JP2021176408A - 物品固定具 - Google Patents

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成作 天谷
Seisaku Amaya
宗城 伊藤
Muneki Ito
裕介 村上
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【課題】簡素な構造で、かつ手作業でも簡単に壁面に刺し込むことができ、確実に抜け止め効果を発揮できる物品固定具を提供する。【解決手段】複数のピン2が保持されて構成される壁面への物品固定具であって、ピン保持具1の裏面13が前記壁面に対向する面であって、この裏面13には当該裏面13の垂線に対して傾斜してなる有底のポケット孔11を点対称的に複数設け、当該ポケット孔11の内部に前記ピン2の頭部21を嵌着して、当該ピン2を傾斜姿勢で固定可能にする一方、前記ポケット孔11の底部が前記ピン保持具1の表面12側に位置しており、前記ピン2を固定した状態で表面12を押圧することにより、ピン2の針部を壁面に刺し込み可能にした。【選択図】図4

Description

本発明は、物品固定具の改良、更に詳しくは、簡素な構造で、かつ、手作業でも簡単に壁面に刺し込むことができ、確実に抜け止め効果を発揮できる物品固定具に関するものである。
部屋の模様替えなどにおいて、気に入ったカーテンやブラインドなどを設置したい場合には、これらを取り付けるためのフレームやレールなどの取付部材を壁面や天井に固定する必要があるが、特に賃貸物件などでは既存の壁面をできるだけ傷付けないようにしなければならない。
ところで、かかる取付部材を固定する位置における壁面の材料としては、木材やコンクリート、石膏ボードなどがあり、硬さも様々であるが、石膏ボードのような軟弱な壁面に取付部材を確実に固定するためには、取付部材が脱落しないような強固な保持力が必要である。
そこで、従来、軟弱な壁面に使用するための物品固定具として、複数のピンを斜め方向に刺し込むものが開示されており、例えば、ホルダーの表面からピンを貫通させて壁面に刺し込むものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、ピンの頭部の面積は非常に小さいために、ピンを刺し込むには大きな圧力がかかり、指先では痛くて作業が困難である。かと言って、ピンの頭部をハンマーなどの工具で打ち込むとなると、誤ってハンマーが取付部材に当たって傷付けてしまうおそれがある。
また、ピンをホルダーに貫通させた状態で壁面に刺し込むと、ピンの頭部が部屋側に露出するため、外観を損ねてしまうという不満もあることから、ピンの頭部を蓋部材で被覆するものも開示されている(特許文献2−4参照)。
しかしながら、かかる構造では、蓋部材を別に成形する必要があり、部品点数が増えて製造コストが増大するとともに、作業も面倒になってしまう。
登録実用新案第3002251号公報 特許第4877292号公報 実公平3−19797号公報 実公平3−19799号公報
本発明は、従来の物品固定具に上記のような問題があったことに鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、簡素な構造で、かつ、手作業でも簡単に壁面に刺し込むことができ、確実に抜け止め効果を発揮できる物品固定具を提供することにある。
本発明者が上記技術的課題を解決するために採用した手段を、添付図面を参照して説明すれば、次のとおりである。
即ち、本発明は、複数のピン2が保持されて構成される壁面への物品固定具であって、
ピン保持具1の裏面13が前記壁面に対向する面であって、この裏面13には当該裏面13の垂線に対して傾斜してなる有底のポケット孔11を点対称的に複数設け、
当該ポケット孔11の内部に前記ピン2の頭部21を嵌着して、当該ピン2を傾斜姿勢で固定可能にする一方、
前記ポケット孔11の底部が前記ピン保持具1の表面12側に位置しており、前記ピン2を固定した状態で表面12を押圧することにより、ピン2の針部を壁面に刺し込み可能にするという技術的手段を採用したことによって、物品固定具を完成させた。
また、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、前記ピン2の頭部21に弾性変形可能なキャップ部材21aを装着して、このキャップ部材21aを圧縮させて前記ポケット孔11の内部に嵌着可能にするという技術的手段を採用することもできる。
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、前記ピン保持具1の外周側面を円柱状にするという技術的手段を採用することもできる。
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、前記ピン保持具1の表面12に、引き抜き用の突起12aを設けるという技術的手段を採用することもできる。
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、前記ピン保持具1の表面12から裏面13に亙って、ピン2の針部が貫通可能な補助貫通孔を設けるという技術的手段を採用することもできる。
本発明の物品固定具によれば、ピン保持具のみでピンを保持することができるので、部品点数が少なく、簡素な構造にすることができる。
また、頭部がポケット孔の内部に固定されて露出することがなく、ピン保持具を押せば良いため、面積が拡張されて指先にピンの圧力が直接かかることがなく、工具が不要で手作業でも簡単に壁面に刺し込むことができる。
本発明の物品保持具のピン保持具を表わす斜視図である。 本発明の物品保持具のピン保持具を表わす正面図である。 本発明の物品保持具のピン保持具を表わす説明側面断面図である。 本発明の物品保持具を表わす説明側面断面図である。 本発明の物品保持具を表わす側面図である。 本発明の物品保持具を表わす正面図である。 本発明のピンの変形例を表わす正面図である。 本発明の物品保持具の使用状態を表わす斜視図である。 本発明の物品保持具のピン保持具の変形例を表わす斜視図である。 本発明の物品保持具のピン保持具の変形例を表わす正面図である。
本発明の実施形態を図1から図10に基づいて説明する。図中、符号1で指示するものはピン保持具であり、符号2で指示するものはピンである。本実施形態におけるピン保持具1は、合成樹脂や金属などの所定の強度を有する材料を使用して、射出成型や切削加工などによって形成することができる。また、ピン2には金属製のものを採用する。
本発明は、複数のピン2が保持されて構成される壁面への物品固定具である。ピン保持具1の裏面13は前記壁面に対向する面である。本実施形態では、裏面13は平坦な平面からなる。
そして、この裏面13には当該裏面13の垂線に対して傾斜してなる有底のポケット孔11が点対称的に複数設けられている(図1および図2参照)。本実施形態では、裏面13の中心を点対称軸として、ポケット孔11を3つ設ける。
次に、図4に示すように、当該ポケット孔11の内部に前記ピン2の頭部21を嵌着して、当該ピン2を傾斜姿勢で固定することができる(図5および図6参照)。ピン2の頭部21の形状は、ポケット孔11に固定できるものであれば、円柱状や球状、錐状などを採用することができる。
なお、ポケット孔11の傾斜角度は、垂線に対して45度以内(本実施形態では15度)にすることが好ましい。傾斜角度が0度に近いと抜け止め効果が発揮されないし、45度よりも大きいと、壁面方向への分力の割合が小さくなって壁面にうまく刺さり難くなり、ピン2が押し潰されて倒れてしまうからである。
また、本実施形態では、図7に示すように、ピン2の頭部21に弾性変形可能なキャップ部材21aを装着して、このキャップ部材21aを圧縮して前記ポケット孔11の内部に嵌着できるようにすることもできる。キャップ部材21aの使用材料は、例えば、ゴムやシリコーンなどを採用することができる。こうすることによって、ポケット孔11への固定作業を容易にするとともに、摩擦抵抗を大きくしてピン2を抜け難くすることができる。
そして、前記ポケット孔11の底部が前記ピン保持具1の表面12側に位置しており、前記ピン2を固定した状態で表面12を押圧することにより、ピン2の針部を壁面に貫入することができる。即ち、ピン2を壁面に刺し込む際に、頭部21を指先で直接押すことなく、ピン保持具1の表面12の板部(肉厚部)で押すことができるので、3本のピン2を同時かつ平行にまとめて均一的に押すことができ、ハンマーなどの工具も不要である。
この際、各ピン2の傾斜方向を揃えることによって、ピン保持具1を錐揉み様に回転させながら壁面に刺し込むことができ、このねじりによって確実に抜け止め効果を発揮させることができるのである。
また、図示しないが、ピン保持具1の表面12から裏面13に亙って、ピン2の針部が貫通可能な補助貫通孔を設けることもできる。この補助貫通孔を通してピン2を壁面に刺し込むことによって、ピン保持具1の固定強度を高めることができる。特に、前記ポケット孔11の傾斜方向(傾斜角度)と異なる傾斜方向に設けることによって、ピン保持具1の回転を防止することができ、抜け難くしてより強固な固定が可能となる。
なお、本実施形態では、図8に示すように、フレームやレールなどの取付部材Aを壁面に固定する場合において、取付部材Aに設けられた取付孔に差し込んで使用することができる。そして、ピン保持具1の表面12のレベルを取付部材Aの表面のレベルに合わせることができ、刺し込み後をフラットで美しい外観にすることができる。この際、ピン保持具1を錐揉み様に回転させながら壁面に刺し込むことから、取付部材Aの取付孔の内周の断面形状を円形にするとともに、ピン保持具1の外周側面を円柱状にすることによって、ピン保持具1が孔内で回転してもスムースに入れていくことができる。
本発明は、概ね上記のように構成されるが、図示の実施形態に限定されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、ピン保持具1およびピン2の使用材料は、十分な強度を有するものであれb、他の材料に変更が可能である。
また、図9に示すように、ピン保持具1の表面12に、引き抜き用の突起12aを設けることができ、例えば、取付部材Aの取付孔からピン保持具1を引き抜く際に便利である。
更にまた、ポケット孔11の数は3つに限らず、図10に示すように、4つにしても良いし、2つや5つ以上にすることもできる。
そしてまた、本発明の物品固定具は、建築材料の固定に限らず、ポスターなどの一般的な掲示物に使用することもできるし、固定強度を高めるために、ピン2の針部を太くしたり、凹凸を設けて摩擦力を大きくすることもでき、これら何れのものも本発明の技術的範囲に属する。
1 ピン保持具
11 ポケット孔
12 表面
12a 突起
13 裏面
2 ピン
21 頭部
21a キャップ部材
A 取付部材

Claims (5)

  1. 複数のピンが保持されて構成される壁面への物品固定具であって、
    ピン保持具の裏面が前記壁面に対向する面であって、この裏面には当該裏面の垂線に対して傾斜してなる有底のポケット孔が点対称的に複数設けられており、
    当該ポケット孔の内部に前記ピンの頭部が嵌着されて、当該ピンが傾斜姿勢で固定可能である一方、
    前記ポケット孔の底部が前記ピン保持具の表面側に位置しており、前記ピンを固定した状態で表面を押圧することにより、ピンの針部を壁面に刺し込み可能であることを特徴とする物品固定具。
  2. 前記ピンの頭部に弾性変形可能なキャップ部材が装着されており、このキャップ部材が圧縮して前記ポケット孔の内部に嵌着可能であることを特徴とする請求項1記載の物品固定具。
  3. 前記ピン保持具の外周側面が円柱状であることを特徴とする請求項1または2記載の物品固定具。
  4. 前記ピン保持具の表面に、引き抜き用の突起が設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の物品固定具。
  5. 前記ピン保持具の表面から裏面に亙って、前記ピンの針部が貫通可能な補助貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の物品固定具。
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