JPH09197144A - 光接続部収納トレーの引出し構造 - Google Patents

光接続部収納トレーの引出し構造

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JPH09197144A
JPH09197144A JP8008757A JP875796A JPH09197144A JP H09197144 A JPH09197144 A JP H09197144A JP 8008757 A JP8008757 A JP 8008757A JP 875796 A JP875796 A JP 875796A JP H09197144 A JPH09197144 A JP H09197144A
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JP
Japan
Prior art keywords
connection part
optical connection
tray
optical
storage tray
Prior art date
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Pending
Application number
JP8008757A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikimasa Shindou
幹正 進藤
Naoki Hagino
直樹 萩野
Hideo Hirao
秀夫 平尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP8008757A priority Critical patent/JPH09197144A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スムーズな引出しおよび押戻しが可能で、且
つ低コストに実現し得る光接続部収納トレーの引出し構
造を提供する。 【解決手段】 光接続部および接続余長を収納する光接
続部収納トレー3と、光接続部収納トレー3を前後方向
へスライド可能に支持する支持部材2とを備え、支持部
材2に水平な平板2bを設け、平板2b上に前後方向滑
り移動自在に光接続部収納トレー3を載置する.平板2
bと光接続部収納トレー3との間に、光接続部収納トレ
ー3の横方向の位置ずれを規制すると共に、光接続部収
納トレー3の前方移動限を定めるサイドブロック5を設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光接続部収納トレ
ーの引出し構造に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバネットワークにおいて、光フ
ァイバケーブル間を接続するために光配線架が設けられ
ている。この光配線架には、通常、光接続部および接続
余長を収納するための光接続部収納トレーが段積み状態
で引出し式に設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の光接
続部収納トレーの引出し構造は、トレーを引出したり押
戻したりする際に、少なからず振動が発生し、収納して
ある光接続部に対して悪影響が出る可能性があった。ま
た、スムーズな引出しおよび押戻しができるようにする
ため、構造が複雑化し、コスト高になっていた。
【0004】本発明は、上記事情を考慮し、スムーズな
引出しおよび押戻しが可能で、且つ低コストに実現し得
る光接続部収納トレーの引出し構造を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、光接
続部および接続余長を収納する光接続部収納トレーと、
該光接続部収納トレーを前後方向へスライド可能に支持
する支持部材とを備えた光接続部収納トレーの引出し構
造であって、前記支持部材に水平な平板を設けて、該平
板上に前後方向滑り移動自在に前記光接続部収納トレー
を載置すると共に、前記平板と光接続部収納トレーとの
間に、光接続部収納トレーの横方向の位置ずれを規制す
る手段と、光接続部収納トレーの前方移動限を定めるス
トッパとを設けたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施形態と
して示す光接続部収容トレーの引出し構造1の平面図、
図2は同正面図、図3は同側面図(上段の構造と合わせ
て示す)である。
【0007】この引出し構造1は、金属板材を曲げ加工
して形成した支持部材2と、同じく板材を曲げ加工ある
いは樹脂成形により形成した光接続部収納トレー3とか
らなり、上下に積層状態で光配線架等に取付けられるも
のである。取付けは、支持部材2の後端に設けた垂直な
取付板2aを利用して行う。
【0008】支持部材2は、後端の取付板2aより前方
に水平に延び出した広い面積の長方形の平板2bを有し
ている。平板2bの前端には下方へ折り曲げた前端壁2
cが設けられ、左右側縁にも下方へ折り曲げた縁壁2d
が設けられている。これにより、平板2bは適度の剛性
を持つように補強されている。前端壁2cと縁壁2dは
僅かな高さのもので、前壁2cは縁壁2dよりも若干長
く形成されている。
【0009】光接続部収納トレー3は、光ファイバ心線
同士の融着接続部やコネクタ接続部などの光接続部、お
よび接続に際して発生した接続余長を収納するためのも
のであり、支持部材2の平板2b上に前後方向滑り移動
自在に載置されている。光接続部収容トレー3は、平板
2bより若干小さい長方形状の底板3aを有し、その底
板3a上に、接続余長を巻回するリール7やコネクタホ
ルダ8等が設けられている。
【0010】光接続部収容トレー3の底板3aの周縁部
には、底板3aより起立した前後側板3b、3b、左右
側板3c、3cが設けられており、底板3a上の収納ス
ペースが、これら側板3b、3b、3c、3cによって
取り囲まれている。また、左右側板3c、3cの後端部
外面には、左右一対のサイドブロック5、5がネジで固
定されている。サイドブロック5は、下端部(横ずれを
規制する手段)5aがL字状に曲がっており、そのL字
状に曲がった下端部5aが、支持部材2の平板2bを側
方から抱き込むようにして、平板2bの縁壁2dの外面
および下端縁に係合している。また、支持部材2の平板
2bの左右側縁前端には、光接続部収容トレー3の左右
側板3c、3cに当接して回転するガイドローラ2eが
設けられている。これらにより、平板2b上で、光接続
部収容トレー3が横ずれしないように規制されている。
【0011】また、光接続部収容トレー3が前方に引き
出されたとき、後端のサイドブロック5の下端部5a
が、平板2bの前端壁2cの左右両端5bに突き当たる
ようになっており、サイドブロック5の下端部5aと、
平板2bの前端壁2cの左右両端5bとにより、光接続
部収容トレー3の前方移動限を定めるストッパが構成さ
れている。
【0012】この引出し構造1では、支持部材2に設け
た平板2b上で光接続部収納トレー3を滑らすように構
成したから、ほとんど振動を生じることなく、安定した
状態で光接続部収納トレー3を手前に引出したり、元の
位置に押戻したりすることができる。また、平板2bと
サイドブロック5により、光接続部収容トレー3の移動
方向を規制しているので、構造が単純で、低コストに実
現し得ると共に、光接続部収容トレー3を、横ずれせず
に、安定した姿勢でスムーズに押し引きすることができ
る。また、前方への引出し時には、サイドブロック5が
平板2bの前端壁2cに当たるので、光接続部収容トレ
ー3が支持部材2から抜け落ちたりするおそれもなく、
安全に作業を進めることができる。
【0013】図4は本発明の第2の実施形態として示す
光接続部収容トレーの引出し構造11の平面図、図5は
同斜視図、図5はその要部拡大断面図である。この構造
11では、前記実施形態のようにサイドブロック5を設
けずに、その代わりに、平板2bの左右端部寄りの位置
に、前後方向に延びる長いスライド溝13を設け、この
スライド溝13に、光接続部収容トレー2の底板3aに
設けたネジ(単なるピンでもよい)14を係合させてい
る。その他の構成は、第1の形態と同じであるので、説
明は省略する。
【0014】前記ネジ14の先端は、図6に示すように
底板3aの下面側に突き出ており、突き出た部分にナッ
ト16でカラー15が止められている。そして、カラー
15がスライド溝13にスライド自在に係合している。
このように光接続部収容トレー3側のネジ14がスライ
ド溝13に係合していることにより、光接続部収容トレ
ー3は、スライド溝13に沿ってガイドされながら動く
ことになり、これにより、光接続部収容トレー3は横ず
れしないで、前後方向のみ滑り移動するようになってい
る。また、前方への移動限界は、スライド溝13の前端
の位置で規制されている。従って、スライド溝13とネ
ジ14が、横ずれ規制手段と前方移動限を定めるストッ
パに相当する。
【0015】図7は本発明の第3の実施形態として示す
光接続部収容トレーの引出し構造21の正面図、図8は
その要部を拡大して示す側面図である。この構造21で
は、光接続部収容トレー3の横ずれを規制する手段とし
て、光接続部収容トレー3の左右両側部上方にアングル
22を設け、このアングル22に光接続部収容トレー3
の側板3cが当たることで、光接続部収容トレー3の横
方向への移動を規制している。この場合のアングル22
は、支持部材2上のどの部位に取付けてもよいが、ここ
では上側の引出し構造21の平板2bの下面に取付けて
いる。また、前方への移動限を定めるストッパとして、
アングル22の前端部に、光接続部収容トレー3内に突
出し、光接続部収容トレー3の引出し時に光接続部収容
トレー3の後端の側板3bに当たるストッパブロック2
4を設けている。
【0016】このストッパブロック24は、図8に実線
で示すように、光接続部収容トレー3を普通に引出した
とき(このとき自重で若干前側が斜めに下がる)には、
光接続部収容トレー3の後端側板3bに当たる高さにあ
り、光接続部収容トレー3の前側を持ち上げたときに
は、光接続部収容トレー3の後端側板3bが下をくぐり
抜けられる程度の高さに突出している。この引出し構造
21も、前記の第1、第2の実施形態と同様の機能を持
つ。
【0017】なお、図9(a)に示すように、もっと高
さのあるストッパブロック26を設けた状態で、光接続
部収容トレー3を抜き取れるようにするためには、光接
続部収容トレー3の後端側板3bの上端に切欠28を設
けるのがよい。
【0018】また、ストッパブロック24、26の代わ
りに、図9(b)に示すように、光接続部収容トレー3
に係合するように下向きに凸に湾曲した板バネ30を設
けてもよい。
【0019】また、光接続部収容トレー3の上側ではな
く、光接続部収容トレー3の底板3aの下面にストッパ
ブロック32を設け、それに対応して、底板3aが滑り
移動する平板2bに、光接続部収容トレー3の移動方向
に沿った切欠34を設けてもよい。但し、前端はストッ
パブロック32が突き当たるため、切欠かずに残してお
く必要がある。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
支持部材に設けた平板上で光接続部収納トレーを滑らす
ようにしたから、ほとんど振動を生じることなく、安定
した状態で光接続部収納トレーを引出したり押戻したり
することができる。従って、収納した光接続部に対して
振動による悪影響が出ないようにしながら、接続切換え
作業等を行うことができる。また、平板上を滑り移動さ
せるだけの構成であるから、支持部分の構造が単純であ
り、低コスト化が図れる。また、光接続部収容トレーの
横方向の位置を規制する手段を設けたから、トレーを横
ずれせずに、安定した姿勢でスムーズに押し引きするこ
とができる。さらに、前方移動限を決めるストッパを設
けたから、前方への引出し時に、トレーが支持部材から
抜け落ちたりするおそれもなく、安全に作業を進めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態としての光接続部収
容トレーの引出し構造の平面図である。
【図2】 同構造の正面図である。
【図3】 同構造の側面図であり、(a)は上段の構造
と組み合わせて示す図、(b)は要部拡大図である。
【図4】 本発明の第2の実施形態としての光接続部収
納トレーの引出し構造の平面図である。
【図5】 同構造を示す斜視図である。
【図6】 同構造の要部断面図である。
【図7】 本発明の第3の実施形態としての光接続部収
納トレーの引出し構造の正面図である。
【図8】 同構造の一部拡大して示す側断面図である。
【図9】 同構造の一部要素の変形例(a),(b),
(c)を示す側断面図である。
【符号の説明】
1,11,21…光接続部収容トレーの引出し構造、2
…支持部材、2b…平板、3…光接続部収容トレー、5
…サイドブロック(横方向の位置ずれを規制する手
段)、5a…下端部(ストッパ)、5b…左右両端部、
13…スライド溝(横方向の位置ずれを規制する手段、
ストッパ)、14…ネジ(横方向の位置ずれを規制する
手段、ストッパ)、22…アングル(横方向の位置ずれ
を規制する手段)、24,26,32…ストッパブロッ
ク(ストッパ)、30…板バネ(ストッパ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光接続部および接続余長を収納する光接
    続部収納トレー(3)と、該光接続部収納トレーを前後
    方向へスライド可能に支持する支持部材(2)とを備え
    た光接続部収納トレーの引出し構造であって、 前記支持部材に水平な平板(2b)を設けて、該平板上
    に前後方向滑り移動自在に前記光接続部収納トレーを載
    置すると共に、 前記平板と光接続部収納トレーとの間に、光接続部収納
    トレーの横方向の位置ずれを規制する手段(5,13,
    14,22)と、光接続部収納トレーの前方移動限を定
    めるストッパ(5a,5b,13,14,24,28,
    30,32)とを設けたことを特徴とする光接続部収納
    トレーの引出し構造(1,11,21)。
JP8008757A 1996-01-22 1996-01-22 光接続部収納トレーの引出し構造 Pending JPH09197144A (ja)

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JP8008757A JPH09197144A (ja) 1996-01-22 1996-01-22 光接続部収納トレーの引出し構造

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JP8008757A JPH09197144A (ja) 1996-01-22 1996-01-22 光接続部収納トレーの引出し構造

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JPH09197144A true JPH09197144A (ja) 1997-07-31

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JP8008757A Pending JPH09197144A (ja) 1996-01-22 1996-01-22 光接続部収納トレーの引出し構造

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JP (1) JPH09197144A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008065210A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光ケーブル接続用クロージャ
JP2008225318A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Kawamura Electric Inc スプライスユニットのスライド構造
WO2022180886A1 (ja) * 2021-02-26 2022-09-01 株式会社フジクラ 収容ユニット及び収容ユニット製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008225318A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Kawamura Electric Inc スプライスユニットのスライド構造
WO2022180886A1 (ja) * 2021-02-26 2022-09-01 株式会社フジクラ 収容ユニット及び収容ユニット製造方法

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