JP2007330448A - 移動式装置用充電器及び高さ調節機構 - Google Patents

移動式装置用充電器及び高さ調節機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2007330448A
JP2007330448A JP2006164909A JP2006164909A JP2007330448A JP 2007330448 A JP2007330448 A JP 2007330448A JP 2006164909 A JP2006164909 A JP 2006164909A JP 2006164909 A JP2006164909 A JP 2006164909A JP 2007330448 A JP2007330448 A JP 2007330448A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
locking recess
support column
housing
leg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006164909A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Morinaka
孝治 森中
Shinji Maruno
真志 丸野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2006164909A priority Critical patent/JP2007330448A/ja
Publication of JP2007330448A publication Critical patent/JP2007330448A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electric Vacuum Cleaner (AREA)

Abstract

【課題】好適に高さ調節することができる移動式装置用充電器及び高さ調節機構を実現する。
【解決手段】充電器100の高さ調節機構90を筐体12と脚部20とロックレバー30とによって構成し、筐体12の支柱支持部13に支持される支柱部22を支柱支持部13に沿って移動させるとともに、支柱支持部13に形成されている複数の係止凹部13aの何れかにロックレバー30の先端部31を係入することによって、その係止凹部13aがロックレバー30を係止した位置に応じて、そのロックレバー30を備える脚部20の配置を支柱部22の延在する方向に沿って切り替えることで、筐体12から脚部20が出没する長さを切り替えて、その筐体12から脚部20が延び出した長さに応じて、筐体12の床面からの高さを好適に調節することを可能にした。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動式装置用充電器及び高さ調節機構に関する。
従来、床面上を自律走行しながら走行面(床面)の掃除を行う自走式掃除機が知られている。そして、自走式掃除機のバッテリの充電レベルが所定量以下になると、自走式掃除機は、自走式掃除機の待機位置に設けられている充電器にまで戻り、その充電器に自走式掃除機がドッキングするようにして、自走式掃除機の充電端子を充電器の電源端子に接触させて、バッテリの充電を行うようになっている。
そして、自走式掃除機用の充電器に自走式掃除機がドッキングする際の衝撃等により、充電器の姿勢が傾くなど乱れることによって、自走式掃除機の充電端子と充電器の電源端子との接触に不都合が生じてしまわないように、充電器の姿勢を安定させるためのアンカー部材を備える充電器が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、図9に示す、充電器本体50の底面の底穴51に対して出没可能な支柱60を有する脚部70を備える自走式掃除機用充電器200において、図10(a)、(b)に示すように、支柱60を挟むように取り付け可能なスペーサSの枚数に応じて、充電器本体50の高さを調節し、充電器200の電源端子55の高さを自走式掃除機の充電端子の高さに位置合わせする技術が知られている。
そして、図11(a)、(b)に示すように、脚部70と充電器本体50との間に取り付けるスペーサSの枚数を調整することによって、フローリングなどの硬い床面上を走行する自走式掃除機300の充電端子40と、その床面に載置された充電器200の電源端子55の位置を合わせたり、絨毯などの軟らかい床面を沈み込むように走行する自走式掃除機300の充電端子40と、その床面に載置された充電器200の電源端子55の位置を合わせたりすることが可能になっている。
特開2005−329223号公報
しかしながら、上記従来技術の場合、充電器200(充電器本体50)の電源端子55の高さを微調整可能とするために、スペーサSの厚みを薄くすると、高さ調節範囲に対してより多くのスペーサSが必要となるので、部品点数が多くなりコストが上がってしまうという問題があった。
また、充電器200の付属部品であるスペーサSを紛失してしまうと充電器200の高さ調節を行うことができなくなってしまうという問題があった。
本発明の目的は、好適に高さ調節することができる移動式装置用充電器及び高さ調節機構を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
床面に当接する接面部と、前記接面部から上方に向けて立設される支柱部と、を有する脚部と、
前記支柱部をその支柱部の延在する方向に移動可能に支持する支柱支持部と、前記支柱部の延在する方向に沿って複数形成されている係止凹部と、を有する筐体と、
先端部と、前記先端部を前記係止凹部に係入する方向に付勢するバネ部とを有し、前記脚部に配設されるロック部と、
を備える移動式装置用充電器であって、
前記ロック部の先端部が前記係止凹部に係入し、前記係止凹部が前記ロック部を係止した際、前記支柱部の延在する方向と垂直な平面を成す前記ロック部の上面に、前記支柱部の延在する方向と垂直な平面を成す前記係止凹部の下面を当接させるように、前記ロック部を介して前記脚部に前記筐体を載置することによって、前記ロック部が係止された係止凹部に応じて、前記筐体の配置を切り替えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、高さ調節機構であって、
床面に当接する接面部と、前記接面部から上方に向けて立設される支柱部と、を有する脚部と、
前記支柱部をその支柱部の延在する方向に移動可能に支持する支柱支持部と、前記支柱部の延在する方向に沿って複数形成されている係止凹部と、を有する筐体と、
前記係止凹部に係入する方向に向かって移動可能に前記脚部に配設されるロック部と、
を備え、
前記ロック部が係入されて、そのロック部を係止した前記係止凹部に応じて、前記脚部の配置を切り替えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の高さ調節機構において、
前記係止凹部の下面は、前記支柱部の延在する方向と垂直な平面を成し、
前記ロック部の上面は、前記支柱部の延在する方向と垂直な平面を成しており、
前記ロック部の上面に前記係止凹部の下面が当接するように、前記ロック部を介して前記脚部に前記筐体が載置されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の高さ調節機構において、
前記ロック部は、当該ロック部の先端部を前記係止凹部に係入する方向に付勢するバネ部を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、移動式装置用充電器における筐体の支柱支持部は、脚部の支柱部をその支柱部が延在する方向の支柱支持部に沿って移動可能に備えており、その支柱支持部には、支柱部の延在する方向に沿って複数の係止凹部が形成されているので、複数の係止凹部の何れかにロック部の先端部を係入することによって、その係止凹部がロック部を係止した位置に応じて、そのロック部が配設されている脚部の配置を支柱部の延在する方向に沿って移動させて切り替えることができる。
つまり、ロック部の先端部を係入する係止凹部に応じて、筐体から脚部が支柱部の延在する方向に沿って出没する長さを切り替えることができ、その筐体から脚部が延び出した長さに応じて、筐体の床面からの高さを切り替えることができる。
よって、移動式装置用充電器において、ロック部を係入する係止凹部を切り替えて、筐体から下方に延び出す脚部の長さを切り替えることにより、筐体の高さを容易に調節し、その高さに調節された筐体を脚部で支えることができる。
従って、この移動式装置用充電器は、好適に筐体の高さ調節することができる。
また、移動式装置用充電器は、支柱部の延在する方向と垂直な平面を成すロック部の上面に、支柱部の延在する方向と垂直な平面を成す係止凹部の下面を当接させるように、ロック部を介して脚部に筐体を載置することができるので、ロック部が筐体を安定した姿勢で支えるようにして、脚部が筐体を好適に支持することを可能にする。
また、移動式装置用充電器におけるロック部は、そのロック部の先端部を係止凹部に係入する方向に付勢するバネ部を備えているので、ロック部の先端部をバネ部の付勢力によって係止凹部に係入することを可能にする。特に、複数の係止凹部の何れかに対するロック部の係入を切り替える際に、そのロック部の先端部を速やかに係止凹部に係入することが可能になる。
請求項2に記載の発明によれば、高さ調節機構における筐体の支柱支持部は、脚部の支柱部をその支柱部が延在する方向の支柱支持部に沿って移動可能に備えており、その支柱支持部には、支柱部の延在する方向に沿って複数の係止凹部が形成されているので、複数の係止凹部の何れかにロック部を係入することによって、その係止凹部がロック部を係止した位置に応じて、そのロック部が配設されている脚部の配置を支柱部の延在する方向に沿って移動させて切り替えることができる。
つまり、ロック部を係入する係止凹部に応じて、筐体から脚部が支柱部の延在する方向に沿って出没する長さを切り替えることができ、その筐体から脚部が延び出した長さに応じて、筐体の床面からの高さを切り替えることができる。
よって、高さ調節機構において、ロック部を係入する係止凹部を切り替えて、筐体から下方に延び出す脚部の長さを切り替えることにより、筐体の高さを容易に調節し、その高さに調節された筐体を脚部で支えることができる。
従って、この高さ調節機構により、好適に筐体の高さ調節することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、高さ調節機構は、支柱部の延在する方向と垂直な平面を成すロック部の上面に、支柱部の延在する方向と垂直な平面を成す係止凹部の下面を当接させるように、ロック部を介して脚部に筐体を載置することができるので、ロック部が筐体を安定した姿勢で支えるようにして、脚部が筐体を好適に支持することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項2又は3に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、高さ調節機構におけるロック部は、そのロック部の先端部を係止凹部に係入する方向に付勢するバネ部を備えているので、ロック部の先端部をバネ部の付勢力によって係止凹部に係入することができる。
特に、複数の係止凹部の何れかに対するロック部の係入を切り替える際に、そのロック部の先端部を速やかに係止凹部に係入することができる。
以下に、本発明に係る移動式装置用充電器及び高さ調節機構について、図面を用いて具体的な態様を説明する。なお、本実施形態においては、移動式装置として自走式掃除機を例に挙げて説明する。ただし、発明の範囲は図示例に限定されない。
自走式掃除機は、例えば、略円盤状に形成された外装ケース体と、この外装ケース体の内部に設けられ自走式掃除機を所望の方向に移動させる走行部と、移動中に走行面である床面上の塵埃等を掃除する掃除部と、ユーザにより指示操作がなされる操作部と、当該自走式掃除機の駆動電力をバッテリに充電するための充電端子(例えば、自走式掃除機300の充電端子40、図11参照)と、これら各部の動作制御を行う制御部等を備えており、室内等にて所定の走行パターンに基づいて自律走行して走行面(床面)の掃除を行う掃除機である。
そして、自走式掃除機は、制御部の動作制御に従って、バッテリの充電レベルが所定量以下になった場合に、所定の待機位置に配設されている後述する充電器100にまで戻るように移動し、その充電器100の電源端子11に自走式掃除機の充電端子(図11参照)を接触させて、バッテリの充電を行うようになっている。
なお、自走式掃除機の構成や動作は従来公知のものと同様であるので、ここでは詳述しない。
移動式装置用充電器100(以下、充電器100)は、図1に示すように、充電器本体10と、充電器本体10を支える脚部20,20と、充電器本体10に脚部20,20を組み付けるためのロック部であるロックレバー30,30と、を備えている。
脚部20は、図1から図4に示すように、床面に当接する接面部21と、接面部21から上方に向けて立設される支柱部22,22と、ロックレバー30,30が装着されるレバー装着部23と、を有している。
支柱部22は、略直方体形状を呈する筒型柱状部材であり、接面部21の長手方向の両端側の上面に対を成して設けられている。
レバー装着部23は、一対の支柱部22,22の間に設けられており、その中間部の下面側には仕切壁24が形成されている。
また、レバー装着部23には、ロックレバー30を脚部20に取り付けるためのネジ35を固定する雌ネジ部25が設けられている。なお、雌ネジ部25の下面側の開口には、ロックレバー30の厚みよりやや高い寸法を有するボス部25aが形成されている。
また、レバー装着部23の下面側であってボス部25aを挟んだ両側には、ロックレバー30が移動する方向に沿うリブ凸条26,26が形成されている。
ロックレバー30は、図1から図4に示すように、断面視略「了」字形状を呈する部材であって、レバー装着部23の下面に沿って支柱部22の延在する方向と垂直な方向に移動する先端部31と、ロックレバー30の基端側において先端部31を筐体12の支柱支持部13に向かって付勢するバネ部32と、を備えている。
また、ロックレバー30には、ロックレバー30を脚部20に取り付けるためにネジ35が挿通される長穴30aが形成されている。なお、長穴30aは、ロックレバー30の先端部31が移動する方向に沿うように形成されている。
先端部31は、図3、図4に示すように、断面視した際に先細りとなる略三角形状を呈する平板状の部材であり、その先端部31の上面は支柱部22が延在する上下方向と垂直な平面を成し、その下面は斜め下方にその面を向ける傾斜面を成している。
バネ部32は、図3に示すように、先端部31の延在する方向と略垂直となるように折曲された第一面部32aと、その第一面部32aと略平行となるように先端部31の反対側に折曲された第二面部32bとからなり、第一面部32aと第二面部32bとによって断面視略V字形状を呈する板ばね部である。このバネ部32は、バネ部32の略V字の谷間が閉じる方向に弾性変形して収縮し、その反力でバネ部32の略V字の谷間が開く方向に先端部31を付勢するようになっている。
そして、ロックレバー30の長穴30aにネジ35を通し、そのネジ35を雌ネジ部25に固定することで、ロックレバー30をレバー装着部23の下面側に取り付けることが可能になっている。
なお、ロックレバー30は、バネ部32(第二面部32b)を仕切壁24に当接させるように配設されており、その仕切壁24を挟んで取り付けられた一対のロックレバー30,30は、その先端部31をそれぞれ反対側に向け、それぞれ筐体12の支柱支持部13に向けて配設されている。
充電器本体10は、図1に示すように、所定の電源から供給される電力を自走式掃除機に充電するための電源端子11を有する充電部(図示省略)と、充電部を内部に収容するとともに電源端子11を外部に露出させる筐体12と、を備えている。
電源端子11は、自走式掃除機の充電端子(図11参照)に接触し、自走式掃除機のバッテリ(図示省略)に電力を供給する端子である。
筐体12は、図1から図4に示すように、略直方体形状を呈するケース体であって、その底面部には、脚部20を収容する脚収容部12aが形成されており、脚収容部12aには、脚部20の支柱部22に内挿される支柱支持部13が設けられている。
支柱支持部13は、略直方体形状を呈する筒型柱状部材であり、その外面形状は支柱部22の内面形状と略同じ立体形状を有している。そして、支柱支持部13は、支柱支持部13の外面側に外接する支柱部22を、その支柱部22の延在する方向に支柱支持部13に沿って移動可能に支持するようになっている。
また、脚収容部12aにおける一対の支柱支持部13,13が対向する支柱支持部13の外面には、ロックレバー30の先端部31が係入される複数(本実施の形態では、10個)の係止凹部13aが、支柱部22の延在する上下方向に沿って連続的に形成されており、ギザギザの凹凸面を成している。
なお、係止凹部13aの下面は支柱部22が延在する上下方向と垂直な平面を成し、その下面が対向する上面側は斜め上方にその面を向ける傾斜面を成している。
特に、係止凹部13aの下面と上面とが成す角度は、ロックレバー30の先端部31の上面と下面とが成す角度と略同じ角度となっており、係止凹部13aにロックレバー30の先端部31が係入した際、係止凹部13aと先端部31とが密着することによって、係止凹部13aがロックレバー30の先端部31を好適に係止できるようになっている。
そして、脚部20をロックレバー30によって筐体12に取り付けることで、充電器本体10を床面から離間させて配置させることが可能になっており、脚部20とロックレバー30と筐体12とによって高さ調節機構90が構成される。
次に、高さ調節機構90である筐体12と脚部20とロックレバー30とによる充電器本体10の高さ調節について説明する。
図4に示す高さ調節機構90において、ロックレバー30の先端部31はバネ部32の付勢力によって筐体12の支柱支持部13に向けて付勢されており、その先端部31が支柱支持部13に形成された複数の係止凹部13aのうち、最上部の係止凹部13aに係入している。
そして、その係止凹部13aがその先端部31を係止することによって、ロックレバー30の上面に、係止凹部13aの下面を当接させるように、そのロックレバー30を介して脚部20に筐体12が載置されるようになっている。
なお、最上部の係止凹部13aがロックレバー30の先端部31を係止した状態が、脚部20が最も筐体12側に縮んだ配置であって、筐体12の床面からの高さが0mmとなっている。
この筐体12(充電器本体10)の高さを調節する場合、図5に示すように、一対のロックレバー30,30のバネ部32,32を摘み、その第一面部32a,32aをそれぞれ仕切壁24に近接させて、バネ部32の略V字の谷間を閉じるように弾性変形させる。
このバネ部32が収縮されたことにより、先端部31は、支柱部22が延在する方向と垂直な方向であって、支柱支持部13から離間する方向に移動されて係止凹部13aから抜け出ることとなる。ロックレバー30の先端部31が係止凹部13aから外れたことによって、脚部20は支柱部22の延在する方向に沿って移動可能となる。
ここで、ロックレバー30には長穴30aが形成されているので、ロックレバー30の先端部31は、その長穴30aの延在する方向であって、一対の支柱部22,22の間を亘る方向に沿って好適に移動することができる。
特に、ロックレバー30がネジ35によって取り付けられる雌ネジ部25には、ロックレバー30の厚みよりやや高い寸法を有するボス部25aが形成されているため、ロックレバー30は、ネジ35によって締め付けられ過ぎることはないので、ロックレバー30の先端部31は良好にスライド移動可能となっている。
また、レバー装着部23の下面側には、ロックレバー30が移動する方向に沿うリブ凸条26,26が形成されているため、ロックレバー30はレバー装着部23の下面に面接触せず、線接触するようになっているので、ロックレバー30が移動する際に作用する摩擦力を低減し、先端部31の移動をよりスムーズに行うことを可能としている。つまり、ロックレバー30は、リブ凸条26の延在する方向に沿ってスムーズに案内されることとなるので、そのリブ凸条26は、ロックレバー30(先端部31)を案内するガイドとしての機能を有している。
次いで、一対のロックレバー30,30を摘み、ロックレバー30による係止凹部13aのロックを解除するとともに、そのロックレバー30,30で仕切壁24を挟むように掴んで、図5に示すように、脚部20を筐体12の脚収容部12aから、支柱部22の延在する方向に引き出すように移動させる。
そして、脚部20を所望する位置まで移動させた後、摘んだ一対のロックレバー30,30を放すと、図6に示すように、収縮していたバネ部32の反発力によって、先端部31は、支柱部22が延在する方向と垂直な方向であって、支柱支持部13に近接する方向に移動し、支柱支持部13の係止凹部13aに係入する。
なお、ロックレバー30の先端部31が、支柱支持部13に近接する方向に移動する際も、先端部31が支柱支持部13から離間する方向に移動される場合と同様に、前述したロックレバー30の長穴30aや、雌ネジ部25のボス部25aや、レバー装着部23の下面のリブ凸条26,26の機能や作用によって、その先端部31の移動はスムーズに行われることとなる。
ここで、図6に示す高さ調節機構90において、ロックレバー30の先端部31は、支柱支持部13に形成された複数の係止凹部13aのうち、最下部の係止凹部13aに係入している。
そして、その係止凹部13aがその先端部31を係止することによって、ロックレバー30の上面に、係止凹部13aの下面を当接させるように、そのロックレバー30を介して脚部20に筐体12が載置されるようになっている。
なお、支柱部22の延在する方向と垂直な平面を成すロックレバー30の上面に、支柱部22の延在する方向と垂直な平面を成す係止凹部13aの下面を当接させるように、ロックレバー30を介して脚部20に筐体12を載置することができるので、脚部20(ロックレバー30)は好適に筐体12(充電器本体10)を支えることができる。
また、最下部の係止凹部13aがロックレバー30の先端部31を係止した状態が、脚部20が最も筐体12から延び出した配置であって、筐体12の床面からの高さが、例えば、9mmとなっている。
つまり、脚部20を筐体12の脚収容部12aから引き出すように移動させて、その配置を切り替えることによって、筐体12(充電器本体10)の床面からの高さを高くすることができる。
ここで、支柱支持部13には、10個の係止凹部13aが形成されているので、ロックレバー30の先端部31が係止される係止凹部13aに応じて、脚部20の配置を10段階に切り替えることが可能となって、筐体12(充電器本体10)の床面からの高さを0mmから9mmまで、1mmずつ切り替えることが可能になっている。
そして、図6に示す高さ調節機構90の一対のロックレバー30,30を摘み、仕切壁24を掴むようにして、脚部20を筐体12の脚収容部12aに押し込むように移動させれば、脚部20を筐体12側に縮めるようにその配置を切り替えることができ、筐体12(充電器本体10)の床面からの高さを低くすることができる。
つまり、高さ調節機構90において、ロックレバー30による係止凹部13aのロックを解除した状態で、脚部20を支柱部22の延在する上下方向に移動させることで、脚部20が筐体12に対して出没するように、その配置を切り替えることができる。そして、ロックレバー30によって係止凹部13aをロックして、筐体12に脚部20を固定することで、筐体12から延び出す脚部20の長さを切り替えることができる。
このようにロックレバー30によって脚部20を筐体12に取り付けてなる高さ調節機構90は、ロックレバー30の先端部31を係入する係止凹部13aを切り替えて、そのロックレバー30を係止した係止凹部13aに応じて脚部20の配置を切り替えて、その脚部20が筐体12から延び出した長さに応じて、筐体12の配置を切り替えるようにして、充電器本体10の床面からの高さを切り替えることができる。
具体的には、ロックレバー30のバネ部32を収縮させて、ロックレバー30の先端部31を係止凹部13aから外した状態で、脚部20を支柱部22の延在する方向に移動させて、所望する長さに脚部20を筐体12から延び出させた配置で、バネ部32の付勢力によって先端部31をその配置に応じた係止凹部13aに係入させることで、筐体12に対する脚部20の配置を切り替えて、充電器本体10を床面から離間させる高さを調節することができる。
そして、床面の材質(フローリング、絨毯など)や、その床面に対する充電器100や自走式掃除機の重量の作用により、充電器100の電源端子11と、自走式掃除機の充電端子の高さ位置にずれが生じてしまう場合に、充電器100における充電器本体10の床面からの高さを調節することによって、電源端子11と充電端子との位置調整を行い、電源端子11と充電端子とが所定の接触を行うことが可能なように調節することができる。
このように、本発明に係る自走式掃除機用の充電器であって、脚部20とロックレバー30と筐体12とを有する高さ調節機構90を備える充電器100は、筐体12に対する脚部20の配置をロックレバー30によって切り替えて、筐体12のから延び出る脚部20の長さを調整することによって、充電器本体10を床面から離間させる高さを調節することができる。
よって、高さ調節機構90を備える充電器100は、充電器本体10の高さを好適に調節することができ、電源端子11の高さを容易に切り替えることができる。
つまり、この充電器100及び高さ調節機構90は、好適に高さ調節することができる移動式装置用充電器及び高さ調節機構であるといえる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではない。
例えば、図7に示すように、一対のバネ部32が第二面部側で連結し、各先端部31が反対方向に向いた形状を有するロックレバー36を脚部20aに配設してなる高さ調節機構90aであっても、高さ調節機構90と同様に、筐体12に対する脚部20aの配置をロックレバー36によって切り替えて、筐体12のから延び出る脚部20aの長さを調整することによって、充電器本体10を床面から離間させる高さを調節することができる。
なお、脚部20aとロックレバー36と筐体12とからなる高さ調節機構90aは、高さ調節機構90と比べて、2つのロックレバー30を1つのロックレバー36とすることによって、部品点数を削減するメリットがある。
また、図8に示すように、筐体15における支柱支持部13毎に、脚部20bを備える高さ調節機構90bであっても、高さ調節機構90と同様に、筐体15に対する脚部20bの配置をロックレバー30によって切り替えて、筐体15のから延び出る脚部20bの長さを調整することによって、充電器本体10を床面から離間させる高さを調節することができる。
なお、脚部20bとロックレバー30と筐体15とからなる高さ調節機構90bは、4つの脚部20bによって筐体15を支えることができるので、局所的な凹凸を有する床面であるような場合、その床面の形状に対応させて、支柱支持部13毎に脚部20bの延び出る長さを異ならせるようにして、筐体15(充電器本体10)が水平になるように床面に載置することが可能になる。
なお、以上の実施の形態においては、上下方向に10個の係止凹部13aが連なる支柱支持部13を形成し、10段階の高さ切り替えを行うことが可能な高さ調節機構90について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、係止凹部13aの数や、高さ切り替え段数、一段当たりの高さなどは任意であり、移動式装置(自走式掃除機)や充電器の仕様などに応じて、好適な数や形状にすればよい。
また、以上の実施の形態においては、先端部31とバネ部32とが一体のロックレバー30を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、先端部31をコイルばねによって、支柱支持部13の係止凹部13aに付勢するようにしてもよい。
また、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
本発明に係る高さ調節機構を有する充電器を示す分解斜視図である。 脚部を取り付けた筐体の底面図である。 本発明に係る高さ調節機構を示す断面図であり、ロックレバーを最上部の係止凹部に係止させた状態を示す説明図である。 図3のIV部分の拡大図である。 本発明に係る高さ調節機構を示す断面図であり、ロックレバーを解除した状態を示す説明図である。 本発明に係る高さ調節機構を示す断面図であり、ロックレバーを最下部の係止凹部に係止させた状態を示す説明図である。 本発明に係る高さ調節機構の変形例であり、ロックレバーの変形例を示す説明図である。 本発明に係る高さ調節機構の変形例であり、脚部の変形例を示す説明図である。 従来の充電器を示す斜視図である。 従来の充電器の脚部にスペーサを取り付ける説明図(a)と、スペーサにより充電器本体が高さ調節された状態を示す説明図(b)である。 硬い床面上を走行する自走式掃除機の充電端子に対して充電器の電源端子の位置合わせを行った説明図(a)と、軟らかい床面を沈み込むように走行する自走式掃除機の充電端子に対して充電器の電源端子の位置合わせを行った説明図(b)である。
符号の説明
10 充電器本体
11 電源端子
12、15 筐体
12a 脚収容部
13 支柱支持部
13a 係止凹部
20、20a、20b 脚部
21 接面部
22 支柱部
23 レバー装着部
24 仕切壁
25 雌ネジ部
25a ボス部
26 リブ凸条
30 ロックレバー(ロック部)
30a 長穴
31 先端部
32 バネ部
32a 第一面部
32b 第二面部
35 ネジ
36 ロックレバー(ロック部)
90、90a、92b 高さ調節機構
100 充電器(移動式装置用充電器)

Claims (4)

  1. 床面に当接する接面部と、前記接面部から上方に向けて立設される支柱部と、を有する脚部と、
    前記支柱部をその支柱部の延在する方向に移動可能に支持する支柱支持部と、前記支柱部の延在する方向に沿って複数形成されている係止凹部と、を有する筐体と、
    先端部と、前記先端部を前記係止凹部に係入する方向に付勢するバネ部とを有し、前記脚部に配設されるロック部と、
    を備える移動式装置用充電器であって、
    前記ロック部の先端部が前記係止凹部に係入し、前記係止凹部が前記ロック部を係止した際、前記支柱部の延在する方向と垂直な平面を成す前記ロック部の上面に、前記支柱部の延在する方向と垂直な平面を成す前記係止凹部の下面を当接させるように、前記ロック部を介して前記脚部に前記筐体を載置することによって、前記ロック部が係止された係止凹部に応じて、前記筐体の配置を切り替えることを特徴とする移動式装置用充電器。
  2. 床面に当接する接面部と、前記接面部から上方に向けて立設される支柱部と、を有する脚部と、
    前記支柱部をその支柱部の延在する方向に移動可能に支持する支柱支持部と、前記支柱部の延在する方向に沿って複数形成されている係止凹部と、を有する筐体と、
    前記係止凹部に係入する方向に向かって移動可能に前記脚部に配設されるロック部と、
    を備え、
    前記ロック部が係入されて、そのロック部を係止した前記係止凹部に応じて、前記脚部の配置を切り替えることを特徴とする高さ調節機構。
  3. 前記係止凹部の下面は、前記支柱部の延在する方向と垂直な平面を成し、
    前記ロック部の上面は、前記支柱部の延在する方向と垂直な平面を成しており、
    前記ロック部の上面に前記係止凹部の下面が当接するように、前記ロック部を介して前記脚部に前記筐体が載置されることを特徴とする請求項2に記載の高さ調節機構。
  4. 前記ロック部は、当該ロック部の先端部を前記係止凹部に係入する方向に付勢するバネ部を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の高さ調節機構。
JP2006164909A 2006-06-14 2006-06-14 移動式装置用充電器及び高さ調節機構 Pending JP2007330448A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006164909A JP2007330448A (ja) 2006-06-14 2006-06-14 移動式装置用充電器及び高さ調節機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006164909A JP2007330448A (ja) 2006-06-14 2006-06-14 移動式装置用充電器及び高さ調節機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007330448A true JP2007330448A (ja) 2007-12-27

Family

ID=38930485

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006164909A Pending JP2007330448A (ja) 2006-06-14 2006-06-14 移動式装置用充電器及び高さ調節機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007330448A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007098045A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Sankyo Kk 遊技機
JP2007185368A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Sankyo Kk 遊技機
JP2010137108A (ja) * 2010-03-25 2010-06-24 Sankyo Co Ltd 遊技機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007098045A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Sankyo Kk 遊技機
JP2007185368A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Sankyo Kk 遊技機
JP2010137108A (ja) * 2010-03-25 2010-06-24 Sankyo Co Ltd 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9644884B2 (en) Refrigerator
US20080218948A1 (en) Stabilizing apparatus for electronic device
US7793312B2 (en) Optical disk drive and notebook computer using the same
US20100123378A1 (en) Self-closing rail system
CN112914426B (zh) 清洁设备的基站及清洁系统
TWI527073B (zh) 按鍵結構
JP2007330448A (ja) 移動式装置用充電器及び高さ調節機構
US9907399B2 (en) Device for releasably connecting a furniture drawer to a guidance unit that moveably guides the drawer in a furniture body
KR102075748B1 (ko) 서랍용 슬라이딩 장치
US20170179448A1 (en) Structure with detachable battery for electronic device
US20110195823A1 (en) Weight control apparatus for a weight training machine
JP2007336706A (ja) 移動式装置用充電器及び高さ調節機構
JP4475667B2 (ja) 振止め構造を備えている吊戸
KR20100038726A (ko) 천막용 바닥지지구
JP2007317602A (ja) 移動式装置用充電器及び高さ調節機構
JP2007336709A (ja) 移動式装置用充電器及び高さ調節機構
JP2007336716A (ja) 移動式装置用充電器及び高さ調節機構
KR101939017B1 (ko) 푸시 버튼 스위치
KR102450391B1 (ko) 착탈구조를 가지는 슬라이딩형 글로브박스
JP4313454B2 (ja) 机等における配線ダクト構造
JP2000217642A (ja) 机等における配線ダクト装置
JP3643998B2 (ja) 伸縮式アシストグリップ
JPH0416365Y2 (ja)
JP2003272765A (ja) レセプタクル
JPH09197144A (ja) 光接続部収納トレーの引出し構造