機79での折り作業がストレスなく行うことが出来るが、何ら折り線としての加工が施されていない枚葉状二つ折り葉書用紙S3を使用して、前記不要の余白部分Xを切除する工程においてミシン刃を増設しておいて、前記不要の余白部分Xの切除と同時に前記ミシン刃により折りミシンを形成しても構わない。そのような場合でもアングル折り機79の折作業はストレスなく行うことが可能である。
前記のようにラミネートされて長尺状に連接され且つ折畳まれた各枚葉状二つ折り葉書用紙S3は、サポートローラ80で上方に引き上げられて略水平に向きを変えられ、下流のロータリカッタ81により搬送方向と直角の方向の各辺に沿って所要の長さに断裁されて不要の余白部分Yを切除され、それによって単品の二つ折り葉書用単位用紙t3に仕上げられ、下流の接着一体化工程へと搬送される。
接着一体化工程には、加熱及び加圧を同時に行うヒートローラ82からなる加熱加圧装置が配置され、前記のようにラミネートされ、折畳まれ且つ単品に仕上げられた二つ折り葉書用単位用紙t3は、前記構成の加熱加圧装置により加熱及び加圧処理され、それによって対向面が、それらにラミネートされている疑似接着性ラミネート用フィルムシートG同士の疑似接着により剥離可能に一体化されて、引裂き破断可能な二つ折り葉書として、ベルトコンベア等からなるストッカ83に順次積載される。
前記の実施態様は二つ折り形態の葉書の製造に関するものであるが、例えば三つ折り形態又はそれ以上の折り形態の葉書についても基本的には同様の工程で製造することができる。
例えば、図7に示す枚葉状三つ折り葉書用紙S4を使用して断面Z字状の三つ折葉書を製造する場合、ラミネート工程では、三つ折り葉書用紙S4の表面と裏面の疑似接着予定面及びトナーによる印刷面に各種ラミネート用フィルムシートをラミネートする必要がある。その場合、例えば疑似接着性フィルムシートロールGR及びマットフィルムシートロールMRの各種フィルムシートロールを、三つ折葉書用紙S4の各疑似接着予定面とトナー印刷面に対応させて各々繰出し装置に配置することにより全てのラミネートを同時に完了することができる。また用紙折畳み工程では枚葉状三つ折り葉書用紙S4を三つ折りに折畳む必要があるため、既述の二つ折り用アングル折り機79に代えて三つ折り用の折り機を配置すればよい。なお、前記以外の工程は、既述の図8に示す枚葉状二つ折り葉書用紙S3を使用する製造方法の場合と基本的に同様であるため説明を省略する。
なお、本発明は、前記実施態様に限定されるものではない。
例えば、既述の実施態様におけるような二つ折りや三つ折り形態のもの以外にも、例えば四つ折り形態やそれ以上の折り数の形態のものでもよく、またそれらの折畳み形態についても、既述のZ字状折り以外に、巻き折り、観音開き折りやそれらの複合折り等を採用してもよい。
S1 長尺二つ折り葉書用紙
S2 長尺三つ折り葉書用紙
t1、t3 二つ折り葉書用単位用紙
S3 枚葉状二つ折り葉書用紙
S4 枚葉状二つ折り葉書用紙
t2、t4 三つ折り葉書用単位用紙
G 疑似接着性ラミネート用フィルムシート
GR 疑似接着性フィルムシートロール
M ラミネート用マットフィルムシート
MR マットフィルムシートロール
X、Y 余白部分
11、12、51、52、53 葉片
13、54、55 折り線
15 マージナル孔
16 マージナル部分
14、17 切取線
18 郵便切手欄
19 郵便番号欄
20 受取人の住所氏名
21 一般情報
22 個人情報
30、35、37、78、80 サポートローラ
31、38 ピントラクタ
32、73、82 ヒートローラ
33、39、76 スリッタ
34、40、77 ニップローラ
72 給紙ローラ
36 アングル折り機
41 ダイカットローラ
42 搬送ローラ
43 ヒータパネル
44 加圧ローラ
45、83 ストッカ
71 吸着パッド
81 ロータリカッタ
(A)及び(B)は本発明に係る情報通信体の製造方法に使用し得る長尺状二つ折り葉書用紙の表面図及び裏面図である。 本発明の情報通信体の製造方法を説明する要部概略図である。 折畳まれた二つ折り葉書用紙の断面図である。 (A)及び(B)は本発明に係る情報通信体の製造方法に使用し得る長尺状三つ折葉書用紙の表面図及び裏面図である。 折畳まれた三つ折葉書用紙の断面図である。 本発明に係る情報通信体の製造方法に使用し得る枚葉状二つ折り葉書用紙の表面図である。 本発明に係る情報通信体の製造方法に使用し得る枚葉状三つ折り葉書用紙の表面図である。 本発明の情報通信体の製造方法の異なる態様を説明する要部概略図である。

Claims (6)

  1. 区切り線を介して横方向に連接された複数の葉片からなる単位用紙が縦方向に連接されてなる長尺状用紙を連続的に下流へ搬送する用紙搬送工程と、前記用紙搬送工程により搬送される用紙の少なくとも片面に向けてラミネート用フィルムシートを連続的に繰出すフィルム繰出し工程と、前記用紙搬送工程により搬送される用紙の少なくとも片面に、前記フィルム繰出し工程により別途繰出されるラミネート用フィルムシートを整合させると共に加熱又は加熱及び加圧処理下に剥離不能にラミネートするラミネート工程と、前記ラミネート工程を経た用紙を、ラミネート面を内側にして前記区切り線から折畳む用紙折畳み工程と、前記ラミネートを経た用紙を、前記用紙折畳み工程の前及び/又は後に、搬送方向の各辺に沿って所要の幅に断裁する第一断裁工程と、前記用紙折畳み工程及び第一断裁工程を経た用紙を搬送方向と直角の方向の各辺に沿って所要の長さに断裁して各単位用紙に仕上げる第二段歳工程と、前記用紙折畳み工程及び第一断裁工程を経た用紙を、前記第二断裁工程の前又は後に、加熱及び/又は加圧処理により剥離可能に一体化する接着一体化工程とからなる情報通信体の製造方法であって、前記フィルム繰出し工程で繰出されるラミネート用フィルムシートが、疑似接着予定面に対して疑似接着性ラミネート用フィルムシートが繰出されると共に、トナーによる印刷が施された非疑似接着予定面に対してはラミネート用フィルムシートが繰出されることを特徴とした情報通信体の製造方法。
  2. 区切り線を介して横方向に連接された複数の葉片からなる単位用紙が印刷された枚葉状用紙を一枚ずつ順次繰り出して下流へ搬送する用紙搬送工程と、前記用紙搬送工程により搬送される用紙の少なくとも片面に向けてラミネート用フィルムシートを連続的に繰り出すフィルム繰出し工程と、前記用紙搬送工程により搬送される用紙の少なくとも片面に、前記フィルム繰出し工程により別途繰出されるラミネート用フィルムシートを整合させると共に加熱又は加熱及び加圧処理下に剥離不能にラミネートするラミネート工程と、前記ラミネート工程を経て長尺状態に連接された用紙を、疑似接着予定面を内側にして前記区切り線から折畳む用紙折畳み工程と、前記ラミネート工程を経た用紙を、前記用紙折畳み工程の前及び/又は後に、搬送方向の各辺に沿って所要の幅に断裁する第一断裁工程と、前記用紙折畳み工程及び第一断裁工程を経た用紙を搬送方向と直角の方向の各辺に沿って所要の長さに断裁して各単位用紙に仕上げる第二断裁工程と、前記用紙折畳み工程及び第一断裁工程を経た用紙を、前記第二断裁工程の前又は後に、加熱及び/又は加圧処理により剥離可能に一体化する接着一体化工程とからなる情報通信体の製造方法であって、前記フィルム繰出し工程で繰出されるラミネート用フィルムシートが、疑似接着予定面に対して疑似接着性ラミネート用フィルムシートが繰出されると共に、トナーによる印刷が施された非疑似接着予定面に対してはラミネート用フィルムシートが繰出されることを特徴とした情報通信体の製造方法。
  3. 区切り線が折りミシン又は折り筋であって、区切り線に前記折りミシン又は折り筋を形成する工程がラミネート工程と用紙折畳み工程の間に設けられたことを特徴とした請求項1又は2のいずれかに記載の情報通信体の製造方法。
  4. 区切り線が折りミシン又は折り筋であって、区切り線に前記折りミシン又は織り筋を形成する工程が用紙折畳み工程中に設けられたことを特徴とした請求項1又は2の何れかに記載の情報通信体の製造方法。
  5. ラミネート用フィルムシートがマットフィルムシートであることを特徴とした請求項1乃至4の何れかに記載の情報通信体の製造方法。
  6. フィルム繰出し工程において、疑似接着性ラミネート用フィルムシートロールとマットフィルムシートロールの両ロールを隣り合わせに配置して、両者を同時に繰出すと共に両者を同時に搬送される用紙の少なくとも片面に両者を整合させることを特徴とした請求項1乃至5の何れかに記載の情報通信体の製造方法。
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