JP5748881B1 - スタータ用電磁スイッチ装置 - Google Patents
スタータ用電磁スイッチ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5748881B1 JP5748881B1 JP2014085139A JP2014085139A JP5748881B1 JP 5748881 B1 JP5748881 B1 JP 5748881B1 JP 2014085139 A JP2014085139 A JP 2014085139A JP 2014085139 A JP2014085139 A JP 2014085139A JP 5748881 B1 JP5748881 B1 JP 5748881B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- diode
- coil
- electromagnetic switch
- iron core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000007858 starting material Substances 0.000 title claims abstract description 89
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 118
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 108
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 108
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 46
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 49
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 14
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 14
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 3
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 11
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 11
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 3
- KPUWHANPEXNPJT-UHFFFAOYSA-N disiloxane Chemical class [SiH3]O[SiH3] KPUWHANPEXNPJT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000002040 relaxant effect Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Abstract
Description
さらにダイオードのそれぞれの端子は、それぞれ可動鉄心の移動方向に直交する方向に折り曲げられ、折り曲げられた屈曲部よりも先端側でターミナル等を介して固定鉄心に対して固定される。
特許文献2に記載されたスタータ用電磁スイッチ装置においては、ダイオードの一方の端子が固定鉄心(端部プレート)に固定されており、他方の端子も絶縁部材を介して固定鉄心に固定されている。
更にダイオードの本体部は、固定鉄心の凹部に収容され固定されている。
特許文献1,2のスタータ用電磁スイッチ装置は上記のような構成であるため、ダイオード各部における相対的な振動の位相差を抑制でき、可動鉄心の移動による衝撃をダイオードのそれぞれの端子の屈曲部で吸収してダイオードのそれぞれの端子の接続部への影響を抑制する効果がある。
また、固定鉄心がスタータ用電磁スイッチ装置の外郭を形成するケースに固定されており、スタータ用電磁スイッチ装置はエンジンに直接取り付けられるスタータ本体へ固定されているため、ダイオードがエンジンの強い振動を長時間受け続けることになる。
上記のように、固定鉄心に強固に固定されたダイオードは、ダイオードの本体部やダイオードのそれぞれの端子における振動の位相差を抑制できダイオードのそれぞれの端子の断線や接続部の破損等は抑制できるものの、長期の間に繰り返し受ける衝撃によりダイオードの本体部の破損、例えば内部の半田クラックや半導体の破損等が懸念される。
また、ダイオードを樹脂カバーとボビンで挟み込んで保持することにより、軸方向の位置ズレや固定鉄心に強固に固定されていないためエンジン振動や材料の違いによる伸縮差を抑制でき、ダイオード本体の破損やダイオードの他方の端子の接続部の接続外れを防止できる。
図1〜10において、スタータ1は、バッテリ2からの通電により回転力を発生するモータ3、このモータ3から回転力を取り出す出力軸4、この出力軸4上に軸方向に移動可能に配置され出力軸4からモータ3の回転力が伝達されるオーバランニングクラッチ5、このオーバランニングクラッチ5に伝達されたモータ3の回転力をエンジンのリングギヤ6に伝達するピニオン7、モータ回路を構成するメイン接点8を備え、メイン接点8を開閉する電磁スイッチ9と、この電磁スイッチ9と同軸直列に配置され、フック10と係合するシフトレバー11を介してピニオン7をリングギヤ6の方向に移動させるソレノイド12とを備えたスタータ用電磁スイッチ装置13を備えている。
なお、キースイッチ14aはバッテリ2と電子制御装置14の間に接続されている。
スタータ用電磁スイッチ装置13は、大きく分けて、磁気回路を形成するケース15と、ソレノイド12と、電磁スイッチ9とに分けられる。
ケース15は、電磁スイッチ9のヨークを形成するとともに、ソレノイド12のヨークも形成している。このケース15は、軸方向の一端側が開口し、他端側に底面15aを有する有底筒形状からなり、底面15aに取り付けられる2本のボルト(図示せず)を介してスタータ1のフロントブラケット16に固定される。
第1コイル17は、樹脂製の第1ボビン20に巻回されて形成され、一方のコイル端部が巻き始め側引出し線17aとして第1外部接続用端子36(後述する)に接続され、他方のコイル端部が巻き終わり側引出し線17bとして第1固定鉄心18に接続されケース15を介してアース接続されている。
ダイオード51は、素子を樹脂封止したダイオードの本体部51aと、前記ダイオードの本体部に固定される2つの端子51b,51cとで構成され樹脂モールド41に保持されて、一方の端子51bを第1外部接続用端子36に接続され、他方の端子51cをターミナル60を介してアース接続されている。
つまり、ダイオード51は第1コイル17と電気的に並列に接続されている。
樹脂モールド41とダイオード51の保持構造、及び第1コイル17の巻き始め側引出し線17aとダイオード51の一方の端子51bの引出し構造、ダイオード51の他方の端子51cの接続構造の詳細は後述することとする。
また、第1固定鉄心18におけるケース15の底面15a側端面には緩衝部材21が装着されており、磁化された第1可動鉄心19が緩衝部材21に衝突することで発生する衝突音を低減、あるいは衝突音の発生自体を防止することができる。
この第2コイル24の内径は、図4に示すように、上述した第1コイル17の内径よりも大きくなるように構成している。
ダイオード52は、素子を樹脂封止したダイオードの本体部52aと、前記ダイオードの本体部に固定される2つのダイオード端子とで構成され樹脂モールド41に保持されて、一方の端子52bを第2外部接続用端子37に接続され、他方の端子52cをターミナル60を介してアース接続されている。(図8参照)
つまり、ダイオード52は第2コイル24と電気的に並列に接続されている。
樹脂モールド41とダイオード52の保持構造、及び第2コイル24の巻き始め側引出し線24aとダイオード52の一方の端子52bの引出し構造、ダイオード52の他方の端子52cの接続構造の詳細は後述することとする。
さらに、第2固定鉄心25の中心部には後述するロッド38が軸方向に摺動可能に挿通され、このロッド38における軸方向他端側の端面には第2可動鉄心27が当接した状態で配設されている。
加えて、樹脂カバー28には、第1コイル17の巻き始め側引出し線17aと電気的に接続される第1外部接続用端子36と、第2コイル24の巻き始め側引出し線24aと電気的に接続される第2外部接続用端子37とが設けられている。
これらの第1外部接続用端子36、第2外部接続用端子37は電子制御装置14と電気的に接続される。
樹脂カバー28と可動接点31の間には、可動接点31を一組の固定接点29、30から離す方向に付勢するための復帰スプリング40が配設されている。
ここでロッド38は、第2可動鉄心27に当接した状態の第2可動鉄心27とは別体の部品としているが、第2可動鉄心27に取り付けられる、あるいは、第2可動鉄心27と一体に設けられる構造とすることもできる。
2個のダイオード51、52の一方の端子51b、52bは、外部貫通孔28c−1,28c−2を貫通して第1外部接続用端子36、第2外部接続用端子37に電気的に接続されている。
2個のダイオード51、52の他方の端子51c、52cは、第2固定鉄心25に接続された導電性のあるターミナル60に電気的に接続されてアース接続されている。
樹脂モールド41の詳細構造と2個のダイオード51、52の保持構造、及びこれに関わるダイオード51、52の一方の端子51b、52bと他方の端子51c、52cの接続の詳細は後述することとする。
第1ボビン20のフランジ部20aには、第1コイル17の巻き始め側引出し線17aと巻き終わり側引出し線17bが、それぞれ挿通される挿通溝(図示せず)が180°対向した位置に設けられており、それぞれの挿通溝の周囲には、第1コイル17の巻き始め側引出し線17aと巻き終わり側引出し線17bを樹脂カバー28側へ引出すとともに保持する口出し部20cがそれぞれ軸方向一端側に突出して形成されている。
第2ボビン32のフランジ部32aには、第2コイル24の巻き始め側引出し線24aと巻き終わり側引出し線24bが、それぞれ挿通される挿通溝32cが180°対向した位置に設けられており、第2コイル24の巻き終わり側引出し線24bが挿通される挿通溝32cの周囲には、第2コイル24の巻き終わり側引出し線24bを樹脂カバー28側へ引出す口出し部32dが軸方向一端側に突出して形成されている。(図5参照)
また、第2ボビン32のフランジ部32aには、第1コイル17の巻き始め側引出し線17aを樹脂カバー28側へ引出すための挿通穴が設けられている。
図6は、紙面下側が、第2ボビン32側から見た樹脂モールド41の下面図であり、中央が樹脂モールド41の側面図、上側が樹脂モールド41の上面図である。
図6より、樹脂モールド41は、ダイオード51、52の本体部51a、52aを収める2箇所の凹部であるダイオード収納部41a、41bが設けられており、2つの円筒部41i、41jが設けられている。円筒部41iには、第1コイル17の巻き始め側引出し線17aを引き出すための第1コイル引出し孔41cが設けられており、第1コイル引出し孔41cに隣接してダイオード51の一方の端子51bを引出す端子貫通孔41eが設けられている。同様に円筒部41jには、第2コイル24の巻き始め側引出し線24aを引き出すための第2コイル引出し孔41dが設けられており、第2コイル引出し孔41dに隣接してダイオード52の一方の端子52bを引出す端子貫通孔41hが設けられている。
また、ダイオード51、52を収める2箇所のダイオード収納部41a、41bの中間部には、ダイオード51、52の他方の端子51c、52cを引出す端子貫通孔41f、41gが設けられている。
配設されたダイオード51、52は、樹脂モールド41内で接着剤により固定されており、本実施例では特に接着部は一方の端子51b、52bと他方の端子51c、52cの屈曲部を覆い隠すように接着剤が充填されて固定されている。
接着剤には、常温で硬化し硬化後に所定の弾性を有し、低分子シロキサンを含まないものを使用している。
図8より、樹脂モールド41は、第2固定鉄心25の貫通孔を貫通して第2ボビン32の第2固定鉄心25側のフランジ部32aと樹脂カバー28の口出し部28a内に設けられたテーパ部28bの間で挟持されて配設されている。
この時、図6より、樹脂モールド41には、テーパ部28bと接する部位に撓み部41k、41mを設けられている。また、樹脂モールド41には、第2固定鉄心25を貫通したときに第2固定鉄心25の貫通孔に埋没する部位に、変形可能な変形部41nを設けられている。
変形部41nは、例えば、樹脂モールド41の第2ボビン32側端面から第2固定鉄心25の樹脂カバー28側端面か、更に樹脂カバー28側まで1箇所以上のスリット(または薄肉部)41pを設けられている。
図9に示すように、ダイオード51、52の他方の端子51c、52cは、樹脂カバー28の口出し部28a内でターミナル60に電気的に接合されている。また、ターミナル60は第2固定鉄心25に電気的に接合されている。
図10において、ターミナル60は、略平面部A60aと略平面部B60bを、屈曲部A60cで繋がれた構成である。略平面部A60aには、ダイオード51、52の他方の端子51c、52cが電気的に接合され、略平面部B60bは第2固定鉄心25に電気的に接合されている。
また、屈曲部A60cには、除肉部60dが設けられており、除肉部60dにより、屈曲部A60cの総断面積Aは、2つの略平面部60a、60bのいずれかの断面積の小さい方の断面積Bよりも、小さくなるように構成されている。
図9において、ダイオード51、52の他方の端子51c、52cは、屈曲部A60cの除肉部60dを貫通して、略平面部A60aに電気的に接合されている。
ロッド38は第2可動鉄心27における軸方向一端側の端面と当接しているので、第2可動鉄心27が第2固定鉄心25方向に動くとロッド38も一緒に移動する。ロッド38が移動するとロッド38に保持されている可動接点31も動き、第2可動鉄心27が所定量動くと可動接点31が一組の固定接点29、30と接触する。
第2コイル24への通電を止めると磁界が消え、復帰スプリング40と接点圧スプリング39の荷重でロッド38と第2可動鉄心27は元の位置に戻るので、可動接点31と一組の固定接点29、30は離れ、バッテリ2からの電力供給がなくなるのでモータ3は停止する。また、第2コイル24の通電を止めたとき、通常第2コイル24のインダクタンスにより発生するサージ電流をダイオード52と第2コイル24で還流させることができる。
第1可動鉄心19が第1固定鉄心18方向に吸引されると、第1可動鉄心19のフック10と係合しているシフトレバー11を介してピニオン7はリングギヤ6の方向に移動するが、ピニオン7とリングギヤ6の端面同士が当接しピニオン7がリングギヤ6の歯面に入り込まなかった場合は、第1可動鉄心19だけがさらに動くことでドライブスプリング23のたわみ量が発生し、ドライブスプリング23の荷重でシフトレバー11を介してピニオン7をリングギヤ6方向に付勢する。
エンジン始動後は、第1コイル17への通電を止めると磁界が消え、リターンスプリング22の荷重で第1可動鉄心19は元の位置に戻り、ピニオン7をリングギヤ6の噛合いを解除する。また、第1コイル17の通電を止めたとき、通常第1コイル17のインダクタンスにより発生するサージ電流をダイオード51と第1コイル17で還流させることができる。
この場合、例えば、電子制御装置14によって、先ず、ソレノイド12を作動させ、ピニオン7をリングギヤ6方向へ押し出し、ピニオン7の端面がリングギヤ6の端面に当接する。この時、エンジンの回転が完全に停止していない、つまり、リングギヤ6が減速しながら回転しているため、リングギヤ6がピニオン7と噛み合い可能な位置まで回転した時点で、ドライブスプリング23に蓄えられた反力によりピニオン7がリングギヤ6に噛み合う。
また、樹脂モールド41を樹脂カバー28と第2ボビン32で挟み込んで保持することにより、軸方向の位置ズレや固定鉄心に強固に固定されていないためエンジン振動や材料の違いによる伸縮差を抑制できるため、ダイオード51、52の本体部51a,52aの破損やダイオードのそれぞれの端子51b,51c,52b,52cの断線及びダイオード51,52の他方の端子51c,52cとターミナル60との接続部の接続外れを防止できる。
さらに樹脂モールド41は、樹脂カバー28側に撓み部41k,41mを設けることにより、樹脂カバー28のテーパ部28bと第2ボビン32の第2固定鉄心25側の巻枠壁側の間で寸法ズレを吸収することができ、さらに軸方向の伸縮差を吸収することができるため、ダイオード51、52の本体部51a,52aやダイオードのそれぞれの端子51b,51c,52b,52cへのストレスを抑制でき、ダイオード51、52の本体部51a,52aの破損やダイオードのそれぞれの端子51b,51c,52b,52cの断線及びダイオード51,52の他方の端子51c,52cとターミナル60との接続部の接続外れを防止できる。
その上、樹脂モールド41とダイオード51、52の一部を接着固定することにより、ダイオードのそれぞれの端子51b,51c,52b,52cの接続等の組立性が向上と安定した接続ができ、またダイオード51、52の本体部51a,52aが振動して樹脂モールド41と衝突したり擦れたりする衝撃を防止することができるため、ダイオード51、52の本体部51a,52aの破損を防止でき、更にはダイオードのそれぞれの端子51b,51c,52b,52cの屈曲部で位置ズレや位相差、伸縮差等を吸収するときに、接着剤で保護されることにより、ダイオードのそれぞれの端子51b,51c,52b,52cの屈曲部へのストレスを緩和し、ダイオードのそれぞれの端子51b,51c,52b,52cの断線を防止できる。
また、ダイオードのそれぞれの端子51b,51c,52b,52cを端子貫通孔41e,41f,41g,41hで保持することで、ダイオードのそれぞれの端子51b,51c,52b,52cの振動を抑制することができ、ダイオードのそれぞれの端子51b,51c,52b,52cの断線を防止できる。
また接着剤を流し込む場合には、端子貫通孔41e,41f,41g,41hが堰止めの役割を果たし作業性が向上する。
更に、低分子シロキサンを含まない接着剤を使用することで電気接点を有する電磁スイッチ9の内部で使用しても接点導通不良を起こすことを防止できる。
また、それぞれを撚り合わすことで、より耐震性を向上することができる。
また、通常断面積を小さくする場合は、厚みを薄くする方法と切欠き等の除肉による方法が考えられるが、除肉を行った場合は1本の通電路を設ける場合と、2本以上の複数の通電路を設ける場合があり、1本の通電路の場合では捻じれ等が発生しやすくなり、他方の端子51c,52cや第2固定鉄心25との接合に対し安定した接合作業が困難になる。このため、両サイドを残して除肉部60dを設けることにより、2つ以上の通電路を形成できると共に、ターミナル60の形状が安定し、安定した接合作業が行え、接合部の品質も安定する。
また、2つの略平面部60a,60bを屈曲部A60cではなく、可撓性を有するリード線60f等で繋ぐことで、より一層のことダイオード51,52の他方の端子51c,52cに発生するストレスを緩和することができ、ダイオード51、52の本体部51a,52aへの影響も軽減することで、ダイオード51、52の本体部51a,52aの破損やダイオードのそれぞれの端子51b,51c,52b,52cの断線及びダイオード51,52の他方の端子51c,52cとターミナル60との接続部の接続外れを防止できる。その時、略平面部60a,60bは完全に分離されており、その間には除肉部60dに相当する空間部60eが構成される。
いずれの場合も、安定した接合作業を行えるように、略平面部A60aを樹脂モールド41に固定できる構成としてもよい。
さらに複数のダイオードの場合には、それぞれの他方のダイオード端子の1本から複数本を貫通させてターミナル60に接続することで、更にスペース効率が向上し、スタータ用電子スイッチ装置の小型化、耐振動性の向上に繋がる。また複数のダイオードの他方の端子の接続にターミナル60の略平面部A60aの表裏両面を使用しても同様の効果が得られる。
また、複数のダイオードを1つの樹脂モールドに配設し、それぞれの他方のダイオード端子が1つのターミナルに接続することにより、部品点数の削減と接続作業の簡素化ができ、組立性の効率が向上し、さらにはスタータ用電磁スイッチ装置13の限られた内部スペースでのスペース効率が向上し、電子スイッチ装置の小型化ができ、耐振動性の向上にも繋がる。
なお、本実施の形態1では、第1コイル17と第2コイル24の2つのコイルと、それぞれに並列に繋がれたダイオード51,52を持つ、スタータ用電磁スイッチ装置13について説明したが、コイルが1以上設けられているスタータ用電磁スイッチ装置13であれば内蔵される数に関係なく用いることは言うまでもない。
図11は、本発明の実施の形態2に係るスタータ用電磁スイッチ装置におけるターミナル60の構造図である。
図11において、屈曲部A60cは大きく湾曲するように形成されている。
図12は、本発明の実施の形態3に係るスタータ用電磁スイッチ装置におけるターミナル60の構造図である。
図12において、ターミナル60は略平面部A60aと略平面部B60bを別部品として構成し、略平面部A60aと略平面部B60bを可撓性を有するリード線60fで電気的に繋がれている。略平面部A60aと略平面部B60bは完全に分離されて両者の間に空間部60eが設けられ、ダイオード51,52の他方の端子51c,52cが空間部60eを介して略平面部A60aに接続される。
さらにスタータ用電磁スイッチ装置13はアイドルストップシステムを搭載した車両のスタータ1に用いられるものとして説明したが、これに限られず、アイドルストップシステムの非対応車両のスタータに用いられるものとしてもよい。
Claims (25)
- 軸方向の一端側が開口し、他端側に底面を有するケースと、
通電により励磁されるコイルと、
前記コイルが巻回されるボビンと、
前記コイルにおける前記ケースの開口側に配置される固定鉄心と、
前記コイルの励磁時に前記固定鉄心に吸引されて移動する可動鉄心と、
前記コイルと電気的に接続された外部接続用端子を保持し、前記ケースの軸方向一端側の開口部に固定された樹脂カバーと、
前記コイルに対して電気的に並列に接続されるダイオードと、
前記固定鉄心に接続されてアース回路の一部を構成するターミナルと、
前記ダイオードが配設される樹脂モールドと、
を備え、
前記ダイオードは、素子を樹脂封止したダイオードの本体部と、前記ダイオードの本体部に固定される2つの端子とを有し、
前記ダイオードの前記2つの端子の一方の端子は、前記樹脂カバーの外部貫通孔を通り前記外部接続用端子に接続されていて、
前記ダイオードの前記2つの端子の他方の端子は、前記ターミナルと接続されていて、
前記ボビンには、前記固定鉄心側に前記コイルを巻回するためのフランジ部が形成され、
前記樹脂モールドは前記樹脂カバーに挿入されて位置決めされ、前記固定鉄心を貫通して前記ボビンの前記固定鉄心側の前記フランジ部と前記樹脂カバーにより挟持されている
ことを特徴とする、スタータ用電磁スイッチ装置。 - 前記樹脂モールドは、貫通する前記固定鉄心に近接する部分に前記固定鉄心との間に押圧力が加わった時に変形可能な変形部を有することを特徴とする、請求項1に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
- 前記樹脂モールドは、前記樹脂カバーに挿入されたときに前記樹脂カバーに設けられたテーパ部と接して撓む撓み部を有していることを特徴とする、請求項1または2に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
- 前記樹脂モールドは、前記ダイオードの前記2つの端子の少なくとも1つが貫通する端子貫通孔が設けられており、前記ダイオードの前記2つの端子の少なくとも1つの前記端子貫通孔を貫通する端子が前記端子貫通孔に保持されていることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
- 前記ダイオードは、前記ダイオードの本体部と前記2つの端子のいずれか一つ以上の部位において、前記樹脂モールド内において接着剤で固定されていることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
- 前記ダイオードの前記2つの端子の少なくとも片方か両方に屈曲部を有することを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
- 前記屈曲部を覆い隠すように接着剤で固定されていて、前記接着剤は、常温で硬化し硬化後に所定の弾性力を有する接着剤であることを特徴とする、請求項6に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
- 前記外部接続用端子に接続されている前記ダイオードの前記一方の端子は、前記コイルの一端と同じ前記樹脂カバーの前記外部貫通孔を通り外部に導出されていることを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
- 前記外部接続用端子に接続されている前記ダイオードの前記一方の端子は、前記樹脂カバーの前記外部貫通孔を通り外部に導出される前記コイルの一端と撚り合わされている
ことを特徴とする、請求項8に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。 - 前記ターミナルは、前記ダイオードの前記他方の端子と接続されている略平面部と、前記固定鉄心に接続される略平面部の2つの略平面部を有し、前記2つの略平面部を繋ぐ屈曲部から構成されていて、前記屈曲部の断面積Aは、前記2つの略平面部の断面積のうち小さい方を断面積Bとしたとき、
A≦Bの関係となる
ことを特徴とする、請求項1から9のいずれか1項に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。 - 前記ターミナルは、前記屈曲部に除肉部が設けられて2つ以上の通電路を有することを特徴とする、請求項10に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
- 前記ダイオードの前記他方の端子が、前記ターミナルの前記屈曲部の前記除肉部を貫通して、前記ターミナルに接続されていることを特徴とする、請求項11に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
- 前記ターミナルの前記屈曲部は、湾曲するように形成されていることを特徴とする、請求項10から12のいずれか1項に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
- 前記ターミナルは、前記ダイオードの前記他方の端子と接続されている略平面部と、前記固定鉄心に接続される略平面部と、前記2つの略平面部を電気的に接続するリード線とで構成され、前記2つの略平面部は完全に分離されて両者の間に空間部が設けられている
ことを特徴とする、請求項1から9のいずれか1項に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。 - 前記ダイオードの前記他方の端子が、前記ターミナルの前記空間部を介して前記ターミナルに接続されていることを特徴とする、請求項14に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
- 前記ケースの中に前記コイルが軸方向に2つ以上直列に配置され、
前記ダイオードが、前記コイルの少なくとも1つに対して電気的に並列に接続され、
前記樹脂モールドと前記ターミナルが1つ以上設けられ、
1つの前記樹脂モールドに対して1つ以上の前記ダイオードが配設されて、
1つの前記ターミナルに対して1つ以上の前記ダイオードの他方の端子が接続されている
ことを特徴とする、請求項1から15のいずれか1項に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。 - 磁気回路を形成するケースと、このケース内に軸方向に直列に収容されたソレノイドと、電磁スイッチとで構成され、
前記ケースは、軸方向の一端側が開口し、他端側に底面を有する有底筒形状からなり、前記電磁スイッチ及び前記ソレノイドのヨークを形成し、
前記ソレノイドは、第1コイルと、前記第1コイルに並列接続される第1ダイオードと、
前記第1コイルへの通電によって磁化される第1固定鉄心と、前記第1コイルの内周を軸心方向に可動する第1可動鉄心より構成され、
前記第1コイルは、第1ボビンに巻回されて形成され、一方のコイル端部が巻き始め側引出し線として第1外部接続用端子に接続され、他方のコイル端部が巻き終わり側引出し線として前記第1固定鉄心に接続され前記ケースを介してアース接続され、
前記ダイオードは、本体部と、2つの端子とで構成され、樹脂モールドに保持されて、一方の端子を第1外部接続用端子に接続され、他方の端子をターミナルを介してアース接続され、
前記第1固定鉄心は、前記第1ボビンにおける前記ケースの開口側に形成されたフランジ部に当接した状態で配置され、さらに前記第1固定鉄心の一部が前記第1ボビンの内周面に圧入されることで、前記第1ボビンに保持され、
前記電磁スイッチは、第2コイルと、前記第2コイルと電気的に並列に接続される第2ダイオードと、前記第2コイルへの通電によって磁化される第2固定鉄心と、前記第2コイルの内周を軸心方向に可動する第2可動鉄心と、前記ケースの一端側の開口を塞いで組み付けられる樹脂カバーとで構成され、
前記樹脂カバーの内部には、バッテリとモータに接続されるメイン接点を構成している一組の固定接点と可動接点が配置され、
前記第2コイルは、第2ボビンに巻回されて形成され、一方のコイル端部が巻き始め側引出し線として第2外部接続用端子に接続され、他方のコイル端部が巻き終わり側引出し線として前記第2固定鉄心に接続され前記ケースを介してアース接続され、
前記第2ダイオードは、本体部と、2つの端子とで構成され、前記樹脂モールドに保持されて、一方の端子を前記第2外部接続用端子に接続され、他方の端子を前記ターミナルを介してアース接続され、
前記樹脂モールドは、前記樹脂カバーに挿入されて位置決めされると共に、前記第2固定鉄心の貫通孔を貫通して前記第2ボビンの前記第2固定鉄心側のフランジ部と前記樹脂カバーの口出し部内に設けられたテーパ部の間で挟持されていることを特徴とするスタータ用電磁スイッチ装置。 - 前記樹脂モールドは、前記第1及び第2ダイオードの本体部を収める2箇所のダイオード収納部と、前記第1コイルの巻き始め側引出し線を引き出すための第1コイル引出し孔及び前記第1コイル引出し孔に隣接して前記第1ダイオードの一方の端子を引出す端子貫通孔が設けられた円筒部と、前記第2コイルの巻き始め側引出し線を引き出すための第2コイル引出し孔及び前記第2コイル引出し孔に隣接して第2ダイオードの一方の端子を引出す端子貫通孔が設けられた円筒部と、前記2箇所のダイオード収納部の中間部に設けられ、前記第1及び第2ダイオードの他方の端子を引出す端子貫通孔とを有していることを特徴とする請求項17に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
- 前記樹脂モールドは、前記樹脂カバーに挿入されたときに前記樹脂カバーに設けられたテーパ部と接して撓む撓み部を設けられていると共に、前記第2固定鉄心を貫通したときに前記第2固定鉄心の貫通孔に埋没する部位に、変形可能な変形部を設けられていることを特徴とする請求項17または18に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
- 前記ターミナルは、前記ダイオードの前記他方の端子と接続されている略平面部と、前記固定鉄心に接続される略平面部の2つの略平面部を有し、前記2つの略平面部を繋ぐ屈曲部から構成されていて、前記屈曲部の断面積Aは、前記2つの略平面部の断面積のうち小さい方を断面積Bとしたとき、
A≦Bの関係となる
ことを特徴とする、請求項17から19のいずれか1項に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。 - 前記ターミナルは、前記屈曲部に除肉部が設けられて2つ以上の通電路を有することを特徴とする、請求項20に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
- 前記ダイオードの前記他方の端子が、前記ターミナルの前記屈曲部の前記除肉部を貫通して、前記ターミナルに接続されていることを特徴とする、請求項21に記載のスタータ
用電磁スイッチ装置。 - 前記ターミナルの前記屈曲部は、湾曲するように形成されていることを特徴とする、請求項20から22のいずれか1項に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
- 前記ターミナルは、前記ダイオードの前記他方の端子と接続されている略平面部と、前記固定鉄心に接続される略平面部と、前記2つの略平面部を電気的に接続するリード線とで構成され、前記2つの略平面部は完全に分離されて両者の間に空間部が設けられていることを特徴とする、請求項17から19のいずれか1項に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
- 前記ダイオードの前記他方の端子が、前記ターミナルの前記空間部を介して前記ターミナルに接続されていることを特徴とする、請求項24に記載のスタータ用電磁スイッチ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014085139A JP5748881B1 (ja) | 2014-04-17 | 2014-04-17 | スタータ用電磁スイッチ装置 |
CN201410464811.7A CN105023806B (zh) | 2014-04-17 | 2014-09-12 | 起动器用电磁开关装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014085139A JP5748881B1 (ja) | 2014-04-17 | 2014-04-17 | スタータ用電磁スイッチ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5748881B1 true JP5748881B1 (ja) | 2015-07-15 |
JP2015207344A JP2015207344A (ja) | 2015-11-19 |
Family
ID=53718495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014085139A Expired - Fee Related JP5748881B1 (ja) | 2014-04-17 | 2014-04-17 | スタータ用電磁スイッチ装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5748881B1 (ja) |
CN (1) | CN105023806B (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105845510A (zh) * | 2016-05-30 | 2016-08-10 | 常州市松泽电器有限公司 | 电磁开关 |
KR101877046B1 (ko) * | 2016-10-05 | 2018-07-13 | 발레오전장시스템스코리아 주식회사 | 스타트모터용 마그네트 스위치 |
US10851754B2 (en) * | 2017-07-11 | 2020-12-01 | Borgwarner Inc. | Starter solenoid with dual coils and axial diodes |
JP6906657B1 (ja) * | 2020-05-19 | 2021-07-21 | 三菱電機株式会社 | スタータ用電磁スイッチ装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN201191584Y (zh) * | 2008-04-25 | 2009-02-04 | 北京佩特来电器有限公司 | 一种继电器及起动机 |
CN201191585Y (zh) * | 2008-04-30 | 2009-02-04 | 北京佩特来电器有限公司 | 一种继电器及起动机 |
CN101533737B (zh) * | 2009-01-09 | 2011-07-27 | 浙江致威电子科技有限公司 | 具有灭弧机构的启动继电器 |
JP5447122B2 (ja) * | 2010-04-13 | 2014-03-19 | 株式会社デンソー | 電磁スイッチ |
JP2012094412A (ja) * | 2010-10-28 | 2012-05-17 | Denso Corp | 電磁スイッチ |
-
2014
- 2014-04-17 JP JP2014085139A patent/JP5748881B1/ja not_active Expired - Fee Related
- 2014-09-12 CN CN201410464811.7A patent/CN105023806B/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN105023806B (zh) | 2017-05-31 |
CN105023806A (zh) | 2015-11-04 |
JP2015207344A (ja) | 2015-11-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5447122B2 (ja) | 電磁スイッチ | |
US7982565B2 (en) | Integrated solenoid and ignition magnetic switch | |
JP5748881B1 (ja) | スタータ用電磁スイッチ装置 | |
JP4931983B2 (ja) | スタータ用電磁スイッチ装置 | |
JP4306604B2 (ja) | スタータ用マグネットスイッチ | |
US7834497B2 (en) | Starter | |
JP4089587B2 (ja) | スタータ | |
JP5594184B2 (ja) | 電磁スイッチ装置 | |
JP2006161780A (ja) | スタータ用電磁スイッチ | |
US8975794B2 (en) | Starter including noise reduction filter | |
JP6379603B2 (ja) | エンジン始動装置 | |
JP6361480B2 (ja) | スタータ用電磁スイッチ | |
JP5249395B2 (ja) | スタータ用電磁スイッチ装置 | |
JP2019186996A (ja) | 回転電機及び回転電機の振動抑制構造 | |
JP5910336B2 (ja) | 電磁ソレノイド装置 | |
JP5720639B2 (ja) | リニアソレノイド | |
JP5578257B1 (ja) | スタータ用電磁スイッチ装置 | |
JP6043655B2 (ja) | エンジン始動装置 | |
KR101269731B1 (ko) | 스타터용 전자석 장치 | |
JP6069934B2 (ja) | スタータ用電磁ソレノイド装置 | |
JP4883372B2 (ja) | マグネットスイッチ及びその製造方法 | |
JP2009093973A (ja) | スタータ用電磁スイッチ | |
JP6175986B2 (ja) | スタータ用電磁スイッチ | |
JP2011144796A (ja) | スタータ | |
JP5873758B2 (ja) | スタータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150414 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150512 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5748881 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |