JP5920414B2 - 錠剤供給装置、錠剤供給方法、錠剤取出ユニット - Google Patents
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Description
図1は、薬剤包装装置5と錠剤供給装置10を示す図である。
錠剤供給装置10及び錠剤供給装置10から供給された錠剤を包装する薬剤包装装置5とで構成されている薬剤包装システムである。
1は錠剤取出ユニットであり、錠剤シートから錠剤を取り出すユニットである。
各錠剤取出ユニットは錠剤が封入された錠剤収容部を含む1枚の錠剤シート(錠剤シート)から錠剤を1錠ずつ取り出すためのものである。
錠剤供給装置10は複数の錠剤取出ユニット1を備えているが、錠剤取出ユニット1の数は1でもよい。
5は包装装置であり、錠剤供給装置10の錠剤取出ユニット1から供給された錠剤を包装する装置である。
錠剤供給装置10は、複数の錠剤をそれぞれ錠剤収容部に封入した錠剤シートから錠剤を取り出して供給する。
錠剤供給装置10は、1または複数の錠剤取出ユニット1と、錠剤取出ユニット1で取り出された錠剤を供給する供給ユニットとを備えている。
104はLCD操作パネルである。作業者による包装数等の入力や、スタートボタンにより包装動作の開始指示を受け付ける部分である。
2は、薬剤包装装置5及び錠剤供給装置10と印字コンピュータ3とが通信する為の通信ケーブルである。
3は、薬剤包装装置5及び錠剤供給装置10と通信する印字コンピュータである。
4は、印字コンピュータと通信する外部機器(調剤コントローラ)である。
図2を説明する。
図2は、錠剤供給装置10を示す図である。
尚、錠剤供給装置10を前面側から見た図である。
203は半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シートの投入口である。
図3を説明する。
図3は、錠剤取出ユニット1の内部構造を示す図である。
尚、錠剤取出ユニット1を前面側から見た図である。
51は半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シートである。
図4を説明する。
図4は、錠剤取出ユニット1の内部構造(断面)を示す図である。
錠剤シート投入口へシートをセットし、錠剤シートを取出位置(錠剤の取出位置)まで搬送を行った際の図である。
39は下部ローラである。
下部ローラは駆動源により回転駆動可能であり、シート部の下面に当接して錠剤シートに進行方法への力を加えることができる。
上部ローラは、駆動源により回転駆動可能であり、シート部の上面に当接して錠剤シートに進行方向への力を加えることができる。
上部ローラの幅方向の位置は、2列の錠剤収容部の間に相当する位置であるため、上部ローラは錠剤収容部52に当接することはない。
24は導入シュートである。
導入シュート24により半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シートから押出し機構により取り出された錠剤が供給される(シート錠剤供給機構)。
導出シュート24は、排出口に落とし込まれた錠剤を導くものであって、排出口を含む大きさの上部開口を有し、載置台の下面側に設けられている。
錠剤取出ユニットは、載置台上の錠剤シートの錠剤収容部を押圧する速度を変更させる変更機構をさらに有している。
押出し機構は、より高速に変更された速度で錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)する。
押出し機構は、錠剤収容部の中央付近を押圧する内側押圧体83と、中央付近よりも外側の部分を押圧する外側押圧体84とを含んでいる。
内側押圧体と外側押圧体とが独立して動作することで錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す。
押出し機構は、内側押圧体よりも先に外側押圧体により錠剤収容部を押圧させる。
錠剤取出機構(押出し機構)は、外側押圧体を昇降させる第1昇降機構と、内側押圧体を昇降させる第2昇降機構とを有する。
錠剤取出ユニット1は、錠剤収容部の押圧をするまえに、押圧される錠剤収容部の長さを検出する検出機構17をさらに有している。
錠剤供給装置10は、検出した錠剤収容部の長さに基づいて所定の距離を算出する。
検出機構17は、押圧される錠剤収容部の長さを検出するとともに押圧される錠剤収容部の位置をさらに検知する。
錠剤供給装置10は、検知された錠剤収容部の位置に基づいて、押圧される位置までの搬送距離を算出する。
搬送機構39は、搬送距離により載置台上の錠剤収容部が押圧される位置まで錠剤シートを搬送する。
搬送機構39は、所定の距離だけ前方または後方に錠剤シートを搬送する。
図5を説明する。
図5は、錠剤供給装置10の内部構造を示す図である。
尚、錠剤供給装置10を背面側から見た図である。
錠剤落下検知機構204は、光学センサと落下錠剤カウンタとを有する。
錠剤供給装置10は、押圧により錠剤収容部から錠剤が取り出されたかいなかを判定するべく、取り出された錠剤を検知する検知機構204を有している。
錠剤供給装置10は、錠剤収容部から取り出された錠剤の個数を計数(カウント)するべく、取り出された錠剤を検知する検知機構204を有している。
薬剤包装装置5にエラー処理を実行させるべく要求するエラー処理要求工程。
錠剤供給装置10は、押出し機構が押圧動作中であるかいなかを判断する。
検知機構204は、押圧動作中であると判断されている場合には、所定の個数を少なくとも1に設定する。
検知機構は204は、押圧動作中ではないと判断されている場合には、所定の個数を0に設定することを特徴とする。
401は、錠剤導入路である。錠剤シートから取り出され落下した錠剤を導入シュート24から第1集積ホッパに中継する。
図6を説明する。
図6は、錠剤供給ユニット400の内部構造を示す図である。
402は第1集積ホッパである。錠剤シートから取り出され落下した錠剤を集積する。
501は第2集積ホッパである。第1集積ホッパで集積された錠剤をさらに集積する。
502は第1の送り出し機構である。第2集積ホッパで集積された錠剤を第3の集積ホッパに移動させる。
503は第3集積ホッパである。送り出された錠剤を集積する。
504は第2の送り出し機構である。第3集積ホッパで集積された錠剤をメインホッパに移動させる。
505はメインホッパである。送り出された錠剤を集積し、包装シート(分包紙)の中に集積した錠剤を投入する。
図7を説明する。
図7は、薬剤包装ユニット701の内部構造を示す図である。
702は包装シートが連なるロール紙を包装機構に送り出すロール紙送出機構である。
703は加熱溶着により、包装シートの中に投入された錠剤を包装シートの中に封入する(包装部)。
704は加熱溶着により、包装シートの中に投入された錠剤を包装シートの中に封入する(包装部)。
705は、連なるロール紙を1包毎の包装シートに分断するための分断用ミシン目を包装シートに形成する。(分断機構)
706はプリンタであり、包装シートに、日付、患者データ、エラー情報を印字する(印字機構)。
薬剤包装装置5は、要求を受け付ける。
薬剤包装装置5は、取り出された錠剤を個別の包装シート毎に分けて包装する包装機構704を有している。
薬剤包装装置5は、個別の包装シート毎の情報を印字する印字機構706を有している。
印字機構706は、印字要求を受け付けた場合に、所定の個数を超えた錠剤が包装されている個別の包装シートにエラー処理にかかる情報を印字する。
エラー処理にかかる情報とは、押圧動作による異物の混入を報知する情報である。
エラー処理にかかる情報とは、押圧動作によらない取出しミスを報知する情報である。
薬剤包装装置5または錠剤供給装置10のいずれか1方は、取り出された錠剤が、包装機構704よりに包装されるタイミングを制御する。
印字機構が、包装機構により取り出された錠剤が包装シートに包装されるまえに印字する錠剤供給システム。
図8を説明する。
図8は、薬剤包装ユニット701の内部構造を示す図である。
801は隣り合う一包化された包装シートの境界部分に形成された分断用ミシン目である。
802は一包化された包装シートである。エラー処理が発生した包装シートにはエラー情報の内容が印字(印刷)されている。
50は一包化された錠剤である。
図9を説明する。
図9は薬剤包装装置5を上方から見た図である。
薬剤包装装置5の上部にある手撒き錠剤部103とそれを構成する錠剤マスの拡大図である。
901は手撒きによる錠剤をセットする錠剤マス(ここでは4番目のマス)である。
予め半端な数の錠剤が残っている錠剤シートから取り出されている錠剤を供給する(手撒き錠剤供給機構)。
50は錠剤(3錠)である。
図10を説明する。
図10は印字コンピュータ3のハードウエア構成図を示す図である。
(本発明の他の実施形態)
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
図11を説明する。
操作ボタン3301から何も選択されない場合は、通常モードが実行される。
操作ボタン3301から割線錠ボタンが選択された場合は、割線モードが実行される。
操作ボタン3301からOD錠ボタンが選択された場合は、ODモードが実行される。
操作ボタン3301からLOWボタンが選択された場合は、LOWモードが実行される。
さらに複数の錠剤取出ユニットのそれぞれに取出手段があるので
記憶されている通常の押圧条件とは異なる押圧条件としては、
(1)取出手段により錠剤収容部が押圧される速度を所定速度遅くした押圧条件(LOWモード)、
(1)乃至(3)のうち少なくとも1つの押圧条件を含んでいればよく、全部であってもよい。
図12を説明する。
図12は、これまでの各種動作条件で実行される方法を対応表にしたものである。
なお、これらの押圧条件は分包装置5のメモリでもよく、錠剤取出ユニット1のメモリに記憶されていてもよい。
操作ボタンを押さない通常モードの場合には、搬送動作と押出動作が共に、通常モードにて錠剤の取出し動作を行う。
操作ボタンで割線モードを選択した場合には、搬送動作を割線モードに変更して、錠剤の取出し動作を通常モードにて行う。
操作ボタンでODモードを選択した場合には、搬送動作を通常モードに、押出動作をODモードに変更し、錠剤の取出し動作を行う。
操作ボタンでLOWモードを選択した場合には、押出動作をLOWスピードモードに変更して、搬送動作を通常モードにて、錠剤の取出し動作を行う。
図13を説明する。
次に、図13を用いて、通常モード時の内部押圧体83の押出し量(錠剤シートのシート面よりも下に突き出される内部押圧体83の長さ)の説明を行う。
内部押圧体83は錠剤収容部から錠剤を取り出す(取出手段)。
図13は、基本動作の内部押圧体83の押出し量を説明する側面図である。
基本動作の内部押圧体83の押出し量は錠剤シート51の下面を基準として重力方向へ約3mm押出しを行っている。
STEP1(初回)では、錠剤収容部中央付近にて取出し動作を行う。この動作にて、錠剤が取り出されない場合はSTEP2へと移行する。
STEP1〜STEP3までの動作を繰り返し(任意の回数)行い、錠剤収容部から錠剤を取り出す。
図14を説明する。
次に、図14を用いて、割線モード時の場合の押出し量の説明を行う。
この問題を解決する為には、基本動作の1回目の中央付近を押圧する動作を削除すれば、この問題を解決することができる。
図14は、割線モードの場合の押出し量を説明する為の側面図である。
割線錠の場合の内部押圧体83の押出し量は図13で説明した通常モードと同様、錠剤シート51の下面を基準として約3mmの位置である。
図15を説明する。
次に、図15を用いて、ODモードの場合の押出し量の説明を行う。
図15は、ODモードの場合の押出し量を説明する為の側面図である。
STEP1(初回)として、錠剤シート51下面と同位置(0mm)で押出し動作を止める。
STEP1〜STEP4までの動作を繰り返し(任意の回数)行い、錠剤収容部から錠剤を取り出す。
また、割線モードまたはODモード以外の割れやすい錠剤についての押出し動作(LOWモード)について説明する。
割れやすい錠剤についての押出し動作は通常モードに準ずる。ただし、基本動作を基準として押出し動作自体の低速化を行う。
図16を説明する。(全体の流れ)
S102では、錠剤取出ユニット1が左側の錠剤ポケットに対して取出動作を行う際の処理ステップである。
S105では、錠剤取出ユニット1が右側の錠剤ポケットに対して取出動作を行う際の処理ステップである。
<第1の実施例>
図17から図20を用いて、手動で取出条件が選択される場合の実施例について説明する。
図17を説明する。
図17は、取出動作が通常モードの場合の錠剤の押出動作と、錠剤シートの搬送動作をそれぞれ表したフローチャートである。
S201では、図11の操作ボタン3301の操作状態を取得し、取出条件を決定し、S202に進む。
S204では、取出モータ2901を回動させ、ブロック84を錠剤シート51の下面まで下降(例えばブロック84が2mm降下/秒)させる。
ブロック84は錠剤収容部から錠剤を取り出す(取出手段)。
S205では、ブロック84が錠剤シート51まで下降後、押出し板83は錠剤シート51の下面を基準として重力方向へ約3mm押出しを行う。
次に、搬送動作について説明する。
S301では、図11の操作ボタン3301の操作状態を取得し、取出条件を決定し、S302に進む。
S303では、取出回数をチェックし、1回目の場合(はい)、S304に進む。そうでない場合(いいえ)、S306に進む。
S304では、錠剤の取出し位置を錠剤ポケット52の中央部分まで、シート搬送をさせる。
S306では、取出回数をチェックし、2回目の場合(はい)、S307に進む。そうでない場合(いいえ)、S308に進む。
S307では、ポケット52の前方まで、シートを搬送させる。
S309では、ポケット52の後方まで、シートを搬送させる。
図18を説明する。(割線モード)
図18は、取出動作が割線モードの場合の錠剤の押出動作と、錠剤シートの搬送動作をそれぞれ表したフローチャートである。
S401では、図11の操作ボタン3301の操作状態を取得し、取出条件を決定し、S402に進む。
S404では、取出モータ2901を回動させ、ブロック84を錠剤シート51の下面まで下降(例えばブロック84が2mm降下/秒)させる。
S405では、ブロック84が錠剤シート51まで下降後、押出し板83は錠剤シート51の下面を基準として重力方向へ約3mm押出しを行う。
次に、取出位置変更動作について説明する。
S501では、図11の操作ボタン3301の操作状態を取得し、取出条件を決定し、S502に進む。
S503では、取出回数をチェックし、1回目の場合(はい)、S504に進む。そうでない場合(いいえ)、S506に進む。
S504では、錠剤の取出し位置を錠剤ポケット52の前方まで、シート搬送をさせる。
S507では、ポケット52の後方まで、シートを搬送させる。
図19を説明する。(ODモード時)
図19は、取出動作がODモードの場合の錠剤の押出動作と、錠剤シートの搬送動作をそれぞれ表したフローチャートである。
S601では、図11の操作ボタン3301の操作状態を取得し、取出条件を決定し、S602に進む。
S603では、取出回数をチェックし、取出回数が1回目の場合(はい)、S604に進む。そうでない場合(いいえ)、S608に進む。
S604では、取出モータ2901を回動させ、ブロック84を錠剤シート51の下面まで下降させる。
S605では、ブロック84が錠剤シート51まで下降後、押出し板83は錠剤シート51の下面を基準として重力方向へ約0mm押出しを行う。
S608では、取出回数をチェックし、取出回数が2回目の場合(はい)、S609に進む。そうでない場合(いいえ)、S612に進む。
S609では、取出モータ2901を回動させ、ブロック84を錠剤シート51の下面まで下降させる。
S610では、ブロック84が錠剤シート51まで下降後、押出し板83は錠剤シート51の下面を基準として重力方向へ約1mm押出しを行う。
S612では、取出回数をチェックし、取出回数が3回目の場合(はい)、S609に進む。そうでない場合(いいえ)、S616に進む。
S613では、取出モータ2901を回動させ、ブロック84を錠剤シート51の下面まで下降させる。
S614では、ブロック84が錠剤シート51まで下降後、押出し板83は錠剤シート51の下面を基準として重力方向へ約2mm押出しを行う。
S617では、取出モータ2901を回動させ、ブロック84を錠剤シート51の下面まで下降させる。
S618では、ブロック84が錠剤シート51まで下降後、押出し板83は錠剤シート51の下面を基準として重力方向へ約3mm押出しを行う。
次に、取出位置変更動作について説明する。
S701では、図11の操作ボタン3301の操作状態を取得し、取出条件を決定し、S702に進む。
S704では、錠剤の取出し位置を錠剤ポケット52の中央まで、シート搬送をさせる。
図20を説明する。(LOWモード時)
図20は、取出動作がLOWモードの場合の錠剤の押出動作と、錠剤シートの搬送動作をそれぞれ表したフローチャートである。
S801では、図11の操作ボタン3301の操作状態を取得し、取出条件を決定し、S802に進む。
S804では、取出モータ2901を低速(例えばブロック84が1mm降下/秒)で回動させ、ブロック84を錠剤シート51の下面まで低速で下降させる。
S805では、ブロック84が錠剤シート51まで下降後、押出し板83は錠剤シート51の下面を基準として重力方向へ約3mm押出しを低速で行う。
次に、取出位置変更動作について説明する。
S901では、図11の操作ボタン3301の操作状態を取得し、取出条件を決定し、S902に進む。
S903では、取出回数をチェックし、1回目の場合(はい)、S904に進む。そうでない場合(いいえ)、S906に進む。
S904では、錠剤の取出し位置を錠剤ポケット52の中央まで、シート搬送をさせる。
S906では、取出回数をチェックし、2回目の場合(はい)、S907に進む。そうでない場合(いいえ)、S908に進む。
S907では、ポケット52の前方まで、シートを搬送させる。
S909では、ポケット52の後方まで、シートを搬送させる。
図21を説明する。
なお、右側ポケット1錠分の取出動作として1回分を行う場合も、同じ順番で取出動作1回分を完了する。
350は、左側ポケットの取出動作を行う場合におけるカム94の初期位置を示している。
350は、左側の取出動作を行う場合におけるカム94の終了位置を示している。
<第2の実施例>
以下、自動で取出条件が選択される場合の第2の実施例について説明する。
図22を説明する。
S1201では、ユーザによって処方データが手入力される。
S1202では、手入力された処方データより、最適な取出条件が決まる。
S1203では、最適な取出条件が通常モードに決まったか否かをチェックしている。
自動決定の場合、選択手段が錠剤種別データに基づいて受け付けた錠剤種別に対応するいずれかの取出条件を選択していることになる。
図23を説明する。
また、そうでない場合(S1403でいいえ)は、S1603、S1803のいずれか1つのステップに進み、他の取出条件に決まったかをチェックする。
図24を説明する。
また、そうでない場合(S1603でいいえ)はS1803のステップに進み、他の取出条件に決まったかをチェックする。
図25を説明する。
また、そうでない場合(S1803でいいえ)はさらに他の取出条件に決まったかをチェックする。
つまり薬品マスタが、錠剤種別といずれかの取出条件とを対応づけた錠剤種別データを予め記憶している(錠剤種別データ記憶手段)。
2601は、薬品Noである。登録されている薬品を1つ1つ管理するための識別番号である。値は重複しない。値は1以上の値が設定されている。
2602は、錠剤名(錠剤種別)である。
2603は、錠剤の特性であり、通常、ODタイプ、割線タイプ、割れ易いタイプのいずれかが登録されている項目である。
2604は、搬送動作に関する情報であり、取出動作中の搬送動作として設定された最適なモードが登録されている。
2605は、押出動作に関する情報であり、取出動作中の押出動作として設定された最適なモードが登録されている。
図27は、作成が完了した処方データの一例である。
2701は、錠剤取出ユニットの番号である。複数の錠剤取出ユニット1の中からユーザにより選択された錠剤取出ユニットの番号である。
2703は、全分包数である。入力された分包数を表す。
2705は、錠剤名である。処方データに入力された錠剤種別を表す。
2706は、錠剤取出ユニットが実行する押出動作に関する情報であり、取出動作中の押圧動作として決定された最適なモードが対応づけられている。
2707は、錠剤取出ユニットが実行する搬送動作に関する情報であり、取出動作中の搬送動作として決定された最適なモードが対応づけられている。
3 印字コンピュータ(情報処理装置)
4 調剤コントローラ(情報処理装置)
5 薬剤包装装置(分包装置)
10 錠剤供給装置
50 錠剤
51 錠剤シート(PTPシート)
203 錠剤シートの投入口
901 錠剤マス
Claims (8)
- 錠剤が封入された錠剤収容部を含む錠剤シートから錠剤を取り出す錠剤取出ユニットを備える錠剤供給装置であって、
前記錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す取出手段と、
第1の取出条件と、前記第1の取出条件とは前記錠剤収容部を押圧する取出動作が異なる第2の取出条件とを記憶する記憶手段と、
前記記憶されている取出条件の中から、いずれかの取出条件を選択する選択手段と、
を備え、
前記取出手段が前記錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す際の取出動作を、前記選択された取出条件による取出動作に切り替えて錠剤シートから錠剤を取り出すことを特徴とする錠剤供給装置。 - 錠剤種別と前記いずれかの取出条件とを対応づけた錠剤種別データを記憶する錠剤種別データ記憶手段と、
錠剤種別を受け付ける受付手段と、
前記選択手段が、前記錠剤種別データに基づいて前記受け付けた錠剤種別に対応するいずれかの取出条件を選択することを特徴とする請求項1に記載の錠剤供給装置。 - 複数の前記錠剤取出ユニットを備え、
前記複数の錠剤取出ユニット毎に、前記錠剤種別データに記憶されている取出条件の中からいずれかの取出条件を選択可能であり、
前記複数の錠剤取出ユニット毎の取出手段が錠剤収容部から錠剤を取り出す際の取出条件を、前記複数の錠剤取出ユニット毎に選択された取出条件による取出動作に切り替えて錠剤を取り出すことを特徴とする請求項2に記載の錠剤供給装置。 - 前記取出動作が異なる第2の取出条件には、前記取出手段が錠剤収容部を押圧する速度を遅くした条件、前記取出手段が錠剤収容部を錠剤シートの下側に押し出す量を低減した条件、または前記取出手段により押圧される錠剤収容部の位置が錠剤収容部の中央部を押圧しないように錠剤収容部の押圧位置をシフトした条件のうち少なくとも1つの条件が含まれることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の錠剤供給装置。
- 前記記憶されている第2の取出条件の中で、割れ線のある錠剤の取出動作に適した取出条件として、前記取出手段により押圧される錠剤収容部の位置が錠剤収容部の中央部を押圧しないように錠剤収容部の押圧位置をシフトした条件が含まれることを特徴とする請求項4に記載の錠剤供給装置。
- 前記記憶されている第2の取出条件の中で、OD錠である錠剤の取出動作に適した取出条件として、前記取出手段が錠剤収容部を錠剤シートの下側に押し出す量を低減した条件が含まれることを特徴とする請求項4に記載の錠剤供給装置。
- 錠剤が封入された錠剤収容部を含む錠剤シートから錠剤を取り出す錠剤取出ユニットであって、
前記錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す取出手段と、
第1の取出条件と、前記第1の取出条件とは前記錠剤収容部を押圧する取出動作が異なる第2の取出条件とを記憶する記憶手段と、
前記記憶されている取出条件の中から、いずれかの取出条件を選択する選択手段と、
を備え、
前記取出手段が前記錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す際の取出動作を、前記選択された取出条件による取出動作に切り替えて錠剤シートから錠剤を取り出すことを特徴とする錠剤取出ユニット。 - 錠剤が封入された錠剤収容部を含む錠剤シートから錠剤を取り出す錠剤取出ユニットと、第1の取出条件と前記第1の取出条件とは前記錠剤収容部を押圧する取出動作が異なる第2の取出条件とを記憶する記憶手段とを備える錠剤供給装置による錠剤供給方法であって、
前記錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す取出工程と、
前記記憶されている取出条件の中から、いずれかの取出条件を選択する選択工程と、
を含み、
前記取出工程の前記錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す際の取出動作を、前記選択された取出条件による取出動作に切り替えて錠剤シートから錠剤を取り出すことを特徴とする錠剤供給方法。
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