JP2001080247A - 情報通信体の製造方法 - Google Patents

情報通信体の製造方法

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JP2001080247A
JP2001080247A JP29722499A JP29722499A JP2001080247A JP 2001080247 A JP2001080247 A JP 2001080247A JP 29722499 A JP29722499 A JP 29722499A JP 29722499 A JP29722499 A JP 29722499A JP 2001080247 A JP2001080247 A JP 2001080247A
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sheet
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laminated film
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Yoshikazu Kimura
義和 木村
Masahito Tsuchiya
雅人 土屋
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Arkray Inc
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Arkray Inc
Kyoto Daiichi Kagaku KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 剥離可能、剥離後再接着不能に疑似接着する
疑似接着積層フィルムを使用した情報通信体の製造方法
において、疑似接着積層フィルムの位置ずれを防止し美
術印刷においても高品質の仕上がりを可能にすると共
に、トナー中の樹脂の溶融による汚損を防止し短時間で
大量の情報通信体を低コストで製造可能にする製造方法
を提供する。 【構成】 長尺シートSの疑似接着予定面に疑似接着積
層フィルムFを予めヒー 図35に示す抵抗体の出力端
子から出力されるアナログ信号の特性を示す図トローラ
ー10で加熱することで接着性を持たせ加圧ローラー9
で整合被覆する。その後折り工程を経てから各単位シー
トt毎に裁断し、続く加圧工程で対向する疑似接着積層
フィルム同士が疑似接着一体化され情報通信体の葉書と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はDMをはじめ葉書、往復葉書、封
書等に利用可能な情報通信体の製造方法に関する。詳し
くは見掛けは通常のDM、葉書、往復葉書、封書である
にもかかわらず、多層に貼り合わされたり折り畳まれた
シートが剥離可能に積層されているため多量の情報の隠
蔽が可能な情報通信体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、葉書等の郵便物において複数の情
報が記載された紙片を貼り合わせたり折り畳んで多量の
情報を郵送可能にした情報通信体が多用されている。そ
のような情報通信体として、例えば特開平3−1629
96号の「密書葉書及び密書葉書付き往復葉書」があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平3−16299
6号記載の密書葉書は、剥離可能、剥離後再接着不能に
密着(以下疑似接着という)された2層の透明フィルム
の両外側に感熱接着剤層を設けた4層構造の積層シート
(以下疑似接着積層フィルムという)を、折り畳まれた
葉書用紙材の対向紙片間に挿入し、感熱接着により各紙
片を剥離可能に一体化するものである。ところで前記密
書葉書を製造するにあたり疑似接着積層フィルムは、加
熱・加圧されるまで接着性を示さないためスライドで
き、位置合わせ等の作業が容易で便利である。しかしそ
の反面接着性がないため製造工程の上流工程で疑似接着
予定面に疑似接着積層フィルムを固定しておいても、続
く各下流の工程への移動や機械振動により位置ずれを生
じやすく、当初固定した位置に全製造工程を完了するま
で留まらせることは極めて困難である。
【0004】疑似接着積層フィルムがずれたまま製造さ
れた密書葉書は、例えば予定位置より折り線側にずれて
入り込んでしまうと、疑似接着積層フィルムの側端が折
れ曲がり反転してしまい平面展開不良(完全に平面に展
開できず、折り線側に反転した疑似接着積層フィルム同
士が接着してしまい、ちょうど製本の平とじのような状
態になる)を起こし、また逆に葉書の開封縁辺側から疑
似接着積層フィルムが外に飛び出すと、通常は開封側端
の未接着部分の用紙縁辺を指で摘み両側に剥離開封する
が、飛び出した疑似接着積層フィルムが用紙縁辺の未接
着部分をなくしてしまい、その結果指で用紙縁辺を摘む
ことが不可能となり開封できなくなってしまう。
【0005】さらに、前記疑似接着積層フィルムは、疑
似接着部分を2種類の異なる材質からなるフィルムの溶
融押出しで製造するため、大がかりな装置で複雑な製造
工程を必須条件としている。そのため製品コストがアッ
プすると共に剥離可能部分のフィルム材質がお互い異な
るため、剥離展開後連続性を必要とする美術印刷におい
て違和感を生じさせる原因となる。この発明は、低コス
トで剥離展開や開封が不能になることがなく、美術印刷
においても高品質の仕上がりを可能にし、さらに短時間
で大量の情報通信体を製造可能にするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の情報通信体の製造方法は、表裏面に情報が
記載された複数の紙片を折り畳み少なくとも1個所の任
意の対向面を剥離可能剥離後再接着不能に疑似接着した
情報通信体において、疑似接着積層フィルムを加熱し接
着性を帯びさせる工程、加熱されて接着性を帯びた疑似
接着積層フィルムと別ルートから搬送されたシートの疑
似接着予定面を整合させ加圧により剥離不能に被覆する
工程、被覆されたシートを折り込む工程、折り込まれた
シートを裁断する工程及び加熱・加圧又は加圧により疑
似接着する工程からなることを特徴としている。なお、
本製造方法において、被覆工程以下の折り工程と裁断工
程及び疑似接着工程の順序は、使用するシートの形態
(長尺や平判)により入れ替えても構わない。さらに裁
断工程は最終仕上げ寸法に至るまでに段階的に裁断する
ように各工程の間に分散させても構わない。
【0007】折り畳まれたシートの任意の対向面(疑似
接着予定面)は予め疑似接着積層シートで被覆されてお
り、後の疑似接着工程で疑似接着が実行される。その折
り形態(Z折り、S折り、巻き折り等)や、対向面を疑
似接着積層フィルムで被覆するか完全接着し剥離不能に
するか若しくはなにもせずフリーな状態にしておくかの
選択は、DM等にあっては宣伝効果を考慮して決定され
る。郵便葉書等にあっては2つ折りの場合必然的に対向
面は1個所であり3紙片からなるシートをZ折りすれば
2個所になる。その場合2個所の対向面の両方とも疑似
接着積層フィルムで剥離可能にしても、1個所のみを剥
離可能に疑似接着して残る1個所を剥離不能に接着して
も、さらに1個所のみを剥離可能に疑似接着して残る1
個所をフリーのままで返信葉書とし、全体で見開き2頁
の往復葉書としてもよい。
【0008】また、本発明で使用される疑似接着積層フ
ィルムは、特開平3−162996号密書葉書に使用さ
れる一時接着積層シートの如く、異なる2種類のフィル
ムを溶融押出しにより製造したものではなく、情報通信
体の製造工程中で1枚のフィルムを感熱接着によりシー
トの疑似接着予定面に被覆し、折り合わせ加熱・加圧又
は加圧することにより1枚のフィルムが疑似接着される
もので、前記密書葉書とは技術思想を根本的に異にする
ものである。そのような疑似接着積層フィルムとしてポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリスチレン、アセテート等の公知のフィルムに
感熱接着剤層を形成したものや、これらフィルムの疑似
接着側にさらにポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエ
ステル、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレンアクリ
ル酸共重合体、エチレンアクリル酸エチル共重合体、ポ
リアミド、アイオノマーやアクリル系樹脂等の樹脂層を
形成してもよい。なお、前記フィルムや樹脂層には、ブ
ロッキング防止剤やカップリング剤の他に充粘着付与
剤、充填剤、滑剤、酸化防止剤、各種ワックス等の添加
剤が添加されても構わず、さらにコロナ処理、プラズマ
処理等の表面処理を行ったものでも構わない。
【0009】本発明において、任意の対向面を剥離不能
に接着する場合は感熱接着剤や強圧により接着性を発揮
する感圧性接着剤等公知の接着剤を採用できる。その場
合フィルム状に形成できるものであれば取扱に至便であ
り、またポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン
テレフタレート、アセテート、ポリスチレン、ポリカー
ボネート、ポリエステル、ナイロン等の腰のある材質を
芯材にしてその両側に接着剤を形成してもよい。さらに
多孔質の樹脂や繊維質の紙材、布あるいはそれら複合材
料からなる基材の片面に接着剤を形成し、加熱や加圧に
より接着性を発揮すると基材のもう一方の面にまで染み
出し、その結果両面接着の機能を果たす構成でも構わな
い。
【0010】本発明の情報通信体に使用されるシートの
材質に制限はなく、コンピュータ出力用紙その他の紙材
を初め、合成紙、樹脂、セラミック、布あるいはそれら
の複合材料を使用することができる。特に隠蔽性を付加
するために、アルミ箔の両面を紙材等でサンドイッチに
した遮光性の用紙や、顔料や染料を添加した光吸収性の
樹脂や合成紙を使用することも可能である。また各種情
報が印刷されるシートの状態は、ビジネスフォームや輪
転印刷等の長尺状態であっても、オフセット印刷のよう
な平判状態であっても構わない。
【0011】なお、本発明の大きな特徴として、シート
の疑似接着予定面の疑似接着積層フィルム被覆工程を、
疑似接着積層フィルムのみの加熱工程とシートと疑似接
着積層フィルムを整合しながらの加圧工程に区別したこ
とがある。すなわち疑似接着積層フィルムはロールから
繰り出された後にヒートローラー等の加熱手段で加熱さ
れ、感熱接着剤が活性化された状態で加圧装置により初
めてシートの疑似接着予定面で整合被覆されるため、シ
ートに熱が伝わらず印字されたトナー中の樹脂が溶融す
る心配がなくなるのである。さらにその後の疑似接着工
程においても、加圧のみで十分に疑似接着が形成される
のであるが、仮に疑似接着工程で加圧とともに補助的に
加熱したとしても加圧による疑似接着をバックアップす
る程度の低い温度で十分で、その程度の加熱ではトナー
中の樹脂に何ら影響を与えることはないのである。
【0012】
【作用】本発明は情報通信体を製造するにあたり、最初
の上流工程で疑似接着積層フィルムをシートの疑似接着
予定面に被覆する。従って、その下流の工程において疑
似接着積層フィルムの位置ずれが起こらず、さらに剥離
展開後の両紙片が同質のフィルムで被覆されるため違和
感が生じない。また、疑似接着積層フィルム同士の疑似
接着が工程の中で実行されるので疑似接着積層フィルム
の構造が単純ですみコストの大幅な削減も可能になる。
本発明の製造方法のさらなる特徴として、疑似接着積層
フィルムをシートの疑似接着予定面に被覆する方法にお
いて、疑似接着積層フィルムを加熱する工程とシートの
疑似接着予定面に整合被覆する加圧工程が明確に分離さ
れており、しかも下流の疑似接着工程においても殆ど加
熱を必要としないため印字トナー中の樹脂の溶融による
情報通信体の汚損がなくなる。
【0013】
【実施例】以下、本件発明を葉書に適用した場合の実施
例を説明する。図1Aは剥離可能に2つ折り一体化され
る2紙片が横方向に連接された長尺シートSの表側平面
図、Bは裏側平面図を表す。図2アは本発明の製造方法
の被覆工程と折り工程を、イは裁断工程と疑似接着工程
をわかりやすく示した工程図を表す。図3は疑似接着積
層フィルムの構造を示す断面図を表す。図4は疑似接着
積層フィルムを被覆し折り工程へ搬送される前の長尺シ
ートSの断面図、図5は本発明の製造方法で製造された
2つ折り葉書の完成品断面図、図6は完成品の斜視図を
表す。
【0014】以下本発明の情報通信体で最も基本的な態
様で、折り線を介して2紙片が連接されたシートを2つ
折りし、それにより形成される対向面を疑似接着積層フ
ィルムで剥離可能に一体化する葉書について説明する。
図1は両端に移送用のマージナル孔3を備え、第1紙片
1と第2紙片2が折りミシン4(工程中に穿設される)
を境に連接された単位シートtを縦方向に連接した長尺
シートSの表面図と裏面図である。図中第1紙片1と第
2紙片2表面には宛先人の住所・氏名5とお知らせや宣
伝等の隠蔽する必要のない情報6が記載されている。そ
して第1紙片1と第2紙片2裏面には預金残高や滞納に
よる督促金額等の隠蔽すべき個人情報7が記載されてい
る。この長尺紙シートSは横方向の折りミシン8を折り
線として蛇腹状に折り畳まれた状態又はロールに巻き取
られた状態でストッカーに設置され、疑似接着積層フィ
ルムFの被覆工程へ順次搬送される。
【0015】ストッカーから順次送り出された長尺シー
トSは、加圧ローラー9で疑似接着積層フィルムFと疑
似接着予定面で整合され剥離不能に接着される。このと
き図3に示す構造の疑似接着積層フィルムFは、ロール
Rから繰り出され加圧ローラー9までの間に、加熱ロー
ラー10により感熱接着剤層11と逆のポリプロピレン
12側から加熱され接着性を発揮する状態になってお
り、加圧ローラー9においては加熱することなく長尺シ
ートS表面に接着被覆することが可能ななである。こう
することにより長尺シートSは加熱されないので、その
表裏面に印字されたトナー中の樹脂の溶融を回避できる
のである。なお、この工程で、疑似接着積層フィルムF
を被覆された長尺シートSは、ミシン刃13により折り
ミシン4が穿設されると共に、スリッター刃14により
一方のマージナル孔3を設けた耳部分が切り落とされ、
図4に示される断面図の状態になる。その後折り工程を
経て、長尺シートSは折りミシン4から2つ折りされて
続く裁断工程へ搬送される。
【0016】図2イに示す裁断工程に搬送された長尺シ
ートSは、スリッター15により残るもう一方のマージ
ナル部分を切り落とされ、ロールカッター16により葉
書の規定寸法に合わせて単位シートt毎に天地を裁断さ
れる。そして単品に仕上がった単位シートtは、続く疑
似接着工程へ搬送される。
【0017】疑似接着工程では、単位シートtが加圧ロ
ーラー17を通過することにより、未接着状態の疑似接
着積層フィルムF同士が剥離可能、剥離後再接着不能に
疑似接着される。本実施例の疑似接着工程は加圧のみで
行っているが、疑似接着積層フィルムの材質によって
は、疑似接着を促進させるためにヒーターパネル等によ
り若干の加熱をしながら加圧することも可能である。疑
似接着を完了し完成した葉書はストッカーに順次ストッ
クされその後投函される。
【0018】前記製造方法で完成した葉書の受取人は、
図5及び図6に示すように第2紙片の表面下隅に記載さ
れた「ココカラメクル」の表示に従い、第1紙片1、第
2紙片2の下側端部を指で摘み剥離開封すると、対向し
て疑似接着していたポリプロピレン12同士の界面(疑
似接着部分)17から分離され、各紙片裏面に記載され
た個人情報がポリプロピレン12にラミネートされた状
態で表出し、透明のフィルムを通して情報を確認するこ
とができるのである。
【0019】以上本実施例では基本的な2つ折りについ
て説明したが、3紙片以上が連接されたシートで情報通
信体を製造する場合、シートの両面に疑似接着予定面が
発生する。その場合は第2図アの被覆工程で第2の疑似
接着積層フィルムロールをシートの流れの下側に設け、
上ロールからの繰り出しと同時に下ロールからも繰り出
し加熱し、加圧ローラー9でシート両面の疑似接着予定
面にそれぞれ整合被覆すればよいのである。
【0020】なお本発明は上記実施例に限定される物で
はない。例えば、工程途上のミシン刃によるミシン目穿
設時期はこれに限らず前後しても構わない。また本工程
のミシン目穿設は必ずしも必要とせず、長尺シートに予
め設けられたミシン目で折り工程を済ませても構わな
い。また、本実施例では、フォーム印刷や輪転印刷で使
用される長尺シートの場合を説明したが、オフセット等
の平判状のシートにおいても同じ工程で行うことがで
き、また裁断工程はシートの状態でその時期を決定すれ
ばよく、各工程の間に分散して組み込んでも構わない。
さらに折り畳まれるシートの紙片の数に制限はなく、折
りのバリエーション(Z折り・巻き折り・観音開き及び
それらの組み合わせ)にも制限はない。開封方法におい
ては各紙片の大きさを変えたりコーナー部分に切り欠き
を設けることにより生じる段差を利用する方法や、スリ
ッターやミシン目を任意の縁辺に沿って形成しその部分
を手掛かりとして開封したりすることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は情報通信体を製造するにあた
り、最初の工程で疑似接着積層フィルムをシートの疑似
接着予定面に被覆する。従って、その下流の工程におい
て疑似接着積層フィルムの位置ずれが起こらず、さらに
剥離展開後の両紙片が同質のフィルムで連続的に被覆さ
れるため違和感が生じず美術印刷等において美的感覚が
向上する。また、疑似接着が工程の中で実行されるため
疑似接着積層フィルムの構造が単純ですみコストの大幅
な削減が可能になる。本発明の製造方法のさらなる特徴
として、疑似接着積層フィルムをシートの疑似接着予定
面に被覆する方法において、疑似接着積層フィルムを加
熱する工程とシートの疑似接着予定面に整合被覆する加
圧工程が明確に分離されており、しかも下流の疑似接着
工程においても殆ど加熱を必要としないため印字トナー
中に含まれる樹脂の溶融による情報通信体の汚損がなく
なる。従って、本発明の情報通信体の製造方法によれ
ば、大量の情報通信体を効率よく短時間でしかも低コス
トで製造することが可能になると共に見た目も非常に美
しい情報通信体が仕上がる。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは剥離可能に2つ折り一体化される2紙片が
横方向に連接された長尺シートSの表側平面図を、Bは
裏側平面図を表す。
【図2】アは本発明の製造方法の被覆工程と折り工程
を、イは裁断工程と疑似接着工程をわかりやすく説明し
た工程図をそれぞれ表す。
【図3】疑似接着積層フィルムの構造を示す断面図を表
す。
【図4】疑似接着積層フィルムを被覆した長尺シートS
の断面図を表す。
【図5】は本発明の製造方法で製造された2つ折り葉書
の完成品断面図を表す。
【図6】完成品の斜視図を表す。
【符号の説明】
S 長尺シート t 単位シート F 疑似接着積層フィルム R ロール 1 第1紙片 2 第2紙片 3 マージナル孔 4、8 折りミシン 5 住所・氏名 6 情報 7 個人情報 9、17 加圧ローラー 10 加熱ローラー 11 感熱接着剤層 12 ポリプロピレン 13 ミシン刃 14、15 スリッター刃 16 ロールカッター 17 界面(疑似接着部分)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表裏面に情報が記載された複数の紙片を
    折り畳み少なくとも1個所の任意の対向面を剥離可能剥
    離後再接着不能に疑似接着した情報通信体において、疑
    似接着積層フィルムを加熱し接着性を帯びさせる工程、
    加熱されて接着性を帯びた疑似接着積層フィルムと別ル
    ートから搬送されたシートの疑似接着予定面を整合させ
    加圧により剥離不能に被覆する工程、被覆されたシート
    を折り込む工程、折り込まれたシートを裁断する工程、
    裁断されたシートを加熱・加圧又は加圧により疑似接着
    する工程からなることを特徴とした情報通信体の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 表裏面に情報が記載された複数の紙片を
    折り畳み少なくとも1個所の任意の対向面を剥離可能剥
    離後再接着不能に疑似接着した情報通信体において、疑
    似接着積層フィルムを加熱し接着性を帯びさせる工程、
    加熱されて接着性を帯びた疑似接着積層フィルムと別ル
    ートから搬送されたシートの疑似接着予定面を加圧によ
    り剥離不能に被覆する工程、被覆されたシートを折り込
    む工程、折り込まれたシートを加熱・加圧又は加圧によ
    り疑似接着する工程、疑似接着されたシートを裁断する
    工程からなることを特徴とした情報通信体の製造方法。
  3. 【請求項3】 表裏面に情報が記載された複数の紙片を
    折り畳み少なくとも1個所の任意の対向面を剥離可能剥
    離後再接着不能に疑似接着した情報通信体において、疑
    似接着積層フィルムを加熱し接着性を帯びさせる工程、
    加熱されて接着性を帯びた疑似接着積層フィルムと別ル
    ートから搬送されたシートの疑似接着予定面を加圧によ
    り剥離不能に被覆する工程、被覆されたシートを裁断す
    る工程、裁断されたシートを折り込む工程、折り込まれ
    たシートを加熱・加圧又は加圧により疑似接着する工程
    からなることを特徴とした情報通信体の製造方法。
  4. 【請求項4】 何れかの工程間に複数の裁断工程が分散
    していることを特徴とした請求項1乃至3に記載の情報
    通信体の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010000769A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 K D K Kk 情報通信体の製造方法

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