JP6881324B2 - プリント配線基板および半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プリント配線基板および半導体装置に関する。
特許文献1には、4方向リードフラットパッケージICのリードに対応して形成されたプリント配線基板が開示されている。このプリント配線基板は、はんだ付進行方向に対して傾けられた2群の前方はんだ付ランド群と2群の後方はんだ付ランド群とを有する。前方はんだ付ランド群と後方はんだ付ランド群との間には、複数の側方はんだ引きランドが設けられる。また、2群の後方はんだ付ランド群の間には、複数の後方はんだ引きランドが設けられる。
プリント配線基板をはんだディップ槽に通すことで、4方向リードフラットパッケージICはプリント配線基板にはんだ付けされる。はんだ付けの際、側方はんだ引きランドは、前方はんだ付ランド群の余分なはんだを引き取り、後方はんだ付ランド群へはんだを流す。さらに、後方はんだ引きランド群によって、後方はんだ付ランド群の余分なはんだが引き取られる。
特開2007−141913号公報
一般に、はんだディップ法により基板にパッケージを取り付ける場合、はんだははんだ噴流に引かれてはんだ付けの進行方向に対して後方に動く。このとき、はんだ付けの進行方向に対して前方にははんだブリッジが発生し難い。これに対し、進行方向に対して後方では、はんだ噴流からランドが離れた際に最後尾のランドに残る溶融はんだが行き場を失って滞留し易い。従って、はんだブリッジが発生し易い。
特に、短辺と長辺とを有する4方向リードフラットパッケージICにおいて、長辺側のランド群の最後尾は、進行方向に対して後方であり、さらに、ランド群の面積が短辺側よりも大きい。このため、余剰はんだがさらに発生し易く、はんだブリッジが発生し易い。以上から、短辺と長辺とを有する4方向リードフラットパッケージICに特許文献1のプリント配線基板を適用すると、長辺側のランド群の余剰はんだを後方はんだ引きランドに十分に引き込むことが出来ない可能性がある。従って、後方はんだ付ランド群の後方で、はんだブリッジが発生する可能性がある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、はんだブリッジの発生を抑制できるプリント配線基板および半導体装置を得ることを目的とする。
本発明に係るプリント配線基板は、基板と、該基板に設けられ、はんだ付けの進行方向に対して傾いた第1方向に複数の長辺ランドが並んだ一対の長辺ランド群と、該基板の該一対の長辺ランド群の両側にそれぞれ設けられ、該進行方向に対して傾き該第1方向と交差する第2方向に複数の短辺ランドが並び、該一対の長辺ランド群より短い一対の短辺ランド群と、該基板に設けられ、該進行方向に対して該一対の長辺ランド群と該一対の短辺ランド群の後方に設けられた後方はんだ引きランドと、を備え、該複数の長辺ランドのうち該進行方向に対して最後尾の長辺ランドと、該複数の短辺ランドのうち該進行方向に対して最後尾の短辺ランドと、の間を通り、該進行方向と平行な仮想線に対して、該後方はんだ引きランドのうち該最後尾の長辺ランド側である長辺側部分の面積は、該後方はんだ引きランドのうち該最後尾の短辺ランド側である短辺側部分の面積よりも大きい。
本発明に係る半導体装置は、基板と、該基板に設けられ、はんだ付けの進行方向に対して傾いた第1方向に複数の長辺ランドが並んだ一対の長辺ランド群と、該基板の該一対の長辺ランド群の両側にそれぞれ設けられ、該進行方向に対して傾き該第1方向と交差する第2方向に複数の短辺ランドが並び、該一対の長辺ランド群より短い一対の短辺ランド群と、該基板に設けられ、該進行方向に対して該一対の長辺ランド群と該一対の短辺ランド群の後方に設けられた後方はんだ引きランドと、一対の長辺と一対の短辺とを有し、該一対の長辺ランド群と該一対の短辺ランド群に接合された4方向リードフラットパッケージICと、を備え、該複数の長辺ランドのうち該進行方向に対して最後尾の長辺ランドと、該複数の短辺ランドのうち該進行方向に対して最後尾の短辺ランドと、の間を通り、該進行方向と平行な仮想線に対して、該後方はんだ引きランドのうち該最後尾の長辺ランド側である長辺側部分の面積は、該後方はんだ引きランドのうち該最後尾の短辺ランド側である短辺側部分の面積よりも大きい。
本発明に係るプリント配線基板および半導体装置では、はんだブリッジの発生を抑制できる。
実施の形態1に係るプリント配線基板の平面図である。 実施の形態1に係る半導体装置の平面図である。 実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 実施の形態2に係る半導体装置の平面図である。 実施の形態3に係る半導体装置の平面図である。 実施の形態3の変形例に係る半導体装置の平面図である。 実施の形態4に係る半導体装置の平面図である。
本発明の実施の形態に係るプリント配線基板および半導体装置について図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るプリント配線基板100の平面図である。プリント配線基板100は基板10を備える。基板10は長方形である。基板10の主面には、はんだ付けランド群が設けられる。はんだ付けランド群は、一対の短辺ランド群11、12と、一対の長辺ランド群13、14とを含む。はんだ付けランド群は、後述する4方向リードフラットパッケージICに対応している。
長辺ランド群13では、第1方向51に複数の長辺ランド13aが並ぶ。長辺ランド群14では、第1方向51に複数の長辺ランド14aが並ぶ。第1方向51は、はんだ付けの進行方向31に対して傾いた方向である。本実施の形態では、はんだ付けの進行方向31は、基板10の側面と平行である。
短辺ランド群11では、第2方向52に複数の短辺ランド11aが並ぶ。短辺ランド群12では、第2方向52に複数の短辺ランド12aが並ぶ。第2方向52は、はんだ付けの進行方向31に対して傾き、第1方向51と交差する方向である。本実施の形態では、第1方向51と第2方向52とは直交する。一対の短辺ランド群11、12は、基板10の一対の長辺ランド群13、14の両側にそれぞれ設けられる。一対の短辺ランド群11、12は、一対の長辺ランド群13、14より短い。
一対の短辺ランド群11、12において、短辺ランド群11ははんだ付けの進行方向31に対して前方に位置し、短辺ランド群12は後方に位置する。一対の長辺ランド群13、14において、長辺ランド群13ははんだ付けの進行方向31に対して前方に位置し、長辺ランド群14は後方に位置する。
基板10の短辺ランド群11と長辺ランド群14との間には、側方はんだ引きランド15が設けられる。また、基板10の短辺ランド群12と長辺ランド群13との間には、側方はんだ引きランド16が設けられる。側方はんだ引きランド15、16は、正方形である。側方はんだ引きランド15、16の形状はこれに限らない。
さらに、基板10には、進行方向31に対して一対の長辺ランド群13、14と一対の短辺ランド群11、12の後方に後方はんだ引きランド17が設けられる。後方はんだ引きランド17は、短辺ランド群12と長辺ランド群14との間に設けられる。
ここで、後方はんだ引きランド17の形状を説明するため、仮想線32を考える。仮想線32は、複数の長辺ランド13a、14aのうち進行方向31に対して最後尾の長辺ランド14bと、複数の短辺ランド11a、12aのうち進行方向31に対して最後尾の短辺ランド12bとの間を通り、進行方向31と平行である。仮想線32は、後方側の長辺ランド群14の第1方向51の延長線と、後方側の短辺ランド群12の第2方向52の延長線との交点を通るものとしても良い。
この仮想線32に対して、後方はんだ引きランド17のうち最後尾の長辺ランド14b側を長辺側部分19とする。また、仮想線32に対して、後方はんだ引きランド17のうち最後尾の短辺ランド12b側を短辺側部分18とする。長辺側部分19の面積は、短辺側部分18の面積よりも大きい。
また、長辺側部分19は、短辺側部分18よりも進行方向31で長い。また、後方はんだ引きランド17は、はんだディップの進行方向31の後方に向かって、先細りとなる。さらに、長辺側部分19は、進行方向31に対して後方ほど仮想線32から離れる。
図2は、実施の形態1に係る半導体装置101の平面図である。半導体装置101は、プリント配線基板100と、4方向リードフラットパッケージIC20とを備える。4方向リードフラットパッケージIC20は、一対の長辺23、24と一対の短辺21、22とを有する。4方向リードフラットパッケージIC20は、一対の長辺ランド群13、14と一対の短辺ランド群11、12に接合される。4方向リードフラットパッケージIC20は、進行方向31に対して傾いている。また、仮想線32は、4方向リードフラットパッケージIC20の進行方向31に対して最後尾の頂点を通る。
短辺21から引き出される複数のリードは、複数の短辺ランド11aにそれぞれはんだで接合される。短辺22から引き出される複数のリードは、複数の短辺ランド12aにそれぞれはんだで接合される。長辺23から引き出される複数のリードは、複数の長辺ランド13aにそれぞれはんだで接合される。長辺24から引き出される複数のリードは、複数の長辺ランド14aにそれぞれはんだで接合される。
複数の短辺ランド11a、12aおよび複数の長辺ランド13a、14aの各々の形状は、4方向リードフラットパッケージIC20のリードの形状に対応している。複数の短辺ランド11a、12aおよび複数の長辺ランド13a、14aの各々の形状は、例えば長方形である。これに限らず、複数の短辺ランド11a、12aおよび複数の長辺ランド13a、14aの各々の形状は、リードが接合可能であれば良い。
なお、4方向リードフラットパッケージIC20が備えるリードの数は、図2に示されるものに限らない。また、はんだ付けランド群に含まれるランドの数は、4方向リードフラットパッケージIC20に対応していれば良い。
次に、半導体装置101の製造方法を説明する。まず、はんだ付けランド群、側方はんだ引きランド15、16および後方はんだ引きランド17を基板10の主面に印刷形成する。この工程では、第1方向51に沿って、複数の長辺ランド13a、14aを設け、基板10に一対の長辺ランド群13、14を形成する。また、第2方向52に沿って、複数の短辺ランド11a、12aを設け、一対の短辺ランド群11、12を形成する。一対の短辺ランド群11、12は、一対の長辺ランド群13、14の両側にそれぞれ形成する。ここで、はんだ付けの進行方向31は予め定められており、第1方向51および第2方向52は、進行方向31に合わせて設定される。
また、進行方向31に対して、一対の長辺ランド群13、14と一対の短辺ランド群11、12の後方に後方はんだ引きランド17を形成する。また、短辺ランド群11と長辺ランド群14との間および短辺ランド群12と長辺ランド群13との間に、側方はんだ引きランド15、16をそれぞれ形成する。一対の長辺ランド群13、14と一対の短辺ランド群11、12、側方はんだ引きランド15、16および後方はんだ引きランド17を形成する順番はこれに限らない。
図3は、実施の形態1に係る半導体装置101の製造方法を説明する図である。図3は、4方向リードフラットパッケージIC20をプリント配線基板100に実装する工程を説明する概略図である。まず、基板10の主面に4方向リードフラットパッケージIC20の装着面が接するように、4方向リードフラットパッケージIC20を配置する。基板10の主面は、図3におけるプリント配線基板100の下面である。
このとき、4方向リードフラットパッケージIC20の上に一対の長辺ランド群13、14と一対の短辺ランド群11、12とを配置する。このとき、4方向リードフラットパッケージIC20とプリント配線基板100とは例えば接着剤で互いに固定されても良い。この状態で、基板10をはんだ付けの進行方向31に沿って、はんだ噴流41の中を移動させる。ここで、図3に示されるように、はんだ噴流41は、はんだ付け装置の噴流孔40から噴流する溶融したはんだである。
このとき、はんだ噴流41と基板10の主面が接触するように、進行方向31に向かって基板10を移動させる。この結果、4方向リードフラットパッケージIC20と、一対の長辺ランド群13、14および一対の短辺ランド群11、12とがはんだ付けされる。つまり、4方向リードフラットパッケージIC20がプリント配線基板100に実装される。
一般に、4方向リードフラットパッケージICを、はんだ付けの進行方向に対して前方から後方に向かって、はんだ噴流中をゆっくり搬送した場合、最もはんだブリッジが発生し易い箇所は、4方向リードフラットパッケージICの最後尾となる。特に、本実施の形態のような長方形の4方向リードフラットパッケージIC20では、長辺側のランド群の面積が短辺側よりも大きい。このため、長辺側の最後尾において、はんだブリッジがさらに発生し易い。
これに対し、本実施の形態では、後方はんだ引きランド17のうち短辺側部分18の面積よりも長辺側部分19の面積の方が大きい。このため、進行方向31に対して後方の長辺ランド群14の余剰はんだを、短辺側と比較して、後方はんだ引きランド17へ多く引き込むことができる。これにより、余剰はんだが行き場を失って滞留することを防止できる。従って、はんだブリッジの形成を抑制でき、生産効率を向上できる。
また、一般に、後方はんだ引きランド17に引き込まれたはんだは、表面張力により、はんだ付けランド群に戻ろうとする。ここで、本実施の形態では、長辺側部分19と短辺側部分18とは、進行方向31に対して後方ほど細い。この構造によれば、溶融はんだがはんだ付けランド群に戻ろうとする力を抑制できる。すなわち、はんだブリッジ防止の効果を向上できる。
また、一般に、はんだ引きランドの幅が広いと、はんだが盛り上がり易くなる。これにより、はんだ引きランドのはんだが隣接するランドに付着する可能性がある。これに対し、本実施の形態では、長辺側部分19は、短辺側部分18よりも進行方向31で長い。長辺側部分19を長く形成することで、長辺側部分19の幅を抑制しつつ、長辺側部分19の面積を拡大できる。
一般に、はんだディップ法によりプリント配線基板100に4方向リードフラットパッケージIC20を実装する場合、はんだ付けの進行方向31が決定されてから、はんだ付けランド群の配置が決められる。本実施の形態では、進行方向31に対して4方向リードフラットパッケージIC20が45度傾くように、はんだ付けランド群が設けられる。つまり、第1方向51および第2方向52は、進行方向31に対して45度傾くように設定される。これに限らず、進行方向31に対して4方向リードフラットパッケージIC20が傾いていれば良い。また、進行方向31は基板10の長辺または短辺と平行であっても良い。
また、後方はんだ引きランド17の形状は、図1、2に示されるものに限らない。後方はんだ引きランド17は、短辺側部分18の面積よりも長辺側部分19の面積の方が大きければ良い。例えば、本実施の形態では、長辺側部分19と短辺側部分18は一体化されているが、後方はんだ引きランド17は分割されていても良い。
これらの変形は以下の実施の形態に係るプリント配線基板および半導体装置について適宜応用することができる。なお、以下の実施の形態に係るプリント配線基板および半導体装置については実施の形態1との共通点が多いので、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
実施の形態2.
図4は、実施の形態2に係る半導体装置201の平面図である。半導体装置201は、プリント配線基板200を備える。プリント配線基板200は、後方はんだ引きランド217の形状が実施の形態1と異なる。その他は、実施の形態1と同様である。
後方はんだ引きランド217の長辺側部分219は、第1長辺側部分219aと、第2長辺側部分219bとを有する。第2長辺側部分219bは、第1長辺側部分219aと離れ、第1長辺側部分219aに対して仮想線32と反対側に設けられる。また、第1長辺側部分219aと短辺側部分18は、一体化されている。
本実施の形態では、後方はんだ引きランド217は、互いに分離された第1部分217aと第2部分217bとを有する。第1部分217aは、第1長辺側部分219aと短辺側部分18とを含む。また、第2部分217bは、第2長辺側部分219bである。第1長辺側部分219aと短辺側部分18は、仮想線32に対して対称に設けられる。
本実施の形態では、仮想線32に対して長辺ランド14b側に第2部分217bが第1部分217aから独立して形成される。これにより、進行方向31に対して後方の長辺ランド群14の余剰はんだを、第1部分217aと第2部分217bの二つの経路へ引き込むことができる。このため、実施の形態1と比較して、さらにはんだブリッジを抑制できる。
さらに、第2部分217bは、第1部分217aよりも進行方向31で長い。これにより、長辺ランド群14の余剰はんだを引き込む面積を拡大し、はんだブリッジ防止の効果を向上できる。さらに、第1部分217aと第2部分217bは、複数の長辺ランド13a、14aおよび複数の短辺ランド11a、12aの各々よりも長い。これにより、余剰はんだを引き込む面積を拡大し、はんだブリッジ防止の効果を向上できる。
また、第1部分217aと第2部分217bは、進行方向31に対して後方ほど細い。これにより、溶融はんだがはんだ付けランド群に戻ろうとする力を抑制できる。すなわち、はんだブリッジ防止の効果を向上できる。このとき、第1部分217aと第2部分217bは、進行方向31に対して後方ほど仮想線32に近づく辺を有しても良く、進行方向31に対して後方ほど仮想線32から離れる辺を有しても良い。
後方はんだ引きランド217の形状は図4に示されるものに限らない。例えば、第1部分217aの形状は仮想線32に対して非対称であっても良い。
実施の形態3.
図5は、実施の形態3に係る半導体装置301の平面図である。半導体装置301は、プリント配線基板300を備える。プリント配線基板300は、後方はんだ引きランド317の形状が実施の形態2と異なる。その他は、実施の形態2と同様である。
後方はんだ引きランド317の長辺側部分319は、第1長辺側部分319aと、第2長辺側部分219bとを有する。第2長辺側部分219bは、第1長辺側部分319aと離れ、第1長辺側部分319aに対して仮想線32と反対側に設けられる。また、第1長辺側部分319aと短辺側部分318は、仮想線32を挟んで離れている。
本実施の形態では、後方はんだ引きランド317は、互いに分離された第1部分317aと第2部分217bとを有する。第1部分317aは、互いに分離された第1長辺側部分319aと短辺側部分318とを含む。第1長辺側部分319aと短辺側部分318は、仮想線32に対して非対称に設けられる。
プリント配線基板300では、短辺ランド群12から流れてくるはんだは、短辺側部分318に引き込まれる。また、長辺ランド群14から流れてくるはんだは、第1長辺側部分319aと第2長辺側部分219bの二つの経路へ引き込まれる。これにより、はんだブリッジの形成を抑制できる。
また、第1部分317aが2つに分離されることで、後方はんだ引きランド317の各部分の幅を低減できる。これにより、後方はんだ引きランド317のはんだが盛り上がり、隣接するランドに付着することを防止できる。
また、第1長辺側部分319aと第2長辺側部分219bは、短辺側部分318よりも進行方向31で長い。これにより、長辺ランド群14の余剰はんだを引き込む面積を拡大し、はんだブリッジ防止の効果を向上できる。
図6は、実施の形態3の変形例に係る半導体装置401の平面図である。半導体装置401は、プリント配線基板400を備える。プリント配線基板400は、後方はんだ引きランド417のうち長辺側部分419の形状が実施の形態3と異なる。その他は、実施の形態3と同様である。長辺側部分419は、短辺側部分318と離れて設けられる。また、長辺側部分419は一体化されている。
本変形例では、一体化された長辺側部分419に長辺ランド群14から流れてくるはんだが引き込まれる。長辺側部分419の面積の方は、短辺側部分318の面積よりも大きい。このため、長辺側部分419は、短辺側部分318よりも余剰はんだを多く引き込むことができる。これにより、余剰はんだが行き場を失って滞留することを防止できる。
実施の形態4.
図7は、実施の形態4に係る半導体装置501の平面図である。半導体装置501は、プリント配線基板500を備える。プリント配線基板500は、後方はんだ引きランド517の形状が実施の形態3と異なる。
後方はんだ引きランド517の長辺側部分519は、第1長辺側部分519aと、第2長辺側部分219bとを有する。第2長辺側部分219bは、第1長辺側部分519aと離れ、第1長辺側部分519aに対して仮想線32と反対側に設けられる。また、第1長辺側部分519aと短辺側部分518は、仮想線32を挟んで離れている。
本実施の形態では、後方はんだ引きランド517は、互いに分離された第1部分517aと第2部分217bとを有する。第1部分517aは、互いに分離された第1長辺側部分519aと短辺側部分518とを含む。
長辺側部分519のうち第1長辺側部分519aは、最後尾の長辺ランド14bと一体化されている。また、短辺側部分518は、最後尾の短辺ランド12bと一体化されている。
プリント配線基板500において、長辺ランド群14と後方はんだ引きランド517の長辺側部分519aが接続されることで、長辺ランド群14から流れてくるはんだを長辺側部分519aに引き込み易くできる。また、短辺ランド群12と後方はんだ引きランド517の短辺側部分518が接続されることで、短辺ランド群12から流れてくるはんだを短辺側部分518に引き込み易くできる。これにより、余剰はんだの滞留を抑制し、はんだブリッジの発生を防止し易くできる。
なお、各実施の形態で説明した技術的特徴は適宜に組み合わせて用いてもよい。
100、200、300、400、500 プリント配線基板、101、201、301、401、501 半導体装置、10 基板、11、12 短辺ランド群、11a、12a、12b 短辺ランド、13、14 長辺ランド群、13a、14a、14b 長辺ランド、17、217、317、417、517 後方はんだ引きランド、217a、317a、517a 第1部分、217b 第2部分、18、318、518 短辺側部分、19、219、319、419、519 長辺側部分、219a、319a、519a 第1長辺側部分、219b 第2長辺側部分、20 4方向リードフラットパッケージIC、21、22 短辺、23、24 長辺、31 進行方向、32 仮想線、41 はんだ噴流、51 第1方向、52 第2方向

Claims (17)

  1. 基板と、
    前記基板に設けられ、はんだ付けの進行方向に対して傾いた第1方向に複数の長辺ランドが並んだ一対の長辺ランド群と、
    前記基板の前記一対の長辺ランド群の両側にそれぞれ設けられ、前記進行方向に対して傾き前記第1方向と交差する第2方向に複数の短辺ランドが並び、前記一対の長辺ランド群より短い一対の短辺ランド群と、
    前記基板に設けられ、前記進行方向に対して前記一対の長辺ランド群と前記一対の短辺ランド群の後方に設けられた後方はんだ引きランドと、
    を備え、
    前記複数の長辺ランドのうち前記進行方向に対して最後尾の長辺ランドと、前記複数の短辺ランドのうち前記進行方向に対して最後尾の短辺ランドと、の間を通り、前記進行方向と平行な仮想線に対して、前記後方はんだ引きランドのうち前記最後尾の長辺ランド側である長辺側部分の面積は、前記後方はんだ引きランドのうち前記最後尾の短辺ランド側である短辺側部分の面積よりも大きいことを特徴とするプリント配線基板。
  2. 前記進行方向は、基板の側面と平行であることを特徴とする請求項1に記載のプリント配線基板。
  3. 前記長辺側部分は、前記短辺側部分よりも前記進行方向で長いことを特徴とする請求項1または2に記載のプリント配線基板。
  4. 前記長辺側部分と前記短辺側部分とは、前記進行方向に対して後方ほど細いことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のプリント配線基板。
  5. 前記長辺側部分と前記短辺側部分は一体化されていることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載のプリント配線基板。
  6. 前記後方はんだ引きランドは、互いに分離された第1部分と第2部分とを有し、
    前記長辺側部分は、第1長辺側部分と、前記第1長辺側部分と離れ、前記第1長辺側部分に対して前記仮想線と反対側に設けられた第2長辺側部分と、を有し、
    前記第1部分は、前記第1長辺側部分と前記短辺側部分とを含み、
    前記第2部分は、前記第2長辺側部分であることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載のプリント配線基板。
  7. 前記第1長辺側部分と前記短辺側部分は、一体化されていることを特徴とする請求項6に記載のプリント配線基板。
  8. 前記第1長辺側部分と前記短辺側部分は、前記仮想線に対して対称に設けられることを特徴とする請求項7に記載のプリント配線基板。
  9. 前記第1長辺側部分と前記短辺側部分は離れていることを特徴とする請求項6に記載のプリント配線基板。
  10. 前記第2部分は、前記第1部分よりも前記進行方向で長いことを特徴とする請求項6から9の何れか1項に記載のプリント配線基板。
  11. 前記第1部分と前記第2部分は、前記複数の長辺ランドおよび前記複数の短辺ランドの各々よりも長いことを特徴とする請求項6から10の何れか1項に記載のプリント配線基板。
  12. 前記第1部分と前記第2部分は、前記進行方向に対して後方ほど細いことを特徴とする請求項6から11の何れか1項に記載のプリント配線基板。
  13. 前記第1長辺側部分と前記第2長辺側部分は、前記短辺側部分よりも前記進行方向で長いことを特徴とする請求項6から12の何れか1項に記載のプリント配線基板。
  14. 前記長辺側部分は前記短辺側部分と離れて設けられ、
    前記長辺側部分は一体化されていることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載のプリント配線基板。
  15. 前記長辺側部分は、前記最後尾の長辺ランドと一体化され、
    前記短辺側部分は、前記最後尾の短辺ランドと一体化されることを特徴とする請求項1から14の何れか1項に記載のプリント配線基板。
  16. 基板と、
    前記基板に設けられ、はんだ付けの進行方向に対して傾いた第1方向に複数の長辺ランドが並んだ一対の長辺ランド群と、
    前記基板の前記一対の長辺ランド群の両側にそれぞれ設けられ、前記進行方向に対して傾き前記第1方向と交差する第2方向に複数の短辺ランドが並び、前記一対の長辺ランド群より短い一対の短辺ランド群と、
    前記基板に設けられ、前記進行方向に対して前記一対の長辺ランド群と前記一対の短辺ランド群の後方に設けられた後方はんだ引きランドと、
    一対の長辺と一対の短辺とを有し、前記一対の長辺ランド群と前記一対の短辺ランド群に接合された4方向リードフラットパッケージICと、
    を備え、
    前記複数の長辺ランドのうち前記進行方向に対して最後尾の長辺ランドと、前記複数の短辺ランドのうち前記進行方向に対して最後尾の短辺ランドと、の間を通り、前記進行方向と平行な仮想線に対して、前記後方はんだ引きランドのうち前記最後尾の長辺ランド側である長辺側部分の面積は、前記後方はんだ引きランドのうち前記最後尾の短辺ランド側である短辺側部分の面積よりも大きいことを特徴とする半導体装置。
  17. 前記仮想線は、前記4方向リードフラットパッケージICの前記進行方向に対して最後尾の頂点を通ることを特徴とする請求項16に記載の半導体装置。
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