JP5374822B2 - 封書用紙 - Google Patents
封書用紙 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5374822B2 JP5374822B2 JP2007040152A JP2007040152A JP5374822B2 JP 5374822 B2 JP5374822 B2 JP 5374822B2 JP 2007040152 A JP2007040152 A JP 2007040152A JP 2007040152 A JP2007040152 A JP 2007040152A JP 5374822 B2 JP5374822 B2 JP 5374822B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- sheet
- sealed
- adhesive
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
Description
このとき、返信ハガキにおいては、個人情報を保護するために記入欄を隠蔽する必要がある。そこで、同封されている隠蔽用紙を記入欄に貼り付ける形態のもの、隠蔽用紙が一体となった返信ハガキを使用する形態のもの、等が知られている(特許文献1)。
また、返信封書においては、記入用紙とは別に返信用の封筒を同封する形態のもの、折畳んで糊付けすると封書になる形態のもの(折畳封書用シート)、等が知られている(特許文献2)。これらにおいては封書にする(封緘する)ことで記入内容が隠蔽される。
また、返信用の封筒に記入用紙を同封する形態においては、記入用紙を折畳まないと入らない場合が多く、利用者にとって扱い難いものであった。折畳んで糊付けすると封書になる返信封書においては、使い方が明確でないものが多く、糊付けも必要で手間がかかるため、返信率が低下する傾向がある。
また、部分的に粘着剤があらかじめ塗布されており糊付けが不要な返信封書においては、記入欄に記入するためには剥離紙部分を剥がす必要性があるものが多い。その形態の返信封書においては、粘着剤が露出するため記入し難いものである。
また、粘着剤部分だけに剥離紙を設けている返信封書においては、剥離紙の有無による段差が発生する。そのため、プリンタで印字するときには印字適性が劣っており、利用者に郵送する封筒に封入封緘するときには剥離紙が剥離する危険性が高かった。
また、本発明の請求項2に係る封書用紙は、請求項1に係る封書用紙において、前記上側用紙と前記下側用紙とが貼り合わせにより対向する表面の両方もしくは一方に透過防止図柄が印刷されているようにしたものである。
また、本発明に係る封書用紙によれば、上側用紙における剥離性を有する周辺部分とその他の部分との境界が切れ込みとなっている。したがって、利用者が封書用紙を封書にするときにおいて、上側用紙の剥離性を有する周辺部を除去する作業を容易かつ正確とすることができる。
また、本発明に係る封書用紙によれば、上側用紙と下側用紙の全体における周辺部分とその他の部分との境界がミシン目となっている。したがって、封書用紙を封書とし、その封書を開封するときには、そのミシン目において切断することにより開封する作業を容易かつ正確とすることができる。
また、本発明に係る封書用紙によれば、上側用紙と下側用紙とが貼り合わせにより対向する表面の両方もしくは一方に透過防止図柄が印刷されている。したがって、極めて高い情報隠蔽性を得ることができる。
なお、図1(A)と図2(A)は正面図、図1(B)は側面図、図2(B)は剥離除去された剥離領域11の正面図である。
上側用紙10には2つ折するための折目17が形成されている。上側用紙10はその折目17を境界として一方の部分と他方の部分の2つに分けることができる。一方の部分とは、剥離領域11と情報領域18、それら剥離領域11と情報領域18の境界に形成された切れ込み15(たとえばハーフカット)が形成された部分である。また、他方の部分とは、情報領域19が形成された部分である。ミシン目16は、図1においては、他方の部分にだけ形成されているように図示されているが、図2に示すように、上側用紙10の全体に形成されている。
ミシン目16は、本発明の封書用紙を2つ折りして封書とした後において、その封書を開封するときに、容易かつ正確に所定の線上に沿って開封できるようにするためのミシン目である。ミシン目16のパターン(形状)はミシン目26のパターンと基本的に一致している。また、通常は、折目17に対して対称なパターンとなっている。
折目17は、容易かつ正確に所定の線上に沿って折れるようにミシン目、折罫(筋入)等の加工が行なわれた部分である。折目17は、上側用紙10と下側用紙20を貼り合せ封書用紙としたときには、折目27に対して同一位置となっている。
情報領域19は、情報領域18と同様であり、印字、記入、等により情報を記載できる領域である。その情報の内容には制限がない。たとえば、住所変更届、口座振替申込書、アンケート、等の目的に応じて、利用者が記入を行なう記入欄の領域として使用することができる。
折目27は、容易かつ正確に所定の線上に沿って折れるようにミシン目、折罫(筋入)等の加工が行なわれた部分である。折目27は、上側用紙10と下側用紙20を貼り合せ封書用紙としたときには、折目17に対して同一位置となっている。
上側用紙10と下側用紙20はNIP用紙(non-impact printer用紙)等の用紙の巻取体(ロール紙)を材料とする。上側用紙10と下側用紙20に対してはフレキソ印刷、オフセット印刷、等の印刷ユニットにおいて固定情報の印刷が行われる。固定情報は利用者個人に依存しない固定した情報である。この固定情報の印刷において、封書用紙の用途、すなわち住所変更届、口座振替申込書、アンケート、等の用途に応じた情報が表面に、またそれとともに透過防止図柄が裏面に印刷される。
一方、固定情報の印刷が行われた下側用紙20に対して、フレキソ印刷、グラビア印刷、等の印刷ユニットにおいて粘着領域21と、粘着領域21が形成されていない強接着糊30の領域の印刷が行なわれる。たとえば、粘着層22の材料と強接着糊30としてエマルジョン系の粘着剤と接着剤を使用する。そのときには、乾燥器を通して乾燥を行なうが、その乾燥は、次の重ね合せを行なった後となる。
次に、打抜ユニットにおいて切れ込み15、折目17,27を加工する。切れ込み15は上側用紙10を切断し下側用紙20を切断しないハーフカットとする。
また、打抜ユニットにおいてミシン目16,26を加工する。また、この連続用紙を折り畳むことができるように、折ミシン目を加工する。この加工は上側用紙10と下側用紙20の両方に対して同時に行なわれる。
最後に、連続用紙となっている封書用紙を折ミシン目において折り畳み段ボール箱、等に箱詰して保管する。
利用者は、郵送された封書用紙における記入欄に記入を済ませる。そして、封書用紙から剥離領域11を剥離除去する。図2(A)は剥離領域11を剥離除去した後の封書用紙を示す図であり、図2(B)は剥離除去された剥離領域11を示す図である。次に、折目17,27を折目として剥離領域11を剥離除去した後の封書用紙を2つ折りにする。2つ折りにすると、強粘着性を有する周辺部である粘着領域21と上側用紙の他方の部分における周辺部分とが接着して封書が形成される。封書における表面、すなわち図1における下側用紙20の裏側の面には、利用者に送付する前に郵便における宛先、返信者、等の情報を印刷しておくことができる。したがって、利用者は、封書用紙を2つ折りにするだけで、封書を直ちに返信することができる。
また、その封書の返信を受けた側は、ミシン目16、26に沿って封書の周辺部分を破断除去することにより封書を開封することができる。
11 剥離領域
12 剥離層
15 切れ込み
16 ミシン目
17 折目
18,19 情報領域
20 下側用紙
21 粘着領域
22 粘着層
26 ミシン目
27 折目
30 強接着糊
Claims (2)
- 2つ折りしたときの上側用紙の一方の部分における周辺部の表面は剥離性を有し、2つ折りしたときの下側用紙の一方の部分における周辺部の表面は強粘着性を有し、
前記上側用紙における剥離性を有さない領域の全面または前記下側用紙における強粘着性を有さない領域の全面に強接着糊が塗布されており、
前記上側用紙と前記下側用紙の全体における周辺部分とその他の部分との境界として前記2つ折りを行う折目と平行および直交する方向に、周辺部分切取用のミシン目が形成されており、
前記上側用紙における剥離性を有する周辺部分とその他の部分との境界が切れ込みとなっており、平面方向において当該切れ込みより外側に前記ミシン目が形成されており、
前記上側用紙と前記下側用紙からなる2枚の用紙を前記剥離性の表面と前記強粘着性の表面とが対向するように前記強接着糊により貼り合せて略均一な厚みの1枚の用紙としたことを特徴とする封書用紙。 - 請求項1に記載の封書用紙において、前記上側用紙と前記下側用紙とが貼り合わせにより対向する表面の両方もしくは一方に透過防止図柄が印刷されていることを特徴とする封書用紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007040152A JP5374822B2 (ja) | 2007-02-21 | 2007-02-21 | 封書用紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007040152A JP5374822B2 (ja) | 2007-02-21 | 2007-02-21 | 封書用紙 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008201012A JP2008201012A (ja) | 2008-09-04 |
JP5374822B2 true JP5374822B2 (ja) | 2013-12-25 |
Family
ID=39778987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007040152A Active JP5374822B2 (ja) | 2007-02-21 | 2007-02-21 | 封書用紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5374822B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010120276A (ja) * | 2008-11-20 | 2010-06-03 | Dainippon Printing Co Ltd | 封書作成用シート |
JP5487620B2 (ja) * | 2009-01-05 | 2014-05-07 | 大日本印刷株式会社 | 封書作成用シート |
JP2011143661A (ja) * | 2010-01-18 | 2011-07-28 | Dainippon Printing Co Ltd | カード付き封書用紙 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1035146A (ja) * | 1996-07-25 | 1998-02-10 | King Shoji Kk | 封筒型伝票 |
JP4130570B2 (ja) * | 2002-11-11 | 2008-08-06 | 大日本印刷株式会社 | 印字情報を隠蔽可能な帳票及びその使用方法 |
JP4662425B2 (ja) * | 2003-06-19 | 2011-03-30 | 大日本印刷株式会社 | 折り畳み隠蔽シート |
JP4416449B2 (ja) * | 2003-07-31 | 2010-02-17 | 株式会社日本デジタル研究所 | 給与明細書印刷用紙及び受領書の管理方法 |
JP4792256B2 (ja) * | 2005-08-05 | 2011-10-12 | ナカバヤシ株式会社 | 封筒一体型帳票 |
JP4814725B2 (ja) * | 2006-08-23 | 2011-11-16 | トッパン・フォームズ株式会社 | 封書作成用シート |
-
2007
- 2007-02-21 JP JP2007040152A patent/JP5374822B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008201012A (ja) | 2008-09-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5374822B2 (ja) | 封書用紙 | |
JP4515231B2 (ja) | 葉書シートと葉書シートの使用方法 | |
JPH0672073A (ja) | 葉書用紙 | |
JP5422876B2 (ja) | 封書用紙 | |
JP7297194B2 (ja) | 折り畳み情報通信体及びその製造方法 | |
JP3917861B2 (ja) | 封筒 | |
JP2017185764A (ja) | 封入物封緘封書 | |
JP2010155425A (ja) | 封書作成用シート | |
JP5170618B2 (ja) | 隠蔽シート | |
JP6519196B2 (ja) | 冊子付き配送伝票 | |
JP4500271B2 (ja) | 情報隠蔽用シート | |
JP3122224U (ja) | 広告用印刷物 | |
WO2014181113A2 (en) | Method and document | |
JP7005922B2 (ja) | 記入シート | |
JP2010194909A (ja) | 申し込み封書 | |
JP7365546B2 (ja) | 折り畳み情報通信体及びその製造方法 | |
JP2013011722A (ja) | 有価情報付き封緘ラベル | |
JP7373185B2 (ja) | 折り畳み情報通信体及びその製造方法 | |
JP2018103596A (ja) | 機密性情報通信体 | |
JP7457223B2 (ja) | 折り畳み情報通信体及びその製造方法 | |
JP2549216Y2 (ja) | メールフォーム | |
JP2022092245A5 (ja) | ||
JP4362819B2 (ja) | 封書式シート | |
JP2006095699A (ja) | 隠蔽ラベル付きシート | |
JP3121327U (ja) | 広告用印刷物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100119 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111213 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121106 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121225 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20130826 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130827 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130909 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5374822 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |