JP5800748B2 - 打込み工具 - Google Patents

打込み工具 Download PDF

Info

Publication number
JP5800748B2
JP5800748B2 JP2012088842A JP2012088842A JP5800748B2 JP 5800748 B2 JP5800748 B2 JP 5800748B2 JP 2012088842 A JP2012088842 A JP 2012088842A JP 2012088842 A JP2012088842 A JP 2012088842A JP 5800748 B2 JP5800748 B2 JP 5800748B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
driving
piston
magazine
driving tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012088842A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013215840A (ja
Inventor
岳文 古田
岳文 古田
平林 伸治
伸治 平林
匡輔 松野
匡輔 松野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Makita Corp filed Critical Makita Corp
Priority to JP2012088842A priority Critical patent/JP5800748B2/ja
Priority to US14/391,263 priority patent/US9844865B2/en
Priority to PCT/JP2013/060375 priority patent/WO2013154032A1/ja
Priority to DE112013001960.4T priority patent/DE112013001960B4/de
Publication of JP2013215840A publication Critical patent/JP2013215840A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5800748B2 publication Critical patent/JP5800748B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/04Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by fluid pressure, e.g. by air pressure
    • B25C1/047Mechanical details
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/04Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by fluid pressure, e.g. by air pressure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/06Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by electric power

Description

本発明は、被加工材に対する被打込材の打込み作業に用いられる打込み工具に関する。
特開2011−25363号公報(特許文献1)は、バッテリで駆動する電動モータ及び当該電動モータで駆動される圧縮装置を搭載する電気−空気式の打込み工具を開示している。この打込み工具は、圧縮装置により生成された圧縮空気を打込みシリンダ内に供給し、この供給された圧縮空気によって打込み機構を直線状に動作させて被打込材としての釘を打込むように構成されている。
上記のように、バッテリで駆動する電動モータ及び当該電動モータで駆動される圧縮装置をそれぞれ搭載した電気−空圧式の打込み工具は、外部電源から電力を供給する電源コード、及び外部の空気供給源から圧縮空気を供給するエアホースが不要となり、作業がし易いという長所を得ることができる。
ところで、釘打ち作業を遂行する場合においては、操作上の観点から打込み工具のコンパクト化を図ることが重要である。特開2011−25363号公報に記載の打込み工具の場合、圧縮空気生成用の圧縮シリンダを打込みシリンダに近接して平行に配置するとともに、圧縮シリンダにハンドルを交差状に連接する構成を採用している。しかしながら、圧縮シリンダと打込みシリンダが平行に配置される構成では、打込み機構の釘打込み方向を打込み工具の前方、その反対側を後方とした場合、圧縮空気の生成に必要とされるピストンストロークを確保しようとすると、圧縮シリンダの後部側(圧縮室)が打込みシリンダの後端部よりも更に後方に突出した状態で形成されることになり、打込み工具の前後方向寸法の短縮化には有効でなかった。
特開2011−25363号公報
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、コンパクト化に有効な改良された打込み工具を提供することをその目的とする。
上記課題を達成するため、本発明に係る打込み工具の好ましい形態は、第1シリンダと、第1シリンダ内を往復動することにより圧縮空気を生成する第1ピストンと、第1ピストンを駆動するモータと、第2シリンダと、第2シリンダ内に摺動自在に収容された摺動部及び当該摺動部に設けられるとともに被打込材を打込む長尺状の打込み部を備えた第2ピストンと、ハンドルと、被打込材を打込み部の動作線上に向けて供給するためのマガジンと、を有する。そして、第1シリンダ内の圧縮空気を第2シリンダ内へと供給し、当該圧縮空気によって第2ピストンを第2シリンダの先端側に向けて直線状に移動させ、当該第2ピストンの打込み部により被打込材の打込み作業を遂行する。なお、本発明における「打込み工具」は、典型的には、釘打機ないしタッカーがこれに該当し、「被打込材」としては、先端を尖らせた直線棒状のものであって、頭部に笠を有するもの、あるいは有しないもの、更にはU字状のステープル等を、広く包含する。また、マガジンによる「被打込材を打込み部の動作線上に向けて供給する」態様としては、打込み部の動作線に対して直交する向きに供給する態様、あるいは斜交する向きに供給する態様があり得る。
本発明に係る打込み工具の好ましい形態によれば、第1シリンダは、第2シリンダに対して交差され、かつマガジンに対して当該マガジンの長軸に沿うように配置される。また、第1ピストンがマガジンに沿って摺動動作するように構成される。なお、本発明におけるマガジンとしては、被打込材を直線状に収容する長尺状のものが採用される。一方、ハンドルは、第1シリンダを挟んでマガジンの反対側に配置されている。ハンドルの配置態様としては、マガジンに対して平行に配置する態様、相対的に傾斜状に配置する態様があり得る。
本発明によれば、第1シリンダが、第2シリンダに対して交差され、かつマガジンに対して当該マガジンの長軸に沿うように配置され、そして第2ピストンがマガジンに沿って摺動動作する構成としている。かかる構成とすることで、第2ピストンによる被打込材の打込み方向を前方、その反対側を後方とした場合、第1シリンダの打込み工具後方への突出が回避され、打込み工具の全長を短くすることができる。このため、打込み工具がコンパクト化される。
さらに、本形態に係る打込み工具によれば、第1シリンダと第2シリンダとハンドルとモータとで囲まれる空間が形成され、モータを制御するために操作される操作部材が空間に向かって突出して配置されている。
当該構成によれば、第1シリンダと第2シリンダとハンドルとモータとで囲まれる空間が形成されるような配置構成とすることで、前記空間を構成する第1シリンダ、第2シリンダ、ハンドル、あるいはモータに対して空間の外側から内側に向けて作用する外力に対する剛性を高めることが可能となる。
また、上記課題を達成するため、本発明に係る打込み工具の他の好ましい形態は、第1シリンダと、第1シリンダ内を往復動することにより圧縮空気を生成する第1ピストンと、第1ピストンを駆動するモータと、第2シリンダと、第2シリンダ内に摺動自在に収容された摺動部及び当該摺動部に設けられるとともに被打込材を打込む長尺状の打込み部を備えた第2ピストンと、ハンドルと、被打込材を打込み部の動作線上に向けて供給するためのマガジンと、を有する。そして、第1シリンダ内の圧縮空気を第2シリンダ内へと供給し、当該圧縮空気によって第2ピストンを第2シリンダの先端側に向けて直線状に移動させ、当該第2ピストンの打込み部により被打込材の打込み作業を遂行する。第1シリンダは、第2シリンダに対して交差され、かつマガジンに対して当該マガジンの長軸に沿うように配置される。また、第1ピストンがマガジンに沿って摺動動作するように構成される。ハンドルは、第1シリンダを挟んでマガジンの反対側に配置されている。
本発明によれば、第1シリンダが、第2シリンダに対して交差され、かつマガジンに対して当該マガジンの長軸に沿うように配置され、そして第2ピストンがマガジンに沿って摺動動作する構成としている。かかる構成とすることで、第2ピストンによる被打込材の打込み方向を前方、その反対側を後方とした場合、第1シリンダの打込み工具後方への突出が回避され、打込み工具の全長を短くすることができる。このため、打込み工具がコンパクト化される。
さらに、当該他の形態に係る打込み工具によれば、ハンドルは、一端が第2シリンダに連接されて当該第2シリンダの長軸方向と交差する方向に延在されるとともに、当該延在された他端にモータ及び当該モータに電力を供給するバッテリが配置されている。
当該構成によれば、ハンドルの他端にモータ及びバッテリを配置したことで、電気系の部材をまとめることができ、合理的である。また、ハンドルの一端に連接される第2シリンダと、ハンドルの他端に配置されたモータ及びバッテリの重量比を1対1に設定した場合には、ハンドルに関する重量バランスをとることが可能である。
本発明に係る打込み工具の更なる形態によれば、マガジンと第1シリンダは、第2シリンダの長軸上の先端側に配置される。一方、ハンドルは、第2シリンダの先端側と反対側に配置されて当該第2シリンダに連接されるとともに、当該第2シリンダの長軸線に対して交差状に延在されている。
従来の打込み工具の場合、圧縮シリンダと打込みシリンダが平行に配置され、かつ圧縮シリンダにハンドルが連接される関係で、ハンドルが打込みシリンダの中心軸線、すなわち被打込材の打込み軸線から遠い位置に配置されてしまう。この形態によれば、ハンドルが第2シリンダの長軸上の先端側と反対側に配置されて当該第2シリンダに連接される構成としたことにより、ハンドルを被打込材の打込み軸線に近づけて配置することができる。このため、打込み部による被打込材の打込み動作時に発生する反動を手で抑え易くなる。また、被打込材の打込み作業を行うに際してハンドルに加える被加工材への押付け力を効率よく作用させることができる。なお、ハンドルに取付けられる駆動操作用の操作部材としてのトリガは、第2シリンダと隣接する領域に配置することが好ましく、そうすることでトリガが操作し易くなる。
本発明に係る打込み工具の更なる形態によれば、マガジンと第1シリンダは、隣接して配置されている。このように隣接配置とすることで、コンパクト化を図る上でより有効となる。
本発明に係る打込み工具の更なる形態によれば、第1シリンダの圧縮空気を第2シリンダに導く圧縮空気供給経路と、圧縮空気供給経路を開閉する開閉弁と、を有する。開閉弁は、圧縮空気供給経路のうち第2シリンダと接続する接続部に配置されている。
この形態によれば、開閉弁を圧縮空気供給経路のうち第2シリンダと接続する接続部に配置する構成としたことにより、圧縮空気供給経路を第1シリンダ内に通じる空間、すなわち圧縮室の一部とすることができる。このため、圧縮空気が第2シリンダ内に供給される途中の段階で膨張することが回避され、エネルギーロスを低減することができる。これにより、効率の良い打込み作業が可能になる。
本発明に係る打込み工具の更なる形態によれば、圧縮空気供給経路は、第2シリンダの長軸に沿って設けられている。なお、この形態における「圧縮空気供給経路」の形成態様としては、第2シリンダを形成する壁に内部通路として形成される態様、第2シリンダとは別部材の管状部材で形成される態様のいずれも好適に包含する。
この形態によれば、圧縮空気供給経路を第2シリンダの長軸に沿って設けることにより、打込み工具を構成する他の構成部材の配置構成を設計する際に、圧縮空気供給経路が邪魔になり難い。
本発明に係る打込み工具の更なる形態によれば、マガジンと第1シリンダは、互いに平行に配置されている。ここで「平行」とは、文字通りの平行のみならず、概ね平行を包含する。
この形態によれば、マガジンと第1シリンダとを互いに平行に配置することにより、配置スペースに関する無駄を極力省くことができる。
本発明に係る打込み工具の更なる形態によれば、モータの回転軸が第2シリンダの長軸に平行に配置されている。ここで「平行」とは、文字通りの平行のみならず、概ね平行を包含する。
本発明によれば、コンパクト化に有効な改良された打込み工具が提供されることとなった。
電気−空気式の釘打機の全体構成を示す外観図である。 図1のA矢視図である。 釘打機の内部機構の全体構成を示す断面図である。 図3のB−B線断面図である。 図3のC−C線断面図である。 図2のD−D線断面図である。 バルブ開閉用のリンク機構を示す図である。 図3のE−E線断面図であり、バルブが閉止された状態を示す。 バルブが開放され、打込みピストンが前方へと移動された釘打ち状態を示す断面図である。 バルブの開放状態が維持され、打込みピストンが後方の初期位置近くに戻された状態を示す断面図である。 円筒カムを示す斜視図である。 バルブに関する変形例を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態につき、図1〜図11を参照しつつ詳細に説明する。本実施の形態は、電気−空気式打込み工具の一例として電気−空気式釘打機を用いて説明する。図1及び図2に示すように、釘打機100は、概括的に見て、釘打機の100の外郭を形成する工具本体としての本体ハウジング101と、被加工材に打ち込まれる被打込材としての釘(便宜上図示を省略する)が装填されるマガジン105とを主体として構成される。本体ハウジング101は、ほぼ対称形の1対のハウジングを合わせて結合しており、作業者が握るハンドル部103、釘打込み機構120(図3参照)を収容するための打込み機構収容部101A、圧縮装置130(図3参照)を収容するための圧縮装置収容部101B及び電動モータ111(図7参照)を収容するためのモータ収容部101Cを一体に備えている。
本体ハウジング101のハンドル部103、打込み機構収容部101A、圧縮装置収容部101B及びモータ収容部101Cは、それぞれが各辺をなす概ね四角形状を形成するように配置されている。すなわち、ハンドル部103と圧縮装置収容部101Bが対辺をなし、打込み機構収容部101Aとモータ収容部101Cが対辺をなすように配置され、これにより長方形状、正方形状、台形状ないし平行四辺形状等を四角形状を形成するように配置される。なお、それらは全てが直線状に延在する必要はなく、例えばハンドル部103については曲線的に延在するように形成することが可能である。ハンドル部103は、所定長さで延在する長尺状の部材であり、その延在方向一端側が打込み機構収容部101Aの一端側に連接され、延在方向他端側がモータ収容部101Cの一端側に連接されている。一方、圧縮装置収容部101Bは、ハンドル部103に対して概ね並行状に延在され、その延在方向の一端部が打込み機構収容部101Aの他端側に連接され、延在方向他端側がモータ収容部101Cの他端側に連接されている。これにより釘打機100には、ハンドル部103、打込み機構収容部101A、圧縮装置収容部101B及びモータ収容部101Cによって囲まれた略四角形状の空間Sが形成されている。ハンドル部103が、本発明における「ハンドル」に対応する。
図1は釘打機100の先端部(図示右端)に配置されるドライバガイド141が被加工材に向けられた横向き状態を示している。このため、図1において右方向が釘打込み機構120による釘の打込み(発射)方向(長軸方向)であり、ドライバ125(図3参照)による釘の打撃方向となる。なお、説明の便宜上、釘打機100の先端側(図示右側)を前又は前方、その反対側を後又は後方という。また、ハンドル部103と打込み機構収容部101Aとの連接側(図示上側)を上又は上方、ハンドル部103とモータ収容部101Cとの連接側(図示下側)を下又は下方という。
図3に示すように、本体ハウジング101の打込み機構収容部101Aには、釘打込み機構120が収容される。釘打込み機構120は、打込みシリンダ121及び打込みピストン123を主体として構成される。この打込みシリンダ121が、本発明における「第2シリンダ」に対応し、打込みピストン123が、本発明における「第2ピストン」に対応する。
打込みシリンダ121内には、釘を打込む打込みピストン123が前後方向(長軸方向)に摺動自在に収容されている。打込みピストン123は、打込みシリンダ121内に摺動自在に収容されたピストン本体部124と、当該ピストン本体部124に一体状に設けられて前方へと延在する釘打込み用の長尺状のドライバ125とからなり、シリンダ室121aに供給される圧縮空気によって打込みシリンダ121の長軸方向に直線状に移動し、ドライバ125がドライバガイド141の打込み通路141a内を前方に移動して釘を打込む作動部材として機能する。このピストン本体部124が、本発明における「摺動部」に対応し、ドライバ125が、本発明における「打込み部」に対応する。シリンダ室121aは、打込みシリンダ121の内壁面とピストン本体部124の後面とにより囲まれる空間として形成される。
ドライバガイド141は、打込みシリンダ121の先端部(図3において右方)に配置され、釘の射出口としての打込み通路141aを備えている。マガジン105は、被打込材としての釘を直線状に収容する長方形状の長尺状部材であり、本体ハウジング101の最先端側、すなわち、圧縮装置収容部101Bの前方に配置されるとともに、釘供給側先端部がドライバガイド141に連結されている。なお、マガジン105には、釘を供給方向(図3の上方)に押すためのプッシャプレート105aが備えられ、このプッシャプレート105aによって釘がドライバガイド141の打込み通路141aに打込み方向と交差する方向から1本ずつ直線的に供給されるよう構成されている。打込み通路141aは、ドライバ125が直線動作して釘を打込む際の通路を構成するものである。
図3に示すように、本体ハウジング101の圧縮装置収容部101Bには、圧縮装置130が収容されている。圧縮装置130は、圧縮シリンダ131と、圧縮シリンダ131内に長軸方向(上下方向)に摺動自在に配置された圧縮ピストン133とを主体として構成される。この圧縮シリンダ131が、本発明における「第1シリンダ」に対応し、圧縮ピストン133が、本発明における「第1ピストン」に対応する。
圧縮シリンダ131は、マガジン105の外面(上面)に沿って当該マガジン105と並行状に配置される。すなわち、圧縮シリンダ131は、マガジン105の長軸に沿って配置され、その上端側が打込みシリンダ121の前端部に一体状に連接されている。圧縮ピストン133は、マガジン105に沿って上下方向に摺動動作するように配置され、圧縮ピストン133の動作方向が打込みピストン123の動作方向に対して概ね直交する構成とされる。打込みピストン123が上下方向に摺動動作することで、圧縮シリンダ131の内部空間である圧縮室131aの容積が変化し、圧縮ピストン133が圧縮室131aの容積を減少する上方側へと移動することで圧縮室131aの空気を圧縮する。圧縮室131aは、圧縮シリンダ131の内壁面と圧縮ピストン133の上面とにより囲まれる空間として、打込みシリンダ121と近接する上部側に形成されている。
図3に示すように、本体ハウジング101のモータ収容部101Cには、圧縮装置130を駆動するための電動モータ111(図7参照)が収容される。電動モータ111は、その回転軸線が打込みシリンダ121の長軸線に対して概ね平行となるように配置されている。従って、電動モータ111の回転軸線は、圧縮ピストン133の動作方向に対しては直交している。なお、モータ収容部101Cの下部側には、バッテリ装着領域が設定され、このバッテリ装着領域に電動モータ111の電源となる充電式のバッテリパック110が装着されている。このバッテリパック110が、本発明における「バッテリ」に対応する。
電動モータ111の回転出力は、遊星歯車式の減速機構113によって適宜減速された後、運動変換機構としてのクランク機構115によって直線運動に変換されて圧縮ピストン133に伝達される構成とされる。すなわち、本実施の形態では、圧縮装置130として、圧縮シリンダ131、圧縮ピストン133及びクランク機構115を主体として構成されるレシプロ式の圧縮装置が用いられている。なお、減速機構113及びクランク機構115は、圧縮装置収容部101Bの一部とモータ収容部101Cの一部との間に配置された内側ハウジング(ギアハウジング)102内に収容されている。
クランク機構115は、遊星歯車式の減速機構113によって減速回転されるクランク軸115aと、クランク軸115aの回転中心から偏心した位置に設けられた偏心ピン115bと、偏心ピン115bに一端が相対回動自在に連接され、他端が圧縮ピストン133に相対回動自在に連接された連接ロッド115cとによって構成されており、圧縮シリンダ131の下方に配置されている。
なお、電動モータ111は、ハンドル部103に設けられたトリガ103a及び本体ハウジング101の先端領域に設けられたコンタクトアーム(本実施の形態では、ドライバガイド141がコンタクトアームの機能を兼ね備える構成とされる)によって駆動と停止が制御される構成とされる。すなわち、ハンドル部103には、手指により操作可能なトリガ103aと、当該トリガ103aが引き操作されることで電動モータ111を通電駆動するオン状態に投入され、引き操作が解除されることで電動モータ111を停止するオフ状態に切替わるモータ駆動用のトリガスイッチ103b(図7参照)が設置されている。そして、ハンドル部103に配置されるトリガ103aは、本体ハウジング101のハンドル部103、打込み機構収容部101A、圧縮装置収容部101B及びモータ収容部101Cによって囲まれる略四角形状の空間S(従って、打込みシリンダ121と圧縮シリンダ131とハンドル部103と電動モータ111とで囲まれる空間)の内側に向かって突出状に配置される。すなわち、空間Sは、本体ハウジング101のハンドル部103と圧縮装置収容部101Bが一方の対辺をなし、打込み機構収容部101Aとモータ収容部101Cが他方の対辺をなすように、それらが配置されることで略四角形状に形成される。そして、この空間Sの内側に向かってトリガ103aが突出されている。このトリガ103aが、本発明における「空間に向かって突出して配置される操作部材」に対応する。
他方、コンタクトアームを兼ねるドライバガイド141(以下の説明では、ドライバガイド141がコンタクトアームとして機能する場合に限り、コンタクトアーム141という)は、釘の長軸方向(打ち込み方向)に移動可能に取り付けられ、付勢ばね142(図8参照)により先端側(前方)に突出するように付勢されている。コンタクトアーム141が突出位置にあるときは、モータ駆動用のコンタクトアームスイッチ143(図8参照)がオフ状態とされ、コンタクトアーム141が本体ハウジング101側に移動されたときに、コンタクトアームスイッチ143がオン状態とされる。そして、電動モータ111は、トリガスイッチ103bとコンタクトアームスイッチ143が共にオン状態に切替えられたときに通電駆動され、いずれか一方、又は双方がオフ状態に切替えられたときに停止される。
図6に示すように、釘打機100は、圧縮シリンダ131の圧縮室131aと打込みシリンダ121のシリンダ室121aとを連通する空気通路135と、当該空気通路135を開放及び閉鎖するバルブ137を備えている。この空気通路135が、本発明における「圧縮空気供給経路」に対応し、バルブ137が、本発明における「開閉弁」に対応する。釘打機100は、図3に示すように、打込みピストン123が最後端位置(図示左端位置)へと移動され、かつ圧縮ピストン133が最下端位置(下死点)へと移動された状態が初期位置として定められている。すなわち、クランク角度が0度(下死点)のときを初期状態としている。
空気通路135は、圧縮シリンダ131側の連通ポート135aと、打込みシリンダ121側の連通ポート135bと、それら連通ポート135a,135bを相互に連通する連通路135cと、バルブ収容空間135dと、バルブ収容空間135dの周面に形成された環状溝135eとを主体として構成される。連通ポート135aは、図4に示すように、圧縮シリンダ131のシリンダヘッド131bに形成され、圧縮室131aに通じている。連通ポート135bは、図6に示すように、打込みシリンダ121のシリンダヘッド121bに形成され、一端が連通路135cに通じ、他端が環状溝135eに通じている。すなわち、連通ポート135bは、環状溝135eを介してバルブ収容空間135dに臨んでいる。連通路135cは、図6に示すように、パイプ状部材により形成され、打込みシリンダ121に沿って前後方向に直線状に延在されるとともに、一端部が圧縮シリンダ131側の連通ポート135aに嵌入固定され、他端部が打込みシリンダ121側の連通ポート135bに嵌入固定されている。
バルブ収容空間135dにバルブ137が配置されている。バルブ収容空間135dは、シリンダ室121aと略同径の内径を有するとともに、シリンダ室121aに通じる円形空間としてシリンダヘッド121bに形成されている。従って、バルブ収容空間135dに配置されるバルブ137は、打込みピストン123のピストン本体部124とは略同一の直径を有する円柱状部材として備えられ、打込みピストン123のドライバ125の打込み線(移動線)と同軸線上において前後方向(打ち込み方向)に移動可能とされる。そして、バルブ137は、前後方向に移動することで空気通路135を開閉する。
具体的には、図8〜図10に示すように、バルブ137の外周には、長軸方向に所定間隔で前後2個のOリング139a,139bが設けられ、前側のOリング139aが環状溝135eの前方においてバルブ収容空間135dの内壁面と接触する位置に置かれることで、空気通路135とシリンダ室121aとの連通を遮断し、バルブ収容空間135dの内壁面から離間して環状溝135eの領域内へと移動された位置では、空気通路135とシリンダ室121aとを連通するように構成されている。図8にはバルブ137の閉じ状態が示され、図9及び図10にはバルブ137の開き状態が示される。なお、後側のOリング139bは、圧縮空気が連通ポート135bから外側へ漏れ出ることを防止するためものであり、空気通路135の開閉には関与しない。このように、空気通路135を開閉するバルブ137は、空気通路135のうち、打込みシリンダ121のシリンダ室121aと接続(連通)する接続部に設けられている。
バルブ137は、図8〜図10に示すように、常時には付勢部材としての圧縮コイルばね138によって空気通路135を閉じる方向(前方)に向けて付勢されている。また、バルブ137は、ストッパ136を間にして打込みピストン123のピストン本体部124と対向している。このストッパ136は、シリンダ室121aの内径方向に突出するフランジ状の部材によって形成され、打込み動作を終えて後方へと移動する(戻り動作)打込みピストン123の後端位置を規定する一方、圧縮コイルばね138によって前方へと付勢されるバルブ137の前端位置(閉じ位置)を規定する部材として備えられる。
また、バルブ137は、クランク機構115と連動して回転する円筒カム181(図3及び図11参照)により開閉制御されるメカニカルバルブとして構成されている。円筒カム181の回転運動は、「中継部材」としてのリンク機構185により前後方向の直線運動に変換してバルブ137に伝達するように構成される。本実施形態に係る円筒カム181は、図11に示すように、軸方向の一端面にカム面181aが形成された端面カムとして設定されている。そして、図3に示すように、クランク軸115a上に一体に回転するよう取付けられ、圧縮室131a内の圧縮空気が最大圧縮状態(クランク角度で概ね180度)とされたときに、バルブ137を後方へと移動させて空気通路135を開放するようにカム面181aのカム形状が設定されている。
リンク機構185は、図7に示すように、第1リンク185aと第2リンク185bとによって構成されている。第1リンク185aは、圧縮シリンダ131の外側面に沿って上下方向に延在して配置され、延在方向の略中央部において、内側ハウジング102に支軸186により前後方向に回動自在に装着されている。そして、第1リンク185aの一端部(下端部)がカムフォロワー187(図6参照)を介して円筒カム181のカム面(鉛直面)に当接されている。第2リンク185bは、打込みシリンダ121の外側面に沿って前後方向に移動可能に配置されるとともに、図8〜図10に示すように、その一端部(前端部)が第1リンク185aの他端部(上端部)とピン189により相対回動自在に連結され、他端部(後端部)がバルブ137の頭部外周に形成された環状の係合凹部137aに係合されている。
従って、第1リンク185aが支軸186を回動支点として前方へ回動(上端側の回動方向、以下同様)され、第2リンク185bが前方へ移動したときには、バルブ137が前方へと移動して空気通路135を閉鎖し(図8参照)、第1リンク185aが後方へ回動され、第2リンク185bが後方へ移動したときには、バルブ137が後方へ移動して空気通路135を開放する(図9参照)。なお、バルブ137を閉じ側に付勢する圧縮コイルばね138の付勢力は、第1リンク185aのカムフォロワー187を円筒カム181のカム面181aに押付ける方向に作用している。
次に上記のように構成された釘打機100の作用および使用方法につき説明する。図3に示す初期状態において、コンタクトアーム141が被加工材に押し付けられてコンタクトアームスイッチ143(図8参照)がオン状態とされるとともに、トリガ103aが引き操作されてトリガスイッチ103b(図7参照)がオン状態に切替えられると、電動モータ111が通電駆動される。これによって減速機構113を介してクランク機構115が駆動され、圧縮ピストン133が後方へと移動を開始する。このとき、メインバルブ137は、図3及び図8に示すように、空気通路135を閉鎖しているため、圧縮室131aの容積が減少され、圧縮室131a内に閉じ込められた空気が圧縮される。
圧縮ピストン133が上死点付近に達したとき、すなわち、圧縮室131a内の圧縮空気が最大圧縮状態とされたとき、円筒カム181及びリンク機構185を介してバルブ137が後方へと移動し、前側のOリング139aがバルブ収容空間135dの内壁面から離れ、環状溝135eの領域内に移動する。これにより、空気通路135が開いてシリンダ室121aに連通する。空気通路135が少しでも開くと、圧縮室131a内の圧縮空気がシリンダ室121a内へと供給されるため、図9に示すように、シリンダ室121a内の圧力によってバルブ137が全開位置に移動される。と同時にシリンダ室121a内に供給された圧縮空気によって打込みピストン123が前方へ移動される。そして、前方へと移動された打込みピストン123のドライバ125がドライバガイド141の打込み通路141aに待機している釘を打撃し、これを被加工材に打込む。
圧縮動作後、圧縮ピストン133は下方へと移動する。すると、圧縮室131aの容積が増加されて当該圧縮室131aが負圧化される。圧縮室131a内に発生した負圧は、空気通路135及びシリンダ室121aを通じて打込みピストン123に作用する。これにより、図10に示すように、打込みピストン123が吸引されて後方へと移動され、最終的にはストッパ136と当接して初期位置に復帰する。バルブ137は、打込みピストン123が初期位置に復帰されるまでは、空気通路135の開放状態を維持するが、少なくとも圧縮ピストン133が初期位置としての圧縮開始前の位置(下死点)に接近した時点で前方へと移動し、空気通路135を閉じる。なお、圧縮ピストン133が初期位置に復帰すると、トリガスイッチ103b及びコンタクトアームスイッチ143がオン状態に維持されていても、電動モータ111に対する通電が遮断され、電動モータ111が停止される。かくして、釘打ち動作の1サイクルが終了する。
さて、本実施の形態においては、電気−空気式の釘打機100において、圧縮装置130を構成する圧縮シリンダ131及び圧縮ピストン133につき、マガジン105に沿って配置する構成とした。すなわち、圧縮装置130を釘打機100の前方側に配置して当該圧縮装置130が釘打機100の後方側に突出することを回避する構成としている。このため、釘打機100の前後方向長さ、すなわち釘打機100の全長を短くし、コンパクト化を図ることができる。
また、本実施の形態によれば、また、圧縮装置130が前方側に配置されたことで、打込みシリンダ121の後方側に配置されるハンドル部103の配置構成に自由度が得られることになる。すなわち、ハンドル部103を打込みシリンダ121の中心軸線であるドライバ125の打込み線に近づけて配置することが可能となる。このことにより、ドライバ125による釘の打込み動作時に発生する反動を手で抑え易くなるとともに、被加工材に対して押付け力を効率よく作用させることができる。また、ハンドル部103に配置されるトリガ103aも、同様に打込みシリンダ121に近づけて配置できるので、操作し易い。
また、本実施の形態によれば、マガジン105と圧縮シリンダ131を隣接して配置したことにより、スペースに無駄のない合理的配置が可能となる。その場合、マガジン105と圧縮シリンダ131とは、互いに平行に配置することが好ましく、例えば、マガジン105が傾斜状に配置される釘打機100、つまりマガジン105の釘がドライバ125の打込み線に対して斜め方向に供給される形式の釘打機100に対しても、圧縮シリンダ131を斜めに配置することで容易に対応できる。
また、本実施の形態によれば、圧縮シリンダ131の圧縮室131aと打込みシリンダ121のシリンダ室121aとをパイプのような筒状部材からなる連通路135cによって接続する構成としている。このため、圧縮シリンダ131と打込みシリンダ121との相対的な配置関係に自由度を持たせることが可能になる。この場合、連通路135cを構成する筒状部材を打込みシリンダ121に沿って隣接状に配置する構成とすることにより、他の構成部材との干渉を回避した配置が実現される。なお、筒状部材は、硬質な材質で形成してもよいし、組付け時に任意に曲げることが可能な可撓性(柔軟性)のある材質で形成してもよい。
また、本実施の形態では、圧縮シリンダ131のシリンダ室131aと打込みシリンダ121のシリンダ室121aとをつなぐ空気通路135のうち、シリンダ室121aとの接続側にバルブ137を配置している。このため、空気通路135が圧縮室131aの一部となり、圧縮空気が打込みシリンダ121のシリンダ室121aに供給される途中の段階で膨張することが回避される。すなわち、エネルギーロスを低減して効率の良い打込み作業を行うことができる。
また、本実施の形態によれば、圧縮シリンダ131と打込みシリンダ121とハンドル部103と電動モータ111とを方形形状を形成するように配置して互いに連接される構成としているため、外力に対する剛性を高めることが可能となる。
また、本実施の形態によれば、ハンドル部103の下端側に電動モータ111及びバッテリパック110を配置している。このように配置することで電気系の部材をまとめることができ、合理的である。また、ハンドル部103の上端側が連接される打込みシリンダ121と、ハンドル部103の下端側に配置される電動モータ111及びバッテリパック110の重量比が1対1あるいはそれに近い値に設定した場合には、ハンドル部103に関する上下の重量バランスをとることが可能となり、操作性を向上できる。
なお、上記の実施形態では、円筒カム181につき、軸方向の一端面をカム面とする端面カムとして形成したが、外周面に溝を備えた円筒溝カムに変更しても構わない。
また、上記の実施形態では、空気通路開閉用のバルブ137につき、円筒カム181によって開閉制御されるメカニカルバルブとしたが、このメカニカルバルブに替えて、図12に示すような電気的に開閉制御されるソレノイドバルブ145を用いることが可能である。ソレノイドバルブ145は、バルブ収容空間135dに前後方向に移動可能に配置されたバルブ本体145Aと、バルブ本体145Aを移動させる電磁石145Bとを備えている。そして、電磁石145Bは、例えば、圧縮ピストン133が上死点付近に達して圧縮室131a内の圧縮空気が最大圧縮状態とされたときに、バルブ本体145Aを後方へ移動させて空気通路135を開放し、圧縮ピストン133が初期位置としての圧縮開始前の位置(下死点)に接近したときに、バルブ本体145Aを前方へと移動させて空気通路135を閉じるように構成される。なお、電磁石145Bの作動については、例えば、圧縮ピストン133を駆動するクランク機構115のクランク軸115aの回転角度を検知する角度センサーを設け、当該位置センサーからのクランク軸115aの回転角度検知信号に基づきコントローラにより制御するように構成される。
なお、上述した実施形態は、打込み工具として釘打機100を例にして説明したが、釘打機以外のタッカー、ステープラーと呼ばれる打込み工具に適用してもよい。
100 釘打機(打込み工具)
101 本体ハウジング
101A 打込み機構収容部
101B 圧縮装置収容部
101C モータ収容部
102 内側ハウジング
103 ハンドル部(ハンドル)
103a トリガ(操作部材)
103b トリガスイッチ
105 マガジン(マガジン)
105a プッシャプレート
110 バッテリパック(バッテリ)
111 電動モータ(モータ)
113 遊星歯車式減速機構
115 クランク機構
115a クランク軸
115b 偏心ピン
115c 連接ロッド
120 釘打込み機構
121 打込みシリンダ(第2シリンダ)
121a シリンダ室
121b シリンダヘッド
135e 環状溝
123 打込みピストン(第2ピストン)
124 ピストン本体部(摺動部)
125 ドライバ(打込み部)
130 圧縮装置
131 圧縮シリンダ(第1シリンダ)
131a 圧縮室
131b シリンダヘッド
133 圧縮ピストン(第1ピストン)
135 空気通路(圧縮空気供給経路)
135a 連通ポート
135b 連通ポート
135c 連通路
136 ストッパ
137 バルブ(開閉弁)
137a 係合凹部
138 圧縮コイルばね
139a,139b 前、後のOリング
141 ドライバガイド(コンタクトアーム)
141a 打込み通路
142 付勢ばね
143 コンタクトアームスイッチ
145 ソレノイドバルブ
145A バルブ本体
145B 電磁石
181 円筒カム
181a カム面
185 リンク機構
185a 第1リンク
185b 第2リンク
186 支軸
187 カムフォロワー
189 ピン
S 空間(空間)

Claims (8)

  1. 第1シリンダと、
    前記第1シリンダ内を往復動することにより圧縮空気を生成する第1ピストンと、
    前記第1ピストンを駆動するモータと、
    第2シリンダと、
    前記第2シリンダ内に摺動自在に収容された摺動部及び当該摺動部に設けられるとともに被打込材を打込む長尺状の打込み部を備えた第2ピストンと、
    ハンドルと、
    前記被打込材を前記打込み部の動作線上に向けて供給するためのマガジンと、を有し、
    前記第1シリンダ内の圧縮空気を前記第2シリンダ内へと供給し、当該圧縮空気によって前記第2ピストンを前記第2シリンダの先端側に向けて直線状に移動させ、当該第2ピストンの打込み部により前記被打込材の打込み作業を遂行する打込み工具であって、
    前記第1シリンダは、前記第2シリンダに対して交差され、かつ前記マガジンに対して当該マガジンの長軸に沿うように配置され、前記第1ピストンがマガジンに沿って摺動動作する構成であり、
    前記ハンドルは、前記第1シリンダを挟んで前記マガジンの反対側に配置されており、
    前記第1シリンダと前記第2シリンダと前記ハンドルと前記モータとで囲まれる空間が形成されており、前記モータを制御するために操作される操作部材が前記空間に向かって突出して配置されていることを特徴とする打込み工具。
  2. 第1シリンダと、
    前記第1シリンダ内を往復動することにより圧縮空気を生成する第1ピストンと、
    前記第1ピストンを駆動するモータと、
    第2シリンダと、
    前記第2シリンダ内に摺動自在に収容された摺動部及び当該摺動部に設けられるとともに被打込材を打込む長尺状の打込み部を備えた第2ピストンと、
    ハンドルと、
    前記被打込材を前記打込み部の動作線上に向けて供給するためのマガジンと、を有し、
    前記第1シリンダ内の圧縮空気を前記第2シリンダ内へと供給し、当該圧縮空気によって前記第2ピストンを前記第2シリンダの先端側に向けて直線状に移動させ、当該第2ピストンの打込み部により前記被打込材の打込み作業を遂行する打込み工具であって、
    前記第1シリンダは、前記第2シリンダに対して交差され、かつ前記マガジンに対して当該マガジンの長軸に沿うように配置され、前記第1ピストンがマガジンに沿って摺動動作する構成であり、
    前記ハンドルは、前記第1シリンダを挟んで前記マガジンの反対側に配置されており、
    さらに前記ハンドルは、一端が前記第2シリンダに連接されて当該第2シリンダの長軸方向と交差する方向に延在されるとともに、当該延在された他端に前記モータ及び当該モータに電力を供給するバッテリが配置されていることを特徴とする打込み工具。
  3. 請求項1または2に記載の打込み工具であって、
    前記マガジンと前記第1シリンダは、前記第2シリンダの長軸上の先端側に配置され、
    前記ハンドルは、前記第2シリンダの前記先端側と反対側に配置されていることを特徴とする打込み工具。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の打込み工具であって、
    前記マガジンと前記第1シリンダは、隣接して配置されていることを特徴とする打込み工具。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の打込み工具であって、
    前記第1シリンダの圧縮空気を前記第2シリンダに導く圧縮空気供給経路と、前記圧縮空気供給経路を開閉する開閉弁と、を有し、
    前記開閉弁は、前記圧縮空気供給経路のうち前記第2シリンダと接続する接続部に配置されていることを特徴とする打込み工具。
  6. 請求項5に記載の打込み工具であって、
    前記圧縮空気供給経路は、前記第2シリンダの長軸に沿って設けられていることを特徴とする打込み工具。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の打込み工具であって、
    前記マガジンと前記第1シリンダは、互いに平行に配置されていることを特徴とする打込み工具。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の打込み工具であって、
    前記モータの回転軸が前記第2シリンダの長軸に平行に配置されていることを特徴とする打込み工具。
JP2012088842A 2012-04-09 2012-04-09 打込み工具 Active JP5800748B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012088842A JP5800748B2 (ja) 2012-04-09 2012-04-09 打込み工具
US14/391,263 US9844865B2 (en) 2012-04-09 2013-04-04 Driver tool
PCT/JP2013/060375 WO2013154032A1 (ja) 2012-04-09 2013-04-04 打込み工具
DE112013001960.4T DE112013001960B4 (de) 2012-04-09 2013-04-04 Eintreibwerkzeug

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012088842A JP5800748B2 (ja) 2012-04-09 2012-04-09 打込み工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013215840A JP2013215840A (ja) 2013-10-24
JP5800748B2 true JP5800748B2 (ja) 2015-10-28

Family

ID=49327600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012088842A Active JP5800748B2 (ja) 2012-04-09 2012-04-09 打込み工具

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9844865B2 (ja)
JP (1) JP5800748B2 (ja)
DE (1) DE112013001960B4 (ja)
WO (1) WO2013154032A1 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5800749B2 (ja) 2012-04-09 2015-10-28 株式会社マキタ 打込み工具
JP5800748B2 (ja) 2012-04-09 2015-10-28 株式会社マキタ 打込み工具
JP5758841B2 (ja) 2012-05-08 2015-08-05 株式会社マキタ 打ち込み工具
JP2014091196A (ja) 2012-11-05 2014-05-19 Makita Corp 打ち込み工具
JP6096593B2 (ja) * 2013-05-29 2017-03-15 株式会社マキタ 往復動式作業工具
JP6100680B2 (ja) 2013-12-11 2017-03-22 株式会社マキタ 打ち込み工具
JP6158066B2 (ja) * 2013-12-16 2017-07-05 株式会社マキタ 打込み工具
JP6284417B2 (ja) 2014-04-16 2018-02-28 株式会社マキタ 打ち込み工具
CA2972829C (en) 2015-03-27 2022-03-08 Anderson, Charles Abernethy Apparatus and method for modifying axial force
ES2874088T3 (es) * 2015-07-23 2021-11-04 Tricord Solutions Inc Aparato de impulsor de elemento de fijación
US10370900B2 (en) * 2015-07-31 2019-08-06 Tei Rock Drills, Inc. Remote control of stroke and frequency of percussion apparatus and methods thereof
US11110577B2 (en) * 2017-11-16 2021-09-07 Milwaukee Electric Tool Corporation Pneumatic fastener driver
US10953530B2 (en) * 2018-02-05 2021-03-23 Ann-Chain Enterprise Co., Ltd. Repeating nail-feeding structure for pneumatic nailing machine
US11731255B2 (en) * 2018-04-24 2023-08-22 Koki Holdings Co., Ltd. Driving tool
FI3822028T3 (fi) * 2019-11-15 2023-11-02 Illinois Tool Works Kiinnitystyökalu, jonka tasapainotusta on parannettu
US11819989B2 (en) 2020-07-07 2023-11-21 Techtronic Cordless Gp Powered fastener driver
CA3167425A1 (en) 2021-07-16 2023-01-16 Techtronic Cordless Gp Powered fastener driver
CN116690502A (zh) * 2022-02-25 2023-09-05 台州市大江实业有限公司 射钉枪用蓄能机构及射钉枪
US20230278177A1 (en) * 2022-03-04 2023-09-07 Milwaukee Electric Tool Corporation Powered fastener driver

Family Cites Families (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1071387A (en) 1912-10-05 1913-08-26 Hans Charles Behr Percussive apparatus.
US1829609A (en) 1929-05-06 1931-10-27 Frank R Robinson Pneumatic hammer
US3552274A (en) * 1968-05-27 1971-01-05 Signode Corp Pneumatic piston return system for impact tools
US3602103A (en) 1969-07-31 1971-08-31 Powers Wire Products Co Inc Slide-latch valve for air-driven tools
US3638534A (en) * 1969-08-18 1972-02-01 Fastener Corp Fastener driving tool with improved pneumatic piston retaining means
JPS519938B2 (ja) 1971-09-23 1976-03-31
JPS519199B2 (ja) 1972-04-03 1976-03-24
US3824898A (en) * 1972-04-12 1974-07-23 R Pauliukonis Energy conserving directional valve-cylinder combination
CH584591A5 (ja) * 1974-05-20 1977-02-15 Bosch Gmbh Robert
US4344555A (en) 1980-02-19 1982-08-17 Signode Corporation Self-cycling pneumatic fastener applying tool
JPH0747270B2 (ja) * 1986-09-13 1995-05-24 松下電工株式会社 電池式釘打ち機
JPS63229274A (ja) * 1987-03-14 1988-09-26 松下電工株式会社 釘打ち機
JPH01115579A (ja) * 1987-10-27 1989-05-08 Matsushita Electric Works Ltd 打込機
JPH0396751A (ja) 1989-09-08 1991-04-22 Shizuoka Tekkosho:Kk 集合カム装置
JP2543861Y2 (ja) 1993-01-29 1997-08-13 リョービ株式会社 打込み機の打込み動作様式切り換え装置
EP0727284B1 (en) * 1995-02-15 2000-08-02 Max Co., Ltd. Screw driving machine with contact arm locking mechanism
US6755336B2 (en) 2000-12-22 2004-06-29 Kevin A. Harper Return mechanism for a cyclic tool
JP4045418B2 (ja) 2002-06-14 2008-02-13 マックス株式会社 圧縮空気駆動衝撃工具の起動バルブ機構
JP2007516845A (ja) * 2003-12-30 2007-06-28 ポリ・システムズ・プロプライエタリー・リミテッド 留め具打ち込み工具
DE102005030340B3 (de) * 2005-06-29 2007-01-04 Wacker Construction Equipment Ag Schlagwerk mit elektrodynamischem Linearantrieb
DE102005000107B4 (de) 2005-08-25 2014-03-13 Hilti Aktiengesellschaft Pneumatisch betriebenes Setzgerät
DE102005000200B4 (de) * 2005-12-21 2014-07-03 Hilti Aktiengesellschaft Brennkraftbetriebenes Setzgerät
US7419079B2 (en) 2006-02-03 2008-09-02 Basso Industry Corp. Pneumatic tool
US8875969B2 (en) * 2007-02-09 2014-11-04 Tricord Solutions, Inc. Fastener driving apparatus
JP5064958B2 (ja) 2007-10-04 2012-10-31 株式会社マキタ 打ち込み工具
AU2008308801B2 (en) 2007-10-05 2012-03-22 Kyocera Senco Industrial Tools, Inc. Fastener driving tool using gas spring
DE102008000137A1 (de) 2008-01-23 2009-07-30 Hilti Aktiengesellschaft Brennkraftbetriebenes Setzgerät
JP5348608B2 (ja) 2008-06-30 2013-11-20 日立工機株式会社 電動式打込機
JP2010173044A (ja) 2009-01-30 2010-08-12 Max Co Ltd 工具
US7793811B1 (en) 2009-02-25 2010-09-14 Tricord Solutions, Inc. Fastener driving apparatus
WO2011010511A1 (ja) 2009-07-24 2011-01-27 株式会社マキタ 打込み工具
JP2011025362A (ja) 2009-07-24 2011-02-10 Makita Corp 打込み工具
JP2012148346A (ja) 2009-07-24 2012-08-09 Makita Corp 打込み工具
JP2011025363A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Makita Corp 打込み工具
JP5424105B2 (ja) 2009-09-09 2014-02-26 日立工機株式会社 電動式打込機
US8523035B2 (en) 2009-11-11 2013-09-03 Tricord Solutions, Inc. Fastener driving apparatus
US8640787B2 (en) * 2009-12-30 2014-02-04 Daniel F. Rohrer Portable post driving apparatus
JP5360692B2 (ja) * 2010-03-31 2013-12-04 日立工機株式会社 燃焼式打込機
US8079504B1 (en) 2010-11-04 2011-12-20 Tricord Solutions, Inc. Fastener driving apparatus
US9050712B2 (en) * 2011-01-20 2015-06-09 Black & Decker Inc. Driving tool with internal air compressor
US8800834B2 (en) 2011-05-11 2014-08-12 Tricord Solutions, Inc. Fastener driving apparatus
JP5800748B2 (ja) 2012-04-09 2015-10-28 株式会社マキタ 打込み工具
JP5800749B2 (ja) 2012-04-09 2015-10-28 株式会社マキタ 打込み工具
JP5758841B2 (ja) 2012-05-08 2015-08-05 株式会社マキタ 打ち込み工具
US8733610B2 (en) 2012-08-21 2014-05-27 Tricord Solutions, Inc. Fastener driving apparatus
JP2014091196A (ja) 2012-11-05 2014-05-19 Makita Corp 打ち込み工具
US8939341B2 (en) 2013-06-20 2015-01-27 Tricord Solutions, Inc. Fastener driving apparatus
JP6100680B2 (ja) 2013-12-11 2017-03-22 株式会社マキタ 打ち込み工具
JP6284417B2 (ja) 2014-04-16 2018-02-28 株式会社マキタ 打ち込み工具

Also Published As

Publication number Publication date
US9844865B2 (en) 2017-12-19
DE112013001960B4 (de) 2020-03-19
DE112013001960T5 (de) 2015-01-15
JP2013215840A (ja) 2013-10-24
US20150174748A1 (en) 2015-06-25
WO2013154032A1 (ja) 2013-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5800748B2 (ja) 打込み工具
JP5800749B2 (ja) 打込み工具
JP6100680B2 (ja) 打ち込み工具
JP2011025362A (ja) 打込み工具
WO2014069648A1 (ja) 打ち込み工具
US11331779B2 (en) Driving machine
JP5758841B2 (ja) 打ち込み工具
WO2011010634A1 (ja) 打込み工具
WO2011010512A1 (ja) 打込み工具
JP2011025363A (ja) 打込み工具
WO2011010511A1 (ja) 打込み工具
WO2013161909A1 (ja) 打込み工具
JP5921037B2 (ja) 打込み工具
WO2014087934A1 (ja) 打込み工具
JP2012148346A (ja) 打込み工具
WO2013168719A1 (ja) 打ち込み工具
WO2018056325A1 (ja) 電動工具
JP6158066B2 (ja) 打込み工具
JP2015223668A (ja) 打込機
JP2010058226A (ja) 打込機
JP2012148347A (ja) 打込み工具
JP2014083660A (ja) 打ち込み工具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150602

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150724

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150819

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150825

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5800748

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250