JP2016088074A - 防水封筒の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】枚葉シートから、親書或いはDM等の送付に使用する防水封筒を、容易に製造することが可能な製造方法を提供する。
【解決手段】複数の葉片が、後に折り手段が形成される折り予定線6を介して横方向に連接され、印刷された枚葉シートを順次繰り出す繰り出し工程、枚葉シートの折り手段形成予定線に、折り手段を形成する折り手段形成工程、折り手段が形成された枚葉シートの被覆予定面に、封筒の完成後に封筒を内外面において、略全面に渡り被覆する配置で、フィルムシート及び完全接着フィルムシートを、連続的に被覆するフィルムシート被覆工程、フィルムシートが被覆され、長尺状になった枚葉シートの余白部分を切除する切除工程、枚葉シートを折り手段から折り畳む折り畳み工程、搬送方向に垂直な余白部分を断裁する断裁工程、対向する完全接着予定面同士を接着して、封筒を形成する封筒形成工程とからなる防水封筒Xの製造方法。
【選択図】図9

Description

本発明は親書やDM等を封入し、郵送或いは配送するための封筒の製造方法に関する。さらに詳しくは、特に水濡れや破損に強い封筒に関する。
従来、封筒に封入された内容物を水等から守るために、例えば特開平9−54392号公報に開示される郵送用封筒がある。このものは例えばポリエチレン材料層3、CPP材料層4の2層の合成樹脂材料層と、紙材料層5が外面側に配置された状態で、略半分に折返され、かつ重ね合わされた封筒素材2の重ね合わせ部6における両側の端縁部7間を熱溶着して接合し、略袋状の封筒本体8を形成することによって封筒素材8の強度を高め、破損しにくくするとともに、防水性を高めるようにしたものである。
特開平9−54392号公報
前記特許文献の封筒は、製造するに当たり大がかりなラミネート装置を必要とする。その際コストの関係上一度に大量なロットを製造する必要がある。従って銘柄や紙質、斤量等多くの種類の用紙を使用して機能的、外観的にバラエティーに富んだ封筒を多品種・小ロットで製造していては全く採算が合わず、結局使用する用紙の選択範囲は狭くなり、例えば多くの銘柄や紙質、斤量の中から一種類を選択して大量に製造することでようやく採算が合い実用に供することが可能になる状態である。
また、前記封筒素材を使用して封筒を作成するに当たり、折り返した封筒素材の両側の縁辺部を熱溶着する等、封筒素材の切り出しや折り返し作業或いは熱溶着作業が連続的には行われず断続的に工程間を移動することになり繁雑である。
本発明は上記問題に鑑み、フィルムラミネートが施された用紙を使用して、雨等による水濡れ及び破損に強い封筒を、連続的に流れ作業により製造することができる防水封筒の製造方法を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明の防水封筒の製造方法は、複数の葉片が後に折り手段が形成される折り予定線を介して横方向に連接された単位シートが印刷された枚葉シートを順次繰り出す枚葉用紙の繰り出し工程、繰り出された枚葉シートの折り手段形成予定線に折り手段を形成する折り手段形成工程、折り手段が形成された枚葉シートの被覆予定面に封筒の完成後に該封筒を内外面において略全面に渡り被覆する配置でフィルムシート及び完全接着予定面に完全接着フィルムシートを連続的に被覆するフィルムシート被覆工程、フィルムシートが連続的に被覆され長尺状になった枚葉シートの搬送方向の余白部分を切除する切除工程、搬送方向の余白部分を切除した枚葉シートを前記折り手段から連続的に折り畳む折り畳み工程、折り畳まれた枚葉シートの搬送方向に垂直な余白部分を断裁して除去する断裁工程、断裁された単位シートの対向する完全接着予定面同士を剥離不能に接着して封筒を形成する封筒形成工程とからなることを特徴としている。
また、上記課題を解決するために、本発明の異なる防水封筒の製造方法は、複数の葉片が後に折り手段が形成される縦方向の折り予定線を介して横方向に連接されると共に上下辺に沿って横方向に折りミシンが形成された単位シートが印刷された枚葉シートを順次繰り出す枚葉用紙の繰り出し工程、繰り出された枚葉シートの縦方向の折り手段形成予定線に折り手段を形成する折り手段形成工程、折り手段が形成された枚葉シートの被覆予定面に封筒の完成後に該封筒を内外面において略全面に渡り被覆する配置でフィルムシート及び完全接着予定面に完全接着フィルムシートを連続的に被覆するフィルムシート被覆工程、フィルムシートが連続的に被覆され長尺状になった枚葉シートの搬送方向の余白部分を切除する切除工程、搬送方向の余白部分を切除した枚葉シートを前記折り手段から連続的に折り畳む折り畳み工程、折り畳まれた枚葉シートの搬送方向に垂直な余白部分を断裁して除去する断裁工程、断裁された単位シートの対向する完全接着予定面同士を剥離不能に接着して封筒を形成する封筒形成工程とからなることを特徴としている。
さらに上記課題を解決するために、本発明の異なる防水封筒の製造方法は、複数の葉片が後に折り手段が形成される折り予定線を介して横方向に連接されると共に折り返し部分に窓状の孔が予め打ち抜くかれた単位シートが印刷された枚葉シートを順次繰り出す枚葉用紙の繰り出し工程、繰り出された枚葉シートの折り手段形成予定線に折り手段を形成する折り手段形成工程、折り手段が形成された枚葉シートの被覆予定面に封筒の完成後に該封筒を内外面において略全面に渡り被覆する配置でフィルムシート及び完全接着予定面に完全接着フィルムシートを連続的に被覆するフィルムシート被覆工程、フィルムシートが連続的に被覆され長尺状になった枚葉シートの搬送方向の余白部分を切除する切除工程、搬送方向の余白部分を切除した枚葉シートを前記折り手段から連続的に折り畳む折り畳み工程、折り畳まれた枚葉シートの搬送方向に垂直な余白部分を断裁して除去する断裁工程、断裁された単位シートの対向する完全接着予定面同士を剥離不能に接着して封筒を形成する封筒形成工程、形成された封筒の折り返し部分を折り手段から折り畳む第二の折り畳み工程、折り返し部分が折り畳まれた封筒に加熱・加圧処理を施し窓状の孔部分を接着する接着工程とからなることを特徴とした防水封筒の製造方法。
さらにまた、上記課題を解決するために、本発明の異なる防水封筒の製造方法は、複数の葉片が後に折り手段が形成される折り予定線を介して横方向に連接された枚葉シートを順次繰り出す枚葉用紙の繰り出し工程、繰り出された枚葉シートの折り手段形成予定線に折り手段を形成する折り手段形成工程及び防水封筒の折り返し部分に窓状の孔を打ち抜く打ち抜き工程、所定の個所に折り手段が形成され窓状の孔が打ち抜かれた枚葉シートの被覆予定面に封筒の完成後に該封筒を内外面において略全面に渡り被覆する配置でフィルムシート及び完全接着予定面に完全接着フィルムシートを連続的に被覆するフィルムシート被覆工程、フィルムシートが連続的に被覆され長尺状になった枚葉シートの搬送方向の余白部分を切除する切除工程、搬送方向の余白部分を切除した枚葉シートを前記折り手段から連続的に折り畳む第一の折り畳み工程、折り畳まれた枚葉シートの搬送方向に垂直な余白部分を断裁して除去する断裁工程、断裁された単位シートの対向する完全接着予定面同士を剥離不能に接着して封筒を形成する封筒形成工程、形成された封筒の折り返し部分を折り手段から折り畳む第二の折り畳み工程、折り返し部分が折り畳まれた封筒に加熱・加圧処理を施し窓状の孔部分を接着する接着工程とからなることを特徴としている。
なお前記防水封筒の製造方法における断裁工程は打ち抜き加工で行っても構わない。そのようにすることで単純な直交する直線で形成される展開図以外に複雑な形状の展開図からなる封筒を製造することができる。
本発明に好適に使用される枚葉シートは、例えば各種銘柄の上質紙、マット紙、コート紙等の通常の用紙を始め、各種樹脂からなるフィルムシート、合成紙、不織布等を使用することができる。また用紙等の斤量にも格別な制限はなく、用紙においては例えば四六伴換算で70kg〜180kgの範囲のものを好適に使用することができる。
また本発明に使用される前記フィルムシートは、透明或いは半透明の通常のプリントラミネート用のものから適宜選択すればよいが、特に基材の一方の面に感熱接着剤層が予め形成されているサーマルラミネートに対応したプリントラミネート用のフィルムシートを好適に使用することができる。
なお後述する実施例で使用される枚葉シートSにおける完全接着予定面に供する部分には、公知のヒートシール性の完全接着フィルムシートを好適に使用することができる。前記完全接着フィルムシートは表面にヒート処理が施されたプリントラミネート用フィルムシートで、被覆後ヒート処理が施された面同士を対向させて、加熱・加圧処理を施すと剥離不能に完全接着することができる。
枚葉シートの折り手段形成予定線(必ずしも記載される必要はない)に形成される折り手段は、例えば折りミシンや折り筋等が好適に使用される。前記折りミシンのカットとアンカットの比率に格別な制限はないが、後の工程でフィルムシートが被覆され補強されるためカット比率が大きくて比較的折り易いものが至便である。なお折りミシンの形状にも制限はなく、通常の直線状の破線以外に複数の微細な孔や複数の曲線状の切れ込み、複数の屈曲した直線や曲線の組み合わせ等でも構わない。また折り筋の幅や深さにも格別な制限はない。要はフィルムが被覆されても容易に折り畳みできるような折り手段であれば構わない。さらに他の公知の折り手段を採用しても構わない。
本発明の切除工程では、スリット刃(丸刃)とバックアップローラの組み合わせからなるスリット装置を好適に使用することができるが、単純にカッター刃等で切り込みを入れて前記切り込まれて切除された端部を巻き取るスリッタや、スリット刃(丸刃)と固定刃の組み合わせからなる公知のスリッタ等を使用しても構わない。
本発明の断裁工程では、ダイカットロールとバックアップロールの組み合わせからなる横断裁刃を使用した断裁手段を好適に使用することができる。またダイカットロールをマグネット仕様(例えばフレキシブルピナクルダイ:株式会社塚谷刃物製作所製)にして様々な形状の打ち抜き刃を使用した断裁手段も可能である。その場合封筒の形状に変化を付けることが可能になり美的感覚が向上する。
本発明の被覆工程で各種フィルムシートが被覆される葉片面は、表裏の何れであっても構わない。例えば封筒内面側が全体的に被覆されるよう配置してもよく、或いは封筒外面側が全体的に被覆されるよう配置してもよい。また内外面が補い合う配置で被覆してもよく、さらに内外面の両方に重なり合うように被覆しても構わない。
本発明の防水封筒の製造方法によれば、少部数であっても用紙の種類や斤量を自由に選択できる。また製造される封筒はその内側面或いは外側面がフィルムによりラミネートされているため防水効果が非常に高く、また破損にも強い。そしてそのような封筒を、連続的に流れ作業により極めて効率的に製造することができる。
(A)は防水封筒Xの表面図、(B)は裏面図である。 (A)は図1(A)におけるI−I線断面図、(B)はII−II線断面図である。 図2(A)の拡大図である。 図2(B)の拡大図である。 (A)は防水封筒Xの使用時の表面図、(B)は裏面図である。 (A)は図5(A)におけるIII−III線断面図、(B)はIV−IV線断面図である。 図6(B)の拡大図である。 (A)は封緘の一形態を説明する防水封筒Xの表面図、(B)は裏面図である。 (A)及び(B)は封緘の一形態を経時的に説明する平面図である。 本発明の防水封筒の製造方法に使用される枚葉シートS1の表面図である。 本発明の防水封筒の製造方法に使用される枚葉シートS1の裏面図である。 枚葉シートを使用した防水封筒の製造方法の工程を分かりやすく示す要部概略図である。 本発明の実施例に使用する枚葉シートS1の表面図である。 本発明の実施例に使用する枚葉シートS1の裏面図である。 等間隔で繰り出される枚葉シートS1の第一葉片1表面に完全接着フィルムシートKを連続的に被覆した状態を示す表面図である。 等間隔で繰り出される枚葉シートS1の第一葉片1及び第二葉片2裏面と第三葉片3裏面の一部にフィルムシートFを、第三葉片33の一部に完全接着フィルムシートKを連続的に被覆した状態を示す裏面図である。 図13及び図14の状態に各種フィルムシートが連続的に被覆された後に搬送方向に沿った外側の両余白部分7、7を切除した状態の枚葉シートS1の表面図である。 図15の状態から折りミシン4に沿って第一葉片1と第二葉片2の裏面同士が対向するように片袖折りされた状態の枚葉シートS1の表面図である。 図16の片袖折りの後に折りミシン5から第二葉片2及び第三葉片3の裏面同士が対向するように二つ折りされた状態の枚葉シートS1の表面図である。 実施例の枚葉シートS1と異なる態様の枚葉シートS2の表面図である。 実施例の枚葉シートS1と異なる態様の枚葉シートS2の裏面図である。 完全接着フィルムシートKが被覆された枚葉シートS2の表面図である。 各種フィルムシートが被覆された枚葉シートS2の裏面図である。 枚葉シートS2により完成した防水封筒Xの縦断面図である。 枚葉シートS1及びS2と異なる態様の枚葉シートS3の表面図である。 枚葉シートS1及びS2と異なる態様の枚葉シートS3の裏面図である。 各種フィルムシートが被覆された枚葉シートS3の表面図である。 各種フィルムシートが被覆された枚葉シートS3の裏面図である。 枚葉シートS3により完成した防水封筒Xの縦断面図である。
以下、本発明を図面と共に分かりやすく説明する。
まず防水封筒について説明する。
図1(A)及び該図面のI−I線断面図の図2(A)に示すように、本発明の防水封筒Xは例えば折り線に形成された折りミシン4、5(折り筋等でも構わない)で連接された第一葉片1、第二葉片2及び第三葉片3が第一葉片1の表面と第三葉片3裏面の端部に沿って接着された袋状の形態で、その表面になる第二葉片2表面には例えば郵便切手欄や郵便番号欄、更に表示はされていないが受取人の住所氏名やその他の各種情報が記載されている。
なお図2(A)の拡大図である図3に示すように、第一葉片1、第二葉片2及び第三葉片3の内面にはフィルムシートFが被覆されており、第一葉片1と第三葉片3の重なる部分は完全接着フィルムシートKにより剥離不能に接着されている。これにより折り畳まれて重なり合う第二葉片2と第三葉片3間及び第二葉片2と第一葉片1間に、親書或いはDM等の各種封入物を封入することができる未接着の空間が形成されている。また図3に示すように、前記折りミシン4及び5は枚葉シートを貫通しているがフィルムシートFは貫通していない。
また図1(A)及び該図面のII−II線断面図の図2(B)、さらにその拡大図である図4に示すように、第二葉片2及び第三葉片3の内面にはフィルムシートFにより挟まれた空間が形成され、その空間部分に上下の開口部から親書或いはDM等の各種封入物を挿入することになる。なお、第二葉片2及び第三葉片3の上下端部(フラップ10)が封緘のために容易に折り曲げられるよう折りミシン6が形成されている。また図4に示すように、前記折りミシン6は第二葉片2及び第三葉片3のみを貫通しており、両葉片の対向面を被覆しているフィルムシートFには施されていない。
次に防水封筒の使用方法を以下に説明する。
既述の通り形成された防水封筒には、図1乃至4に示す上下の開口部から親書或いはDM等の各種封入物を挿入する。そして上下端部に設けられている折りミシン6から上下のフラップ10を図2(B)に示す矢印方向に折り畳む。そして図5(B)及び該図面のIV−IV線断面図の図6(B)、さらにその拡大図である図7に示すように、上下の折り畳まれたフラップ10を例えば接着テープT等の公知の止め具により第三葉片3に貼着する。このようにして上下の開口部が封緘された防水封筒が完成するのである。
なお、使用方法に関しては、上記以外にも工夫を凝らして使用することができる。例えば図8(A)に示すように、防水封筒Xの左右のフラップ10の封緘形態を変形させて、前記フラップ10の両側コーナーを図中の二点鎖線に沿って矢印方向に折り畳み、さらに図9(A)に示す様に折りミシン6から本体側へ矢印の方向に折り畳み、図9(B)に示すように接着テープT等で貼着しても構わない。
[防水封筒の製造方法1]
図10に示すように、本実施例の防水封筒の製造方法で使用する枚葉シートS1は、搬送方向の余白部分7及び搬送方向に垂直な余白部分8に囲まれる状態で2丁の防水封筒用の単位シートt1が印刷されている。該単位シートtは第一葉片1、第二葉片2及び第三葉片3が折り手段形成予定線4´及び5´を介して横方向に連接されており、上下辺に沿って横方向に折り手段形成予定線6´が設けられている。また、それぞれの防水封筒用の単位シートt1の上辺側の搬送方向に垂直な余白部分8には、後述する製造工程でセンサの読み取りに使用するための帯状のマークMが記載されている。
そして第二葉片2表面には郵便切手欄、郵便番号欄或いは図示されていないが広告宣伝更に住所氏名等の各種情報が記載されていても構わない。同様に第三葉片3表面にも図示されていないが各種情報が記載されていても構わない。なお第一葉片1表面は後述するように完全接着フィルムシートKが被覆され、最終的に隠れてしまうので情報が表示されることは特殊な場合を除いてない。また図11に示す枚葉シートS1裏面側は、防水封筒Xの完成後に内面側となるため特殊な場合をのぞいて情報が記載されることはない。
既述の通り構成された枚葉シートS1は、例えば図12に示すようにシステムの最上流の用紙載せ台に積載される。そして最上面の枚葉シートS1から、例えば吸着パッド11等からなる用紙繰り出し装置により順次等間隔、或いは突き合せて、又は前後する枚葉シートS1同士の端部を重ね合わせて右側の搬送テーブル上へ繰り出される。そして一対のニップローラ12a、12bにより右側に配置されているダイカットローラ13a及びバックアップローラ13bからなる折り手段形成装置へ送り込まれる。
折り手段形成装置では、例えばダイカットローラ13aに取り付けられた抜き型により、図13及び図14に示すように通過する枚葉シートS1の各折り手段形成予定線に折りミシン4、5及び6が形成される。そして各折りミシンが形成された後に、右側に配置された一対のヒートローラ14a、14bからなるラミネート装置へ送り込まれる。
ラミネート装置では上方に待機するロールから繰り出される完全接着フィルムシートKと、下方に並列状態で待機する完全接着フィルムシートK及びフィルムシートFがそれぞれ繰り出され、ヒートローラ14a、14bで図15及び図16に示すように枚葉シートSの表裏面の各被覆予定面に整合される。そして同時に前記ヒートローラ14a、14bにより加熱・加圧処理が施され、両者は前記各種フィルムシートに設けられている感熱接着剤層を介して剥離不能に接着されるのである。その際各種フィルムシートにより連続的に被覆される前後する枚葉シートS1は、前記各種フィルムシートにより連結されて連続状態になる。
表裏面の所要の個所に各種フィルムシートが被覆された枚葉シートS1は、次に右側に並列で配置されたスリット刃15aとバックアップローラ15bからなる切除装置により、図17に示すように搬送方向に沿った外側の両余白部分7、7を切除した後にさらに右側の折り畳み装置へと一対のニップローラ16a、16bにより送り出される。なお前記切除装置は公知のスリッタ等に代えても構わない。
折り畳み装置では、余白部分7、7が切除された枚葉シートS1の第一葉片1が、図18に示すように折りミシン4(折り筋でも構わない)から第一葉片1及び第二葉片2の裏面同士が対向するように片袖折りされる。次に図19に示すように、折りミシン5(折り筋でも構わない)から第二葉片2及び第三葉片3の裏面同士が対向するように二つ折りに折り畳まれる。
既述の通り折り畳まれた枚葉シートS1は、サポートローラ18でほぼ水平に向きを変えると、右側に配置されている一対のニップローラ19a、19bによりさらに右側に配置されている断裁刃21a及び固定刃21bからなる断裁装置へと送り出される。
断裁装置では、その上流側に配置されているセンサ20が、図19において図中矢印方向に通過する枚葉シートSに表示されているマークM1を上方から読み取ると、予め決められた辺L1(単位シートt1の上辺)までの距離をカウントして辺L1を断裁する。引き続き電気的なカウントは継続され、次に辺L2(単位シートt1の下辺)が断裁装置を通過する瞬間に辺L2を断裁して一つ目の単位シートt1を切り出す。
センサ20の読み取りによる断裁動作は続いて通過するマークM2においても行われ、辺L3及び辺L4での断裁が前記と同様に実行されて二つ目の単位シートt1が切り出される。このようにして前記動作は後続の枚葉シートSにおいても繰り返し行われ、図19に示す搬送方向に対して直角な余白8と、前後する枚葉シートS1のそれぞれの前記余白部分8と表出しているフィルムシート部分を合計した余白部分9が排除され、単位シートt1が連続的に切り出されて図1乃至図4に示す(一体化前の)単品の防水封筒Xに仕上げられる。
その後前記単位シートt1は次に右側に配置されている封筒形成装置へ送り出される。封筒形成装置は一対の搬送ローラ22a、22bと一対のヒータパネル23a、23bが交互に配置されており、前記ヒータパネル間を通過する単位シートt1は加熱されると共に出口に配置された一対の加圧ローラ24a、24bにより加圧される。そして前記加熱・加圧処理により表面にヒート処理が施された完全接着フィルムシートK同士が接着して第一葉片1と第三葉片3が剥離不能に完全接着する。既述の通りに製造された防水封筒Xは最終的にベルトコンベア等からなるスタッカ25に排出され順次積載されるのである。
[防水封筒の製造方法2]
前記製造方法1では、各折りミシンを繰り出し工程の後に配置された折り手段形成工程で全て形成しているが、折りミシンの形成態様はそれに限らない。例えば単位シートt1の上下辺に沿った横方向の折りミシン6を予め枚葉シートに形成しておいて、縦方向の折りミシン4及び5を折り手段形成工程で形成しても構わない。この場合図12中の13aをミシン刃に置き換えれば、13bのバックアップローラと組み合わせた折りミシン形成装置として代用可能である。
また後述する窓状の孔Pの形成も、枚葉シートに予め形成しておいても構わず、或いは折り手段形成工程のダイカットロールで打ち抜いても構わない。
[防水封筒の態様1]
本発明の防水封筒の製造方法により製造される防水封筒の形態は上記実施例に限定されるものではない。
例えば図20及び図21に示すように、単位シートt2の下側折り返し部分に例えば窓状の孔Pを設けても構わない。このように構成することにより、図22及び図23に示すように各葉片裏面に被覆された各種フィルムシートの接着剤層が前記窓状の孔Pから表出すことになる。そして図24に示すように下側折り返し部分を折り返した後に再度加熱・加圧処理を施すと折り返し部分の内側が防水封筒本体側の葉片に前記窓状の孔Pから露出した各種フィルムシートの接着剤層により固着されより強固に封緘されるのである。
[防水封筒の態様2]
また、既述の実施例では、完成後の封筒内面側が各種フィルムシートで被覆される構成となっている。しかし本発明の防水封筒は封筒内面側の被覆に限らず外面側の被覆、或いは内外面の被覆が補い合いながら結果的に封筒全体を被覆する構成としても構わない。その場合例えば図25及び図26に示すように、単位シートt3の下側フラップ全体に防水封筒の完成後にお互いの位置が揃うよう窓状の孔Pを設けても構わない。この場合図27に示すように、住所面となる第二葉片42の表面に例えばマット調のフィルムシートMFを被覆し、図28に示すように第二葉片42の裏面には被覆しないことにより、図29に示すように窓状の孔Pに表出する各種フィルムシートの感熱接着剤層を利用してフラップを封緘することができる。
なお前記フラップに窓状の孔Pを形成した枚葉シートS2及びS3を用いる場合、図12に示す前記防水封筒の製造方法の一対の加圧ローラ24a、24bの下流に、チョッパー等の折り畳み装置を配置しておいて窓状の孔Pが設けられたフラップを折りミシンから折り畳み、更に下流に配置した一対のヒートローラ等からなる加熱・加圧装置により図22及び図27に示す状態まで一貫して仕上げることも可能である。
前記フラップに形成する窓状の孔Pの数量(列数)や形状には格別の制限はない。例えば窓状の孔Pの間隔を詰めて数量を増やしたり、本実施例では1列の帯状配置であるが2列或いはそれ以上の列数にしたりしても構わない。また本実施例では窓状の孔Pの形状が四角であるが、例えば円、三角形或いはそれ以上の多角形や曲線や直線の組み合わせからなる形状の窓でも構わない。
S1、S2、S3 枚葉シート
t1、t2、t3 単位シート
X 防水封筒
F フィルムシート
K 完全接着フィルムシート
MF マットフィルムシート
T 接着テープ
P 窓状の孔
M、M1、M2 マーク
L1、L2、L3、L4 辺
1、2、3、31、32、33、41、42、43 葉片
4´、5´、6´ 折り手段形成予定線
4、5、34、35、44、45 折りミシン
6、36、46 折りミシン
7 搬送方向の余白部分
8 搬送方向に垂直な余白部分
9 余白部分
10 フラップ
11 吸着パッド
17、18 サポートローラ
14a、14b ヒートローラ
13a ダイカットローラ
15a スリット刃
13b、15b バックアップローラ
12a、12b、16a、16b、19a、19b ニップローラ
20 センサ
21a 断裁刃
21b 固定刃
22a、22b 搬送ローラ
23a、23b ヒータパネル
24a、24b 加圧ローラ
25 スタッカ

Claims (5)

  1. 複数の葉片が後に折り手段が形成される折り予定線を介して横方向に連接された単位シートが印刷された枚葉シートを順次繰り出す枚葉用紙の繰り出し工程、繰り出された枚葉シートの折り手段形成予定線に折り手段を形成する折り手段形成工程、折り手段が形成された枚葉シートの被覆予定面に封筒の完成後に該封筒を内外面において略全面に渡り被覆する配置でフィルムシート及び完全接着予定面に完全接着フィルムシートを連続的に被覆するフィルムシート被覆工程、フィルムシートが連続的に被覆され長尺状になった枚葉シートの搬送方向の余白部分を切除する切除工程、搬送方向の余白部分を切除した枚葉シートを前記折り手段から連続的に折り畳む折り畳み工程、折り畳まれた枚葉シートの搬送方向に垂直な余白部分を断裁して除去する断裁工程、断裁された単位シートの対向する完全接着予定面同士を剥離不能に接着して封筒を形成する封筒形成工程とからなることを特徴とした防水封筒の製造方法。
  2. 複数の葉片が後に折り手段が形成される縦方向の折り予定線を介して横方向に連接されると共に上下辺に沿って横方向に折りミシンが形成された単位シートが印刷された枚葉シートを順次繰り出す枚葉用紙の繰り出し工程、繰り出された枚葉シートの縦方向の折り手段形成予定線に折り手段を形成する折り手段形成工程、折り手段が形成された枚葉シートの被覆予定面に封筒の完成後に該封筒を内外面において略全面に渡り被覆する配置でフィルムシート及び完全接着予定面に完全接着フィルムシートを連続的に被覆するフィルムシート被覆工程、フィルムシートが連続的に被覆され長尺状になった枚葉シートの搬送方向の余白部分を切除する切除工程、搬送方向の余白部分を切除した枚葉シートを前記折り手段から連続的に折り畳む折り畳み工程、折り畳まれた枚葉シートの搬送方向に垂直な余白部分を断裁して除去する断裁工程、断裁された単位シートの対向する完全接着予定面同士を剥離不能に接着して封筒を形成する封筒形成工程とからなることを特徴とした防水封筒の製造方法。
  3. 複数の葉片が後に折り手段が形成される折り予定線を介して横方向に連接されると共に
    折り返し部分に窓状の孔が予め打ち抜くかれた単位シートが印刷された枚葉シートを順次繰り出す枚葉用紙の繰り出し工程、繰り出された枚葉シートの折り手段形成予定線に折り手段を形成する折り手段形成工程、折り手段が形成された枚葉シートの被覆予定面に封筒の完成後に該封筒を内外面において略全面に渡り被覆する配置でフィルムシート及び完全接着予定面に完全接着フィルムシートを連続的に被覆するフィルムシート被覆工程、フィルムシートが連続的に被覆され長尺状になった枚葉シートの搬送方向の余白部分を切除する切除工程、搬送方向の余白部分を切除した枚葉シートを前記折り手段から連続的に折り畳む折り畳み工程、折り畳まれた枚葉シートの搬送方向に垂直な余白部分を断裁して除去する断裁工程、断裁された単位シートの対向する完全接着予定面同士を剥離不能に接着して封筒を形成する封筒形成工程、形成された封筒の折り返し部分を折り手段から折り畳む第二の折り畳み工程、折り返し部分が折り畳まれた封筒に加熱・加圧処理を施し窓状の孔部分を接着する接着工程とからなることを特徴とした防水封筒の製造方法。
  4. 複数の葉片が後に折り手段が形成される折り予定線を介して横方向に連接された枚葉シートを順次繰り出す枚葉用紙の繰り出し工程、繰り出された枚葉シートの折り手段形成予定線に折り手段を形成する折り手段形成工程及び防水封筒の折り返し部分に窓状の孔を打ち抜く打ち抜き工程、所定の個所に折り手段が形成され窓状の孔が打ち抜かれた枚葉シートの被覆予定面に封筒の完成後に該封筒を内外面において略全面に渡り被覆する配置でフィルムシート及び完全接着予定面に完全接着フィルムシートを連続的に被覆するフィルムシート被覆工程、フィルムシートが連続的に被覆され長尺状になった枚葉シートの搬送方向の余白部分を切除する切除工程、搬送方向の余白部分を切除した枚葉シートを前記折り手段から連続的に折り畳む第一の折り畳み工程、折り畳まれた枚葉シートの搬送方向に垂直な余白部分を断裁して除去する断裁工程、断裁された単位シートの対向する完全接着予定面同士を剥離不能に接着して封筒を形成する封筒形成工程、形成された封筒の折り返し部分を折り手段から折り畳む第二の折り畳み工程、折り返し部分が折り畳まれた封筒に加熱・加圧処理を施し窓状の孔部分を接着する接着工程とからなることを特徴とした防水封筒の製造方法。
  5. 断裁工程が打ち抜き加工で行なわれることを特徴とした請求項1乃至4の何れかに記載の防水封筒の製造方法。
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