JP5862748B2 - コンピュータ、錠剤供給装置、調剤装置、その制御方法とプログラム - Google Patents

コンピュータ、錠剤供給装置、調剤装置、その制御方法とプログラム Download PDF

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本発明は、コンピュータ、錠剤供給装置、調剤装置、その制御方法とプログラムの技術に関する。
近年、調剤業務においては、処方する薬剤を一包ずつ分包する分包装置が用いられている。そして、分包装置に錠剤を供給するための方法として、錠剤自動供給装置を用いる方法と、手撒き供給装置を用いる方法がある。
錠剤自動供給装置とは、錠剤や錠剤シート(PTPシート)をあらかじめ装置にセットし、そこから所定量ずつ錠剤を取り出して分包装置に供給する装置である。そして、手撒き供給装置とは、供給したい分量の錠剤を、ユーザが一包分ずつ装置にセットし、これを分包装置の分包のタイミングに合わせて一包分ずつ供給する装置である。
錠剤自動供給装置のメリットは、手撒き供給装置に比べ、一包分ずつ錠剤を分けてセットしなくてよい分だけ労力が少なくて済むことである。そして、デメリットは、1錠未満の単位(小数単位)の錠剤供給ができないことである。つまり、1錠単位(整数単位)でしか錠剤供給ができない。
これに対し、手撒き供給装置のメリットは、1錠未満の単位(小数単位)の錠剤の錠剤供給に対応できることある。これは、予め錠剤を任意の大きさに分割して錠剤をセットすることができるためである。したがって、小数部分を含む処方データの錠剤を分包装置に供給するためには、手撒き供給装置を用いて錠剤を分包装置に供給するか、錠剤自動供給装置と手撒き供給装置とを併用して錠剤を分包装置に供給する必要がある。
そして、1包あたりの薬剤量を1錠1単位として示した値が、整数部分と小数部分からなる場合、双方の装置のメリットを生かし、整数部分に該当する錠剤を錠剤自動供給装置、小数部分は手撒き処理で、それぞれ供給することが多い。
本発明は、処方データに従って錠剤を供給する錠剤供給装置と通信が可能に接続されるコンピュータであって、封入されている錠剤の種類と錠剤1錠当たりの薬剤量を含む情報を、錠剤シート毎に対応づけて記憶する記憶手段と、錠剤の種類毎の錠数を受け付ける受付手段と、前記受け付けた錠数を1錠単位として示した値に小数部分が存在する場合には、当該小数部分の錠数を換算可能な錠剤シートであって、前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが前記記憶手段に記憶されているか否かを判定するシート判定手段と、前記シート判定手段が、前記小数部分の錠数を換算可能な前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが前記記憶手段に記憶されていると判定した場合に、前記小数部分が存在する錠剤には種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが存在する旨を通知する第1の通知手段とを備えることを特徴とする。
このような場合において、従来、ユーザの手撒き処理の負荷を軽減するために、特許文献1に示すような方法が考案されている。この方法によれば、処方せんデータを基に、手撒き作業を支援するためのデータ(手撒き供給装置の処理データ)を生成できる。
特開2004−358266号公報
しかし、そもそも小数部分の分量を代替可能な錠剤が存在し、その錠剤を錠剤自動供給装置から供給することができれば、更に効率的である。なぜならば、手で錠剤を分割する手も省けるし、一包分ずつ手撒き供給装置に分割した錠剤をセットする必要もなくなるからである。さらに、手撒きによる撒き間違いの防止や、錠剤を手で分割する場合と比して錠剤の分量のばらつきを抑える効果も期待できる。
例えば、先の「AAA錠10mgを0.5錠」の場合を考える。この場合、「AAA錠5mgを1錠」のような、同じ錠剤で小数部分の薬剤量を整数倍の錠剤数として換算できる薬剤量の錠剤を封入した錠剤シートがあれば、「AAA錠10mg」の錠数の小数部分の分量を、代替する錠剤で分包装置に供給することも可能となる。
また、全ての錠剤を手撒き装置を用いて分包装置に供給する場合も、小数部分を代替できる同じ種類の分量の異なる錠剤が存在しこれを用いることができれば、錠剤を手で分割する手間が省け、分割の際の錠剤の分量のばらつきを抑える効果も期待できる。
また、調剤装置を用いて錠剤シートを供給する場合も、小数部分を代替できる同じ種類の分量の異なる錠剤が存在しこれを用いることができれば、錠剤をカッターで分割する手間が省け、分割の際の錠剤の分量のばらつきを抑える効果も期待できる。
そこで本願発明は、錠剤の処方データに小数部分が含まれる場合に、同じ種類で分量の異なる1錠単位のデータに代替可能な錠剤や錠剤シートの存在を、通知する仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、処方データに従って錠剤を供給する錠剤供給装置と通信が可能に接続されるコンピュータであって、錠剤1錠当たりの薬剤量を含む情報を、錠剤シート毎に対応づけて記憶する記憶手段と、錠剤の種類毎の錠数を受け付ける受付手段と、前記受け付けた錠数を1錠単位として示した値に小数部分が存在する場合には、当該小数部分の錠数を換算可能な前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤シートが前記記憶手段に記憶されているか否かを判定するシート判定手段と、前記シート判定手段が記憶されていると判定した場合に、前記小数部分が存在する錠剤には種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤シートが存在する旨を通知する第1の通知手段と、を備えることを特徴とする。
本発明は、処方データに従って錠剤を供給する錠剤供給装置であって、錠剤1錠当たりの薬剤量を含む情報を、錠剤シート毎に対応づけて記憶する記憶手段と、錠剤の種類毎の錠数を受け付ける受付手段と、前記受け付けた錠数を1錠単位として示した値に小数部分が存在する場合には、当該小数部分の錠数を換算可能な前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤シートが前記記憶手段に記憶されているか否かを判定するシート判定手段と、前記シート判定手段が記憶されていると判定した場合に、前記小数部分が存在する錠剤には種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤シートが存在する旨を通知する第1の通知手段と、を備えることを特徴とする。
本発明は、処方データに従って錠剤シートを供給する調剤装置と通信が可能に接続されるコンピュータであって、錠剤1錠当たりの薬剤量を含む情報を、錠剤シート毎に対応づけて記憶する記憶手段と、錠剤の種類毎の錠数を受け付ける受付手段と、前記受け付けた錠数を1錠単位として示した値に小数部分が存在する場合には、当該小数部分の錠数を換算可能な前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤シートが前記記憶手段に記憶されているか否かを判定するシート判定手段と、前記シート判定手段が記憶されていると判定した場合に、前記小数部分が存在する錠剤には種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤シートが存在する旨を通知する第1の通知手段と、を備えることを特徴とする。
本発明は、処方データに従って錠剤シートを供給する調剤装置であって、錠剤1錠当たりの薬剤量を含む情報を、錠剤シート毎に対応づけて記憶する記憶手段と、錠剤の種類毎の錠数を受け付ける受付手段と、前記受け付けた錠数を1錠単位として示した値に小数部分が存在する場合には、当該小数部分の錠数を換算可能な前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤シートが前記記憶手段に記憶されているか否かを判定するシート判定手段と、前記シート判定手段が記憶されていると判定した場合に、前記小数部分が存在する錠剤には種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤シートが存在する旨を通知する第1の通知手段と、を備えることを特徴とする。
本願発明により、錠剤の処方データに小数部分が含まれる場合に、同じ種類で分量の異なる1錠単位のデータに代替可能な錠剤や錠剤シートの存在を、通知する仕組みを提供することができる。
分包装置5と錠剤自動供給装置10を含む分包システムを示す図の一例を示す構成図である。 錠剤自動供給装置10を正面側から見た図の一例を示す構成図である。 錠剤取出ユニット1を正面側から見た一例を示す構成図である。 錠剤取出ユニット1の内部構造(断面)を示す図の一例を示す構成図である。 錠剤自動供給装置10の内部構造を示す図の一例を示す構成図である。 錠剤自動供給装置10の内部構造の一部の一例を示す構成図である。 包装ユニットの内部構造を示す図の一例を示す構成図である。 包装ユニットの内部構造の一部を拡大した図の一例を示す構成図である。 錠剤取出ユニット1を正面側から見た一例を示す構成図である。 錠剤自動供給装置10を正面から見た図の一例を示す構成図である。 錠剤自動供給装置10を横(正面から見て右側)から見た図の一例を示す構成図である。 錠剤自動供給装置10の一部を抜粋した図の一例を示す構成図である。 錠剤自動供給装置10の内部を横(正面から見て右側)から見た図の一例を示す構成図である。 表示端末2610に表示される、処方せんデータの入力画面の一例を示す構成図である。 錠剤シートのデータテーブルの一例を示す構成図である。 表示端末2610に表示される、ユーザが用意すべき薬剤と量を示す画面の一例を示す構成図である。 表示端末2610に表示される、必要な錠剤シートの数量と、セットすべき錠剤取出しユニット1の場所と必要な枚数を示した画面の一例を示す構成図である。 表示端末2610に表示される、分包紙に分包された錠剤(薬剤)の状態を確認する画面の一例を示す構成図である。 表示端末2610に表示される、処方せんデータ入力画面の一例を示す構成図である。 表示端末2610に表示される、手撒き作業への切り替えをユーザから受けつける受付画面の一例を示す構成図である。 表示端末2610に表示される、ユーザが用意すべき薬剤と量を示す画面の一例を示す構成図である。 表示端末2610に表示される、錠剤取出しユニット1にセットすべき錠剤シートの場所と必要錠剤シート数および、手撒きマスにセットすべき錠剤の場所と必要シート数を表示する表示画面の一例を示す構成図である。 表示端末2610に表示される、分包紙に分包された錠剤(薬剤)の状態を示した画面の一例を示す構成図である。 制御コンピュータ7が、分包システムを制御するフローの一例を示すフロー図である。 手撒き供給装置2501と散薬供給装置2502を上方から見た図の一例を示す構成図である。 制御コンピュータ7のハードウエア構成の一例を示す構成図である。 本発明の第2の実施例におけるシステム構成の一例を示す構成図である。 本発明の第2の実施例のメインフローの一例を表したフロー図である。 本発明の第2の実施例のメインフローのステップS2801のサブフローの一例を示したフロー図である。 薬剤の払出しとセッティング方法について、ユーザから指示を受付ける受付画面の一例を示した構成図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1を説明する。
図1は、分包装置(分包手段)5と錠剤自動供給装置(錠剤取出し手段)10を含む分包システムを示す図の一例を示す構成図である。
そして、分包システムは錠剤が封入された錠剤シートから錠剤を取り出す錠剤取出手段(錠剤取出しユニット1)と、前記錠剤取出手段で取り出された錠剤を分包する分包手段(分包装置5)とを備えたシステムである。
図1は、処方データに基づいた薬剤を、一包分ずつ分包する分包システムの構成図の一例である。
錠剤自動供給装置10は、処方データに基づいて錠剤シートから錠剤を除包し一包分ずつ分包装置5に供給する装置である。
錠剤取出ユニット1は、錠剤が封入された錠剤シートから錠剤を取り出す(除包する)錠剤取出手段であり、1錠剤自動供給装置10が備えているユニットである。
錠剤自動供給装置10は、錠剤取出ユニット1と、錠剤取出ユニット1で取り出された錠剤を分包装置5に供給する錠剤供給ユニットとを備える錠剤供給手段である。なお、本実施例においては、錠剤取出ユニット1は、幅方向(左右方向)に6つが並べられ、この6つの錠剤取出ユニット1からなる組が上下に3段に配置されている。すなわち、錠剤取出ユニット1は、左右に6列、上下に3段で配列されている。しかし、錠剤取出しユニットの数は、1以上あればよい。
手撒き供給装置2501は、ユーザが一包分ずつ手撒きした錠剤を、分包装置5に一包分ずつ供給する装置である。
散薬供給装置2502は、処方データに基づいて、散薬を一包分ずつ分包装置5に供給する。
散薬投入部103は、分包される散薬が投入される箇所である。そして、散薬投入部103より投入された散薬は、1分包の分量ずつ、メインホッパー505に供給される。
分包装置5は、錠剤自動供給装置10、手撒き供給装置2501、散薬供給装置2502から供給された薬剤を、一包ずつ分包する装置である。なお、分包装置は、薬剤分包機、分包機ともいう。
通信ケーブル6は、薬剤の分包装置5と制御コンピュータ7と通信可能に接続する。
制御コンピュータ7は、薬剤分包システムを制御するコンピュータである。なお、制御コンピュータ7は、薬剤分包システムのどこかに存在していればよく、各供給装置や分包装置など、他の装置の内部に内蔵されていてもよい。詳細は図25の説明の際に述べる。
図2を説明する。
図2は、錠剤自動供給装置10を正面側から見た図の一例を示す構成図である。
錠剤シートの投入口203は、錠剤シートを錠剤取出ユニット1に供給する投入口である。
図3を説明する。
図3は、錠剤取出ユニット1を正面側から見た一例を示す構成図であり、本実施例では、錠剤取出しユニット1が、2つ並んだ状態を示している。
錠剤取出ユニット1は、錠剤シート51を搬送する搬送機構と、搬送機構により搬送された錠剤シート51が載置される載置台と、載置台上の錠剤シート51の錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す押出し機構とを有している。
錠剤シート51は、錠剤を収容する錠剤収容部を有するシート本体の下面に、アルミニウム等からなる金属箔などを用いた封止シートを設けており、錠剤が錠剤収容部に密封されている。
図4を説明する。
図4は、錠剤取出ユニット1の内部構造(断面)を示す図の一例を示す構成図で、錠剤シートの投入口203に錠剤シートをセットし、錠剤シートを除包位置(錠剤の取出位置)まで搬送を行った状態を図示している。
錠剤取出ユニット1は、錠剤シートを搬送する錠剤シート搬送機構(搬送機構)と、錠剤シートが載置される載置台18と、錠剤シートから錠剤を取り出す錠剤取出機構(押出し機構)とを備えている。
下部ローラ39は、錠剤シート51を搬送するローラであり、前方(正面)から、後方に向けて搬送する。また、後方から前方(正面)に向けて搬送することも可能である。
搬送機構は、錠剤収容部の押圧を継続する前に載置台18上の押圧される位置から所定の距離だけ錠剤シート51をさらに搬送し、押出し機構が、錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)する。
導入シュート24は、載置台の下面側に設けられており、錠剤シート51から取り出された錠剤を、後述する錠剤導入路401に導くものである。すなわち、導入シュート24は、載置台の下面側に排出口を有しており、錠剤シート51から取り出された錠剤はその排出口を通り、後述する錠剤導入路401に落ちていく。なお、この導入シュート24は、錠剤取出しホッパーとも言う。
錠剤取出ユニット1は、載置台18上の錠剤シート51の錠剤収容部を押圧する速度を変更させる変更機構をさらに有している。
押出し機構は、より高速に変更された速度で錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)する。
押出し機構は、錠剤収容部の中央付近を押圧する内側押圧体83と、中央付近よりも外側の部分を押圧する外側押圧体84とを含んでいる。
内側押圧体83と外側押圧体84とが独立して動作することで錠剤シートの錠剤収容部を押圧して、錠剤シートから錠剤を取り出す。
押出し機構は、内側押圧体83よりも先に外側押圧体84により錠剤収容部を押圧させる。
内側押圧体83の先端は、ほとんどの錠剤シート51の錠剤収容部よりも面積が狭いので、内側押圧体83は錠剤を取り出す場合(下降した場合)に、錠剤シートに開いた穴から先端が突き出る。
外側押圧体84の先端は、ほとんどの錠剤シート51の錠剤収容部よりも面積が広いので、錠剤を取り出す場合(下降した場合)に、錠剤シート51に開いた穴から先端が突き出ない。つまり、錠剤シート51の錠剤収容部を押し潰すためのものである。
錠剤取出機構(押出し機構)は、外側押圧体84を昇降させる第1昇降機構と、内側押圧体83を昇降させる第2昇降機構とを有する。
第1昇降機構は、外側押圧体84が取り付けられた第1昇降体93と、回転駆動して第1昇降体93を昇降させるカム94と、第1昇降体93を上昇方向に付勢する付勢部材(ばね)とを備えている。
第1昇降体93は、前後方向にわたって延在する柱状体であり、前端部に外側押圧体84が取り付けられている。カム94は、外側押圧体84の昇降動作を考慮して設計された形状の板状体であり、駆動機構によって回転駆動する軸部に固定されている。
カム94は、第1昇降体93の上面側に設けられ、軸部の回転に伴って回転駆動し、第1昇降体93を押圧することによって高さ位置を調整し、これによって外側押圧体84の高さ位置を調整する(外側押圧体84の昇降動作を行う)ことができる。第1昇降機構は、カムの回転動作のタイミング、カムの形状、軸部に対するカムの固定位置などの設定によって、外側押圧体84の昇降動作のタイミングや変位量を任意に設定できる。
第2昇降機構は、内側押圧体83が取り付けられた第2昇降体98と、回転駆動して第2昇降体98を昇降させるカム99と、第2昇降体98を上昇方向に付勢する付勢部材(ばね)とを備えている。
第2昇降体98は、前後方向にわたって延在する柱状体であり、前端部に内側押圧体83が取り付けられている。カム99は、第2昇降体98の上面側に設けられ、軸部の回転に伴って回転駆動し、第2昇降体98を押圧して高さ位置を調整し、これによって内側押圧体83の高さ位置を調整する(内側押圧体83の昇降動作を行う)ことができる。第2昇降機構は、カム99の回転動作のタイミング、カムの形状、軸部に対するカムの固定位置などの設定によって、内側押圧体83の昇降動作のタイミングや変位量を任意に設定できる。
このため、カム94とカム99は、それぞれ第1昇降体と第2昇降体に対して互いに独立に動作可能であり、内側押圧体83と外側押圧体84は、互いに独立に昇降動作させることができる。
錠剤取出機構における2つのカムの回転動作のタイミング等は、錠剤位置検出機構の検出部からの信号に基づいて定めることができる。具体的には、検出された錠剤収容部の位置に合わせて内側押圧体83と外側押圧体84を動作させることができる。
錠剤取出ユニット1は、錠剤シートの錠剤収容部の押圧をする前に、押圧される錠剤収容部の長さを検出する検出機構17をさらに有している。
錠剤自動供給装置は、検出した錠剤収容部の長さに基づいて所定の距離を算出する手段をさらに有している。
検出機構17は、押圧される錠剤収容部の長さを検出するとともに押圧される錠剤収容部の位置をさらに検知する。
錠剤自動供給装置10は、検知された錠剤シートの錠剤収容部の位置に基づいて、押圧される位置までの搬送距離を算出する手段をさらに有する。
搬送機構(下部ローラ39、上部ローラ)は、搬送距離により載置台18上の錠剤収容部が押圧される位置まで錠剤シートを搬送する。
搬送機構は、所定の距離だけ前方または後方に錠剤シート51を搬送する。
図5説明する。
図5は、錠剤自動供給装置10の内部構造を示す図の一例を示す構成図である。
光学センサ(ビームセンサ)204は、落下物を検知するセンサである。除包された錠剤が導入シュート24内を落下する際、除包された錠剤がビームセンサ上を通過し、ビームセンサを遮光する。このビームセンサが遮光された状態をON状態とし、遮光されていない状態をOFF状態とする。このON/OFF状態を用いて落下物の有無の判定を行う。錠剤落下検出機構は、光学センサ204と落下錠剤カウンタとを有する。
錠剤自動供給装置10は、押圧により錠剤収容部から錠剤が取り出されたか否かを判定するべく、取り出された錠剤を検知する検知機構(光学センサ204)を有している。
押出し機構は、取り出された錠剤が検知されない場合には錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)し、取り出された錠剤が検知された場合には錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)しない。
錠剤導入路401は、錠剤取出しユニット1より取出された錠剤を、第1集積ホッパーに中継する導入路であり、導入シュート24と導通している。
図6を説明する。
図6は、錠剤自動供給装置10の内部構造の一部の一例を示す構成図である。
第1集積ホッパー402は、錠剤取出ユニット1により、錠剤シートから取り出された錠剤が導入シュート24を落下して通り、そして、導入シュート24から錠剤導入路401を通り、該錠剤が集積される部である。すなわち、錠剤導入路401は、第1集積ホッパー402と直接、導通している。
第2集積ホッパー501は、第1集積ホッパー402で集積された錠剤をさらに集積する。すなわち、第2集積ホッパー501は、第1集積ホッパー402と導通している。そのため、第1集積ホッパー402に落ちてきた錠剤50は、第2集積ホッパー501に落ちて集積される。
第1の送り出し機構502は、第2集積ホッパーに集積された錠剤50を第3の集積ホッパーに移動させる。
第3集積ホッパー503は、第1の送り出し機構502により送り出(移動)された錠剤を集積する。
第2の送り出し機構504は、第3集積ホッパーに集積された錠剤をメインホッパー505に移動させる。
メインホッパー505は、第2の送り出し機構504により送り出(移動)された錠剤(1回分)を集積し、包装シート(分包紙)の中に集積した錠剤を投入する。
図7および図8を説明する。
図7は、包装ユニットの内部構造を示す図の一例を示す構成図である。
図8は、包装ユニットの内部構造の一部(703、704、705)を拡大した図の一例を示す構成図である。
包装ユニット701は、分包装置5内のユニットである。
ロール紙送出機構702は、包装シートが連なるロール紙(分包紙がロール状になっている紙)を包装機構に送り出すロール紙送出機構である。
包装機構703は、メインホッパー505内に集積された錠剤(1回分の錠剤803)が包装シートの中に投入され、当該包装シートを加熱し溶着することにより、包装シートの中に投入された錠剤を、包装シートの中に封入する(包装機構)。
包装機構704は、メインホッパー505内に集積された錠剤が包装シートの中に投入され、当該包装シートを加熱し溶着することにより、包装シートの中に投入された錠剤を、包装シートの中に封入する(包装機構)。すなわち、包装機構703と、包装機構704とで、包装シートを加熱し溶着することにより、包装シートの中に投入された錠剤を、包装シートの中に封入する。
分断機構705は、連なるロール紙を1包毎の包装シート(1つの包み802)に分断するための分断用ミシン目801を包装シートに形成する。(分断機構)
プリンタ706は、包装シートに、日付、患者データ、エラー情報等を印字する(印字機構)。
以上、図7、図8に示すように、包装ユニットにより、投薬1回分の錠剤が分包される。
図9について説明する。
図9は、錠剤取出ユニット1を正面側から見た一例を示す構成図である。
カバー901は、錠剤シートの投入口203のカバーであり、これを開けることにより、錠剤シート51を投入口203に入れることが出来るようになる。
図10について説明する。
図10は、錠剤自動供給装置10を正面から見た図の一例を示す構成図である。
錠剤取出ユニット1で、錠剤シートから取り出された錠剤は、導入シュート24を通り、そして、錠剤導入路401を通り、第1集積ホッパー402に落ちていく。
図11を説明する。
図11は、錠剤自動供給装置10を横(正面から見て右側)から見た図の一例を示す構成図であり、図1で述べた錠剤供給ユニットの各構成を示している。
前述の図10の説明の通り、錠剤取出ユニット1で、錠剤シートから取り出された錠剤は、導入シュート24、錠剤導入路を通り、第1集積ホッパー402内に落ちてくる。
そして、第1集積ホッパー402を通った錠剤は、第2集積ホッパー501を通り、第1の送り出し機構502に送られる。第1の送り出し機構は、第1の中継ユニットである。
そして、第1の送り出し機構502は、錠剤を第3集積ホッパー503に送り、第3集積ホッパー503は、第2の送り出し機構504に錠剤を送る。第2の送り出し機構504は、第2の中継ユニットである。
第2の送り出し機構504は、第2の送り出し機構504に送られた錠剤を、メインホッパー505に送る。
図12を用いて、錠剤取出ユニット1から取り出された錠剤がどのように、導入シュート24、錠剤導入路401、第1集積ホッパー402を通るかについて説明する。
図12は、図10に示した錠剤自動供給装置10の一部を抜粋した図の一例を示す構成図である。すなわち、図10に示す錠剤取出ユニット1を2段分削除した図が、図12である。
図12に示す点線の矢印1201は、錠剤取出ユニット1から取り出された錠剤の移動経路を示している。
また、図12に示す通り、第1集積ホッパー402の左側の導管、及び真ん中の導管の幅は、直径が78mmである。
図13を説明する。
図13を用いて、錠剤自動供給装置10の錠剤供給ユニット400が備える各構成について説明する。
図13は、錠剤自動供給装置10の内部を横(正面から見て右側)から見た図の一例を示す構成図である。
図13に示す点線の矢印1201は、錠剤取出ユニット1から取り出された錠剤の移動経路を示している。
図14を説明する。
図14は、制御コンピュータ7が、ユーザから処方せんデータを受けつける入力部を含む画面を、表示端末2610に、表示させるべく表示指示する画面の一例である。
なお入力方法については、入力コントローラ2605を用いる方法や、表示端末2610がタッチパネルであれば、表示端末を押下して行なうなど、様々な方法が考えられる。
また、ここで言う処方せんデータとは、制御コンピュータ7が、一包毎の薬剤(錠剤や散薬)を、分包装置5に、分包させるために必要となるデータである。
そして、そのデータとは、分包手段にて分包される数を示す分包数と、1包毎に分包される薬剤の内容とを、特定する情報を含んでいる。
例えば、分包数を特定するための情報は、1日あたりの包数、錠剤の服用するタイミング、処方せんを出す日数、などがあり、1包毎に分包される薬剤の内容を特定する情報としては、各薬剤名・薬剤の分量・錠剤の錠数、などがある。
そして、制御コンピュータ7は、図14に示すような画面を通じて、ユーザが入力した処方せんデータを受付ける。なお、本実施例では、処方せんデータを一包あたりの薬剤の分量を処方せんデータとして受けつけているため、1包毎の薬剤の組み合わせが全て同一となる。しかし、一包毎の分包すべき薬剤が明確になる処方せんデータの入力の仕方であればよい。したがって、入力の受けつけ方は、薬剤の分量や種類や錠数などの分包内容が、「一包毎」、「朝・夕ごと」、「日ごと」などで異なるような処方せんデータをユーザに入力させるパターン等も考えられる。例えば、処方せんデータをユーザに入力させる構成を、「1包毎にする」、「朝・夕ごとにする」、「日ごとにする」、といったやり方である。
図15を説明する。
図15は、錠剤シート51のデータテーブル1501の一例を示す構成図である。
このデータテーブル1501は、外部メモリ2611に記憶されている。
なお、この外部メモリ2611が、錠剤シート51に封入されている錠剤の1錠当たりの薬剤量(図15の1錠の分量)を含む情報を、錠剤シート毎に記憶する記憶手段となる。詳細は、図26にて後述する。
このデータテーブル1501は、制御コンピュータ7が、小数部分を換算できる分量の錠剤を封入した錠剤や錠剤シート51があるか否かを、データテーブル1501から検索する際に用いられる。
さらに、このデータテーブル1501は、小数部分を換算できる分量の錠剤を封入した錠剤や錠剤シート51があった際、制御コンピュータ7が、そのシートが何枚必要用になるかを、制御コンピュータに、計算する際にも用いられる。
なお、制御コンピュータの7による上記の検索と計算は、図24のフローのステップS2408とステップS2409にて、行われる。
1501は、錠剤シート51のデータテーブル1501である。そして、本実施例のデータテーブル1501は、錠剤シート51に封入された錠剤の種類・名称・1錠の分量(薬剤量)、錠剤シート51の1枚あたりに封入された錠剤の数(封入総数)、小数部分を含む錠数に対応可能な代替錠剤シートの有無、シートがある場合はそのシート名や対応可能錠数などの情報を持っている。
なお、代替錠剤シートとは、錠剤シートの小数部分を換算できる錠剤シートのことを指している。
例えば、「AAA錠10mgの0.5錠」であれば、AAA錠10mgの半錠分、すなわち1錠で5mgのAAA錠を封入したシート、「AAA錠5mg」が、代替錠剤シートとなる。つまり、AAA錠10mgの0.5錠を、AAA錠5mg1錠で代替することになる。
対応可能錠数とは、代替される側の錠剤シートの小数部分が、どのような数字になった時に代替シートが適用できるかを示している。
また、AAA錠5mgとAAA錠10mgとは、同じ種類の錠剤であることは、言うまでもない。つまり、AAA錠10mgの0.5錠とAAA錠5mg1錠とは、同じ種類かつ同じ分量の薬剤なので、代替することができるのである。
例えば、「DDD錠10mg」であれば、「DDD錠2.5mg」という代替シートが存在するので、DDD錠10mgの小数部分が、DDD錠2.5mgの倍数に相当する場合が「対応可能錠数」となる。すなわち、この場合だと0.25錠(DDD錠2.5mgの1錠分)、0.5錠(DDD錠2.5mgの2錠分)、0.75錠(DDD錠2.5mgの3錠分)が、「対応可能錠数」となる。
図16を説明する。
図16は、分包装置5が薬剤を分包する際、制御コンピュータ7が、ユーザが用意すべき錠剤シート51の数と散薬の分量を含む情報とを、表示端末2610に表示させるべく表示指示する画面の一例である。
このシートの数は、図14で入力された処方せんデータと、データテーブル1501とを元に、算出されている。
例えば、図14で入力された処方せんデータと、図15のデータテーブルから算出する場合を考える。この場合、まず、AAA錠10mgの錠数「1.5錠」が、整数部分と小数部分をそれぞれ換算できるよう、制御コンピュータ7によって、同一種類の分量の違う2つの錠剤シートのデータに変換される。つまり、整数部分はAAA錠10mgのシートの枚数に、小数部分は、代替シートとなるAAA錠5mgのシートの枚数に、それぞれ変換される。なお、それぞれ必要な錠剤シート数は以下のように計算される。
まず、AAA錠10mgの整数部分を補うシートの必要枚数を求めるために、次のような計算を行う。まず、処方データに基づく必要なAAA錠10mgの錠剤の総数を求める。次に、これを分包するシートの数で割る。式に表わすと、次の通りである。
AAA錠10mgの整数部分の値×分包数÷AAA錠10mgの錠剤シートに封入された錠剤の数
=1[錠/包]×(2[包/日]×28[日])÷10[錠/シート]
=56[錠(1錠=10mg)]÷10[錠/シート]=5.6[シート]
よって、AAA錠10mgの必要なシート数は、6シートとなる。
同様に、BBB錠50mgの必要なシート数も、6シートとなる。
また、AAA錠10mgの小数部分を補うシート(つまり、AAA錠5mgのシート)の必要枚数を求めるために、次のような計算を行う。まず、処方データに基づく必要なAAA錠5mgの錠剤の総数を求める(錠剤1錠当たりの薬剤量を含む情報と前記小数部分の錠数とに基づいて、前記1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤シートを使用した場合の1錠単位の使用する数を算出する算出手段)。次に、これを分包するシートの数で割る。式に表わすと、次の通りである。
AAA錠10mgの少数部分の値×(AAA錠10mgの1錠の分量÷AAA錠5mg1錠の分量)分包数÷AAA錠10mgの錠剤シートに封入された錠剤の数
=0.5[錠/包]×(10[mg/錠]÷5[mg/錠])×(2[包/日)×28[日])÷10[錠/シート]=56[錠(1錠=5mg)]÷10[錠/シート]
=5.6[シート]
よって、AAA錠5mgの必要なシート数(代替数)は、6シートとなる。
このように、制御コンピュータ7は、値(錠剤数)の小数部分と分包数と封入総数(錠剤シートに封入された錠剤の数)とに基づいて、受付手段から受けつけた分包数の分包を行うために必要な他の錠剤シートの枚数を算出する算出手段となる。
たとえば、図15にAAA錠1mgで10錠の錠剤シートがあったとして、これを小数部分の代替の錠剤とするならば、
=0.5[錠/包]×(10[mg/錠]÷1[mg/錠])×(2[包/日)×28[日])÷10[錠/シート]=280[錠(1錠=1mg)]÷10[錠/シート]
=28[シート]
よって、AAA錠1mgの必要なシート数(代替数)は、28シートとなる。
また、代替したい小数部分がAAA錠10mg0.7錠であれば、AAA錠5mg1錠とAAA錠1mg2錠とを組み合わせて、AAA錠10mg0.7錠を代替するといった方法も考えられる。
あるいは、小数部分と整数部分とを併せて換算できる錠剤があれば、整数部分を換算するシートをゼロとして、小数部分を換算するシートのみで代替してしまってもよい。
たとえば、図15にAAA錠7.5mgで10錠の錠剤シートがあったとして、これを小数部分の代替の錠剤とするケースを考える。
この場合のシートの必要枚数は、次のように全て小数部分の扱いで算出することになる。
=1.5[錠/包]×(10[mg/錠]÷7.5[mg/錠])×(2[包/日)×28[日])÷10[錠/シート]=112[錠(1錠=1mg)]÷10[錠/シート]
=11.2[シート]
よって、AAA錠7.5mgの必要なシート数(代替数)は、12シートとなる。
そして、図16は、制御コンピュータ7が、上記の計算結果(ユーザが用意すべき錠剤シートの数)とユーザが用意すべき散薬の分量を含む情報とを、表示端末2610に、表示指示する画面の一例である。
なお、この時に、代替する錠剤シートが複数種類(たとえはAAA錠5mgの代替シートとAAA錠1mgの代替シート等)ある場合には、複数種類の錠剤シートの各枚数をそれぞれユーザに通知してもよい。
図17を説明する。
図17は、制御コンピュータ7が、図16でユーザに準備するよう指示した錠剤シート51のセットすべき場所を、表示端末2610に、表示させるべく表示指示する画面の一例である。なお本例では、制御コンピュータ7は、錠剤シート51を、錠剤取出しユニット1に、セットするべく表示指示している。
1701は、錠剤取出しユニット1の番号である。本実施例では12台の錠剤取出しユニット1が備わっているので、番号はNo.1からNo.12まで存在する。
1702は、錠剤取出しユニット1にセットすべき錠剤シート名である。
1703は、錠剤取出しユニット1にセットすべき錠剤シートの枚数である。
図18を説明する。
図18は、制御コンピュータ7が、分包装置5によって薬剤が分包紙に分包された状態を、表示端末2610に、表示させるべく表示指示する画面の一例である。
1801は、分包紙一包を表す領域である。
1802は、分包紙の中に分包される薬剤を示している。なお本例では、3つの薬剤(AAA錠10mgが1錠、AAA錠5mgが1錠、BBB錠50mgが1錠)が、分包装置5によって薬剤が分包紙に分包された状態を、示している。
図19を説明する。
図19は、図14と同様、制御コンピュータ7が、ユーザから処方せんデータ受けつける入力画面含む情報を、表示端末2610に、表示させるべく表示指示する画面の一例である。
なお、本実施例では、1日に2包で28日間の処方であるため、分包数は56包となる。
また、一包にCCC錠10mg1.5錠とBBB錠50mg1錠を、一包の分包紙に、分包するものとしている。
そして、図19において、図14と異なる点は、1包の分量の小数部分を換算する錠剤シート51が無い薬品が入力されている点である(本例では、CCC錠10mg)。
図20を説明する。
図20は、制御コンピュータ7が、手撒き供給装置2501による供給が必要な錠剤の情報と、その錠剤の供給先を手撒き供給装置2501に切り替える指示をユーザから受けつける入力受付画面とを、表示端末2610に、表示させるべく表示指示する画面の一例である。
2001は、手撒き作業が必要になる錠剤の情報を表示している。
2002は、手撒き作業へ移行するか否かを、ユーザの選択を受けつけるボタンである。
図21を説明する。
図21は、図16同様、制御コンピュータ7が、ユーザが用意すべき錠剤シートの数と散薬の分量を含む情報とを、表示端末2610に、表示させるべく表示指示する画面の一例である。
このシートの数は、図19で入力された処方せんデータと、データテーブル1501とを元に、算出される。
例えば、図19で入力された値と、図15のデータテーブル1501から算出する場合、次のように計算できる。
まず、BBB錠50mgは一包あたり「1錠」(錠剤の値が整数部分のみ)なので、
BBB錠50mgの整数部分の値×分包数÷BBB錠50mgの錠剤シートに封入された錠剤の数
=1[錠/包]×(2[包/日)×28[日])÷10[錠/シート]
=5.6[シート]
そして、CCC錠10mgの錠剤の値「1.5錠」は、整数部分と小数部分をそれぞれ換算するために必要な錠剤シートのデータを計算する。
CCC錠10mgの錠剤の値の整数部分を補うシートの必要枚数は、BBB錠50mgと同様に求められる。
CCC錠10mgの整数部分の値×分包数÷CCC錠10mgの錠剤シートに封入された錠剤の数
=1[錠/包]×(2[包/日)×28[日])÷10[錠/シート]
=5.6[シート]
よって、CCC錠10mgの整数部分を換算する錠剤を供給するために必要なシート枚数は、6シートとなる。
また、CCC錠10mgの小数部分を換算する錠剤を供給するために必要なシート枚数を、以下のように求める。
CCC錠10mgの少数部分の値×分包数÷CCC錠10mgの錠剤シートに封入された錠剤の数
=0.5[錠/包]×(2[包/日)×28[日])÷10[錠/シート]
=3.0[シート]
よって、CCC錠10mgの必要なシート数は、3シートとなる。ただし、CCC錠10mgの少数部分の値のn倍が、1にならない場合は、上記「CCC錠10mgの少数部分の値」に、「1÷CCC錠10mgの少数部分の値」の商を代入し、剰余(あまり)を考慮しない、などという場合も考えられる。
例えば0.7錠であれば、1÷0.7の商が1、剰余が0.3なので、商である1を代入する、といった具合である。
2101は、分包に必要な同一種類の錠剤シート51の総数である。
2102は、分包に必要な同一種類の錠剤シート51の総数のうち、一包あたりの錠剤の値の整数部分を換算する錠剤を、錠剤自動供給装置10で供給する際に、その錠剤を封入した錠剤シートが何枚必要かを示している。
2103は、分包に必要な同一種類の錠剤シート51の総数のうち、一包あたりの錠剤の値の小数部分を換算する錠剤を、手撒き供給装置2501で供給する際に、その錠剤を封入した錠剤シートが何枚必要かを示している。
図22を説明する。
図22は、制御コンピュータ7が、処方データに基づく薬剤を分包装置5に分包させるために必要となる錠剤シートや錠剤のシートの種類・必要枚数または錠剤の数・セッティング場所・錠剤の値の小数部分の薬剤量に分割する錠剤の分割指示を、表示端末2610に、表示させるべく表示指示する画面の一例である。
2201は、制御コンピュータ7が、図21でユーザに準備するよう指示した錠剤シートのうち、2102に示した錠剤の値の整数部分を換算するために必要となる錠剤シートの、種類・必要枚数・セッティング場所を、表示端末2610に、表示する画面の一例である。
2202は、制御コンピュータ7が、図21でユーザに準備するよう指示した錠剤シートのうち、2103に示した錠剤数の小数部分を換算するために必要となる錠剤シートに封入された錠剤の、種類・必要数・セッティング場所・錠剤の値の小数部分の薬剤量に分割する錠剤の分割指示を、表示端末2610に、表示する画面の一例である。
2203は、錠剤マス2503の番号である。錠剤マス2503とは、ユーザから手撒きされる錠剤を、一包分ずつ受けつけるべく分割されたマスである。そして、手撒き供給装置2501は、分包装置5に一包分ずつ供給するための錠剤を、錠剤マス2503に、受付ける。つまり、錠剤マス2503は、ユーザによって錠剤が投入される投入手段となる。
図23を説明する。
図23は、図18と同様、制御コンピュータ7が、分包装置5によって薬剤が分包紙に分包された状態を、表示端末2610に、表示させるべく表示指示する画面の一例である。本実施例では、3錠の錠剤(CCC錠10mg1錠、CCC錠10mg半錠、BBB錠50mg1錠)が、一包化された状態を示している。
図24を説明する。
図24は、制御コンピュータ7が、分包システムを、制御するフローの一例を示した図である。具体的には、CPU2601がROM2602に記憶された制御プログラムをRAM2603にロードして実行することにより行われるものであるが、簡易な表現とすべく制御コンピュータ7を主体として説明する。
そして、このフローの目的は、処方データを受けつけ、錠剤自動供給装置・手撒き供給装置・散薬供給装置から薬剤を、分包装置に、一包分ずつ供給し、分包させることである。
ステップS2401では、制御コンピュータ7が、処方せんデータの入力を、ユーザから受けつける(受付手段)。なお、入力画面の実施例は、図14及び図19である。
処方せんデータとは、錠剤の一包あたりの錠数(錠剤の値)・種類・分量、分包数(一日の包数×日数)などを含むデータで、データテーブル1501とつき合わせ、この後のステップで出てくる錠剤シート51の必要枚数を算出するために用いる。
つまり、制御コンピュータ7は、表示端末2610に表示される入力画面を通じ、分包手段(分包装置)にて分包される1包あたりの薬剤量を錠剤シートに封入されている1錠の薬剤量を1単位として示した値(錠剤の値)と、分包手段で分包する数を示す分包数とをユーザから受け付ける受付手段となる。
ステップS2402では、制御コンピュータ7が、錠剤の値が小数部分を含むか否かを、判定するステップである。
例えば、AAA錠10mgを1錠であれば「小数を含んでいない」1.5錠であれば「小数を含んでいる」といった具合に判定する。
ステップS2403は、制御コンピュータ7が、錠剤数が小数部分を含まないと判定した場合のステップである。
ステップS2403では、制御コンピュータ7が、錠剤の整数部分を換算する錠剤シートの数を、計算し、表示端末2610に、ユーザにそのシートを用意させるべく表示指示する(不図示)。
例えば、データテーブル1501にある、AAA錠10mgのシートを、一包あたり3[錠/一包]、一日あたり2[包/日]で、10[日]処方する(分包する)場合、錠剤シート51の錠剤総数が10[錠/シート]なので、以下のように求めることができる。
AAA錠10mgのシートの必要枚数
= 一包あたりの錠剤の数×一日の包数×日数÷錠剤シート1枚の封入錠数
= 3[錠/一包]×2[包/日]×10[日]÷10[錠/シート]
= 6[シート]
ステップS2404では、制御コンピュータ7が、ステップS2403およびS2408にて表示指示した錠剤シートの種類・枚数・セットすべき位置を、表示端末2610に、表示指示する。本実施例では、図17が、表示画面の一例である。
ステップS2405では、制御コンピュータ7が、分包装置5によって薬剤が分包紙に分包された状態を示す分包内容を示す確認画面と、分包作業の開始指示を分包システムに受けつける受付画面とを、表示端末2610に、表示指示する。本実施例では、図18および図23が、表示画面の一例である。
ステップS2406では、制御コンピュータ7が、分包開始指示を受けつけたか否かを、判定する。
ステップS2407では、制御コンピュータ7は、薬剤を供給・分包・出力させる指示を、分包システムに行なう。本実施例では、錠剤自動供給装置10・手撒き供給装置2501・散薬供給装置2502には、それぞれ一包分ずつ分包装置5に薬剤を供給させる指示を行い、分包装置5には、供給された薬剤を、一包ずつ分包させる指示を行う。
ステップS2408では、制御コンピュータ7が、錠剤の値の小数部分を換算する錠剤シートがあるか否かを判定する(シート判定手段)。なお、判定方法の詳細については、図15にも記載したように、錠剤の種類・分量、一包あたりの錠剤の値(錠剤の数)、データテーブル1501を用いて行う。つまり、制御コンピュータ7が、データテーブル1501内に、錠剤の値の小数部分の薬剤量を整数倍の錠剤数として換算できる薬剤量の錠剤が封入された錠剤シート(他の錠剤シート)がデータテーブル1501の中に存在するか否かを検索する。つまり、制御コンピュータ7のこの処理が、他の錠剤シートの検索手段に相当する。
たとえば、AAA錠10mgのシートの一包あたりの錠剤の値の小数部分を換算する錠剤を考えると、以下の通りとなる。
まず、制御コンピュータ7が、小数部分の分量を、下記の通り計算する。
小数部分の分量[mg/包]
=AAA錠10mgの分量[mg/錠]×一包あたりの錠剤の値の小数部分[錠/包]
=10[mg/錠]×0.5[錠/包]=5[mg/包]
小数部分の分量を換算できる錠剤は、同一の種類で分量の異なる錠剤でなければならないので、制御コンピュータ7は、次に、データテーブル1501内から、そのような錠剤を封入した錠剤シートを検索する。したがって、AAA錠10mgのシートの場合であれば、AAA錠5mgのシートが検出される。そして、このシートの錠剤が、代替候補の錠剤となる。
さらに、小数部分を換算できる錠剤は、小数部分の分量(薬剤量)の整数倍の錠剤数として、換算できる薬剤量の錠剤でなければならないため、制御コンピュータ7は、次に、先ほど求めた「小数部分の分量」を「代替候補の錠剤の1錠あたりの分量」で割り、商と剰余を求める。そして、この除算で剰余が0(あまりなし)ならば、数部分の分量(薬剤量)の整数倍の錠剤数となり、「AAA錠10mgのシートの一包あたりの錠剤の値の小数部分を換算する錠剤である」と判定する。除算は次のようになる。
小数部分の分量[mg/包]÷代替候補の錠剤1錠の分量[mg/錠]
=5[mg/包]÷5[mg/錠]=1[錠/包]・・・0(剰余なし)
上記の結果、剰余が0(剰余なし)であったので、制御コンピュータ7は、AAA錠5mgの錠剤シートを、「(錠剤処方せんデータの小数部分を)換算するシート」と判定し、このシートを検索結果として検出する。
なお、上記の除算で求まった商は、一包あたりに封入される「錠剤処方せんデータの小数部分を換算するシート」の錠剤の数[錠/包]である。
以上の例をまとめると、制御コンピュータ7は、下記の4つの処理(計算・検索・判定)を行うことで、小数部分を換算できる錠剤が封入されたシートを検索する。すなわち、制御コンピュータ7は、下記のように分量の2つの錠剤シートを、比較判定(下記の4つの処理)することで、「他の錠剤シートの検索手段」に相当する役割を果たす。
処理1: 一包あたりの比較元の錠剤の小数部分の分量を計算する。
処理2:比較元の錠剤シートと同一種類で異なる分量の錠剤シート(他の錠剤シート)を検索する。
処理3:処理2で「他の錠剤シート」を検出した場合、比較元の錠剤の小数部分の分量を、同一種類で分量の異なる錠剤シートの1錠の分量で割る(商と剰余を求める)。
処理4:処理3の剰余が0(あまりなし)であれば、2で検出した「他の錠剤シート」を、「比較元の錠剤の数の小数部分を換算するシート」として検出(判定)する。
なお、処理2では、複数のシートが検出される場合が考えられるし、その場合、処理3と処理4も複数回行われることになる。そしてその場合、検索結果が複数になる可能性がある。
このように、制御コンピュータ7は、分包手段(分包装置5)にて分包される1包あたりの薬剤量を錠剤シートに封入されている1錠の薬剤量を1単位として示した値(錠剤数)に小数部分が存在する場合に、小数部分の薬剤量を整数倍の錠剤数として換算できる薬剤量の錠剤が封入された他の錠剤シート(小数部分の分量を換算する錠剤が封入されたシート)の有無を、記憶手段(データテーブルを記憶している外部メモリ2611)から検索する検索手段となる。
ステップS2409では、制御コンピュータ7が、錠剤の整数部分を換算する錠剤シートの数と、小数部分を換算する錠剤シートの数とを計算し、表示端末2610に、ユーザにそのシートを用意させるべく表示指示する。錠剤シートの数の計算(算出手段)は、先の図16の説明の際に示した通り、図14で入力された処方せんデータと、データテーブル1501とを元に行われる。そして、以上の計算結果を表示した画面の一例が、図16である。
このように、制御コンピュータ7は、検索手段による検索の結果、記憶手段に他の錠剤シートが存在した場合に、他の錠剤シートが存在する旨をユーザに通知するように表示制御する表示制御手段となる。
ステップS2410では、制御コンピュータ7は、錠剤数の小数部分を換算する錠剤を
手撒き供給装置で供給する指示を受付ける受付画面を、表示端末2610に、表示指示する。そして、この表示画面の一例が、図20である。
ステップS2411では、制御コンピュータ7は、錠剤数の小数部分を換算する錠剤を
手撒き供給装置で供給する指示を、受付けたか否かを判定する。
ステップS2412では、制御コンピュータ7は、錠剤数の整数部分を換算する錠剤を、錠剤自動供給装置から供給させるために必要な錠剤シート数と、錠剤数の小数部分を換算する錠剤を、手撒き供給装置から供給させるために必要な錠剤シート数とを、それぞれ計算し、表示端末2610に、表示指示する。なお、この表示画面の一例が、図21である。
ステップS2413では、制御コンピュータ7は、錠剤数の整数部分を換算する錠剤を錠剤自動供給装置から供給させるために必要な錠剤シートの種類・枚数・セットすべき位置と、錠剤数の小数部分を換算する錠剤を手撒き供給装置から供給させるために必要な錠剤シートの枚数・錠剤の種類・セットすべき場所・錠剤の分割指示とを、表示端末2610に表示指示する。なお、この表示画面の一例が、図22である。
ステップS2414では、制御コンピュータ7は、受付けた薬剤の分包作業を、表示端末2610に、表示指示する。そして、受付画面から指示を受けつけたか否か判定する(不図示)。
ステップS2415では、制御コンピュータ7は、分包作業終了するか否か受けつける受付画面を、表示端末2610に、表示指示する。そして、受付画面から指示を受けつけたか否か判定する(不図示)。なお、ステップS2414とステップS2415で表示される画面とは、一つの画面上であっても良い。
図25を説明する。
図25は、手撒き供給装置2501と散薬供給装置2502とを、上方から見た状態の一例を示す構成図である。
2501は、手撒き供給装置である。
手撒き供給装置2501は、ユーザが一包分毎に錠剤を手撒きでセットする手撒き錠剤投入部(錠剤マス、手撒きユニット、投入手段)2503を、持っている。このマス毎に投じられた錠剤が、一包分ずつ分包装置5に供給される。なお本実施例では、一番左上のマスが1包目に包装されるマスであり、その1つ下のマスが2包目、その下が3包目、1つ右の列に移動してその一番上のマスが4包目・・・と、左上から順に錠剤供給動作を行う。錠剤マスが動作すると、手撒きされた錠剤は、一包分ずつ第3集積ホッパー503から第2の送り出し機構504、メインホッパー505を経由して、包装ユニット701に供給され、1つの包み802ずつに包装される。また、包装動作時に、同時に薬剤や錠剤自動供給装置を組み合わせて包装して1包化する事が出来る。
2502は、散薬自動供給装置である。
散薬供給装置2502は、図14や図19のような入力画面で受け付けた散薬の種類と分量の処方せんデータにもとづいて散薬を、一包分ずつ供給する。
散薬投入部103は、散薬供給装置2502にて供給するための散薬を、受けつける投入部であり、散薬供給装置2502は、分包装置へ供給するための散薬を、ここから受けつける。
そして、散薬投入部103より投入された散薬は、投薬1回分の分量ずつ、メインホッパー505に供給される。なお、散薬供給装置2502と錠剤自動供給装置10や手撒き供給装置2501は、一度の分包作業で同時に作動させることもできるし、個別に作動させることもできる。
図26を説明する。
図26は、制御コンピュータ7のハードウエア構成図の一例を示す構成図である。
CPU2601は、システムバス2604に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM2602あるいは外部メモリ2611には、CPU2601の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な先述した各種プログラム等が記憶されている。RAM2603は、CPU2601の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU2601は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM2603にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、入力コントローラ(入力C)2605は、キーボード2609や不図示のマウス等のポインティングデバイスからの入力を制御する。
ビデオコントローラ(VC)2606は、CRTディスプレイ(CRT)2610等の表示端末への表示を制御する。表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイでも構わない。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。本発明には直接関係があるものではない。
メモリコントローラ(MC)2607は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やフロッピー(登録商標)ディスク(FD)或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ(CF)等の外部メモリ(情報記憶装置)2611へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)2608は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
なお、CPU2601は、例えばRAM2603内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、表示端末2610上での表示を可能としている。また、CPU2601は、表示端末2610上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するためのプログラムは外部メモリ2611に記録されており、必要に応じてRAM2603にロードされることによりCPU2601によって実行されるものである。さらに、本発明に係わるプログラムが用いる定義ファイル及び各種情報テーブル(図15のデータテーブル1501など)は外部メモリ2611に格納されている。
以上が本発明の第1の実施例の説明である。続いて、以下第2の実施例の説明を行う。
図27は、本発明の第2の実施例におけるシステム構成の一例を示す構成図である。図1のシステム構成に、制御コンピュータ7で制御される払出装置2710とセッティング装置2720とを加えた構成になっている。また、錠剤自動供給装置10と制御コンピュータで制御される払出装置2710とセッティング装置2720とは、通信ケーブル6にて通信可能に接続されている。なお、通信ケーブル6は通信ネットワークの一例であって、有線か無線かは問わない。さらに、散薬の払出しを行う散薬払出装置(不図示)とも通信可能に接続されていてもよい。
また、払出装置2710、錠剤自動供給装置10,手撒き供給装置2501,散薬供給装置2502などの、処方データに基づいて薬剤を供給する装置全般を、供給装置または調剤装置と総称する。
払出装置2710(錠剤シート供給装置)は、制御コンピュータ7からの払出しの指示や送付された処方データに基づいて、錠剤シートを払出す装置である(例えば、特許第5102606や特開2006−199859に記載されているような払出し装置である)。なお、制御コンピュータ7と払出装置2710とは、独立していてもよいし一体であってもよい。また、処方データに小数が含まれる場合、図24で説明した要領で整数部分を補完するシートの枚数と小数部分を補完する代替のシート枚数とを算出し、自動撒き用錠剤シート取出口2711に払出すことができる。また、錠剤自動供給装置10(錠剤取出しユニット1)にセットするために必要な錠剤シートと手撒き供給装置2501に供給するために必要なシートとを、自動撒き用錠剤シート取出口2711と手撒き用錠剤シート取出口2712とに別々に払出すこともできる。このように設けることで、錠剤自動供給装置10にセットする枚数の間違いを防止することができる。
セッティング装置2720は、自動撒き用錠剤シート取出口2711に払出されたシートを錠剤自動供給装置10(錠剤取出しユニット1)にセットするための装置である。
セッティング装置2720は、図27においては、ロボットアームとロボットハンドのイメージイラストになっているが、払出装置2710で払出された錠剤シートを、錠剤自動供給装置10にセットできればよく、特に形状や方法にこだわるものではない。また、散薬払出装置にて払出された散薬を、散薬供給装置2502にセッティングできてもよい。
加えて、払出装置2710、セッティング装置2720、錠剤自動供給装置10及び散薬払出装置は、それぞれ装置のうち、少なくとも2以上の装置が一体化していても構わない。
図28、図29は、第2の実施例のフローの一例を示した構成図である。具体的には、CPU2601がROM2602に記憶された制御プログラムをRAM2603にロードして実行することにより行われるものである。しかし、簡易な表現とすべく制御コンピュータ7、払出装置2710、セッティング装置2720、分包の各種装置(錠剤自動供給装置10,手撒き供給装置2501,散薬供給装置2502,分包装置5)を主体として説明する。
図28は、本発明の第2の実施例のメインフローの一例を表したフロー図である。
ステップS2801では、制御コンピュータ7(情報処理端末)は、ユーザから処方データの受付け、これに基づいて錠剤自動供給装置10、手撒き供給装置2501、散薬供給装置2502にセットする錠剤シートの数量や散薬の分量を算出・取得する。詳細については、図29で述べる。
ステップS2802では、制御コンピュータ7は、払出装置2710(散薬払出装置を含んでもよい)からの払出しが必要であるか否かを判断する。そして、払出しが必要であると判断し場合には、ステップS2803に遷移し、一方、払出しが必要ではないと判断し場合には、ステップS2810に遷移する。
具体的な一例として、ステップS2802における判断は、ステップS2901における、図30の選択ボタン3001、選択ボタン3002の選択に基づくものとする。選択ボタン3001と選択ボタン3002の少なくともいずれか一方が、払出装置2710で払出しを行う旨の選択を受付けている場合に払出しが必要であると判断する。一方、選択ボタン3001と選択ボタン3002の双方で、ユーザが錠剤シートを準備する旨の選択を受付けている場合には、払出しが必要でないと判断する。
ステップS2803では、制御コンピュータ7は、ステップS2801の処方データに基づく、錠剤自動供給装置10および手撒き供給装置2501に錠剤シートや錠剤を供給するために必要な錠剤シートの払出しを要求する。
ステップS2804では、払出装置2710は、ステップS2803の要求を受信する。
ステップS2805では、払出装置2710は、ステップS2804で受信した要求に基づく錠剤シートの払出しを行う。払出しが完了したら、ステップS2806−1に遷移する。
ステップS2806−1では、払出装置2710は、ステップS2805で払出したシートをセッティング装置2720で自動セットする設定であるか否かを判定する(ステップS2901にて受け付けた、払出装置との連携の指示に基づいて判断)。そして、自動セットであると判定された場合、ステップS2806−2に遷移し、一方、自動セットでないと判定された場合、ステップS2806−3に遷移する。
ステップS2806−2では、払出装置2710は、セッティング装置2720に、ステップS2805における錠剤シート払出し完了の通知をする。
ステップS2806−3では、払出装置2710は、制御コンピュータ7に、ステップS2805における錠剤シート払出し完了の通知をする。
ステップS2807では、セッティング装置2720は、払出装置2710から錠剤シート払出し完了の通知を受信する。
ステップS2808では、セッティング装置2720は、払出装置2710や散薬払出装置に払出された錠剤シートや散薬のうち、払出装置2710でセッティング対象になっているものを、錠剤自動供給装置10、手撒き供給装置2501、散薬供給装置2502にそれぞれセットする。セットが完了したらステップS2809に遷移する。
ステップS2809では、セッティング装置2720は、制御コンピュータ7にステップS2808のセッティング作業が完了した旨の通知を行う。
ステップS2810では、制御コンピュータ7は、分包装置5に供給するための錠剤の封入された錠剤シートや散薬を、錠剤自動供給装置10、手撒き供給装置2501、散薬供給装置2502のそれぞれどの位置にセットするかが識別可能な画面の表示指示を行う。この画面には、セッティングが完了した旨の通知をユーザから受けつける手段も備えられていることが好ましい。
ステップS2811では、制御コンピュータ7は、ユーザから錠剤自動供給装置10、手撒き供給装置2501、散薬供給装置2502にそれぞれ錠剤シートや散薬がセットされた旨の通知をユーザから受けつける。受付けの手段は、タッチパネルやキーボード、音声入力など、様々方法があってよい。
ステップS2812では、制御コンピュータ7は、セッティング装置2720からの完了通知を受信する。
ステップS2813では、制御コンピュータ7は、分包の各種装置に分包動作を開始する旨の指示を出す。
ステップS2814では、分包の各種装置(錠剤自動供給装置10,手撒き供給装置2501,散薬供給装置2502,分包装置5)は、制御コンピュータ7からの指示を受信する。
ステップS2815及びステップS2816の繰り返し動作では、分包の各種装置は、一包分ずつ錠剤の分包作業を行う。具体的には、ステップS2815では、分包の各種装置(錠剤自動供給装置10,手撒き供給装置2501,散薬供給装置2502)は、一包分ずつ錠剤や散薬の供給を行う。ステップS2816では、分包の各種装置(分包装置5)は、ステップS2815で供給された薬剤や散薬を一包分ずつ分包する。
ステップS2817では、分包の各種装置は、制御コンピュータ7に分包動作が完了した旨の通知を行う。通知を行う装置としては分包の各種装置のうちいずれか1つが代表して行えばよく、例えば分包の各種装置のうち分包装置5が行うことが考えられる。
ステップS2818では、制御コンピュータ7は、分包の各種装置からの完了通知を受信する。
ステップS2819では、分包動作を完了するか否かを受けつける。完了する旨ユーザから受けつけた場合にはフローを終了し、一方、終了しない旨ユーザから受けつけた場合にはステップS2801に遷移する。
図29は、本発明の第2の実施例のメインフローのステップS2801のサブフローの一例を示したフロー図である。
なお、図29におけるステップS2401、ステップS2402、ステップS2408、ステップS2410、ステップS2411は、遷移先以外は図24のフローに準ずるものとし、説明は簡素にとどめるものとする。
ステップS2401では、制御コンピュータ7は、処方データの入力を受付ける。
ステップS2901では、制御コンピュータ7は、図30の画面を通じて薬剤の払出しとセッティング方法について、ユーザから指示を受付ける。
ステップS2402では、制御コンピュータ7は、錠剤の値が小数部分を含むか否かを、判定する。そして含むと判定した場合にはステップS2408に遷移し、一方、含まないと判定した場合には、ステップS2902に遷移する。
ステップS2902では、制御コンピュータ7は、錠剤の値の整数部分を補完する錠剤シート数を算出し、取得する。具体的な算出方法は、ステップS2403に準ずる。
ステップS2903では、制御コンピュータ7は、錠剤シートのセットするべき位置を決定する。複数ある錠剤取出しユニット1のどこのユニットにセットさせるかについては、ユーザの任意の場所を受付けてもよいし、予め定められた位置であってもよいし、制御コンピュータ7が所定のルールに基づいて割り振ってもよい。
ステップS2408では、制御コンピュータ7は、錠剤の値の小数部分を換算する錠剤シートがあるか否かを判定する。そして、あると判定した場合にはステップS2904に遷移し、一方、ないと判定した場合にはステップS2410に遷移する。
ステップS2904では、制御コンピュータ7は、錠剤の値の整数部分を換算する錠剤の総数と小数部分を換算する錠剤の総数とを算出し、各々を分包するシート数で割り、錠剤の整数部分と小数部分を換算する錠剤シート数とを算出・取得する。
ステップS2410では、制御コンピュータ7は、錠剤数の小数部分を換算する錠剤を
手撒き供給装置で供給する指示を受付ける受付画面を、表示端末2610に、表示指示する。
ステップS2411では、制御コンピュータ7は、錠剤数の小数部分を換算する錠剤を
手撒き供給装置で供給する指示を、受付けたか否かを判定する。そして、受付けたと判定した場合にはステップS2905に遷移し、一方、受付けていないと判定した場合には再びステップS2411に遷移する。
ステップS2905では、制御コンピュータ7は、錠剤数の整数部分を換算する錠剤を錠剤自動供給装置から供給するために必要な錠剤シート数と、小数部分を換算する錠剤とを手撒き供給装置から供給させるために必要な錠剤シート数とをそれぞれ算出・取得する。
ステップS2906では、制御コンピュータ7は、錠剤シートのセットするべき位置と手撒きする錠剤のセット位置とを決定する。複数ある錠剤取出しユニット1や、錠剤マス2503の錠剤を受け入れる投入口のどこのセットさせるかについては、ユーザから任意の場所を受付ける、予め定められた位置とする、制御コンピュータ7が所定のルールに基づく等の方法が考えられる。
図30は、薬剤の払出しとセッティング方法について、ユーザから指示を受付ける受付画面の一例を示した構成図である。
図30の受付画面は、ステップS2801にて取得した処方データに基づく錠剤シートや散薬を、どのように準備しセットするかについて、ユーザから指示を受付けるための画面である。
選択ボタン3001は、錠剤自動供給装置10で供給するための錠剤が封入された錠剤シートの準備方法とセッティング方法の選択を受付けるラジオボタンである。図30では、次の3つのうちから選択できるよう設けられている。一つは、払出装置2710で錠剤シートを払出してセッティング装置2720で錠剤自動供給装置10にセットする「全自動」。二つは、払出装置2710で錠剤シートを払出してユーザが手動で錠剤取出ユニットにセットする「半自動」。三つは、ユーザが錠剤シートを準備し手動で錠剤取出ユニットにセットする「手動」である。
選択ボタン3002は、手撒き供給装置2501で供給するための錠剤の封入された錠剤シートの準備方法の選択を受付けるラジオボタンである。図30では、払出装置2710で錠剤シートを払出しするか、ユーザが錠剤シートを準備するかのいずれかを選択できるように設けられている。
選択ボタン3003は、散薬供給装置2502で供給するための散薬の準備方法とセッティング方法の選択を受付けるラジオボタンである。図30では、以下の3つのうちから選択できるように設けられている。一つは、散薬払出装置で散薬を払出してセッティング装置2720で散薬供給装置2502にセットする「全自動」。二つは、散薬払出装置で散薬を払出して手動で散薬供給装置2502にセットする「半自動」。三つは、ユーザが散薬を準備し手動でセットする「手動」である。
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
1 錠剤取出ユニット
5 分包装置
6 通信ケーブル
7 制御コンピュータ
10 錠剤自動供給装置
17 検出機構
18 錠剤シートが載置される載置台
24 導入シュート
39 下部ローラ
50 錠剤
51 錠剤シート(PTPシート)
52 錠剤収容部
83 内部押圧体
84 外部押圧体
93 第1昇降体
94 カム
98 第1昇降体
99 カム
103 散薬投入部
203 錠剤シートを錠剤取出ユニット1に投入する投入口
204 光学センサ
400 錠剤供給ユニット
401 錠剤導入路
402 第1集積ホッパー
501 第2集積ホッパー
502 第1の送り出し機構
503 第3集積ホッパー
504 第2の送り出し機構
505 メインホッパー
701 分包装置内の包装ユニット
702 ロール紙送出機構
703 包装機構
704 包装機構
705 分断機構
706 プリンタ
801 分断用のミシン目
802 1つの包み
803 1つの包みに分包された錠剤(薬剤)
901 カバー
1201 錠剤の移動経路
2501 手撒き供給装置
2502 散薬供給装置
2710 払出装置
2711 自動撒き用PTPシート取出口
2712 手撒き用PTPシート取出口
2720 セッティング装置
3001 選択ボタン
3002 選択ボタン
3003 選択ボタン

Claims (20)

  1. 処方データに従って錠剤を供給する錠剤供給装置と通信が可能に接続されるコンピュータであって、
    封入されている錠剤の種類と錠剤1錠当たりの薬剤量を含む情報を、錠剤シート毎に対応づけて記憶する記憶手段と、
    錠剤の種類毎の錠数を受け付ける受付手段と、
    前記受け付けた錠数を1錠単位として示した値に小数部分が存在する場合には、当該小数部分の錠数を換算可能な錠剤シートであって、前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが前記記憶手段に記憶されているか否かを判定するシート判定手段と、
    前記シート判定手段が、前記小数部分の錠数を換算可能な前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが前記記憶手段に記憶されていると判定した場合に、前記小数部分が存在する錠剤には種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが存在する旨を通知する第1の通知手段と
    を備えることを特徴とするコンピュータ。
  2. 前記通知する前記種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートは、前記小数部分の錠数を1錠単位で代替が可能な錠剤シートであることを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ。
  3. 前記シート判定手段が、前記小数部分の錠数を換算可能な前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが前記記憶手段に記憶されていると判定した場合に、前記記憶手段に記憶されている封入されている錠剤の種類と錠剤1錠当たりの薬剤量を含む情報と前記小数部分の錠数とに基づいて、前記小数部分の錠数を前記1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートで代替した場合の1錠単位の錠数を算出する算出手段と、
    前記算出した1錠単位の錠数に基づいて、前記異なる錠剤シートで代替した場合の代替数を通知する第2の通知手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンピュータ。
  4. 処方データに従って錠剤を供給する錠剤供給装置であって、
    封入されている錠剤の種類と錠剤1錠当たりの薬剤量を含む情報を、錠剤シート毎に対応づけて記憶する記憶手段と、
    錠剤の種類毎の錠数を受け付ける受付手段と、
    前記受け付けた錠数を1錠単位として示した値に小数部分が存在する場合には、当該小数部分の錠数を換算可能な錠剤シートであって、前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが前記記憶手段に記憶されているか否かを判定するシート判定手段と、
    前記シート判定手段が、前記小数部分の錠数を換算可能な前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが前記記憶手段に記憶されていると判定した場合に、前記小数部分が存在する錠剤には種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが存在する旨を通知する第1の通知手段と、
    を備えることを特徴とする錠剤供給装置。
  5. 前記通知する前記種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートは、前記小数部分の錠数を1錠単位で代替が可能な錠剤シートであることを特徴とする請求項4に記載の錠剤供給装置。
  6. 前記シート判定手段が、前記小数部分の錠数を換算可能な前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが前記記憶手段に記憶されていると判定した場合に、前記記憶手段に記憶されている封入されている錠剤の種類と錠剤1錠当たりの薬剤量を含む情報と前記小数部分の錠数とに基づいて、前記小数部分の錠数を前記1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートで代替した場合の1錠単位の錠数を算出する算出手段と、
    前記算出した1錠単位の錠数に基づいて、前記異なる錠剤シートで代替した場合の代替数を通知する第2の通知手段と、
    を備えることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の錠剤供給装置。
  7. 処方データに従って錠剤シートを供給する調剤装置と通信が可能に接続されるコンピュータであって、
    封入されている錠剤の種類と錠剤1錠当たりの薬剤量を含む情報を、錠剤シート毎に対応づけて記憶する記憶手段と、
    錠剤の種類毎の錠数を受け付ける受付手段と、
    前記受け付けた錠数を1錠単位として示した値に小数部分が存在する場合には、当該小数部分の錠数を換算可能な錠剤シートであって、前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが前記記憶手段に記憶されているか否かを判定するシート判定手段と、
    前記シート判定手段が、前記小数部分の錠数を換算可能な前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが前記記憶手段に記憶されていると判定した場合に、前記小数部分が存在する錠剤には種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが存在する旨を通知する第1の通知手段と、
    を備えることを特徴とするコンピュータ。
  8. 前記通知する前記種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートは、前記小数部分の錠数を1錠単位で代替が可能な錠剤シートであることを特徴とする請求項に記載のコンピュータ。
  9. 前記シート判定手段が、前記小数部分の錠数を換算可能な前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが前記記憶手段に記憶されていると判定した場合に、前記記憶手段に記憶されている封入されている錠剤の種類と錠剤1錠当たりの薬剤量を含む情報と前記小数部分の錠数とに基づいて、前記小数部分の錠数を前記1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートで代替した場合の1錠単位の錠数を算出する算出手段と、
    前記算出した1錠単位の錠数に基づいて、前記異なる錠剤シートで代替した場合の代替数を通知する第2の通知手段と、
    を備えることを特徴とする請求項7または請求項8に記載のコンピュータ。
  10. 処方データに従って錠剤シートを供給する調剤装置であって、
    封入されている錠剤の種類と錠剤1錠当たりの薬剤量を含む情報を、錠剤シート毎に対応づけて記憶する記憶手段と、
    錠剤の種類毎の錠数を受け付ける受付手段と、
    前記受け付けた錠数を1錠単位として示した値に小数部分が存在する場合には、当該小数部分の錠数を換算可能な錠剤シートであって、前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが前記記憶手段に記憶されているか否かを判定するシート判定手段と、
    前記シート判定手段が、前記小数部分の錠数を換算可能な前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが前記記憶手段に記憶されていると判定した場合に、前記小数部分が存在する錠剤には種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが存在する旨を通知する第1の通知手段と、
    を備えることを特徴とする調剤装置。
  11. 前記通知する前記種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートは、前記小数部分の錠数を1錠単位で代替が可能な錠剤シートであることを特徴とする請求項10に記載の調剤装置。
  12. 前記シート判定手段が、前記小数部分の錠数を換算可能な前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが前記記憶手段に記憶されていると判定した場合に、前記記憶手段に記憶されている封入されている錠剤の種類と錠剤1錠当たりの薬剤量を含む情報と前記小数部分の錠数とに基づいて、前記小数部分の錠数を前記1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートで代替した場合の1錠単位の錠数を算出する算出手段と、
    前記算出した1錠単位の錠数に基づいて、前記異なる錠剤シートで代替した場合の代替数を通知する第2の通知手段と
    を備えることを特徴とする請求項10または請求項11に記載の調剤装置。
  13. 処方データに従って錠剤を供給する錠剤供給装置と通信が可能に接続され、封入されている錠剤の種類と錠剤1錠当たりの薬剤量を含む情報を、錠剤シート毎に対応づけて記憶する記憶手段を備えるコンピュータの制御方法であって、
    前記コンピュータの受付手段が、錠剤の種類毎の錠数を受け付ける受付工程と、
    前記コンピュータのシート判定手段が、前記受け付けた錠数を1錠単位として示した値に小数部分が存在する場合には、当該小数部分の錠数を換算可能な錠剤シートであって、前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが前記記憶手段に記憶されているか否かを判定するシート判定工程と、
    前記コンピュータの第1の通知手段が、前記シート判定工程で前記小数部分の錠数を換算可能な前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが前記記憶手段に記憶されていると判定した場合に、前記小数部分が存在する錠剤には種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが存在する旨を通知する第1の通知工程と
    を含むことを特徴とする制御方法。
  14. 処方データに従って錠剤を供給する錠剤供給装置と通信が可能に接続されるコンピュータで読み取り実行可能なプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    封入されている錠剤の種類と錠剤1錠当たりの薬剤量を含む情報を、錠剤シート毎に対応づけて記憶する記憶手段と、
    錠剤の種類毎の錠数を受け付ける受付手段と、
    前記受け付けた錠数を1錠単位として示した値に小数部分が存在する場合には、当該小数部分の錠数を換算可能な錠剤シートであって、前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが前記記憶手段に記憶されているか否かを判定するシート判定手段と、
    前記シート判定手段が、前記小数部分の錠数を換算可能な前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが前記記憶手段に記憶されていると判定した場合に、前記小数部分が存在する錠剤には種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが存在する旨を通知する第1の通知手段と
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  15. 処方データに従って錠剤を供給封入されている錠剤の種類と錠剤1錠当たりの薬剤量を含む情報を剤シート毎に対応づけて記憶する記憶手段を備える錠剤供給装置の制御方法であって、
    前記錠剤供給装置の受付手段が、錠剤の種類毎の錠数を受け付ける受付工程と、
    前記錠剤供給装置のシート判定手段が、前記受け付けた錠数を1錠単位として示した値に小数部分が存在する場合には、当該小数部分の錠数を換算可能な錠剤シートであって、前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが前記記憶手段に記憶されているか否かを判定するシート判定工程と、
    前記錠剤供給装置の第1の通知手段が、前記シート判定工程で前記小数部分の錠数を換算可能な前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが前記記憶手段に記憶されていると判定した場合に、前記小数部分が存在する錠剤には種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが存在する旨を通知する第1の通知工程と
    を含むことを特徴とする制御方法。
  16. 処方データに従って錠剤を供給する錠剤供給装置で読み取り実行可能なプログラムであって、
    前記錠剤供給装置を、
    封入されている錠剤の種類と錠剤1錠当たりの薬剤量を含む情報を、錠剤シート毎に対応づけて記憶する記憶手段と、
    錠剤の種類毎の錠数を受け付ける受付手段と、
    前記受け付けた錠数を1錠単位として示した値に小数部分が存在する場合には、当該小数部分の錠数を換算可能な錠剤シートであって、前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが前記記憶手段に記憶されているか否かを判定するシート判定手段と、
    前記シート判定手段が、前記小数部分の錠数を換算可能な前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが前記記憶手段に記憶されていると判定した場合に、前記小数部分が存在する錠剤には種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが存在する旨を通知する第1の通知手段と
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  17. 処方データに従って錠剤シートを供給する調剤装置と通信が可能に接続され、封入されている錠剤の種類と錠剤1錠当たりの薬剤量を含む情報を、錠剤シート毎に対応づけて記憶する記憶手段を備えるコンピュータの制御方法であって、
    前記コンピュータの受付手段が、錠剤の種類毎の錠数を受け付ける受付工程と、
    前記コンピュータのシート判定手段が、前記受け付けた錠数を1錠単位として示した値に小数部分が存在する場合には、当該小数部分の錠数を換算可能な錠剤シートであって、前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが前記記憶手段に記憶されているか否かを判定するシート判定工程と、
    前記コンピュータの第1の通知手段が、前記シート判定工程で前記小数部分の錠数を換算可能な前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが前記記憶手段に記憶されていると判定した場合に、前記小数部分が存在する錠剤には種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが存在する旨を通知する第1の通知工程と
    を含むことを特徴とする制御方法。
  18. 処方データに従って錠剤シートを供給する調剤装置と通信が可能に接続されるコンピュータで読み取り実行可能なプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    封入されている錠剤の種類と錠剤1錠当たりの薬剤量を含む情報を、錠剤シート毎に対応づけて記憶する記憶手段と、
    錠剤の種類毎の錠数を受け付ける受付手段と、
    前記受け付けた錠数を1錠単位として示した値に小数部分が存在する場合には、当該小数部分の錠数を換算可能な錠剤シートであって、前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが前記記憶手段に記憶されているか否かを判定するシート判定手段と、
    前記シート判定手段が、前記小数部分の錠数を換算可能な前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが前記記憶手段に記憶されていると判定した場合に、前記小数部分が存在する錠剤には種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが存在する旨を通知する第1の通知手段と
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  19. 処方データに従って錠剤シートを供給し、封入されている錠剤の種類と錠剤1錠当たりの薬剤量を含む情報を剤シート毎に対応づけて記憶する記憶手段を備える調剤装置の制御方法であって、
    前記調剤装置の受付手段が、錠剤の種類毎の錠数を受け付ける受付工程と、
    前記調剤装置のシート判定手段が、前記受け付けた錠数を1錠単位として示した値に小数部分が存在する場合には、当該小数部分の錠数を換算可能な錠剤シートであって、前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが前記記憶手段に記憶されているか否かを判定するシート判定工程と、
    前記調剤装置の第1の通知手段が、前記シート判定工程で前記小数部分の錠数を換算可能な前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが前記記憶手段に記憶されていると判定した場合に、前記小数部分が存在する錠剤には種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが存在する旨を通知する第1の通知工程と、
    を含むことを特徴とする制御方法。
  20. 処方データに従って錠剤シートを供給する調剤装置で読み取り実行可能なプログラムであって、
    前記調剤装置を、
    封入されている錠剤の種類と錠剤1錠当たりの薬剤量を含む情報を、錠剤シート毎に対応づけて記憶する記憶手段と、
    錠剤の種類毎の錠数を受け付ける受付手段と、
    前記受け付けた錠数を1錠単位として示した値に小数部分が存在する場合には、当該小数部分の錠数を換算可能な錠剤シートであって、前記小数部分が存在する錠剤と種類が同じで1錠当たりの薬剤量が異なる錠剤の封入される錠剤シートが前記記憶手段に記憶されているか否かを判定するシート判定手段と、
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