JP7365546B2 - 折り畳み情報通信体及びその製造方法 - Google Patents
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Description
1)後糊方式
印刷後の用紙の疑似接着予定面に疑似接着性のUVニスを塗布して疑似接着被膜を形成したもの。前記疑似接着被膜同士を対向させて加圧或いは加熱・加圧処理を施すと剥離可能に接着する。塗布後艶消し状態になるエマルジョン型の弱粘着剤を塗布するものもある。
2)先糊方式
印刷前の用紙の疑似接着予定面に、合成ゴム或いは天然ゴム等を主成分とした疑似接着媒体を塗布して含侵させたもの。乾燥後に印刷・印字を行い、疑似接着予定面同士を対向させて加圧処理を施すと剥離可能に接着する。
3)フィルム方式
印刷後の用紙の疑似接着予定面に疑似接着フィルムシートを被覆(ラミネート)して、前記疑似接着フィルムシート同士が対向するように折り合わせ、加熱或いは加熱・加圧処理を施すと剥離可能に接着する。なお、フィルム方式には対向する疑似接着予定面に予め被覆しておいて、折り合わせた後に剥離可能に接着する全面貼り方式と、折り畳んだ用紙の疑似接着予定面間に予め疑似接着している積層フィルムを挟み込み、用紙とフィルム間を接着して剥離可能に一体化する挟み込み方式の二種類がある。
以下の各実施例では既述の疑似接着媒体の中のフィルム方式(全面貼り方式)に沿って説明する。また本実施例では折り畳み情報通信体の典型例である郵便はがきに沿ってその詳細を説明する。
本実施例の郵便はがきJは、図1(A)、(B)及び図2(A)、(B)に記載されるものであるが、その構成は図2(A)に示すように、上から第一葉片1、第二葉片2、第四葉片4及び第三葉片3の順に重ね合わされている。そして第一葉片1と第二葉片2の対向面間と第四葉片4と第三葉片3の対向面間が疑似接着フィルムシートGを介して剥離可能に接着されている。また第二葉片2と第四葉片4の対向面間が完全接着フィルムフィルムシートKを介して剥離不能に接着されている。
本実施例の郵便はがきJの製造方法に使用される情報通信体シートSは図4(A)及び(B)に示すように、横幅の関係が第一葉片1<第二葉片2の2葉片が縦方向の折り線5を介して横方向に連接された単位シートt1と、同様に横幅の関係が第三葉片3(=第一葉片1)<第四葉片4(=第二葉片2)の2葉片が折り線5を介して横方向に連接された前記単位シートt1と同じ構成の単位シートt2が、折り線6を介して第一葉片1と第三葉片3及び第二葉片2と第四葉片4が接するように上下に配置された4葉片で構成されている。
例えば中央の2葉片を剥離不能に貼り合わせる手段として完全接着フィルムシートKを使用しているが、疑似接着フィルムGに替えても構わない。その際図8(A)及び(B)から分かるように、中央の第二葉片2及び第四葉片4の対向面には、どの端部にも段差や非接着域などの剥離の端緒が形成されておらず揃っている。従って剥離の端緒がないので開くことができないのである。
また完全接着媒体も疑似接着フィルムシートK以外に、例えば所要の箇所に感熱接着剤、感圧接着剤、乾湿接着剤等の層を形成しておいて、それらの接着力が発揮する条件の加工工程を付加しても構わない。
S 情報通信体シート
t1、t2 単位シート
K 完全接着フィルムシート
G 疑似接着フィルムシート
1、2、3、4 葉片
5、6 折り線
Claims (6)
- 横幅が異なる第一葉片と第二葉片の2葉片が縦方向の折り線を介して横方向に連接された第一の単位シートと、前記第一の単位シートと同一構成の第三葉片及び第四葉片からなる第二の単位シートが、第一葉片と第三葉片及び第二葉片と第四葉片が接するように横方向の折り線を介して上下に配置された合計4葉片の情報通信体シートを、第二葉片と第四葉片が内側に挟み込まれるように縦横に折り畳み任意の対向面間を剥離可能に接着した折り畳み情報通信体において、前記折り畳まれた第二葉片と第四葉片の対向面間が剥離不能であると共に剥離展開後に第二葉片と第四葉片の連接葉片と第一葉片と第三葉片の連接葉片が分離することを特徴とした折り畳み情報通信体。
- 請求項1の折り畳み情報通信体における縦方向の折り線で折り畳まれて袋とじ状態となった縁辺を切除して開放することにより、剥離展開後に第二葉片と第四葉片の連接葉片と第一葉片と第三葉片の連接葉片が分離することを特徴とした折り畳み情報通信体。
- 請求項1の折り畳み情報通信体における縦方向の折り線で折り畳まれて袋とじ状態となった縁辺を前記縦方向の折り線に形成された破断ミシンにより破断しながら開封することにより剥離展開後に第二葉片と第四葉片の連接葉片と第一葉片と第三葉片の連接葉片が分離することを特徴とした折り畳み情報通信体。
- 横幅が異なる第一葉片と第二葉片の2葉片が縦方向の折り線を介して横方向に連接された第一の単位シートと、前記第一の単位シートと同一構成の第三葉片及び第四葉片からなる第二の単位シートが、第一葉片と第三葉片及び第二葉片と第四葉片が接するように横方向の折り線を介して上下に配置された合計4葉片の情報通信体シートを、第二葉片と第四葉片が内側に挟み込まれるように縦横に折り畳み任意の対向面間を剥離可能に接着した折り畳み情報通信体における、前記折り畳まれた第二葉片と第四葉片の対向面間が剥離不能であると共に剥離展開後に第二葉片と第四葉片の連接葉片と第一葉片と第三葉片の連接葉片が分離する折り畳み情報通信体の製造方法であって、
横幅が異なる第一葉片と第二葉片の2葉片が縦方向の折り線を介して横方向に連接された第一の単位シートと、前記第一の単位シートと同一構成の第三葉片及び第四葉片からなる第二の単位シートが、第一葉片と第三葉片及び第二葉片と第四葉片が接するように横方向の折り線を介して上下に配置された合計4葉片の情報通信体シートが印刷された連続シート或いは枚葉シートを繰り出すシートの繰り出し工程と、
前記繰り出された折り畳み情報通信体シートの疑似接着予定面に疑似接着媒体を形成する疑似接着媒体の形成工程と、
前記疑似接着媒体が形成された折り畳み情報通信体シートを縦方向の折り線から縦方向の縁辺に段差を形成するように折り畳む第一の折り畳み工程と、
前記縦方向の折り線から折り畳まれた折り畳み情報通信体シートを単体の折り畳み情報通信体シートに切り出す第一の切除工程と、
前記切除された折り畳み情報通信体シートを横方向の折り線から二つ折りに折り畳む第二の折り畳み工程と、
前記二つ折りに折り畳まれた折り畳み情報通信体シートの対向する疑似接着媒体同士を剥離可能に接着する接着工程と、
前記疑似接着媒体同士が剥離可能に接着した情報通信体シートの縦方向の折り線で折り畳まれて袋とじ状態となった縁辺を切除して開放する第二の切除工程とからなることを特徴とした折り畳み情報通信体の製造方法。 - 疑似接着媒体の形成工程の上流及び/又は下流に縦方向の折り線に折り手段又は破断手段を形成する折り手段又は破断手段の形成工程が加えられたことを特徴とした請求項4に記載の折り畳み情報通信体の製造方法
- 折り畳み情報通信体シートの縦方向の余白を切除する切除工程を疑似接着媒体の形成工程の上流及び/又は下流に設けたことを特徴とした請求項4乃至6の何れかに記載の折り畳み情報通信体の製造方法。
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