JP2014087545A - 薬剤包装装置、錠剤供給装置、制御コンピュータ、およびその制御方法とプログラム。 - Google Patents
薬剤包装装置、錠剤供給装置、制御コンピュータ、およびその制御方法とプログラム。 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】手撒き錠剤を1包毎に投入する錠剤マスと、錠剤マスに手撒きの錠剤を投入すべきマス配列を案内するための錠剤マス画面を表示する表示部を備える薬剤包装装置が、複数の服用時と当該服用時ごとに固有な配色とをそれぞれ対応づけた服用時配色データを記憶し、複数の服用時に応じた錠剤マス画面の表示要求を受け付け、錠剤マス画面において複数の服用時を識別可能なように、表示要求を受け付けた錠剤マス画面を服用時配色データが記憶する固有な配色ごとのマス配列に区分して表示する。
【選択図】 図34
Description
このように、1日に多くの処方箋を処理する調剤薬局の作業を効率的でかつ安全に行うための対応が求められていた。
図1は、薬剤包装装置5と錠剤供給装置10を示す図である。
錠剤供給装置10及び錠剤供給装置10から供給された錠剤を包装する薬剤包装装置5とで構成されている薬剤包装システムである。
1は錠剤取出ユニットであり、錠剤シートから錠剤を取り出すユニットである。
錠剤供給装置10は複数の錠剤取出ユニット1を備えているが、錠剤取出ユニット1の数は1でもよい。
5は薬剤包装装置であり、錠剤供給装置10の錠剤取出ユニット1から供給された錠剤を包装する装置である。
錠剤供給装置10は、複数の錠剤をそれぞれ錠剤収容部に封入した錠剤シートから錠剤を取り出して供給する。
錠剤供給装置10は、1または複数の錠剤取出しユニット1と、錠剤取出ユニット1で取り出された錠剤を供給する供給ユニットとを備えている。
錠剤マス103のみを錠剤供給装置にして錠剤シート51から錠剤50を手で取り出してから錠剤マス103に投入した手撒きの錠剤を、1包毎に包装する薬剤包装装置5に供給してもよい。
104はLCD操作パネルである。作業者による包装数等の入力や、スタートボタンにより包装動作の開始指示を受け付ける部分である。
LCD操作パネル104は、錠剤マス103に手撒きの錠剤50を投入すべきマス配列1912を案内するための錠剤マス画面1908を表示する。
2は、薬剤包装装置5及び錠剤供給装置10と制御コンピュータ3とが通信する為の通信ケーブルである。
3は、薬剤包装装置5及び錠剤供給装置10と通信する制御コンピュータである。
4は、制御コンピュータと通信する外部機器(調剤コントローラ)である。
図2を説明する。
図2は、錠剤供給装置10を示す図である。
尚、錠剤供給装置10を前面側から見た図である。
203は半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シートの投入口である。
図3を説明する。
図3は、錠剤取出ユニット1の内部構造を示す図である。
尚、錠剤取出ユニット1を前面側から見た図である。
51は半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シートである。
図4を説明する。
図4は、錠剤取出ユニット1の内部構造(断面)を示す図である。
錠剤シート投入口へシートをセットし、PTPシートを除包位置(錠剤の取出位置)まで搬送を行った際の図である。
39は下部ローラである。
下部ローラは駆動源により回転駆動可能であり、シート部の下面に当接して錠剤シートに進行方法への力を加えることができる。
上部ローラは、駆動源により回転駆動可能であり、シート部の上面に当接して錠剤シートに進行方向への力を加えることができる。
上部ローラの幅方向の位置は、2列の錠剤収容部の間に相当する位置であるため、上部ローラは錠剤収容部52に当接することはない。
24は導入シュートである。
導入シュート24により半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シートから押出し機構により取り出された錠剤が供給される(シート錠剤供給機構)。
導出シュート24は、排出口30に落とし込まれた錠剤を導くものであって、排出口30を含む大きさの上部開口を有し、載置台の下面側に設けられている。
錠剤取出しユニットは、載置台上の錠剤シートの錠剤収容部を押圧する速度を変更させる変更機構をさらに有している。
押出し機構は、より高速に変更された速度で錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)する。
押出し機構は、錠剤収容部の中央付近を押圧する内側押圧体83と、中央付近よりも外側の部分を押圧する外側押圧体84とを含んでいる。
内側押圧体と外側押圧体とが独立して動作することで錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す。
押出し機構は、内側押圧体よりも先に外側押圧体により錠剤収容部を押圧させる。
錠剤取出機構(押出し機構)は、外側押圧体を昇降させる第1昇降機構と、内側押圧体を昇降させる第2昇降機構とを有する。
錠剤取出ユニット1は、錠剤収容部の押圧をするまえに、押圧される錠剤収容部の長さを検出する検出機構17をさらに有している。
錠剤供給装置10は、検出した錠剤収容部の長さに基づいて所定の距離を算出する算出手段をさらに有している。
検出機構17は、押圧される錠剤収容部の長さを検出するとともに押圧される錠剤収容部の位置をさらに検知する。
錠剤供給装置10は、検知された錠剤収容部の位置に基づいて、押圧される位置までの搬送距離を算出する算出手段をさらに有する。
搬送機構39は、搬送距離により載置台上の錠剤収容部が押圧される位置まで錠剤シートを搬送する。
搬送機構39は、所定の距離だけ前方または後方に錠剤シートを搬送する。
図5を説明する。
図5は、錠剤供給装置10の内部構造を示す図である。
尚、錠剤供給装置10を背面側から見た図である。
錠剤落下検知機構204は、光学センサと落下錠剤カウンタとを有する。
錠剤供給装置10は、押圧により錠剤収容部から錠剤が取り出されたかいなかを判定するべく、取り出された錠剤を検知する検知機構204を有している。
錠剤供給装置10は、錠剤収容部から取り出された錠剤の個数を計数(カウント)するべく、取り出された錠剤を検知する検知機構204を有している。
薬剤包装装置5にエラー処理を実行させるべく要求するエラー処理要求工程。
錠剤供給装置10は、押出し機構が押圧動作中であるかいなかを判断する判断手段をさらに有する。
検知機構204は、判断手段により押圧動作中であると判断されている場合には、所定の個数を少なくとも1に設定する。
検知機構204は、判断手段により押圧動作中ではないと判断されている場合には、所定の個数を0に設定することを特徴とする。
401は、錠剤導入路である。錠剤シートから取り出され落下した錠剤を導入シュート24から第1集積ホッパに中継する。
図6を説明する。
図6は、錠剤供給ユニット400の内部構造を示す図である。
402は第1集積ホッパである。錠剤シートから取り出され落下した錠剤を集積する。
501は第2集積ホッパである。第1集積ホッパで集積された錠剤をさらに集積する。
502は第1の送り出し機構である。第2集積ホッパで集積された錠剤を第3の集積ホッパに移動させる。
503は第3集積ホッパである。送り出された錠剤を集積する。
504は第2の送り出し機構である。第3集積ホッパで集積された錠剤をメインホッパに移動させる。
505はメインホッパである。送り出された錠剤を集積し、包装シート(分包紙)の中に集積した錠剤を投入する。
図7を説明する。
図7は、薬剤包装ユニット701の内部構造を示す図である。
702は包装シートが連なるロール紙を包装機構に送り出すロール紙送出機構である。
703は加熱溶着により、包装シートの中に投入された錠剤を包装シートの中に封入する(包装機構)。
704は加熱溶着により、包装シートの中に投入された錠剤を包装シートの中に封入する(包装機構)。
705は、連なるロール紙を1包毎の包装シートに分断するための分断用ミシン目を包装シートに形成する。(分断機構)
706はプリンタであり、包装シートに、日付、患者データ、エラー情報を印字する(印字機構)。
薬剤包装装置5は、要求を受け付ける受付手段を有している。
薬剤包装装置5は、取り出された錠剤を個別の包装シート毎に分けて包装する包装機構704を有している。
薬剤包装装置5は、個別の包装シート毎の情報を印字する印字機構706を有している。
印字機構706は、受付手段が要求を受け付けた場合に、所定の個数を超えた錠剤が包装されている個別の包装シートにエラー処理にかかる情報を印字する。
エラー処理にかかる情報とは、押圧動作による異物の混入を報知する情報である。
エラー処理にかかる情報とは、押圧動作によらない取出しミスを報知する情報である。
前記印字機構が、前記包装機構により前記取り出された錠剤が包装シートに包装されるまえに印字する錠剤供給システム。
図8を説明する。
図8は、薬剤包装ユニット701の内部構造を示す図である。
801は隣り合う一包化された包装シートの境界部分に形成された分断用ミシン目である。
802は一包化された包装シートである。エラー処理が発生した包装シートにはエラー情報の内容が印字(印刷)されている。
50は一包化された錠剤である。
図9を説明する。
図9は薬剤包装装置5を上方から見た図である。
薬剤包装装置5の上部にある手撒き錠剤部103とそれを構成する錠剤マスの拡大図である。
901は手撒きによる錠剤をセットする1個の錠剤マス(ここでは4番目のマス)である。
予め半端な数の錠剤が残っている錠剤シートから取り出されている錠剤を供給する。
50は錠剤(3錠)である。
図10を説明する。
1001は散薬のホッパ投入口Aである。
1002は散薬のホッパ投入口Bである。
1003は散薬のホッパ投入口Cである。
図11を説明する。
図11は、プログラムの機能ブロック構成を示す図である。
4は調剤薬局に設置されている調剤コントローラ等の外部機器である。
911は外部機器で入力された処方箋データの内容を、出力フォーマットに沿った内容で処方箋データ保存部912へファイル出力する機能である。
912は外部機器と通信可能に接続されている制御コンピュータ3から参照可能な共有フォルダである。
3は錠剤供給装置10および薬剤包装装置5を制御するための制御コンピュータである。
処方箋データファイルの内容が解析されたら、一時的に処方箋データ保存部に解析された処方箋データを保存する。
例えば、薬剤の服用単位がgである場合は散薬として判別する。また、薬剤の服用単位がCapである場合は、錠剤として判別する。
927は、錠剤取出ユニットを固定して錠剤データを指定したい場合に設定されるデータベースのユニットマスタを保存している。
928は薬剤情報のデータベースである薬剤マスタを保存している。
マスタへの入力は、薬剤マスタ画面で行う。
929は受信データ画面が表示されている際に、薬剤のバーコードをスキャンすると実行される処理である。
また、メイン画面のスタート開始ボタン2204を押すことにより、スタート開始コマンドを通信コマンド処理部951へ送信する。
通信コマンド処理部951で受信したスタート開始コマンドを解析して、包装動作部953を動作させることにより、包装動作が開始される。
952は錠剤供給装置10の各錠剤取出ユニットに搭載されているLEDランプである。通信コマンド処理部951によって制御される。
953は薬剤包装装置機に搭載されている包装動作部である。通信コマンド処理部951によって制御される。
図12を説明する。
図12は、プログラムの機能ブロックを示す図である。
923は処方箋データ保存部である。制御コンピュータ3に入力された処方箋データを保存する場所である。
1104はメイン画面表示部である。制御コンピュータ3が起動すると始めに表示されるメイン画面である。
1105は薬剤セット画面表示部である。メイン表示部で入力された処方箋データによる包装動作開始を行うと、呼び出される画面である。
930は通信処理部である。錠剤供給装置10及び薬剤包装装置5との通信をする処理である。
928は薬品(薬剤)マスタ保存部である。薬剤の情報がデータベースのファイルとして保存されている。
929はバーコード処理部である。薬剤セット表示部でバーコードをスキャンすると呼び出される処理である。処理の結果は薬剤表示部に戻される。
926は設定データ保存部である。薬剤と錠剤の判定情報がファイルに保存されている。
951は通信処理部である。制御コンピュータより送られた制御コマンドを解析して錠剤供給装置10及び薬剤包装装置5の動作部を動作させる。
953は包装動作部である。通信処理部1111より制御されて動作する。
図13は、プログラムの機能ブロック構成を示す図である。
1104はメイン画面表示部である。制御コンピュータが起動すると初めに表示されるメイン画面である。
1105はガイダンス表示部である。
930は通信処理部である。薬剤分包機または錠剤供給装置付き薬剤分包機より送られる制御コマンドを解析する。
1107は状態変数部である。通信処理部930でそれぞれの値が随時更新される。
1106は監視タイマー部である。状態変数部1107を一定間隔で監視して処理を実行している。
951は通信処理部である。制御コンピュータより送られる制御コマンドを解析する。解析後、錠剤供給装置及び薬剤包装装置の動作部を動作させる。
953は包装動作部である。散薬ホッパまたは錠剤マスまたは除包ユニットより薬剤が搬送されて包装紙へ包装する。
1113はLCD操作パネル104の表示部である。
1114は通信処理部である。通信処理部951より送られる制御コマンドを解析する。
1115は状態変数部である。通信処理部1114でそれぞれの値が随時更新される。
1116は監視タイマー部である。状態変数部1115を一定間隔で監視して処理を実行している。
図14は制御コンピュータ3のハードウエア構成図を示す図である。
表示部2501は、錠剤マス103に手撒きの錠剤50を投入すべきマス配列1912を案内するための錠剤マス画面1908を表示する。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
図15を説明する。
図15は、制御用CPUの構成図である。
2402は薬剤包装装置5を制御するためのCPUである。制御用CPU2401との通信に加え、薬剤包装装置の動作指示を行う。
2403は錠剤供給装置10を制御するためのCPUである。制御用CPU2402との通信に加え、錠剤供給装置(各錠剤取出ユニット)の動作指示を行う。
図16を説明する。
図16は、外部機器4の処方箋データ保存部912に保存される処方箋データファイルの内容である。
処方箋データファイル内の1行ごとに、錠剤データまたは散薬データが記述されている。
11101は、処方箋データファイルである。
11103は、患者コードの内容である。
11104は、患者カナ氏名の内容である。
11105は、患者漢字氏名の内容である。
11106は、処方箋データファイルの各行である。錠剤データまたは散薬データの内容は行単位で書き込まれる。
11107は、用法コードの内容である。
11108は、日回数の内容である。
11109は、薬剤のYJコードの内容である。
11110は、薬剤の名前の内容である。
11112は、薬剤の服用単位の内容である。
11113は、日回区分の内容である。値が1の時、日数の内容である。値が2の時、回数の内容である。
図17を説明する。
図17は、薬剤マスタのデータベースファイルの内容である。
薬剤マスタのデータベースファイル内の1行ごとに錠剤データまたは散薬データが記述されている。
11401は薬剤(錠剤)Noである。登録されている薬剤を1つ1つ管理するための番号である。値は重複しない。値は1以上の値を設定する。
11402は薬剤(錠剤)の販売名である。
11407は薬剤(錠剤)のYJコードである。12桁の管理コードである。
11408は錠剤の手撒きフラグである。値はONまたはOFFが設定される。
この設定は、錠剤が落下の衝撃等で割れ易い場合、割れないように通常は薬剤包装装置機の錠剤マス901で、錠剤を手撒きして包装させるための設定である。
これらは、作業者である薬剤師が経験則的に知りえる情報である。
11409は錠剤データ配置エリア(領域)設定情報として登録されている錠剤取出ユニットの番号である。
これらは、薬剤の情報が掲載されている製薬メーカー発行の添付文書、または作業者の薬剤師が経験則的に知りえる情報である。
値は錠剤取出ユニットの番号が優先順位で設定される。
配置エリア設定をしない場合は空白、
11708は包装単位数である。PTPシートなどで、薬剤が包装されている最小単位の中で、梱包されている薬剤数である。
11709は薬剤単位である。薬剤の数量単位である。
図18を説明する。
11501は錠剤取出ユニットの番号である。錠剤取出ユニットの番号1〜18の番号が登録されている。
図19を説明する。
図19は、設定データファイルの内容である。制御コンピュータ上に保存されているファイルである。
12101は散薬であることの判定データである。値はカンマ区切りであり、個々の値が単位である。
12102は錠剤であることの判定データである。値はカンマ区切りであり、個々の値が単位である。
図20を説明する。
図20は、メイン画面である。
1302は処方編集ボタンである。ユーザに押下されると処方リスト1305で選択れている処方データの内容で処方画面に移行する。
1304は予約ボタンである。ユーザに押下されると処方リスト1305で選択されている処方データを予約リスト1307へ登録する。
1305は処方リストである。各処方データは個別に処方編集ボタン1302より変更することが出来る。
1306は患者情報エリアである。患者名などの基本情報を設定するエリアである。
1307は予約リストである。分包動作させたい処方データを事前に登録することが出来る。
図21を説明する。
図21は散薬ガイダンス画面であり、分包する散薬を正しくホッパ(1001〜1003)にセットするための案内画面である。
4301は次へボタンである。
4302は散薬リストである。処方データ内の薬剤データのセット方法が散薬の薬剤が表示される。
4303は散薬ホッパ選択表示エリアである。処方データで設定された散薬ホッパを表示するエリアである。図の例ではホッパAに散薬を投入する設定である。
図22を説明する。
図22は手撒き錠剤ガイダンス画面(繰り返し分包設定時)であり、分包する錠剤を正しく手撒きの錠剤マス103にセットするための案内画面である。
1901は処方データの分包パターンが繰り返しの場合に表示される画面である。
1902は次へボタンである。ユーザに押下されると、ユニット画面へ遷移する。
1903はXボタンである。ガイダンス画面を閉じてメイン画面(図20)へ遷移する。
1907は錠剤リスト(錠剤名画面)である。処方データの薬剤内容で手撒き錠剤の薬剤のみを表示する。
1908は錠剤マスエリア(錠剤マス画面)である。表示No1910に従って手撒き錠剤のセット内容を表示する。
1910のNo1(1回目)は1〜45包目を表している。
1910は錠剤マスNoエリアである。表示は分包機5の錠剤マス103と同一のレイアウトである。
1911はメッセージ表示エリアである。
図23を説明する。
図23は手撒き錠剤ガイダンス画面(繰り返し分包設定時)であり、分包する錠剤を正しく手撒きの錠剤マス103にセットするための案内画面である。
1932はスタートボタンである。ユーザに押下されると、分包動作が再開される。
1933はメッセージ表示エリアである。2回目以降の内容を表示する。
図24を説明する。
図24は手撒き錠剤ガイダンス画面(連続分包設定時)であり、分包する錠剤を正しく手撒きの錠剤マス103にセットするための案内画面である。
1941は処方データの分包パターンが連続の場合の画面である。
図25を説明する。
図25は手撒き錠剤ガイダンス画面(繰り返し分包設定時)であり、分包する錠剤を正しく手撒きの錠剤マス103にセットするための案内画面である。
図26を説明する。
図26はPTPシートガイダンス画面であり、分包するPTPシートを正しく錠剤取出しユニット1にセットするための案内画面である。
2001は分包開始前のガイダンス画面である。
2002はスタートボタンである。選択すると処方データの内容で分包機5が分包動作を開始する。
2011は確認表示のガイダンス画面である。メイン画面にて、処方リスト1305で選択されている処方データを1303より呼び出される画面表示である。
2012は閉じるボタンである。選択するとメイン画面へ遷移する。
図27を説明する。
図27は、メイン画面で選択された処方データを編集する為の処方データ編集画面の処方データタブである。
1501は処方データタブである。選択すると処方データタブへ遷移する。
1502は錠剤取出しユニットタブである。選択すると錠剤取出しユニットタブへ遷移する。
1503は薬剤詳細タブである。選択すると薬剤詳細タブへ遷移する。
1504は設定ボタンである。選択するとその他の設定画面へ遷移する。
1505は日回数エリアである。分包機が包装する為の包数を設定する。
1506は服用パターンエリアである。分包モードエリア1508の内容を元に散薬および手撒き錠剤の服用時の包装タイミングを設定する。
1507は用法エリアである。用法の内容を設定する。服用時や服用の開始時点を設定することが出来る。用法マスタで登録されている内容を表示する。
1508は分包モードエリアである。分包機の動作設定である。
散薬のみまたは散薬とユニットからの錠剤を包装する場合、散薬ボタンを選択する。
図28を説明する。
図28は、メイン画面で選択された処方データを編集する為の処方データ編集画面の錠剤取出しユニットタブである。
端数の手撒き錠剤数設定とは、選択されたユニットと手撒き錠剤を組み合わせて包装動作させる設定である。
図29を説明する。
図29は、メイン画面で選択された処方データを編集する為の処方データ編集画面の薬剤詳細タブである。
1802は薬剤詳細リストである。追加ボタン1803等により薬剤情報を追加する。この薬剤情報は分包紙への印字等で使用する。
1803は追加ボタンである。選択すると薬剤を選択することができる。選択された薬剤は薬剤詳細リスト1802へ登録する。
図30を説明する。
図30は、その他の設定画面である。
1601は分包パターンである。薬剤の包装パターン(繰り返しまたは連続のいずれか)を設定する。
1602はOKボタンである。設定した内容を確定して画面を閉じ処方データ編集画面へ遷移する。
図31を説明する。
図31は、オプション画面である。
1401は表示タブである。表示関連の設定をする。
1402はOKボタンである。設定した内容を確定して画面を閉じる。次にメイン画面へ遷移する。
1406は全般画面ボタンである。選択すると全般画面1421へ遷移する。
図32を説明する。
図32は、オプション画面である。
1421は全般タブである。プログラムの基本的な設定をする。
1423は表示画面ボタンである。選択すると表示画面1401へ遷移する。
図33を説明する。
図33は、各画面の遷移をまとめたものである。
1201はガイダンス画面の散薬ガイダンス画面である。
1202はメイン画面である。制御コンピュータが起動すると初めに表示されるメイン画面である。
1203は処方データ編集画面の処方データタブである。
1204はその他の設定画面である。
1205は処方データ編集画面の錠剤取出しユニットタブである。
1206は処方データ編集画面の薬剤詳細タブである。
1207はオプション画面の全般タブである。
1208はオプション画面の表示タブである。
1209はガイダンス画面の手撒き錠剤ガイダンス画面である。
1210はガイダンス画面のPTPシートガイダンス画面である。
図34を説明する。
図34はタッチパネルLCD104が表示する画面である。
1321はタッチパネルLCD104が表示するメイン画面である。
1322はスタートボタンである。選択すると、即時画面上の処方内容で包装動作を開始する。
1323は分包パターンエリアである。
4601は処方データの分包パターンが繰り返しの場合の手撒き錠剤ガイダンス画面である。
4602はメッセージ表示エリアである。
4603はスタートボタンである。選択すると包装動作を開始する。
4604は>ボタンである。選択すると次回手撒き錠剤時の内容を錠剤マスエリア1908へ表示する。
4605は<ボタンである。選択すると前回手撒き錠剤時の内容を錠剤マスエリア1908へ表示する。
4606は錠剤マスエリアである。
4607は錠剤マスNo表示エリアである。
図35を説明する。
図35は分包パターンの包装結果の説明内容である。図では用法が分3毎食後の63包の内容を包装した場合を説明している。
ここではユーザの操作手順と図36のメイン処理、図37のガイダンス表示処理、図38の錠剤選択処理のフローチャートを組み合わせて説明する。
制御コンピュータ3は、処方データを編集する処方編集ボタン1302が選択されると処方タブ(図27)を表示する。
ユーザは分包モードエリア1508では散薬と錠剤の同時を選択する。
ユーザは用法エリア1507で分3毎食後(朝、昼、夕)と昼食後に開始(服用開始)を選択する。
制御コンピュータ3は設定ボタン1504が選択されると、その他の設定画面(図30)を表示する。
ユーザは分包パターン1601を繰り返しに設定する。
制御コンピュータ3はOKボタン1602が選択されると、処方タブ(図27)を表示する。
制御コンピュータ3はユニットボタン1502が選択されると、ユニットタブ(図28)を表示する。
ユーザはユニット選択エリア1704内のユニット番号1の錠剤供給装置(=ユニット1)を選択して、選択ON状態にする。
ユーザは薬品の選択ボタン1703を選択して、セルベックスカプセル50mgの薬剤を設定する。
ユーザは服用パターンエリア1702に、セルベックスカプセル50mgの各服用時(朝食後、昼食後、夕食後)に全て2錠を設定する。
ユーザはセルベックスカプセル50mgの端数の手撒き錠剤数設定1701に3錠を設定する。
ユーザは追加ボタン1803を選択して、FK配合散を薬剤詳細リスト1802へ追加登録する。
ユーザは追加ボタン1803を選択して、ティーエスワン配合カプセルT20を薬剤詳細リスト1802へ追加登録する。
制御コンピュータ3はOKボタン1801を選択されると、メイン画面(図20)を表示する(S101)。
制御コンピュータ3は予約ボタン1304が押下されると、選択された処方データを予約リスト1307へ登録する。
散薬の一覧リスト4302には1日2包×21日分の合計の42gが表示される。
さらに、ホッパー選択表示エリア4303にはホッパーAが自動で選択されている。
ユーザはここで散薬であるFK配合散をホッパーAに投入する。
制御コンピュータ3は次へボタン4301が選択されると、手撒き錠剤ガイダンス画面の表示処理(S103)を実行する。
(手撒き錠剤ガイダンス画面)
S102で制御コンピュータ3は、複数の服用時に応じた錠剤マス画面の表示要求を受け付ける(画面表示要求受付手段)。
1904も錠剤マス欄1908の近傍に表示する(S203)。
制御コンピュータ3は設定された分包パターンが繰り返しであるかいなかを判断する(S205)。
ユーザは次へボタン1902を選択する。
(PTPシートガイダンス画面)
制御コンピュータ3はPTPシートガイダンス画面のユニット画面(図26)の2001を表示する。
PTPシートのままのセルベックスカプセル50mgが錠剤取出しユニットの1番にユーザによる投入が完了する
ユニットエリア2003のユニット1を選択することにより、スタートボタン(分包開始ボタン)2002の押下が有効になる。
また、セルベックスカプセル50mgのバーコードをスキャナで読み取り、照合されると、スタートボタン2002の押下が有効になる。
制御コンピュータ3はスタートボタン2002が押下されたかを判断する(S104)。
(分包スタート)
制御コンピュータ3はトータルの分包数(63包等)に基づいて、46包目以降に残っている2回目の分包動作が必要かいなかを判断する(S106)。
S106で制御コンピュータ3は予め設定された分包数が、錠剤マス103に一回に手撒きで投入できる許容数を超過しているかいなかを判断する。
手撒き錠剤セットカウント2503へ1を設定する。さらに、監視タイマー部1106で、状態変数部1105を監視している。
よって包装装置5は2回目の錠剤マスへユーザが錠剤をセットする為に、包装動作を一時停止する(S107)。
制御コンピュータ3はスタートボタン(再開指示)1932が押下されたかを判断する(S109)。
制御コンピュータ3はによりS106でないと判断されると、包装動作が終了し包装動作部1112は停止して作業終了となる。
図39を説明する。
5 薬剤包装装置
10 錠剤供給装置
17 検出機構
18 錠剤シートが載置される載置台
24 導入シュート
30 排出口
39 下部ローラ
50 錠剤
51 錠剤シート(PTPシート)
52 錠剤収容部
83 内部押圧体
84 外部押圧体
93 第1昇降体
94 カム
98 第2昇降体
99 カム
103 錠剤マス
104 タッチパネルLCD
203 PTPシート投入口
204 光学センサ
400 錠剤供給ユニット
401 錠剤導入路
505 メインホッパ
701 包装装置内の包装ユニット
702 ロール紙送出機構
703 包装機構
704 包装機構
705 分断機構
706 プリンタ
801 分断用のミシン目
802 1つの包み
803 1つの包みに分包された錠剤(薬剤)。
1901 ガイダンス画面
1907 錠剤名画面
1908 錠剤マス画面
1912 マス配列
1913 錠剤アイコン
Claims (10)
- 手撒き錠剤を1包毎に投入する錠剤マスと、前記錠剤マスに手撒きの錠剤を投入すべきマス配列を案内するための錠剤マス画面を表示する表示部を備える薬剤包装装置であって、
複数の服用時と当該服用時ごとに固有な配色とをそれぞれ対応づけた服用時配色データを記憶する服用時配色記憶手段と、
複数の服用時に応じた錠剤マス画面の表示要求を受け付ける画面表示要求受付手段と、
前記錠剤マス画面において複数の服用時を識別可能なように、前記表示要求を受け付けた錠剤マス画面を前記服用時配色データが記憶する前記固有な配色ごとのマス配列に区分して表示する区分表示制御手段と、
を備えることを特徴とする薬剤包装装置。 - 前記複数の服用時に応じた錠剤マス画面の表示要求をする前記複数の服用時の中の1つの服用時と、服用が開始される時点とが関連づけて記憶され、
服用が開始される時点を含んだ複数の服用時に応じた錠剤マス画面の表示要求を受け付けた場合には、前記区分表示制御手段が前記固有な配色別に区分して表示するともに、前記服用が開始される時点に対応する服用時に関連づけされている配色がはじめに包装されるマス配列になるように前記区分して表示するマス配列の配色の並びを替える配色並替手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の薬剤包装装置。 - 前記表示される錠剤マス画面において、前記服用時配色データにより固有な配色にそれぞれ対応づけられている服用時の名称を前記区分表示制御手段が前記固有な配色別に区分して表示するマス配列の近傍に表示する服用時名称表示手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の薬剤包装装置。 - 前記服用時配色データに記憶させる服用時ごとに固有な配色を、ユーザ所望の配色群から指定する配色指定手段と、
前記指定されたユーザ所望の配色を、前記表示要求を受け付けた錠剤マス画面において前記服用時配色データが記憶する前記固有な配色ごとのマス配列に区分して表示するべく、前記複数の服用時と当該服用時ごとに固有な配色として登録する配色登録手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の薬剤包装装置。 - 前記表示部に、前記錠剤マスに手撒きの錠剤を投入すべき錠剤名の一覧を案内するための錠剤名画面を表示する錠剤名表示手段と、
前記表示される錠剤マス画面のマス内に、前記錠剤名画面において案内されている錠剤名を、当該錠剤名毎にそれぞれ対応する錠剤アイコンで色分けして表示する錠剤アイコン表示手段と、
前記表示される錠剤名画面の錠剤名の一覧から、ユーザ所望の錠剤名を選択させる錠剤名選択手段と、
をさらに備え、
前記錠剤名選択手段により、前記ユーザ所望の錠剤名が選択された場合には、前記錠剤マス画面のマス中に前記錠剤名毎に色分けされた錠剤アイコンを表示したままで、前記錠剤マス画面において複数の服用時を識別可能なようにマス配列に区分して表示している固有な配色が消去されるように、前記区分表示制御手段が表示制御することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の薬剤包装装置。 - 手撒き錠剤を1包毎に投入する錠剤マスと、前記錠剤マスに手撒きの錠剤を投入すべきマス配列を案内するための錠剤マス画面を表示する表示部を備える錠剤供給装置であって、
複数の服用時と当該服用時ごとに固有な配色とをそれぞれ対応づけた服用時配色データを記憶する服用時配色記憶手段と、
複数の服用時に応じた錠剤マス画面の表示要求を受け付ける画面表示要求受付手段と、
前記錠剤マス画面において複数の服用時を識別可能なように、前記表示要求を受け付けた錠剤マス画面を前記服用時配色データが記憶する前記固有な配色ごとのマス配列に区分して表示する区分表示制御手段と、
を備えることを特徴とする錠剤供給装置。 - 手撒き錠剤を1包毎に投入する錠剤マスを備える薬剤包装装置と通信可能に接続され、前記錠剤マスに手撒きの錠剤を投入すべきマス配列を案内するための錠剤マス画面を表示する表示部を備える制御コンピュータであって、
複数の服用時と当該服用時ごとに固有な配色とをそれぞれ対応づけた服用時配色データを記憶する服用時配色記憶手段と、
複数の服用時に応じた錠剤マス画面の表示要求を受け付ける画面表示要求受付手段と、
前記錠剤マス画面において複数の服用時を識別可能なように、前記表示要求を受け付けた錠剤マス画面を前記服用時配色データが記憶する前記固有な配色ごとのマス配列に区分して表示する区分表示制御手段と、
を備えることを特徴とする制御コンピュータ。 - 手撒き錠剤を1包毎に投入する錠剤マスを備える錠剤供給装置と通信可能に接続され、前記錠剤マスに手撒きの錠剤を投入すべきマス配列を案内するための錠剤マス画面を表示する表示部を備える制御コンピュータであって、
複数の服用時と当該服用時ごとに固有な配色とをそれぞれ対応づけた服用時配色データを記憶する服用時配色記憶手段と、
複数の服用時に応じた錠剤マス画面の表示要求を受け付ける画面表示要求受付手段と、
前記錠剤マス画面において複数の服用時を識別可能なように、前記表示要求を受け付けた錠剤マス画面を前記服用時配色データが記憶する前記固有な配色ごとのマス配列に区分して表示する区分表示制御手段と、
を備えることを特徴とする制御コンピュータ。 - 手撒き錠剤を1包毎に投入する錠剤マスと、前記錠剤マスに手撒きの錠剤を投入すべきマス配列を案内するための錠剤マス画面を表示する表示部と、複数の服用時と当該服用時ごとに固有な配色とをそれぞれ対応づけた服用時配色データを記憶する服用時配色記憶手段と、を備える薬剤包装装置の制御方法であって、
前記薬剤包装装置の画面表示要求受付手段が、複数の服用時に応じた錠剤マス画面の表示要求を受け付ける画面表示要求受付工程と、
前記薬剤包装装置の区分表示制御手段が、前記錠剤マス画面において複数の服用時を識別可能なように、前記表示要求を受け付けた錠剤マス画面を前記服用時配色データが記憶する前記固有な配色ごとのマス配列に区分して表示する区分表示制御工程と、
を含むことを特徴とする制御方法。 - 手撒き錠剤を1包毎に投入する錠剤マスと、前記錠剤マスに手撒きの錠剤を投入すべきマス配列を案内するための錠剤マス画面を表示する表示部と、複数の服用時と当該服用時ごとに固有な配色とをそれぞれ対応づけた服用時配色データを記憶する服用時配色記憶手段と、を備える薬剤包装装置で読み取り実行可能なプログラムであって、
前記薬剤包装装置を、
複数の服用時に応じた錠剤マス画面の表示要求を受け付ける画面表示要求受付手段と、
前記錠剤マス画面において複数の服用時を識別可能なように、前記表示要求を受け付けた錠剤マス画面を前記服用時配色データが記憶する前記固有な配色ごとのマス配列に区分して表示する区分表示制御手段と、
して機能させることを特徴とするプログラム。
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