JP5761064B2 - 定着装置用ローラ、定着装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

定着装置用ローラ、定着装置、及び、画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5761064B2
JP5761064B2 JP2012026257A JP2012026257A JP5761064B2 JP 5761064 B2 JP5761064 B2 JP 5761064B2 JP 2012026257 A JP2012026257 A JP 2012026257A JP 2012026257 A JP2012026257 A JP 2012026257A JP 5761064 B2 JP5761064 B2 JP 5761064B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing device
bubbles
roller
porous body
less
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012026257A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013164458A (ja
Inventor
克典 須藤
克典 須藤
安瀬 徳彦
徳彦 安瀬
剛史 遠藤
剛史 遠藤
正之 上
正之 上
小林 徹
徹 小林
広太 塩寺
広太 塩寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2012026257A priority Critical patent/JP5761064B2/ja
Priority to US13/757,136 priority patent/US8948673B2/en
Publication of JP2013164458A publication Critical patent/JP2013164458A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5761064B2 publication Critical patent/JP5761064B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/206Structural details or chemical composition of the pressure elements and layers thereof
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2053Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess
    • G03G2215/2003Structural features of the fixing device
    • G03G2215/2016Heating belt
    • G03G2215/2035Heating belt the fixing nip having a stationary belt support member opposing a pressure member

Description

本発明は、電子写真方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリなどに用いられ、未定着トナー画像を定着させる定着装置において用いられる加圧ローラなどの定着装置用ローラ、かかる定着装置用ローラを有する定着装置、及び、画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等の各種画像形成装置に用いられる定着装置として、金属基材と弾性ゴム層などから成る薄肉の定着ベルトを備えるものが知られている。このように、低熱容量化された薄肉の定着ベルトを備えることで、定着ベルトの加熱に必要なエネルギーを大幅に低減することができ、ウォームアップ時間(電源投入時など、常温状態から印刷可能な所定の温度(リロード温度)までに要する時間)や、ファーストプリント時間(印刷要求を受けた後、印刷準備を経て印字動作を行い排紙が完了するまでの時間)の短縮化を図ることができる。
ここで、定着装置の一例を図2に示す。定着装置40は、回転可能な定着回転体としての定着ベルト3と、定着ベルト3に対向して回転可能に設けられた対向回転体としての加圧ローラ4と、定着ベルト3を加熱する加熱源としてのハロゲンヒータ23と、定着ベルト3の内側に配設されたニップ形成部材24と、ニップ形成部材24を支持する支持部材としてのステー25と、ハロゲンヒータ23から放射される光を定着ベルト3へ反射する反射部材26等を備えている。上記定着ベルト3は、薄肉で可擁性を有する無端状のベルト部材(フィルムも含む)で構成されている。
加圧ローラ4の断面をモデル的に図4に示す。この例では円柱状の金属製の芯金41の外表面上に、多孔質体からなる弾性層42とポリテトラフルオロエチレンからなる離型層43とが順次設けられている。
このような加圧ローラ4において、特許第4795715号公報(特許文献1)で提案されている技術では弾性層にシリコーンゴムを発泡させた低硬度スポンジを使用している。このようなシリコーンゴムを発泡させた低硬度スポンジを用いることで、ウォーミングアップ時間の短縮化のみならず、一般に要求されるコンパクトさを満足しながら、十分なニップ幅を得ることができるので、良好な画像定着が可能となるとされている。しかし、この技術によれば、ウォーミングアップ時間の短縮化はできても、これらのスポンジ層にかかる外力によって短期間にスポンジが破壊されてしまい耐久性に劣る。または、硬度低下が大きいために、短期間にニップ圧が低下して、所定のニップ圧が維持できなくなり、十分な画像定着ができなくなる。
従って、このような低硬度スポンジを使用して長寿命を得るには、ローラの圧力解除機構を設ける等、低加圧、低負荷といった制約が必要となるために、その使用可能範囲が狭くなるという欠点がある。
ここで、水を分散剤とした水エマルジョンシリコーンゴム組成物を用いて連続気泡を有する発泡弾性断熱層が提案された。このような発泡弾性断熱層は、いわゆる水発泡シリコーン技術によって得ることができる。この技術によれば、気泡が微細となり、かつ、連続気泡となるので、加熱時の熱膨張によるローラ外径の増加や破泡による硬化低下を防止でき、耐久性が向上するとされている。
しかしながら、現実には、更なる耐久性の向上が望まれていた。
本発明は、上述した課題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、小径でも広いニップ幅を得ることができ、ウォーミングアップ時間の短縮化を可能としながら、耐久性に優れた定着装置用ローラ及びかかるローラを有する定着装置を提供することである。
本発明の定着装置用ローラは、請求項1に記載の通り、芯金の外周面上に複数の気泡を有する多孔質体からなる弾性層が形成されている定着装置用ローラにおいて、前記多孔質体を切断したときに得られる断面に存在する気泡が0.1μm以上50μm以下の範囲の大きさであり、球状の気泡が互いに部分的に重なり合って形成された複合気泡が存在し、前記気泡のうち、5μm以上50μm以下の大きさの気泡について5μm毎に分画したときに5μm以上10μm以下の大きさの気泡が最も多く存在し、かつ、前記5μm以上10μm以下の大きさの気泡の数を100としたときに、10μm以上20μm以下の大きさの気泡の数割合が50以上であることを特徴とする定着装置用ローラである。
本発明の定着装置用ローラは、請求項2に記載の通り、請求項1に記載の定着装置用ローラにおいて、前記多孔質体が水発泡シリコーンゴムにより構成されていることを特徴とする。
本発明の定着装置用ローラは、請求項3に記載の通り、請求項1または請求項2に記載の定着装置用ローラにおいて、最外層にテトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、または、ポリテトラフルオロエチレンにより構成される離型層が形成されていることを特徴とする。
本発明の定着装置は請求項4に記載の通り、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の定着装置用ローラを有することを特徴とする定着装置である。
本発明の画像形成装置は請求項5に記載の通り、請求項4に記載の定着装置を有することを特徴とする画像形成装置である。
本発明に係る定着装置用ローラは、前記多孔質体を切断したときに得られる断面に存在する気泡が0.1μm以上50μm以下の範囲の大きさであり、球状の気泡が互いに部分的に重なり合って形成された複合気泡が存在し、前記気泡のうち、5μm以上50μm以下の大きさの気泡について5μm毎に分画したときに5μm以上10μm以下の大きさの気泡が最も多く存在し、かつ、前記5μm以上10μm以下の大きさの気泡の数を100としたときに、10μm以上20μm以下の大きさの気泡の数割合が50以上であるために、小径としても広いニップ幅を得ることができ、ウォーミングアップ時間の短縮化を可能としながら、耐久性に優れた定着装置用ローラとなる。
また、本発明の定着装置用ローラは加圧の応力を均等に分散できるので、小径としても広いニップ幅を得ることができ、ウォーミングアップ時間の短縮化を可能としながら、耐久性に優れた定着装置用ローラとなる。
また、本発明の定着装置用ローラは加圧の応力をより均等に分散できるために、より高い耐久性を得ることができる。
また、本発明に係る定着装置用ローラは、上記請求項1に記載の定着装置用ローラにおいて、前記多孔質体が水発泡シリコーンゴムにより構成されていることにより、高い耐熱耐久性を備えることができる。
また、本発明に係る定着装置用ローラは、上記請求項1または請求項2に記載の定着装置用ローラにおいて、最外層にテトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、または、ポリテトラフルオロエチレンにより構成される離型層が形成されている構成により、これらからなる離型層を設けることで、ローラへのトナー固着を防ぎ、両面印刷時などにおける紙離型性を向上させることができる。
本発明の定着装置は上記の定着装置用ローラを有する構成により、コンパクトでありながら十分な定着性能を有しウォーミングアップ時間の短縮化を可能としながら、耐久性に優れた定着装置である。
本発明の画像形成装置は上記の定着装置を有する構成により、コンパクトでありながら十分な定着性能を有しウォーミングアップ時間の短縮化を可能としながら、耐久性に優れた定着装置である。
図1は本発明の定着装置用ローラを用いる画像形成装置の一例を示すモデル図である。 図2は本発明に係る定着装置の一例を示すモデル図である。 図3は定着ベルトの断面を示すモデル図である。 図4は本発明に係る低着用ローラの軸に垂直な断面を示すモデル図である。 図5は本発明に係る低着用ローラの軸を含む断面を示すモデル図である。 図6は画像解析の方法を説明するための説明図である。図6(a)白黒2値化前の写真である。図6(b)白黒2値化後の写真である。 図7は実施例1に係る定着装置用ローラの弾性層を形成する多孔質体の断面の電子顕微鏡写真である。 図8は比較例1に係る定着装置用ローラの弾性層を形成する多孔質体の断面の電子顕微鏡写真である。 図9は比較例2に係る定着装置用ローラの弾性層を形成する多孔質体の断面の電子顕微鏡写真である。 図10は実施例1、比較例1、及び、比較例2に係る定着装置用ローラの弾性層を形成する多孔質体に含まれる気泡の大きさの解析結果を示す図である。
本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明の定着装置用ローラを用いる画像形成装置(プリンタ)の構成を示す概略図である。
このプリンタは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナー像をそれぞれ対応した感光体ドラム1Y、1M、1C、1Bk(像担持体)の表面上に形成するために電子写真方式の4組の画像形成部10Y、10M、10C、10Bk(像形成手段)を備えている。
これら画像形成部10Y、10M、10C、10Bkの下方には、各画像形成部を通して用紙(記録材)を搬送するための搬送ベルト20が張架されている。
各画像形成部10Y、10M、10C、10Bkの感光体ドラム1Y、1M、1C、1Bkは、搬送ベルト20にそれぞれ転接配置され,用紙(記録材)は搬送ベルト20の表面に静電的に吸着される。
4組の画像形成部10Y、10M、10C、10Bkは、略同じ構造を有する。よって、ここでは用紙の搬送方向最上流側に配設されたイエロー用の画像形成部10Yについて代表して説明し、他の色用の画像形成部10M、10C、10Bkについては同一符号を付して詳細な説明を省略する。
画像形成部10Yは、その略中央位置に搬送ベルト20に転接された感光体ドラム1Yを有する。感光体ドラム1Yの周囲には、感光体ドラム1Yの表面を所定の電位に帯電させる帯電装置2Y、帯電されたドラム表面を色分解された画像信号に基づいて露光し、ドラム表面上に静電潜像を形成する露光装置3Y、ドラム表面上に形成された静電潜像にイエロートナーを供給して現像する現像装置4Y、現像したトナー像を搬送ベルト20を介して搬送される用紙上に転写する転写ローラ5Y(転写装置)、転写されずにドラム表面に残留した残留トナーを除去するクリーナ6Y、および図示しないドラム表面に残留した電荷を除去する除電ランプが、感光体ドラム1Yの回転方向に沿って順に配設されている。
搬送ベルト20の図中右下方には、用紙を搬送ベルト20上に給紙するための給紙機構30が配設されている。
搬送ベルト20の図中左側には、後述する本発明の実施の形態に係る定着装置40が配設されている(この図中では、励磁コイルなどは省略)。搬送ベルト20によって搬送された用紙は、搬送ベルト20から連続して定着装置40を通って延びた搬送路を搬送され、定着装置40を通過する。
定着装置40は、搬送された用紙、すなわちその表面上に各色のトナー像が転写された状態の用紙を加熱および加圧する。そして、各色のトナー像を溶融して用紙に浸透させて定着させる。また、定着装置40の搬送経路下流側に排紙ローラを介して排紙する。
次に、本発明に係る定着装置を図2にて説明する。
図2に示すように、定着装置40は、回転可能な定着回転体としての定着ベルト3と、定着ベルト3に対向して回転可能に設けられた対向回転体としての加圧ローラ4と、定着ベルト3を加熱する加熱源としてのハロゲンヒータ23と、定着ベルト3の内側に配設されたニップ形成部材24と、ニップ形成部材24を支持する支持部材としてのステー25と、ハロゲンヒータ23から放射される光を定着ベルト3へ反射する反射部材26等を備えている。
上記定着ベルト3は、薄肉で可携性を有する無端状のベルト部材(フィルムも含む)で構成されている。
詳しくは、定着ベルト3は、ニッケルもしくはSUS等の金属材料又はポリイミド(PI)などの樹脂材料で形成された内周側の基材31と、テトラフルオロエチレンーパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)またはポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などで形成された外周側の離型層33によって構成されている。また、基材と離型層との間に、図3に示すようにシリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム、又はフッ素ゴム等のゴム材料で形成された弾性層32を介在させてもよい。
図4にその軸に垂直な断面を、図5にその軸を含む断面をそれぞれモデル的に示す加圧ローラ4は、本発明に係る定着装置用ローラであり、金属製の円筒部材からなる芯金41上に、発泡シリコーンゴムからなる弾性層42、テトラフルオロエチレンーパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)またはポリテトラフルオロエチレン(PTFE)からなる表面離型層43の順にそれぞれ積層され、さらに弾性層42の両端部付近には表面離型層43の代わりに、定着ベルトとの滑りの発生を防止する、ゴム材料によって形成されるグリップ層44が形成されている。加圧ローラ4の外径はこの例では20〜40mm程度である。
芯金41にはステンレス鋼、炭素鋼など剛性の高い金属材料を用いる。芯金の肉厚については本発明では弾性層に発泡シリコーンゴムからなる多孔質体を適用することで断熱性を有しており、芯金は中空、中実は問わない。
弾性層42は水発泡シリコーンゴムを用いることで断熱性を得ることができ、加圧ローラへの伝熱を低減することで機器の立ち上げ時間短縮や省エネ(TEC値低減)が可能である。
弾性層42を構成する多孔質体は熱伝導率0.1〜0.2W/(m・K)、硬度20〜60°(アスカーC)であり、多孔質体を切断したときに得られる断面に存在する気泡が0.1μm以上50μm以下の範囲の大きさであって、かつ、該断面における一辺が200μmの正方形の面積100に対して、該正方形内で球状の気泡が互いに部分的に重なり合って形成された複合気泡が占める面積が60以上70以下であり、また、この多孔質体を切断したときに得られる断面に存在する気泡が0.1μm以上50μm以下の範囲の大きさであって、かつ、5μm以上50μm以下の大きさの気泡について5μm毎に分画したときに5μm以上10μm以下の大きさの気泡が最も多く存在する。ここで、複合気泡は、その断面を観察することで、単独気泡の球形状とは異なり、球形が互いに部分的に重なり合っているので、多孔質体の断面を顕微鏡などで観察することで、単独気泡と容易に区別できる。
ここで前記5μm以上10μm以下の大きさの気泡の数を100としたときに、10μm以上20μm以下の大きさの気泡の数割合が45以上であると加圧の応力をより均等に分散できるために、より高い耐久性を得ることができる。
ここで、多孔質体の製造方法としては発泡剤を添加させ発泡構造を形成する化学発泡と、液状シリコーンゴム中に水を乳化させ加熱することで水を揮発させ発泡構造を形成する水発泡シリコーン法が一般的に知られている。このうち、化学発泡ではセルのサイズが大きいため複写機の定着用回転体として用いた場合、トナーに対して均一な圧力負荷ができないため画像ムラや耐久不足(硬度低下、破断など)が起こりやすいという問題がある。一方、水発泡シリコーン法では微細なセルを均一に形成することできるため、トナーに対して均一な圧力負荷ができ、圧力負荷を均等に受けることができるため、耐久不足が起きにくい。
本発明における弾性層を形成する多孔質体は、例えば水発泡シリコーンとしてで提案された技術を応用して得ることができる。
具体的にはこの公報に開示された、水発泡シリコーン組成物を用い、ただし、採取的に形成される多孔質体におけるを切断したときに得られる断面に存在する気泡が0.1μm以上50μm以下の範囲の大きさであって、かつ、5μm以上50μm以下の大きさの気泡について5μm毎に分画したときに5μm以上10μm以下の大きさの気泡が最も多く存在するように攪拌を行う。
より具体的には、上述した弾性体42は、市販されている2液型の液状シリコーンに触媒、界面活性剤、架橋材を添加し、混ぜ、水(必要に応じてアルコールを加える)に添加剤、充填剤、分散剤等を混ぜ液状シリコーンゴムと同等の粘度にした混合溶液と合わせて攪拌してエマルジョン組成物を調製する。
ここで、液状シリコーンゴムと混合溶液との配合比率は、得たい空孔率により変わる。例えば、液状シリコーンゴムと混合溶液との配合比率を1:1にすると、エマルジョン中の微粒子状の水分が蒸発しセルとなるので空孔率50%の多孔質体を得ることができる。
エマルジョンは、ホモジナイザーや、必要に応じて超音波処理を伴う攪拌機を用い、上記条件を満足するような気泡分布が得られるよう攪拌手段、攪拌時間、各藩速度(例えば300〜1500rpm)などの各種攪拌条件を調整する。
その後、調製されたエマルジョン組成物を金型に注型し、加熱することでエマルジョン組成物内の水分を蒸発させずにシリコーンゴムを硬化させる(1次加熱)。ここで、加熱温度は、80〜130℃の範囲、加熱時間はで30〜120分の範囲で行う。加熱温度90〜110℃、加熱時間60〜90分が望ましい。
次に、1次加熱後の多孔質体から水分を除去するために2次加熱を行う。加熱温度は150〜300℃、加熱時間は1〜24時間の範囲で行う。加熱温度200〜250℃、加熱時間3〜5時間が望ましい。このような2次加熱を行うことで、多孔質体から水分を除去し、気泡を連泡タイプとするとともに、シリコーンゴムの最終的な硬化を終了させる。
芯金に上記方法で得られた多孔質体を接着等により固定させ、多孔質体を所定の外径に削りだすことで、ローラ形状に成形する。
成形された弾性層側面に一液熱硬化型の接着剤を均一に塗布しフッ素樹脂からなるチューブを被覆し離型層43とし、本発明の定着装置用ローラを得ることができる。
ここで、弾性層の両端付近に離型層43を形成せずにグリップ層を設けることができる。グリップ層44は通紙領域Wtと同じ幅とした離型層の両端と弾性層端部との領域に形成する。成形方法としてはグリップ層形成組成物をスプレー塗装、ディップ塗装、ロールコートなどの方法で塗装してその後乾燥する方法が挙げられる。グリップ層の材料には、グリップ力を得るためタック性を有すること、ニップ部を形成するため弾性体であること、定着温度に対する耐熱性を有すること、の3つの特性が必要となる。そうした材料として、シリコーンゴム、フッ素ゴムなどのゴム材料を用いることが望ましい。
ここで、本発明における気泡の個数の測定方法について説明する。
まず、鋭利な刃物で弾性層を構成する多孔質体を切断し、その断面をレーザ顕微鏡(LSM)、電子顕微鏡(SEM)で一辺が200μmの正方形の領域が鮮明に見えるように撮影する(図6(a)参照)。
得られた画像を市販の画像処理ソフトにより、シリコーンゴム部分が白く、気泡部分が黒くなるようにして白黒2値化し(図6(b)参照)、気泡部分を抽出した後、各気泡径を構成要素として、画像処理の手法の一つであるオープニング処理を用いて、上記抽出した気泡を各気泡径にふるい分けをする。各オープニング処理の前後の結果の差分を取ることでふるい分けした構成要素(気泡径)の画素数がわかる。この画素数を構成要素の画素数で除することで各径範囲毎に含まれる個数(分画された各分画に存在する気泡数)が分かり、分布を求めることができる。
ここで上記のように水発泡シリコーンにより形成された多孔質体は分栽培である水(及び、アルコール)が成形体から抜けるときに形成された微細な通路によりつながっている、いわゆる連泡形である。
また、本発明における弾性層を構成する多孔質体は、上述のように、球状の気泡が互いに部分的に重なり合って形成された複合気泡が前記断面中の一辺が200μmの正方形領域において占める面積割合が60%以上70%以下であるが、このような面積割合は上記顕微鏡による画像データにおいて、一辺が200μmの正方形領域を切り出し、この領域における、部分的に重なり合って形成された複合気泡以外の気泡に係る画像を目視で確認しながら消したのち、白黒2値化し、これら領域における全体における黒の部分の面積比(画像処理ソフトによって算出される)を用いた。
また、空孔率の測定は、次式で算出した
[数1]
空孔率=(多孔質体の比重−ソリッドゴムの比重)/(ソリッドゴムの比重)×100(%)
比重測定は、比重計(A&D社製電子比重計 MD−200S)を用いて測定した。
また、連泡率は、メタノール浸漬重量増加率で測定した。この方法は特開2002−12696に記載されている方法である。すなわち、JIS 6249の圧縮永久歪測定に用いられる試験片(直径約29mm、厚さ約12.5mmの円柱形状)を作成し、これをメタノール500gを満たした容量約1Lの金属缶に浸漬し、蓋をして25℃の雰囲気中で放置し、浸漬前及び浸漬24時間後の重量から、下記の計算式で重量増加率を測定した。なお、比重が小さく、浮いてしまうサンプルについては、金属メッシュでメタノール上部を覆った。
芯金に直径が18mmのSUM材を用い、その外周に中央部に東レ・ダウコーニングシリコーン社製水発泡シリコーン組成物により、肉厚3.5mm、軸方向長さ342mmの連続気泡を有する発泡シリコーンによる弾性層を形成した。この弾性層のアスカーC硬度は40Hsであった。
この弾性層の中央部の通紙領域に離型層として厚さが30μmのPFAチューブを被覆した。弾性層の両端近くの離型層非形成部分にシリコーンゴムで膜厚50μmとなる厚さのグリップ層を形成した。
上記水発泡シリコーン組成物に対しての攪拌条件の異なるローラを数種類各3本ずつ作製した。
これらのうち各1本ずつのローラの弾性層における多孔質体について、その多孔質体を切断したときに得られる断面について走査型電子顕微鏡による写真を撮影し、そのうち、球状の気泡が互いに部分的に重なり合って形成された複合気泡が断面中の一辺が200μmの正方形領域において占める面積割合が60%以上70%以下であるものを実施例1とし、一般的な攪拌回転数である50rpmで攪拌して得たローラを比較例1(従来例)とした。
これらローラの弾性層についての、前記断面に存在する気泡の大きさの範囲(A)、球状の気泡が互いに部分的に重なり合って形成された複合気泡が前記断面中の一辺が200μmの正方形領域において占める面積割合(B)、前記多孔質体を切断したときに得られる断面に存在する5μm以上50μm以下の大きさの気泡について5μm毎に分画したときにもっとも大きい分画範囲(C)、前記最も多い分画範囲の気泡の数を100としたときに、その分画より一段大きい分画の気泡の数割合(D)、さらに、空隙率(E)と連泡率(F)について表1に示した。
なお、実施例1のローラの弾性層と比較例2のローラの弾性層は、熱伝導率が0.102〜0.108W/(m・K)の範囲、硬度は26〜32°(アスカーC)の範囲にあり、これらは同じレベルであった。
さらに、別途入手した、芯金の外側面上に多孔質層(シリコーンからなる)と離型層とが順次積層されてなる定着装置用ロール(比較例2)の解析を行った。
図7に実施例1、図8に比較例1、図9に比較例2の定着装置用ローラの弾性層の断面の顕微鏡写真をそれぞれ示すとともに、図10にこれら断面における気泡の大きさの分布調査結果を示す。
これら結果から、本発明に係る定着装置用ローラの弾性層を構成する多孔質体は、比較例1及び比較例2における多孔質体の気泡より小さい気泡が多く、かつ、その分布ピークが広いことが理解される。
<定着装置用ローラの評価>
上記実施例1、及び、比較例1に係る定着装置用ローラついて耐久試験を実施した。耐久試験は、上記ローラを加圧ローラとして直径が40mmの加熱ローラを対向させて加圧し、加圧ローラを駆動回転することで加熱ローラを従属回転させておこなった。
加圧力としては、加圧ローラの弾性体を1.2mm圧縮させるものとし、このときニップ幅は7mmとなった。
加熱ローラの表面温度は180℃とし、加圧ローラの回転数150rpmで、5秒回転後に1秒停止の間欠運転を行った。
その結果、実施例1に係る加圧ローラは試験時間300時間経過しても破泡、破壊はなかったが、比較例1係る加圧ローラは試験時間300時間で側面に破泡が見られた。硬度低下が実施例1のローラより大きく、耐久試験前後での硬度低下が8.3%あった。
さらに、実施例1同様に、ただし、エマルジョン組成物の攪拌条件における攪拌速度が300〜1500rpmの範囲内であるが実施例1とは異なって製造された多孔質体を切断したときに得られる断面に存在する気泡が0.1μm以上50μm以下の範囲の大きさであって、かつ、球状の気泡が互いに部分的に重なり合って形成された複合気泡が断面中の一辺が200μmの正方形領域において占める面積割合が60%以上70%以下である多孔質体(これらはすべて、5μm以上50μm以下の大きさの気泡について5μm毎に分画したときに5μm以上10μm以下の大きさの気泡が最も多く存在し、かつ、前記5μm以上10μm以下の大きさの気泡の数を100としたときに、10μm以上20μm以下の大きさの気泡の数割合が50以上である多孔質体)からなる定着装置用ローラ4種類を用いて、その評価を行ったが、実施例1にかかるローラ同様に試験時間300時間経過しても破泡や破壊はなかった。
ここで、本発明に係る定着装置用ローラの耐久性が高いことは次のように考えられる。一般に発泡弾性体は通気性が高いほど(いわゆる連泡タイプ)、圧縮やせん断応力を受けた際に耐ストレス性が高いとされており、圧縮された際に従来の独泡タイプ(比較例2のタイプ)や従来の連泡タイプ(気泡同士が、ごく細い通路(分散媒である水が形成した)で連結されている比較例1のタイプ)では気泡が圧縮されるので気泡周囲の壁に圧力(ストレス)が繰り返し加わって破壊しやすいが、本発明の定着装置用ローラの弾性層を構成する多孔質体の場合、球状の気泡が互いに部分的に重なり合って形成された複合気泡では、気泡自体が小さく、その大きさも様々なものがあり、かつ、気泡周囲の壁の形状が複雑であるために上記ストレスの集中が生じにくく、その結果、耐久性が向上すると考えられる。
4 本発明に係る定着装置用ローラ
40 定着装置
41 芯金
42 弾性層
43 離型層
44 グリップ層
特許第4795715号公報

Claims (5)

  1. 芯金の外周面上に複数の気泡を有する多孔質体からなる弾性層が形成されている定着装置用ローラにおいて、
    前記多孔質体を切断したときに得られる断面に存在する気泡が0.1μm以上50μm以下の範囲の大きさであり、
    球状の気泡が互いに部分的に重なり合って形成された複合気泡が存在し、
    前記気泡のうち、5μm以上50μm以下の大きさの気泡について5μm毎に分画したときに5μm以上10μm以下の大きさの気泡が最も多く存在し、かつ、
    前記5μm以上10μm以下の大きさの気泡の数を100としたときに、10μm以上20μm以下の大きさの気泡の数割合が50以上であることを特徴とする定着装置用ローラ。
  2. 前記多孔質体が水発泡シリコーンゴムにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置用ローラ。
  3. 最外層にテトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、または、ポリテトラフルオロエチレンにより構成される離型層が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の定着装置用ローラ。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の定着装置用ローラを有することを特徴とする定着装置。
  5. 請求項4に記載の定着装置を有することを特徴とする画像形成装置。
JP2012026257A 2012-02-09 2012-02-09 定着装置用ローラ、定着装置、及び、画像形成装置 Active JP5761064B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012026257A JP5761064B2 (ja) 2012-02-09 2012-02-09 定着装置用ローラ、定着装置、及び、画像形成装置
US13/757,136 US8948673B2 (en) 2012-02-09 2013-02-01 Fixing-unit roller, fixing unit, and image forming apparatus including an elastic layer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012026257A JP5761064B2 (ja) 2012-02-09 2012-02-09 定着装置用ローラ、定着装置、及び、画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013164458A JP2013164458A (ja) 2013-08-22
JP5761064B2 true JP5761064B2 (ja) 2015-08-12

Family

ID=48945657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012026257A Active JP5761064B2 (ja) 2012-02-09 2012-02-09 定着装置用ローラ、定着装置、及び、画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8948673B2 (ja)
JP (1) JP5761064B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6198548B2 (ja) * 2013-09-27 2017-09-20 キヤノン株式会社 電子写真用の導電性部材、プロセスカートリッジおよび電子写真装置
JP6013305B2 (ja) 2013-10-30 2016-10-25 住友理工株式会社 紙送り用ローラ
JP6295655B2 (ja) * 2013-11-29 2018-03-20 株式会社リコー 発泡体成形装置、ローラ、及び、画像形成装置
JP6303826B2 (ja) * 2014-06-02 2018-04-04 株式会社リコー 定着装置用ローラ、定着装置、および、画像形成装置
JP2016014867A (ja) * 2014-06-09 2016-01-28 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
WO2016009527A1 (ja) * 2014-07-17 2016-01-21 キヤノン株式会社 加圧部材、及び定着装置
JP2016161656A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 株式会社リコー 定着装置用ローラ、定着装置、および、画像形成装置
JP2017044847A (ja) * 2015-08-26 2017-03-02 株式会社リコー 定着装置用ローラ、定着装置、および、画像形成装置
JP6946780B2 (ja) * 2017-06-29 2021-10-06 株式会社リコー 定着ローラ、定着装置、及び、画像形成装置

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06289756A (ja) * 1993-04-01 1994-10-18 Konica Corp クリーニングトナーガイドローラと、それを用いた画像形成方法及び装置
JP3667651B2 (ja) 2001-03-29 2005-07-06 シャープ株式会社 弾性及び断熱性を備えたローラ及びこれを用いた加熱装置
JP3974481B2 (ja) 2001-12-19 2007-09-12 株式会社リコー 定着ベルト評価方法および定着ベルト
US7024923B2 (en) 2002-03-22 2006-04-11 Ricoh Company, Ltd. Method for evaluating fixing member and fixing belt and thermal fixing roller
JP4011378B2 (ja) 2002-03-22 2007-11-21 株式会社リコー 定着用部材評価方法
JP4210085B2 (ja) 2002-08-08 2009-01-14 日星電気株式会社 ゴム状発泡弾性体、および該ゴム状発泡弾性体を配した定着用加圧ローラ
JP2004279590A (ja) 2003-03-13 2004-10-07 Ricoh Co Ltd 定着部材及びそれを有する画像形成装置
JP2005024610A (ja) 2003-06-30 2005-01-27 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
US7480478B2 (en) 2004-06-28 2009-01-20 Ricoh Company, Ltd. Method and apparatus for image forming capable of effectively fixing a toner image on a recording sheet by using induction heating
JP4754198B2 (ja) 2004-09-10 2011-08-24 株式会社リコー 定着装置、及び、画像形成装置
JP4941957B2 (ja) * 2005-03-11 2012-05-30 シンジーテック株式会社 定着用ローラ
JP4766508B2 (ja) * 2005-04-27 2011-09-07 シンジーテック株式会社 定着用回転体
JP4636605B2 (ja) 2005-06-01 2011-02-23 株式会社リコー 定着装置、及び、画像形成装置
JP4678731B2 (ja) 2005-09-09 2011-04-27 株式会社リコー ハニカム構造体又は微細複合部品の製造方法
US7459203B2 (en) * 2005-11-17 2008-12-02 Eastman Kodak Company Fuser member
JP4827080B2 (ja) 2005-12-19 2011-11-30 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2007212614A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Kyocera Mita Corp 定着装置およびこれを備えた画像形成装置
JP4798622B2 (ja) 2006-06-16 2011-10-19 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
US7608325B2 (en) * 2006-09-20 2009-10-27 Xerox Corporation Fuser member having conductive fluorocarbon outer layer
CN101663358B (zh) 2007-02-07 2016-10-26 道康宁东丽株式会社 海绵形成用液体硅橡胶组合物以及由其制得的硅橡胶海绵
JP5240546B2 (ja) * 2007-10-05 2013-07-17 株式会社リコー 定着用回転体と定着装置と画像形成装置及び定着用回転体の製造方法
WO2009142151A1 (ja) 2008-05-23 2009-11-26 東レ・ダウコーニング株式会社 シリコーンゴムスポンジ成形品の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013164458A (ja) 2013-08-22
US8948673B2 (en) 2015-02-03
US20130209148A1 (en) 2013-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5761064B2 (ja) 定着装置用ローラ、定着装置、及び、画像形成装置
US9367009B2 (en) Fixing member having a porous elastic layer with a needle-like filler
JP5932390B2 (ja) 像加熱装置、その像加熱装置に用いられるフィルム、及び、そのフィルムの最内層として用いる筒状の可撓性樹脂の製造方法
JP5822559B2 (ja) 加圧ローラ、その加圧ローラを用いた像加熱装置、及びその加圧ローラの製造方法
JP6312544B2 (ja) ニップ部形成部材、画像加熱装置、及びニップ部形成部材の製造方法
US8422922B2 (en) Tubular body, tubular body supporting apparatus, image fixing apparatus, and image forming apparatus
CN108345200B (zh) 电子照相用构件、电子照相用构件的制造方法和定影设备
JP2017044847A (ja) 定着装置用ローラ、定着装置、および、画像形成装置
JP2014178470A (ja) ローラ体、定着装置及び画像形成装置、並びに、ローラ体の製造方法
JP6303826B2 (ja) 定着装置用ローラ、定着装置、および、画像形成装置
US9176442B2 (en) Roller, heating member, and image heating apparatus equipped with roller and heating member
JP2014238547A (ja) 加圧ロール、定着装置および画像形成装置
JP2014174535A (ja) 加圧ローラ、定着装置及び画像形成装置
JP2016161656A (ja) 定着装置用ローラ、定着装置、および、画像形成装置
JP2019008102A (ja) 定着部材、これを用いた定着装置および画像形成装置、並びに定着部材の製造方法
JP7263722B2 (ja) 定着ベルト、定着装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び定着ベルト用基材
EP4020091A1 (en) Pressing rotating member and production method thereof, fixing apparatus, and electrophotographic image forming apparatus
JP6946780B2 (ja) 定着ローラ、定着装置、及び、画像形成装置
JP7374641B2 (ja) 定着装置用の加圧ローラ、定着装置、及び画像形成装置
JP2007065424A (ja) 加熱装置、画像形成装置及び加圧用回転体の製造方法
JP2017125930A (ja) 加圧ローラ、定着装置及び画像形成装置
JP2014191024A (ja) 定着用加圧部材、定着装置および画像形成装置
JP2022186614A (ja) 加圧部材、定着装置及び電子写真画像形成装置
JP6658322B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2015228045A (ja) 加圧ローラ、及びこの加圧ローラを用いた像加熱装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141110

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20141113

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20150109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150210

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150413

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150512

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150525

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5761064

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151