JP7005922B2 - 記入シート - Google Patents

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本発明は、記入した内容を簡易に隠蔽された状態とすることが可能な記入シートに関する。
従来、記入した内容を隠蔽するために、記入した内容を封筒等に入れて封緘することが行われている。一方、印刷された内容が折り畳まれて内側に隠蔽される隠蔽ハガキなども存在する(特許文献1参照)。
特開2012-111057号公報
しかしながら、上記従来の技術では、封入・封緘するのに手間がかかるという問題がある。
そこで、本発明は、記入した内容を簡易に隠蔽された状態とすることが可能な記入シートを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明では、
記入欄を有する第1基材と第2基材が貼り合わされてなる記入シートであって、
前記第1基材は、前記第1基材を表にしたとき、分離予定線により、右側から、第1基材第1片と、第1基材第2片および第1基材第3片の順序で区分されており、
前記第2基材は、前記第2基材を表にしたとき、第1折り予定線、第2折り予定線により、左側から、第2基材第1片、第2基材第2片、第2基材第3片の順序で区分されており、
前記第1基材第1片と前記第2基材第1片が非剥離性の接着層により接着されており、前記第1基材第2片および前記第1基材第3片が、前記第2基材第2片および前記第2基材第3片と再剥離再接着性の粘着層により接着され、前記第1基材第2片および前記第1基材第3片の裏面には剥離層が設けられており、
記入欄Aが前記第1基材の右端になる前記第1基材第1片に設けられ、記入欄Bが前記第1基材第1片の裏になる前記第2基材第1片に設けられ、前記記入欄Aに対応した説明書Aが前記記入欄Aを設けた前記第1基材第1片の左側になる前記第1基材第2片に設けられ、前記記入欄Bに対応した説明書Bが前記説明書Aを設けた前記第1基材第2片の左側になる前記第1基材第3片に設けられ、宛先が前記第1基材第2片の裏になる前記第2基材第2片に設けられ、
前記第1折り予定線および前記第2折り予定線を折らない状態で、前記記入欄Aが前記説明書Aの右側に位置し、前記第1折り予定線を折ることで、前記記入欄Bを前記説明書Bの右側に位置でき、前記説明書Aを設けた前記第1基材第1片と前記第1基材第1片の右側になり前記説明書Bを設けた前記第1基材第2片を一緒に剥離し、前記第1折り予定線および前記第2折り予定線により三つ折りすることで、宛先が表出し記入内容を隠蔽した簡易の封筒の形態に形成できるように構成されていることを特徴とする記入シートを提供する。
本発明の記入シートによれば、表面に記入欄を有する第1基材と第2基材が貼り合わされてなり、第1基材は、分離予定線により第1基材第1片と第1基材第2片に区分されており、第2基材は、第1折り予定線、第2折り予定線により第2基材第1片、第2基材第2片、第2基材第3片の順序で区分されており、第1基材第1片と第2基材第1片が接着層により接着されており、第1基材第2片および第1基材第3片が、第2基材第2片および第2基材第3片と剥離可能に接着されているので、記入した内容を簡易に隠蔽された状態とすることが可能となる。
本発明の記入シートによれば、第1基材第1片に記入欄Aが設けられており、第1基材第2片に記入欄Aに対応した説明書Aが設けられているので、説明書Aを見ながら記入欄Aに記入することが容易になる。
本発明の記入シートによれば、第2基材第1片に記入欄Bが設けられており、第1基材第3片に記入欄Bに対応した説明書Bが設けられているので、第1折り予定線により折り畳んで、説明書Bを見ながら記入欄Bに記入することが容易になる。
本発明の記入シートによれば、記入欄Aを設けた第1基材第1片および記入欄Bを設けた第2基材第1片は非剥離性の接着層のみを挟んだ形態となるため、筆記性が高まる。
本発明によれば、記入した内容を簡易に隠蔽された状態とすることが可能となる。
本発明一実施形態に係る記入シートを示す図である。 第2基材第1片2aと第2基材第2片2bが折り畳まれた状態を示す図である。 第1基材第2片1bおよび第1基材第3片1cを第2基材2から剥離した状態を示す図である。 第1基材第1片1aと第2基材第2片2bが貼り合わされた状態を示す図である。 第2基材第1片2aと第2基材第3片2cが貼り合わされた状態を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<1.記入シートの構成>
図1は、本発明一実施形態に係る記入シートを示す図である。このうち、図1(a)は表側平面図、図1(b)は図1(a)におけるA-Aに対応する断面図、図1(c)は裏側平面図である。なお、図1(b)における奥側を図1(a)、図1(c)における上側として示しているため、図1(a)と図1(c)では、左右が逆になっている。記入シートにおいて、実際には、どちらを表(おもて)側、どちらを裏側としてもよいが、便宜上、図1(a)に示す側を表側、図1(c)に示す側を裏側として、以下説明していく。また、図1(b)の層構成において、どちらが上層であってどちらが下層であってもよいが、便宜上、図1(b)の上側(第1基材1の側)を上層、図1(b)の下側(第2基材2の側)を下層として、以下説明していく。図1において表現された各層の厚みの比率、各層の厚みと平面図の面積との比率については、図示の都合上、実際のものとは異なっている。
図1(b)に示すように、本実施形態の記入シートは、第1基材1、第2基材2が接着層3、粘着層5を介して貼り合わされた構成となっている。接着層3は、非剥離性であるのに対して、粘着層5は、再剥離再接着性を有している。接着層3は、第1基材1または第2基材2を破損せずに剥離することが困難な接着力を有し、粘着層5は、第1基材1または第2基材2を破損せずに剥離することが可能な接着力を有している。したがって、接着層3における接着力は、粘着層5における接着力よりも大きい。
図1(a)(b)に示すように、第1基材1には、分離予定線6が形成されており、この分離予定線6を介して、第1基材第1片1aと、第1基材第2片1bおよび第1基材第3片1cに区分されている。分離予定線6としては、第1基材第1片1aと第1基材第2片1bの分離を容易にする形態であれば、様々な形態を用いることができる。本実施形態では、分離予定線6として、第1基材1を貫通し、第2基材2に達しない切り込みを形成している。すなわち、分離予定線6は、記入シート全体として見れば、第1基材1側からハーフカット加工がなされたものとなっている。
図1(b)(c)に示すように、第2基材2には、第1折り予定線7a、第2折り予定線7bが形成されている。第2基材2は、第1折り予定線7aを介して、第2基材第1片2a、第2基材第2片2bに区分されている。また、第2基材2は、第2折り予定線7bを介して、第2基材第2片2b、第2基材第3片2cに区分されている。すなわち、第2基材2は、第1折り予定線7a、第2折り予定線7bにより第2基材第1片2a、第2基材第2片2b、第2基材第3片2cの順序で区分されている。第1折り予定線7a、第2折り予定線7bとしては、各片の間で折り加工を容易にする形態であれば、様々な形態を用いることができる。本実施形態では、第1折り予定線7a、第2折り予定線7bとして、ミシン目を形成している。第1折り予定線7a、第2折り予定線7bは同じ形態の加工であってもよいし、異なる形態の加工であってもよい。図1(a)においては、平面方向における第2折り予定線7bの位置を一点鎖線で示している。本実施形態では、第1基材第2片1bと第1基材第3片1cは一体であり、両者の間に明確な境界はないが、便宜上、第2折り予定線7bの平面方向における位置を第1基材第2片1bと第1基材第3片1cの境界としている。
分離予定線6、第1折り予定線7a、第2折り予定線7bは互いに沿う方向に形成されており、平行であることがより好ましい。分離予定線6と第1折り予定線7aは、記入シートの平面方向において、重ねて形成されることが好ましい。重ねて形成されない場合であっても、平面方向における距離が1.0mm以内となるように形成されることが好ましい。
図1(b)に示すように、第1基材第1片1aと第2基材第1片2aは、接着層3により接着されている。接着層3は、剥離しようとする際、第1基材第1片1aもしくは第2基材第1片2aを破損せずに剥離することが困難な程度の接着力を有する接着層である。図1(b)に示すように、第1基材第2片1bと第2基材第2片2b、第2基材第3片2cは、剥離層4を介して粘着層5により接着されている。
図1(b)に示すように、第1基材第2片1bおよび第1基材第3片1cと、第2基材第2片2bおよび第2基材第3片2cは、剥離層4を介して粘着層5により接着されている。粘着層5は、剥離しようとする際、第1基材第2片1b、第1基材第3片1c、第2基材第2片2b、第2基材第3片2cを破損せずに剥離することが可能な程度の接着力を有する接着層である。特に、第1基材第2片1bおよび第1基材第3片1cの、第2基材2と対向する面に、剥離層4が形成されているため、第1基材第2片1bおよび第1基材第3片1cを第2基材2から剥離することが容易になる。
図1(a)に示すように、第1基材第1片1aの表面(ひょうめん)には、記入欄Aが設けられている。詳細な図示は省略しているが、記入欄Aには、必要な情報を記入するための枠等が印刷されている。図1(c)に示すように、第2基材第1片2aの表面には、記入欄Bが設けられている。詳細な図示は省略しているが、記入欄Bには、必要な情報を記入するための枠等が印刷されている。
図1(a)に示すように、第1基材第2片1bの表面には説明書A、第1基材第3片1cの表面には説明書Bが設けられている。詳細な図示は省略しているが、説明書Aは、記入欄Aを記入するための説明が印刷されたものである。また、説明書Bは、記入欄Bを記入するための説明が印刷されたものである。説明書A、説明書Bにおける説明は、文章・図等を用いたものとなっている。図1(a)に示すように、第2基材第2片2bの表面には宛先が設けられている。宛先としては、住所、宛名等が印刷されており、郵送するための切手貼付欄または料金後納表示が印刷されている。
本実施形態では、第1基材第1片1aに設けられた記入欄Aと、第1基材第2片1bに設けられた説明書Aが対応したものとなっている。すなわち、第1基材第1片1aに設けられた記入欄Aを記入するための説明が、第1基材第2片1bに説明書Aとして設けられている。
また、第2基材第1片2aに設けられた記入欄Bと、第1基材第3片1cに設けられた説明書Bが対応したものとなっている。すなわち、第2基材第1片2aに設けられた記入欄Bを記入するための説明が、第1基材第3片1cに説明書Bとして設けられている。なお、記入欄と説明書の関係は互いに逆になっていてもよい。しかし、剥離層4、粘着層5を間に挟んだ、第1基材第2片1b、第1基材第3片1c、第2基材第2片2b、第2基材第3片2cよりも、接着層3を間に挟んだ第1基材第1片1a、第2基材第1片2aに記入欄を設ける方が、筆記性の観点から好ましい。また、右利きの人が多いため、本実施形態のように、記入欄が説明書より右側に位置するように、記入欄、説明書を設けることが好ましい。
<2.記入シートの製造>
まず、第1基材第1片1a、第1基材第2片1b、第1基材第3片1cの表面に、それぞれ記入欄A、説明書A、説明書Bを印刷する。記入欄A、説明書A、説明書Bの印刷は、公知の様々な印刷法により行うことができる。これらの内容は、記入シートごとに異なる内容ではないため、オフセット印刷等の有版式の印刷法により行うことができる。一方、第2基材第1片2a、第2基材第2片2bの表面に、それぞれ記入欄B、宛先を印刷する。次に、第2基材2に対しては、一方の辺から他方の辺に亘って、2箇所にミシン目加工を行い、第1折り予定線7a、第2折り予定線7bを形成する。第1折り予定線7a、第2折り予定線7bにより、第2基材2は、第2基材第1片2a、第2基材第2片2b、第2基材第3片2cに区分される。
次に、第1基材第1片1a、第1基材第2片1bの下層側の面に剥離層4を形成する。この際、剥離性を良くするために、アンカー層を形成した後、剥離層4を形成するようにしてもよい。剥離層4は、公知の印刷法または塗工法により剥離剤を塗布することにより形成される。
次に、接着剤を第1基材第1片1aの下層側の面に塗布する。さらに、粘着剤を第1基材第2片1b、第1基材第3片1cの下層側の面に塗布する。そして、第1基材1の接着剤、粘着剤が塗布された面と、第2基材2の記入欄B、宛先が形成された面と反対側の面を貼り合わせる。
貼り合わせの際、第1基材1の4つの辺と、第2基材2の4つの辺が一致するように位置合わせが行われる。第1基材1と第2基材2を貼り合わせた後、第1基材1の側からハーフカット加工を行い、分離予定線6を形成する。
<3.各層の組成>
第1基材1、第2基材2としては、充分な強度と印刷適性及び搬送適性を有するものであれば使用でき、例えば、上質紙、クラフト紙、複写用紙、グラシン紙、パーチメント紙、レーヨン紙、コート紙、合成紙、樹脂フィルムによりラミネートされた紙等の紙が好適に用いられるが、セロファン、延伸ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、延伸ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等の樹脂フィルムであっても良い。第1基材1、第2基材2の厚さは20~200μm程度が好ましい。第1基材1と第2基材2は、上記材料のうち、同じ材料を用いてもよいし、互いに異なる材料を用いてもよい。
接着層3、剥離層4、粘着層5は、本発明に係る記入シートに適したものであれば、その組成については特に限定されるものではないが、好ましい例を以下に列挙する。
接着層3における接着剤としては、例えば、ウレタン系、アクリル系、酢酸ビニル系、エチレン-酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体、セルロース樹脂等の熱可塑性樹脂、またはこれらの混合物からなる樹脂を使用することができる。接着剤の塗布は、フレキソ法、グラビア法などの公知の印刷法又はコーティング法によって、厚み0.2~50μm程度に塗布し、貼り合わせ後に、必要に応じて乾燥させる。第1基材第1片1aと第2基材第1片2aは、接着剤(又は樹脂)が乾燥していない状態で貼り合わせるウェット又はセミウェットラミネート方式、熱圧着方式や感圧方式によって貼り合わせる。
剥離層4としては、第1基材第2片1bが、第2基材2から容易に剥離できるような接着性の低いものを使用することが好ましい。ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン等のオレフィン系(共)重合体を用いることが好ましく、他にも、ポリスチレン、ポリビニルブチラール、酢酸ビニル重合体、エチレン-酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体、アクリル樹脂、セルロース樹脂等の熱可塑性樹脂及びこれらの混合物からなるフィルムでも良い。剥離層の形成には、例えば、オフセット印刷用の紫外線硬化型インキにシリコーンゴムを添加したものや、シリコーンアクリレートを添加したものを使用する。通常の熱硬化型剥離インキを使用することもできる。また、メジウムインキや剥離ニスを使用することも可能である。さらに、必要に応じて、酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、スリップ剤、帯電防止剤、防曇剤、着色剤、フィラー等が添加されていても良い。剥離層を形成するための塗布量・塗布厚は特に限定されないが、好ましくは、塗布量は0.1~10g/m2であり、塗布厚は0.1~10μmである。
粘着層5は、第1基材第2片1bおよび第1基材第3片1cの剥離後、第2基材第2片2bを第1基材第1片1aに、第2基材第3片2cを第2基材第1片2aに、それぞれ貼付可能とする層であり、アクリル系粘着剤が最も好ましいが、天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、シリコーンゴム系粘着剤等でも良い。粘着層5を形成するための粘着剤の塗布量・塗布厚は特に限定されないが、好ましくは、塗布量は0.1~50g/m2であり、塗布厚は0.2~50μmである。
<4.記入シートの使用例>
次に、本実施形態に係る記入シートの使用例について説明する。まず、図1に示したような状態において、利用者は説明書Aを読み、その説明に従って記入欄Aに記載する。記入欄Aに記入を終えたら、利用者は、第1基材第1片1aを挟むようにして、第1折り予定線7aから、第2基材第1片2aを折り畳む。図2は、第2基材第1片2aと第2基材第2片2bが折り畳まれた状態を示す図である。図2(a)は断面図、図2(b)は、図2(a)のB方向から見た平面図である。第2基材第1片2aと第2基材第2片2bを折り畳むと、図2(b)に示すような状態になるので、利用者は、説明書Bを読み、その説明に従って記入欄Bに記載する。
記入欄Bに記入を終えたら、利用者は、第2基材第1片2aを基に戻し、第1基材第2片1bを第2基材2および第1基材第3片1cから剥離する。図3は、第1基材第2片1bおよび第1基材第3片1cを、第2基材2から剥離した状態を示す図である。図3(a)は断面図、図3(b)は、剥離後の粘着層5側から見た平面図である。
図3に示した状態から、再度、第1基材第1片1aを挟むようにして、第1折り予定線7aから、第2基材第1片2aを折り畳み、第1基材第1片1aと第2基材第2片2bを貼り合わせる。図4は、第1基材第1片1aと第2基材第2片2bが貼り合わされた状態を示す図である。図4(a)は断面図、図4(b)は、図4(a)のC方向から見た平面図である。
図4に示した状態から、第1基材第1片1a、第2基材第1片2aを挟むようにして、第2折り予定線7bから、第2基材第3片2cを折り畳み、第2基材第1片2aと第2基材第3片2cを貼り合わせる。図5は、第2基材第1片2aと第2基材第3片2cが貼り合わされた状態を示す図である。図5(a)は断面図、図5(b)は、図5(a)のD方向から見た平面図である。図5に示すように、この時点で、記入シートは、元の状態から、第1折り予定線7a、第2折り予定線7bにより三つ折りされた状態となっている。
上記のようにして、第1基材第2片1bを剥離し、第1折り予定線7a、第2折り予定線7bから折り畳むことにより、宛先欄が表出し、表示内容が隠された簡易の封筒を形成することができる。利用者は、このまま、ポストに投函し、記入シートを郵送することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、宛先が印刷されており、葉書のような郵便物として利用できる場合を例にとって説明したが、宛先が印刷されておらず、単なるアンケート用紙や回答用紙として利用することも可能である。アンケート用紙や回答用紙として用いる場合、記入後、三つ折りして内部を隠蔽した後、例えば店頭に容易されている回収箱等に入れることができる。
また、上記実施形態では、電気と水道の申し込みを一括して行う場合を例にとって説明したが、銀行とカード会社への申し込みを一括して行う場合等、様々な手続先に対して用いることが可能である。
また、上記実施形態では、説明の便宜上、第1基材第2片1bおよび第1基材第3片1cと分けて説明したが、実際には、分離予定線6により区分された1つの(紙)片であるため、まとめて第1基材第2片と解釈することもできる。この場合、第1基材第2片の第2基材2端部に近い位置、すなわち、第1折り予定線7aから折り畳んだ場合に、第2基材第1片2aにより隠されない位置に、説明書Bが設けられる。そして、第1基材第2片の分離予定線6に近い方であって、第1折り予定線7aから折り畳んだ場合に、第2基材第1片2aにより隠される位置に、説明書Aが設けられる。
1・・・第1基材
1a・・・第1基材第1片
1b・・・第1基材第2片
1c・・・第1基材第3片
2・・・第2基材
2a・・・第2基材第1片
2b・・・第2基材第2片
2c・・・第2基材第3片
3・・・接着層
4・・・剥離層
5・・・粘着層
6・・・分離予定線
7a・・・第1折り予定線
7b・・・第2折り予定線

Claims (1)

  1. 記入欄を有する第1基材と第2基材が貼り合わされてなる記入シートであって、
    前記第1基材は、前記第1基材を表にしたとき、分離予定線により、右側から、第1基材第1片と、第1基材第2片および第1基材第3片の順序で区分されており、
    前記第2基材は、前記第2基材を表にしたとき、第1折り予定線、第2折り予定線により、左側から、第2基材第1片、第2基材第2片、第2基材第3片の順序で区分されており、
    前記第1基材第1片と前記第2基材第1片が非剥離性の接着層により接着されており、前記第1基材第2片および前記第1基材第3片が、前記第2基材第2片および前記第2基材第3片と再剥離再接着性の粘着層により接着され、前記第1基材第2片および前記第1基材第3片の裏面には剥離層が設けられており、
    記入欄Aが前記第1基材の右端になる前記第1基材第1片に設けられ、記入欄Bが前記第1基材第1片の裏になる前記第2基材第1片に設けられ、前記記入欄Aに対応した説明書Aが前記記入欄Aを設けた前記第1基材第1片の左側になる前記第1基材第2片に設けられ、前記記入欄Bに対応した説明書Bが前記説明書Aを設けた前記第1基材第2片の左側になる前記第1基材第3片に設けられ、宛先が前記第1基材第2片の裏になる前記第2基材第2片に設けられ、
    前記第1折り予定線および前記第2折り予定線を折らない状態で、前記記入欄Aが前記説明書Aの右側に位置し、前記第1折り予定線を折ることで、前記記入欄Bを前記説明書Bの右側に位置でき、前記説明書Aを設けた前記第1基材第1片と前記第1基材第1片の右側になり前記説明書Bを設けた前記第1基材第2片を一緒に剥離し、前記第1折り予定線および前記第2折り予定線により三つ折りすることで、宛先が表出し記入内容を隠蔽した簡易の封筒の形態に形成できるように構成されていることを特徴とする記入シート。
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