JP5779539B2 - 回路基板のランド構造、回路基板、および実装構造体 - Google Patents

回路基板のランド構造、回路基板、および実装構造体 Download PDF

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本発明は、挿入実装部品と回路基板とを溶融はんだ噴流によって接続するフローはんだ接続技術に関する。より詳細には、回路基板のランド構造、このランド構造を有した回路基板、および、この回路基板に挿入実装部品を含む実装部品を実装した実装構造体に適用して有効な技術に関するものである。
例えば、電子部品と回路基板との接続には、220℃付近ではんだ接続することが出来るSn−37Pb(単位:質量%)や、鉛を用いない鉛フリーはんだ合金Sn−3Ag−0.5Cu(単位:質量%)が使用されている。
はんだ接続方法の一つにフローはんだ接続があり、この方法では、挿入実装部品のリードを挿入するための穴とランドという電極とを有する回路基板を用いる。そして、この回路基板の穴に挿入実装部品のリードを挿入し、回路基板の下面に溶融はんだを接触させることにより、回路基板のランドと挿入実装部品のリードとをはんだ接続する。
上述したフローはんだ接続に関して、本発明者が検討した結果、以下のような課題があることがわかった。図1および図2を用いて説明する。
図1は、挿入実装部品と回路基板とのフローはんだ付け時に、ランド間にはんだボールが発生する様子を示す図であり、(a)はフローはんだ接続後の回路基板の下面(はんだ接続を実施する面)側から見た図、(b)は(a)のa−b切断線による断面を示す図である。図1(a),(b)に示すように、回路基板1として、挿入実装部品2のリード21を挿入するための穴11とランド12という電極とを有する基板が用いられる。そして、この回路基板1の穴11に挿入実装部品2のリード21が挿入され、回路基板1のランド12と挿入実装部品2のリード21とがはんだ3で接続が行われている。
しかし、上記方法において、回路基板1へ、概ね2mm以上のピッチの挿入実装部品2のフローはんだ付けを実施するとき、ランド12の間に、はんだボール100が発生する場合がある。この場合、ユーザーが製品使用時の衝撃で、このはんだボール100が回路基板1上を移動すると短絡の可能性があるため、はんだボール100の発生率を下げる必要がある。
また、はんだボール100の発生率については、ランド12のランドサイズ(直径)が大きく、ランド12の間隙が小さいほど高くなることがわかっている。
はんだボール100の発生メカニズムについては、図2((1)→(2)→(3)→(4))に示すように、フローはんだ付け時の溶融はんだ101のピールバック時にピールバック点13に集まったはんだが、隣接する1つ後方のランド12とつながってはんだブリッジ102を形成する。
しかし、ランド12が大きくなると、ランド12に付着する溶融はんだ101が多くなり、はんだ表面形状に自由度が増えるため、はんだ表面が動きやすくなり、はんだは色々な方向、大きさの速度ベクトルを持つようになる。
これにより、はんだブリッジ102を形成する溶融はんだ101の中で、回路基板1との相対速度差が大きいものは、ランド12に取り込まれるが、相対速度差が小さいものは、これらから切断されて前方のランド12と後方のランド12との間に残りやすくなる。これが、はんだボール100になると考えられる。
一般的な対策方法としては、溶融はんだ噴流の流速を変更したり、上記溶融はんだの切断を抑止するために、はんだ付け雰囲気の中の酸素濃度を上げてはんだ表面に酸化膜を形成させる。これにより、はんだの見かけの粘度を増加させることで、はんだ切れを起こりにくくして対策している。
しかし、これらは、はんだの仕上がり品質に影響を与える場合もあるため、慎重に対応する必要がある。
従って、一般的に、本対策のためにフローはんだ付けプロセス条件(溶融はんだ流速、基板搬送コンベア速度など)の変更では、変更範囲に限界があり、プロセスウィンドウが狭くなることで、段取り変えなどで発生する時間のロスが大きくなることがわかっている。
そこで、本発明はこのような従来技術の課題に鑑みてなされたものであり、その代表的な目的は、回路基板側のランド構造を接続信頼性に影響を与えないように改良することで、はんだボールの発生率を低減することが可能なフローはんだ接続技術を提供することである。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
(1)挿入実装部品のフローはんだ接続を行う回路基板上の複数のランドからなる回路基板のランド構造であって、以下の特徴を有するものである。前記複数のランドは、フローはんだ接続時の前記回路基板の搬送方向に平行な方向に配列し、隣接関係にあり、前方に配置する前方ランドと、前記前方ランドの後方に配置する後方ランドとを含む。そして、前記前方ランドと前記後方ランドとの関係は、前記前方ランドの後縁上の複数の各第1点と前記後方ランドの前縁上の複数の各第2点との間の前記回路基板の搬送方向に平行な距離をDxとし、前記前方ランドの後縁上の最後方点をピールバック点とし、前記前方ランドのピールバック点と前記後方ランドの前縁上の対応点との間の前記回路基板の搬送方向に平行な距離をDx(P)としたとき、前記Dx(P)は前記Dxの平均値以上であることを特徴する。
(2)挿入実装部品のフローはんだ接続を行う回路基板上の複数のランドからなる回路基板のランド構造であって、以下の特徴を有するものである。前記複数のランドは、ランド形状を円形とし、フローはんだ接続時の前記回路基板の搬送方向に平行な方向に配列し、隣接関係にあり、前方に配置する前方ランドと、前記前方ランドの後方に配置する後方ランドとを含む。そして、前記前方ランドと前記後方ランドとの間に、前記前方ランドおよび前記後方ランドのランドサイズより小さいランドサイズの小型ランドを追加配置していることを特徴する。
(3)前記回路基板のランド構造を有する回路基板、さらに、前記回路基板にフローはんだ接続される挿入実装部品を含む実装部品を有する実装構造体にも、適用することを特徴とする。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
すなわち、代表的な効果は、フローはんだ付けプロセス条件(溶融はんだ流速、基板搬送コンベア速度など)の変更をすることなく、回路基板側のランド構造を接続信頼性に影響を与えないように改良することで、挿入実装部品のはんだ接続部におけるはんだボールの発生率を低減することが可能となる。
本発明が解決しようとする課題の説明において、挿入実装部品と回路基板とのフローはんだ付け時に、ランド間にはんだボールが発生する様子を示す図であり、(a)はフローはんだ接続後の回路基板の下面(はんだ接続を実施する面)側から見た図、(b)は(a)のa−b切断線による断面を示す図である。 本発明が解決しようとする課題の説明において、挿入実装部品と回路基板とのフローはんだ付け時に、ランド間にはんだボールが発生するメカニズムを示す図である。 本発明の実施の形態の概要において、前方ランドの後縁上のある点と、後方ランドの前縁上のある点との間の基板搬送方向に平行な距離Dxおよび、前方ランドのピールバック点と後方ランドの前縁上の対応点との基板搬送方向に平行な距離Dx(P)を示す図である。 本発明の実施の形態の概要において、挿入実装部品のリード接続に直接関与する隣接ランド間に小型のランドを追加配置した様子を示す図である。 本発明の実施の形態1において、はんだボール発生の抑制対策を施さない、通常の円形ランドの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1において、はんだボール発生の抑制対策を施し、図5と同一ピッチで、形状を長方形としたランドの一例を示す図である。 本発明の実施の形態2において、前方ランドの後縁上のある点と、後方ランドの前縁上のある点との間の基板搬送方向に平行な距離をDx、前方ランドのピールバック点と後方ランドの前縁上の対応点との基板搬送方向に平行な距離をDx(P)とし、Dx(P)がDxの平均値に等しいが、ピールバック点をリード中央を通る軸線から最も遠い点に設定したランド形状の一例を示す図である。 本発明の実施の形態3において、前方ランドの後縁上のある点と、後方ランドの前縁上のある点との間の基板搬送方向に平行な距離をDx、前方ランドのピールバック点と後方ランドの前縁上の対応点との基板搬送方向に平行な距離をDx(P)とし、Dx(P)がDxの平均値を超えるランド形状の一例を示す図である。 本発明の実施の形態4において、挿入実装部品のリード接続に直接関与する隣接ランド間に小型のランドを追加配置したランド形状の一例を示す図である。 本発明の実施の形態5において、実施の形態1〜4のランド構造を有した回路基板に挿入実装部品を含む実装部品を実装した実装構造体の一例を示す斜視図である。
以下の実施の形態においては、便宜上その必要があるときは、複数の実施の形態またはセクションに分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらは互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。
[本発明の実施の形態の概要]
本発明の実施の形態は、フローはんだ付けプロセス条件(溶融はんだ流速、基板搬送コンベア速度など)の変更をすることなく、回路基板側のランド構造を接続信頼性に影響を与えないように改良することで、挿入実装部品のはんだ接続部におけるはんだボールの発生率を低減する方法を提案する。
<第一の方法>
まず、第一の方法としては、以下の方法を提案する。図3を用いて説明する。図3は、前方ランドの後縁上のある点と、後方ランドの前縁上のある点との間の基板搬送方向に平行な距離Dxおよび、前方ランドのピールバック点と後方ランドの前縁上の対応点との基板搬送方向に平行な距離Dx(P)を示す図である。
フローはんだ付けプロセスにおいては、概ね2mm以上のピッチで、ランドが大きくなってくると、単純に隣接ランド間の間隙の大きさだけで、はんだボールの発生率は決まらず、前方ランドのピールバック点と後方ランド間の基板搬送方向に平行な距離が影響することがわかった。
なお、挿入実装部品のはんだ接続部のブリッジ発生量を最小限にするためには、挿入実装部品の長手方向と基板搬送コンベアの進行方向とが互いに直交するように設定する必要があることから、挿入実装部品の長手方向に直交する方向が基板搬送コンベアの進行方向に平行な方向と考えられる。
また、挿入実装部品のはんだ接続部に発生したつららなどの発生方向から回路基板の前後を判定することが可能である。
以上により、回路基板上に隣接するランドのどちらが前方で、どちらが後方かは、挿入実装部品の搭載位置やはんだ接続部に発生したつららの向きによって推定することができる。
また、前方ランドのピールバック点は、概ね前方ランドの最後方点と一致することも実験より判明している。
そこで、挿入実装部品のフローはんだ接続を行う回路基板上の複数のランドは、フローはんだ接続時の回路基板の搬送方向に平行な方向に配列し、はんだ接続に寄与し、隣接関係にあり、前方に配置する前方ランドと、前方ランドの後方に配置する後方ランドとを含み、以下の条件を有する。
この条件は、図3のように、回路基板1aにおいて、前方ランド121aの後縁上の複数のある点のそれぞれと、後方ランド122aの前縁上の複数のある点のそれぞれとの間の基板搬送方向に平行な距離をDx(図3では1つのDxのみを記載)とし、特に、前方ランド121aの後縁上の最後方点を点P(前方ランド121aのピールバック点13aに一致)とし、前方ランド121aのピールバック点13aと後方ランド122aの前縁上の対応点との基板搬送方向に平行な距離をDx(P)としたとき、Dx(P)はなるべく大きい方が良く、概ね、Dx(P)がDxの平均値以上となることを満たすランド形状に設計することに効果があることもわかったため、この条件を第一の方法における特徴とする。
なお、Dxの平均値は、Dxを基板搬送方向に垂直な方向で積分した値を、積分範囲の長さで除して求めることができる。または単に、前方ランド121aの後縁上の複数の各点と後方ランド122aの前縁上の複数の各点との間の距離をそれぞれ加算し、この加算値を各点分で除算して求めることもできる。
上記第一の方法により、ランド形状を設計すれば、はんだボール発生の抑制対策が可能である。
しかし、元々の設計で決められていた、挿入実装部品の1個当たりの回路基板上のランド群の占有領域の限界を無視して新しいランド形状へ設計変更することは、周辺部品の配置や引き出し線における再設計コストを著しく増加させるため、望ましくはない。
よって、設計変更する場合は、ランド群の占有領域の限界を超えないようにランドの形状を変更する必要もある。
また、挿入実装部品のリード中央を通る軸線上は、はんだが大量に集まる場所であるため、ピールバック点から一旦発生したはんだボールが近づいた場合、これを吸着せずに弾いてしまいやすい。
よって、ピールバック点は、リード中央を通る軸線からなるべく遠ざけることも、はんだボール発生の抑制対策としては望ましい。この条件を、第一の方法におけるさらに好ましい特徴とする。
<第二の方法>
しかし、上記第一の方法のように、ランド形状を複雑化すると、はんだフィレットの一部に応力が集中することで、はんだ接続寿命が変化するため、占有領域の限界を超えて対応せざるを得ない場合がある。
そこで、第二の方法として、ランド形状が概ね円形の場合に対して、以下の方法を提案する。図4を用いて説明する。図4は、挿入実装部品のリード接続に直接関与する隣接ランド間に小型のランドを追加配置した様子を示す図である。
第二の方法としては、ランド形状を概ね円形(直径D)のまま維持し、挿入実装部品のリード接続に直接関与するためのはんだフィレット形状を変えることなく、対策する方法である。
これは、挿入実装部品のフローはんだ接続を行う回路基板上の複数のランドは、ランド形状を概ね円形とし、フローはんだ接続時の回路基板の搬送方向に平行な方向に配列し、はんだ接続に寄与し、隣接関係にあり、前方に配置する前方ランドと、前方ランドの後方に配置する後方ランドとを含み、以下の条件を有する。
この条件は、図4のように、回路基板1bにおいて、挿入実装部品のリード21bの接続に直接関与する隣接ランドの前方ランド121bと後方ランド122bとの間に、これらの前方ランド121bおよび後方ランド122bのランドサイズより小さいランドサイズの小型ランド15bを追加配置する。これにより、発生したはんだボールがまだ溶融しているうちに、この小型ランド15bに吸着させる方法である。この条件を、第二の方法における特徴とする。
図4の場合、挿入実装部品のはんだ接続不良を抑止するためには、以下の条件が必要である。小型ランド15bと前方ランド121bとがブリッジしないこと、前方ランド121bの周囲にボールを出さないこと、発生したボールを小型ランド15bに吸着し、小型ランド15bと近接ランド(前方ランド121b、後方ランド122b)とがブリッジしないこと、小型ランド15bと後方ランド122bとがブリッジしないこと、後方ランド122bの周囲にボールを出さないことが必要となる。
この場合、小型ランド15bの中央と前方ランド121bの中央との間の軸線上の小型ランド15bと前方ランド121bとの間隙をDa、小型ランド15bの中央と後方ランド122bの中央との間の軸線上の小型ランド15bと後方ランド122bとの間隙をDb、小型ランド15bのランドサイズ(直径)をDs、前方ランド121bおよび後方ランド122bのランドサイズ(直径)をDとすると、概ね、以下を満たすランド形状に効果があることが判明した。
そこで、上記に基づき、小型ランド15bと前方ランド121bとがブリッジしないためには、DaはDsの概ね2倍以上であり、前方ランド121bの周囲にボールを出さない条件としては、DaはDの概ね3分の1以下であることが必要である。さらに、発生したボールを、小型ランド15bに弾かれることなく十分なぬれ力を持たせて吸着させるためには、Dsは概ね20μm以上とし、小型ランド15bと近接する前方ランド121bまたは後方ランド122bとがブリッジしない条件としては、Dsは概ね100μm以下とすることが必要である。さらに、小型ランド15bと後方ランド122bとがブリッジしない条件としては、DbがDsの概ね3倍以上であることが必要である。さらに、後方ランド122bの周囲の内、小型ランド15bと後方ランド122bとにボールを出さない条件としては、DbはDの概ね半分以下であることが必要である。この条件を、第二の方法におけるさらに好ましい特徴とする。
以上説明した本発明の実施の形態の概要(第一の方法、第二の方法)に基づいた各実施の形態を、以下において図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
[実施の形態1]
図5と図6を用いて、実施の形態1の回路基板のランド構造について説明する。図5は、はんだボール発生の抑制対策を施さない、通常の円形ランドの一例を示す図である。図6は、はんだボール発生の抑制対策を施し、図5と同一ピッチで、形状を長方形としたランドの一例を示す図である。
本実施の形態では、上述した図3の考え方(第一の方法)に従った形状のランドを用いた回路基板にて、挿入実装部品のはんだ接続を実施した。
図3の考え方では、前方ランドの後縁上のある点と、後方ランドの前縁上のある点との間の基板搬送方向に平行な距離をDxとし、特に、前方ランドの後縁上の最後方点を点P(前方ランドのピールバック点)とし、前方ランドのピールバック点と後方ランドの前縁上の対応点との基板搬送方向に平行な距離をDx(P)としたとき、Dx(P)はなるべく大きくし、概ねDx(P)がDxの平均値以上となることを満たすランド形状となる。
以上を考慮して、図5に示すような、2.54mmピッチで、一般的な直径2.24mmの円形ランドを持つ1.6mm厚のガラスエポキシの回路基板1cと、図6に示すような、2.54mmピッチで、1.76mm×2.24mmの長方形のランドを持つ1.6mm厚のガラスエポキシの回路基板1dとを作製した。
図5に示すランド構造(左側の2つのランド12cに着目)は、前方ランド121cの最後方点の点P(前方ランド121cのピールバック点13c)と後方ランド122cとの距離Dx(P)は0.30mmとなり、Dxの平均値は0.78mmとなる。よって、図5に示すランド構造は、図3の考え方に従うランド構造ではないことになる。
一方、図6に示すランド構造(左側の2つのランド12dに着目)は、前方ランド121dの最後方点の点P(前方ランド121dのピールバック点13d)と後方ランド122dとの距離Dx(P)は0.78mmとなり、Dxの平均値も0.78mmとなる。よって、図6に示すランド構造は、図3の考え方に従うランド構造であることになる。
そして、各々の回路基板1c,1dの穴11c,11dに、2.54mmピッチ、12本のリード21c,21dが一列に配列した挿入実装部品を挿入し、この挿入実装部品のフローはんだ接続を実施した。使用したはんだ組成は、Sn−3Ag−0.5Cu(単位:質量%)で、はんだ槽温度を255℃に設定した。
フローはんだ付けを実施した結果、図5に示すランド構造については、はんだボールは全接続部の概ね6割に発生していたが、図6に示すランド構造については、はんだボールは全接続部の概ね4割に低減した。このように、図6に示すランド構造では、図5に示すランド構造よりも、はんだボールの発生率を低減させることが可能となることが判明した。
以上説明した本実施の形態によれば、上記第一の方法の考え方(図3)を適用して、フローはんだ付けプロセス条件(溶融はんだ流速、基板搬送コンベア速度など)の変更をすることなく、回路基板側のランド構造を接続信頼性に影響を与えないように、Dx(P)がDxの平均値に等しく、円形ランドから長方形のランド形状に改良することで、挿入実装部品のはんだ接続部におけるはんだボールの発生率を低減することが可能となる。
[実施の形態2]
図7を用いて、実施の形態2の回路基板のランド構造について説明する。図7は、前方ランドの後縁上のある点と、後方ランドの前縁上のある点との間の基板搬送方向に平行な距離をDx、前方ランドのピールバック点と後方ランドの前縁上の対応点との基板搬送方向に平行な距離をDx(P)とし、Dx(P)がDxの平均値に等しいが、ピールバック点をリード中央を通る軸線から最も遠い点に設定したランド形状の一例を示す図である。
本実施の形態でも、図3の考え方に従った形状のランドを用いた回路基板にて、挿入実装部品のはんだ接続を実施した。
ここでは、図7に示すような、2.54mmピッチで、一列に配列した挿入実装部品のリード中央を通る軸線の片側に長方形領域を持ち、軸線の反対側に前縁および後縁が長径2.24mm、短径1.76mmの楕円の一部となる形状の領域を持ち、これらの領域を合わせた形状のランドを持つ1.6mm厚のガラスエポキシの回路基板1eを作製した。
なお、図7に示すランド構造(左側の2つのランド12eに着目)は、前方ランド121eの最後方点を点P(ピールバック点13e)とし、前方ランド121eのピールバック点13eと後方ランド122eの対応点との距離Dx(P)は0.78mmとなり、Dxの平均値も0.78mmとなる。よって、図7に示すランド構造は、図3の考え方に従うランド構造であることになる。
さらに、図7に示すランド構造は、前方ランド121eのピールバック点13eをリード21eの中央を通る軸線から最も遠い点に設定されていることになる。すなわち、リード21eの中央を通る軸線に直角な方向でランド12eの縁の最遠方点にピールバック点13eが設定されている。
そして、この回路基板1eの穴11eに、2.54mmピッチ、12本のリード21eが一列に配列した挿入実装部品を挿入し、この挿入実装部品のフローはんだ接続を実施した。使用したはんだ組成は、Sn−3Ag−0.5Cu(単位:質量%)で、はんだ槽温度を255℃に設定した。
フローはんだ付けを実施した結果、図7に示すランド構造については、はんだボールは全接続部の概ね3割に低減し、上記実施の形態1の図5に示すような円形ランドや、図6に示すようなピールバック点がリード中央を通る軸線上にあるランドよりも、さらにはんだボールの発生率を低減させることが可能となることが判明した。
以上説明した本実施の形態によれば、Dx(P)がDxの平均値に等しいが、ピールバック点13eをリード21eの中央を通る軸線から最も遠い点に設定したランド形状とすることで、上記実施の形態1に比べて、さらに良好に挿入実装部品のはんだ接続部におけるはんだボールの発生率を低減することが可能となる。
[実施の形態3]
図8を用いて、実施の形態3の回路基板のランド構造について説明する。図8は、前方ランドの後縁上のある点と、後方ランドの前縁上のある点との間の基板搬送方向に平行な距離をDx、前方ランドのピールバック点と後方ランドの前縁上の対応点との基板搬送方向に平行な距離をDx(P)とし、Dx(P)がDxの平均値を超えるランド形状の一例を示す図である。
本実施の形態でも、図3の考え方に従った形状のランドを用いた回路基板にて、挿入実装部品のはんだ接続を実施した。
ここでは、図8に示すような、2.54mmピッチで、平行な2辺の底の長さが各々、1.67mm、1.85mm、また、これらの平行な2辺の底の間の距離が2.24mmとなる台形状のランドを持つ1.6mm厚のガラスエポキシの回路基板1fを作製した。
なお、1.67mmの方の底の後端部にピールバック点を設けるために、1.67mmの底の方の後端点が1.85mmの底の方の後端点よりさらに後ろに位置するように、図8に示すように、ランド12fの後縁に15度のテーパー角を設けた。
なお、図8に示すランド構造(左側の2つのランド12fに着目)は、前方ランド121fの最後方点を点P(ピールバック点13f)とし、前方ランド121fのピールバック点13fと後方ランド122fの対応点との距離Dx(P)は0.87mmとなり、Dxの平均値も0.78mmとなる。よって、図8に示すランド構造は、図3の考え方に従うランド構造であることになる。
そして、この回路基板1fの穴11fに、2.54mmピッチ、12本のリード21fが一列に配列した挿入実装部品を挿入し、この挿入実装部品のフローはんだ接続を実施した。使用したはんだ組成は、Sn−3Ag−0.5Cu(単位:質量%)で、はんだ槽温度を255℃に設定した。
フローはんだ付けを実施した結果、図8に示すランド構造については、はんだボールは全接続部の概ね2割に低減し、上記実施の形態1の図5に示すような円形ランドや、図6に示すようなピールバック点がリード中央を通る軸線上にあるランド、あるいは、上記実施の形態2の図7の形状のランド構造よりも、さらにはんだボールの発生率を低減させることが可能となることが判明した。
以上説明した本実施の形態によれば、Dx(P)がDxの平均値を超える台形状のランド形状とすることで、上記実施の形態1および2に比べて、さらに良好に挿入実装部品のはんだ接続部におけるはんだボールの発生率を低減することが可能となる。
[実施の形態4]
図9を用いて、実施の形態4の回路基板のランド構造について説明する。図9は、挿入実装部品のリード接続に直接関与する隣接ランド間に小型のランドを追加配置したランド形状の一例を示す図である。
本実施の形態では、図4の考え方に従った形状のランドを用いた回路基板にて、挿入実装部品のはんだ接続を実施した。
ここでは、図9に示すように、挿入実装部品のはんだ接続に寄与するランドの前方ランド121gと後方ランド122gは、ピッチが2.54mmで、ランドサイズDが2.24mmの一般的な円形ランドである。さらに、小型ランド15gのサイズDsは0.07mmとし円形とした。
また、小型ランド15gの中央と前方ランド121gの中央との間の軸線上の小型ランド15gと前方ランド121gとの間隙Daを0.50mmとし、小型ランド15gの中央と後方ランド122gの中央との間の軸線上の小型ランド15gと後方ランド122gとの間隙Dbを0.60mmとした。
そして、この回路基板1gの穴11gに、2.54mmピッチ、12本のリード21gが一列に配列した挿入実装部品を挿入し、この挿入実装部品のフローはんだ接続を実施した。使用したはんだ組成は、Sn−3Ag−0.5Cu(単位:質量%)で、はんだ槽温度を255℃に設定した。
フローはんだ付けを実施した結果、図9に示すランド構造については、はんだボールは全接続部の概ね4割に低減し、上記実施の形態1の図5に示すような、ピッチが2.54mmで、ランドサイズが2.24mmの円形ランドのみの場合よりも、はんだボールの発生率を低減させることが可能となることが判明した。
以上説明した本実施の形態によれば、上記第二の方法の考え方(図4)を適用して、フローはんだ付けプロセス条件(溶融はんだ流速、基板搬送コンベア速度など)の変更をすることなく、回路基板側のランド構造を接続信頼性に影響を与えないように隣接ランド間に小型ランド15gを追加配置して改良することで、挿入実装部品のはんだ接続部におけるはんだボールの発生率を低減することが可能となる。例えば、上記実施の形態1の図5に比べて、はんだボールの発生率を低減することが可能となる。
特に、前方ランド121gおよび後方ランド122gのランドサイズDと、小型ランド15gのランドサイズDsと、小型ランド15gと前方ランド121gとの間隙Daと、小型ランド15gと後方ランド122gとの間隙Dbとの関係で条件を満たすことで、さらに良好に挿入実装部品のはんだ接続部におけるはんだボールの発生率を低減することが可能となる。
[実施の形態5]
図10を用いて、実施の形態5の、上記実施の形態1〜4のランド構造を有した回路基板に挿入実装部品を含む実装部品を実装した実装構造体について説明する。図10は、この実施の形態1〜4のランド構造を有した回路基板に挿入実装部品を含む実装部品を実装した実装構造体の一例を示す斜視図である。
本実施の形態の実装構造体は、上記実施の形態1〜4に示した回路基板のランド構造を有する回路基板1hと、この回路基板1hにフローはんだ接続される挿入実装部品2hを含む実装部品とを有して構成される。実装部品には、回路基板1hにフローはんだ接続される挿入実装部品2hの他に、回路基板1hの表面ではんだ接続される表面実装部品4hなども実装されている。
以上説明した本実施の形態によれば、上記実施の形態1〜4のランド構造により挿入実装部品2hのはんだ接続部におけるはんだボールの発生率を低減することが可能となるので、挿入実装部品2hを含む実装部品の接続信頼性の高い回路基板1h、さらに実装構造体を実現することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明のフローはんだ接続技術は、回路基板のランド構造、このランド構造を有した回路基板、および、この回路基板に挿入実装部品を含む実装部品を実装した実装構造体に適用し、特に、フローはんだ付け時のはんだボールの発生を抑制するランド構造に利用可能である。
1,1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g,1h…回路基板
11,11b,11c,11d,11e,11f,11g…穴
12,12c,12d,12e,12f…ランド
121a,121b,121c,121d,121e,121f,121g…前方ランド
122a,122b,122c,122d,122e,122f,122g…後方ランド
13,13a,13c,13d,13e,13f…ピールバック点
15b,15g…小型ランド
2,2h…挿入実装部品
21,21b,21c,21d,21e,21f,21g…リード
3…はんだ
4h…表面実装部品
100…はんだボール
101…溶融はんだ
102…はんだブリッジ

Claims (6)

  1. 挿入実装部品のフローはんだ接続を行う回路基板上の複数のランドからなる回路基板のランド構造であって、
    前記複数のランドは、フローはんだ接続時の前記回路基板の搬送方向に平行な方向に配列し、隣接関係にあり、前方に配置する前方ランドと、前記前方ランドの後方に配置する後方ランドとを含み、
    前記前方ランドと前記後方ランドとの関係は、前記前方ランドの後縁上の複数の各第1点と前記後方ランドの前縁上の複数の各第2点との間の前記回路基板の搬送方向に平行な距離をDxとし、前記前方ランドの後縁上の最後方点をピールバック点とし、前記前方ランドのピールバック点と前記後方ランドの前縁上の対応点との間の前記回路基板の搬送方向に平行な距離をDx(P)としたとき、前記Dx(P)は前記Dxの平均値以上であり、
    前記前方ランドのピールバック点は、前記挿入実装部品のリードの中央を通る軸線に直角な方向で前記ランドの縁の最遠方点にあることを特徴とする回路基板のランド構造。
  2. 請求項1に記載の回路基板のランド構造において、
    前記複数のランドは、前記Dx(P)が前記Dxの平均値を超える台形状のランド形状であることを特徴とする回路基板のランド構造。
  3. 挿入実装部品のフローはんだ接続を行う回路基板上の複数のランドからなる回路基板のランド構造であって、
    前記複数のランドは、ランド形状を円形とし、フローはんだ接続時の前記回路基板の搬送方向に平行な方向に配列し、隣接関係にあり、前方に配置する前方ランドと、前記前方ランドの後方に配置する後方ランドとを含み、
    前記前方ランドと前記後方ランドとの間に、前記前方ランドおよび前記後方ランドのランドサイズより小さいランドサイズの小型ランドを追加配置していることを特徴する回路基板のランド構造。
  4. 請求項に記載の回路基板のランド構造において、
    前記小型ランドの中央と前記前方ランドの中央とを通る軸線上の前記小型ランドと前記前方ランドとの間隙をDa、前記小型ランドの中央と前記後方ランドの中央とを通る軸線上の前記小型ランドと前記後方ランドとの間隙をDb、前記小型ランドのランドサイズをDs、前記前方ランドおよび前記後方ランドのランドサイズをDとしたとき、前記Daは前記Dsの2倍以上かつ前記Dの3分の1以下であり、さらに、前記Dsは20μm以上かつ100μm以下であり、さらに、前記Dbは前記Dsの3倍以上かつ前記Dの半分以下であることを特徴とする回路基板のランド構造。
  5. 請求項1〜のいずれか一項に記載の回路基板のランド構造を有することを特徴とする回路基板。
  6. 請求項1〜のいずれか一項に記載の回路基板のランド構造を有する回路基板と、前記回路基板にフローはんだ接続される挿入実装部品を含む実装部品とを有することを特徴とする実装構造体。
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