JP2000168273A - 情報通信体の製造方法及び製造装置 - Google Patents

情報通信体の製造方法及び製造装置

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JP2000168273A
JP2000168273A JP10377304A JP37730498A JP2000168273A JP 2000168273 A JP2000168273 A JP 2000168273A JP 10377304 A JP10377304 A JP 10377304A JP 37730498 A JP37730498 A JP 37730498A JP 2000168273 A JP2000168273 A JP 2000168273A
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Yoshikazu Kimura
義和 木村
Masahito Tsuchiya
雅人 土屋
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Arkray Inc
Kyoto Daiichi Kagaku KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続フォーム用紙を疑似接着フィルムで被覆
し葉書等の情報通信体を連続的に製造する方法におい
て、疑似接着フィルムの位置ずれやそれによる開封不能
の事故を発生することなく製造する。 【構成】 第1ストッカーから繰り出される連続フォー
ム用紙の疑似接着予定面にラミネート部イのヒートロー
ラーで疑似接着フィルムを被覆し、続く折り部ロで各種
折り形態に折り上げた後にカット部ハで個別単位に仕上
げ、最終工程のシーラー部ホで疑似接着を実行し完成葉
書を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はDMをはじめ葉書、往復
葉書、封書等に利用可能な情報通信体の製造方法に関す
る。詳しくは見掛けは通常のDM、葉書、往復葉書、封
書であるにもかかわらず、多層に折り畳まれたシートが
剥離可能に積層されているため多量の情報が隠蔽されて
いる情報通信体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、葉書等の郵便物において複数の葉
片を貼り合わせたり又は折り畳んで多量の情報を郵送可
能にした情報通信体が多用されている。そのような情報
通信体として、例えば特開平3−162996号に「密
書葉書及び密書葉書付き往復葉書」が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平3−16299
6号記載の密書葉書は、剥離可能、剥離後再接着不能に
密着(以下疑似接着という)された2層の透明フィルム
の外側に感熱接着剤層を設けた4層構造のフィルムを、
折り畳まれたシートの対向葉片間に挿入し、加熱加圧す
ることによりシートの各葉片を剥離可能に一体化するも
のである。ところで前記密書葉書を製造するにあたり、
4層構造の疑似接着フィルムは加熱加圧されるまでは接
着性がないため容易にスライドでき位置合わせ等の取扱
が便利ではある。しかしその反面接着性がないため、製
造工程において当初疑似接着予定面に疑似接着フィルム
を固定しても続く各作業工程の流れ作業に伴う移動や振
動により位置ずれを生じやすく、固定した予定位置に製
造工程が完了するまで留まらせることが困難である。疑
似接着フィルムが移動したまま製造された密書葉書は、
例えば定位置より折り線側にずれて入り込み一部が反転
した場合に起こる開封不良(完全一面に展開できず折り
線側の反転したフィルム部分が接着して製本の平とじ状
態になる)や、逆に開封辺側からフィルムが飛び出した
ため、極薄のフィルム同志を剥離する端緒(通常は葉片
端部)がなくなり剥離展開が不可能となるケースが頻発
する。さらに、前記4層構造のフィルムは、疑似接着部
分を溶融押出しにより製造するため、大がかりな装置で
複雑な製造工程を必須条件としている。そのためコスト
がアップするとともに製造方法上剥離可能なフィルム同
志の材質が異なるために、連続性を必要とする美術印刷
等において剥離展開後に両葉片の表面感覚が異なり違和
感を生じさせる原因になる。この発明は、低コストで剥
離展開が不能となることがなく美術印刷においても高品
質の仕上がりを可能にし、さらに短時間で大量の情報通
信体を製造可能にするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の情報通信体の製造方法は、所定の印刷が施
され幅方向に複数の葉片に区分された単位シートが縦方
向に連接された長尺シートの表裏面の内少なくとも1個
所の連続した2葉片を疑似接着フィルムで被覆する工
程、前記長尺シートを少なくとも疑似接着フィルムで被
覆された連続する葉片同志を対向させて折り畳む工程、
折り畳まれた長尺シートを各単位シートごとに幅方向に
断裁する工程、及び折り畳まれた各単位シートの対向す
る疑似接着フィルム同志を剥離可能に疑似接着する工程
からなることを特徴としている。さらに上記目的を達成
するために、本発明の製造装置は、所定の印刷が施され
幅方向に複数の葉片に区分された単位シートPが縦方向
に連接された長尺シートSの表裏面の内少なくとも1個
所を疑似接着フィルム12で被覆した後に縦方向に折り
畳んで単位シートにカットし加熱及び/又は加圧して剥
離可能に積層される情報通信体を連続的に製造する装置
において、前記長尺シートSの疑似接着予定面に疑似接
着フィルム12を連続的に被覆するためのラミネート部
イと、疑似接着フィルム12が被覆された長尺シートS
を任意の形態に折り畳む折り部ハと、この折り部ハで折
り畳まれた長尺シートSを単位シートPにカットするカ
ット部ニと、単位シートPにカットされた情報通信体の
対向各葉片を剥離可能に疑似接着させるシーラー部ニと
を備えていることを特徴としている。
【0005】折り畳まれた葉片の任意の対向面が疑似接
着フィルムで被覆される。その折りの形態(Z折り、S
折り、巻き折り等)や疑似接着フィルムで被覆する対向
面の選択はDM等にあっては宣伝効果を考慮して決定さ
れる。郵便葉書等にあっては2つ折りの場合は必然的に
1個所の対向面であり、3葉片からなるシートをZ折り
した場合は折り畳みにより生じる2個所の対向面を両方
ともに疑似接着フィルムで被覆し全体を一体化すること
で通常葉書の形態としたり、1個所のみ被覆し残る1つ
の対向面はフリーのままで返信はがきとすることにより
全体で見開き2ページの往復葉書とすることも可能であ
る。さらに、対向面が複数の場合、任意の対向面を疑似
接着フィルムに代え完全接着フィルムで被覆することに
より剥離不能な対向面を設定することも可能で、それら
剥離可能、不能の選択は情報通信体の使用目的等に応じ
て適宜決定される。
【0006】また、本発明で使用される疑似接着フィル
ムは、特開平3−162996号の異なる種類のフィル
ムを溶融押出しにより製造したものではなく、製造工程
の中で1枚のフィルムを折り合わせ加熱・加圧又は加圧
することにより剥離可能に疑似接着するものであり、従
って前記引例とは技術思想が根本的に異なるものであ
る。そのような疑似接着フィルムとしてポリプロピレ
ン、ポリエステル、ポリエチレン、アセテート、ポリス
チレン等の公知のフィルムが使用でき、本件発明ではそ
れら公知のフィルムにEVA、EEA、EAAやアクリ
ル系等の熱可塑性樹脂をベースとした感熱接着剤層を形
成した2層構造が選択できる。しかし疑似接着性と情報
通信体用のシート表面に対する感熱接着性を合わせ持つ
ものであれば1層の単体フィルムでもよく、さらに、疑
似接着面側に剥離力を安定させるためのカップリング剤
やブロッキング剤をコーティングしたり、また、フィル
ム層をさらに追加形成した構造でもよい。
【0007】本件発明に適用可能な疑似接着フィルムと
して上記の他に、加熱を必要としない圧接型のフィル
ム、例えば折り合わせて対向し疑似接着面となる側の表
面に強圧により接着する弱粘着性の粘着剤層を形成した
り、同様に弱接着性の低融点、低軟化点の熱可塑性樹脂
層を形成した疑似接着フィルムやそのような樹脂類をそ
のまま疑似接着フィルムとして適用することも可能であ
る。
【0008】このような構造の疑似接着フィルムは、各
葉片の対向面に被覆されお互いの表面同志が密着した形
で加熱・加圧または加圧されると剥離可能、再接着不能
に疑似接着される。そして剥離展開された2葉片は連続
的に被覆されているため、両葉片が異なる材質のフィル
ムで被覆された場合に生じる違和感がなく、疑似接着フ
ィルムの構造が単純なので製造コストも大幅に低減す
る。
【0009】
【作用】本発明は情報通信体を製造するにあたり、最初
の工程で疑似接着フィルムを予定面に接着する。従っ
て、その下流の工程においてフィルムの位置ずれが起こ
らず、剥離展開後の両葉片が同質のフィルムで被覆され
るため違和感が生じない。また、疑似接着面が工程の中
で形成されるため疑似接着フィルムの構造が単純ですみ
コストの大幅な低減も可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本件発明を葉書に適用した場合の実施
例を説明する。図1は剥離可能にZ折り一体化される3
葉片が横方向に連接された葉書用紙Sの平面図を表す。
図2は本発明の製造方法による各工程の流れを具体的に
表した工程図で、イはラミネート部、ロは折り部、ハは
カット部、ニはシーラー部をそれぞれ表す。図3は図2
におけるラミネート部イの拡大図を表す。図4は疑似接
着フィルムの構造を示す断面図を表す。図5A、B、C
及びDは図3におけるそれぞれI−I、II−II、I
II−III及びIV−IVの葉書用紙断面を表す斜視
図を表す。図6aは図2におけるラミネート部イで疑似
接着フィルムを被覆後折り部ロへ移送される前の葉書用
紙断面図、bは折り部ロで折り畳まれカット部ハで単位
はがきにカットされその後シーラー部ニへ移送される前
の葉書用紙断面図を表す。図7は完成した葉書の斜視
図、図8は図2におけるカット部ハの拡大図、図9は図
2におけるシーラー部ニの拡大図をそれぞれ表す。
【0011】まず、本発明の情報通信体で最もポピュラ
ーに使用される、3葉片が連接された葉書用紙をZ折り
し、それにより形成される2個所の対向面を疑似接着フ
ィルムで剥離可能に積層一体化する葉書について説明す
る。図1は両端に移送用のマージナル孔4を備え、左か
ら第1葉片1、第2葉片2及び第3葉片3の3葉片に折
りミシン5、6(ラミネート部で穿設される)を境に区
分される単位シートPを縦方向に連接した長尺シートS
の平面図である。図中第1葉片1表面には宛先人の住所
7が、第2、3葉片表面には預金残高や滞納金額等宛先
人の個人情報8がそれぞれプリンター等により印刷され
ている。この長尺シートSは横方向の折りミシン9を折
り線として図2の第1ストッカーに蛇腹折りで積み重ね
られる。なお葉書用紙の長尺シートSが輪転によりロー
ル状に巻き取られている場合はロールからそのままラミ
ネート部イへ供給すればよい。図3を参照に第1の工程
のラミネート部イを説明すると、第1ストッカーから繰
り出された葉書用紙の長尺シートSはサポートローラー
10を通過しヒートローラー11a、11bに保持され
る。疑似接着フィルム12a及び12bは図4に示すよ
う公知樹脂フィルムの基材27の下面に公知感熱接着剤
を形成したもので、感熱接着剤層26を介して長尺シー
トSの各葉片表裏面に基材27を強固に完全接着させる
ものである。長尺シートSの送り速度に同調してロール
Aから繰り出された疑似接着フィルム12aは長尺シー
トSの移送方向に沿って第2、3葉片2、3の各表面を
被覆する位置でヒートローラー11aと11bの間に挟
持されている。ヒートローラー11aと11bの間を通
過した長尺シートSは第2、3葉片2、3の各表面を疑
似接着フィルム12aで被覆した状態(図3I−I断面
の斜視図5A参照)となり下流の工程のミシン刃13と
バックアップロール14間を通過し第2、3葉片2、3
の中央折り線部分に折りミシン6を入れる(図3II−
II断面の斜視図5B参照)。次にヒートローラー15
aと15b間を通過する長尺シートSの第1、2葉片
1、2の各裏面にはロールBから繰り出される疑似接着
フィルム12bが被覆される(図3III−III断面
の斜視図5C参照)。加えてヒートローラー16a、1
6bで加熱、加圧して各疑似接着フィルム12aと12
bの基材27と長尺シートS表裏面との接着を確実に実
行した後ミシン刃17とバックアップローラー18によ
り折りミシン5が形成され、最終的に第2、3葉片2、
3の各表面及び第1、2葉片1、2の各裏面が各々疑似
接着フィルム12により被覆されるとともに各葉片間の
折りミシン5、6が穿設された状態(図3IV−IV断
面の斜視図5D参照)で続く折り部へと移送される。な
お、本実施例では疑似接着フィルム12aと12bの被
覆、折りミシン5と6の穿設を順番に各々の工程を設け
て行っているが必ずしもそうしなければならないという
ものではない。例えば、ヒートローラー11aと11b
間に疑似接着フィルム12bも挟持させ両疑似接着フィ
ルム12aと12bの被覆を同時に行っても良く、同様
にミシン刃13と17も1本のバックアップロール上に
設置し同時に2本の折りミシンを穿設することも可能で
ある。また、折りミシンに関しては、長尺シートSに予
め設けられていれば必ずしも必要とするものでもない。
さらにヒートローラーの設定本数に関しても随時決定す
れば良く、これら各設定条件は使用する長尺シートSの
材質や疑似接着フィルム12の材質等により決定され
る。
【0012】ラミネート部イで疑似接着フィルムの被覆
が完了した長尺シートSは一旦自重で懸垂状態に保た
れ、必要以上のテンションを除外された後に折り部ロへ
移送される。この折り部ロは従来のアングル等公知の簡
易折り器具でも構わないが高速処理に十分対応出来るも
ので、下流のカット部ハにバックテンションを生じさせ
ない構造を選択する必要がある。長尺シートSはこの折
り部ロで図5a、bのように断面Z字状に折り畳まれ第
1、3葉片1、3の外側に設けたマージナル部分4を外
側へ飛び出させた状態でカット部ハへ移送される。
【0013】図6はカット部ハの工程を示すものである
が、折り部ロより断面Z字状に折り畳まれた長尺シート
Sは両側に飛び出した耳部のマージナル4のピッチに合
わせたピントラクター19のピンに掛けられスリッター
20の手前まで位置ずれを起こすことなく移送される、
その後両側に飛び出した耳部を僅かに(1〜2mm程
度)葉書本体より飛び出す状態で切り落とすとともに続
くダイカットロール21に設置したカッター刃22によ
り葉書サイズの単位シートPに天地をカットされ移送ロ
ーラー23により続くシーラー部ニへと移送される。
【0014】カット部ハから排出される断面Z字状に折
り畳まれた長尺シートSは、各疑似接着フィルム12
a、12bの対向面が未だ疑似接着されていない状態に
あるが、続くシーラー部ニで加熱、加圧され一体化され
た葉書となる。シーラー部ニには複数のヒーターパネル
24とそのパネル間に移送用のローラー23が上下に設
けられている。従ってカット部ハから送り込こまれる単
位シートPは上下の各ヒーターパネル24で加熱される
ことにより疑似接着フィルム12に形成された感熱接着
剤26を溶融活性化させる。その状態で排出口に設置さ
れた加圧ローラー25間を通り各疑似接着フィルム12
a、12bは剥離可能に疑似接着される。なお、疑似接
着が加圧のみで行われる疑似接着フィルムの場合は、前
記ヒーターパネル24は不要で加圧ローラー25だけで
よく、機械の全長を短縮できる利点がある。そして、排
出された葉書は第2ストッカー上のベルトコンベアーを
流れ順次蓄えられ、その後郵送の業務へ回される。最終
的に完成された葉書の各対向葉片を剥離展開しようとす
ると、葉片と疑似接着フィルムの基材27は感熱接着剤
26により強固に接着され、基材27同志の対向面間の
疑似接着力よりはるかに勝るため、確実に接着力の弱い
疑似接着フィルムの基材27同志の疑似接着面から剥離
されることになる。
【0015】なお、本実施例では3葉片が連接された長
尺シートSを断面Z字状に各葉片対向面同志を剥離可能
に形成する葉書について説明したが、この他に2葉片が
連接された単純な2つ折り形態の葉書についても、2葉
片が連接された長尺シートSに疑似接着フィルム12a
か12bの何れかのフィルムのみを繰り出すことにより
本実施例と全く同様の工程で製造することができる。ま
た、本実施例における葉書は図7に示すように2個所の
剥離口を有するものとなるが、疑似接着フィルム12b
に代え完全接着フィルムを使用することにより、第2、
3葉片2、3各表面を剥離可能に疑似接着させ第1、2
葉片1、2各裏面を剥離不能に完全接着し最終的に見開
き2頁の2つ折り形態としてもよい。さらに、本実施例
で疑似接着フィルム12a、12bの一方のみで第2、
3葉片2、3各表面か第1、2葉片1、2各裏面の何れ
かを折り畳み剥離可能に疑似接着し、残る1組みの葉片
をフリーな状態で接着せずに返信葉書とすれば往復葉書
も製造することができる。
【0016】以上、情報通信体として葉書のケースにつ
いて説明したが、本件発明はそれに限られることなくあ
らゆる通信体に適用が可能である。例えばフィルムの設
置数を増すことにより、複数に折り畳んだDMにおい
て、Z、S折りやC(巻き)折り等を織り混ぜ、各対向
面間を剥離可能、不能及びフリーな状態と任意に選択す
ることにより宣伝効果を高めたDMとすることも可能で
ある。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば疑似接着フィルム等が最
初の工程で通信体用紙に接着固定される。そのため下流
の工程において疑似接着フィルム等が位置ずれを起こす
心配がなく歩留まりが向上するとともに、作業効率が上
がり短時間に大量の通信体を製造することが可能とな
る。また、疑似接着フィルムの構造が簡単なもですみそ
の結果全体のコストが大幅に低下し、完成された情報通
信体を剥離展開すると同一構造のフィルムで被覆されて
いるため美術印刷等の美観が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】3葉片が横方向に連接された葉書用紙Sの平面
図である。
【図2】本発明の製造方法による各工程の流れを具体的
の表した工程図である。
【図3】図2におけるラミネート部イの拡大図である。
【図4】疑似接着フィルム12の構造を示す断面図であ
る。
【図5】A、B、C及びDは図3におけるそれぞれI−
I、II−II、III−III、IV−IVの葉書用
紙断面を表す斜視図である。
【図6】aは図2及び図3におけるラミネート部イで表
裏面に疑似接着フィルムを被覆後折り部ロへ移送される
前の葉書用紙断面図である。bは図2における折り部ロ
で折り畳まれカット部ハで個別にカットされその後シー
ラー部ニへ移送される前の葉書用紙断面図である。
【図7】完成した葉書の斜視図である。
【図8】図2におけるカット部ハの拡大図である。
【図9】図2におけるシーラー部ニの拡大図である。
【符号の説明】
S: 長尺シート P: 単位シート 1: 第1葉片 2: 第2葉片 3: 第3葉片 4: マージナル孔 5・6・9:折りミシン 7: 宛先人の住所 8: 個人情報 10:サポートローラー 11a・11b:ヒートローラー 12a・12b:疑似接着フイルム 13・17:ミシン刃 14・18:バックアップローラー 15a・15b:ヒートローラー 16a・16b:ヒートローラー 19:ピントラクター 20:スリッター 21:ダイカットロール 22:カット刃 23:移送用ローラー 24:ヒーターパネル 25:加圧ローラー 26:感熱接着剤 27:基材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の印刷が施され幅方向に複数の葉片
    に区分された単位シートが縦方向に連接された長尺シー
    トの表裏面の内少なくとも1個所の連続した2葉片を疑
    似接着フィルムで被覆する工程、前記長尺シートを少な
    くとも疑似接着フィルムで被覆された連続する葉片同志
    を対向させて折り畳む工程、折り畳まれた長尺シートを
    各単位シートごとに幅方向に裁断する工程、及び折り畳
    まれた各単位シートの対向する疑似接着フィルム同志を
    加熱及び/又は加圧により剥離可能に疑似接着する工程
    からなる情報通信体の製造方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも1個所の対向葉片を剥離不能
    に完全接着する請求項1記載の情報通信体の製造方法。
  3. 【請求項3】 所定の印刷が施され幅方向に複数の葉片
    に区分された単位シート(P)が縦方向に連接された長
    尺シート(S)の表裏面の内少なくとも1個所の連続し
    た2葉片を疑似接着フィルム(12)で被覆した後に縦
    方向に折り畳んで単位シートにカットし加熱及び/又は
    加圧して剥離可能に積層される情報通信体を連続的に製
    造する装置において、前記長尺シート(S)の疑似接着
    予定面に疑似接着フィルム(12)を連続的に被覆する
    ためのラミネート部(イ)と、疑似接着フィルム(1
    2)が被覆された長尺シート(S)を任意の形態に折り
    畳む折り部(ハ)と、この折り部(ハ)で折り畳まれた
    長尺シート(S)を単位シート(P)にカットするカッ
    ト部(ニ)と、単位シート(P)にカットされた情報通
    信体の対向各葉片を剥離可能に疑似接着させるシーラー
    部(ニ)とを備えていることを特徴とする情報通信体の
    製造装置。
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