JP5794328B2 - コンピュータ、錠剤供給装置、分包装置およびその制御方法とプログラム - Google Patents
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Description
特許文献1の技術は、自動で手撒き分包データを作成するものであり、種類が異なる多くの錠剤に対して適切な錠剤の供給方法を判別するものではない。
前記錠剤取出しユニットからの錠剤の供給指定を受け付けるユニット供給指定受付手段と、前記錠剤種別判定手段により適さないと判定された錠剤種別の前記供給指定を、前記錠剤マスに指定した前記処方データを登録する処方データ登録手段と、を備えることを特徴とする。
図1は、薬剤包装装置5と錠剤供給装置10を示す図である。
錠剤供給装置10及び錠剤供給装置10から供給された錠剤を包装する薬剤包装装置5とで構成されている錠剤供給システムである。
1は錠剤取出ユニットであり、錠剤シートから錠剤を取り出すユニットである。
錠剤供給装置10は複数の錠剤取出ユニット1を備えているが、錠剤取出ユニット1の数は1でもよい。
5は包装装置であり、錠剤供給装置10の錠剤取出ユニット1から供給された錠剤を包装する装置である。
錠剤供給装置10は、複数の錠剤をそれぞれ錠剤収容部に封入した錠剤シートから錠剤を取り出して供給する。
錠剤供給装置10は、1または複数の錠剤取出しユニット1と、錠剤取出ユニット1で取り出された錠剤を供給する供給ユニットとを備えている。
104はLCD操作パネルである。作業者による包装数等の入力や、スタートボタンにより包装動作の開始指示を受け付ける部分である。
2は、薬剤包装装置5及び錠剤供給装置10と印字コンピュータ3とが通信する為の通信ケーブルである。
3は、薬剤包装装置5及び錠剤供給装置10と通信する印字コンピュータである。
4は、印字コンピュータと通信する外部機器(調剤コントローラ)である。
図2を説明する。
図2は、錠剤供給装置10を示す図である。
尚、錠剤供給装置10を前面側から見た図である。
203は半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シートの投入口である。
図3を説明する。
図3は、錠剤取出ユニット1の内部構造を示す図である。
尚、錠剤取出ユニット1を前面側から見た図である。
51は半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シートである。
図4を説明する。
図4は、錠剤取出ユニット1の内部構造(断面)を示す図である。
錠剤シート投入口へシートをセットし、PTPシートを除包位置(錠剤の取出位置)まで搬送を行った際の図である。
39は下部ローラである。
下部ローラは駆動源により回転駆動可能であり、シート部の下面に当接して錠剤シートに進行方法への力を加えることができる。
上部ローラは、駆動源により回転駆動可能であり、シート部の上面に当接して錠剤シートに進行方向への力を加えることができる。
上部ローラの幅方向の位置は、2列の錠剤収容部の間に相当する位置であるため、上部ローラは錠剤収容部52に当接することはない。
24は導入シュートである。
導入シュート24により半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シートから押出し機構により取り出された錠剤が供給される(シート錠剤供給機構)。
導出シュート24は、排出口に落とし込まれた錠剤を導くものであって、排出口を含む大きさの上部開口を有し、載置台の下面側に設けられている。
錠剤取出しユニットは、載置台上の錠剤シートの錠剤収容部を押圧する速度を変更させる変更機構をさらに有している。
押出し機構は、より高速に変更された速度で錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)する。
押出し機構は、錠剤収容部の中央付近を押圧する内側押圧体83と、中央付近よりも外側の部分を押圧する外側押圧体84とを含んでいる。
内側押圧体と外側押圧体とが独立して動作することで錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す。
押出し機構は、内側押圧体よりも先に外側押圧体により錠剤収容部を押圧させる。
錠剤取出機構(押出し機構)は、外側押圧体を昇降させる第1昇降機構と、内側押圧体を昇降させる第2昇降機構とを有する。
錠剤取出ユニット1は、錠剤収容部の押圧をするまえに、押圧される錠剤収容部の長さを検出する検出機構17をさらに有している。
錠剤供給装置10は、検出した錠剤収容部の長さに基づいて所定の距離を算出する。
検出機構17は、押圧される錠剤収容部の長さを検出するとともに押圧される錠剤収容部の位置をさらに検知する。
錠剤供給装置10は、検知された錠剤収容部の位置に基づいて、押圧される位置までの搬送距離を算出する。
搬送機構39は、搬送距離により載置台上の錠剤収容部が押圧される位置まで錠剤シートを搬送する。
搬送機構39は、所定の距離だけ前方または後方に錠剤シートを搬送する。
図5を説明する。
図5は、錠剤供給装置10の内部構造を示す図である。
尚、錠剤供給装置10を背面側から見た図である。
錠剤落下検知機構204は、光学センサと落下錠剤カウンタとを有する。
錠剤供給装置10は、押圧により錠剤収容部から錠剤が取り出されたかいなかを判定するべく、取り出された錠剤を検知する検知機構204を有している。
錠剤供給装置10は、錠剤収容部から取り出された錠剤の個数を計数(カウント)するべく、取り出された錠剤を検知する検知機構204を有している。
薬剤包装装置5にエラー処理を実行させるべく要求するエラー処理要求工程。
錠剤供給装置10は、押出し機構が押圧動作中であるかいなかを判断する。
検知機構204は、押圧動作中であると判断されている場合には、所定の個数を少なくとも1に設定する。
検知機構は204は、押圧動作中ではないと判断されている場合には、所定の個数を0に設定することを特徴とする。
401は、錠剤導入路である。錠剤シートから取り出され落下した錠剤を導入シュート24から第1集積ホッパに中継する。
図6を説明する。
図6は、錠剤供給ユニット400の内部構造を示す図である。
402は第1集積ホッパである。錠剤シートから取り出され落下した錠剤を集積する。
501は第2集積ホッパである。第1集積ホッパで集積された錠剤をさらに集積する。
502は第1の送り出し機構である。第2集積ホッパで集積された錠剤を第3の集積ホッパに移動させる。
503は第3集積ホッパである。送り出された錠剤を集積する。
504は第2の送り出し機構である。第3集積ホッパで集積された錠剤をメインホッパに移動させる。
505はメインホッパである。送り出された錠剤を集積し、包装シート(分包紙)の中に集積した錠剤を投入する。
図7を説明する。
図7は、薬剤包装ユニット701の内部構造を示す図である。
702は包装シートが連なるロール紙を包装機構に送り出すロール紙送出機構である。
703は加熱溶着により、包装シートの中に投入された錠剤を包装シートの中に封入する(包装部)。
704は加熱溶着により、包装シートの中に投入された錠剤を包装シートの中に封入する(包装部)。
705は、連なるロール紙を1包毎の包装シートに分断するための分断用ミシン目を包装シートに形成する。(分断機構)
706はプリンタであり、包装シートに、日付、患者データ、エラー情報を印字する(印字機構)。
薬剤包装装置5は、要求を受け付ける。
薬剤包装装置5は、取り出された錠剤を個別の包装シート毎に分けて包装する包装機構704を有している。
薬剤包装装置5は、個別の包装シート毎の情報を印字する印字機構706を有している。
印字機構706は、印字要求を受け付けた場合に、所定の個数を超えた錠剤が包装されている個別の包装シートにエラー処理にかかる情報を印字する。
エラー処理にかかる情報とは、押圧動作による異物の混入を報知する情報である。
エラー処理にかかる情報とは、押圧動作によらない取出しミスを報知する情報である。
薬剤包装装置5または錠剤供給装置10のいずれか1方は、取り出された錠剤が、包装機構704よりに包装されるタイミングを制御する。
印字機構が、包装機構により取り出された錠剤が包装シートに包装されるまえに印字する錠剤供給システム。
図8を説明する。
図8は、薬剤包装ユニット701の内部構造を示す図である。
801は隣り合う一包化された包装シートの境界部分に形成された分断用ミシン目である。
802は一包化された包装シートである。エラー処理が発生した包装シートにはエラー情報の内容が印字(印刷)されている。
50は一包化された錠剤である。
図9を説明する。
図9は薬剤包装装置5を上方から見た図である。
薬剤包装装置5の上部にある手撒き錠剤部103とそれを構成する錠剤マスの拡大図である。
901は手撒きによる錠剤をセットする錠剤マス(ここでは4番目のマス)である。
予め半端な数の錠剤が残っている錠剤シートから取り出されている錠剤を供給する(手撒き錠剤供給機構)。
50は錠剤(3錠)である。
図10は印字コンピュータ3のハードウエア構成図を示す図である。
(本発明の他の実施形態)
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
一連の作業の流れを説明する。
図15を閉じて、図14へ戻る。
2100を選択して、図17を表示する。2103を選択して、図17を閉じ1404へ戻る。
予約ボタン3005を選択すると、入力した処方内容を予約リストに登録する。
作業者は、スタートボタンを選択することにより、プログラムが分包機または除包機へ処方データを送信する。
分包機(薬剤包装装置)は、プログラムから受け取った処方データ(分包データや手撒き供給データ)を元に分包動作を行う。
除包機(錠剤供給装置)は、プログラムから受け取った処方データ(除包供給データ)を元に除包動作を行う。
図11を説明する。
図11は、印字コンピュータ3が実行する錠剤取出ユニット設定処理のフローチャートである。
ステップS2401では、印字コンピュータ3は処方編集画面を表示する処理である。図13を表示する。S2402へ遷移する。
ステップS2402では、ユーザが分包モードを1つ選択する手順である。取り出しユニットによる分包モード1701を選択する。S2403へ遷移する。
ステップS2403では、ユーザがDrop画面へタブを切り替える手順である。1803を選択する。S2404へ遷移する。
ステップS2404では、印字コンピュータ3はDrop画面を表示する処理である。図14を表示する。S2405へ遷移する。
ステップS2406では、
ユーザが薬品の選択ボタン1801を押下する手順である。押下されるとS2407へ遷移する。
ステップS2407では、印字コンピュータ3はPTPシートから錠剤を取り出す錠剤取出ユニット番号を指定する取出ユニット選択指示を受け付けている。
つまり。ステップS2407では印字コンピュータ3は、錠剤取出しユニットからの錠剤の供給指定も受け付ける(ユニット供給指定受付手段)。
あるいは希望するユニット番号を選択せずに、ただ錠剤取出しユニットからの錠剤の供給を指定するボタンをONにしてもよい。
続いて薬剤の選択画面を表示する処理である。図15を表示する。S2408へ遷移する。
印字コンピュータ3は一覧からの選択により、指定された錠剤取出ユニットにセットされるPTPシートが収容する錠剤種別(錠剤名等)を受け付けている。
またここでは、指定された錠剤取出ユニットにセットされるPTPシート種別(PTPシート名等)を受け付ける(シート種別受付手段)。
ステップS2411では、ユーザがOKボタン2103を押下する手順である。2103を選択する。S2412へ遷移する。
図12を説明する。
図12は、印字コンピュータ3が実行する錠剤取出ユニット設定の禁止チェック処理のフローチャートである。
処理が完了したらS2202へ遷移する。
ステップS2208では、印字コンピュータ3は分包モードを手撒きとして登録する処理である。S2209へ遷移する。
ステップS2209では、印字コンピュータ3はS2405de指定ユニットNoを未選択(指定解除)にする処理である。
図13は、処方編集画面の処方画面である。
1701は、自動錠剤ボタンである。選択されると錠剤取出ユニットのみが供給動作をする。
1702は、総包数(21包等)を入力する欄である。
1703は、用法(朝、昼、夕の1日3回)を選択する欄である。
1704は、処方タブである。選択すると図13を表示する。
図14は、処方編集画面のDrop画面である。
1802は、ユニット選択欄である。除包動作させるユニットNoを選択指定する。
1803は、Dropタブである。選択すると図14を表示する。
図15は、薬品の選択画面である。
1902は、薬品マスタを参照して表示される薬品リストである。リストから選択することにより薬品を1つ選択する。
図16は、手撒き振替え確認画面である。
2001は、いいえボタンである。
2002は、はいボタンである。
図17は、処方編集画面の薬剤詳細画面である。
2103は、OKボタンである。選択すると、処方編集画面で入力した処方内容(処方データ)を確定して画面を閉じる。
2100は、薬剤詳細タブである。選択すると図17を表示する。
図18は、手撒き振替え確認画面である。
2001は、いいえボタンである。
2002は、はいボタンである。
図19を説明する。
図19は、メイン操作画面である。
図20は、各ボタン操作による画面の遷移関係を示した図である。
1401は、処方編集画面の処方画面(図13)である。3004の処方編集ボタンを選択することにより、呼び出される画面である。
1402は、処方編集画面のDrop画面(図14)である。
1403は、処方編集画面の薬剤詳細画面(図17)である。
1404は、メイン操作画面(図19)である。印字プログラムが起動されると、表示される画面である。
図21を説明する。
図21は、薬品マスタのデータベースファイルの内容である。
薬品マスタのデータベースファイル内の1行毎に薬品名1550が記述されている。
割れ易い錠剤種別であることを錠剤種別毎1501に対応づけた錠剤種別データを記憶している(錠剤種別データ記憶手段)。
その他のON(規格外)フラグとしては、
(1)PTPシートの表面と裏面がアルミであることを表すフラグ。
(2)PTPシート上に錠剤が包装されている箇所以外に凹凸有を表すフラグ。
(3)PTPシートのポケットの並び方が特殊な配列であることを表すフラグ。
(4)PTPシートの裏面がシールをはがして錠剤を取り出す形状であることを表すフラグ。
(5)PTPシートに包装されている薬剤がカプセルで、サイズが00号サイズ(小さくて除包ミスが発生しやすい)であるかを表すフラグ。等でもよい。
図22を説明する。
作成した処方データの1例である。
2301はS2203の登録の結果、ユニット番号1に投入されたPTPシートから21包分の錠剤を取り出すための除包供給データである。
2302はS2207の登録の結果、錠剤マスに投入された21包分の錠剤を供給するための手撒き供給データである。
図23を説明する。
図24を説明する。
ステップS206で印字コンピュータ3は、登録が確定する前の仮の処方データ(図30の上段をRAMに記憶し、登録が確定するまで一時保存する。
ステップS209で印字コンピュータ3は、登録が確定する前の仮の処方データ(図30の下段をRAMに記憶し、一時保存し、S211に進む。
図25を説明する。
ステップS301で印字コンピュータ3は、非適合と判定されたシート種別に対応ずけられている非適合要因をシート種別データから検索する。
ステップS302で印字コンピュータ3は、非適合要因としてシート列数が問題であったのかを決定する。
ステップS303で印字コンピュータ3は、非適合要因としてシート形状が問題であったのかを決定する。
ステップS304で印字コンピュータ3は、非適合要因としてシート素材が問題であったのかを決定する。
ステップS306で印字コンピュータ3は、要因が決定されなかったため要因を通知しない。
図26を説明する。
260は新規登録画面の1例を示したものである。
261は読み取ったPTPシートの種別情報を自動で表示する欄である。また、手入力したPTPシートの種別情報が表示されてもよい。
262は非適合理由をユーザが選択するラジオボタンである。
263は、登録情報の入力が全て完了したあとに、シート種別データに登録指示をする登録ボタンである。
264は、登録情報の入力が全て完了したあとに、入力をリセットしたり、シート種別データへの登録データを削除するボタンである。
265は、登録処理自体を終了するボタンである。
図27を説明する。
ユニット供給に処方データを指定するためのユニット指定画面の1例を示したものである。
図28を説明する。
なお、図28の指定画面は、図18の置き換え画面の変形例であり、図28の指定画面を図18が通知される図12の処理時に表示させてもよい。
図29を説明する。
非適合であるシート種別の例として、3列のPTPシート、形状が規格外のPTPシート、素材が規格外のPTPシートであるPTPシートがある。
例えば非適合理由として3列のPTPシートとは、錠剤取出しユニット1による搬送動作や取り出し動作が行えない3列以上のPTPシートが該当する。
このようにシート種別データには、取り出しに適合しないシート種別毎に登録された、非適合である要因情報が関連付けて記憶されている。
図30を説明する。
図31を説明する。
図31は、印字コンピュータ3が実行する錠剤取出しユニットには非適合の錠剤種別情報をデータベースに新規に登録する処理のフローチャートである。
図32を説明する。
図33を説明する。
ステップS601で印字コンピュータ3は、非適合と判定された錠剤種別に対応ずけられている非適合要因を錠剤種別データから検索する。
ステップS602で印字コンピュータ3は、非適合要因として割れやすい錠剤が問題であったのかを決定する。
ステップS603で印字コンピュータ3は、非適合要因として帯電しやすい錠剤が問題であったのかを決定する。
ステップS604で印字コンピュータ3は、非適合要因として薬品メーカーからの指定が問題であったのかを決定する。
ステップS606で印字コンピュータ3は、要因が決定されなかったため要因を通知しない。
図34を説明する。
340は新規登録画面の1例を示したものである。
341は読み取ったPTPシートから、錠剤種別情報を自動で表示する欄である。また、手入力した錠剤種別情報が表示されてもよい。
342は非適合理由をユーザが選択するラジオボタンである。
343は、登録情報の入力が全て完了したあとに、錠剤種別データに登録指示をする登録ボタンである。
345は、登録処理自体を終了するボタンである。
図35を説明する。
なお、図35の指定画面は、図16の置き換え画面の変形例であり、図35の指定画面を図16が通知される図12の処理時に表示させてもよい。
図36を説明する。
非適合である錠剤種別の例として、割れ易い錠剤、帯電しやすい錠剤、形状が平らである錠剤がある。
このように錠剤種別データには、取り出しに適合しない錠剤種別毎に登録された、非適合である要因情報が関連付けて記憶されている。
3 印字コンピュータ(情報処理装置)
4 調剤コントローラ(情報処理装置)
5 薬剤包装装置(分包装置)
10 錠剤供給装置
50 錠剤
51 PTPシート
203 PTPシート投入口
901 錠剤マス
Claims (16)
- PTPシートから錠剤を取り出す錠剤取出ユニットと、手撒きの錠剤を投入する錠剤マスと、前記錠剤取出ユニットから取り出された錠剤または前記錠剤マスに投入された錠剤を供給する錠剤供給機構と、を備える錠剤供給システムに通信可能に接続され、前記錠剤供給システムが錠剤の供給動作をするための処方データを管理するコンピュータであって、
前記錠剤取出ユニットからの錠剤の取り出しに適する錠剤種別であるか否かを識別可能な錠剤種別データを記憶する錠剤種別データ記憶手段と、
PTPシートが収容している錠剤種別を受け付ける錠剤種別受付手段と、
前記錠剤種別データを参照して、前記受け付けた錠剤種別が前記取り出しには適する錠剤種別であるか否かを判定する錠剤種別判定手段と、
前記錠剤種別判定手段により適さないと判定される場合には、前記受け付けた錠剤種別は、前記錠剤取出しユニットからは供給せずに前記錠剤マスから供給すべき旨を通知する第1の通知手段と、
前記錠剤取出しユニットからの錠剤の供給指定を受け付けるユニット供給指定受付手段と、
前記錠剤種別判定手段により適さないと判定された錠剤種別の前記供給指定を、前記錠剤マスに指定した前記処方データを登録する処方データ登録手段と、
を備えることを特徴とする記載のコンピュータ。 - 前記ユニット供給指定受付手段が前記供給指定を受け付けた場合に、前記錠剤種別判定手段が、前記錠剤種別データを参照して、前記受け付けた錠剤種別が前記取り出しには適する錠剤種別であるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ。
- 前記第1の通知手段が錠剤マスから供給すべき旨を通知した場合に、前記処方データ登録手段が、前記錠剤マスに指定した前記処方データを登録することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンピュータ。
- 前記錠剤種別判定手段によって適すると判定された場合には、前記処方データ登録手段が、前記供給指定を、前記錠剤取出しユニットに指定した前記処方データを登録することを特徴とする請求項3に記載のコンピュータ。
- 前記錠剤取出ユニットからの錠剤の取り出しに適合しない錠剤種別を受け付ける非適合錠剤受付手段と、
前記受け付けた錠剤種別を該錠剤種別が非適合である要因情報ととともに、前記適合する錠剤種別であるかを識別可能に前記錠剤種別データに新規登録する錠剤種別データ登録手段と、
を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のコンピュータ。 - 前記錠剤種別データには、前記取り出しに適合しない錠剤種別毎に前記登録された前記非適合である要因情報が関連付けて記憶され、
前記第1の通知手段が通知する場合には、前記通知する前記錠剤マスに振り替えて供給すべき旨に合わせて、前記非適合である要因情報に基づいて決定した前記要因も通知する第1の非適合要因通知手段をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載のコンピュータ。 - 前記錠剤取出ユニットからの錠剤の取り出しに適するシート種別であるか否かを識別可能なシート種別データを記憶するシート種別データ記憶手段と、
PTPシートの種別を特定可能なシート種別を受け付けるシート種別受付手段と、
前記シート種別データを参照して、前記受け付けたシート種別が前記取り出しには適する錠剤種別であるか否かを判定するシート種別判定手段と、
前記シート種別判定手段により適さないと判定される場合には、前記受け付けたシート種別が収容する錠剤は、前記錠剤取出しユニットからは供給せずに前記錠剤マスから供給すべき旨を通知する第2の通知手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のコンピュータ。 - 前記錠剤取出ユニットからの錠剤の取り出しに適合しないシート種別を受け付ける非適合シート受付手段と、
前記受け付けたシート種別を該シート種別が非適合である要因情報ととともに、前記適合するシート種別であるかを識別可能に前記シート種別データに新規登録するシート種別データ登録手段と、
を備えることを特徴とする請求項7に記載のコンピュータ。 - 前記シート種別データには、前記取り出しに適合しないシート種別毎に前記登録された前記非適合である要因情報が関連付けて記憶され、
前記第2の通知手段が通知する場合には、前記通知する前記錠剤マスに振り替えて供給すべき旨に合わせて、前記非適合である要因情報に基づいて決定した前記要因も通知する第2の非適合要因通知手段をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載のコンピュータ。 - PTPシートから錠剤を取り出す錠剤取出ユニットと、手撒きの錠剤を投入する錠剤マスと、前記錠剤取出ユニットから取り出された錠剤または前記錠剤マスに投入された錠剤を供給する錠剤供給機構とを備え、前記錠剤取出ユニットまたは前記錠剤マスが供給動作をするための処方データを管理する錠剤供給装置であって、
前記錠剤取出ユニットからの錠剤の取り出しに適する錠剤種別であるか否かを識別可能な錠剤種別データを記憶する錠剤種別データ記憶手段と、
PTPシートが収容している錠剤種別を受け付ける錠剤種別受付手段と、
前記錠剤種別データを参照して、前記受け付けた錠剤種別が前記取り出しには適する錠剤種別であるか否かを判定する錠剤種別判定手段と、
前記錠剤種別判定手段により適さないと判定される場合には、前記受け付けた錠剤種別は、前記錠剤取出しユニットからは供給せずに前記錠剤マスから供給すべき旨を通知する第1の通知手段と、
前記錠剤取出しユニットからの錠剤の供給指定を受け付けるユニット供給指定受付手段と、
前記錠剤種別判定手段により適さないと判定された錠剤種別の前記供給指定を、前記錠剤マスに指定した前記処方データを登録する処方データ登録手段と、
を備えることを特徴とする錠剤供給装置。 - PTPシートから錠剤を取り出す錠剤取出ユニットと、手撒きの錠剤を投入する錠剤マスと、前記錠剤取出ユニットから取り出された錠剤または前記錠剤マスに投入された錠剤を供給する錠剤供給機構とを備え、前記錠剤取出ユニットまたは前記錠剤マスが供給動作をするための処方データを管理する分包装置であって、
前記錠剤取出ユニットからの錠剤の取り出しに適する錠剤種別であるか否かを識別可能な錠剤種別データを記憶する錠剤種別データ記憶手段と、
PTPシートが収容している錠剤種別を受け付ける錠剤種別受付手段と、
前記錠剤種別データを参照して、前記受け付けた錠剤種別が前記取り出しには適する錠剤種別であるか否かを判定する錠剤種別判定手段と、
前記錠剤種別判定手段により適さないと判定される場合には、前記受け付けた錠剤種別は、前記錠剤取出しユニットからは供給せずに前記錠剤マスから供給すべき旨を通知する第1の通知手段と、
前記錠剤取出しユニットからの錠剤の供給指定を受け付けるユニット供給指定受付手段と、
前記錠剤種別判定手段により適さないと判定された錠剤種別の前記供給指定を、前記錠剤マスに指定した前記処方データを登録する処方データ登録手段と、
を備えることを特徴とする分包装置。 - PTPシートから錠剤を取り出す錠剤取出ユニットと、手撒きの錠剤を投入する錠剤マスと、前記錠剤取出ユニットから取り出された錠剤または前記錠剤マスに投入された錠剤を供給する錠剤供給機構と、を備える錠剤供給システムに通信可能に接続され、前記錠剤供給システムが錠剤の供給動作をするための処方データを管理するコンピュータの制御方法であって、
前記コンピュータは、
前記錠剤取出ユニットからの錠剤の取り出しに適する錠剤種別であるか否かを識別可能な錠剤種別データを記憶する錠剤種別データ記憶手段を備え、
前記コンピュータの錠剤種別受付手段が、PTPシートが収容している錠剤種別を受け付ける錠剤種別受付工程と、
前記コンピュータの錠剤種別判定手段が、前記錠剤種別データを参照して、前記受け付けた錠剤種別が前記取り出しには適する錠剤種別であるか否かを判定する錠剤種別判定工程と、
前記コンピュータの第1の通知手段が、前記錠剤種別判定工程により適さないと判定される場合には、前記受け付けた錠剤種別は、前記錠剤取出しユニットからは供給せずに前記錠剤マスから供給すべき旨を通知する第1の通知工程と、
前記コンピュータのユニット供給指定受付手段が、前記錠剤取出しユニットからの錠剤の供給指定を受け付けるユニット供給指定受付工程と、
前記コンピュータの処方データ登録手段が、前記錠剤種別判定手段により適さないと判定された錠剤種別の前記供給指定を、前記錠剤マスに指定した前記処方データを登録する処方データ登録工程と、
を含むことを特徴とする制御方法。 - PTPシートから錠剤を取り出す錠剤取出ユニットと、手撒きの錠剤を投入する錠剤マスと、前記錠剤取出ユニットから取り出された錠剤または前記錠剤マスに投入された錠剤を供給する錠剤供給機構と、を備える錠剤供給システムに通信可能に接続され、前記錠剤供給システムが錠剤の供給動作をするための処方データを管理するコンピュータで読み取り実行可能なプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記錠剤取出ユニットからの錠剤の取り出しに適する錠剤種別であるか否かを識別可能な錠剤種別データを記憶する錠剤種別データ記憶手段と、
PTPシートが収容している錠剤種別を受け付ける錠剤種別受付手段と、
前記錠剤種別データを参照して、前記受け付けた錠剤種別が前記取り出しには適する錠剤種別であるか否かを判定する錠剤種別判定手段と、
前記錠剤種別判定手段により適さないと判定される場合には、前記受け付けた錠剤種別は、前記錠剤取出しユニットからは供給せずに前記錠剤マスから供給すべき旨を通知する第1の通知手段と、
前記錠剤取出しユニットからの錠剤の供給指定を受け付けるユニット供給指定受付手段と、
前記錠剤種別判定手段により適さないと判定された錠剤種別の前記供給指定を、前記錠剤マスに指定した前記処方データを登録する処方データ登録手段と、
して機能させることを特徴とするプログラム。 - PTPシートから錠剤を取り出す錠剤取出ユニットと、手撒きの錠剤を投入する錠剤マスと、前記錠剤取出ユニットから取り出された錠剤または前記錠剤マスに投入された錠剤を供給する錠剤供給機構とを備え、前記錠剤取出ユニットまたは前記錠剤マスが供給動作をするための処方データを管理する錠剤供給装置の制御方法であって、
前記錠剤供給装置は、
前記錠剤取出ユニットからの錠剤の取り出しに適する錠剤種別であるか否かを識別可能な錠剤種別データを記憶する錠剤種別データ記憶手段を備え、
前記錠剤供給装置の錠剤種別受付手段が、PTPシートが収容している錠剤種別を受け付ける錠剤種別受付工程と、
前記錠剤供給装置の錠剤種別判定手段が、前記錠剤種別データを参照して、前記受け付けた錠剤種別が前記取り出しには適する錠剤種別であるか否かを判定する錠剤種別判定工程と、
前記錠剤供給装置の第1の通知手段が、前記錠剤種別判定工程により適さないと判定される場合には、前記受け付けた錠剤種別は、前記錠剤取出しユニットからは供給せずに前記錠剤マスから供給すべき旨を通知する第1の通知工程と、
前記錠剤供給装置のユニット供給指定受付手段が、前記錠剤取出しユニットからの錠剤の供給指定を受け付けるユニット供給指定受付工程と、
前記錠剤供給装置の処方データ登録手段が、前記錠剤種別判定手段により適さないと判定された錠剤種別の前記供給指定を、前記錠剤マスに指定した前記処方データを登録する処方データ登録工程と、
を含むことを特徴とする制御方法。 - PTPシートから錠剤を取り出す錠剤取出ユニットと、手撒きの錠剤を投入する錠剤マスと、前記錠剤取出ユニットから取り出された錠剤または前記錠剤マスに投入された錠剤を供給する錠剤供給機構とを備え、前記錠剤取出ユニットまたは前記錠剤マスが供給動作をするための処方データを管理する錠剤供給装置で読み取り実行可能なプログラムであって、
前記錠剤供給装置を、
前記錠剤取出ユニットからの錠剤の取り出しに適する錠剤種別であるか否かを識別可能な錠剤種別データを記憶する錠剤種別データ記憶手段と、
PTPシートが収容している錠剤種別を受け付ける錠剤種別受付手段と、
前記錠剤種別データを参照して、前記受け付けた錠剤種別が前記取り出しには適する錠剤種別であるか否かを判定する錠剤種別判定手段と、
前記錠剤種別判定手段により適さないと判定される場合には、前記受け付けた錠剤種別は、前記錠剤取出しユニットからは供給せずに前記錠剤マスから供給すべき旨を通知する第1の通知手段と、
前記錠剤取出しユニットからの錠剤の供給指定を受け付けるユニット供給指定受付手段と、
前記錠剤種別判定手段により適さないと判定された錠剤種別の前記供給指定を、前記錠剤マスに指定した前記処方データを登録する処方データ登録手段と、
して機能させることを特徴とするプログラム。 - PTPシートから錠剤を取り出す錠剤取出ユニットと、手撒きの錠剤を投入する錠剤マスと、前記錠剤取出ユニットから取り出された錠剤または前記錠剤マスに投入された錠剤を供給する錠剤供給機構とを備え、前記錠剤取出ユニットまたは前記錠剤マスが供給動作をするための処方データを管理する分包装置の制御方法であって、
前記分包装置は、
前記錠剤取出ユニットからの錠剤の取り出しに適する錠剤種別であるか否かを識別可能な錠剤種別データを記憶する錠剤種別データ記憶手段を備え、
前記分包装置の錠剤種別受付手段が、PTPシートが収容している錠剤種別を受け付ける錠剤種別受付工程と、
前記分包装置の錠剤種別判定手段が、前記錠剤種別データを参照して、前記受け付けた錠剤種別が前記取り出しには適する錠剤種別であるか否かを判定する錠剤種別判定工程と、
前記分包装置の第1の通知手段が、前記錠剤種別判定工程により適さないと判定される場合には、前記受け付けた錠剤種別は、前記錠剤取出しユニットからは供給せずに前記錠剤マスから供給すべき旨を通知する第1の通知工程と、
前記分包装置のユニット供給指定受付手段が、前記錠剤取出しユニットからの錠剤の供給指定を受け付けるユニット供給指定受付工程と、
前記分包装置の処方データ登録手段が、前記錠剤種別判定手段により適さないと判定された錠剤種別の前記供給指定を、前記錠剤マスに指定した前記処方データを登録する処方データ登録工程と、
を含むことを特徴とする制御方法。
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