JP5826574B2 - 壁装着具 - Google Patents
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また、ヘッド部材には、組み付けられる針部材を保持し、針部材が当該保持状態からヘッド部材を貫通して壁に突き刺されるときの針部材の板状ピンと根元部分との突刺し方向の動きを案内する保持案内孔を形成しており、保持案内孔は、針部材の突刺しが完了するまで根元部分の突刺し方向の動きを案内するために針部材の根元部分の断面形状に相当した内壁を有するスリットを備えているので、ヘッド部材に針部材を組み付ける際には、針部材は保持案内孔内に保持され、その状態で壁への突き刺しの準備をする、或いは商品として流通させることができる。また、針部材をヘッド部材に押し込むとき又は針部材をヘッド部材に貫通させて壁に突き刺すときには、針部材の板状ピンと根元部分とは保持案内孔において突刺し方向に案内されて動かされ、特に根元部分については針部材の突刺しが完了するまで保持案内孔のスリットによって案内されるので、スリットの内壁によって外側からその姿勢を正しく保ったまま安定して確実にヘッド部材に押し込まれる。針部材は、座屈を生じることなくヘッド部材に対するスムーズな動きが確保され、安定した状態で壁に突き刺すことができる。
更に、板状ピンには、針部材の壁からの抜け出し方向に抵抗となる楔部が形成されているので、針部材の壁への突き刺し時には、楔部は突き刺しに対する壁からの抵抗が大きくならず、壁への突き刺しによる装着を容易にし、装着後の突き刺した状態では、針部材に壁から抜け出そうとする力が作用するときには、楔部が針部材の周囲の壁に食い込むことで、楔部は針部材の壁からの抜け出しに対して大きな抵抗を与えて抜け出し難くする。なお、保持案内孔には、針部材が通過する際に、楔部が通過しやすいように、楔部が設けられる位置と高さに応じて凹溝を形成することができる。
また、この壁装着具において、前記切り起こし片は、前記板状ピンの側縁の領域又は前記板状ピンの幅方向中央の領域に、突き刺し方向に並んで形成された複数個の切り起こし片であるとすることができる。この場合、更に、前記複数個の切り起こし片については、前記板状ピンの一方の板面に対して切り起こされた少なくとも一つの切り起こし片と、当該板状ピンの他方の板面に対して切り起こされた少なくとも一つの切り起こし片とを含んでいるとすることができる。
板状ピンにおける切り起こし片の形成位置や個数は、壁の材質や、壁の壁装着具に対する固定性能等に応じて、適宜に選択することができる。
また、ヘッド部材には、組み付けられる針部材を保持し、針部材が当該保持状態からヘッド部材を貫通して壁に突き刺されるときの針部材の板状ピンと根元部分との突刺し方向の動きを案内する保持案内孔を形成しており、保持案内孔は、針部材の突刺しが完了するまで根元部分の突刺し方向の動きを案内するために針部材の根元部分の断面形状に相当した内壁を有するスリットを備えているので、ヘッド部材に針部材を組み付ける際には、針部材は保持案内孔内に保持され、その状態で壁への突き刺しの準備をする、或いは商品として流通させることができる。また、針部材をヘッド部材に押し込むとき又は針部材をヘッド部材に貫通させて壁に突き刺すときには、針部材の板状ピンと根元部分とは保持案内孔において突刺し方向に案内されて動かされ、特に根元部分については針部材の突刺しが完了するまで保持案内孔のスリットによって案内されるので、スリットの内壁によって外側からその姿勢を正しく保ったまま安定して確実にヘッド部材に押し込まれる。針部材は、座屈を生じることなくヘッド部材に対するスムーズな動きが確保され、安定した状態で壁に突き刺すことができる。
一方、コンクリートのような硬質の壁に対しては、板状ピンは、材質や加工方法にもよるが、折損・曲がりなどの損傷の原因にならなければ、根元部分から先端部分までの長さや幅寸法、又は板厚について、使用態様に応じて適宜の変更が可能である。厚みを確保してピンを安定させ且つ損傷しないようにする外、先端部の厚みを薄くしても良い。
針部材の寸法は、取り付ける物品の重さ、壁材の性質(硬さ等)、用いる突き刺しピンの個数、個々の突き刺しピンに掛かる荷重条件等を考慮して、突き刺しピンの形態を選択するのが好ましい。例えば、壁の硬さが高いほど、板状ピンの板厚を厚くすることができる。それゆえ、多数の仕様の突き刺しピンを用意しておき、使用する状況に応じて、その中から、安全な仕様のものを選択可能にしておくのが好ましい。
12 ヘッド部材 13 キャップ
14,15 板状ピン 16 根元部分
20 隙間 21,22 先頭部分
25 本体部分 26 ヘッド端部分
27 スリット
28 凹溝
31 天板部 32 周胴部
33 係合部
41,51,61,71,81,91 針部材
42,43 板状ピン
44,45 先頭部分
46 根元部分 46a 孔
47,67,77,87,97,98 楔部材
100 壁装着具 111 針部材
112 ヘッド部材 114,115 板状ピン
116 根元部分 116a 孔
123 楔部 125 本体部分
127 端面 128 突起
200,230 係合具 210 本体部
220 係合部 211 延長部分
212,232 孔群
213,233 突き刺し孔
214,234 嵌入孔
Claims (9)
- 板状の針部材と、当該針部材が突き出ているように組み付けられるヘッド部材とを備えており、前記針部材が壁に突き刺されることにより前記ヘッド部材が前記壁に固定される壁装着具において、
前記針部材は、根元部分と、当該根元部分から延び且つ先端部分が尖った少なくとも一本の細長い板状ピンとを備えており、
前記ヘッド部材には、組み付けられる前記針部材を保持し、前記針部材が当該保持状態から前記ヘッド部材を貫通して前記壁に突き刺されるときの前記針部材の前記板状ピンと前記根元部分との突刺し方向の動きを案内する保持案内孔が形成されており、
前記保持案内孔は、前記針部材の突刺しが完了するまで前記根元部分の突刺し方向の動きを案内するため、前記針部材の前記根元部分の断面形状に相当した内壁を有するスリットを備えており、
前記板状ピンには、前記針部材の前記壁からの抜け出し方向に抵抗となる楔部が形成されている
ことを特徴とする壁装着具。 - 前記楔部は、前記板状ピンに形成した切込み部分について、前記板状ピンの板面に対して、突き刺し方向の後方部分に向けて傾斜する態様で切り起こされた切り起こし片であることを特徴とする請求項1に記載の壁装着具。
- 前記切り起こし片は、前記板状ピンの側縁の領域若しくは前記板状ピンの幅方向中央の領域において、前記突き刺し方向の先端寄り部分、中央部分又は根元寄り部分の位置に、単独に形成された切り起こし片であることを特徴とする請求項2に記載の壁装着具。
- 前記切り起こし片は、前記板状ピンの側縁の領域又は前記板状ピンの幅方向中央の領域に、突き刺し方向に並んで形成された複数個の切り起こし片であることを特徴とする請求項2に記載の壁装着具。
- 前記複数個の切り起こし片は、前記板状ピンの一方の板面に対して切り起こされた少なくとも一つの切り起こし片と、当該板状ピンの他方の板面に対して切り起こされた少なくとも一つの切り起こし片とを含んでいることを特徴とする請求項4に記載の壁装着具。
- 前記切り起こし片は、前記板状ピンの前記突き刺し方向の後方に向かって、同じ幅の形状、次第に幅広い形状、又は次第に幅狭い形状に形成されていることを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項に記載の壁装着具。
- 前記針部材の前記先端部分が尖った前記板状ピンは、共通の根元部分を有しており、且つ共通の面内に配置されるように形成された平行な少なくとも二本のピンであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の壁装着具。
- 前記ヘッド部材には、前記針部材が貫通した状態で、前記針部材を覆うキャップが装着されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の壁装着具。
- 前記ヘッド部材に壁掛止め物品が直接に係合されること、又は前記ヘッド部材に係止される係合具を介して前記壁掛止め物品が間接的に係合されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の壁装着具。
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