JP2015024109A - 取付具セット - Google Patents

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奥田 勝司
Katsuji Okuda
勝司 奥田
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Abstract

【課題】 石膏ボードなどの支持力が弱い板材に対しても、打ち込み後の固着力をよりいっそう向上できるようにする。【解決手段】 本発明は、取付具本体2と、この取付具本体2を板材5の被取付面に固定するための複数本のピン釘3とを備え、このピン釘3の打ち込み方向が被取付面に対して傾斜しかつ取付具本体2を中心とした放射状となるように、ピン釘3をそれぞれガイドする複数のガイド孔14が取付具本体2に形成された取付具セット1に関する。ピン釘3の軸部21の軸方向中途部に、鋭利な先端が軸部20の基端側に向くように切り起こされた抜け止め片22が形成され、ガイド孔14が抜け止め片22を有するピン釘3を挿通可能な内径寸法を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、石膏ボード等よりなる板材に額縁その他の小物類を吊り下げるのに使用する取付具セット関する。より具体的には、取付具セットに含まれるピン釘の板材に対する抜け止め効果を高めるための改良等に関する。
建物の内装壁部分を構成する建材として、断熱性及び防音性に優れた石膏ボードが多用されているが、石膏ボードは木材などに比べて釘の固着力が弱いので、額縁その他の小物類を吊り下げるのに、釘を使用し難いという欠点がある。
そこで、取付具本体と、この取付具本体を板材の被取付面に固定するための複数本のピン釘とを備えた取付具セットが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
従来の取付具セットでは、ピン釘をそれぞれガイドする複数のガイド孔が取付具本体に形成されており、このガイド孔は、ピン釘の打ち込み方向が被取付面に対して傾斜しかつ取付具本体を中心とした放射状となるように形成されている。
従って、ピン釘をガイド孔に挿通して石膏ボードに打ち込むと、打ち込まれたピン釘は石膏ボードの内部で放射状に広がるので、石膏ボードに垂直に打ち込む場合に比べてピン釘による固着力が大幅に増加し、取付具本体を石膏ボードに強固に固定できる。
実用新案登録第3184273号公報
上記特許文献1に記載の取付セットでは、ピン釘の軸部が単純な丸棒状に形成されているので、ピン釘そのものの抜け止め効果を向上させる機能を有していない。従って、地震による振動等によってピン釘が徐々に抜け出して、固着力が次第に弱まる経年変化が生じることが多いという欠点がある。
そこで、本発明は、石膏ボードなどの支持力が弱い板材に対しても、取付後の固着力をよりいっそう向上できる取付具セットを提供することを目的とする。
本発明の取付具セットは、取付具本体と、この取付具本体を板材の被取付面に固定するための複数本のピン釘とを備え、このピン釘の打ち込み方向が前記被取付面に対して傾斜しかつ前記取付具本体を中心とした放射状となるように、前記ピン釘をそれぞれガイドする複数のガイド孔が前記取付具本体に形成されている。
その上で、本発明の取付具セットでは、前記ピン釘の軸部の軸方向中途部に、鋭利な先端が前記軸部の基端側に向くように切り起こされた抜け止め片が形成され、前記ガイド孔が前記抜け止め片を有する前記ピン釘を挿通可能な内径寸法を有することを特徴とする。
本発明の取付具セットによれば、ガイド孔が抜け止め片を有するピン釘を挿通可能な内径寸法を有するので、抜け止め片を有するピン釘を、ガイド孔のガイド方向に沿って板材に打ち込むことができる。
そして、打ち込まれたピン釘が板材の内部で放射状に広がるとともに、軸部に形成された抜け止め片の鋭利な先端が板材に突き刺さって抜け止め効果を発揮するので、石膏ボードなどの支持力が弱い板材に対する、取付後の固着力がよりいっそう向上する。
本発明の取付具セットにおいて、ピン釘の打ち込み作業は、金槌などの打設工具を使用して行ってもよいが、石膏ボードなどの板材に取り付ける場合には、ピン釘を指で押し込むことにしてもよい。
この場合、前記ピン釘は、前記軸部の基端部をほぼ直角に屈曲させて形成された平坦状の頭部を有することが好ましい。このようにすれば、ピン釘を押し込む際に指にかかる圧力が円形頭部の場合よりも小さくなるので、指でピン釘を押し込み易くなる。
また、本発明の取付具セットにおいて、複数の前記ピン釘の頭部が嵌合して前記取付具本体がその中心周りに回転するのを防止する嵌合凹部が、前記取付具本体の表面に形成されていることが好ましい。
このようにすれば、取付後の取付具本体がその中心周りに回転するのを防止することができ、取付具本体が取付後に板材に対してがたつくのを未然に防止することができる。
以上の通り、本発明の取付具セットによれば、石膏ボードなどの支持力が弱い板材に対しても、取付後の固着力をよりいっそう向上することができる。
本発明の実施形態に係る取付具セットに側面図である。 取付具本体の平面図である。 取付具セットの使用方法の一例を示す側面図である。 取付具セットの使用方法の一例を示す側面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る取付具セット1の側面図である。図2は、取付具本体2の平面図である。また、図3及び図4は、取付具セット1の使用方法の一例を示す側面図である。
本実施形態の取付具セット1は、小物類を吊り下げるために石膏ボードなどの板材5(図3及び図4参照)の表面に取り付けて使用されるものであり、取付具本体2と、複数本(本実施形態では3本を例示)のピン釘3と、カバー筒体4とから構成されている。
取付具本体2は、硬質プラスチックなどの合成樹脂材よりなり、裏面側から表面側に向かって順に、短筒状の小径部11と、これより直径が大きい大径部12と、大径部12から先細り状に延びる円錐状の錐体部13とを有する。
図2及び図3に示すように、取付具本体2には、各ピン釘3の打ち込み方向を規定するための、ピン釘3と同数のガイド孔14が形成されている。
各ガイド孔14は、錐体部13の表面から小径部11の裏面(板材5の被取付面に当接させる取付面)に向かって取付具本体2を傾斜状に貫通している。また、図2に仮想線で示すように、各ガイド孔14は取付具本体2を中心とした放射状の軸心方向を有する。
また、各ガイド孔14は、後述の抜け止め片22を有するピン釘3を挿通可能な内径寸法を有する。このため、各ガイド孔14に表面側からピン釘3を挿通すると、各ピン釘3の打ち込み方向が板材5の被取付面に対して傾斜しかつ、取付具本体2を中心とした放射状となるように、ピン釘3がガイド孔14によってガイドされる。
また、取付具本体2の錐体部13の表面には、後述するピン釘3の頭部21がちょうど嵌り込む嵌合凹部15が形成されている。
ピン釘3は、先端に鋭利な打ち込み部を有する軸部20と、この軸部20の基端側に位置する頭部21とを一体に有している。
図1、図3及び図4に示すように、軸部20の外周面には、抜け止め片22が形成されている。本実施形態では、抜け止め片22は、軸部20における軸方向中途部の2箇所に配置されているが、その数は1箇所でもよいし3箇所以上でもよい。
ピン釘3の抜け止め片22は、鋭利な先端が軸部20の基端側(頭部21側)に向いた状態で、当該軸部20の軸心に対して傾斜しており、言わば魚の鰓状を呈する形状に形成されている。
かかる鰓状の抜け止め片22は、例えば、軸部20の外周面に対して、その基端側から先端側に向かって鋭利な刃物で斜めの切り込みを入れて、抜け止め片22を切り起こす工程(以下、「切り起こし工程」という。)を実施することによって形成できる。
本実施形態の抜け止め片22は、上記切り込みによって非常に薄肉であるから、軸部20の径方向に対して弾性変形可能に形成することもできる。
軸部20の直径は、例えば1.0〜1.2mmである。また、板材5が石膏ボードなどの脆い材料である場合には、抜け止め片22の軸方向長さを、例えば0.6〜1.0mmの範囲に設定することが好ましく、抜け止め片22の径方向突出量を、0.2〜0.6mmの範囲に設定することが好ましい。
本実施形態のピン釘3では、軸部20の基端部を平坦状に潰した上で、その潰した部分をほぼ直角に屈曲させることにより、頭部21が平坦状となっている。
このため、ユーザは、石膏ボードなどの脆い板材5にピン釘3を打ち込む場合には、金槌などの打設工具でピン釘3を打ち込むだけでなく、平坦状の頭部21を指で押し込むことによっても、ピン釘3を打ち込むこともできる。
カバー筒体4は、硬質プラスチックなどの合成樹脂材よりなり、中空円筒状の周壁部25と、ドーム状の膨らんだ表面壁部26とを有する。
カバー筒体4の周壁部25の内径は、取付具本体2の大径部12の外径とほぼ同じ寸法に設定されている。従って、カバー筒体4を取付具本体2の表面側から被せると、カバー筒体4がしまり嵌めの状態で取付具本体2に係合し、取付具本体2の周囲をカバーするようになっている。
本実施形態の取付具セット1を使用するには、図3に示すように、石膏ボート等よりなる板材5の被取付面に取付具本体2の小径部11を当接させ、この状態で、取付具本体2の各ガイド孔14にピン釘3を挿通し、そのピン釘3を板材5に向けて打ち込む。
そして、各ピン釘3の打ち込み作業を、取付具本体2の表面に形成された嵌合凹部15に頭部21がちょうど収納されるまで行う。これにより、各ピン釘3によって取付具本体2が板材5の被取付面に固定される。
その後、図4に示すように、板材5の被取付面から突出する取付具本体2に、カバー筒体4を被せることにより、取付具セット1の取り付け作業が完了する。
なお、図3及び図4では図示していないが、取付具本体2の取り付けに際して、小径部11に別部材であるフック部材のリングを挿通しておけば、フック部材を板材5に取り付けることができる。
本実施形態の取付具セット1によれば、ピン釘3をガイド孔14に挿通して板材5を打ち込むと、打ち込まれたピン釘3は板材5の内部で放射状に広がるので、板材5に垂直に打ち込む場合に比べてピン釘3による固着力が大幅に増加し、取付具本体2を板材5に強固に固定できる。
また、各ピン釘3が、鋭利な先端が軸部20の基端側に向いた状態で軸部20の軸心に対して傾斜した抜け止め片22を有する。従って、ピン釘3を打ち込んだ際に、打ち込み後のピン釘3が抜け方向に移動しようとすると、抜け止め片22の鋭利な先端が板材5に突き刺さって抜け止め効果を発揮する。
従って、通常のピン釘を用いる従来の取付具セットに比べて、石膏ボードなどの支持力が弱い板材5に対する、取付後の固着力をよりいっそう向上することができる。
また、本実施形態の取付具セット1によれば、複数のピン釘3の頭部21が取付具本体2の表面に形成された嵌合凹部15に嵌合し、取付具本体2がその中心周りに回転するのを防止する。
このため、取付具本体2に吊り下げられた物体から受ける力により、取付具本体2が中心周りに回転することがなく、取付具本体2が取付後に板材5に対してがたつくのを未然に防止できるという利点もある。
1:取付具セット 2:取付具本体 3:ピン釘 4:カバー筒体
5:板材 11:小径部 12:大径部 13:錐体部 14:ガイド孔
15:嵌合凹部 20:軸部 21:頭部 22:抜け止め片
25:周壁部 26:表面壁部

Claims (3)

  1. 取付具本体と、この取付具本体を板材の被取付面に固定するための複数本のピン釘とを備え、このピン釘の打ち込み方向が前記被取付面に対して傾斜しかつ前記取付具本体を中心とした放射状となるように、前記ピン釘をそれぞれガイドする複数のガイド孔が前記取付具本体に形成された取付具セットであって、
    前記ピン釘の軸部の軸方向中途部に、鋭利な先端が前記軸部の基端側に向くように切り起こされた抜け止め片が形成され、前記ガイド孔が前記抜け止め片を有する前記ピン釘を挿通可能な内径寸法を有することを特徴とする取付具セット。
  2. 前記ピン釘は、前記軸部の基端部をほぼ直角に屈曲させて形成された平坦状の頭部を有する請求項1に記載の取付具セット。
  3. 複数の前記ピン釘の頭部が嵌合して前記取付具本体がその中心周りに回転するのを防止する嵌合凹部が、前記取付具本体の表面に形成されている請求項1又は2に記載の取付具セット。
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