JP6160918B2 - パーツフィーダに一体化された部品供給装置 - Google Patents

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この発明は、パーツフィーダに一体化された部品供給装置に関するものである。
特許第4665192号公報には、振動式のボウルから出てきたボルトが傾斜した通路部材を通過して、振動式の直進フィーダに供給され、その後、切り出し装置を経て空気搬送されることが記載されている。
特許第4665192号公報
上記特許文献に記載されている技術は、パーツフィーダから送出された部品を、傾斜した通路部材と、振動式の直進フィーダと、切り出し装置と、空気搬送装置を経て目的箇所へ供給するものである。
このような技術であると、通路部材、直進フィーダ、切り出し装置および空気搬送装置といった構造が集約されたものとなるため、構造が複雑になって所要スペースも大きくなり、原価的にも不利である。
本発明は、上記の問題点を解決するために提供されたもので、装置の構造が簡素化されるとともに、高い作動信頼性がえられる、パーツフィーダに一体化された部品供給装置の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、
振動式のボウルから部品を送出するパーツフィーダにおいて、ボウルの振動が伝えられる送出通路部材がボウルの外側に配置され、送出通路部材の出口部分から送出された部品を目的箇所へ供給する進退式の供給部材が細長いロッド状の部材で構成され、出口部分の空間形状に合致する受入凹部が供給部材に形成され、部品は送出通路部材の出口部分から直接受入凹部に移載されるように構成し送出通路部材の出口部分に部品を待機させる制止壁が受入凹部に連なった状態で供給部材に形成され供給部材を進退させる進退駆動手段と供給部材が平行になった状態で隣り合った位置関係とされ、平面的に見て進退駆動手段とボウルの間に送出通路部材と供給部材が配置してあるとともに、送出通路部材と供給部材の交差角度が鋭角にしてあることを特徴とするパーツフィーダに一体化された部品供給装置である。
ボウルの振動が伝えられる送出通路部材の出口部分に、進退式とされた供給部材の受入凹部が合致し、部品は送出通路部材の出口部分から直接受入凹部に移載されるように構成した。そして、ボウルの振動が送出通路部材に伝達される。このため、送出通路部材を振動させるための振動ユニットを省略することができて、構造簡素化に有効である。換言すると、パーツフィーダに装備された起振ユニットが、パーツフィーダとしての振動と送出通路部材に対する搬送振動の2つの振動機能を果たし、構造簡素化に寄与している。
部品は、送出通路部材の出口部分から直接供給部材の受入凹部に移載されるので、部品の移動過程が簡素化され、動作信頼性を向上する点でも効果的である。つまり、前述のような直進フィーダや切り出し装置などが不要となる。
送出通路部材の出口部分に部品を待機させる制止壁が受入凹部に連なった状態で供給部材に形成されている。
受入凹部に部品が入っているときに供給部材が進出すると、出口部分に待機している2番目の部品が制止壁に接触してそれ以上移動するこができなくなる。このため、送出通路部材に整列している部品を1つずつ送り出すことが、簡素化された構造によって実現する。すなわち、前述のような切り出し装置をわざわざ設けることが不要となる。
通常、部品を1つずつ送り出すためには、上述のようにそれ専用の切り出し装置が採用されている。この切り出し装置は、整列している部品の1番目の部品を移動部材で保持して出口位置に移動し、この位置から空気噴射で送出するようになっており、一般的に広く採用されている。このような切り出し装置は構造的に複雑であるから、装置全体をコンパクト化する点で不利である。本発明ではこの点が改善されている。
供給部材を進退させる進退駆動手段の長手方向と供給部材の進退方向が平行になった状態で供給部材と進退駆動手段が隣り合った位置関係とされている。
例えば、エアシリンダのような細長い形状の進退駆動手段と、例えば、棒状の細長い形状の供給部材が隣り合って平行に配置されていることにより、とくに、進退駆動手段と供給部材によって占められる長手方向の空間が短くなる。このように長手方向の空間が短くなったことにより、供給部材が進出しても、その先端はボウルの外周付近にとどまることになり、装置全体がコンパクトにまとまり、狭い工場スペースに設置することが行いやすくなる。例えば、パーツフィーダ、進退駆動手段および供給部材が四角い板材で作られた基台に設置されているような場合には、上記のような平行配置によって、基台を小さなものにすることが可能となり、スペース面での利点が確保できる。
装置全体の平面図や側面図である。 構造要部の平面図と部分的な断面図である。 構造要部の平面図や部分的な斜視図である。 図3の(4)矢視図である。 他の事例の構造要部を示す平面図である。
つぎに、本発明のパーツフィーダに一体化された部品供給装置を実施するための形態を説明する。
図1〜図4は、本発明の実施例1を示す。
最初に、本実施例で送給される部品について説明する。
対象となる部品としては、ナットのように四角いものや六角形のもの、あるいはボルトのように軸状のものなど種々なものがあるが、ここでは頭部付きの鉄製のボルトである。図1(B)に示すようにボルト1は、雄ねじ2が形成された軸部3と、これと一体の頭部4から構成されている。
つぎに、部品供給装置全体の構成を説明する。
部品供給装置全体は、符号100で示されている。パーツフィーダ5のボウル6は、円形の底板7の外周部分に起立した状態で外壁板8が溶接されたもので、外壁板8の内壁に沿って段状の部品搬送路9が螺旋状に形成されている。部品搬送路9は、螺旋形の細長い板材で形成され、外周側が低くなるように傾斜しており、搬送方向に向かって次第に高さか高くなっている。
図1に示すように、部品搬送路9上を移動するボルト1は反時計方向に旋回しながら搬送され、部品搬送路9の端部に接続されている送出通路部材10から送出されるようになっている。部品が頭部4を備えたボルト1なので、部品搬送路9を寝た状態で搬送されてきたボルト1を首吊り状態にする。そのための構造が姿勢変換構造部12として送出通路部材10の上流側に配置してある。
四角い板材で作られた基台13が、床板から起立している脚部材14に支持されている。この基台13上にパーツフィーダ5が固定されている。ボウル6と基台13の間に振動装置15が配置してある。この振動装置15は、ボウル6に円周方向と上下方向の振動を付与してボルト1を搬送する。そのために、ボウル6は傾斜した4本の板ばね16で支持され、吸引と非吸引を反復する電磁式の起振ユニット17でボウル6を上下に振動させるようになっている。起振装置15を覆う円筒型のカバー22が、図1(C)に2点鎖線で示すように設置してある。
つぎに、姿勢変換構造部について説明する。
姿勢変換構造部12は、寝かされて搬送されてきたボルト1を吊り下げ姿勢に変換する機能を果たすものであればよい。その一例が図2に示されている。同図のE矢視図が(E)図であり、B−B断面が(B)図である。(C)図および(D)図についても同様である。
部品搬送路9の終端部の外周側を下方へ折り曲げて屈曲段部18を形成し、この屈曲段部18に連続させて傾斜ガイド板19が設けてある。屈曲段部18と傾斜ガイド板19を形成することによって、部品搬送路9に端縁部20が形成される。この端縁部20と平行な状態で支持棒21が外壁板8の端部に溶接してり、端縁部20と支持棒21の間隔は軸部3の直径よりもわずかに広く設定してある。
このような構造によって図(B)に示すように、ボルト1が寝た状態で搬送されてきて軸部3の先端部が屈曲段部18から突き出る。この突出が進むと、軸部3の先端が自重によって端縁部20と支持棒21の間に傾き込むようにして入り込む。これがさらに進行すると(C)図に示すように、軸部3の先端が傾斜ガイド板19に受け止められるのと同時に、頭部4が端縁部20と支持棒21によって受止められる。この状態がさらに進むと、軸部3の先端が傾斜ガイド板19の表面から離れて(D)図に示すように、ボルト1は鉛直方向の首吊り状態になる。
(B)図では軸部3の先端が搬送方向側に位置しているが、これが逆向きになっても、頭部4が先に端縁部20と支持棒21の間にひっかかって進行し、その後、軸部先端が屈曲段部18から離れて端縁部20と支持棒21の間に落ち込む。それから傾斜ガイド部19によって(D)図のような吊り下げ状態になる。
この吊り下げ状態のボルト1は、後述の送出通路部材10に順次移送される。
つぎに、送出通路部材について説明する。
図3に示すように、送出通路部材10は、姿勢変換構造部12の後流側に配置され、ボルト1を整列させて後述の供給部材に移行させる機能を果たす。細長い厚板から構成された2本のガイド部材23を縦向きにして平行に配置し、両ガイド部材23の間隔を軸部3の直径よりもわずかに大きく設定する。両ガイド部材23は、下部に溶接された接続板24で一体化され、上面が滑動面25とされている。軸部3が両ガイド部材23の間に入り込み、頭部4の下面が滑動面25上を滑動することによって、ボルト1が吊り下げ状態で送出通路部材10に整列するようになっている。
送出通路部材10は、ボウル6の外側にボウル6の振動が伝達されるような状態で、その長手方向がほぼ水平方向となる姿勢で配置してある。そのために、ボウル6に溶接された板製の結合部材26を、送出通路部材10の横側面に溶接してある。端縁部20と支持棒21の間隔がそのまま両ガイド部材23間の空間に連続している。そのために、端縁部20の端部が一方のガイド部材23に溶接などで接合され、支持棒21の端部が他方のガイド部材23に溶接などで接合されている。
断面がL字型とされた規制部材27が一方のガイド部材23の横側面に溶接され、規制板28が頭部4の上側を覆っている。こうすることにより、整列したボルト1の頭部4がパーツフィーダ5の振動など重なり合ったり滑動面25から離れたりすることが防止されている。
両ガイド部材23の開放端部が出口部分29である。この出口部分29から送出されたボルト1を、後述の供給部材で保持して目的箇所へ供給する。
つぎに、供給部材について説明する。
供給部材30は、細長いロッド状の部材で構成されており、ここでは断面が長方形とされた部材が使用されている。供給部材30は各図に示されているが、図2および図4(図2の(4)矢視図)に理解しやすく図示してある。基台13に固定した支柱部材32の上部に、進退駆動手段であるエアシリンダ33が、水平方向に進退出力をするような姿勢で取り付けてある。
エアシリンダ33のピストンロッド34に結合片35が固定され、この結合片35が供給部材30の横側面に溶接してある。そして、供給部材30もその長手方向が水平方向となるように配置してある。図4から明らかなように、ボウル6、送出通路部材10、供給部材30およびエアシリンダ33は、ほぼ同じ高さの位置に配置してある。
供給部材30を進退させるエアシリンダ33の長手方向と供給部材30の進退方向が平行になった状態で供給部材30とエアシリンダ33が隣り合った位置関係とされている。図3(A)はエアシリンダ33が最も後退した位置を示しており、この状態で供給部材30とエアシリンダ33が隣り合った位置関係とされている。
平面的に見てエアシリンダ33とボウル6の間に送出通路部材10と供給部材30が配置してある。
送出通路部材10の端面は斜め方向にカットされた面36とされ、供給部材30の横側面が制止壁37とされ、この制止壁37が面36と平行になっている。送出通路部材10の長手方向と供給部材30の長手方向すなわち進退方向は鋭角に交差しており、角度θで示されている。この角度θは鋭角であり、35度である。
送出通路部材10の出口部分29に連通する受入凹部38が、供給部材30に形成してある。受入凹部38は、制止壁37に開口しており、送出通路部材10の滑動面25と供給部材30の上面39は、1つの仮想平面上に位置するか、または上面39の方がわずかに低くなっている。受入凹部38に入ったボルト1が首吊り状態になるように、上下方向の空間が付与され、合わせて受入凹部38の幅寸法が設定されている。つまり、受入凹部38の幅が両ガイド部材23の間隔幅と同じ寸法とされ、また、受入凹部38の上下方向の空間長さが軸部3の長さよりも長く設定されている。
図3(D)からも明らかなように、制止壁37は、受入凹部38に連なった状態で配置してある。出口部分29と受入凹部38は、供給部材30が最も後退しているときに合致するように、両者の相対位置が選定されている。制止壁37は、供給部材30が進出したときに、2番目のボルト1の軸部3が制止壁37に接触して、このボルト1がそれ以上進出することを抑制している。
面36と制止壁37の間隔は、ボルト1が送出通路部材10から直接受入凹部38へ移行できるような間隔空間とされている。つまり、このような間隔空間によって、頭部4が滑動面25だけに接触している状態から、滑動面25と上面39の両方に接触している状態に移行し、最後に、上面39にだけ接触する状態に移行する
図3(F)に示すように、受入凹部38にボルト1が確実に進入するようにするために、永久磁石40が供給部材30に埋設してある。そして、この永久磁石40は、矢線41で示したボルト1の進入方向の延長線上に配置してある。
つぎに、本装置の動作を説明する。
パーツフィーダ5の搬送振動で部品搬送路9上をボルト1が寝た状態で搬送されてくる。その後、姿勢変換構造部12において首吊り状態に変換され送出通路部材10で整列する。最先のボルト1が永久磁石40の吸引力で受入凹部38内に引き込まれて、首吊り状態になる。このときに2番目のボルト1は、その頭部4が受入凹部38に支持されたボルト1の頭部4に接触しているので、それ以上前進することがなく、待機状態となっている。
ついで、エアシリンダ33の動作で供給部材30が進出すると、受入凹部38内のボルト1が目的箇所に供給される。図3(A)および図1(A)に目的箇所42が示されている。ここでは目的箇所42に移行されて静止しているボルト1の頭部4を、ねじ締め機の保持ソケット(図示していない)が掴みにくる場合である。
なお、図1(A)に示すように、平面的に見て、エアシリンダ33や供給部材30の長手方向の寸法をボウル6の直径よりも短くするとともに、エアシリンダ33と供給部材30を基台13の片側に寄せ付けて配置することにより、目的箇所42を基台13の上方空間43に配置することができる。これにより、供給部材30の動作による装置100の占有空間を小さくすることができて、狭い箇所での使用にとって好都合である。
図3(A)に2点鎖線で示すように、受入凹部38をもう1つ設けることにより、供給部材30の1回の進出で2つの目的箇所にボルト1を供給することができる。これを3つにすることも可能である。
なお、上記エアシリンダ33に換えて、進退出力をする電動モータを採用することもできる。
上述の供給ロッドの進退動作は、一般的に採用されているシーケンス動作制御手法で容易に行うことが可能である。
以上に説明した実施例1の作用効果は、つぎのとおりである。
ボウル6の振動が伝えられる送出通路部材10の出口部分29に、進退式とされた供給部材30の受入凹部38が合致し、ボルト1は送出通路部材10の出口部分29から直接受入凹部38に移載されるように構成した。そして、ボウル6の振動が送出通路部材10に伝達される。このため、送出通路部材10を振動させるための振動ユニットを省略することができて、構造簡素化に有効である。換言すると、パーツフィーダ5に装備された起振ユニット17が、パーツフィーダ5としての振動と送出通路部材10に対する搬送振動の2つの振動機能を果たし、構造簡素化に寄与している。
ボルト1は、送出通路部材10の出口部分29から直接供給部材30の受入凹部38に移載されるので、ボルト1の移動過程が簡素化され、動作信頼性を向上する点でも効果的である。つまり、前述のような直進フィーダや切り出し装置などが不要となる。
送出通路部材10の出口部分29にボルト1を待機させる制止壁37が受入凹部38に連なった状態で供給部材30に形成されている。
受入凹部38にボルト1が入っているときに供給部材30が進出すると、出口部分29に待機している2番目のボルト1が制止壁37に接触してそれ以上移動するこができなくなる。このため、送出通路部材10に整列しているボルト1を1つずつ送り出すことが、簡素化された構造によって実現する。すなわち、前述のような切り出し装置をわざわざ設けることが不要となる。
通常、ボルト1を1つずつ送り出すためには、上述のようにそれ専用の切り出し装置が採用されている。この切り出し装置は、整列している部品の1番目の部品を移動部材で保持して出口位置に移動し、この位置から空気噴射で送出するようになっており、一般的に広く採用されている。このような切り出し装置は構造的に複雑であるから、装置全体をコンパクト化する点で不利である。本発明ではこの点が改善されている。
供給部材30を進退させる進退駆動手段すなわちエアシリンダ33の長手方向と供給部材30の進退方向が平行になった状態で供給部材30とエアシリンダ33が隣り合った位置関係とされている。
エアシリンダ33と、供給部材30が隣り合って平行に配置されていることにより、とくに、エアシリンダ33と供給部材30によって占められる長手方向の空間が短くなる。このように長手方向の空間が短くなったことにより、供給部材30が進出しても、その先端はボウル6の外周付近にとどまることになり、装置100全体がコンパクトにまとまり、狭い工場スペースに設置することが行いやすくなる。パーツフィーダ5、エアシリンダ33および供給部材30が四角い基台13に設置されているような場合には、上記のような平行配置によって、基台13を小さなものにすることが可能となり、スペース面での利点が確保できる。
送出通路部材10の長手方向と供給部材30の長手方向すなわち進退方向は鋭角に交差しており、しかもエアシリンダ33の長手方向と供給部材30の進退方向が平行になった状態で供給部材30とエアシリンダ33が隣り合った位置関係とされている。このような配置により、図1(A)の上下方向の寸法を小さくすることができ、狭いスペースへの配置が容易になる。
さらに、上記の鋭角配置や平行配置に加えて、平面的に見てエアシリンダ33とボウル6の間に送出通路部材10と供給部材30が配置してあるため、図1における上下方向の装置100の寸法を小さくすることが促進される。
図5は、本発明の実施例2を示す。
この実施例2は、供給する部品がプロジェクションナット46に変更された場合である。
したがって、送出通路部材が符号45で示すように、上方に開放した断面コ字型の部材で構成されている。そして、供給部材30の受入凹部47もプロジェクションナット46の形状に適した凹部形状とされている。また、実施例1における姿勢変換構造部12のような構造は備えておらず、図示していないが、ナットの裏表をいずれかに整える構造が部品搬送路9に設けてある。それ以外の構成は、図示されていない部分も含めて先の実施例1と同じであり、同様な機能の部材には同一の符号が記載してある。
本実施例の作用効果は、先の実施例1と同じである。
上述のように、本発明の装置によれば、装置の構造が簡素化されるとともに、高い作動信頼性がえられる。したがって、自動車の車体組立工程や、家庭電化製品の板金組立工程などの広い産業分野で利用できる。
1 ボルト
3 軸部
4 頭部
5 パーツフィーダ
6 ボウル
9 部品搬送路
10 送出通路部材
13 基台
23 ガイド部材
25 滑動面
29 出口部分
30 供給部材
33 エアシリンダ、進退駆動手段
37 制止壁
38 受入凹部
42 目的箇所
45 送出通路部材
46 プロジェクションナット
47 受入凹部

Claims (1)

  1. 振動式のボウルから部品を送出するパーツフィーダにおいて、ボウルの振動が伝えられる送出通路部材がボウルの外側に配置され、送出通路部材の出口部分から送出された部品を目的箇所へ供給する進退式の供給部材が細長いロッド状の部材で構成され、出口部分の空間形状に合致する受入凹部が供給部材に形成され、部品は送出通路部材の出口部分から直接受入凹部に移載されるように構成し送出通路部材の出口部分に部品を待機させる制止壁が受入凹部に連なった状態で供給部材に形成され供給部材を進退させる進退駆動手段と供給部材が平行になった状態で隣り合った位置関係とされ、平面的に見て進退駆動手段とボウルの間に送出通路部材と供給部材が配置してあるとともに、送出通路部材と供給部材の交差角度が鋭角にしてあることを特徴とするパーツフィーダに一体化された部品供給装置。
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