JP2008225318A - スプライスユニットのスライド構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】搭載機器の設置作業や保守作業の効率を上げるスプライスユニットのスライド構造を提供することを目的としている。
【解決手段】可動シャーシ5の動作範囲を抑制するためのシャーシ押さえ9を固定シャーシ3に設け、スライドレール4には、固定シャーシ3からユニット2が引き出し可能であるようにシャーシ押さえ9に取り付けるための長穴形状の第一のスライド穴6と、可動シャーシに取り付けるための第二のスライド穴7とを設け、ユニット2が前面に引き出し可能であるように取り付けられることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、可動シャーシは固定シャーシにスライドレールを介して取り付けられ、可動シャーシを動作させることで引き出し可能としたユニットに光配線器具を載置して構成されるスプライスユニットのスライド構造に関するものである。
従来は、固定シャーシ31に可動シャーシ32を差し込んでスライドさせてスプライスユニット33を開閉していた。固定シャーシ31の前面端部にシャーシ押さえ34を設け、可動シャーシ32を引き出したときにシャーシ押さえ34に当たり、可動シャーシ32が固定シャーシ31から抜け落ちないようにするというように、可動シャーシ32の動作を規制していた。そのため、ユニット33の引き出し寸法は、シャーシの奥行き寸法分までに限定されていた。
カワムララックカタログNo.10 2006年6月1日発行
しかしながら、上記従来のスライド構造では、ユニットの引き出し寸法が限定されるため、ユニット設置後に保守作業等際には、その限定された小さなスペースで作業しなくてはならなかったため、作業の効率が悪かった。
また、作業の効率を上げるため、ユニットを前傾させる構造も用いられていたが、この場合、ユニットを引き出す途中でユニットが前傾してしまうことがあり、そうすると、他の搭載物と干渉して引っ掛かり、ユニットの引き出し動作に支障が起こっていた。
そこで本発明は、搭載機器の設置作業や保守作業の効率を上げるスプライスユニットのスライド構造を提供することを目的とし、その構造は、可動シャーシの動作範囲を抑制するためのシャーシ押さえを固定シャーシに設け、スライドレールには、固定シャーシからユニットが引き出し可能であるようにシャーシ押さえに取り付けるための長穴形状の第一のスライド穴と、可動シャーシに取り付けるための第二のスライド穴とを設け、ユニットが前面に引き出し可能であるように取り付けられることを特徴とする。
また、スライドレールに設けられた第一のスライド穴に対向する長穴を長辺に対して傾斜を付けて設けた制御板を前記スライドレールに組み付けて用いると共に、スライドレールに設けた第二のスライド穴の前面側端部に鍵穴を設け、ユニットの動作により制御板が水平になったり傾斜したりし、ユニットが収納されている場合には、鍵穴は制御板により被覆されるため、ユニットが前傾しないが、ユニットを引き出した場合に鍵穴が露出して鍵穴にユニットが係止し、ユニットが前傾可能となることを特徴とする。
本発明に係るスプライスユニットのスライド構造は、可動シャーシの動作範囲を抑制するためのシャーシ押さえを固定シャーシに設け、スライドレールには、固定シャーシからユニットが引き出し可能であるようにシャーシ押さえに取り付けるための長穴形状の第一のスライド穴と、可動シャーシに取り付けるための第二のスライド穴とを設け、ユニットが前面に引き出し可能であるように取り付けられるため、可動シャーシは固定シャーシからスライドレールの寸法分引き出すことができ、作業の際には広くスペースを確保することができ、作業の効率を上げることができる。
また、スライドレールに設けられた第一のスライド穴に対向する長穴を長辺に対して傾斜を付けて設けた制御板を前記スライドレールに組み付けて用いると共に、スライドレールに設けた第二のスライド穴の前面側端部に鍵穴を設け、ユニットの動作により制御板が水平になったり傾斜したりし、ユニットが収納されている場合には、鍵穴は制御板により被覆されるため、ユニットが前傾しないが、ユニットを引き出した場合に鍵穴が露出して鍵穴にユニットが係止し、ユニットが前傾可能となるため、他の搭載機器に干渉することなく、スプライスユニットをスライドすることが可能となり作業の効率を上げることができる。
本発明に係るスプライスユニットのスライド構造の実施例を図1〜図4の添付図面に基づいて説明する。
光配線器具をケース1に収納してユニット2を構成し、このユニット2をキャビネットに手前にスライド動作により引き出し可能に収めて用いられる。
固定シャーシ3をキャビネットに取り付け、固定シャーシ3にはスライドレール4を介して可動シャーシ5を取り付ける。スライドレール4には、固定シャーシ3にスライドレール4を取り付けるための第一のスライド穴6と、スライドレール4に可動シャーシ5を取り付けるための第二のスライド穴7とを、長辺に対して平行に長穴形状に設ける。スライドレール4は可動シャーシ5の動作を制御できるように箱状に折曲部8を設ける。
固定シャーシ3には、ユニット2を手前に引き出したときスライドレール4が抜け外れないようにするためのシャーシ押さえ9が取り付けられる。固定シャーシ3には、シャーシ押さえ9に設けられている取り付け穴10と、スライドレール4に設けられている第一のスライド穴6に座付きビス11を挿通してスライドレール4を取り付けている。さらに、スライドレール4には第二のスライド穴7を用いて可動シャーシ5が取り付けられる。ユニット2を引き出すとまずは、可動シャーシ5がスライドレール4の第二のスライド穴7の長さ寸法分スライド移動する。また、ユニット2が第二のスライド穴7の先端まで来たところで、今度はスライドレール4が固定シャーシ3から引き出される。従来のユニットのスライド構造に比べて、スライドレール4の長さ寸法分手前に引き出すことができることになる。
以上述べた形状のスプライスユニットの作業性をより向上させるために、ユニット2を引き出したときに前傾させ、作業スペースに角度を付けることができる。可動シャーシ5をスライドレール4に接合している第二のスライド穴7の手前側先端には、鍵穴12を設ける。ユニット2を最大限手前に引き出したとき、スライドレール4を可動シャーシ5に留めている座付きビス11が鍵穴12にはまり、ユニット2が前傾した状態で保持される。
スライドレール4には、制御板13を組み込んで、可動シャーシ5のスライドレール4上での動作を制御する。制御板13はスライドレール4の折曲部8に収めると、スライドレール4の動作に連動する。制御板13には長辺に対して平行でなく、手前側が高くなるように傾斜させて長穴14を設ける。長穴14はスライドレール4の第一のスライド穴6に対向させて組み付ける。ユニット2をキャビネットの奥まで収めた状態またはユニット2をユニット2の長さ寸法分手前に引き出した状態では、制御板13の手前側で可動シャーシ5が結合し、制御板13はスライドレール4の中で最低の位置にあり、その状態では第二のスライド穴7に設けられている鍵穴12は制御板13に被覆されている。つまり、座付きビス11が鍵穴12に嵌合せず、可動シャーシ5は水平に保持された状態となる。スライドレール4を手前に引き出していくと、傾斜している長穴14に沿って制御板13がせり上がり、最終的には鍵穴12が露出する。露出した鍵穴12に座付きビス11が嵌合しユニット2を前傾させる。
可動シャーシ5を完全に手前に引き出した状態でないと、鍵穴12が露出しないためユニット2は前傾しない。可動シャーシ5を引き出している間にユニット2が前傾しないので他の搭載機器に当たったりすることを防止できる構造である。
スプライスユニットを手前に大きく引き出すことができるので、小さいスペースで多くの機器を載置した場合でも、作業スペースをキャビネットの前面に確保することができる。
本発明に係るスプライスユニットの引き出し構造を示す説明図である。 図1における可動シャーシとスライドレールの取り付け方を示す説明図である。 本発明に係るスプライスユニットのシャーシ押さえ、スライドレール、制御板の取り付け方を示す説明図である。 本発明に係るスプライスユニットのスライド構造の動作を示す説明図である。 従来のスプライスユニットのスライド構造を示す説明図である。
符号の説明
1 ケース
2 ユニット
3 固定シャーシ
4 スライドレール
5 可動シャーシ
6 第一のスライド穴
7 第二のスライド穴
8 折曲部
9 シャーシ押さえ
10 取り付け穴
11 座付きビス
12 鍵穴
13 制御板
14 長穴

Claims (2)

  1. 可動シャーシは固定シャーシにスライドレールを介して取り付けられ、可動シャーシを動作させることで引き出し可能としたユニットに光配線器具を載置して構成されるスプライスユニットのスライド構造であって、前記可動シャーシの動作範囲を抑制するためのシャーシ押さえを前記固定シャーシに設け、前記スライドレールには、前記固定シャーシから前記ユニットが引き出し可能であるように前記シャーシ押さえに取り付けるための長穴形状の第一のスライド穴と、前記可動シャーシに取り付けるための第二のスライド穴とを設け、前記ユニットが前面に引き出し可能であるように取り付けられることを特徴とするスプライスユニットのスライド構造。
  2. 前記スプライスユニットのスライド構造であって、前記スライドレールに設けられた第一のスライド穴に対向する長穴を長辺に対して傾斜を付けて設けた制御板を前記スライドレールに組み付けて用いると共に、前記スライドレールに設けた第二のスライド穴の前面側端部に鍵穴を設け、前記ユニットの動作により前記制御板が水平になったり傾斜したりし、前記ユニットが収納されている場合には、前記鍵穴は前記制御板により被覆されるため、前記ユニットが前傾しないが、前記ユニットを引き出した場合に前記鍵穴が露出して該鍵穴に前記ユニットが係止し、前記ユニットが前傾可能となることを特徴とする請求項1に記載のスプライスユニットのスライド構造。
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