JP2013159389A - 錠剤供給システムおよび制御方法。 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】錠剤を供給する錠剤供給装置と、錠剤供給装置から供給された錠剤を包装シートに包装する薬剤包装装置による薬剤包装システムが、錠剤シートの錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す押出し機構と、押出し機構により取り出された錠剤を供給するシート錠剤供給機構と、予め錠剤シートから取り出されている錠剤を供給する手撒き錠剤供給機構と、シート錠剤供給機構または前記手撒き錠剤供給機構の少なくとも1つから供給された1包に包装される数の錠剤を1包毎の包装シートに包装する包装機構と、を備える。
【選択図】 図1
Description
図1は、薬剤包装装置5と錠剤供給装置10を示す図である。
錠剤供給装置10及び錠剤供給装置から供給された錠剤を包装する包装装置5とで構成されている錠剤供給システム(薬剤包装システム)である。
1は錠剤取出ユニットであり、錠剤シートから錠剤を取り出すユニットである。
錠剤供給装置は複数の錠剤取出ユニットを備えているが、錠剤取出ユニットの数は1でもよい。
5は包装装置であり、錠剤供給装置の錠剤取出ユニットから供給された錠剤を包装する装置である。
10は錠剤供給装置であり、錠剤取出ユニットにより錠剤シートから錠剤を取り出して供給する。錠剤供給装置は複数の錠剤取出ユニットを備えている。
錠剤供給装置10は、複数の錠剤をそれぞれ錠剤収容部に封入した錠剤シートから錠剤を取り出して供給する。
錠剤供給装置10は、1または複数の錠剤取出しユニットと、錠剤取出しユニットで取り出された錠剤を供給する供給ユニットとを備えている。
104はLCD操作パネルである。使用者による包装数等の入力や、スタートボタンにより包装動作の開始指示を受け付ける部分である。
図2を説明する。
図2は、錠剤供給装置を示す図である。
錠剤供給装置を正面側から見た図である。
203は半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シートの投入口である。
図3を説明する。
図3は、錠剤取出ユニット10の内部構造を示す図である。
錠剤取出ユニットを正面側から見た図である。
51は半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シートである。
図4を説明する。
図4は、錠剤取出ユニットの内部構造(断面)を示す図である。
錠剤シート投入口へシートをセットし、PTPシートを除包位置(錠剤の取出位置)まで搬送を行った際の図である。
39は下部ローラである。
下部ローラは駆動源により回転駆動可能であり、シート部の下面に当接して錠剤シートに進行方法への力を加えることができる。
上部ローラは、駆動源により回転駆動可能であり、シート部の上面に当接して錠剤シートに進行方向への力を加えることができる。
上部ローラの幅方向の位置は、2列の錠剤収容部の間に相当する位置であるため、上部ローラは錠剤収容部52に当接することはない。
24は導入シュートである。
導入シュート24により半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シートから押出し機構により取り出された錠剤が供給される(シート錠剤供給機構)。
導出シュート24は、排出口に落とし込まれた錠剤を導くものであって、排出口を含む大きさの上部開口を有し、載置台の下面側に設けられている。
錠剤取出しユニットは、載置台上の錠剤シートの錠剤収容部を押圧する速度を変更させる変更機構をさらに有している。
押出し機構は、より高速に変更された速度で錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)する。
押出し機構は、錠剤収容部の中央付近を押圧する内側押圧体83と、中央付近よりも外側の部分を押圧する外側押圧体84とを含んでいる。
内側押圧体と外側押圧体とが独立して動作することで錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す。
押出し機構は、内側押圧体よりも先に外側押圧体により錠剤収容部を押圧させる。
錠剤取出機構(押出し機構)は、外側押圧体を昇降させる第1昇降機構と、内側押圧体を昇降させる第2昇降機構とを有する。
錠剤取出しユニットは、錠剤収容部の押圧をするまえに、押圧される錠剤収容部の長さを検出する検出機構17をさらに有している。
錠剤供給装置は、検出した錠剤収容部の長さに基づいて所定の距離を算出する算出手段をさらに有している。
検出機構17は、押圧される錠剤収容部の長さを検出するとともに押圧される錠剤収容部の位置をさらに検知する。
錠剤供給装置は、検知された錠剤収容部の位置に基づいて、押圧される位置までの搬送距離を算出する算出手段をさらに有する。
搬送機構39は、搬送距離により載置台上の錠剤収容部が押圧される位置まで錠剤シートを搬送する。
搬送機構39は、所定の距離だけ前方または後方に錠剤シートを搬送する。
図5を説明する。
図5は、錠剤供給装置の内部構造を示す図である。
錠剤供給装置を背面側から見た図である。
錠剤落下検知機構204は、光学センサと落下錠剤カウンタとを有する。
錠剤供給装置は、押圧により錠剤収容部から錠剤が取り出されたかいなかを判定するべく、取り出された錠剤を検知する検知機構204を有している。
錠剤供給装置は、錠剤収容部から取り出された錠剤の個数を計数(カウント)するべく、取り出された錠剤を検知する検知機構204を有している。
包装装置5にエラー処理を実行させるべく要求するエラー処理要求工程(錠剤供給方法)。
錠剤供給装置は、押出し機構が押圧動作中であるかいなかを判断する判断手段をさらに有する。
検知機構204は、判断手段により押圧動作中であると判断されている場合には、所定の個数を少なくとも1に設定する。
検知機構は204、判断手段により押圧動作中ではないと判断されている場合には、所定の個数を0に設定することを特徴とする。
401は、錠剤導入路である。錠剤シートから取り出され落下した錠剤を導入シュート24から第1集積ホッパに中継する。
図6を説明する。
図6は、錠剤供給ユニット400の内部構造を示す図である。
402は第1集積ホッパである。錠剤シートから取り出され落下した錠剤を集積する。
501は第2集積ホッパである。第1集積ホッパで集積された錠剤をさらに集積する。
502は第1の送り出し機構である。第2集積ホッパで集積された錠剤を第3の集積ホッパに移動させる。
503は第3集積ホッパである。送り出された錠剤を集積する。
504は第2の送り出し機構である。第3集積ホッパで集積された錠剤をメインホッパに移動させる。
505はメインホッパである。送り出された錠剤を集積し、包装シート(分包紙)の中に集積した錠剤を投入する。
図7を説明する。
図7は、包装ユニット701の内部構造を示す図である。
702は包装シートが連なるロール紙を包装機構に送り出すロール紙送出機構である。
703は加熱溶着により、包装シートの中に投入された錠剤を包装シートの中に封入する(包装機構)。
704は加熱溶着により、包装シートの中に投入された錠剤を包装シートの中に封入する(包装機構)。
705は、連なるロール紙を1包毎の包装シートに分断するための分断用ミシン目を包装シートに形成する。(分断機構)
706はプリンタであり、包装シートに、日付、患者データ、エラー情報を印字する(印字機構)。
包装装置5は、要求を受け付ける受付手段を有している。
包装装置5は、取り出された錠剤を個別の包装シート毎に分けて包装する包装機構704を有している。
包装装置5は、個別の包装シート毎の情報を印字する印字機構706を有している。
印字機構706は、受付手段が要求を受け付けた場合に、所定の個数を超えた錠剤が包装されている個別の包装シートにエラー処理にかかる情報を印字する。
エラー処理にかかる情報とは、押圧動作による異物の混入を報知する情報である。
エラー処理にかかる情報とは、押圧動作によらない取出しミスを報知する情報である。
包装装置5または錠剤供給装置10のいずれか1方は、取り出された錠剤が、包装機構704よりに包装されるタイミングを制御する制御手段を有している。
図8を説明する。
図8は、包装ユニット701の内部構造を示す図である。
801は隣り合う一包化された包装シートの境界部分に形成された分断用ミシン目である。
802は一包化された包装シートである。エラー処理が発生した包装シートにはエラー情報の内容が印字(印刷)されている。
50は一包化された錠剤である。
図9を説明する。
図9は薬剤分包機上部にある手撒き錠剤部103とそれを構成する錠剤マスの拡大図である。
901は手撒きによる錠剤をセットする錠剤マス(ここでは4番目のマス)である。
予め半端な数の錠剤が残っている錠剤シートから取り出されている錠剤を供給する(手撒き錠剤供給機構)。
50は錠剤(3錠)である。
図10を説明する。
図10は、関連する制御システムの構成図である。
5は薬剤分包機である。メイン制御用CPU1502及びLCD操作パネル制御用CPU1503の2つの制御用CPUで構成される。
1502は薬剤分包機5を制御するためのCPUである。他のCPUとの通信に加え、薬剤分包機に搭載している各動作部分の制御を行っている。
「手撒き錠剤置き換え機能」について、実施例を示す。
外部コンソールから操作を行い、錠剤取り出し装置は1番を選択、処方内容は毎食後各3錠で3日分とし、合計包装数は1日3回×3日分より9包である。
次に、ユニット画面への切り替えボタンをクリックして、ユニット画面を表示する。
ここで、予約ボタンをクリックして、予約リストに処方データを予約登録し、外部コンソールでの準備が完了となる。予約リストの状態になる。
最後に、スタートボタンをクリックして包装動作を開始する。図13はこれらの設定での処方データの内容である。
図11を説明する。
図11は、外部コンソールが表示するメイン画面である。
1901は、予約リストである。入力した処方内容の処方データをリスト表示する。
1902は、患者情報エリアである。患者情報の基本的な患者名等の情報を入力するエリアである。
1903は、予約ボタンである。入力した処方内容の処方データを、予約リストに予約登録する。
1904は、スタートボタンである。予約リストに登録されている処方データの内容で包装動作を開始することが出来る。
1905は、処方編集ボタンである。クリックすると、処方編集画面を表示する。
図12を説明する。
図12は「手撒き錠剤置き換え機能」を利用した実施例における、外部コンソールが表示する処方編集画面である。
2001は、用法リストである。あらかじめ登録されている用法内容を1つ選択して、用法を設定する。例えば、分3朝昼夕食後などの用法が登録されている。
2002は、処方画面である。処方内容の基本情報を入力する画面である。
2003は、日回数入力欄である。例えば、3を入力すると3日分と解釈される。
ここでは3日分が入力されている。つまり1日3回であるので3回×3日の9包が分包される。
2012は、ユニット画面への切り替えボタンである。クリックするとユニット画面を表示する。
2014は、服用パターン入力エリアである。前記で選択した用法内容に従って、各服用時点に包装する錠剤数を入力する。
ここでは朝食後3錠、昼食後3錠、夕食後3錠(1日3回)が入力されている。つまり1回(1包)あたり3錠であるので3錠×9包の27錠が使用される。
2015は、OKボタンである。入力した内容を確定し、画面を閉じる。
2016は、手撒き錠剤数入力欄である。
ここで入力された手撒き錠剤数2016が、図13の処方データに記憶される手撒きに置き換えられる錠剤数2205となる。
2017は、薬品の設定ボタンである。薬品の設定ボタンが押下されると図19の薬品の選択画面を表示する。
図13を説明する。
図13は「手撒き錠剤置き換え機能」を利用した実施例における、処方データの内容である。
メイン制御用CPU1502は送信された処方データを記憶部に記憶する(処方データ記憶手段)。
つまり包装動作における動作内容を決定づけるデータで構成されているが、ここでは、今回の発明に関連する項目のみを抜粋している。
2202は「手撒き錠剤置き換え機能」を利用した実施例における動作させる錠剤取り出し装置の情報1である。
2203は「手撒き錠剤置き換え機能」を利用した実施例における錠剤取り出し装置番号配列であり、装置番号は1番のみが指定されている。
2204は「手撒き錠剤置き換え機能」を利用した実施例における錠剤数(1包に包装される数)であり、ここでは3錠である。
1包あたりで錠剤取り出し装置で取り出す錠剤数である。
つまり、動作させる錠剤取り出し装置の情報nである。nは錠剤供給装置が搭載している錠剤取り出し装置の数である。
図14を説明する。
S1801では、処方データ1701内の錠剤数1705を錠剤取り出し装置で取り出す錠剤数として取得している。この後、S1802へ遷移する。
S1802では、置き換え錠剤数カウンタが0であるかをチェックする。0である場合はS1803へ遷移し、0以外である場合はS1804へ遷移する。
ここでは手撒き錠剤供給機構から供給される錠剤があるかいなかを判断している(手撒き供給判断手段)。
なおここでは処方データ内に記憶される錠剤の個数に基づいて、手撒き錠剤供給機構901から供給される錠剤があるかいなかを判断している。
ここでは手撒き供給判断手段により錠剤がないと判断された場合であり、シート錠剤供給機構が1包に包装される数の錠剤を供給する。
S1805では、手撒き錠剤部を動作させスライド部1101の1マス分の錠剤を包装する。この後はS1806へ遷移する。
ここでは手撒き供給判断手段により錠剤があると判断された場合であり、手撒き錠剤供給機構が当該1包に包装される数の錠剤を供給する。
S1808では、取り出し錠剤数を手撒き置き換え数カウンタの値を引いた値で修正している。
図15を説明する。
置き換え錠剤数カウンタの数字は残数(手撒き錠剤供給機構からまだ供給されていない残りの錠剤の個数)の変化を示している。
図16を説明する。
図16は「手撒き錠剤置き換え機能」を利用した実施例における、包装された錠剤のイメージ図である。
包装シート毎(1包毎)に包装されている錠剤を表している。
黒丸は手撒き錠剤供給機構901から供給された錠剤(アルダクトンA錠)を示している。
白丸はシート錠剤供給機構24から供給された錠剤(アルダクトンA錠)を示している。
次に、「錠剤取り出し装置切り替え機能」について、実施例を示す。
処方内容は毎食後各1錠で30日分とする。また、この場合の合計薬包数は、分3×30日分の90包分作成されることになる。
始めに、外部コンソールのメイン画面の患者情報エリアへ図11の内容の患者情報を入力し、
同様に、番号2の錠剤取り出し装置ボタンをクリックして設定を有効にして、薬品の選択ボタンをクリックして薬品の選択画面を表示する。
薬品の選択画面で、同じくアルダクトンA錠25mgを入力してOKボタンを押す。
最後に、スタートボタンをクリックして包装動作を開始する。図21はこれらの設定での処方データの内容である。
図17を説明する。
図17は錠剤供給装置制御用CPU1505の状態遷移図及び各状態の説明表である。
図18を説明する。
図19を説明する。
3101は、OKボタンである。選択した薬剤情報を決定して、画面を閉じる。
3102は、薬品名またはバーコード入力欄である。選択した薬剤名を表示する。
3103は、検索リストである。薬剤の候補を表示する。また、選択した薬剤は、薬品名またはバーコード入力欄に反映される。
図20を説明する。
図20はメイン制御用CPU1502がRAM上に保持している錠剤取り出し装置グループ情報の構成を表した図である。
グループ情報にはシート錠剤供給機構に錠剤を供給できる複数の押出し機構を関連付けて記憶している(押出しグループ記憶手段)。
2501は錠剤取り出し装置グループ情報である。電源投入直後には各データは未登録の状態である。
2502は錠剤取り出し装置番号配列(装置番号1〜6)であり、1グループを構成する錠剤取り出し装置番号がそれぞれ保管されているデータ配列である。
2503は装置番号データ参照位置であり、配列構造である2502のどの位置が現在の参照位置であるかを示す配列番号である。
図21を説明する。
図21は、「錠剤取り出し装置切り替え機能」を利用した実施例における、処方データの内容である。
3301は「錠剤取り出し装置切り替え機能」を利用した実施例における包装数であり、ここでは90包である。
3302は「錠剤取り出し装置切り替え機能」を利用した実施例における動作させる錠剤取り出し装置の情報1である。
3303は「錠剤取り出し装置切り替え機能」を利用した実施例における錠剤取り出し装置番号配列であり、装置番号は1番と2番が指定されている。
3304は「錠剤取り出し装置切り替え機能」を利用した実施例における錠剤数であり、ここでは1錠である。
図22を説明する。
図22は、メイン制御用CPU1502が処方データ1701を受信した時点で行う、錠剤取り出し装置グループ情報の更新処理のフローチャートである。
図23を説明する。
S2702では、S2701で取得した装置番号の錠剤取り出し装置を動作させている。
この後、動作開始処理を終了する。
図24を説明する。
図24は、メイン制御用CPU1502が図23の処理に続いて実行する錠剤取り出し装置の状態を監視する様子を表すフローチャートである。
ここでは始めに取り出しを開始した押出し機構により取り出し可能な錠剤数が不足するかいなかを判断している(シート供給判断手段)。
取り出し可能な錠剤数が不足すると判断された場合には、S2803に進む。
S2804では、PTP不足エラー(取り出し可能な錠剤数の不足エラー)を表示する。この後、錠剤取り出し装置の動作監視処理を終了する。
S2805では、装置番号データ参照位置2503を1データ先へ更新する。その後S2806へ遷移する。
S2807では、PTP不足エラーを表示する。この後、錠剤取り出し装置の動作監視処理を終了する。
図25を説明する。
S2901では、エラー解除命令によって錠剤供給装置制御用CPU1505を待機中S1601へ状態遷移させる。この後、S2902へ遷移する。
S2903では、図23で示す錠剤取り出し装置の動作開始処理を呼び出している。この後、PTPシート不足エラーからの復帰処理を終了する。
5 包装装置(薬剤包装装置)
10 錠剤供給装置
17 錠剤収容部検出機構(光学センサ)
18 載置台
50 錠剤
51 錠剤シート(PTPシート)
52 錠剤収容部(シートポケット)
55 封止シート(アルミ箔)
83 内側押圧体(押し出し板)
84 外側押圧体(ブロック)
98 第2昇降体(押し出し板用)
93 第1昇降体(ブロック用)
99 カム(押し出し板用)
94 カム(ブロック用)
39 錠剤シート搬送機構(下部ローラ)
24 導入シュート(シート錠剤供給機構)
203 錠剤シート投入口
204 錠剤検知機構(光学センサ)
300 除包位置
301 検出位置
400 錠剤供給ユニット
701 包装ユニット
901 錠剤マス(手撒き錠剤供給機構)
Claims (8)
- 錠剤を供給する錠剤供給装置と、前記錠剤供給装置から供給された錠剤を包装シートに包装する薬剤包装装置による錠剤供給システムであって、
錠剤シートの錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す押出し機構と、
前記押出し機構により取り出された錠剤を供給するシート錠剤供給機構と、
予め錠剤シートから取り出されている錠剤を供給する手撒き錠剤供給機構と、
前記シート錠剤供給機構または前記手撒き錠剤供給機構の少なくとも1つから供給された1包に包装される数の錠剤を1包毎の包装シートに包装する包装機構と、
を備えることを特徴とする錠剤供給システム。 - 前記手撒き錠剤供給機構から供給される錠剤があるかいなかを判断する手撒き供給判断手段をさらに備え、
前記手撒き供給判断手段により錠剤がないと判断された場合には前記シート錠剤供給機構が前記1包に包装される数の錠剤を供給し、前記手撒き供給判断手段により錠剤があると判断された場合には前記手撒き錠剤供給機構が当該1包に包装される数の錠剤を供給することを特徴とする請求項1に記載の錠剤供給システム。 - 前記手撒き供給判断手段により錠剤があると判断されたあとに、前記1包に包装される数と前記手撒き錠剤供給機構から供給できる錠剤の個数とに応じて、前記手撒き錠剤供給機構から供給される錠剤の個数が前記1包に包装される数に不足しているかいなかを判断する不足判断手段をさらに備え、
前記不足判断手段により不足していると判断された場合には、前記1包に包装される数になるように前記手撒き錠剤供給機構が錠剤を供給するとともに前記シート錠剤供給機構が前記不足している数の錠剤を供給することを特徴とする請求項2に記載の錠剤供給システム。 - 前記手撒き錠剤供給機構から供給できる錠剤の個数を記憶する処方データ記憶手段をさらに備え、
前記手撒き供給判断手段は、前記記憶する錠剤の個数に基づいて、前記手撒き錠剤供給機構から供給される錠剤があるかいなかを判断することを特徴とする請求項3に記載の錠剤供給システム。 - 前記処方データ記憶手段は前記1包に包装される数をさらに記憶し、
前記不足判断手段は、前記記憶する錠剤の個数及び前記1包に包装される数に基づいて、前記手撒き錠剤供給機構から供給できる錠剤の個数が前記1包に包装される数に不足しているかいなかを判断することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の錠剤供給システム。 - 前記手撒き錠剤供給機構が錠剤を供給した場合には、前記記憶する錠剤の個数を前記手撒き錠剤供給機構からまだ供給されていない残りの錠剤の個数に更新する更新手段をさらに備え、
前記手撒き供給判断手段は、前記更新された残りの錠剤の個数に基づいて前記手撒き錠剤供給機構から供給される錠剤があるかいなかを判断し、
前記手撒き錠剤供給機構は、前記更新された残りの錠剤の個数が0になるまで、錠剤の供給を継続することを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか1項に記載の錠剤供給システム。 - 複数の前記押出し機構を有し、
前記シート錠剤供給機構に錠剤を供給できる複数の押出し機構を関連付けて記憶する押出しグループ記憶手段と、
始めに取り出しを開始した押出し機構により取り出し可能な錠剤数が不足するかいなかを判断するシート供給判断手段と、
前記シート供給判断手段により前記取り出し可能な錠剤数が不足すると判断された場合に、前記シート錠剤供給機構が、前記関連付けられている複数の押出し機構により取り出された錠剤を供給することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の錠剤供給システム。 - 錠剤を供給する錠剤供給装置と、前記錠剤供給装置から供給された錠剤を包装シートに包装する薬剤包装装置による錠剤供給システムの制御方法であって、
押出し機構が、錠剤シートの錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す押出し工程と、
シート錠剤供給機構が、前記押出し工程により取り出された錠剤を供給するシート錠剤供給工程と、
手撒き錠剤供給機構が、予め錠剤シートから取り出されている錠剤を供給する手撒き錠剤供給工程と、
包装機構が、前記シート錠剤供給工程または前記手撒き錠剤供給工程の少なくとも1つから供給された1包に包装される数の錠剤を1包毎の包装シートに包装する包装工程と、
を含むことを特徴とする制御方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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