JP5763004B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本明細書記載の技術は、不揮発性半導体記憶装置に関する。
大容量データを記憶して利用するメモリとして、三次元化が容易な抵抗変化型メモリ(ReRAM:Resistive RAM)などが注目されている。これら抵抗変化型メモリの特徴は、メモリセルに印加する電圧の方向によって電圧−電流特性が大きく変わる非対称性にある。
一方、不揮発性のメモリを作るためにはセルのデータ保持特性が良くなければならないが、データ保持特性は抵抗を形作る物質の物理的な状態に依存して十分な状態維持を実現できない場合が多い。
特開2010−218599号公報
本発明は、データ保持特性の優れた不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とする。
実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、第1の配線、この第1の配線と交差する第2の配線、及び第1の配線と第2の配線の交差部で両配線に接続されたメモリセルを備え、メモリセルが抵抗値によってデータを不揮発に記憶する可変抵抗素子を有するメモリセルアレイと、メモリセルに第1の電圧を印加することにより可変抵抗素子を第1の抵抗状態に設定し、メモリセルに第2の電圧を印加することにより可変抵抗素子を第2の抵抗状態に設定し、メモリセルに第3の電圧を印加することにより、メモリセルからデータを読み出す制御回路とを備える。制御回路は、所定のタイミングでメモリセルに対して可変抵抗素子が第1の抵抗状態及び第2の抵抗状態を保持する弱書き込み電圧を印加する。
第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の全体構成を示すブロック図である。 同不揮発性半導体記憶装置のメモリセルアレイ構造を示す斜視図である。 同メモリセルアレイの等価回路図である。 同メモリセルアレイの他の構造を示す等価回路図である。 同メモリセルアレイの他の構造を示す等価回路図である。 同不揮発性半導体記憶装置の周辺回路の構成例を示す斜視図である。 同不揮発性半導体記憶装置のメモリセルの構成例及びその特性例を示す図である。 同メモリセルのデータリテンション特性を説明するための図である。 同メモリセルのディスターブ特性を説明するための図である。 同メモリセルの弱セット電圧の設定方法の一例を説明するための図である。 同不揮発性半導体記憶装置の弱セット動作の一例を示すためのフローチャートである。 同不揮発性半導体記憶装置の弱セット動作の一例を示すための概略図である。
以下、図面を参照しながら実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。
[半導体記憶装置の概要]
図1は、実施形態に係る半導体記憶装置の構成図である。この半導体記憶装置は、メモリセルアレイ1と、このメモリセルアレイ1に対するデータ消去、データ書き込み及びデータ読み出しを制御するカラム制御回路2及びロウ制御回路3とを備える。メモリセルアレイ1は、複数積層されたメモリセルマットMM(メモリセル層)を有する。各メモリセルマットMMは、互いに交差する複数のビット線BL(第1配線)及び複数のワード線WL(第2配線)と、これらビット線BL及びワード線WLの各交差位置に接続されたメモリセルMCを有する。
カラム制御回路2は、メモリセルマットMMのビット線BLに接続されている。カラム制御回路2は、メモリセルMCのデータ消去、メモリセルMCへのデータ書き込み及びメモリセルMCからのデータ読み出しを行うためにビット線BLを制御する。カラム制御回路2には、ビット線を選択し、アクセス動作に必要な電圧をビット線BLに供給するデコーダ及びマルチプレクサを含むビット線ドライバ2aと、読み出し動作時にメモリセルMCに流れる電流を検知・増幅してメモリセルMCが記憶するデータを判定するセンスアンプ2bを有する。
一方、ロウ制御回路3は、メモリセルマットMMのワード線WLに接続されている。ロウ制御回路3は、アクセス動作時にワード線WLを選択する。ロウ制御回路3は、アクセス動作に必要な電圧をワード線WLに供給するワード線ドライバ3aを有する。なお、このロウ制御回路3は、カラム制御回路2と共にアクセス回路に含まれる。
図2は、メモリセルアレイ1の一部を示す模式的な斜視図である。
メモリセルアレイ1は、クロスポイント型のメモリセルアレイである。メモリセルアレイ1のメモリセルマットMMは、平行に配設された複数のビット線BLと、これらビット線BLと交差する方向に平行に配設された複数のワード線WLを有する。ビット線BL及びワード線WLの各交差部には、両配線に挟まれるようにメモリセルMCが設けられている。メモリセルアレイ1は、前述の通り、このような複数のメモリセルマットMMを多層に積層することにより形成されている。上下に隣接するメモリセルマットMM同士は、ワード線WL或いはビット線BLを共有している。図2の場合、メモリセルアレイ1の最下層のメモリセルマットMM0と、このメモリセルマットMM0の上に隣接するメモリセルマットMM1は、ビット線BL00〜BL02を共有している。又、図2に示す構造においては、積層方向から見てビット線BL及びワード線WLの交点にピラー状のメモリセルMCの積層構造が形成されているが、ビット線層(ビット線BLが第2の方向に複数配列された層)とワード線層(ワード線WLが第1の方向に複数配列された層)との間の層全面にメモリセルMCの積層構造が形成される構造を採用することも可能である。
図3は、図2に示したメモリセルアレイ1の等価回路図である。メモリセルMCは、後に詳細に述べるように、可変抵抗特性と非オーミック特性を有しており、電流が多く流れる向きを長い三角形で示している。したがって、三角形の基端側をアノード、先端側をカソードとする。いま、図3におけるメモリセルMC0011に読み出し動作を行う場合、メモリセルMC0011のアノード側に接続されたビット線BL00に読み出し電圧Vreadを供給し、メモリセルMC0011のカソード側に接続されたワード線WL11に接地電圧VSSを供給する。これにより、図中矢印の様に電流が流れて読み出し動作が行なわれる。又、セット動作を行う場合には、ビット線BL00にセット電圧Vsetを、ワード線WL11に接地電圧VSSを印加する。更に、リセット動作を行う場合には、ビット線BL00に接地電圧VSSを、ワード線WL11にリセット電圧Vresetを印加する。選択されるメモリセルMC0011以外のメモリセルMCに接続されるビット線BLやワード線WLにどの様な電位を与えるかは重要な点で、選択されたメモリセルMC0011が確実にアクセス出来るようにする必要がある。尚、本実施形態に係るメモリセルアレイ1はメモリセルマットMMごとに電流整流方向を逆転させているが、図4に示す様に、全てのメモリセルマットMMの電流整流方向を同じ向きとすることも可能である。更に、本実施形態に係るメモリセルアレイ1においては、メモリセルマットMM間でビット線BL及びワード線WLを共有しているが、図5に示す通り、メモリセルマットMMごとにビット線BL及びワード線WLを独立に形成し、メモリセルマットMM間を絶縁することも可能である。
以上のクロスポイント型のメモリセルアレイ1を用いて三次元メモリを構成するためには、三次元メモリにアクセスするための周辺回路として図1で示したようなセンスアンプ、ドライバ、デコーダ、マルチプレクサなどを各メモリセルアレイ1に設ける必要がある。この構成例を図6に示す。
この図の例では、メモリセルアレイ1のビット線BL及びワード線WLから基板回路への配線を行うため、メモリセルアレイ1の4辺を垂直配線領域としている。メモリセルアレイ1にアクセスするためのカラム制御回路2及びロウ制御回路3は、図示のようにメモリセルアレイ1下の基板上に設けられる。メモリセルアレイ1のビット線BL方向の両端部に対応する位置にはビット線ドライバ2aが配置されている。メモリセルアレイ1の下側中央にはセンスアンプ2bが配置され、メモリセルアレイ1のワード線WL方向の両端部に対応する位置にワード線ドライバ3aが配置されている。センスアンプ2b及びワード線ドライバ3aと、ビット線ドライバ2aとの間には、バス1aが配置されている。これによって、この半導体記憶装置のチップ面積は、ほぼメモリセルアレイ1の面積に等しくすることができる。
ビット線ドライバ2a及びワード線ドライバ3aは、外部からのアドレス信号とコマンドに従ってビット線BL及びワード線WLを選択し、選択したビット線BL及びワード線WLに所定レベルの電圧を設定する。ビット線ドライバ2aとセンスアンプ2bとの間は、グローバルバス領域の一部であるバス1aを介してデータが転送される。
[メモリセル]
次に、本実施形態に係るメモリセルMCについて説明する。なお、ここでは、抵抗変化メモリ素子の代表としてCBRAM(Conduction Bridge RAM)を用いたメモリセルについて説明するが、低抵抗状態と高抵抗状態を印加する電圧とその極性によって変えてその状態をある程度保持できる素子であれば、その構成を問わない。また、ここでは、抵抗変化素子のみでは必ずしも印加電圧の極性に対する電流特性の非対称性を十分に示さないので、ダイオード特性を有する構成を積極的に導入した構成として検討するが、特にダイオード特性素子を構成に含まずとも、抵抗変化素子自体がダイオード特性を持っているのであれば、この特性部分を分離してダイオードとして考えればよい。
図7は、実施形態におけるメモリセルMCの構成及びその特性を示す図である。メモリセルMCは、図7の最も左の模式的構造図に示すように、ビット線BL及びワード線WLの間にビット線BL側から順に配置された金属層11及びアモルファスシリコン層12を有する。金属層11は金属イオンの発生源として機能する。アモルファスシリコン層12は、金属のフィラメントが成長する媒体となる。尚、アモルファスシリコン層12とワード線WLとの間に、p型のドープトポリシリコン層や、n型のドープトポリシリコン層を形成することも可能である。その他、アモルファスシリコン層12とワード線WLとの間に、ダイオードを形成することも可能である。
なお、図7の構成図では、アモルファスシリコン層12を用いたが、半導体に限るものではなく、酸化シリコン(SiOx)、酸窒化シリコン(SiOxNy)、窒化シリコン(SiNx)、金属酸化膜等の絶縁膜でもかまわない。また、アモルファスシリコン層12は、これらの絶縁膜の積層構造でもよく、例えばアモルファスシリコンと酸化シリコンとの積層構造とすることも可能である。また、図7の構成図のWLは、電極として機能すればよく、pタイプのドープトポリシリコンやnタイプのドープトポリシリコンでもよいし、金属でもかまわない。
図7の構成図の右側には、このメモリセルMCの状態と構成を模式的に表す図として、いくつかのセル状態における模式図を示している。金属フィラメントは下向きの縦長の三角形で示している。又、メモリセルMCは、ビット線BL側をアノード、ワード線WL側をカソードとする。
リセット状態のメモリセルMCは、メモリセルMC中に形成されたフィラメントが、アモルファスシリコン層12を貫通しておらず、高抵抗な状態である。この様なリセット状態のメモリセルMCに対して、正方向にセット電圧を印加すると、フィラメントがアモルファスシリコン層12を貫通して、セット状態、即ち低抵抗状態になる。以下において、リセット状態のメモリセルMCに対してセット電圧を印加してセット状態にすることを、セット動作と呼ぶ。
セット状態のメモリセルMCにおいては、時間の経過とともにフィラメントの形状が変化し、セット状態よりも高抵抗状態となった状態(以下、弱リセット状態)に変化する場合がある。又、他のメモリセルに対する読み出し動作等に際して逆方向電圧を印加されることによって特性が劣化して、弱リセット状態に変化する場合もある。本実施形態においては、この様な弱リセット状態へのメモリセルMCの変化を防止するため、セット電圧よりも小さい弱セット電圧VwsetをメモリセルMCの順方向に印加することによって、メモリセルMCをセット状態に維持させる。
[弱セット電圧Vwsetの大きさ]
次に、弱セット電圧Vwsetの設定方法について説明する。弱セット電圧Vwsetの大きさは、メモリセルMCのデータリテンション特性及びディスターブ特性を考慮して決定する。
図8は、メモリセルMCのデータリテンション特性を示すための概略図である。図中の実線で示した部分は、セット状態及びリセット状態のメモリセルMCに対してそれぞれ弱セット電圧Vwsetを与えつつ読み出し電圧Vreadを印加した場合のセル電流を示しており、点線で示した部分は、セット状態のメモリセルMCに対して弱セット電圧Vwsetを与えることなく読み出し電圧Vreadを印加した場合について示している。図より、セット状態のメモリセルMCに対して弱セット電圧Vwsetを印加した場合の方が、より長い時間抵抗状態を保持し得ることが分かる。
図9は、メモリセルMCのディスターブ特性を示すための概略図であり、リセット状態のメモリセルMCに対してそれぞれ電圧VH,VM及びVL(VH>VM>VL)を順方向に印加した場合のセル電流の変化を示している。図より、リセット状態のメモリセルMCに対して印加する順方向電圧が大きいほど、メモリセルMCの抵抗が変化しやすい、即ち、誤セットを生じやすいことが分かる。
上記点に鑑み、弱セット電圧Vwsetの大きさは、メモリセルMCの抵抗値の上昇を食い止める程度には大きく、かつ、リセット状態のメモリセルMCがセット状態に変化しない程度に、つまりセット電圧以下に設定される。弱セット電圧Vwsetは、例えば図10に示す様に、読み出し動作時にメモリセルMCに印加される読み出し電圧が複数段階に変化する場合には、読み出し電圧の最大値Vread2と最小値Vread1との範囲内に設定することも可能であるし、読み出し電圧Vread1又はVread2と同等に設定することも可能である。又、リセット状態のメモリセルMCがセット状態に変化しない条件であれば当然読み出し電圧Vread2以上に設定することも可能であるし、読み出し電圧Vread1以下に設定することも可能である。尚、弱セット電圧Vwsetは、メモリセルMCの材質やサイズ等によって適宜調整される。
[弱セット動作の対象となるメモリセル]
メモリセルMCに対して弱セット電圧Vwsetを印加する動作を弱セット動作とした場合、弱セット動作の対象となるメモリセルMCの選択方法は適宜調整可能である。例えば、不揮発性半導体記憶装置の電源を切断する直前や、一定の時間毎、所定の動作時等に、メモリセルアレイ1に含まれるメモリセルMC全て又は一部に弱セット動作を行う事が可能である。電源を切断する直前に弱セット動作を行う例を考えてみると、まず電源切断指示があった後にデータの退避、バックアップ処理等の電源切断処理を行い(ステップS1)、その後、弱セット動作を行い(ステップS2)、弱セット動作終了後に電源を切断することが考えられる。この様な方法は、対象となるメモリセルMCが接続された全てのワード線及び全てのビット線に同一の電圧を印加することによって実現可能である。
又、図12に示す通り、動作対象であるメモリセルマットMMに対して読み出し動作を行う際に、その他複数のメモリセルマットMM(以下、非動作対象メモリセルマットMM)に対して弱セット動作を行う事も可能である。即ち、動作対象であるメモリセルマットMMにおいては、上述したカラム制御回路2及びロウ制御回路3によって読み出し対象のメモリセルMCを選択して読み出し電圧を印加し、読み出し対象のメモリセルMCに保持されたデータをセンスアンプ2bにラッチする。ここで、弱セット動作においては読み出し動作と異なりセンスアンプ2bを使用しない。従って、読出し動作対象メモリセルマットMMに対する読み出し動作中に、その他のメモリセルマットMMに対して弱セット動作を行う事が可能である。尚、図12においては、読み出し動作に必要なドライバ、デコーダ等を簡略化して一つのブロックとして表現している。同様に、弱セット動作に必要なドライバ等も簡略化して表現している。
尚、非動作対象メモリセルマットMMに対する弱セット動作は、動作対象であるメモリセルマットMMに対して読み出し動作を行う際だけでなく、セット動作やリセット動作を行う際に行っても良い。又、弱セット動作は、一部の非動作対象メモリセルマットMMに対してのみ行っても良く、ある非動作対象メモリセルマットMMに含まれる一部のメモリセルMCに対して行う事も可能である。
この様に、弱セット動作は当然消去、書込み及び読み出し動作とは異なるので、メモリセルMCのアクセスの合間に複数のビット線BLと複数のワード線WLを共有する複数のメモリセルに対して同時に行う事が可能である。尚、メモリセルMCの特性上、リセット状態からセット状態への変化が生じ易い場合には、所定のタイミングで弱リセット電圧を印加すれば良い。この様な「弱セット電圧」及び「弱リセット電圧」をまとめて「弱書き込み電圧」と呼ぶ。
[その他の実施形態]
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
MC…メモリセル、BL…ビット線、11…金属層、12…アモルファスシリコン層、WL…ワード線。

Claims (7)

  1. 複数の第1の配線、この第1の配線と交差する複数の第2の配線、及び前記第1の配線と前記第2の配線の交差部で両配線に電気的に接続された複数の可変抵抗素子を有するアレイと、
    アクセス動作に必要な電圧を前記第1の配線及び前記第2の配線に供給し、前記可変抵抗素子に第1の電圧を印加することにより前記可変抵抗素子を第1の抵抗状態に設定し、前記可変抵抗素子に第2の電圧を印加することにより前記可変抵抗素子を第2の抵抗状態に設定し、前記可変抵抗素子に第3の電圧を印加することにより前記可変抵抗素子からデータを読み出す制御回路と
    を備えた不揮発性半導体記憶装置において、
    前記制御回路は、前記不揮発性半導体記憶装置の電源切断に先立ち、前記複数の第1の配線に同一の電圧を印加し、前記複数の第2の配線に同一の電圧を印加することにより、前記複数の第1の配線及び前記複数の第2の配線に接続された前記複数の可変抵抗素子に対して同時に、読み出し動作に際して使用される2以上の読み出し電圧の最大値と最小値の範囲内に設定され、前記可変抵抗素子が前記第1の抵抗状態及び前記第2の抵抗状態を保持する弱書き込み電圧を印加する
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 複数の第1の配線、この第1の配線と交差する複数の第2の配線、及び前記第1の配線と前記第2の配線の交差部で両配線に電気的に接続された複数の可変抵抗素子を有するアレイと、
    アクセス動作に必要な電圧を前記第1の配線及び前記第2の配線に供給し、前記可変抵抗素子に第1の電圧を印加することにより前記可変抵抗素子を第1の抵抗状態に設定し、前記可変抵抗素子に第2の電圧を印加することにより前記可変抵抗素子を第2の抵抗状態に設定し、前記可変抵抗素子に第3の電圧を印加することにより前記可変抵抗素子からデータを読み出す制御回路と
    を備えた不揮発性半導体記憶装置において、
    前記制御回路は、所定のタイミングで、前記複数の第1の配線に同一の電圧を印加し、前記複数の第2の配線に同一の電圧を印加することにより、前記複数の第1の配線及び前記複数の第2の配線に接続された前記複数の可変抵抗素子に対して同時に、前記可変抵抗素子が前記第1の抵抗状態及び前記第2の抵抗状態を保持する弱書き込み電圧を印加する
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記弱書き込み電圧は、読み出し動作に際して使用される2以上の読み出し電圧の最大値と最小値の範囲内に設定されることを特徴とする請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記弱書き込み電圧は、前記不揮発性半導体記憶装置の電源切断に先立ち印加されることを特徴とする請求項2又は3記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記弱書き込み電圧は、前記第1及び第2の配線を共有する複数の可変抵抗素子からなるマットに対する読み出し動作等の動作時に、動作していない他のマットに対して印加されることを特徴とする請求項2〜記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 前記制御回路は、前記読み出し動作時に読み出し対象の前記可変抵抗素子から読み出されたデータをラッチするセンスアンプを更に備え、
    前記センスアンプは、前記弱書き込み電圧が印加される前記動作していない他のマットの前記可変抵抗素子からの読み出しデータをラッチしない
    ことを特徴とする請求項記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 前記可変抵抗素子はダイオード特性を有し、
    前記第2の電圧は、前記第1の電圧と極性が異なる
    ことを特徴とする請求項2〜記載の不揮発性半導体記憶装置。
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