JP6796455B2 - 試料台支持具 - Google Patents

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本発明は、試料台支持具に関する。
透過電子顕微鏡(TEM)や走査透過電子顕微鏡(STEM)等の電子顕微鏡では、試料ホルダーに試料を装着し、試料が装着された試料ホルダーを電子顕微鏡に挿入して試料を電子顕微鏡の試料室に導入する。
このような電子顕微鏡用の試料ホルダーとして、互いに直交する二軸まわりに試料を傾斜させることができる二軸傾斜ホルダーが知られている(例えば特許文献1参照)。このような試料ホルダーは、試料を保持する試料台を、試料ホルダーの軸方向に垂直な軸まわりに回転させる傾斜機構を備えている。
特開平11−204074号公報
上記のような傾斜機構を備えた試料ホルダーでは、試料台が傾斜可能に支持されているため、試料を交換する際に試料台に力が加わると試料台が壊れてしまうおそれがある。そのため、従来、試料ホルダーに装着された試料を交換する際には、試料台を支持するための試料交換台を用いて、試料台が試料交換台に支持された状態で試料交換が行われていた。
図15は、試料ホルダー1をホルダーケース1000に載置した様子を模式的に示す斜視図である。図16は、試料ホルダー1の先端部を模式的に示す斜視図である。図17は、試料ホルダー1の載置台1006に試料交換台1010を載置した様子を模式的に示す斜視図である。
図15および図16に示すように、試料ホルダー1は、試料台2と、フレーム4と、シャフト部6と、を含んで構成されている。試料台2は、試料を保持するためのものである。試料は、試料固定プレート3aと試料台2との間に挟まれている。試料は、試料固定プレート3aが板バネ3によって押圧されることにより固定される。試料台2は、フレーム4に、シャフト部6の軸方向に垂直な軸まわりに回転可能(傾斜可能)に支持されている。
ホルダーケース1000は、試料ホルダー1を支持するためのものである。ホルダーケース1000は、ベース部1002と、試料ホルダー支持部1004と、載置台1006と、試料交換台1010と、を含んで構成されている。
ホルダーケース1000において、試料ホルダー1は、試料ホルダー支持部1004によって支持される。ベース部1002には、試料交換台1010を載置するための載置台1006が設けられている。
試料交換台1010は、試料ホルダー1において試料の取り付け、取り外しを行う際に用いられる。試料交換台1010は、試料ホルダー1において試料の取り付け、取り外し
を行う際には、載置台1006に載置される。
試料交換台1010には、試料ホルダー1の試料台2を支持するための支持台1012が設けられている。支持台1012は、高さH(図17参照)が調整可能に構成されている。支持台1012の高さHは、試料ホルダー1が試料ホルダー支持部1004で支持されている状態において、試料台2の下面に触れる程度の高さにあらかじめ調整されている。
図18は、試料交換台1010を用いて試料を交換している様子を模式的に示す斜視図である。
図18に示すように、試料交換台1010が載置台1006に置かれた状態で(図17参照)、試料ホルダー1を試料ホルダー支持部1004に置くと、支持台1012が試料台2に当接し、試料台2は支持台1012によって支持される。このように、試料台2が支持台1012によって支持された状態で、試料ホルダー1の試料台2に試料を取り付けたり試料台2に固定された試料を取り外したりすることで、試料台2の破損を防ぐことができる。
試料ホルダー1は、円柱状の部材であるため、ホルダーケース1000の試料ホルダー支持部1004に支持されている状態で、自由に回転できる。しかしながら、試料の取り付け、取り外しを行う際には、試料ホルダー1の試料台2が支持台1012の上面に対して平行になるように、試料ホルダー1を試料ホルダー支持部1004に置く必要がある。そのため、作業者は、常に、試料台2が上を向いた状態で作業を行わなければならず、作業が行いにくいという問題があった。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明のいくつかの態様に係る目的の1つは、試料台の破損を防ぐことができ、かつ、作業が行いやすい試料台支持具を提供することにある。
(1)本発明に係る試料台支持具は、
試料を保持する試料台と、前記試料台が取り付けられているフレームと、を備えた試料ホルダーの前記試料台を支持するための試料台支持具であって、
前記フレームを挟むフレーム挟持部と、
前記フレーム挟持部に設けられ、前記フレーム挟持部が前記フレームを挟んだ状態において前記試料台に当接する突起部と、
を含み、
前記フレーム挟持部は、
前記フレームを一方側から挟む第1部分と、
前記フレームを他方側から挟む第2部分と、
を有し、
前記第1部分には、前記試料台を露出させる開口部が設けられ、
前記突起部は、前記第2部分に設けられている。
このような試料台支持具では、フレーム挟持部によって試料ホルダーに固定された状態で、突起部が試料台を支持することができる。そのため、このような試料台支持具では、試料ホルダーの置き方によらず、突起部が試料台を支持することができる。したがって、このような試料台支持具によれば、試料ホルダーを作業が行いやすいように載置して、試料の取り付け、取り外しの作業を行うことができるため、作業が行いやすい。また、このような試料台支持具によれば、突起部が試料台を支持しているため、作業中に試料台が破損することを防ぐことができる。
(2)本発明に係る試料台支持具において、
前記試料ホルダーに装着可能に構成されている第1部材と、
前記フレーム挟持部および前記突起部を含む第2部材と、
を含み、
前記第1部材には、前記第2部材をスライド可能に案内するガイド部が設けられていてもよい。
このような試料台支持具では、第1部材を試料ホルダーに装着することで第1部材が試料ホルダーに対して位置決めされる。また、第2部材がガイド部に案内されることにより、第2部材は第1部材に対して位置決めされる。そのため、このような試料台支持具では、容易に、試料台に対して突起部を位置決めすることができる。
(3)本発明に係る試料台支持具において、
記第1部材には、前記第1部分および前記第2部分を挟み、前記第1部分と前記第2部分との間の距離が小さくなるように弾性変形させる挟持部が設けられ
前記挟持部が前記第1部分および前記第2部分を弾性変形させることにより、前記第1部分と前記第2部分とが前記フレームを挟み込むとともに、前記突起部が前記試料台に当接してもよい。
このような試料台支持具では、第1部分と第2部分とがフレームを挟み込むため、第1部分および第2部分が突起部を試料台に衝突させないためのストッパーとして機能する。したがって、このような試料台支持具では、突起部を試料台に当接させる際に、突起部が試料台に衝突して試料台が破損することを防ぐことができる。
(4)本発明に係る試料台支持具において、
前記ガイド部を用いて前記第2部材を前記第1部材に対してスライドさせることにより、前記第1部分および前記第2部分が前記挟持部に挟まれてもよい。
このような試料台支持具では、突起部を試料台に当接させる際に、突起部が試料台に衝突して試料台が破損することを防ぐことができる。
(5)本発明に係る試料台支持具において、
前記試料ホルダーは、前記フレームが先端部に固定されているシャフト部を備え、
前記第1部材は、前記試料ホルダーが挿入される開口部を有していてもよい。
このような試料台支持具では、シャフト部を備える試料ホルダーの試料台の破損を防ぐことができ、かつ、作業が行いやすい。
(6)本発明に係る試料台支持具において、
前記試料ホルダーが前記開口部に挿入されることにより、前記第1部材が前記試料ホルダーに対して位置決めされてもよい。
(7)本発明に係る試料台支持具において、
前記試料ホルダーは、シャフト部に対して着脱可能なカートリッジ式の試料ホルダーであり、
前記第1部材は、前記試料ホルダーを着脱可能に構成された試料ホルダー取付部を有してもよい。
このような試料台支持具では、カートリッジ式の試料ホルダーの試料台の破損を防ぐこ
とができ、かつ、作業が行いやすい。
(8)本発明に係る試料台支持具において、
前記試料ホルダーが前記試料ホルダー取付部に装着されることにより、前記第1部材が前記試料ホルダーに対して位置決めされてもよい。
(9)本発明に係る試料台支持具において、
前記試料ホルダーは、透過電子顕微鏡用の試料ホルダーであってもよい。
(10)本発明に係る試料台支持具において、
前記試料ホルダーは、前記試料台を傾斜可能に支持する軸部材を備えていてもよい。
このような試料台支持具では、軸部材によって傾斜可能に支持された試料台の破損を防ぐことができ、かつ、作業が行いやすい。
第1実施形態に係る試料台支持具を模式的に示す斜視図。 試料ホルダーの先端部を模式的に示す斜視図。 試料ホルダーを模式的に示す断面図。 試料ホルダー装着部材を模式的に示す正面図。 試料ホルダーに試料ホルダー装着部材が装着された状態を模式的に示す斜視図。 フレーム支持部材を模式的に示す正面図。 フレーム支持部材が試料ホルダー装着部材に取り付けられた状態を模式的に示す斜視図。 フレーム支持部材が試料ホルダー装着部材に取り付けられた状態を模式的に示す正面図。 突起部が試料台を支持している様子を模式的に示す平面図。 突起部が試料台を支持している様子を模式的に示す断面図。 第2実施形態に係る試料台支持具の構成を模式的に示す斜視図。 第2実施形態に係る試料台支持部の使用方法を説明するための図。 第2実施形態に係る試料台支持部の使用方法を説明するための図。 第2実施形態に係る試料台支持部の使用方法を説明するための図。 試料ホルダーをホルダーケースに載置した様子を模式的に示す斜視図。 試料ホルダーの先端部を模式的に示す斜視図。 試料ホルダーの載置台に試料交換台を載置した様子を模式的に示す斜視図。 試料交換台を用いて試料を交換している様子を模式的に示す斜視図。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1. 第1実施形態
1.1. 試料台支持具
まず、第1実施形態に係る試料台支持具について図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る試料台支持具100を模式的に示す斜視図である。
試料台支持具100は、透過電子顕微鏡用の試料ホルダー1の試料台2を支持するため
のものである。試料台支持具100は、例えば、試料ホルダー1において試料台2に試料を取り付けたり、試料台2から試料を取り外したりする場合に用いられる。試料台支持具100は、図1に示すように、試料ホルダー装着部材(第1部材の一例)10と、フレーム支持部材(第2部材の一例)20と、を含んで構成されている。
(1)試料ホルダー
図2は、試料ホルダー1の先端部を模式的に示す斜視図である。なお、図2には、互いに直交する3つの軸として、X軸、Y軸、Z軸を図示している。なお、X軸は試料ホルダー1の軸方向であり、Z軸は試料台2の上面に垂直な方向である。
試料ホルダー1は、図2に示すように、試料台2と、フレーム4と、シャフト部6と、を含んで構成されている。
試料台2は、試料を保持するためのものである。試料台2は、板状の部材である。試料台2には、試料の径よりも小さい径の貫通孔が形成されている。当該貫通孔は、試料ホルダー1が電子顕微鏡に導入された場合に、電子線を通過させるための孔である。
試料は、試料固定プレート3aと試料台2との間に挟まれている。試料は、試料固定プレート3aが板バネ3によって押圧されることにより固定される。なお、試料の試料台2への固定方法は、これに限定されない。例えば、図示はしないが、試料固定プレートをねじによって試料台に固定することで、試料を試料台2に固定してもよい。
フレーム4は、第1側枠部4aと、第2側枠部4bと、前方端枠部4cと、を有している。第1側枠部4aおよび第2側枠部4bは、互いに平行にX軸に沿って延出している。前方端枠部4cは、第1側枠部4aの先端部と第2側枠部4bの先端部とを接続している。第1側枠部4aと第2側枠部4bとの間に試料台2が配置されている。
試料台2は、フレーム4に傾斜可能に取り付けられている。試料台2とフレーム4とは、2つのピン5(軸部材の一例)によって接続されている。具体的には、2つのピン5のうちの一方のピン5は、第1側枠部4aから−Y方向に延出して試料台2に接続されている。また、他方のピン5は、第2側枠部4bから+Y方向に延出して試料台2に接続されている。試料台2は、この2つのピン5を傾斜軸(回転軸)として傾斜可能に支持されている。すなわち、試料台2は、Y軸に平行な軸を傾斜軸(回転軸)として傾斜可能である。
試料台2の厚さは、第1側枠部4aの厚さおよび第2側枠部4bの厚さよりも小さい。試料台2の上面は、第1側枠部4aの上面および第2側枠部4bの上面よりも下に位置し、試料台2の下面は、第1側枠部4aの下面および第2側枠部4bの下面よりも上に位置している。
図3は、試料ホルダー1を模式的に示す断面図である。
試料ホルダー1は、図3に示すように、試料台2を傾斜させる傾斜機構8を備えている。傾斜機構8は、試料台2を、ピン5(図2参照)を軸として傾斜させる。
傾斜機構8は、モーター軸82と、カップリング86と、送りねじ87と、シャフト88と、ベルクランク89と、ピン5と、を含んで構成されている。
モーター軸82は、シャフト部6内に設けられている。モーター軸82は、カップリング86を介して、送りねじ87に接続されている。
モーター軸82は、図示しないモーターによって回転が付与される。モーター軸82には、シャフト部6の内面とモーター軸82との間を封止するためのOリング84が装着されている。
カップリング86は、伸縮可能となっている。カップリング86は、送りねじ87の直線的な移動を吸収することができる。
送りねじ87は、モーター軸82によって回転し、軸方向に移動する。送りねじ87の先端は、シャフト88に接している。
シャフト88は、送りねじ87とベルクランク89との間に設けられている。シャフト88は、送りねじ87が軸方向に移動することにより、当該軸方向に移動する。シャフト88の端部は、ベルクランク89の一方のアーム89aに接している。
ベルクランク89は、互いに異なる方向に延出するアーム89a,89bを有している。ベルクランク89は、ピン89cで回転可能に固定されている。シャフト88が軸方向に移動することで、ベルクランク89はピン89cを中心として回転する。この回転によって、アーム89bに固定されたピン90に接触して保持された試料台2が回転(傾斜)する。
(2)試料ホルダー装着部材(第1部材)
図4は、試料ホルダー装着部材10を模式的に示す正面図である。図5は、試料ホルダー1に試料ホルダー装着部材10が装着された状態を模式的に示す斜視図である。
試料ホルダー装着部材10は、試料ホルダー1に装着可能に構成されている。試料ホルダー装着部材10は、筒状部12と、ガイド溝14(ガイド部の一例)と、挟持部16と、を含んで構成されている。
筒状部12は、円筒状に形成されている。筒状部12には、筒状部12を軸方向に貫通する開口部13が設けられている。開口部13には、図5に示すように、試料ホルダー1が挿入される。
開口部13には、試料ホルダー1が挿入される。開口部13に試料ホルダー1を挿入することにより、試料ホルダー装着部材10を試料ホルダー1に装着することができる。開口部13は、試料ホルダー1が挿入された場合に、試料ホルダー1と試料ホルダー装着部材10との相対的な位置関係が常に同じになるように形成されている。すなわち、試料ホルダー装着部材10が試料ホルダー1に装着された場合、試料ホルダー装着部材10は試料ホルダー1に対して位置決される。例えば、開口部13は、試料ホルダー1を試料ホルダー1の軸方向(X方向)から見たときの形状に沿った形状を有している。また、例えば、開口部13は、所定の位置までしか試料ホルダー1が挿入できないように形成されている。これにより、試料ホルダー装着部材10が試料ホルダー1に装着された場合に、試料ホルダー装着部材10が試料ホルダー1に対して位置決めされる。
筒状部12の外周面には、ガイド溝14が設けられている。ガイド溝14は、フレーム支持部材20をスライド可能に案内する。
ガイド溝14には、フレーム支持部材20のレール部22が嵌合される。ガイド溝14は、レール部22を摺動可能に案内する。試料ホルダー装着部材10が試料ホルダー1に装着された場合、ガイド溝14は、Y軸に沿って延在する。
筒状部12には、挟持部16が取り付けられている。挟持部16は、上側ガイド部16aと、下側ガイド部16bと、を含んで構成されている。挟持部16は、上側ガイド部16aと下側ガイド部16bとによって、フレーム支持部材20のフレーム挟持部24を挟んで弾性変形させる。
(3)フレーム支持部材(第2部材)
図6は、フレーム支持部材20を模式的に示す正面図である。図7は、フレーム支持部材20が試料ホルダー装着部材10に取り付けられた状態を模式的に示す斜視図である。図8は、フレーム支持部材20が試料ホルダー装着部材10に取り付けられた状態を模式的に示す正面図である。
フレーム支持部材20は、試料ホルダー装着部材10に取り付けられる。フレーム支持部材20は、試料ホルダー装着部材10に取り付けられた状態で、試料ホルダー1のフレーム4および試料台2を支持する。フレーム支持部材20は、レール部22と、フレーム挟持部24と、突起部26と、を含んで構成されている。
レール部22は、試料ホルダー装着部材10のガイド溝14に摺動可能に嵌合される。レール部22をガイド溝14に嵌め合わせて摺動させることで、フレーム支持部材20が試料ホルダー装着部材10に対してスライドする(シフトする)。これにより、フレーム支持部材20を試料ホルダー1に対して位置決めできる。
フレーム挟持部24は、試料ホルダー1のフレーム4を挟んで、フレーム支持部材20を試料ホルダー1に固定するための部材である。フレーム挟持部24は、フレーム4を一方側(図示の例では+Y方向側)から挟む上爪部(第1部分)24aと、フレーム4を他方側(図示の例では−Y方向側)から挟む下爪部(第2部分)24bと、を有している。
上爪部24aおよび下爪部24bは、板状の部材である。上爪部24aおよび下爪部24bは、互いに対向して配置されている。上爪部24aおよび下爪部24bの材質は、例えば、弾性変形する樹脂である。
上爪部24aには、開口部が設けられている。開口部は試料台2を露出させるためのものであり、開口部を介して試料台2に試料を取り付けたり、試料台2から試料を取り外したりすることができる。
下爪部24bには、突起部26が設けられている。突起部26は、下爪部24bの試料台2側を向く面から突出した部分である。突起部26は、フレーム挟持部24がフレーム4を挟んだ状態において試料に当接する。突起部26は、例えば、高さ、すなわち、下爪部24bの試料台2側を向く面からの突出量が調整可能に構成されている。突起部26は、例えば、下爪部24bを貫通する金属製のねじである。突起部26は、2つ設けられている。
なお、突起部26は、ねじに限定されず、下爪部24bから突出する部材であればよい。また、突起部26の材質は、金属に限定されず、樹脂等であってもよい。また、突起部26の数は特に限定されない。例えば、突起部26は、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
図8に示すように、レール部22をガイド溝14に嵌め合わせてフレーム支持部材20を試料ホルダー装着部材10に対してスライドさせると、上爪部24aと下爪部24bとは、試料ホルダー装着部材10の挟持部16に挟まれる。これにより、上爪部24aおよ
び下爪部24bとは弾性変形し、上爪部24aと下爪部24bとの間の距離が小さくなる。具体的には、上爪部24aが上側ガイド部16aに当接することによって下方向に弾性変形し、下爪部24bが下側ガイド部16bに当接することによって上方向に弾性変形する。この結果、上爪部24aと下爪部24bとの間の距離が小さくなる。
フレーム支持部材20を所定の位置まで(例えばレール部22の基端部がガイド溝14に到達するまで)スライドさせることで、上爪部24aと下爪部24bがフレーム4(第1側枠部4aおよび第2側枠部4b)を挟み込むとともに、突起部26が試料台2に当接する。これにより、試料台2が突起部26で支持され、試料台2が固定される。
下爪部24bの先端部には、薄板部241と、薄板部241よりも厚い厚板部242と、が形成されている。薄板部241は、厚板部242よりも下爪部24bの先端部側に位置している。上爪部24aと下爪部24bとの間の距離は、薄板部241に下側ガイド部16bが当接しているときよりも、厚板部242に下側ガイド部16bが当接しているときのほうが小さくなる。すなわち、上爪部24aと下爪部24bとの間の距離は、2段階で小さくなる。これにより、突起部26がフレーム4(第2側枠部4b)を通過するまでは、上爪部24aと下爪部24bとの間の距離を大きくして突起部26がフレーム4(第2側枠部4b)に衝突することを防ぐことができる。そして、突起部26がフレーム4(第2側枠部4b)を通過した後は、上爪部24aと下爪部24bとの間の距離を小さくして、突起部26を試料台2に当接させることができる。
図9は、突起部26が試料台2を支持している様子を模式的に示す平面図である。図10は、突起部26が試料台2を支持している様子を模式的に示す図9のX−X線断面図である。なお、図9および図10では、上爪部24a、下爪部24b、突起部26、フレーム4、および試料台2以外の部材の図示を省略している。
図9および図10に示すように、試料台2は、2つの突起部26で支持されている。2つの突起部26は、図9に示すように平面視において試料台2の回転軸(傾斜軸)Lの一方側と他方側にそれぞれ配置されている。これにより、試料台2に力が加わった場合でも、試料台2が傾斜することを防ぐことができ、より確実に試料台2の破損を防ぐことができる。なお、2つの突起部26の位置は、試料台2を支持することができれば、限定されない。
1.2. 試料台支持具の使用方法
次に、第1実施形態に係る試料台支持具の使用方法について図面を参照しながら説明する。
まず、図1に示すように、試料ホルダー装着部材10およびフレーム支持部材20を準備する。
次に、図5に示すように、試料ホルダー装着部材10の開口部13に試料ホルダー1を挿入して、試料ホルダー1に試料ホルダー装着部材10を装着する。これにより、試料ホルダー装着部材10に対して試料ホルダー1が位置決めされる。
次に、図7に示すように、試料ホルダー装着部材10のガイド溝14にレール部22を嵌め合わせて、フレーム支持部材20を試料ホルダー装着部材10に対してスライドさせる。これにより、フレーム支持部材20の上爪部24aおよび下爪部24bが試料ホルダー装着部材10の挟持部16に挟まれて弾性変形し、上爪部24aと下爪部24bとの間の距離が小さくなる。
そして、レール部22の基端部がガイド溝14に到達するまで、フレーム支持部材20を試料ホルダー装着部材10に対してスライドさせることにより、上爪部24aと下爪部24bとがフレーム4を挟み込むとともに、突起部26が試料台2に当接する。これにより、試料台2が突起部26によって支持される。
この状態で、試料台2に試料を取り付けたり、試料台2から試料を取り外したりすることができる。試料台2は、突起部26に支持されているため、作業中に試料台2に力が加わることによる試料台2の破損を防ぐことができる。
試料台支持具100は、例えば、以下の特徴を有する。
試料台支持具100は、フレーム4を挟むフレーム挟持部24と、フレーム挟持部24に設けられ、フレーム挟持部24がフレーム4を挟んだ状態において試料台2に当接する突起部26と、を含む。そのため、試料台支持具100では、フレーム挟持部24によって試料ホルダー1に固定された状態で、突起部26が試料台2を支持することができる。これにより、試料ホルダー1の置き方によらず、突起部26が試料台2を支持することができる。したがって、試料台支持具100によれば、試料ホルダー1を作業が行いやすいように載置して、試料の取り付け、取り外しの作業を行うことができるため、作業が行いやすい。
図18に示す従来の手法では、試料台が水平になるように試料ホルダーをおいて試料の取り付け、取り外しを行わなければならなかったところ、試料台支持具100では、試料台2を任意の方向に向けて作業を行うことができる。例えば、試料台支持具100では、試料台2を作業者側に向けて作業を行うことが可能である。
また、図18に示す従来技術では、試料交換台の高さHを調整しなければならなかったが、試料台支持具100によれば、そのような調整が不要である。
試料台支持具100では、試料ホルダー1が装着される試料ホルダー装着部材10にはフレーム支持部材20をスライド可能に案内するガイド溝14が設けられている。そのため、このような試料台支持具100では、試料ホルダー装着部材10を試料ホルダー1に装着することで試料ホルダー装着部材10が試料ホルダー1に対して位置決めされる。また、フレーム支持部材20がガイド溝14に案内されることにより、フレーム支持部材20が試料ホルダー装着部材10(すなわち試料ホルダー1)に対して位置決めされる。したがって、試料台支持具100では、容易に、試料台2に対して突起部26を位置決めすることができる。
試料台支持具100では、フレーム挟持部24は上爪部24aと下爪部24bとを有し、試料ホルダー装着部材10には、上爪部24aと下爪部24bを挟み、上爪部24aと下爪部24bとの間の距離が小さくなるように、弾性変形させる挟持部16が設けられ、挟持部16が上爪部24aと下爪部24bを弾性変形させることにより、上爪部24aと下爪部24bとがフレーム4を挟み込むとともに、突起部26が試料台2に当接する。試料台支持具100では、上爪部24aと下爪部24bとがフレーム4を挟み込むため、上爪部24aおよび下爪部24bが突起部26を試料台2に衝突させないためのストッパーとして機能する。したがって、試料台支持具100では、突起部26を試料台2に当接させる際に、突起部26が試料台2に衝突して試料台2が破損することを防ぐことができる。
試料台支持具100では、ガイド溝14を用いてフレーム支持部材20を試料ホルダー装着部材10に対してスライドさせることにより、上爪部24aおよび下爪部24bが挟
持部16に挟まれる。そのため、試料台支持具100では、突起部26を試料台2に当接させる際に、突起部26が試料台2に衝突して試料台2が破損することを防ぐことができる。
2. 第2実施形態
2.1. 試料台支持具
次に、第2実施形態に係る試料台支持具について、図面を参照しながら説明する。図11は、第2実施形態に係る試料台支持具200の構成を模式的に示す斜視図である。以下、第2実施形態に係る試料台支持具200において、上述した第1実施形態に係る試料台支持具100の構成部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
上述した第1実施形態に係る試料台支持具100は、図1に示すように、試料台2と、フレーム4と、シャフト部6と、を含んで構成されている試料ホルダー1の試料台2を支持するためのものであった。
これに対して、試料台支持具200は、図11に示すように、カートリッジ式の試料ホルダー1を支持するためのものである。
(1)試料ホルダー
カートリッジ式の試料ホルダー1は、試料台2と、フレーム4と、を含んで構成されている。カートリッジ式の試料ホルダー1は、シャフト部(図示せず)に対して着脱可能に構成されている。当該シャフト部の先端部に試料ホルダー1を取り付けることよって、第1実施形態に示した試料ホルダー1(図1等参照)と同様の構成にすることができ、同様の機能を有することができる。
カートリッジ式の試料ホルダー1では、複数の試料ホルダー1を1つのラック(図示せず)に収容することができるため、例えば、複数の試料ホルダー1が収容されたラックを電子顕微鏡内に導入して、効率よく試料の観察、分析等を行うことができる。
(2)試料ホルダー装着部材(第1部材)
試料ホルダー装着部材10は、ガイド溝14と、挟持部16と、本体部212と、試料ホルダー取付部213と、棒状部材216と、を含んで構成されている。
本体部212は、棒状部材216の先端部に設けられている。本体部212には、ガイド溝14と、試料ホルダー取付部213と、が設けられている。
試料ホルダー取付部213は、試料ホルダー1を着脱可能に構成されている。試料ホルダー1を試料ホルダー取付部213に装着することによって、試料ホルダー1が試料ホルダー装着部材10に対して位置決めされる。
棒状部材216は、本体部212を支持している。棒状部材216によって、試料ホルダー1に触れることなく、試料ホルダー1を持ち運ぶことができる。
(3)フレーム支持部材(第2部材)
試料台支持具200におけるフレーム支持部材20の構成は、上述した第1実施形態に係る試料台支持具100におけるフレーム支持部材20の構成と同じであり、その説明を省略する。
2.2. 試料台支持具の使用方法
次に、第2実施形態に係る試料台支持具の使用方法について図面を参照しながら説明する。図12〜図14は、第2実施形態に係る試料台支持具200の使用方法を説明するための図である。
まず、図11に示すように、試料ホルダー装着部材10およびフレーム支持部材20を準備する。
次に、図12に示すように、試料ホルダー1を試料ホルダー装着部材10の試料ホルダー取付部213に取り付けて、試料ホルダー1に試料ホルダー装着部材10を装着する。これにより、試料ホルダー装着部材10に対して試料ホルダー1が位置決めされる。
次に、図12および図13に示すように、試料ホルダー装着部材10のガイド溝14にレール部22を嵌め合わせて、フレーム支持部材20を試料ホルダー装着部材10に対してスライドさせる。これにより、フレーム支持部材20の上爪部24aおよび下爪部24bが試料ホルダー装着部材10の挟持部16に挟まれて弾性変形し、上爪部24aと下爪部24bとの間の距離が小さくなる。
そして、レール部22の基端部がガイド溝14に到達するまで、フレーム支持部材20を試料ホルダー装着部材10に対してスライドさせることにより、上爪部24aと下爪部24bとがフレーム4を挟み込むとともに、突起部26が試料台2に当接する。これにより、試料台2が突起部26によって支持される。
次に、図14に示すように、試料ホルダー装着部材10およびフレーム支持部材20が装着された試料ホルダー1を、試料ホルダー支持台201に載置する。この状態で、試料台2に試料を取り付けたり、試料台2から試料を取り外したりすることができる。試料台2は、突起部26に支持されているため、作業中に試料台2に力が加わることによる試料台2の破損を防ぐことができる。
試料台支持具200は、例えば、以下の特徴を有する。
試料台支持具200では、試料ホルダー装着部材10は試料ホルダー1を着脱可能に構成された試料ホルダー取付部213を有する。また、試料台支持具200では、試料ホルダー1が試料ホルダー取付部213に取り付けられることにより、フレーム支持部材20が試料ホルダー1に対して位置決めされる。そのため、試料台支持具200では、試料ホルダー1が、カートリッジ式の試料ホルダーである場合でも、上述した第1実施形態に係る試料台支持具100と同様の作用効果を奏することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、上述した第1実施形態および第2実施形態では、試料台支持具100,200を透過電子顕微鏡用の試料ホルダーに適用した例について説明したが、本発明に係る試料台支持具は、試料台と試料台を支持するフレームとを備えたその他の試料ホルダーに対しても適用可能である。本発明に係る試料台支持具は、例えば、走査透過電子顕微鏡(STEM)用の試料ホルダー、走査電子顕微鏡(SEM)用の試料ホルダー、集束イオンビーム装置(FIB装置)用の試料ホルダーにも適用可能である。
また、例えば、上述した第1実施形態および第2実施形態では、試料台支持具100,200を試料台2が傾斜可能に支持されている試料ホルダー1に適用した例について説明したが、本発明に係る試料台支持具は、試料台2が傾斜可能に支持されていない試料ホル
ダーに対しても使用可能である。
また、例えば、上述した第1実施形態および第2実施形態では、ガイド溝14がフレーム支持部材20をスライド可能に案内するガイド部として機能する例について説明したが、本発明に係る試料台支持具では、フレーム支持部材20をスライド可能に案内することができればガイド部の構成は特に限定されない。
なお、上述した実施形態及び変形例は一例であって、これらに限定されるわけではない。例えば各実施形態及び各変形例は、適宜組み合わせることが可能である。
本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法および結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
1…試料ホルダー、2…試料台、3…板バネ、3a…試料固定プレート、4…フレーム、4a…第1側枠部、4b…第2側枠部、4c…前方端枠部、5…ピン、6…シャフト部、8…傾斜機構、10…試料ホルダー装着部材、12…筒状部、13…開口部、14…ガイド溝、16…挟持部、16a…上側ガイド部、16b…下側ガイド部、20…フレーム支持部材、22…レール部、24…フレーム挟持部、24a…上爪部、24b…下爪部、26…突起部、82…モーター軸、84…Oリング、86…カップリング、87…送りねじ、88…シャフト、89…ベルクランク、89a…アーム、89b…アーム、89c…ピン、90…ピン、100…試料台支持具、200…試料台支持具、201…試料ホルダー支持台、212…本体部、213…試料ホルダー取付部、216…棒状部材、241…薄板部、242…厚板部、1000…ホルダーケース、1002…ベース部、1004…試料ホルダー支持部、1006…載置台、1010…試料交換台、1012…支持台

Claims (10)

  1. 試料を保持する試料台と、前記試料台が取り付けられているフレームと、を備えた試料ホルダーの前記試料台を支持するための試料台支持具であって、
    前記フレームを挟むフレーム挟持部と、
    前記フレーム挟持部に設けられ、前記フレーム挟持部が前記フレームを挟んだ状態において前記試料台に当接する突起部と、
    を含み、
    前記フレーム挟持部は、
    前記フレームを一方側から挟む第1部分と、
    前記フレームを他方側から挟む第2部分と、
    を有し、
    前記第1部分には、前記試料台を露出させる開口部が設けられ、
    前記突起部は、前記第2部分に設けられている、試料台支持具。
  2. 請求項1において、
    前記試料ホルダーに装着可能に構成されている第1部材と、
    前記フレーム挟持部および前記突起部を含む第2部材と、
    を含み、
    前記第1部材には、前記第2部材をスライド可能に案内するガイド部が設けられている、試料台支持具。
  3. 請求項2において、
    記第1部材には、前記第1部分および前記第2部分を挟み、前記第1部分と前記第2部分との間の距離が小さくなるように弾性変形させる挟持部が設けられ
    前記挟持部が前記第1部分および前記第2部分を弾性変形させることにより、前記第1部分と前記第2部分とが前記フレームを挟み込むとともに、前記突起部が前記試料台に当接する、試料台支持具。
  4. 請求項3において、
    前記ガイド部を用いて前記第2部材を前記第1部材に対してスライドさせることにより、前記第1部分および前記第2部分が前記挟持部に挟まれる、試料台支持具。
  5. 請求項2ないし4のいずれか1項において、
    前記試料ホルダーは、前記フレームが先端部に固定されているシャフト部を備え、
    前記第1部材は、前記試料ホルダーが挿入される開口部を有している、試料台支持具。
  6. 請求項5において、
    前記試料ホルダーが前記開口部に挿入されることにより、前記第1部材が前記試料ホルダーに対して位置決めされる、試料台支持具。
  7. 請求項2ないし4のいずれか1項において、
    前記試料ホルダーは、軸部材に対して着脱可能なカートリッジ式の試料ホルダーであり、
    前記第1部材は、前記試料ホルダーを着脱可能に構成された試料ホルダー取付部を有する、試料台支持具。
  8. 請求項7において、
    前記試料ホルダーが前記試料ホルダー取付部に取り付けられることにより、前記第1部材が前記試料ホルダーに対して位置決めされる、試料台支持具。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項において、
    前記試料ホルダーは、透過電子顕微鏡用の試料ホルダーである、試料台支持具。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項において、
    前記試料ホルダーは、前記試料台を傾斜可能に支持する軸部材を備えている、試料台支持具。
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