JP2010137535A - 破断可能な情報通信体用疑似接着シート及びそれを用いた破断可能な情報通信体 - Google Patents

破断可能な情報通信体用疑似接着シート及びそれを用いた破断可能な情報通信体 Download PDF

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Abstract

【課題】 従来の圧着葉書を破って廃棄することが可能な構成にすると材料代が高くつく。また従来の破りやすい材料を使用すると製造工程中に葉書が破損したり、製造装置に破れて機械に巻き込まれたりするため歩留まりが非常に悪かった。
【解決手段】 通常の安価な材料をマイクロミシンによりカットする。これにより圧着葉書の受取人が容易に引き裂いて破棄することが可能であると共に、製造工程中に破損したり機械に巻き込まれることがなく歩留まりが向上する。
【選択図】図4

Description

本発明は、DMを始めとして葉書、往復葉書、封書等に利用可能な情報通信体とその製造方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、見掛けは通常のDM、葉書、往復葉書、封書等であるにもかかわらず、折り畳まれ或いは切り離されて多層に重ね合わされたシートが剥離可能に積層されているため内部に多量の情報が隠蔽されている情報通信体とその製造方法に関する。
近年、情報が記載された複数の葉片を折り畳み或いは切り離し、重ね合わせて郵送可能にした情報通信体が、葉書等の郵便物として多用されている。そのような情報通信体として例えば、特開平6−219083号公報には、合成樹脂シートを具備した葉書でありながら、連続的且つ自動的に製作することが可能であり、また、破棄、処分等も容易に行える葉書が開示されている。
前記葉書とその製造方法では、紙製の葉書本体(1)が2枚のシート片(1a)、(b)からなり、一方のシート片(1a)が葉書の規格寸法となり、他方のシート片(1b)がその規格寸法の半分となるように、該一方のシート片(1a)と他方のシート片(1b)が折り曲部(4)を介して二つ折りされ、且該シート片(1a)、(1b)間に裂断可能な合成樹脂シート(6)が介装され、しかも該シート(6)と前記シート片(1a)、(1b)のうち何れか一方のシート片間が剥離可能に接着されてなるとともに前記シート(6)と他方のシート片間は剥離不能に接着されてなることを構成上の要旨としている。
ところで、前記葉書とその製造方法における裂断可能な合成樹脂シートは、プライバシーに関る内容(住所氏名や各種金額及び個人的に付された番号等)を記載した葉書を、破り捨てることを可能にしたものであるが、そのようなシート材として具体的に、一方向に裂断可能な2軸延伸ポリプロピレンシート[商品面パイレンシートET:東洋紡株式会社]が記載されている。
特開平6−219083号公報
しかしながら、前記特殊シートを使用すると、価格が高価なため製品自体のコストが上がってしまう。また、本来容易に裂断するシートのため、製造工程中に誤って裂断を起こしてしまい作業が中断するのみならず、裂断したシートがローラー類に巻きついたりするため非常に歩留まりが悪くなるのである。
本発明者等は、鋭意研究の末、情報通信体において前記特殊なシートを使用することなく、また作業工程に支障を来たすことのない情報通信体とその製造方法を発明した。
即ち、本発明は、通常の安価で優れたPETシートを使用して作業が可能で、しかも廃棄にあたり容易に裂断可能な情報通信体を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明に係る破断可能な情報通信体用疑似接着シートは、折り線及び/又は切取線を介して横方向に連接された複数の葉片を折り畳み或いは切り重ねることにより生じる任意の対向葉片間を剥離可能に一体化するために介在させる疑似接着シートであって、葉書サイズより一回り小さなサイズからなる長方形の疑似接着シートにおいて、4辺の内少なくとも1辺がマイクロミシンにより切断されていることを特徴としている。
また、上記課題を解決するために、本発明に係る異なる態様の破断可能な情報通信体用疑似接着シートは、折り線及び/又は切取線を介して横方向に連接された単位シートが縦方向に連接された長尺シートを折り畳み或いは切り重ねることにより生じる任意の対向葉片間を剥離可能に一体化するために介在させる疑似接着シートであって、マイクロミシンにより対向葉片の幅より僅かに狭い幅で切断されて巻き取られたことを特徴としている。
さらに、上記課題を解決するために、本発明に係る破断可能な情報通信体は、折り線及び/又は切取線を介して横方向に連接された複数の葉片を折り畳み或いは切り重ねることにより生じる任意の対向葉片間を疑似接着シートを介して剥離可能に一体化した情報通信体において、前記疑似接着シートが対向葉片よりも一回り小さな長方形であると共に少なくとも前記長方形の4辺の内少なくとも1辺がマイクロミシンにより切断されていることを特徴としている。
さらにまた、上記問題を解決するために、本発明に係る異なる態様の破断可能な情報通信体は、折り線及び/又は切取線を介して横方向に連接された単位シートが縦方向に連接された長尺シートを折り畳み或いは切り重ねることにより生じる任意の対向葉片間をロール状態から繰り出される疑似接着シートを介して剥離可能に一体化した情報通信体において、前期疑似接着シートの少なくとも一方の縁辺がマイクロミシンにより対向葉片の幅より僅かに狭い幅で切断されていることを特徴としている。
本発明で使用される疑似接着シートGの構成は、例えば図1に示す如く、腰が強く安定したポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリカーボネート、アセテート等を支持体1として、その一方の面にそれよりも軟化溶融温度の低いポリエチレン、EVA、EEA、EAA、アイオノマー等からなる熱可塑性樹脂層2(熱硬化性樹脂層でも構わない)を剥離可能に形成し、さらにその両外側に感熱接着剤層3を形成した4層構成の疑似接着シートGが好適に利用できるが、しかし、疑似接着シートGの層構成や各層を構成する材質に特別な制限はなく、前記特許文献1のように意図的に裂断が可能な材質を選択する必要はない。従って、極めて安価な材質の中から選択することも可能である。
本発明でいう疑似接着シートGの切断に使用されるマイクロミシンのミシン目における、カットとアンカットの比率に制限はない。要は平判状のシートを断裁する際に容易に分離できること、或いは幅広のロールから個切りして巻き取る際に容易に分離して巻き取りが可能なミシン目であればよい。そのようなミシン目は本発明者等の実験によれば、カット長さで0.35mm〜0.85mm、またアンカット長さで0.1mm〜0.25mmの範囲から選択できる。そのような組み合わせの中でも例えば0.5mm(カット):0.15mm(アンカット)、或いは0.35mm(カット):0.1mm(アンカット)等の比率が好適に使用できる。
もちろん3mm(カット):1mm(アンカット)や2mm(カット):0.5mm(アンカット)等の通常の切り取り用ミシン目や折りミシン目等に適用される比率を用いても一向に構わない。
何れにしても、上記比率で形成された側端を意図的に裂断しようとすると、即座にカットとアンカットの境目から亀裂が走り、本来裂断が不可能な支持体であっても手で容易に裂断することが可能になる。
なお前記個切りするためのカット方式にも格段な制限はなく、トムソン方式や丸刃を使用したスリット方式を採用することができる。
またミシン目の形状にも制限はなく、カット部分が通常通りの直線或いは曲線で形成されていても構わず、また円形やさらに他の異なる形状の微細な穴を連続的に形成することによりミシン目とされていても構わない。
上記カットとアンカットの比率、ミシン目の形成手段、ミシン目の形状等は、疑似接着シートの厚みや硬度等により任意に選択すればよい。
本発明の破断可能な情報通信体は、以下の製造方法により容易に製造することが可能である。
例えば葉書2倍寸サイズの用紙を二つ折りして、その間に二つ折りした前記葉書用紙よりも一回り小さい疑似接着シートを挟み込み、用紙間からはみ出すことがないように注意してヒートローラー等により加熱・加圧処理を施せばよい。
或いは当初両側端にマージナル孔が形成された長尺シートが連続的に折り畳まれ、その際に生じる任意の対向葉片間に疑似接着シートが連続的に挿入される。続いて前期マージナル孔がサイドスリッタ等の切断方式により切除される。さらにダイカットローラー等により天地方向の辺をカットして単品の情報通信体に仕上げた後に、シーラー機等により加熱・加圧処理が施されて剥離可能に一体化された情報通信体が完成するのである。
上述したように本発明によれば、通常では容易に裂断しない安価な疑似接着シートを使用しても、極めて容易に裂断することが可能になるため、製品コストが低下する。
また、疑似接着シートに、腰の強い安定した支持体を使用することができるので、作業中に疑似接着シートが裂断してローラー類に巻きつく等のトラブルを回避することができ歩留まりが向上する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明で使用される疑似接着シートGの断面図である。図2は葉書サイズより一回り小さいサイズであって両長辺がマイクロミシンで切断された疑似接着シートの平面図である。図3は(A)及び(B)は二つ折り葉書用紙S1の表面図及び裏面図である。図4(A)及び(B)は図2の疑似接着シートGを使用して出来上がった二つ折り葉書の表面図とX−X線断面図である。図5は完成した二つ折り葉書を開封した状態の平面図である。図6(A)、(B)は連続フォーム状態の二つ折り葉書用紙S2の表面図及び裏面図である。図7はロール状態の疑似接着シートGの斜視図である。図8は図7の疑似接着シートGを使用して出来上がった二つ折り葉書の表面図である。図9は二つ折り葉書用紙S2を使用して二つ折り葉書を作成する方法を説明する要部概略図である。図10(A)及び(B)は連続フォーム状態の三つ折り葉書用紙S3の表面図と裏面図である。図11は三つ折葉書用紙S3を使用して三つ折り葉書を作成する方法を説明する要部概略図である。図12は図11の方法で完成した三つ折り(Z折り)葉書の平面図とY−Y線断面図である。図13(A)及び(B)は異なる態様の葉書を示す表面図とZ−Z線断面図である。
図3に示す如く、二つ折り葉書用紙S1は第一葉片11と第二葉片12が折り線13(必ずしも表示される必要はなくミシン目等でも構わない)を介して連接されている。第一葉片11表面には郵便切手欄14と郵便番号欄15及び受取人の住所氏名16等が記載され、第二葉片12表面には一般情報17が記載されている。そして第一葉片11、12の裏面側には秘密を要する個人情報18(必ずしも秘密を要する情報である必要はなく一般情報であっても或いは秘密を要する個人的な情報と一般情報が混在する内容でも構わない)が記載されている。
前記二つ折り葉書用紙S1は個人情報18が記載された裏面同士を対向させながら、図2に示す疑似接着シートG(両長辺がマイクロミシンによりカットされている)を挟み込む形で折り線13から折り畳まれ、加圧又は加圧・加熱処理を施されて図4(B)及び(C)に示す形に仕上げられる。
このようにして出来上がった二つ折り葉書J1の受取人は、図5に示す如く、受け取った葉書を疑似接着シートGの疑似接着部分から剥離して平面に展開することができる。そして透明シートにラミネートされた状態の内部の個人情報18を確認するのである。
その後、受取人は、マイクロミシンで切断されている疑似接着シートGの両長辺側を葉書用紙と共に引き裂くことにより、本来手で裂断することができなかった支持体側の葉片であっても容易に引き裂くことができ、安心して廃棄することができるのである。
次にビジネスフォームシステムによる製造方法を図面に沿って説明する。
図6(A)及び(B)に示す如く、長尺状の二つ折り葉書用紙S2の単位シートt1は第一葉片21と第二葉片22が折り線23を介して連接されており、さらに切断線29、29(必ずしも表示する必要はなくミシン目等でも構わない)を介して上下方向に連続的に連接されている。
そして第一葉片21表面には郵便切手欄24、郵便番号欄25及び受取人の住所氏名26等が例えばプリンター等の印字により記載されており、また第二葉片22表面には一般情報27が記載されている。
各葉片の外側には切断線(必ずしも表示する必要はなくミシン目等でも構わない)31と後述するピントラクタで用紙を移送するための複数のマージナル孔32が設けられたマージナル部分30が設けられている。
同様に各葉片裏面側には秘密を要する個人情報28がそれぞれ記載されている。
上記長尺状の二つ折り葉書用紙S2は、例えば切断線32から蛇腹状に折り畳まれており、このようなブロック単位のシートを図9左端に示す折り畳み装置のアングル40に設置する。アングル40により折り畳まれた長尺シートS2は、上部のサポートローラ41へ引き上げられた後にほぼ水平方向に進行方向を変更する。そして下流のピントラクタ42のピンとマージナル孔32を合致させながら下流のピントラクタ44に牽引され移送されるのであるが、その途上で下方に待機したロールから連続的に繰り出される疑似接着シートGがターンプレート43等により前記長尺シートS2の折り畳みで生じた対向葉片間に挿入される。
なお前記ロール状の疑似接着シートGは、例えば1m強の幅の原反からマイクロミシンの丸刃により複数の小幅に切り出したもので、図7に示す如く両端が細かいミシン目により切断分離されている。
対向葉片間に疑似接着シートGを挟みこんだ二つ折り葉書用紙S2は先に不要なマージナル部分30をスリッタ45で切り落とされる。そしてさらに下流に設置されたダイカットローラ46、47により天地方向をカットされて図8に示す二つ折り葉書J2の形で下流のシーラー部へと移送される。
前記シーラー部は複数の搬送ローラ48と複数のヒーターパネル49からなり、それぞれが交互に上下対向するように配置されている。上下対向するヒーターパネル間を加熱されながら通過する二つ折り葉書Jは、挟み込んでいる疑似接着シートGの両外側の感熱接着剤層3が加熱により接着性を発揮する状態となる。そして排出口の加圧ローラ50により、対向する葉書用紙の両葉片と疑似接着シートGが一体化するのである。
なおこのシーラー部は、前記構成に限るものではなく、ヒートローラ等の他の手段により加熱・加圧処理を一気に行ってもよく、さらにヒータープレスにより加熱しながらプレス(加圧)しても構わない。
そして最終的に製造された二つ折り葉書J2は後部のベルトコンベア等からなるスタッカー51に順次積載されるのである。
このようにして出来上がった二つ折り葉書の受取人は、受け取った葉書を疑似接着シートGの疑似接着部分から剥離して平面に展開することができる。そして透明シートにラミネートされた状態の内部の個人情報28を確認するのである。
その後、受取人は、マイクロミシンで切断されている疑似接着シートGの両長辺側を葉書用紙と共に引き裂くことにより、本来手で裂断することができなかった支持体側の葉片であっても容易に引き裂くことができ、安心して廃棄することができるのである。
次に図10に示す如く、長尺状の三つ折り(Z折り)葉書用紙S3の単位シートt2は第一葉片61と第二葉片62及び第三葉片63が折り線64、65を介してそれぞれ連接されており、さらに切断線70、70を介して上下方向に連続的に連接されている。
そして第一葉片61表面には郵便切手欄66、郵便番号欄67及び受取人の住所氏名68が例えばプリンター等の印刷手段により記載されており、また第二葉片62と第三葉片63の表面には個人情報69がそれぞれ記載されている。
そして第一葉片61と第三葉片63の外側には切断線71とピントラクタで用紙を移送するための複数のマージナル孔72が設けられたマージナル部分73が設けられている。
同様に第一葉片61、第二葉片62の裏面側には個人情報69が記載され、第三葉片63裏面には一般情報74がそれぞれ記載されている。
上記長尺状の三つ折り(Z折り)葉書用紙S3は、例えば切断線70から蛇腹状に折り畳まれており、このようなブロック単位のシートを図11左端に示す折り畳み装置のアングル80に設置する。アングル80からZ字状に折り畳まれた長尺シートS3は上部のサポートローラ81へと引き上げられた後にほぼ水平方向に進行方向を変更する。そして下流のピントラクタ82のピンとマージナル孔72を合致させながらさらに下流のピントラクタ85に牽引されながら移送されるのであるが、その途上で下方に待機している疑似接着シートGのロールから連続的に繰り出される疑似接着シートGがターンプレート83、84等により各対向葉片間に挿入されるのである。
なお前記疑似接着シートGの何れかを両面接着シートに代えることも可能である。この場合、三つ折りの用紙であっても両面接着シートの挿入された側の対向葉片間が剥離できないため、最終的に二つ折り葉書の形態になる。
対向葉片間に疑似接着シートGを挟みこんだ三つ折り葉書用紙S3には先に不要なマージナル部分71をスリッタ86で切り落とす。そしてさらに下流に設置されたダイカットローラ87、88により天地方向をカットされ、図12に示す形で下流のシーラー部へと移送される。
その後の工程については既述の二つ折り葉書の場合と同様なので説明を省略する。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではない。
例えば、ロール状の疑似接着シートGを使用する場合に、工程中のダイカットローラ87、88にマイクロミシン刃を使用すれば、仕上がった葉書の天地の辺においても疑似接着シートGがマイクロミシンにより切断されている(図13参照)。従って開封された葉書用紙は天地左右の何れの辺においても裂断が可能になる。
また、各実施例において、両外側に感熱接着剤層3を設けた疑似接着シートGを使用しているが、感熱接着剤層に代えて感圧性接着剤層(粘着剤層)にしても構わない。
さらに実施例1において、例えば図2の疑似接着シートGは長方形であるが、何れかのコーナー部分が斜めカットされていても構わない。
さらにまた、図2の疑似接着シートGを使用して三つ折葉書を作成することが可能であることはいうまでもない。
本発明で使用される疑似接着シートGの断面図である。 葉書サイズより一回り小さいサイズであって両長辺がマイクロミシンで切断された疑似接着シートの平面図である。 (A)及び(B)は二つ折り葉書用紙S1の表面図及び裏面図である。 (A)及び(B)は図2の疑似接着シートGを使用して出来上がった二つ折り葉書の表面図とX−X線断面図である。 完成した二つ折り葉書を開封した状態の平面図である。 (A)、(B)は連続フォーム状態の二つ折り葉書用紙S2の表面図及び裏面図である。 ロール状態の疑似接着シートGの斜視図である。 図7の疑似接着シートGを使用して出来上がった二つ折り葉書の表面図である。 二つ折り葉書用紙S2を使用して二つ折り葉書を作成する方法を説明する要部概略図である。 (A)及び(B)は連続フォーム状態の三つ折り葉書用紙S3の表面図と裏面図である。 三つ折葉書用紙S3を使用して三つ折り葉書を作成する方法を説明する要部概略図である。 図11の方法で完成した三つ折り(Z折り)葉書の平面図とY−Y線断面図である。 (A)及び(B)は異なる態様の葉書を示す表面図とZ−Z線断面図である。
符号の説明
G 疑似接着シート
S1、S2、S3 葉書用紙
J1、J2、J3 葉書
t1、t2 単位シート
1 支持体
2 熱可塑性樹脂層
3 感熱接着剤層
11、12、21、22、61、62、63 葉片
13、23、64、65 折り線
29、31、70、71 切断線
14、24、66 郵便切手欄
15、25、67 郵便番号欄
16、26、68 受取人住所氏名
17、27、74 一般情報
18、28、69 個人情報
32、72 マージナル孔
30、73 マージナル部分
40、80 アングル
41、81 サポートローラ
42、44、82、85 ピントラクタ
43、83、84 ターンプレート
45、86 スリッタ
46、47、87、88 ダイカットローラ
48、89 搬送ローラ
49、90 ヒータプレート
50、91 加圧ローラ
51、92 スタッカ

Claims (4)

  1. 折り線及び/又は切取線を介して横方向に連接された複数の葉片を折り畳み或いは切り重ねることにより生じる任意の対向葉片間を剥離可能に一体化するために介在させる疑似接着シートであって、葉書サイズより一回り小さなサイズからなる長方形の疑似接着シートにおいて、4辺の内少なくとも1辺がマイクロミシンにより切断されていることを特徴とした破断可能な情報通信体用疑似接着シート。
  2. 折り線及び/又は切取線を介して横方向に連接された単位シートが縦方向に連接された長尺シートを折り畳み或いは切り重ねることにより生じる任意の対向葉片間を剥離可能に一体化するために介在させる疑似接着シートであって、マイクロミシンにより対向葉片の幅より僅かに狭い幅で切断されて巻き取られたことを特徴とした破断可能な情報通信体用疑似接着シート。
  3. 折り線及び/又は切取線を介して横方向に連接された複数の葉片を折り畳み或いは切り重ねることにより生じる任意の対向葉片間を疑似接着シートを介して剥離可能に一体化した情報通信体において、前記疑似接着シートが対向葉片よりも一回り小さな長方形であると共に少なくとも前記長方形の4辺の内少なくとも1辺がマイクロミシンにより切断されていることを特徴とした破断可能な情報通信体。
  4. 折り線及び/又は切取線を介して横方向に連接された単位シートが縦方向に連接された長尺シートを折り畳み或いは切り重ねることにより生じる任意の対向葉片間をロール状態から繰り出される疑似接着シートを介して剥離可能に一体化した情報通信体において、前期疑似接着シートの少なくとも一方の縁辺がマイクロミシンにより対向葉片の幅より僅かに狭い幅で切断されていることを特徴とした破断可能な情報通信体。
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