JP2008039470A - 自動分析装置用ノズルチップの装填方法 - Google Patents

自動分析装置用ノズルチップの装填方法 Download PDF

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幸雄 佐藤
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Abstract

【課題】本発明は、自動機を用いない手作業での装填作業の負担を軽減できるノズルチップ装填方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、検体の試料を分注するノズルの先に着脱されるノズルチップを収納するラックに前記ノズルチップを装填する自動分析装置用ノズルチップの装填方法において、薄板に複数のノズルチップが縦置きに並ぶノズルチップ装着保持体を装填用冶具の上に載置し、前記ノズルチップが挿入される縦向きの挿入穴が複数形成されているラックを前記ノズルチップ装着保持体の下になるように装填用冶具に入れ、前記ノズルチップと前記挿入穴の位置合わせを行い、前記ラックを上側に移動して前記挿入穴に前記ノズルチップを挿入して収め、前記ノズルチップが収まった前記ラックを前記装填用冶具の上方または手前に移動させて前記装填用冶具から取り出すことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動分析装置の分注ノズルの先に着脱される使い捨てのノズルチップをノズルチップをラックに装填する自動分析装置用ノズルチップの装填方法に関する。
一般にラックへのノズルチップ装填は、手作業により1本ずつ装填する方法と予めラックへ装填したものを提供する方法とがある。
さらにノズルチップを自動装填する装置を使用する方法や特開2002−207047号公報(特許文献1)に見られるように装填具を使用し手作業または、自動的に再装填する方法が知られている。
特開2002−207047号公報
本発明は、自動機を用いない手作業での装填作業の負担を軽減できるノズルチップ装填方法を提供することを目的とする。
本発明は、検体の試料を分注するノズルの先に着脱されるノズルチップを収納するラックに前記ノズルチップを装填する自動分析装置用ノズルチップの装填方法において、薄板に複数のノズルチップが縦置きに並ぶノズルチップ装着保持体を装填用冶具の上に載置し、前記ノズルチップが挿入される縦向きの挿入穴が複数形成されているラックを前記ノズルチップ装着保持体の下になるように装填用冶具に入れ、前記ノズルチップと前記挿入穴の位置合わせを行い、前記ラックを上側に移動して前記挿入穴に前記ノズルチップを挿入して収め、前記ノズルチップが収まった前記ラックを前記装填用冶具の上方または手前に移動させて前記装填用冶具から取り出すことを特徴とする。
本発明によれば、ラックへのノズルチップ装填がラック全体に一括ででき、手作業での装填作業の負担を軽減できる。
本発明の実施例について図面を引用して説明する。
まず、図1〜図6および図13に示す実施例について説明する。
先に実施例に示す発明の構成に係る内容を述べ、後に動作に係る内容を説明する。
(構成の内容)
図1ないし図2において、装填用冶具10の上部には、図1ないし図3のノズルチップ11を装填した図4の薄板12を保持するための段差溝17がある。
左右の壁14.15の内側面および背面側の壁16の内背面部は装填対象である図1ないし図5のラック13の水平移動(左右方向の移動と奥側方向の移動)を阻止する。
これらの壁によりの装填対象であるラック13は、設置に必要な隙間(ラック13と壁14.15の隙間)での移動(左右方向の移動)と前方移動(奥側方向の移動)を制約し、上方への移動を案内する。
ノズルチップ11を装填した薄板12も前記と同様に設置に必要な隙間での移動と前方および上方への移動へ制約される。従って設置に必要な隙間は、より小さいことが好ましい。
また、装填用冶具10の背面の壁16には上方まで開いて開口部18があり装填対象であるラック13の操作を行うためであるので装填対象であるラック13が保持される限界の広さを有することが好ましい。
ラック13の前側と後側を手に持って上方に移動するようにも上げることにより、容易にラック13は、装填用冶具10から外れる。
また、図3ないし図4において、薄板12に形成される装着穴19は、図5の装填対象であるラック13に形成される挿入穴20と同数であり、なおかつ、縦および横のピッチが同様(一致している)であることが好ましい。
(動作の内容)
本発明は、前記の構成を備えているので、装填対象であるラック13およびノズルチップ11を装填した薄板12を装填冶具本体10の壁面16へ押し付けることで、両者の穴位置が一致する。
上記のような構成を有するので、薄板12に複数のノズルチップ11が縦置きに並ぶノズルチップ装着保持体を装填用冶具10の上に載置し、ラック13をノズルチップ装着保持体の下なるように装填用冶具に入れる。
そして、ノズルチップ11と挿入穴20の位置合わせを行い、ラック13を上側に移動して挿入穴20にノズルチップ11を挿入して収め、ノズルチップ11が収まったラック13を装填用冶具10の上方または手前に移動させて装填用冶具10から取り出す。
こうして、図6に示すように、装填対象であるラック13にノズルチップ11を一括で装填した状態を実現することが可能となる。
ラックへのノズルチップ装填がラック全体に一括ででき、手作業での装填作業の負担を軽減できる。
薄板12にノズルチップ11が装着されたノズルチップ装着保持体は、自動分析装置を使用するユーザ側で、その装着をするのではなく、既存のものが供給できるような仕組みを構築するのが望ましい。
(他の実施例)
前記実施例では、薄板12は図6のように装填対象のラック13より突出している。突出部が自動分析装置への装着時に干渉などの問題が発生する場合がある。
このような場合は、図7に示すような、装填対象のラックと同じサイズまたは若干小さく薄板21を求めらると好都合である。
従って、前記薄板21を採用するに当たり図8ないし図9の実施例に示されるように、装填対象であるラックに対して薄板を保持するため段差23を突出させる必要がある。
この実施例では装填対象であるラック13は、上方への抜き取りが不可となるため、ノズルチップ11が装填対象であるラック13に1/3以上挿入された時点で前方への引き出しをすることで図7の状態を実現することが可能となる。
(他の実施例)
図10の実施例においては、ノズルチップ11を装填するための薄板12をプラスチックや紙等の軟材質で製作した場合の強度低下に伴う変形を抑えるため、長手方向にて薄板を支える構造とした装填具本体24である。
(他の実施例)
前述したたラック13の水平方向の移動を阻止する壁は、図11のように支柱25であってもよい。6本の支柱25の上に段差溝17を有する支持フレーム40が設けられる。支持フレーム40の段差溝17に薄板12が支持される。
(他の実施例)
図12に示す実施例においては、装填対象であるラック26の挿入穴の配列に合わせ、薄板27の装着穴を配列したもので、装填対象に合わせて配列することで多様なラックに対応することが可能となる。
すなわち、薄板をラックの形状に合せたものに交換することで装填部の穴ピッチが不定なものや配列が多様に変化した多種類のラックに対応することが可能である。
また、薄板12、21、27に形成される装着穴19はノズルチップ11が落下しない径で、ラック13、26と同じかそれより大きな径であればよい。
さらに、薄板12、21、27の板厚はノズルチップ11を保持できる強度があればできるだけ薄くすることが望ましい。薄くすることにより、ノズルチップ11を分注機等に装填するときに、ジャミングと判定が解消される。
図13を引用して、装着穴、ノズルチップ、挿入穴の関係について更に説明を加える。
ノズルチップ11の上端側は、ラック13の挿入穴20より径大で装着穴19に嵌合する中間支持部50と、中間支持部50の上側に設けた装着穴19よりも大きい外径をもつ鍔部51と、中間支持部50の下側に設けた径の細まる段部52を有する。
ノズルチップ11は、段部52より下側に先細りになる先細部53を有する。先細部53のところがラック13の挿入穴20に挿入される。先細りになっているので、ノズルチップ11は、挿入穴20に挿入し易い。また、薄板12の装着穴19にもノズルチップ11の挿入がし易い。
薄板12の装着穴19に挿入したノズルチップ11は鍔部51で受け止められるので、ノズルチップ11の保持が確実に行なわれる。
ラック13に収めたノズルチップ11は、段部52が挿入穴20の上側縁部に当接して受け止められる。分注ノズルをノズルチップ11内に押し込んで取り付けることがでいるので、分注ノズルにノズルチップ11を確り取り付けることができる。
本発明の実施例に係わるもので、自動分析装置用ノズルチップの装填を前側から示した斜視図である。 本発明の実施例に係わるもので、装填用冶具を前側から示した斜視図である。 本発明の実施例に係わるもので、ノズルチップ装着保持体を前側から示した斜視図である。 本発明の実施例に係わるもので、ノズルチップが装填されていない薄板を前側から示した斜視図である。 本発明の実施例に係わるもので、ノズルチップ装着保持体が装填されていないラックを前側から示した斜視図である。 本発明の実施例に係わるもので、ノズルチップ装着保持体が装填されたラックを前側から示した斜視図である。 他の実施例に係わるもので、図6に対応する斜視図である。 他の実施例に係わるもので、図1に対応する斜視図である。 他の実施例に係わるもので、図8のAを拡大する拡大図である。 更なる他の実施例に係わるもので、図1に対応する斜視図である。 更なる他の実施例に係わるもので、図10に対応する斜視図である。 更なる他の実施例に係わるもので、図6または図7に対応する斜視図である。 本発明の実施例に係わるもので、図6のB−B断面図である。
符号の説明
10…装填用冶具、11…ノズルチップ、12…薄板、13…ラック、14…壁、15…壁、16…壁、17…段差溝、18…開口部、19…装着穴、20…挿入穴、21…薄板、22…装填用冶具、23…段差、24…装填冶具本体、25…支柱、26…ラック、27…薄板。

Claims (10)

  1. 検体の試料を分注するノズルの先に着脱されるノズルチップを収納するラックに前記ノズルチップを装填する自動分析装置用ノズルチップの装填方法において、
    薄板に複数のノズルチップが縦置きに並ぶノズルチップ装着保持体を装填用冶具の上に載置し、
    前記ノズルチップが挿入される縦向きの挿入穴が複数形成されているラックを前記ノズルチップ装着保持体の下になるように装填用冶具に入れ、
    前記ノズルチップと前記挿入穴の位置合わせを行い、
    前記ラックを上側に移動して前記挿入穴に前記ノズルチップを挿入して収め、
    前記ノズルチップが収まった前記ラックを前記装填用冶具の上方または手前に移動させて前記装填用冶具から取り出すことを特徴とする自動分析装置用ノズルチップの装填方法。
  2. 請求項1記載の自動分析装置用ノズルチップの装填方法において、
    前記装填用冶具によりの左右方向の移動が阻止されている前記ノズルチップ装着保持体を前記装填用冶具の奥側に押し付けて前記ノズルチップと前記挿入穴の位置合わせを行いうことを特徴とする自動分析装置用ノズルチップの装填方法。
  3. 請求項1または2に記載された自動分析装置用ノズルチップの装填方法において、
    前記ノズルチップ装着保持体は予め薄板にノズルチップが装着されている既存のものを使用することを特徴とする自動分析装置用ノズルチップの装填方法。
  4. 検体の試料を分注するノズルの先に着脱されるノズルチップを収納するラックに前記ノズルチップを装填する自動分析装置用ノズルチップの装填装置において、
    薄板に複数のノズルチップが縦置きに並ぶノズルチップ装着保持体と、
    前記ノズルチップ装着保持体を上側に載置する装填用冶具と、
    前記ノズルチップが挿入される縦向きの挿入穴を複数形成しているラックとを有し、
    前記ラックを前記ノズルチップ装着保持体の下になるように前記装填用冶具に入れ、かる上方に移動して前記挿入穴に前記ノズルチップを挿入されることを特徴とする自動分析装置用ノズルチップの装填装置。
  5. 請求項4に記載された自動分析装置用ノズルチップの装填装置において、
    前記挿入穴の並び配置と前記ノズルチップラックの並び配置が一致していることを特徴とする自動分析装置用ノズルチップの装填装置。
  6. 請求項4に記載された自動分析装置用ノズルチップの装填装置において、
    前記装填用冶具は、前記ラックの左右方向の移動を阻止する左右の壁と、前記ラックの奥側方向の移動を阻止する背面側の壁を有することを特徴とする自動分析装置用ノズルチップの装填装置。
  7. 請求項6に記載された自動分析装置用ノズルチップの装填装置において、
    前記背面側の壁は、上方まで開いている開口を有することを特徴とする自動分析装置用ノズルチップの装填装置。
  8. 請求項4に記載された自動分析装置用ノズルチップの装填装置において、
    前記薄板と前記ラックは、上から見た形状が重なるように一致していることを特徴とする自動分析装置用ノズルチップの装填装置。
  9. 請求項4に記載された自動分析装置用ノズルチップの装填装置において、
    前記薄板は前記ノズルチップが装着される装着穴を有し、
    前記ノズルチップの上端側は、前記ラックの挿入穴より径大で前記装着穴に嵌合する中間支持部と、前記中間支持部の上側に設けた前記装着穴よりも大きい外径をもつ鍔部と、中間支持部の下側に設けた径の細まる段部を有することを特徴とする自動分析装置用ノズルチップの装填装置。
  10. 請求項9に記載された自動分析装置用ノズルチップの装填装置において、
    前記ノズルチップは、前記段部より下側に先細りになる先細部を有し、
    前記先細部が前記ラックの挿入穴に挿入されることを特徴とする自動分析装置用ノズルチップの装填装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106735949A (zh) * 2015-11-19 2017-05-31 天津市新阳汽车电子有限公司 一种多机种组合式汽车点火线圈打标治具
JP2018091670A (ja) * 2016-11-30 2018-06-14 シスメックス株式会社 チップラック、検体処理装置、ラック本体およびノズルチップ装着方法

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