JP2016137694A - 封筒及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 枚葉シートから親書或いは広告宣伝等の伝達物の送付に使用する封筒及びその製造方法を提供する。【解決手段】 少なくとも表面がフィルムシートFで被覆された第一葉片1及び第二葉片2が折り線3から二つ折りに折り畳まれると共に2か所の開封縁辺が剥離不能に接着された封筒において、前記2か所の開封縁辺の接着が前記開封縁辺の外方へはみ出したフィルムシートF同士の接着により形成された封筒により解決される。【選択図】図1
Description
本発明はパンフレットや親書等を封入し、郵送或いは配送するための封筒及びその製造方法に関する。さらに詳しくは、特に水濡れや破損に強い封筒及びその製造方法に関する。
従来、封筒に封入された内容物を水濡れ等から守るために、例えば特開平9−54392号公報に開示される郵送用封筒がある。このものは例えばポリエチレン材料層3、CPP材料層4の2層の合成樹脂材料層と、紙材料層5が外面側に配置された状態で、略半分に折返され、かつ重ね合わされた封筒素材2の重ね合わせ部6における両側の端縁部7間を熱溶着して接合し、略袋状の封筒本体8を形成することによって封筒素材8の強度を高め、破損しにくくするとともに、防水性を高めるようにしたものである。
前記特許文献の封筒は、製造するに当たり大がかりなラミネート装置を必要とする。その際コストの関係上一度に大量なロットを製造する必要がある。従って銘柄や紙質、斤量等多くの種類の用紙を使用して機能的、外観的にバラエティーに富んだ多種類の封筒をそれぞれ少ないロットで製造していては全く採算が合わず、結局使用する用紙種類の選択範囲は狭くなる。即ち多くの銘柄や紙質、斤量の中から一種類を選択して大量に製造することでようやく採算が合い実用に供することが可能になるのである。
また、前記封筒素材2を使用して封筒を形成するに当たり、折り返された封筒素材2の両側の縁辺部をスポット的に熱溶着する等、封筒素材2の切り出しや折り返し作業或いは部分熱溶着作業等に多大な時間と手間が掛かる。
本発明は上記問題に鑑み、フィルムラミネートが施された用紙を使用して、雨等による水濡れ及び破損に強い封筒を、連続的流れ作業により効率的に製造することができる封筒及びその製造方法を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明の封筒は、少なくとも表面がフィルムシートで被覆された第一葉片及び第二葉片が折り線から二つ折りに折り畳まれると共に2か所の開封縁辺が剥離不能に接着された封筒において、前記2か所の開封縁辺の接着が前記開封縁辺の外方へはみ出したフィルムシート同士の接着により形成されていることを特徴としている。
また、前記封筒を構成する何れかの葉片に窓部を設けても構わない。その場合前記窓部を封筒の内面側からフィルムシートにより被覆しても構わない。
さらに上記課題を解決するために、本発明の封筒の製造方法は、少なくとも表面がフィルムシートで被覆された第一葉片及び第二葉片が折り線から二つ折りに折り畳まれると共に2か所の開封縁辺が剥離不能に接着された封筒の製造方法において、前記2か所の開封縁辺の接着が前記開封縁辺の外方へはみ出したフィルムシート同士の接着により形成されている封筒の製造方法であり、第一葉片及び第二葉片が折り線で横方向に連接された封筒シートを順次等間隔で繰り出す繰り出し工程、繰り出された封筒シートの第一葉片及び第二葉片の外側縁辺の外方にはみ出しながらフィルムシートを被覆する被覆工程、フィルムシートが被覆された封筒シートを連続的に二つ折り状態に折り畳む折り畳み工程、折り畳まれた封筒シートを単位封筒シート毎に断裁する断裁工程、断裁された単位封筒シートの前記第一葉片及び第二葉片の外側縁辺の外方にはみ出したフィルムシート同士を剥離不能に接着する封筒形成工程とから成ることを特徴としている。
さらにまた、上記課題を解決するために、本発明の封筒の製造方法は、少なくとも表面がフィルムシートで被覆された第一葉片及び第二葉片が折り線から二つ折りに折り畳まれると共に2か所の開封縁辺が剥離不能に接着された封筒の製造方法において、前記2か所の開封縁辺の接着が前記開封縁辺の外方へはみ出したフィルムシート同士の接着により形成されている封筒の製造方法であり、窓部が打ち抜かれた第一葉片及び第二葉片が折り線で横方向に連接された封筒シートを順次等間隔で繰り出す繰り出し工程、繰り出された封筒シートの第一葉片の裏面側の窓部と第一葉片及び第二葉片表面側において前記両葉片の外側縁辺の外方にはみ出しながらフィルムシートを被覆する被覆工程、フィルムシートが被覆された封筒シートを連続的に二つ折り状態に折り畳む折り畳み工程、折り畳まれた封筒シートを単位封筒シート毎に断裁する断裁工程、断裁された単位封筒シートの前記第一葉片及び第二葉片の外側縁辺の外方にはみ出したフィルムシート同士を剥離不能に接着する封筒形成工程とから成ることを特徴としている。
本発明に封筒に使用される用紙は、例えば各種銘柄の上質紙、マット紙、コート紙等の通常の用紙を始め、各種樹脂からなるフィルムシート、合成紙、不織布等を使用することができる。また用紙等の斤量にも格別な制限はなく、用紙においては例えば四六伴換算で70kg〜180kgの範囲のものを好適に使用することができる。
本発明に使用される前記フィルムシートは、透明或いは半透明の公知のプリントラミネート用のものから適宜選択すればよい。基材の一方の面に感熱接着剤層が予め形成されているサーマルラミネート法に対応したプリントラミネート用のフィルムシート(艶出し、つや消し、ホログラム等)を好適に使用することができる。
なお、封筒の折り線に形成される折り手段は、封筒の加工工程の最上流に載置する段階の展開状態の時に予め施されていてもよいが、繰り出し工程と同時或いは被覆工程の前後で行われても構わない。また、折り手段の具体的な例としては、ミシン(折りミシン、切取りミシンやマイクロミシン等)や折り筋等の公知の手段が好適に使用することができる。
封筒シートに印刷された展開状態の封筒の折り線(必ずしも記載される必要はない)に形成される折り手段は、例えば折りミシン、切取ミシン、マイクロミシンや折り筋等が好適に使用される。前記折りミシンのカットとアンカットの比率に格別な制限はないが、後の工程で各種フィルムシートが被覆される場合は、前記各種フィルムシートにより補強されるので、カット比率が大きくて比較的折り易いものが至便である。なお折りミシンの形状にも制限はなく、通常の直線状の破線以外に複数の微細な孔や複数の曲線状の切れ込み、複数の屈曲した直線や曲線の組み合わせ等でも構わない。また折り筋の幅や深さにも格別な制限はない。要はフィルムが被覆されても容易に折り畳みできるような折り手段であれば構わない。さらに他の公知の折り手段を採用しても構わない。
本発明の断裁工程では、ダイカットロールとバックアップロールの組み合わせからなる横断裁刃を使用した断裁手段を好適に使用することができる。またダイカットロールをマグネット仕様(例えばフレキシブルピナクルダイ:株式会社塚谷刃物製作所製)にして様々な形状の打ち抜き刃を使用した断裁手段を採用しても構わない。その場合封筒の外形に変化を付けることが可能になり美的感覚が向上する。
本発明の封筒は外側面がフィルムシートによりラミネートされているため防水効果が非常に高く、また破損にも強い。またその製造方法によれば、仮に少部数であっても用紙の種類や斤量等各種条件の異なる封筒を連続的流れ作業により極めて効率的に製造することができる。
以下、本発明を図面と共に分かりやすく説明する。
[実施例1:封筒J1]
図1に示すように、本実施例の封筒J1は例えば折り線3(折りミシンが形成されている)から第一葉片1及び第二葉片2が二つ折りに折り畳まれている。前記両葉片はフィルムシートFにより外側面が被覆されているが、折り線3側と逆側の縁辺及び折り線4(折りミシンが形成されている)側と逆側の縁辺では前記被覆されているフィルムシートが葉片の縁辺からはみ出しており、図1(B)及び(C)に示すように前記はみ出したフィルムシートF同士の接着により解放されている2辺が剥離不能に封緘されている。また、封筒J1の表面に当たる第一葉片1表面には例えば郵便切手欄や郵便番号欄、更に表示はされていないが受取人の住所氏名やその他の各種情報が記載されている。
[実施例1:封筒J1]
図1に示すように、本実施例の封筒J1は例えば折り線3(折りミシンが形成されている)から第一葉片1及び第二葉片2が二つ折りに折り畳まれている。前記両葉片はフィルムシートFにより外側面が被覆されているが、折り線3側と逆側の縁辺及び折り線4(折りミシンが形成されている)側と逆側の縁辺では前記被覆されているフィルムシートが葉片の縁辺からはみ出しており、図1(B)及び(C)に示すように前記はみ出したフィルムシートF同士の接着により解放されている2辺が剥離不能に封緘されている。また、封筒J1の表面に当たる第一葉片1表面には例えば郵便切手欄や郵便番号欄、更に表示はされていないが受取人の住所氏名やその他の各種情報が記載されている。
この封筒J1は、接着されていない折りミシン4側の開口部から、例えばパンフレットや親書或いは広告宣伝等の伝達物を封入し、折りミシン4からフラップ部分を折り返し接着テープ等により封緘して使用するものである。
フィルムシートの構成は、例えば二軸延伸ポリプロピレンからなら基材の一方の面に、公知の感熱接着剤層を形成した公知のプリントラミネート用のフィルムシートが使用できる。なお、前記プリントラミネート用のフィルムシートは、使用目的によりつや消し、艶出し、ホログラム等の公知の各種フィルムシートが用意されているが何れを使用しても構わない。そして両葉片からはみ出した部分のフィルムシートは対向するお互いの感熱接着剤層により剥離不能に接着される。
[実施例2:封筒J2]
本実施例の封筒J2の構成と前記封筒J1との相違は図2に示すように、封筒J2の第一葉片1に例えば封入物に記載された受取人の住所・氏名等が視認できる窓部5が形成されている点にある。なお前記窓部5は、図2(B)及び(C)に示すように、表裏面にフィルムシートFが被覆されているが、前記フィルムシートFは透明或いは半透明なため内部の情報(受取人の住所・氏名等)を確認することが容易にできる。
本実施例の封筒J2の構成と前記封筒J1との相違は図2に示すように、封筒J2の第一葉片1に例えば封入物に記載された受取人の住所・氏名等が視認できる窓部5が形成されている点にある。なお前記窓部5は、図2(B)及び(C)に示すように、表裏面にフィルムシートFが被覆されているが、前記フィルムシートFは透明或いは半透明なため内部の情報(受取人の住所・氏名等)を確認することが容易にできる。
この封筒J2も前記封筒J1と同様に、接着されていない折りミシン4側の開口部から、例えばパンフレットや親書或いは広告宣伝等の伝達物に印字されている受取人の住所氏名等が前記窓部5から視認できるよう封入し、折りミシン4からフラップ部分を折り返し接着テープ等により封緘して使用するものである。
[実施例3:封筒シートS1を使用した封筒J1の製造方法]
図3に示すように、本実施例の封筒J1の製造方法で使用する封筒シートS1は、第一葉片1及び第二葉片2が折り線3(折りミシンが形成されている)を介して横方向に連接されており、封入物を封入後にフラップ部分を折り返すための折りミシン4が形成されている。また、切り取り予定線6の上方には、後述する製造工程でセンサの読み取りに使用するための帯状のマークMが記載されている。
図3に示すように、本実施例の封筒J1の製造方法で使用する封筒シートS1は、第一葉片1及び第二葉片2が折り線3(折りミシンが形成されている)を介して横方向に連接されており、封入物を封入後にフラップ部分を折り返すための折りミシン4が形成されている。また、切り取り予定線6の上方には、後述する製造工程でセンサの読み取りに使用するための帯状のマークMが記載されている。
そして第一葉片1表面には郵便切手欄、郵便番号欄或いは図示されていないが広告宣伝或いは受取人の住所氏名等の各種情報が記載されていても構わない。同様に第二葉片2表面にも図示されていないが各種情報が記載されていても構わない。なお第一葉片1及び第二葉片2裏面は、最終的に封筒J1の内面側になるため情報が表示されることは特殊な場合を除いてない。
既述の通り構成された封筒シートS1は、例えば図4に示す加工工程の最上流の用紙載せ台11に積載され、最上面の封筒シートS1から例えば吸着パッド12等からなる用紙繰り出し装置により、図5に示すように順次等間隔で右側の搬送テーブル上へ繰り出される。そして一対のニップローラ13a、13bにより右側に配置されている一対のヒートローラ14a、14bからなるラミネート装置へと牽引される。
なお、前記折り線3に折りミシンや折り筋等の各種折り手段が予め形成されていない場合、或いはフラップ部分を折り返すための折りミシン4が形成されていない場合、例えば一対のニップローラ13a、13bとラミネート装置の間に、公知のミシン入れや筋入れ等の各種折り手段を形成する装置を増設して折り手段を形成しながら、右側に配置されたラミネート装置へ送り込むようにしても構わない。
前記ラミネート装置では上方に待機するロールから繰り出されるフィルムシートFが繰り出され、ヒートローラ14a、14bで図6(A)及び(B)に示すように封筒シートS1の被覆予定面に整合されると共に加熱・加圧処理が施され、前記フィルムシートFに設けられている感熱接着剤層により前記被覆予定面に剥離不能に接着される。その際前後して送り出された各封筒シートS1は前記フィルムシートFにより連続状態となっている。
なおフィルムシートFは第一葉片1及び第二葉片2の両葉片外側縁辺から外方へ約3〜5mm前後はみ出す幅に設定されているため、前記はみ出したフィルムの感熱接着剤層がヒートローラ14a、14b間において加熱により接着性を示すのであるが、前記ヒートローラ14a、14bの表面はフッ素処理が施されているためフィルムシートFが接着して巻き込まれることはない。
そしてフィルムシートFが被覆された封筒シートS1は、次に右側の折り畳み装置へと一対のニップローラ15a、15bにより送り出される。前記折り畳み装置では折り線3から第一葉片1と第二葉片2の裏面同士が対向するように折り畳まれ、図7(A)及(B)に示す状態に仕上げられる。
既述の通り折り畳まれた封筒シートS1は、サポートローラ17でほぼ水平に向きを変えると、右側に配置されている一対のニップローラ18a、18bによりさらに右側に配置されている断裁刃20a及び固定刃20bからなる断裁装置へと送り出される。
前記断裁装置では、その上流側に配置されているセンサ19が、図7(A)において図中矢印方向に通過する枚葉シートS1に表示されているマークMを上方から読み取ると、切取り予定線6までの距離をカウントして前記切取り予定線6を断裁する。引き続き電気的なカウントは継続され、次に切取り予定線7を断裁して一つ目の単位封筒シートt1を切り出す。
センサ19の読み取りによる断裁動作は続いて通過する後続の封筒シートS1においても繰り返し行われ、図7の断面の単位封筒シートt1が連続的に切り出されるのである。そして前記単位封筒シートt1は次に右側に配置されている封筒形成装置へ送り出されるのである。なおこの時点において各葉片の外側縁辺からはみ出したフィルムシートFは未接着状態である。
前記封筒形成装置は一対の搬送ローラ21a、21bと一対のヒータパネル22a、22bが交互に配置されており、前記ヒータパネル間を通過する単位封筒シートt1は加熱されると共に出口に配置された一対の加圧ローラ23a、23bにより加圧される。そして前記加熱・加圧処理により、第一葉片1及び第二葉片2の外側縁辺の外方へはみ出した部分のフィルムシートF同士がお互いの感熱接着剤層により剥離不能に接着した封筒J1は、前記一対の加圧ローラ23a、23bから排出され、ベルトコンベア等から成るスタッカ24に積載されるのである。
[実施例4:封筒シートS2を使用した封筒J2の製造方法]
図8に示すように、本実施例の封筒J2の製造方法で使用する封筒シートS2は、第一葉片1及び第二葉片2が折り線3(折りミシンが形成されている)を介して横方向に連接されており、封入物を封入後にフラップ部分を折り返すための折りミシン4が形成されている点、また切り取り予定線6の上方には、後述する製造工程でセンサの読み取りに使用するための帯状のマークMが記載されている点において同様であるが、第一葉片1に窓部5が打ち抜かれている点で異なる。
図8に示すように、本実施例の封筒J2の製造方法で使用する封筒シートS2は、第一葉片1及び第二葉片2が折り線3(折りミシンが形成されている)を介して横方向に連接されており、封入物を封入後にフラップ部分を折り返すための折りミシン4が形成されている点、また切り取り予定線6の上方には、後述する製造工程でセンサの読み取りに使用するための帯状のマークMが記載されている点において同様であるが、第一葉片1に窓部5が打ち抜かれている点で異なる。
そして第一葉片1表面には図示されていないが広告宣伝等の各種情報が記載されていても構わない。同様に第二葉片2表面にも図示されていないが各種情報が記載されていても構わない。なお第一葉片1及び第二葉片2裏面は、最終的に封筒J2の内面側になるため情報が表示されることは特殊な場合を除いてない。
既述の通り構成された封筒シートS2は、例えば図4に示す加工工程の最上流の用紙載せ台11に積載され、最上面の封筒シートS2から例えば吸着パッド12等からなる用紙繰り出し装置により、図5に示すように順次等間隔で右側の搬送テーブル上へ繰り出される。そして一対のニップローラ13a、13bにより右側に配置されている一対のヒートローラ14a、14bからなるラミネート装置へと牽引される。
前記ラミネート装置では上方及び下方(破線で表現)に待機するロールから繰り出されるフィルムシートFが繰り出され、ヒートローラ14a、14bで図9(A)及び(B)に示すように封筒シートS2の被覆予定面に整合されると共に加熱・加圧処理が施され、前記フィルムシートFに設けられている感熱接着剤層により前記被覆予定面に剥離不能に接着される。その際前後して送り出された各封筒シートS2は前記各フィルムシートFにより連続状態となっている。
なおフィルムシートFは第一葉片1及び第二葉片2の両葉片外側縁辺から外方へ約3〜5mm前後はみ出す幅に設定されているため、前記はみ出したフィルムの感熱接着剤層がヒートローラ14a、14b間において加熱により接着性を示すのであるが、記述の通り前記ヒートローラ14a、14bに巻き込まれることはない。また窓部5では、第一葉片1の両面からフィルムシートFが被覆されているため接着性は封印されている。
そしてフィルムシートFが被覆された封筒シートS2は、次に右側の折り畳み装置へと一対のニップローラ15a、15bにより送り出されるのであるが、それ以後の工程は前記実施例3と同一のため省略する。
J1、J2 封筒
S1、S2 封筒シート
t1、t2 単位封筒シート
F フィルムシート
M マーク
1、2 葉片
3 折り線
4 折りミシン
5 窓部
6、7 切取り予定線
11 用紙載せ台
12 吸着パッド
13a、13b、15a、15b、18a、18b ニップローラ
14a、14b ヒートローラ
16、17 サポートローラ
19 センサ
20a 断裁刃
20b 固定刃
21a、21b 搬送ローラ
22a、22b ヒータパネル
23a、23b 加圧ローラ
24 スタッカ
S1、S2 封筒シート
t1、t2 単位封筒シート
F フィルムシート
M マーク
1、2 葉片
3 折り線
4 折りミシン
5 窓部
6、7 切取り予定線
11 用紙載せ台
12 吸着パッド
13a、13b、15a、15b、18a、18b ニップローラ
14a、14b ヒートローラ
16、17 サポートローラ
19 センサ
20a 断裁刃
20b 固定刃
21a、21b 搬送ローラ
22a、22b ヒータパネル
23a、23b 加圧ローラ
24 スタッカ
Claims (4)
- 少なくとも表面がフィルムシートで被覆された第一葉片及び第二葉片が折り線から二つ折りに折り畳まれると共に2か所の開封縁辺が剥離不能に接着された封筒において、前記2か所の開封縁辺の接着が前記開封縁辺の外方へはみ出したフィルムシート同士の接着により形成されていることを特徴とした封筒。
- 第一葉片に窓部が打ち抜かれると共に前記窓部の裏面側にもフィルムシートが被覆されていることを特徴とした請求項1に記載の封筒。
- 少なくとも表面がフィルムシートで被覆された第一葉片及び第二葉片が折り線から二つ折りに折り畳まれると共に2か所の開封縁辺が剥離不能に接着された封筒の製造方法において、前記2か所の開封縁辺の接着が前記開封縁辺の外方へはみ出したフィルムシート同士の接着により形成されている封筒の製造方法であり、第一葉片及び第二葉片が折り線で横方向に連接された封筒シートを順次等間隔で繰り出す繰り出し工程、繰り出された封筒シートの第一葉片及び第二葉片の外側縁辺の外方にはみ出しながらフィルムシートを被覆する被覆工程、フィルムシートが被覆された封筒シートを連続的に二つ折り状態に折り畳む折り畳み工程、折り畳まれた封筒シートを単位封筒シート毎に断裁する断裁工程、断裁された単位封筒シートの前記第一葉片及び第二葉片の外側縁辺の外方にはみ出したフィルムシート同士を剥離不能に接着する封筒形成工程とから成ることを特徴とした封筒の製造方法。
- 少なくとも表面がフィルムシートで被覆された第一葉片及び第二葉片が折り線から二つ折りに折り畳まれると共に2か所の開封縁辺が剥離不能に接着された封筒の製造方法において、前記2か所の開封縁辺の接着が前記開封縁辺の外方へはみ出したフィルムシート同士の接着により形成されている封筒の製造方法であり、窓部が打ち抜かれた第一葉片及び第二葉片が折り線で横方向に連接された封筒シートを順次等間隔で繰り出す繰り出し工程、繰り出された封筒シートの第一葉片の裏面側の窓部と第一葉片及び第二葉片表面側において前記両葉片の外側縁辺の外方にはみ出しながらフィルムシートを被覆する被覆工程、フィルムシートが被覆された封筒シートを連続的に二つ折り状態に折り畳む折り畳み工程、折り畳まれた封筒シートを単位封筒シート毎に断裁する断裁工程、断裁された単位封筒シートの前記第一葉片及び第二葉片の外側縁辺の外方にはみ出したフィルムシート同士を剥離不能に接着する封筒形成工程とから成ることを特徴とした封筒の製造方法。
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