JP6304299B2 - 錠剤供給装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

錠剤供給装置、その制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、錠剤供給装置、その制御方法、及びプログラムに関する。
従来、調剤業務において、錠剤シートで提供されている錠剤(薬)の一包化を行うためには、人の手によって錠剤シートから錠剤を1回分の錠剤数ずつ取り出し、分包機へセットする必要があり、作業が煩雑であった。
上記課題を解決するために、特許文献1には、プレススルーパックによって包装された薬剤を自動的に取り出せるようにした取出機において搬送装置によって一方向に移送されるプレススルーパックの移送路上に、そのパックの薬剤収容部を上部から押圧するプレス装置と、上記薬剤収容部を検出する検出器とを設け、検出器が薬剤収容部を検出する毎に搬送装置を停止させ、同時にプレス装置を作動させ、薬剤収容部41を上部から押圧して薬剤を下方に押し出す技術が開示されている。
しかしながら、包装された錠剤が上部から押圧されると、少ない外部衝撃で形状が破損しやすい錠剤は、場合によっては破損した状態で錠剤シートから取り出されるので、一部が欠損したりなどその破損状態によっては錠剤1錠が正常に供給されず調剤ミスが発生したりする。このように少ない外部衝撃で形状が破損しやすい錠剤が封入されている錠剤シートからも錠剤を供給する場合であっても、錠剤シートから錠剤が破損しないように取り出すことが重要である。
実開平6−71824号公報
本発明は、錠剤シートを、錠剤手段が錠剤収容部の第1の位置を押圧可能な第1の配置位置に搬送するか、錠剤取り出し手段が第1の位置とは異なる錠剤収容部の第2の位置を押圧可能な第2の配置位置に搬送するかを、錠剤シートに収容される錠剤の種類に応じて決定することで、錠剤を取り出す際の錠剤の破損を低減可能な仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、錠剤が収容された錠剤収容部を含む錠剤シートの前記錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す錠剤取手段と、前記錠剤手段が前記錠剤収容部の第1の位置を押圧可能な第1の配置位置、及び前記錠剤取り出し手段が前記第1の位置とは異なる前記錠剤収容部の第2の位置を押圧可能な第2の配置位置前記錠剤シートを搬送可能な搬送手段と、前記錠剤シートに収容される錠剤の種類に応じて、前記搬送手段により前記錠剤シート前記第1の配置位置に搬送るか、前記第2の配置位置に搬送するかを決定する決定手段と、を備えることを特徴とする。また、本発明は、錠剤が収容された錠剤収容部を含む錠剤シートの前記錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す錠剤取り出し手段を有する錠剤供給装置の制御方法であって、前記錠剤取り出し手段が前記錠剤収容部の第1の位置を押圧可能な第1の配置位置、又は前記錠剤取り出し手段が前記第1の位置とは異なる前記錠剤収容部の第2の位置を押圧可能な第2の配置位置に前記錠剤シートを搬送する搬送工程と、前記錠剤シートに収容される錠剤の種類に応じて、前記搬送工程により前記錠剤シートを前記第1の配置位置に搬送するか、前記第2の配置位置に搬送するかを決定する決定工程と、を備えることを特徴とする。また、本発明は、錠剤が収容された錠剤収容部を含む錠剤シートの前記錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す錠剤取り出し手段と、前記錠剤取り出し手段が前記錠剤収容部の第1の位置を押圧可能な第1の配置位置、及び前記錠剤取り出し手段が前記第1の位置とは異なる前記錠剤収容部の第2の位置を押圧可能な第2の配置位置に前記錠剤シートを搬送可能な搬送手段とを備える錠剤供給装置で読み取り実行可能なプログラムであって、前記錠剤供給装置を、前記錠剤シートに収容される錠剤の種類に応じて、前記搬送手段により前記錠剤シートを前記第1の配置位置に搬送するか、前記第2の配置位置に搬送するかを決定する決定手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば錠剤手段が錠剤収容部の第1の位置を押圧可能な第1の配置位置に搬送するか、錠剤取り出し手段が第1の位置とは異なる錠剤収容部の第2の位置を押圧可能な第2の配置位置に搬送するかを、錠剤シートに収容される錠剤の種類に応じて決定することで、錠剤を取り出す際の錠剤の破損を低減することができる
薬剤包装システムの外観を示す図。 錠剤供給装置の外観を示す図。 錠剤取出ユニットの内部構造を示す図。 錠剤取出ユニットの内部構造を示す図。 錠剤供給装置の内部構造を示す図。 錠剤供給ユニットの内部構造を示す図。 薬剤包装ユニットの内部構造を示す図。 薬剤包装ユニットの内部構造を示す図。 手撒き錠剤部の構造を示す図。 印字コンピュータのハードウエア構成図 各種錠剤種別条件を選択するために、操作ボタンを各錠剤供給ユニット1それぞれの操作パネル前面に複数箇所設置した図である。 各錠剤種別条件で実行される押出動作、搬送動作の対応表を示す図である。 通常モードの場合の押出し量と押し出し位置を説明する側面図である。 割線モードの場合の押出し位置を説明する為の側面図である。 ODモードの場合の押出し量を説明する為の側面図である。 錠剤シート1列分前進するための搬送動作と左右の錠剤ポケットからそれぞれ1錠ずつ取り出す取出動作との連動、とその繰り返しループを表したフローチャートである。 選択された取出条件が通常モードの場合の処理ステップである錠剤の取り出し動作と錠剤シート搬送動作をそれぞれ表したフローチャートである。 選択された取出条件が割線モードの場合の処理ステップである錠剤の取り出し動作と錠剤シート搬送動作をそれぞれ表したフローチャートである。 選択された取出条件がODモードの場合の動作ステップである錠剤の取出動作と錠剤シート搬送動作をそれぞれ表したフローチャートである。 選択された取出条件がLOWモードの場合の動作ステップである錠剤の取出動作と錠剤シート搬送動作をそれぞれ表したフローチャートである。 左側ポケット1錠分の取出動作を行う場合に、順番に取出動作1回分を示した図である。 錠剤の供給を開始する前に、処方データに錠剤種別である錠剤名が入力された場合のフローチャートである。 取出条件が割線モードに自動決定する場合のフローチャートである。 取出条件がODモードに自動決定する場合のフローチャートである。 取出条件がLOWモードに自動決定する場合のフローチャートである。 薬品マスタのデータベースファイルの内容である。 作成が完了した処方データの一例である。
図1を説明する。
図1は、薬剤包装装置5と錠剤供給装置10を示す図である。
錠剤供給装置10及び錠剤供給装置10から供給された錠剤を包装する薬剤包装装置5とで構成されている薬剤包装システムである。
錠剤供給システムは、複数の錠剤をそれぞれ錠剤収容部52に封入した錠剤シート51から錠剤50を取り出して、取り出された錠剤を包装する薬剤包装装置5に供給する。
1は錠剤取出ユニットであり、錠剤シートから錠剤を取り出すユニットである。
各錠剤取出ユニットは錠剤が封入された錠剤収容部を含む1枚の錠剤シート(錠剤シート)から錠剤を1錠ずつ取り出すためのものである。
図21に示したように錠剤取出ユニット(1個)のそれぞれには2列の錠剤シートで左右の錠剤収容部からの錠剤の取り出しに対応するように取出手段であるブロック84(2か所)と押し出し棒83(2か所)が左右にある。
錠剤供給装置には複数の錠剤取出ユニット1が収納されている。錠剤取出ユニットは、幅方向(左右方向)に6つが並べられ、この6つの錠剤取出ユニットからなる組が上下に3段に配置されている。すなわち、錠剤取出ユニット1は、左右6列、上下3段に配列されている。
錠剤供給装置10は複数の錠剤取出ユニット1を備えているが、錠剤取出ユニット1の数は1でもよい。
5は包装装置であり、錠剤供給装置10の錠剤取出ユニット1から供給された錠剤を包装する装置である。
10は錠剤供給装置であり、錠剤取出ユニット1により錠剤シートから錠剤を取り出して供給する。錠剤供給装置10は複数の錠剤取出ユニット1を備えている。
錠剤供給装置10は、複数の錠剤をそれぞれ錠剤収容部に封入した錠剤シートから錠剤を取り出して供給する。
錠剤供給装置10は、1または複数の錠剤取出ユニット1と、錠剤取出ユニット1で取り出された錠剤を供給する供給ユニットとを備えている。
103は錠剤供給装置10を使用せずに薬剤包装装置5側で錠剤を包装したい場合に人の手によって錠剤が錠剤をセットされる部分である。錠剤供給装置10からの錠剤と手撒き錠剤部からの錠剤を混合して1包にまとめることができる。
104はLCD操作パネルである。作業者による包装数等の入力や、スタートボタンにより包装動作の開始指示を受け付ける部分である。
2は、薬剤包装装置5及び錠剤供給装置10と印字コンピュータ3とが通信する為の通信ケーブルである。
3は、薬剤包装装置5及び錠剤供給装置10と通信する印字コンピュータである。
印字コンピュータは(1)錠剤シートから錠剤を取り出す錠剤取出ユニット1を有する錠剤供給装置(2)手撒き錠剤を投入する錠剤マスと取り出された錠剤または投入された錠剤を包装する包装部とを有する薬剤包装装置に通信可能に接続されている。
印字コンピュータは処方箋毎に錠剤供給装置10および薬剤包装装置5に動作指示するための指示データ(分包データ、供給データ、印字データ、取出データ等)を作成(登録)する。作成(登録)した指示データはスタートボタン(開始指示)が押下されると同時に、錠剤供給装置10および薬剤包装装置5の動作指示として錠剤供給装置10および薬剤包装装置5に対して要求する。
4は、印字コンピュータと通信する外部機器(調剤コントローラ)である。
図2を説明する。
図2は、錠剤供給装置10を示す図である。
尚、錠剤供給装置10を前面側から見た図である。
203は半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シートの投入口である。
図3を説明する。
図3は、錠剤取出ユニット1の内部構造を示す図である。
尚、錠剤取出ユニット1を前面側から見た図である。
錠剤取出ユニット1は、錠剤シートを搬送する搬送機構と、搬送機構により搬送された錠剤シートが載置される載置台と、載置台上の錠剤シートの錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す押出し機構とを有している。
51は半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シートである。
錠剤シートは、錠剤を収容する錠剤収容部を有するシート本体の下面に、アルミニウム等からなる金属箔などを用いた封止シートを設けることによって錠剤を錠剤収容部に密封したものである。錠剤シートは、シート部上に凸状の錠剤収容部が幅方向に間隔をおいて2列に並んだ形態である。各列をなす複数の錠剤収容部は錠剤シートの長さ方向に沿って並んでいる。
なお、錠剤シートとしては、シート部上に錠剤収容部が2列に並んだ形態のものに限らず、錠剤収容部が錠剤シートの長さ方向に1列に並んだ形態や、錠剤収容部が幅方向に間隔をおいて3列以上の複数列に並んだ形態も可能である。
図4を説明する。
図4は、錠剤取出ユニット1の内部構造(断面)を示す図である。
錠剤シート投入口へシートをセットし、錠剤シートを取出位置(錠剤の取出位置)まで搬送を行った際の図である。
錠剤取出ユニット1は、錠剤シートを搬送する錠剤シート搬送機構(搬送機構)と、錠剤シートが載置される載置台18と、半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シートから錠剤を取り出す錠剤取出機構(押出し機構)とを備えている。
39は下部ローラである。
錠剤シート搬送機構は、錠剤シートを進行方向に向け搬送するものであって、進行方向に互いに間隔をおいて設けられた下部ローラと、進行方向に互いに間隔をおいて設けられた上部ローラとを備えている。
搬送機構39は、錠剤収容部の押圧を継続するまえに載置台上の押圧される位置から所定の距離だけ錠剤シートをさらに搬送し、押出し機構が、錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)する。
下部ローラは駆動源により回転駆動可能であり、シート部の下面に当接して錠剤シートに進行方法への力を加えることができる。
上部ローラは、駆動源により回転駆動可能であり、シート部の上面に当接して錠剤シートに進行方向への力を加えることができる。
上部ローラの幅方向の位置は、2列の錠剤収容部の間に相当する位置であるため、上部ローラは錠剤収容部52に当接することはない。
下部ローラと上部ローラはシート部を上下から挟み込んで錠剤シートを進行方向に搬送できる。さらに下部ローラと上部ローラはシート部を上下から挟み込んで錠剤シート51を進行方向とは逆の方向にも搬送できる。
24は導入シュートである。
導入シュート24により半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シートから押出し機構により取り出された錠剤が供給される(シート錠剤供給機構)。
導出シュート24は、排出口に落とし込まれた錠剤を導くものであって、排出口を含む大きさの上部開口を有し、載置台の下面側に設けられている。
錠剤取出ユニットは、載置台上の錠剤シートの錠剤収容部を押圧する速度を変更させる変更機構をさらに有している。
押出し機構は、より高速に変更された速度で錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)する。
押出し機構は、錠剤収容部の中央付近を押圧する内側押圧体83と、中央付近よりも外側の部分を押圧する外側押圧体84とを含んでいる。
内側押圧体と外側押圧体とが独立して動作することで錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す。
押出し機構は、内側押圧体よりも先に外側押圧体により錠剤収容部を押圧させる。
83は内側押圧体である。内側押圧体の先端は、ほとんどの錠剤シートの錠剤収容部よりも面積が狭いので、内側押圧体は錠剤を取り出す場合(下降した場合)に、錠剤シートに開いた穴から先端が突き出る。
84は外側押圧体である。外側押圧体の先端は、ほとんどの錠剤シートの錠剤収容部よりも面積が広いので、錠剤を取り出す場合(下降した場合)に、錠剤シートに開いた穴から先端が突き出ない。つまり錠剤シートの錠剤収容部を押し潰すためのものである。
錠剤取出機構(押出し機構)は、外側押圧体を昇降させる第1昇降機構と、内側押圧体を昇降させる第2昇降機構とを有する。
第1昇降機構は、外側押圧体が取り付けられた第1昇降体と、回転駆動して第1昇降体を昇降させるカムと、第1昇降体を上昇方向に付勢する付勢部材(ばね)とを備えている。
第1昇降体は、前後方向にわたって延在する柱状体であり、前端部に外側押圧体が取り付けられている。カムは、外側押圧体の昇降動作を考慮して設計された形状の板状体であり、図示せぬ駆動機構によって回転駆動する軸部に固定されている。カムは、第1昇降体の上面側に設けられ、軸部の回転に伴って回転駆動し、第1昇降体を押圧することによって高さ位置を調整し、これによって外側押圧体の高さ位置を調整することができる。第1昇降機構は、カムの回転動作のタイミング、カムの形状、軸部に対するカムの固定位置などの設定によって、外側押圧体の昇降動作のタイミングや変位量を任意に設定できる。
第2昇降機構は、内側押圧体が取り付けられた第2昇降体と、回転駆動して第2昇降体を昇降させるカムと、第2昇降体を上昇方向に付勢する付勢部材(ばね)とを備えている。
第2昇降体は、前後方向にわたって延在する柱状体であり、前端部に内側押圧体が取り付けられている。カムは、第2昇降体の上面側に設けられ、軸部の回転に伴って回転駆動し、第2昇降体を押圧して高さ位置を調整し、これによって内側押圧体の高さ位置を調整することができる。第2昇降機構は、カムの回転動作のタイミング、カムの形状、軸部に対するカムの固定位置などの設定によって、内側押圧体の昇降動作のタイミングや変位量を任意に設定できる。
このため、カム94とカム99は、それぞれ第1昇降体と第2昇降体に対して互いに独立に動作可能であり、内側押圧体と外側押圧体は、互いに独立に昇降動作させることができる。
錠剤取出機構における2つのカムの回転動作のタイミング等は、錠剤位置検出機構の検出部からの信号に基づいて定めることができる。具体的には、検出された錠剤収容部の位置に合わせて内側押圧体と外側押圧体を動作させることができる。
錠剤取出ユニット1は、錠剤収容部の押圧をするまえに、押圧される錠剤収容部の長さを検出する検出機構17をさらに有している。
錠剤供給装置10は、検出した錠剤収容部の長さに基づいて所定の距離を算出する。
検出機構17は、押圧される錠剤収容部の長さを検出するとともに押圧される錠剤収容部の位置をさらに検知する。
錠剤供給装置10は、検知された錠剤収容部の位置に基づいて、押圧される位置までの搬送距離を算出する。
搬送機構39は、搬送距離により載置台上の錠剤収容部が押圧される位置まで錠剤シートを搬送する。
搬送機構39は、所定の距離だけ前方または後方に錠剤シートを搬送する。
図5を説明する。
図5は、錠剤供給装置10の内部構造を示す図である。
尚、錠剤供給装置10を背面側から見た図である。
204は、光学センサ(ビームセンサ)であり、落下物を検知するものである。取出された錠剤が排出ホッパ(導入シュート)内を落下する際、取出された錠剤がビームセンサ上を通過し、ビームセンサを遮光する。このビームセンサが遮光された状態をON状態とし、遮光されていない状態をOFF状態とする。このON/OFF状態を用いて落下物の判定を行っている。
錠剤落下検知機構204は、光学センサと落下錠剤カウンタとを有する。
錠剤供給装置10は、押圧により錠剤収容部から錠剤が取り出されたかいなかを判定するべく、取り出された錠剤を検知する検知機構204を有している。
錠剤供給装置10は、錠剤収容部から取り出された錠剤の個数を計数(カウント)するべく、取り出された錠剤を検知する検知機構204を有している。
錠剤供給装置10は、検知機構204が、所定の個数を超えた取り出された錠剤の個数を計数した場合には、薬剤包装装置5にエラー処理を実行させるべく要求する。
薬剤包装装置5にエラー処理を実行させるべく要求するエラー処理要求工程。
錠剤供給装置10は、押出し機構が押圧動作中であるかいなかを判断する。
検知機構204は、押圧動作中であると判断されている場合には、錠剤収容部から取り出された錠剤の個数を計数することで、押圧動作による異物の混入を検知する。
検知機構204は、押圧動作中であると判断されている場合には、所定の個数を少なくとも1に設定する。
検知機構204は、押圧動作中ではないと判断されている場合には、錠剤収容部から取り出された錠剤の個数を計数することで、押圧動作によらない取出しミスを検知する。
検知機構は204は、押圧動作中ではないと判断されている場合には、所定の個数を0に設定することを特徴とする。
押出し機構は、取り出された錠剤が検知されない場合には錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)し、取り出された錠剤が検知された場合には錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)しない。
401は、錠剤導入路である。錠剤シートから取り出され落下した錠剤を導入シュート24から第1集積ホッパに中継する。
図6を説明する。
図6は、錠剤供給ユニット400の内部構造を示す図である。
402は第1集積ホッパである。錠剤シートから取り出され落下した錠剤を集積する。
501は第2集積ホッパである。第1集積ホッパで集積された錠剤をさらに集積する。
502は第1の送り出し機構である。第2集積ホッパで集積された錠剤を第3の集積ホッパに移動させる。
503は第3集積ホッパである。送り出された錠剤を集積する。
504は第2の送り出し機構である。第3集積ホッパで集積された錠剤をメインホッパに移動させる。
505はメインホッパである。送り出された錠剤を集積し、包装シート(分包紙)の中に集積した錠剤を投入する。
図7を説明する。
図7は、薬剤包装ユニット701の内部構造を示す図である。
702は包装シートが連なるロール紙を包装機構に送り出すロール紙送出機構である。
703は加熱溶着により、包装シートの中に投入された錠剤を包装シートの中に封入する(包装部)。
704は加熱溶着により、包装シートの中に投入された錠剤を包装シートの中に封入する(包装部)。
包装機構は、シート錠剤供給機構または手撒き錠剤供給機構901の少なくとも1つから供給された1包に包装される数の錠剤を1包毎の包装シートに包装する。
705は、連なるロール紙を1包毎の包装シートに分断するための分断用ミシン目を包装シートに形成する。(分断機構)
706はプリンタであり、包装シートに、日付、患者データ、エラー情報を印字する(印字機構)。
薬剤包装装置5は、要求を受け付ける。
薬剤包装装置5は、取り出された錠剤を個別の包装シート毎に分けて包装する包装機構704を有している。
薬剤包装装置5は、個別の包装シート毎の情報を印字する印字機構706を有している。
印字機構706は、印字要求を受け付けた場合に、所定の個数を超えた錠剤が包装されている個別の包装シートにエラー処理にかかる情報を印字する。
エラー処理にかかる情報とは、押圧動作による異物の混入を報知する情報である。
エラー処理にかかる情報とは、押圧動作によらない取出しミスを報知する情報である。
薬剤包装装置5または錠剤供給装置10のいずれか1方は、取り出された錠剤が、包装機構704よりに包装されるタイミングを制御する。
印字機構が、包装機構により取り出された錠剤が包装シートに包装されるまえに印字する錠剤供給システム。
図8を説明する。
図8は、薬剤包装ユニット701の内部構造を示す図である。
801は隣り合う一包化された包装シートの境界部分に形成された分断用ミシン目である。
802は一包化された包装シートである。エラー処理が発生した包装シートにはエラー情報の内容が印字(印刷)されている。
50は一包化された錠剤である。
図9を説明する。
図9は薬剤包装装置5を上方から見た図である。
薬剤包装装置5の上部にある手撒き錠剤部103とそれを構成する錠剤マスの拡大図である。
901は手撒きによる錠剤をセットする錠剤マス(ここでは4番目のマス)である。
錠剤マスは手撒きの錠剤をセットして、包装することが出来る。一番左上のマスが1包目に包装されるマスであり、その1つ下のマスが2包目、その下が3包目、1つ右の列に移動してその一番上のマスが4包目・・・と、左上から順に包装動作を行う。包装動作時に、同時に薬剤や錠剤供給装置10を組み合わせて包装して1包化する事が出来る。
予め半端な数の錠剤が残っている錠剤シートから取り出されている錠剤を供給する(手撒き錠剤供給機構)。
50は錠剤(3錠)である。
図10を説明する。
図10は印字コンピュータ3のハードウエア構成図を示す図である。
図10において、2501はCPUで、システムバス2504に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM2502あるいは外部メモリ2511には、CPU2501の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
2503はRAMで、CPU2501の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU2501は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM2502あるいは外部メモリ2511からRAM2503にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
2505は入力コントローラで、キーボード(KB)2509や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。2506はビデオコントローラで、表示部2510への表示を制御する。なお、表示部2510はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。また表示部は指やペン等にてユーザが表示画面内の対象位置を指定するタッチパネル機能を含むものであってもよい。
2507はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ2511へのアクセスを制御する。
2508は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(通信貝回線)2を介して外部装置と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU2501は、例えばRAM2503内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT上での表示を可能としている。また、CPU2501は、CRT上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ2511に記録されており、必要に応じてRAM2503にロードされることによりCPU2501によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられるデータファイル及びデータテーブル等も、外部メモリ2511または記憶部に格納されている。
なお、本発明の取出動作と搬送動作を制御するフローチャートを実行するCPU2501およびROM(記憶手段)2502は、錠剤供給装置10が備えていてもよく、分包装置5が備えていてもよく、各錠剤取り出しユニット1がそれぞれ備えていてもよく、CPU2501およびROM(記憶手段)2502を備える主体が実行できるものである。
また、本発明におけるプログラムは、フローチャートの処理を印字コンピュータ3が実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体はフローチャートの処理方法を実行可能なプログラムとして記憶している。
(本発明の他の実施形態)
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、薬剤包装システムあるいは薬剤包装装置や錠剤供給装置に供給し、そのシステムあるいは装置内のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
また、読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
図11を説明する。
図11は図12にて説明した各種条件を選択するために、操作ボタンを錠剤供給ユニット1の操作パネル前面に設置した図である。操作パネル部前面に各ボタンを配置し、使用者の目視等にて割線錠やOD錠の錠剤シートであると判断した場合、その錠剤にあったボタンを押すことで、各錠剤にあった取出条件を選択することができる。
各種条件を選択するために、操作ボタン3301は錠剤供給装置10のROM2502に記憶されている押圧条件の中から、いずれかの押圧条件を選択させる(押圧条件選択手段)。
操作ボタン3301から何も選択されない場合は、通常モードが実行される。
操作ボタン3301から割線錠ボタンが選択された場合は、割線モードが実行される。
操作ボタン3301からOD錠ボタンが選択された場合は、ODモードが実行される。
操作ボタン3301からLOWボタンが選択された場合は、LOWモードが実行される。
さらに複数の錠剤取出ユニットのそれぞれに取出手段があるので
錠剤取出ユニット毎に、押圧条件選択手段(操作ボタン3301)によって記憶されている押圧条件の中から、いずれかの押圧条件を選択することが可能であり、錠剤取出ユニット毎の取出手段が錠剤収容部から錠剤を取り出す際の押圧条件を、錠剤取出ユニット毎に選択されている押圧条件に切り替えて錠剤シートから錠剤を取り出すことができる。よってある錠剤取出ユニットAでは通常モードで錠剤を取り出し、ある錠剤取出ユニットBでは割線モードで錠剤を取り出すことも可能で、割れにくい錠剤の錠剤シートを錠剤取出ユニットA(通常モードを選択)に投入し、割れやすい割線錠剤の錠剤シートを錠剤取出ユニットB(割線モードを選択)に投入すれば、それぞれの錠剤取出ユニットから錠剤を同時に取り出すこともでき、同じ分包紙に1包化することも可能である。
記憶されている通常の押圧条件とは異なる押圧条件としては、
(1)取出手段により錠剤収容部が押圧される速度を所定速度遅くした押圧条件(LOWモード)、
(2)図15の初回位置に示すような、取出手段により錠剤シートの下側に錠剤収容部が押し出される量を所定量(例えば3mm)低減した押圧条件(ODモード)記憶されている押圧条件の中のOD錠である錠剤を取り出す押圧条件として、取出手段により錠剤シートの下側に錠剤収容部が押し出される量を所定量低減した押圧条件が対応づけて記憶されている。
(3)図14の初回位置に示すような、取出手段により押圧される位置が錠剤収容部の中央部を押圧しないように所定距離(ポケットの長さから算出される)シフトした押圧条件(割線モード)。記憶されている押圧条件の中の割れ線のある錠剤を取り出す押圧条件として、取出手段により押圧される位置が錠剤収容部の中央部を押圧しないように所定距離シフトした押圧条件が対応づけて記憶されている。
(1)乃至(3)のうち少なくとも1つの押圧条件を含んでいればよく、全部であってもよい。
図12を説明する。
図12は、これまでの各種動作条件で実行される方法を対応表にしたものである。
錠剤供給装置10のROM2502は通常の押圧条件(通常モード)と、錠剤収容部を押圧する際に錠剤の破損の要因となりうる条件が通常の押圧条件とは異なる押圧条件(割線モード、ODモード、LOWモード)とを記憶する(記憶手段)。
なお、これらの押圧条件は分包装置5のメモリでもよく、錠剤取出ユニット1のメモリに記憶されていてもよい。
各種動作を選択する方法の一つとして、錠剤供給ユニット1前面の操作パネル部に各種ボタンを取付け、各錠剤に対応したボタンを押すことによって、各種動作条件に切り替えることができる。
操作ボタンを押さない通常モードの場合には、搬送動作と押出動作が共に、通常モードにて錠剤の取出し動作を行う。
操作ボタンで割線モードを選択した場合には、搬送動作を割線モードに変更して、錠剤の取出し動作を通常モードにて行う。
操作ボタンでODモードを選択した場合には、搬送動作を通常モードに、押出動作をODモードに変更し、錠剤の取出し動作を行う。
操作ボタンでLOWモードを選択した場合には、押出動作をLOWスピードモードに変更して、搬送動作を通常モードにて、錠剤の取出し動作を行う。
図13を説明する。
次に、図13を用いて、通常モード時の内部押圧体83の押出し量(錠剤シートのシート面よりも下に突き出される内部押圧体83の長さ)の説明を行う。
内部押圧体83は錠剤収容部から錠剤を取り出す(取出手段)。
図13は、基本動作の内部押圧体83の押出し量を説明する側面図である。
基本動作の内部押圧体83の押出し量は錠剤シート51の下面を基準として重力方向へ約3mm押出しを行っている。
STEP1(初回)では、錠剤収容部中央付近にて取出し動作を行う。この動作にて、錠剤が取り出されない場合はSTEP2へと移行する。
STEP2(リトライ1回目)では、錠剤シート51を進行方向とは逆方向へ搬送させ、錠剤収容部前方付近を内部押圧体83で押圧する。STEP2にて、錠剤が取り出されない場合は、STEP3へと移行する。
STEP3(リトライ2回目)では、錠剤シート51を進行方向へ搬送させ、錠剤収容部後方付近を内部押圧体83で押圧する。STEP3までの動作を行っても錠剤が取り出されない場合は、再度STEP1に戻り取出し動作を行う。
STEP1〜STEP3までの動作を繰り返し(任意の回数)行い、錠剤収容部から錠剤を取り出す。
図14を説明する。
次に、図14を用いて、割線モード時の場合の押出し量の説明を行う。
割線錠は、錠剤の分割を目的として、割線と呼ばれるV溝(断面がV字状の溝)が設けられた錠剤である。よって、割線錠の中央部を押圧してしまうと、錠剤が割線部から割れてしまう。この為基本動作で割線錠を割らずに取り出すことが困難であった。
この問題を解決する為には、基本動作の1回目の中央付近を押圧する動作を削除すれば、この問題を解決することができる。
図14は、割線モードの場合の押出し量を説明する為の側面図である。
割線錠の場合の内部押圧体83の押出し量は図13で説明した通常モードと同様、錠剤シート51の下面を基準として約3mmの位置である。
後述にて説明するOD錠や割線錠やOD錠以外で割れやすい錠剤の場合は、内部押圧体83の押出し量または押出し位置を変化させることで、錠剤割れに対処している。OD錠や割れやすい錠剤は錠剤自体が崩壊しやすいが、割線錠の場合は中央部の割線部のみが崩壊しやすい。よって、この崩壊しやすい中央付近の押圧動作をなくすだけでよく、押出し量を変えなくても、錠剤割れの対処方法としては十分である。
図15を説明する。
次に、図15を用いて、ODモードの場合の押出し量の説明を行う。
図15は、ODモードの場合の押出し量を説明する為の側面図である。
OD錠の場合の押出し量は図13で説明した通常モード(錠剤シート51下面を基準として3mm)とは異なり、1回の動作で押出す量を減らし、最終的に押出し量を通常モードと同じ3mmにすることで対処する。
通常モードの押出し量の3mmは多くの錠剤に対して有効な押出し量である。しかしながら、OD錠のような崩壊性が高い錠剤の場合、1度に押出す量としては大きすぎる。そこで、OD錠に対しては押出し量を徐々に増やすことでOD錠にかかる押圧を低減させながら錠剤の取出し作業を行う。
STEP1(初回)として、錠剤シート51下面と同位置(0mm)で押出し動作を止める。
STEP2(リトライ1回目)では、内部押圧体83が初期位置に戻った後に再度押出し動作を行い、錠剤シート下面を基準として1mm押出した位置で押出し動作を止める。
STEP3(リトライ2回目)では、内部押圧体83が再度初期位置に戻った後に再度押出し動作を行い、錠剤シート下面を基準として2mm押出した位置で押出し動作を止める。
STEP4(リトライ3回目)では、内部押圧体83が再び初期位置に戻った後、再び押出し動作を行い、錠剤シート下面を基準として3mm押出した位置で押出し動作を止める。
STEP1〜STEP4までの動作を繰り返し(任意の回数)行い、錠剤収容部から錠剤を取り出す。
また、割線モードまたはODモード以外の割れやすい錠剤についての押出し動作(LOWモード)について説明する。
割れやすい錠剤についての押出し動作は通常モードに準ずる。ただし、基本動作を基準として押出し動作自体の低速化を行う。
押出し動作を低速化させることで、錠剤にかかる押圧を低減することができ、かつ確実に錠剤を取り出すことができる。なお、OD錠の場合のようにしても、錠剤を取り出すことは可能であるが、押出し動作を複数回に分けていることで、錠剤を取り出す作業に時間を要する。OD錠ほど崩壊性が高くない錠剤にはOD錠の場合の動作は不要である。
図16を説明する。(全体の流れ)
図16は、取出動作全体の制御をフローチャートで説明する。錠剤シート1列分前進するための搬送動作と、左右の錠剤ポケットからそれぞれ1錠ずつ取り出す押出動作との連動とその繰り返しループを表したフローチャートである。
S101では、錠剤取出ユニット1が、錠剤シート51を左側右側同時に前進移動するために取出位置(錠剤の取出位置)まで、錠剤ポケット間隔の1列分だけ錠剤シート搬送を行う際の処理ステップである。
S102では、錠剤取出ユニット1が左側の錠剤ポケットに対して取出動作を行う際の処理ステップである。
S103では、S102の結果、光学センサ204が錠剤取出ユニット1毎に検知した総合計の錠剤数のカウント更新データを記憶部にて管理することで、錠剤供給装置10または薬剤包装装置5は、所定数(錠剤取出ユニット1に指定された錠剤数)と比較しての取出動作が完了したかいなかを判断する。完了していないと判断した場合にはS105に進む。完了したと判断した場合S104に進む。 S104では、取出処理を終了し、錠剤シートを排出ユニットに排出する。
S105では、錠剤取出ユニット1が右側の錠剤ポケットに対して取出動作を行う際の処理ステップである。
S106では、S105の結果、光学センサ204が錠剤取出ユニット1毎に検知した総合計の錠剤数のカウント更新データを記憶部にて管理することで、錠剤供給装置10または薬剤包装装置5は、所定数(錠剤取出ユニット1に指定された錠剤数)と比較しての取出動作が完了したかいなかを判断する。完了していないと判断した場合にはS101に進む。完了したと判断した場合S104に進む。
<第1の実施例>
図17から図20を用いて、手動で取出条件が選択される場合の実施例について説明する。
図17を説明する。
図17は、取出動作が通常モードの場合の錠剤の押出動作と、錠剤シートの搬送動作をそれぞれ表したフローチャートである。
S201では、図11の操作ボタン3301の操作状態を取得し、取出条件を決定し、S202に進む。
S202では、S201の結果、押出動作が通常モードか否かをチェックしている。押出動作が通常モードの場合(はい)、S203に進む。そうでない場合(いいえ)は、他のモードに変更する。
S203では、取出回数をチェックし、所定回数目(錠剤取出ユニット1に設定されたリトライ回数)の場合(はい)、現在取出動作を行っている錠剤への錠剤の取出しを諦め、次の錠剤に処理を進める。そうでない場合(いいえ)、S204に進む。
S204では、取出モータ2901を回動させ、ブロック84を錠剤シート51の下面まで下降(例えばブロック84が2mm降下/秒)させる。
ブロック84は錠剤収容部から錠剤を取り出す(取出手段)。
S205では、ブロック84が錠剤シート51まで下降後、押出し板83は錠剤シート51の下面を基準として重力方向へ約3mm押出しを行う。
S206では、取出モータ2901をS204とは逆向きに回動させ、ブロック84を再度下降させた後、押出し板85とブロック84を上昇させ、初期位置まで移動後、取出モータ2901を停止する。
S207では、錠剤供給装置10または薬剤包装装置5は、S204〜S206の結果、1個の錠剤を光学センサ204が検知(1錠の取り出し成功)できたかいなかを判断する。所定の時間内に錠剤ポケット52から1錠の錠剤50の取り出しが成功したと判断した場合(はい)には、錠剤取出ユニット1において取り出された錠剤数の合計を管理するカウント更新データを1個分インクリメントし、次の錠剤への取出動作へと進む。所定の時間内に取り出しが成功しないと判断した場合(いいえ)には、錠剤取出ユニット1においてリトライ回数を管理するカウント更新データを1回分インクリメントし、S203に進む。
次に、搬送動作について説明する。
S301では、図11の操作ボタン3301の操作状態を取得し、取出条件を決定し、S302に進む。
S302では、S301の結果、搬送動作が通常モードか否かをチェックしている。搬送動作が通常モードの場合(はい)、S303に進む。そうでない場合(いいえ)は、他のモードに変更する。
S303では、取出回数をチェックし、1回目の場合(はい)、S304に進む。そうでない場合(いいえ)、S306に進む。
S304では、錠剤の取出し位置を錠剤ポケット52の中央部分まで、シート搬送をさせる。
S305では、取出位置を変更するまでの所定の時間内に錠剤ポケット52から錠剤50の取り出しが成功したと判断した場合(はい)には、錠剤取出ユニット1において取り出された錠剤数の合計を管理するカウント更新データを1個分インクリメントし、次の錠剤への取出動作へと進む。そうでない場合(いいえ)、S303に進む。
S306では、取出回数をチェックし、2回目の場合(はい)、S307に進む。そうでない場合(いいえ)、S308に進む。
S307では、ポケット52の前方まで、シートを搬送させる。
S308では、取出回数をチェックし、3回目の場合(はい)、S309に進む。そうでない場合(いいえ)、現在取出動作を行っている錠剤への錠剤の取出しを諦め、次の錠剤に処理を進める。
S309では、ポケット52の後方まで、シートを搬送させる。
図18を説明する。(割線モード)
図18は、取出動作が割線モードの場合の錠剤の押出動作と、錠剤シートの搬送動作をそれぞれ表したフローチャートである。
S401では、図11の操作ボタン3301の操作状態を取得し、取出条件を決定し、S402に進む。
S402では、S401の結果、押出動作が割線モードか否かをチェックしている。押出動作が割線モードの場合(はい)、S403に進む。そうでない場合(いいえ)は、他のモードに変更する。
S403では、取出回数をチェックし、所定回数目(錠剤取出ユニット1に設定されたリトライ回数)の場合(はい)、現在取出動作を行っている錠剤への錠剤の取出しを諦め、次の錠剤に処理を進める。そうでない場合(いいえ)、S404に進む。
S404では、取出モータ2901を回動させ、ブロック84を錠剤シート51の下面まで下降(例えばブロック84が2mm降下/秒)させる。
S405では、ブロック84が錠剤シート51まで下降後、押出し板83は錠剤シート51の下面を基準として重力方向へ約3mm押出しを行う。
もし押出し板83(取出手段)が駆動可能なデザインであれば、押出し板83(取出手段)が押し出す位置を変えることで錠剤収容部から錠剤を取り出す際の押圧条件を、選択されている押圧条件(割線モード)に切り替えて錠剤シートから錠剤を取り出してもよい。
S406では、取出モータ2901をS404とは逆向きに回動させ、ブロック84を再度下降させた後、押出し板85とブロック84を上昇させ、初期位置まで移動後、取出モータ2901を停止する。
S407では、錠剤供給装置10または薬剤包装装置5は、S404〜S406の結果、1個の錠剤を光学センサ204が検知(取り出し成功)できたかいなかを判断する。所定の時間内に錠剤ポケット52から錠剤50の取り出しが成功したと判断した場合(はい)には、錠剤取出ユニット1において取り出された錠剤数の合計を管理するカウント更新データを1個分インクリメントし、次の錠剤への取出動作へと進む。所定の時間内に取り出しが成功しないと判断した場合(いいえ)には、錠剤取出ユニット1においてリトライ回数を管理するカウント更新データを1回分インクリメントし、S403に進む。
次に、取出位置変更動作について説明する。
S501では、図11の操作ボタン3301の操作状態を取得し、取出条件を決定し、S502に進む。
S502では、S501の結果、搬送動作が割線モードか否かをチェックしている。搬送動作が割線モードの場合(はい)、S503に進む。そうでない場合(いいえ)は、他のモードに変更する。
S503では、取出回数をチェックし、1回目の場合(はい)、S504に進む。そうでない場合(いいえ)、S506に進む。
S504では、錠剤の取出し位置を錠剤ポケット52の前方まで、シート搬送をさせる。
ここでは錠剤シートを前記取出手段により押圧される位置まで搬送する(搬送手段)。搬送手段により錠剤シートを通常の押圧条件とは異なる位置に錠剤シートを所定距離シフトさせて、図14の初回位置に示したように、取出手段が錠剤収容部の中央部分以外を押圧している。
S505では、取出位置を変更するまでの所定の時間内に錠剤ポケット52から錠剤50の取り出しが成功したと判断した場合(はい)には、錠剤取出ユニット1において取り出された錠剤数の合計を管理するカウント更新データを1個分インクリメントし、次の錠剤への取出動作へと進む。そうでない場合(いいえ)、S503に進む。
S506では、取出回数をチェックし、2回目の場合(はい)、S507に進む。そうでない場合(いいえ)、現在取出動作を行っている錠剤への錠剤の取出しを諦め、次の錠剤に処理を進める。
S507では、ポケット52の後方まで、シートを搬送させる。
図19を説明する。(ODモード時)
図19は、取出動作がODモードの場合の錠剤の押出動作と、錠剤シートの搬送動作をそれぞれ表したフローチャートである。
S601では、図11の操作ボタン3301の操作状態を取得し、取出条件を決定し、S602に進む。
S602では、S601の結果、押出動作がODモードか否かをチェックしている。押出動作がODモードの場合(はい)、S603に進む。そうでない場合(いいえ)は、他のモードに変更する。
S603では、取出回数をチェックし、取出回数が1回目の場合(はい)、S604に進む。そうでない場合(いいえ)、S608に進む。
S604では、取出モータ2901を回動させ、ブロック84を錠剤シート51の下面まで下降させる。
S605では、ブロック84が錠剤シート51まで下降後、押出し板83は錠剤シート51の下面を基準として重力方向へ約0mm押出しを行う。
押出し板83(取出手段)が錠剤収容部から錠剤を取り出す際の押圧条件を、選択されている押圧条件(ODモード)に切り替えて錠剤シートから錠剤を取り出す。
S606では、取出モータ2901をS604とは逆向きに回動させ、ブロック84を再度下降させた後、押出し板85とブロック84を上昇させ、初期位置まで移動後、取出モータ2901を停止する。
S607では、錠剤供給装置10または薬剤包装装置5は、ブロックの下降からブロックを上昇させ、取出モータ2901の動作が停止するまでの動作の結果、1個の錠剤を光学センサ204が検知(取り出し成功)できたかいなかを判断する。所定の時間内に錠剤ポケット52から錠剤50の取り出しが成功したと判断した場合(はい)には、錠剤取出ユニット1において取り出された錠剤数の合計を管理するカウント更新データを1個分インクリメントし、次の錠剤への取出動作へと進む。所定の時間内に取り出しが成功しないと判断した場合(いいえ)には、錠剤取出ユニット1においてリトライ回数を管理するカウント更新データを1回分インクリメントし、S603に進む。
S608では、取出回数をチェックし、取出回数が2回目の場合(はい)、S609に進む。そうでない場合(いいえ)、S612に進む。
S609では、取出モータ2901を回動させ、ブロック84を錠剤シート51の下面まで下降させる。
S610では、ブロック84が錠剤シート51まで下降後、押出し板83は錠剤シート51の下面を基準として重力方向へ約1mm押出しを行う。
このように、S605において1回目の取出動作の押圧条件(押し出し量)を錠剤が破損しないようにすることで、取り出しミスになることも想定される。よって2回目以降の取出動作(リトライ)では、押圧条件(押し出し量)を通常の押し出し量(3mm)まで1mm刻みで徐々に戻している。よってS618の4回目の取出動作(リトライ)では通常の押し出し量(3mm)と同じになり、錠剤が破損してしまうリスクをともなうが、取り出しミスが発生しないようになる。
S611では、取出モータ2901をS609とは逆向きに回動させ、ブロック84を再度下降させた後、押出し板85とブロック84を上昇させ、初期位置まで移動後、取出モータ2901を停止する。
S612では、取出回数をチェックし、取出回数が3回目の場合(はい)、S609に進む。そうでない場合(いいえ)、S616に進む。
S613では、取出モータ2901を回動させ、ブロック84を錠剤シート51の下面まで下降させる。
S614では、ブロック84が錠剤シート51まで下降後、押出し板83は錠剤シート51の下面を基準として重力方向へ約2mm押出しを行う。
S615では、取出モータ2901をS609とは逆向きに回動させ、ブロック84を再度下降させた後、押出し板85とブロック84を上昇させ、初期位置まで移動後、取出モータ2901を停止する。
S616では、取出回数をチェックし、取出回数が4回目の場合(はい)、S617に進む。そうでない場合(いいえ)、現在取出動作を行っている錠剤への錠剤の取出しを諦め、次の錠剤に処理を進める。
S617では、取出モータ2901を回動させ、ブロック84を錠剤シート51の下面まで下降させる。
S618では、ブロック84が錠剤シート51まで下降後、押出し板83は錠剤シート51の下面を基準として重力方向へ約3mm押出しを行う。
S619では、取出モータ2901をS617とは逆向きに回動させ、ブロック84を再度下降させた後、押出し板85とブロック84を上昇させ、初期位置まで移動後、取出モータ2901を停止する。
次に、取出位置変更動作について説明する。
S701では、図11の操作ボタン3301の操作状態を取得し、取出条件を決定し、S702に進む。
S702では、S701の結果、搬送動作がODモードか否かをチェックしている。搬送動作がODモードの場合(はい)、S703に進む。そうでない場合(いいえ)は、他のモードに変更する。
S703では、所定回数目(錠剤取出ユニット1に設定されたリトライ回数)の場合(はい)、現在取出動作を行っている錠剤への錠剤の取出しを諦め、次の錠剤に処理を進める。そうでない場合(いいえ)、S704に進む。
S704では、錠剤の取出し位置を錠剤ポケット52の中央まで、シート搬送をさせる。
S705では、取出位置を変更するまでの所定の時間内に錠剤ポケット52から錠剤50の取り出しが成功したと判断した場合(はい)には、錠剤取出ユニット1において取り出された錠剤数の合計を管理するカウント更新データを1個分インクリメントし、次の錠剤への取出動作へと進む。そうでない場合(いいえ)、現在取出動作を行っている錠剤への錠剤の取出しを諦め、次の錠剤に処理を進める。
図20を説明する。(LOWモード時)
図20は、取出動作がLOWモードの場合の錠剤の押出動作と、錠剤シートの搬送動作をそれぞれ表したフローチャートである。
S801では、図11の操作ボタン3301の操作状態を取得し、取出条件を決定し、S802に進む。
S802では、S801の結果、押出動作がLOWモードか否かをチェックしている。押出動作がLOWモードの場合(はい)、S803に進む。そうでない場合(いいえ)は、他のモードに変更する。
S803では、取出回数をチェックし、所定回数目(錠剤取出ユニット1に設定されたリトライ回数)の場合(はい)、現在取出動作を行っている錠剤への錠剤の取出しを諦め、次の錠剤に処理を進める。そうでない場合(いいえ)、S804に進む。
S804では、取出モータ2901を低速(例えばブロック84が1mm降下/秒)で回動させ、ブロック84を錠剤シート51の下面まで低速で下降させる。
ブロック84(取出手段)が錠剤収容部から錠剤を取り出す際の押圧条件を、選択されている押圧条件(LOWモード)に切り替えて錠剤シートから錠剤を取り出す。
S805では、ブロック84が錠剤シート51まで下降後、押出し板83は錠剤シート51の下面を基準として重力方向へ約3mm押出しを低速で行う。
S806では、取出モータ2901をS804とは逆向きに低速で回動させ、ブロック84を再度下降させた後、押出し板85とブロック84を上昇させ、初期位置まで移動後、取出モータ2901を停止する。
S807では、錠剤供給装置10または薬剤包装装置5は、S804〜S806の結果、1個の錠剤を光学センサ204が検知(取り出し成功)できたかいなかを判断する。所定の時間内に錠剤ポケット52から錠剤50の取り出しが成功したと判断した場合(はい)には、錠剤取出ユニット1において取り出された錠剤数の合計を管理するカウント更新データを1個分インクリメントし、次の錠剤への取出動作へと進む。所定の時間内に取り出しが成功しないと判断した場合(いいえ)には、錠剤取出ユニット1においてリトライ回数を管理するカウント更新データを1回分インクリメントし、S803に進む。
次に、取出位置変更動作について説明する。
S901では、図11の操作ボタン3301の操作状態を取得し、取出条件を決定し、S902に進む。
S902では、S901の結果、搬送動作がLOWモードか否かをチェックしている。搬送動作がLOWモードの場合(はい)、S903に進む。そうでない場合(いいえ)は、他のモードに変更する。
S903では、取出回数をチェックし、1回目の場合(はい)、S904に進む。そうでない場合(いいえ)、S906に進む。
S904では、錠剤の取出し位置を錠剤ポケット52の中央まで、シート搬送をさせる。
S905では、取出位置を変更するまでの所定の時間内に錠剤ポケット52から錠剤50の取り出しが成功したと判断した場合(はい)には、錠剤取出ユニット1において取り出された錠剤数の合計を管理するカウント更新データを1個分インクリメントし、次の錠剤への取出動作へと進む。そうでない場合(いいえ)、S903に進む。
S906では、取出回数をチェックし、2回目の場合(はい)、S907に進む。そうでない場合(いいえ)、S908に進む。
S907では、ポケット52の前方まで、シートを搬送させる。
S908では、取出回数をチェックし、3回目の場合(はい)、S909に進む。そうでない場合(いいえ)、現在取出動作を行っている錠剤への錠剤の取出しを諦め、次の錠剤に処理を進める。
S909では、ポケット52の後方まで、シートを搬送させる。
図21を説明する。
左側ポケット1錠分の取出動作として1回分を行う場合には、図21に示したように350→360→370→360→350の順番で取出動作1回分を完了する。
なお、右側ポケット1錠分の取出動作として1回分を行う場合も、同じ順番で取出動作1回分を完了する。
350は、左側ポケットの取出動作を行う場合におけるカム94の初期位置を示している。
360は、左側のブロック84の最下点であり、350の状態からシャフト1111が後方の向きに回転し、カム94が第1昇降体93を押圧することで、ブロック84が下降し、ブロック84が最下点に到達した状態を示している。取出モータ2901が回転することで、カム94が回転し、ブロック84が押出し板83より先に下降する。ブロック84が下降を開始し、ブロック84の最下点に到達するまでの間、ブロック84がポケットのアルミ箔を破る。
370は、左側の押出し板83の最下点であり、360の状態からシャフト1111が後方の向きに回転し、カム99が第2昇降体98を押圧することで、押出し板83が下降し、押出し板83が最下点に到達した状態を示している。押出し板83がポケット52を押すことで錠剤を取り出す。
360は、ブロック84の最下点であり、370の状態からシャフト1111が前方の向きに反転し、カム94が第1昇降体93を押圧することで、ブロック84が下降し、ブロック84が最下点に到達した状態を示している。
350は、左側の取出動作を行う場合におけるカム94の終了位置を示している。
ここで初期位置センサ2801がONになることで、350の状態(初期位置)に戻ったと判断し取出モータ2901の回転を停止することで、押し出し板用カム99とブロック用カム94の回転が停止する。
<第2の実施例>
以下、自動で取出条件が選択される場合の第2の実施例について説明する。
図22を説明する。
図22は、錠剤の供給を開始する前に、処方データに錠剤種別である錠剤名が入力された場合のフローチャートである。なお、錠剤種別とは、錠剤毎の特性(カプセル錠、割線錠、OD錠等)を識別できる情報であればよく、錠剤名でもよく、薬品コード等でもよい。
S1201では、ユーザによって処方データが手入力される。
入力される処方データの入力手順について簡単に説明する。まず印字コンピュータのメイン画面を表示する。メイン画面を介して、ユーザによる、患者名などの基本的な内容の入力を受け付ける。基本的な処方内容の用法や包数等の入力を行うために処方編集ボタンをユーザにより押下されると、処方編集画面を表示する。処方編集画面を介してユーザにより用法や分包数等の入力を受け付け、次にユニット画面を表示する。ユーザにより錠剤取出ユニット番号の押下を受け付ける。さらにユーザによる薬品の選択ボタンが押下されると、薬品の選択画面を表示する。ユーザにより薬品名またはバーコード入力欄に例えば「錠剤A」と入力されると、錠剤Aが選択された薬品として決定する。ここで錠剤Aとして錠剤種別を受け付けている(受付手段)。
S1202では、手入力された処方データより、最適な取出条件が決まる。
S1203では、最適な取出条件が通常モードに決まったか否かをチェックしている。
自動決定の場合、選択手段が錠剤種別データに基づいて受け付けた錠剤種別に対応するいずれかの取出条件を選択していることになる。
通常モードに決まった場合(S1203ではい)には、図27に一例を示したように通常モードで取出動作を行うように通常モードに対応付けられた処方データを作成する。この時、その後、ここで作成した処方データに基づいた錠剤の供給を通常モードで取出動作を行う。
また、そうでない場合(S1203でいいえ)は、S1403、S1603、S1803のいずれか1つのステップに進み、他の取出条件に決まったかをチェックする。
図23を説明する。
図23は、処方データに錠剤種別である錠剤名が入力された場合のフローチャートに続いて、取出条件が割線モードに自動決定する場合のフローチャートである。
S1403では、最適な取出条件が割線モードに決まったか否かをチェックしている。割線モードに決まった場合(S1403ではい)、図27に一例を示したように割線モードで取出動作を行うように割線モードに対応付けられた処方データを作成する。この時、その後、ここで作成した処方データに基づいた錠剤の供給を割線モードで取出動作を行う。
また、そうでない場合(S1403でいいえ)は、S1603、S1803のいずれか1つのステップに進み、他の取出条件に決まったかをチェックする。
図24を説明する。
図24は、処方データに錠剤種別である錠剤名が入力された場合のフローチャートに続いて、取出条件がODモードに自動決定する場合のフローチャートである。
S1603では、最適な取出条件がODモードに決まったか否かをチェックしている。ODモードに決まった場合(S1603ではい)、図27に一例を示したようにODモードで取出動作を行うようにODモードに対応付けられた処方データを作成する。この時、その後、ここで作成した処方データに基づいた錠剤の供給をODモードで取出動作を行う。
また、そうでない場合(S1603でいいえ)はS1803のステップに進み、他の取出条件に決まったかをチェックする。
図25を説明する。
図25は、処方データに錠剤種別である錠剤名が入力された場合のフローチャートに続いて、取出条件がLOWモードに自動決定する場合のフローチャートである。
S1803では、最適な取出条件がLOWモードに決まったか否かをチェックしている。LOWモードに決まった場合(S1803ではい)、図27に一例を示したようにLOWモードで取出動作を行うようにLOWモードに対応付けられた処方データを作成する。この時、その後、ここで作成した処方データに基づいた錠剤の供給をLOWモードで取出動作を行う。
また、そうでない場合(S1803でいいえ)はさらに他の取出条件に決まったかをチェックする。
図26は、薬品マスタのデータベースファイルの内容である。1種類の薬品に対して1行の情報を持つことができ、1行ごとに分けて複数の薬品情報を登録することが出来る。
つまり薬品マスタが、錠剤種別といずれかの取出条件とを対応づけた錠剤種別データを予め記憶している(錠剤種別データ記憶手段)。
2601は、薬品Noである。登録されている薬品を1つ1つ管理するための識別番号である。値は重複しない。値は1以上の値が設定されている。
2602は、錠剤名(錠剤種別)である。
2603は、錠剤の特性であり、通常、ODタイプ、割線タイプ、割れ易いタイプのいずれかが登録されている項目である。
2604は、搬送動作に関する情報であり、取出動作中の搬送動作として設定された最適なモードが登録されている。
2605は、押出動作に関する情報であり、取出動作中の押出動作として設定された最適なモードが登録されている。
図27は、作成が完了した処方データの一例である。
2701は、錠剤取出ユニットの番号である。複数の錠剤取出ユニット1の中からユーザにより選択された錠剤取出ユニットの番号である。
2702は、服用パターンである。設定した用法(服用時期)と用量(錠剤数)の情報を表す。図27の例では朝―昼―夕の1日3回で各2錠ずつ服用することを表している。
2703は、全分包数である。入力された分包数を表す。
2704は、全錠剤数である。選択された錠剤取出ユニットがこの処方データで取出す錠剤数を表している。例えば朝―昼―夕2錠ずつで、9包分錠剤を取出す場合には、錠剤数は18錠となる。
2705は、錠剤名である。処方データに入力された錠剤種別を表す。
2706は、錠剤取出ユニットが実行する押出動作に関する情報であり、取出動作中の押圧動作として決定された最適なモードが対応づけられている。
2707は、錠剤取出ユニットが実行する搬送動作に関する情報であり、取出動作中の搬送動作として決定された最適なモードが対応づけられている。
1 錠剤取出ユニット
3 印字コンピュータ(情報処理装置)
4 調剤コントローラ(情報処理装置)
5 薬剤包装装置(分包装置)
10 錠剤供給装置
50 錠剤
51 錠剤シート(PTPシート)
203 錠剤シートの投入口
901 錠剤マス

Claims (8)

  1. 錠剤が収容された錠剤収容部を含む錠剤シートの前記錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す錠剤取り出し手段と、
    前記錠剤取り出し手段が前記錠剤収容部の第1の位置を押圧可能な第1の配置位置、及び前記錠剤取り出し手段が前記第1の位置とは異なる前記錠剤収容部の第2の位置を押圧可能な第2の配置位置に前記錠剤シートを搬送可能な搬送手段と、
    前記錠剤シートに収容される錠剤の種類に応じて、前記搬送手段により前記錠剤シートを前記第1の配置位置に搬送するか、前記第2の配置位置に搬送するかを決定する決定手段と、
    を備えることを特徴とする錠剤供給装置。
  2. 前記決定手段は、前記錠剤シートに収容される錠剤の種類が錠剤に割線がある種類である場合に、前記第2の配置位置に搬送すると決定することを特徴とする請求項1に記載の錠剤供給装置。
  3. 前記決定手段は、前記錠剤シートに収容される錠剤の種類が錠剤に割線がない種類である場合には、前記第1の配置位置に搬送すると決定することを特徴とする請求項1または2に記載の錠剤供給装置。
  4. 前記錠剤シートに収容される錠剤の種類が錠剤に割線がある種類であるかの選択を受け付ける受付手段を備え、
    前記決定手段は、前記受付手段で受け付けた選択の結果を用いて、前記搬送手段により前記錠剤シートを前記第1の配置位置に搬送するか前記第2の配置位置に搬送するかを決定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の錠剤供給装置。
  5. 前記第1の位置とは、前記搬送手段で搬送される前記錠剤シートの搬送方向に関する前記錠剤収容部の幅の中央付近であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の錠剤供給装置。
  6. 前記錠剤シートに収容される錠剤の種類が、錠剤に割線がない種類であり、かつ、当該錠剤がOD錠である場合に、前記錠剤取り出し手段により前記錠剤収容
    部を押圧する動作を、前記錠剤シートに収容される錠剤の種類がOD錠でない場合と異なる動作に切り替えるように制御する制御手段を備えることを特徴とする請求項乃至5のいずれか1項に記載の錠剤供給装置。
  7. 錠剤が収容された錠剤収容部を含む錠剤シートの前記錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す錠剤取り出し手段を有する錠剤供給装置の制御方法であって、
    前記錠剤取り出し手段が前記錠剤収容部の第1の位置を押圧可能な第1の配置位置、又は前記錠剤取り出し手段が前記第1の位置とは異なる前記錠剤収容部の第2の位置を押圧可能な第2の配置位置に前記錠剤シートを搬送する搬送工程と、
    前記錠剤シートに収容される錠剤の種類に応じて、前記搬送工程により前記錠剤シートを前記第1の配置位置に搬送するか、前記第2の配置位置に搬送するかを決定する決定工程と、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  8. 錠剤が収容された錠剤収容部を含む錠剤シートの前記錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す錠剤取り出し手段と、前記錠剤取り出し手段が前記錠剤収容部の第1の位置を押圧可能な第1の配置位置、及び前記錠剤取り出し手段が前記第1の位置とは異なる前記錠剤収容部の第2の位置を押圧可能な第2の配置位置に前記錠剤シートを搬送可能な搬送手段とを備える錠剤供給装置で読み取り実行可能なプログラムであって、
    前記錠剤供給装置を、
    前記錠剤シートに収容される錠剤の種類に応じて、前記搬送手段により前記錠剤シートを前記第1の配置位置に搬送するか、前記第2の配置位置に搬送するかを決定する決定手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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