JP5752407B2 - 部品供給装置及び部品供給方法 - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタハウジング等の部品を複数収容したスティックを前下がりに傾斜させて部品をスティックに沿ってスライド式に供給する部品供給装置及び部品供給方法に関するものである。
従来、電子部品やコネクタ等といった部品を次工程に供給するために、種々の部品供給装置が提案されている。
例えば、特許文献1には、内面に摩擦低減用の突条を有する矩形筒状のスティックを前方の水平なプリント基板に向けて後上がりに傾斜させて配置し、スティック内に後方から電子部品としての小型トランスを挿入してエア圧でプリント基板上に供給する構造の部品供給装置が記載されている。
また、特許文献2には、複数のコネクタを収容する複数段のチューブをコネクタの種類毎に複数列に配置したチューブストッカ部における前壁のスリットを最下段の所要のチューブ位置で開いて、後方のエア圧で所要のチューブからコネクタを受取パレットに移動させ、受取パレットを左右方向の水平なレールに沿って次工程の電線圧接工程に移動させる構造の部品供給装置が記載されている。
特開平10−224083号公報(図1) 特開2007−1756号公報(図1)
しかしながら、上記従来の各部品供給装置にあっては、部品を供給方向にエア圧で押圧するために、エア圧供給路やエア圧切替・調整部やエア圧発生部といった装置が必要で、構造が複雑化・大型化・高コスト化するという懸念があった。
また、上記特許文献2に記載された部品供給装置にあっては、コネクタ供給用のチューブ(スティック)を複数段に配置しているが、例えば受取パレットにおいてコネクタをセンサで検知しているために、チューブ内のコネクタの有無を検出し難く、最下段のチューブが空になった際に、コネクタ入りのチューブに入れ替える作業を効率良く行い難いという懸念があった。
また、コネクタの種類に応じて複数列にコネクタ供給用のチューブを配置することによっても構造が大型化し、例えば一種類のコネクタ(部品)を連続して供給し、その後、異なる種類のコネクタ(部品)を連続して供給するといった使用形態には適さないという懸念があった。
本発明は、上記した点に鑑み、エア圧を用いず、構造を簡素化・コンパクト化・低コスト化することができ、それに加えて、スティックが空になったことを確実に検出して、部品入りのスティックに効率良く入れ替えることができ、さらに、種類(大きさ)の異なる部品に対応してスティックの汎用性を高めることができる部品供給装置及び部品供給方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る部品供給装置は、複数の部品を連続して収容し、部品供給方向に斜めに傾けて配置されるスティックと、該スティック内で該複数の部品の最後尾に配置され、該複数の部品を供給方向に押圧する重り球と、該スティックに続く部品供給路と、該部品供給路に設けられた重り球回収用の孔部に続く重り球回収路と、該重り球回収路に設けられた重り球検知用のセンサとを備えたことを特徴とする。
上記構成により、スティック内で複数の部品が自重と重り球の押圧力とでスティックの傾斜に沿ってスムーズ且つ確実に滑り落ちて、部品供給側に供給される。
また、スティック内の部品がなくなって空(カラ)になった際に、スティック内の重り球が部品供給路の孔部から重り球回収路に落下し、センサが重り球を検知して、スティック内が空になったことを迅速に発信する(制御部等に信号を伝える)。センサは重り球回収路に設けられるから、部品供給路内の部品の移動を妨げることがない。スティックの入れ替えは自動で行ってもよく、あるいは作業者が行ってもよい。
請求項に係る部品供給装置は、請求項記載の部品供給装置において、前記複数の部品と前記重り球とを収容して複数段に配置された前記スティックと、最下段のスティックに続く前記部品供給路と、前記センサの信号で作動する昇降手段とを備え、該複数段のスティックが該昇降手段で一段下降し、空になった最下段のスティックが該部品供給路から外れ、下から二段目のスティックが該部品供給路に続くことを特徴とする。
上記構成により、最下段のスティック内の部品が全て部品供給路に送られて最下段のスティックが空になると、最下段のスティック内の重り球が重り球供給路においてセンサで検知され、センサの信号で昇降手段が全てのスティックを一段下降させ、最下段のスティックが部品供給路から下側に外れて、下から二段目のスティックが部品供給路に続き、二段目のスティック内の部品が自重と重り球の押圧力とで部品供給路に連続して送られる。
請求項に係る部品供給装置は、請求項1又は2記載の部品供給装置において、断面略矩形状の前記スティックが底壁と一側壁とで前記部品の底面と一側面とを支持するように周方向に傾けて配置され、該スティックの断面が該部品の断面よりも十分に大きく設定されて、部品の種類に応じた汎用性を備えたことを特徴とする。
上記構成により、部品の大小に関わらず、部品の底面がスティックの傾斜状の底壁の内面で支持され、部品の左右何れかの側面がスティックの傾斜状の一側壁の内面で支持され、直交ないし交差する二面で部品が上下左右方向の位置ずれなく安定に支持される。例えば、請求項1又は2記載の部品供給装置を全体的に正面視で斜めに傾けることで、請求項に係る部品供給装置の構成を簡単に得ることができる。
請求項に係る部品供給方法は、複数の部品をスティック内に連続して収容し、該複数の部品の最後尾に重り球を配置し、該スティックを部品供給方向に傾斜させて複数段に配置し、最下段のスティックに続いて部品供給路を配置し、該部品供給路に重り球回収路を交差させ、該重り球回収路にセンサを配置し、該センサで重り球を検知させ、該センサの検知信号で複数段のスティックを昇降手段で一段下降させ、下から二段目のスティックを該部品供給路に続けて配置することを特徴とする。
上記構成により、スティック内で複数の部品が自重と重り球の押圧力とでスティックの傾斜に沿ってスムーズ且つ確実に滑り落ちて、部品供給側に供給される。また、スティック内の部品がなくなって空(カラ)になった際に、スティック内の重り球が部品供給路の孔部から重り球回収路に落下し、センサが重り球を検知して、スティック内が空になったことを迅速に発信する(制御部等に信号を伝える)。センサは重り球回収路に設けられるから、部品供給路内の部品の移動を妨げることがない。また、最下段のスティック内の部品が全て部品供給路に送られて最下段のスティックが空になると、最下段のスティック内の重り球が重り球供給路においてセンサで検知され、センサの信号で昇降手段が全てのスティックを一段下降させ、最下段のスティックが部品供給路から下側に外れて、下から二段目のスティックが部品供給路に続き、下から二段目のスティック内の部品が自重と重り球の押圧力とで部品供給路に連続して送られる。
請求項1記載の発明によれば、重り球を用いることで従来のエア圧を用いないで済み、しかも重り球はスティック内に一つ収容されるのみで殆どスペースをとらないから、装置の構造を簡素化・コンパクト化・低コスト化することができる。
また、スティック内の最後尾の重り球を重り球回収路においてセンサで検知することで、部品供給路内の部品の移動の邪魔をすることなく、スティックが空になったことを迅速且つ確実に検出することができ、これにより、空になったスティックを部品入りのスティックに効率良く入れ替えることができる。
請求項記載の発明によれば、複数段に配置したスティックのうちの空になった最下段のスティックを下方に移動して、部品入りの二段目のスティックを最下段に位置させることで、スティックの入れ替えを自動的に効率良く素早く行うことができ、これにより、部品の供給を切れ目なくスムーズに連続して行わせることができる。
請求項記載の発明によれば、部品をスティック内に二面で安定に支持することができると共に、部品の大小に関わらず、一種類のスティックを共通で使用して、汎用性を高めることができる。
請求項記載の発明によれば、重り球を用いることで従来のエア圧を用いないで済み、しかも重り球はスティック内に一つ収容されるのみで殆どスペースをとらないから、装置の構造を簡素化・コンパクト化・低コスト化することができる。また、スティック内の最後尾の重り球を重り球回収路においてセンサで検知することで、部品供給路内の部品の移動の邪魔をすることなく、スティックが空になったことを迅速且つ確実に検出することができる。また、複数段に配置したスティックのうちの空になった最下段のスティックを下方に移動して、部品入りの二段目のスティックを最下段に位置させることで、スティックの入れ替えを自動的に効率良く素早く行うことができ、これにより、部品の供給を切れ目なくスムーズに連続して行わせることができる。
本発明に係る部品供給装置の一実施形態を示す側面図である。 同じく部品供給装置において最下段のスティックが空になった状態すなわち部品供給方法を示す側面図である。 同じく部品供給装置においてスティックを入れ替えた状態すなわち部品供給方法を示す側面図である。 本発明に係る部品供給装置の他の実施形態を示す正面図である。
図1〜図3は、本発明に係る部品供給装置及び部品供給方法の一実施形態を示すものである。
図1の如く、この部品供給装置1は、前下がりに傾斜状に配置され、且つ複数段に積層された部品収納用の中空のスティック2(21〜25)と、各スティック2内に収容された部品としての合成(絶縁)樹脂製の複数のコネクタハウジング3と、各スティック2内において最後尾のコネクタハウジング3の後端に接して移動自在に配置され、スティック2の傾斜によるコネクタハウジング3の落下(滑り落ち)を補助する金属(ステンレス)製の重り球4と、最下段のスティック21の前方に傾斜状(湾曲状)に連続する部品供給路5と、最下段のスティック21の前端の近傍で部品供給路5に交差して後下がりに傾斜して続く重り球回収路6と、部品供給路5と重り球回収路6との交差部ないしその近傍に配置された重り球検知用の近接センサ(重り球検知センサ)7とを備えたものである。
各スティック2は、合成樹脂を材料として、それぞれ横長の底壁8と左右の両側壁9と上壁10とで断面略矩形筒状に形成され、前後端に開口11,12を有し、各開口11,12は、底壁8と両側壁9と上壁10とで囲まれた部品収容空間13と同じ縦横の幅で形成され、スティック2は前後の区別なく使用可能である。上壁10は幅方向中央に部品目視用の前後(長手)方向のスリット(図示せず)を有していることが好ましい。コネクタハウジング3や重り球4のこぼれ落ちの心配がなければ、上壁10を排除してスティック2を断面略凹字状(樋状)とすることも可能である。スティック2を表面の滑らかな滑りの良いアルミ等の金属材で形成することも可能である。
スティック2内の部品収容空間13はコネクタハウジング3よりも縦横に少し幅広に形成されて、コネクタハウジング3をスムーズに摺動落下させ得る。スティック2の配置時の水平に対する傾斜角度は例えば20°ないし25°程度であり、重り球4を使用するので、比較的緩い傾斜で高さを抑えて構造を低背化させている。本例の各スティック2の長さは、コネクタハウジング3を例えば20個程度直列に収納可能な長さである。
例えば作業者がスティック2を両手で持って前下がりに傾斜させ、左手で前端の開口11を塞いだ状態で、後端の開口12からスティック2内に各コネクタハウジング3を挿入し、最後に重り球4を挿入して、コネクタハウジング3と重り球4の入ったスティック2を装置本体(図示せず)にセットする。
なお、後端の開口12を狭く形成して重り球4に対するストッパ部とし、作業者がスティック2を後下がりに傾斜させて持ち、前端の広い開口11からスティック2内に重り球4と各コネクタハウジング3とを順に挿入することも可能である。スティック2のことを矩形筒状体や部品収納筒等と呼称することも可能である。各コネクタハウジング3の形状は通常矩形状で同一の大きさであるが、断面円形や台形状等のコネクタハウジングを使用する場合は、スティック2をコネクタハウジング3の形状に応じた筒状体とする。
重り球4はステンレス球であり、コネクタハウジング3よりも十分に重く且つコネクタハウジング3の前後方向長さや上下方向高さよりも外径が小径に形成されている。重り球4の外径はコネクタハウジング3の左右方向幅とは同じ程度であってもよい。重り球4は、傾斜状のスティック2の内面に沿うコネクタハウジング3の自重落下(送り)を補助する。
装置本体(図示せず)は金属製のフレームを含み、各スティック2を積層し且つ傾斜した状態に支持する。フレームの前端に傾斜状の部品供給路5が連結ないし突出配置される。フレームは、図1の傾斜状の最下段のスティック21に沿って傾斜した底部と、各スティック2の前後端に沿って前向きに傾倒した前後の壁部とを有し、フレームの前壁が二段目以上の各スティック22〜25の前部開口11を塞いで前部開口11からのコネクタハウジング3の脱出を阻止し、フレームに沿って各スティック2が装置本体側のエアシリンダ等の昇降手段(図示せず)で一段ずつ下降可能となる。フレーム内の各スティック2の位置決め保持は保持手段(図示せず)で行われる。装置本体の詳細については別件で詳細に提案する。
図1において、傾斜状の部品供給路5には、重り球回収路6との交差部において一方の側壁5aに重り球落下用の正方形状の孔部14ないし開口部が設けられ、孔部14の大きさはコネクタハウジング3の前後方向長さや上下方向高さよりも小さく設定され、孔部14にコネクタハウジング3が引っ掛かったり入り込んだりしないようになっている。孔部14の下端は部品供給路5の底壁5bの内面と同一面に位置し、孔部14の上端の上側に部品供給路5の側壁5aの一部5a’が残存していることで、コネクタハウジング3の前端が孔部14に引っ掛かることなく部品供給路5に沿ってスムーズに摺動する。
図1において最下段のスティック21内の最後尾のコネクタハウジング3eが図2の如く孔部14を通過した時点で(最後尾のコネクタハウジング3eの後端面が孔部14の前端と同一面に位置した時点で)、最下段のスティック21の重り球4が孔部14に進入する。孔部14の下端に続く部品供給路5の底壁5bには、重り球案内用の傾斜面15を重り球回収路6の開口(符号14で代用)に向けて斜め下向きに形成しておくことが、重り球4を孔部14から側方の重り球回収路6に確実に落下させる上で好ましい。
傾斜面15の前後方向幅は孔部14の前後方向幅と同等である。傾斜面15の左右方向幅は部品供給路5の左右方向幅よりも狭いことが、コネクタハウジング3を傾斜面15のなす段差に引っ掛かることなく部品供給路5にスムーズに通過させる上で好ましい。孔部14を部品供給路5の側壁5aではなく底壁5bに設けることも可能である。
重り球回収路6は部品供給路5の孔部14に続いて設けられ、スティック2や部品供給路5の傾斜方向とは反対の方向に傾斜し且つスティック2の傾斜角度よりもかなり小さな角度で(水平に近い角度で)傾斜して、孔部14から後方に直線的に延長されている。重り球回収路6はスティック2の真下ではなくスティック2の左右何れかの一側方の下側に配置され、図1において最下段のスティック21の真下には、重り球回収路6の側方において用済みの空のスティック2を下降させるスペース16がフレーム内に設けられている。
重り球回収路6は例えば断面凹字状(樋状)に形成され、前端側の一側壁6aに、孔部14に続く開口(符号14で代用)が孔部14と同程度ないしそれよりも大きく形成され、後端側の一側壁6aに例えば重り球4を外部に排出させる開口17が設けられている。後端側の開口17を設けない場合は、重り球回収路6をスティック2と同様に着脱式とし、重り球回収路6をフレームから外して重り球4を回収する。重り球回収路6の前端は最下段のスティック21の前端よりも少し前方に位置し、重り球回収路6の後端は最上段のスティック25の後端と概ね同じ仮想垂直面上に位置している。
近接センサ7は孔部14の側方において重り球回収路6の前端(前壁)に固定して設けられ、近接センサ7の先端(図1で後端)の検知面7aが孔部14の前端のほぼ真横に位置し、孔部14から重り球回収路6に向けて横方向に転がり出た重り球4を検知可能となっている。
近接センサ7は金属製の重り球4に対応して磁気近接センサであることが好ましいが、例えば重り球4を金属ではなく重い非金属で形成した場合や、金属製の重り球4の表面に樹脂層等をコーティングした場合等は、静電容量型の近接センサを使用可能である。
近接センサ7の役割は最下段のスティック21が空になったことを検知することであり、近接センサ7に代えて例えば光センサやレバー接触式のオンオフスイッチ(センサ)等を用いることも可能である。また、近接センサ7の設置箇所は孔部14の近傍に限らず、孔部14よりも少し後方における重り球回収路6の側壁6aであってもよい。
近接センサ7を重り球回収路6の中間部に配置した場合は、検知に少しタイムラグを生じることと、重り球回収路6に全ての重り球4を収容する場合に上段側の重り球4の検知ができなくなる懸念がある。従って、なるべく孔部14の近傍に近接センサ7があることが好ましい。部品供給路5に近接センサ7を配置しないことで、コネクタハウジング3が近接センサ7に干渉することなく部品供給路5をスムーズに通過する。
部品供給路5は湾曲状の底壁5bと左右の側壁5aとで断面凹字状に形成され、例えばフレームの一部である垂直な側壁18に固定されている。部品供給路5の後半は傾斜して最下段のスティック21の前端の開口11に連通している(部品供給路5の後端が最下段のスティック21の前端に当接している)。
部品供給路5の前部5cは水平に位置し、前部5cにおいて左右の側壁5aは切欠され、この切欠部19に前端(先頭)のコネクタハウジング31の左右の側壁が露出し、切欠部19において例えば不図示のチャックでコネクタハウジング31を把持して持ち上げて次工程に移送する。部品供給路5の前端は先頭のコネクタハウジング31に対する垂直なストッパ壁20となっている。本例のコネクタハウジング3は端子収容室の幅広の開口を前に向けた状態で(幅広の開口から端子を挿入する姿勢で)次工程の端子挿入工程に送られる。コネクタハウジング3内に電線付きの端子が挿入されてコネクタが構成される。
以下に図1〜図3の順で部品供給装置1の作用すなわち部品供給方法を説明する。
図1の例ではコネクタハウジング3入りのスティック2を五段に積層している。スティック2の積層数は装置本体のフレームを高くすれば五段以上とすることもできる。最下段のスティック21内のコネクタハウジング3は幾つかが既に部品供給路5内に送られて、先頭のコネクタハウジング31が部品供給路5の前端のストッパ壁20に当接している。スティック2内のコネクタハウジング3の送り操作は、コネクタハウジング3の自重と、重り球4の自重でコネクタハウジング3を前向きに押圧する力とで行われる。複数のコネクタハウジング3は前後方向の隙間なく前端と後端とを相互に接した状態でスティック21から部品送給路5の前端20にかけて直列に送られる。
図1の状態から先頭のコネクタハウジング31をチャック(図示せず)で次工程に供給すると同時に、各コネクタハウジング3が自重と重り球4の作用で同時に前方に滑り移動して、前から二番目のコネクタハウジング32がストッパ壁20に当接し、以下同様にチャックで一つずつコネクタハウジング3が次工程に送られる。重り球4は常に最後尾のコネクタハウジング3eの後端面に押接している。
図2の如く、最下段(一段目)のスティック21が空になり、最下段のスティック21の前方に続く部品供給路5内にのみコネクタハウジング3が位置し、部品供給路5内の最後尾のコネクタハウジング3eが重り球回収用の孔部14を通過し、最後尾のコネクタハウジング3eの後端に接した重り球4が孔部14に位置すると同時に、重り球4が孔部14から重り球回収路6に転がり落ち、それと同時に近接センサ7が重り球4を検知して、最下段のスティック21が空であることを不図示の制御部に送信する。
制御部は装置本体側の不図示の昇降手段と保持手段に指示を出し、昇降手段が図3の如く全てのスティック2(21〜25)をスティック一段分下降させて、一段目の空のスティック21を部品供給路5よりも下側に移動(下降)させ、保持手段が最下段のスティック21の保持を解除してフレーム内の下側の回収スペース16に移動(落下)させる。
図2で下から二段目のスティック22が図3において最下段のスティックとなり、最下段のスティック22の前端の開口11が部品供給路5の後端の開口に連通し、最下段のスティック22内のコネクタハウジング3が部品供給路5内にコネクタハウジング3の自重と重り球4の押し力で送られて、図2で空となった部品供給路5の後部空間5dに新たなコネクタハウジング3が補充される。
そして、図3の如く部品供給路5の前端から最下段のスティック22の後部の重り球4までの間に各コネクタハウジング3が前後方向の隙間なく接して位置する。図3の部品供給路5の最前端のコネクタハウジング31がチャックで次工程に運ばれると同時に、図1におけると同様に最下段のスティック22内のコネクタハウジング3が重り球4で押されて部品供給路5内に前進する。
図3において図1〜図2の動作を繰り返して図3で最下段(二番目)のスティック22が空になった時点で最下段のスティック22が下側の回収スペース16に落下し、残り三段のスティック23〜25が同様にコネクタハウジング3を部品供給路5に送り出して全てのコネクタハウジング3が次工程に連続的に供給される。
全てのスティック2(21〜25)が回収スペース16に落下した時点で、部品供給路4には数個のコネクタハウジング3が残るが、新たにコネクタハウジング3を装填したスティック2を再度フレーム内に積層配置することで、最下段のスティック21内のコネクタハウジング3で部品供給路5内のコネクタハウジング3が前方に押されて次工程へ供給可能となる。最後に残った数個のコネクタハウジング3は作業者が手で部品供給路5の前端部に移動させてもよい。
図1〜図3の実施形態においては、コネクタハウジング3の種類(大きさ)に応じてスティック2や部品供給路5の大きさを変えて対応可能であるが、例えば図4に示す部品供給装置21の如く、略矩形筒状の大きめの各スティック2’(21’〜25’)を正面視で斜めに傾けて配置する、すなわち各スティック2’を周方向に傾けて配置することで、スティック2’の断面形状以下の種々の大きさのコネクタハウジング3に対応することができる。
コネクタハウジング3はスティック2’の底壁8と左右何れかの一側壁9との二つの内面で底壁3aと一側壁3bとの外面(3a,3b)を支持される。部品供給路5もスティック2’と同様に正面視で傾けて使用することが可能である。この場合は、図1の部品供給装置1を全体的に正面視で斜めに傾けて使用することで容易に対応可能である。各スティック2’の断面はコネクタハウジング2の断面よりも十分に大きく設定されている。
図4の例においては、部品供給路5を最下段のスティック21’から正面視で湾曲させて、部品供給路5の最前部でコネクタハウジング31を水平に配置させている。重り球4は最下段のスティック21’から正面視でスティック2’の傾き方向(コネクタハウジング3が自重で寄る方向)に転がって側部の開口14から重り球回収路6に回収される。
図4で、符号10はスティックの上壁、10aは上壁の中央のスリット、22はフレームの側壁、23はフレームの水平な基台をそれぞれ示している。センサ7(図1)の図示は省略する。図4で示す構成は、部品供給装置21としてのみならず、部品供給方法としても有効なものである。
なお、上記図1〜図4の各実施形態においては、スティック2を複数段に積層配置したが、比較的少量生産の場合は、例えばスティック2を一段のみとして、スティック内のコネクタハウジング3を供給し、スティック内の重り球4をセンサ7で検知した際に、その信号(報知)を受けて作業者が空のスティック2を抜き出して新たなコネクタハウジング入りのスティック2をセットし直すようにすることも可能である。
また、上記各実施形態においては、部品としてコネクタハウジング3を用いたが、コネクタハウジング3に代えて、部品として、例えば電線圧接用の端子を収容したコネクタを用いたり、リレーや箱状のヒュージブルリンク等を用いることも可能である。
本発明に係る部品供給装置及び部品供給方法は、例えばワイヤハーネスの製造工程でコネクタハウジングを端子挿入工程に一つずつ連続的に供給するために利用することができる。
1,21 部品供給装置
2 スティック
2’ スティック
3 コネクタハウジング(部品)
3a 底面
3b 一側面
4 重り球
5 部品供給路
6 重り球回収路
7 近接センサ(センサ)
8 底壁
9 一側壁
14 孔部

Claims (4)

  1. 複数の部品を連続して収容し、部品供給方向に斜めに傾けて配置されるスティックと、該スティック内で該複数の部品の最後尾に配置され、該複数の部品を供給方向に押圧する重り球と、該スティックに続く部品供給路と、該部品供給路に設けられた重り球回収用の孔部に続く重り球回収路と、該重り球回収路に設けられた重り球検知用のセンサとを備えたことを特徴とする部品供給装置。
  2. 前記複数の部品と前記重り球とを収容して複数段に配置された前記スティックと、最下段のスティックに続く前記部品供給路と、前記センサの信号で作動する昇降手段とを備え、該複数段のスティックが該昇降手段で一段下降し、空になった最下段のスティックが該部品供給路から外れ、下から二段目のスティックが該部品供給路に続くことを特徴とする請求項記載の部品供給装置。
  3. 断面略矩形状の前記スティックが底壁と一側壁とで前記部品の底面と一側面とを支持するように周方向に傾けて配置され、該スティックの断面が該部品の断面よりも十分に大きく設定されて、部品の種類に応じた汎用性を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の部品供給装置。
  4. 複数の部品をスティック内に連続して収容し、該複数の部品の最後尾に重り球を配置し、該スティックを部品供給方向に傾斜させて複数段に配置し、最下段のスティックに続いて部品供給路を配置し、該部品供給路に重り球回収路を交差させ、該重り球回収路にセンサを配置し、該センサで重り球を検知させ、該センサの検知信号で複数段のスティックを昇降手段で一段下降させ、下から二段目のスティックを該部品供給路に続けて配置することを特徴とする部品供給方法。
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