JP5747855B2 - 電動車両および電動車両の制御方法 - Google Patents

電動車両および電動車両の制御方法 Download PDF

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Description

この発明は、電動車両およびその制御方法に関し、特に、走行用の電力を蓄える蓄電装置と電動機を駆動する駆動装置との間に昇圧装置を備える電動車両およびその制御方法に関する。
環境に配慮した車両として、電気自動車やハイブリッド自動車などの電動車両が注目されている。電気自動車は、走行用の電力を蓄える蓄電装置とインバータとインバータによって駆動される電動機とを走行用の動力源として搭載する。ハイブリッド自動車は、従来の内燃機関に加え、蓄電装置とインバータと電動機とを走行用の動力源として搭載する。
上記のような電動車両において、蓄電装置とインバータとの間に、インバータの入力電圧を蓄電装置の電圧以上に昇圧する昇圧コンバータを備えた電動車両が知られている。
特開2009−225633号公報(特許文献1)は、そのような昇圧コンバータを備える電動機駆動制御装置を開示する。昇圧コンバータは、リアクトルとスイッチング素子とを含む昇圧チョッパ回路によって構成される。昇圧コンバータのバッテリ側とインバータ側とには、平滑コンデンサが設けられる。この平滑コンデンサと昇圧コンバータのリアクトルとによりLC回路が構成される。そして、この電動機駆動制御装置においては、モータの目標動作点が上記LC回路において共振が発生する所定領域に含まれるとき、インバータ側の電圧がバッテリ側の電圧よりも高くなるように昇圧コンバータが制御されるとともに、正弦波PWM制御方式を用いてインバータが制御される。
この電動機駆動制御装置によれば、昇圧コンバータにおける共振の発生に起因した不具合の発生を抑制しつつ、電動機の出力やエネルギー効率の向上を図ることができるとされる(特許文献1参照)。
特開2009−225633号公報 特開2008−312306号公報 特開2010−12827号公報
電圧センサの異常など所定の条件が成立すると、昇圧コンバータの上アームをオン状態にして走行する退避走行(以下「上アームオン走行」とも称する。)が行なわれる。上アームオン走行中は、昇圧コンバータによりインバータ入力電圧を高められないので、インバータの変調率をPWM制御方式よりも高められる矩形波電圧制御方式によってインバータを制御することにより、電動機の高トルクが実現される。
ところで、矩形波電圧制御方式では、電動機の回転数に依存した矩形波電圧が印加されるので、電動機の回転数に依存したトルクリップルが発生し、このトルクリップルに応じた電圧リップルが発生する。ここで、上アームオン走行時は、平滑コンデンサと昇圧コンバータのリアクトルとが完全に導通することによりLC回路が形成されるので、電圧リップルの変動周波数がLC回路の共振周波数に近づくと、電圧リップルに誘引されてそのLC回路が共振する。そこで、上アームオン走行中にLC回路において共振が発生する所定領域にモータの目標動作点が含まれる場合、電動機のトルクを制限することにより矩形波電圧制御方式から正弦波PWM制御方式にインバータ制御を切替えてLC回路の共振を回避し得る。しかしながら、矩形波電圧制御を一律に禁止にすると、退避走行の走行性能が低下する。
昇圧コンバータを作動可能な場合には、特開2009−225633号公報に記載の電動機駆動制御装置のように、昇圧コンバータを作動させることでLC回路における共振の発生を回避できる。しかしながら、この状況下においては、過電圧等の何らかの異常が発生しているのであり、昇圧コンバータを作動させる場合には、過電圧の発生を抑制するための適切な対策が必要である。
この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、その目的は、昇圧装置を備える電動車両において、共振の発生を抑制しつつ、走行性能の低下および過電圧の発生を抑制することである。
この発明によれば、電動車両は、走行用の電動機と、駆動装置と、電力線と、蓄電装置と、昇圧装置と、コンデンサと、電圧センサと、制御装置とを備える。駆動装置は、電動機を駆動する。電力線は、駆動装置へ給電するためのものである。蓄電装置は、走行用の電力を蓄える。昇圧装置は、蓄電装置と電力線との間に設けられ、リアクトルを用いて電力線の電圧を蓄電装置の電圧以上に変換する。コンデンサは、電力線に接続され、電力線の電圧を平滑化する。電圧センサは、電力線の電圧を検出する。制御装置は、電力線の過電圧または過電圧の検出異常が発生した場合に、コンデンサおよびリアクトルにより形成されるLC回路が共振し得る共振条件の非成立時は、共振条件の成立時よりも昇圧装置による昇圧の変化率を小さくする。
好ましくは、制御装置は、電力線の電圧の上昇率が大きいことを示す所定値を電圧センサの検出値の上昇率が超えると、駆動装置を停止する。
好ましくは、昇圧装置は、上アームと、下アームと、上記リアクトルとを含む。上アームは、電力線に接続される。下アームは、上アームと蓄電装置の負極との間に接続される。リアクトルは、上アームおよび下アームの接続点と蓄電装置の正極との間に接続される。そして、制御装置は、電圧センサの故障時、上アームを導通状態に制御する。
好ましくは、制御装置は、電力線の過電圧または過電圧の検出異常が発生すると、昇圧装置により昇圧する電力線の電圧の上限を、過電圧またはその検出異常の非発生時よりも低くする。
好ましくは、共振条件は、LC回路が共振し得る共振域に基づいて設定される所定範囲内に電動機の回転数が含まれるときに成立する。
また、この発明によれば、制御方法は、電動車両の制御方法である。電動車両は、走行用の電動機と、駆動装置と、電力線と、蓄電装置と、昇圧装置と、コンデンサとを備える。駆動装置は、電動機を駆動する。電力線は、駆動装置へ給電するためのものである。蓄電装置は、走行用の電力を蓄える。昇圧装置は、蓄電装置と電力線との間に設けられ、リアクトルを用いて電力線の電圧を蓄電装置の電圧以上に変換する。コンデンサは、電力線に接続され、電力線の電圧を平滑化する。そして、制御方法は、電力線の過電圧または過電圧の検出異常が発生した場合に、コンデンサおよびリアクトルにより形成されるLC回路が共振し得る共振条件が成立しているか否かを判定するステップと、共振条件の非成立時は、共振条件の成立時よりも昇圧装置による昇圧の変化率を小さくするステップとを含む。
この発明においては、電力線の過電圧または過電圧の検出異常が発生した場合、電圧センサ自体は正常であるとして、昇圧装置の作動が許容される。これにより、走行性能の低下が抑制される。そして、コンデンサおよびリアクトルにより形成されるLC回路が共振し得る共振条件の非成立時は、共振条件の成立時よりも昇圧装置による昇圧の変化率が小さくされる。これにより、昇圧装置の作動を許容することによる過電圧の発生を抑制しつつ、共振条件の成立時は速やかに昇圧を行なうことによってLC回路の共振が回避される。したがって、この発明によれば、昇圧装置を備える電動車両において、LC回路の共振の発生を抑制しつつ、走行性能の低下および過電圧の発生を抑制することができる。
この発明の実施の形態による電動車両の駆動システムを示した図である。 図1に示すモータジェネレータの制御モードを説明する図である。 上アームオン走行時の等価回路を示した図である。 制御装置により実行される過電圧抑制制御の処理手順を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、この発明の実施の形態による電動車両の駆動システムを示した図である。図1を参照して、電動車両100は、蓄電装置Bと、昇圧コンバータ10と、インバータ20と、モータジェネレータMGと、駆動輪35と、正極線PL1,PL2と、負極線NLと、平滑コンデンサCとを備える。また、電動車両100は、制御装置40と、過電圧検出装置(以下「OVH検出装置」と称する。)45と、電圧センサ52,54と、電流センサ56と、回転角センサ58とをさらに備える。
昇圧コンバータ10は、リアクトルLと、電力用半導体スイッチング素子(以下、単に「スイッチング素子」と称する。)Q1,Q2と、ダイオードD1,D2とを含む。リアクトルLの一方端は、蓄電装置Bの正極に接続される正極線PL1に接続され、他方端は、スイッチング素子Q1,Q2の接続ノード、すなわち、スイッチング素子Q1のエミッタとスイッチング素子Q2のコレクタとの接続点に接続される。スイッチング素子Q1,Q2は、正極線PL2と蓄電装置Bの負極に接続される負極線NLとの間に直列に接続される。スイッチング素子Q1のコレクタは正極線PL2に接続され、スイッチング素子Q2のエミッタは負極線NLに接続される。ダイオードD1,D2は、それぞれスイッチング素子Q1,Q2に逆並列に接続される。そして、スイッチング素子Q1およびダイオードD1は、昇圧コンバータ10の上アームを構成し、スイッチング素子Q2およびダイオードD2は、昇圧コンバータ10の下アームを構成する。
なお、上記のスイッチング素子Q1,Q2および後述のインバータ20のスイッチング素子Q11〜Q16として、たとえば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)や電力用MOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタ等を用いることができる。
インバータ20は、U相アーム22と、V相アーム24と、W相アーム26とを含む。U相アーム22、V相アーム24およびW相アーム26は、正極線PL2と負極線NLとの間に並列に接続される。U相アーム22は、直列に接続されたスイッチング素子Q11,Q12を含む。V相アーム24は、直列に接続されたスイッチング素子Q13,Q14を含む。W相アーム26は、直列に接続されたスイッチング素子Q15,Q16を含む。なお、スイッチング素子Q11〜Q16に逆並列にダイオードD11〜D16がそれぞれ接続される。そして、各相アームの中間点は、モータジェネレータMGの各相コイルにそれぞれ接続される。
蓄電装置Bは、再充電可能な直流電源であり、たとえばニッケル水素やリチウムイオン等の二次電池によって構成される。蓄電装置Bは、走行用の電力を蓄える。蓄電装置Bの電圧は、たとえば200V程度である。なお、蓄電装置Bとして、二次電池に代えて、電気二重層キャパシタや大容量のコンデンサ等を用いてもよい。
昇圧コンバータ10は、制御装置40からの信号CNVに基づいて、正極線PL2および負極線NL間の電圧(以下「システム電圧」とも称する。)を蓄電装置Bの出力電圧以上に変換する。なお、システム電圧が目標電圧よりも低い場合、スイッチング素子Q2のオンデューティーを大きくすることによって正極線PL1から正極線PL2へ電流を流すことができ、システム電圧を上昇させることができる。一方、システム電圧が目標電圧よりも高い場合、スイッチング素子Q1のオンデューティーを大きくすることによって正極線PL2から正極線PL1へ電流を流すことができ、システム電圧を低下させることができる。また、スイッチング素子Q1を常時オンにする上アームオン状態とすることによって、システム電圧を蓄電装置Bの電圧にすることができる。
インバータ20は、制御装置40からの信号INVに基づいて、正極線PL2から供給される直流電力を三相交流に変換してモータジェネレータMGへ出力し、モータジェネレータMGを駆動する。また、インバータ20は、電動車両100の制動時、モータジェネレータMGにより発電された三相交流電力を直流に変換し、正極線PL2へ出力する。平滑コンデンサCは、正極線PL2と負極線NLとの間に接続される。平滑コンデンサCは、正極線PL2および負極線NL間の電圧変動の交流成分を平滑化する。
モータジェネレータMGは、交流電動発電機であり、たとえば、永久磁石が埋設されたロータを備える三相交流電動発電機によって構成される。モータジェネレータMGは、駆動輪35に機械的に連結され、走行トルクを発生する。また、モータジェネレータMGは、電動車両100の制動時、車両の運動エネルギーを駆動輪35から受けて発電する。なお、電動車両100がハイブリッド車両であれば、モータジェネレータMGは、図示されないエンジンに機械的に連結され、エンジンの動力を用いて発電し、かつ、エンジンの始動も行なうものであってもよい。
電圧センサ52は、平滑コンデンサCの端子間電圧、すなわち正極線PL2と負極線NLとの間の電圧VH(システム電圧)を検出し、その検出値を制御装置40へ出力する。電圧センサ54は、蓄電装置Bの電圧VBを検出し、その検出値を制御装置40へ出力する。電流センサ56は、蓄電装置Bに入出力される電流IBを検出し、その検出値を制御装置40へ出力する。回転角センサ58は、モータジェネレータMGのロータの回転角θを検出し、その検出値を制御装置40へ出力する。
OVH検出装置45は、電圧センサ52から電圧VHの検出値を受け、電圧VHに基づいて正極線PL2の過電圧を検出する。詳しくは、OVH検出装置45は、正極線PL2に接続される機器(平滑コンデンサCやインバータ20等)を過電圧破壊から保護するために予め設定されたしきい値を電圧VHが超えると、過電圧が発生したものとして、制御装置40へ出力される信号OVHを活性化する。また、OVH検出装置45は、自己診断機能により当該装置自体の回路故障を検知した場合にも、信号OVHを活性化するようにしてもよい。
制御装置40は、予め記憶されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)で実行することによるソフトウェア処理および/または専用の電子回路によるハードウェア処理により、昇圧コンバータ10およびインバータ20を制御する。すなわち、制御装置40は、電圧VH,VBおよび電流IBの各検出値に基づいて、昇圧コンバータ10を駆動するための信号CNVを生成して昇圧コンバータ10へ出力する。
また、制御装置40は、OVH検出装置45から受ける信号OVHに基づいて、正極線PL2の過電圧またはOVH検出装置45による過電圧の検出異常(以下、正極線PL2の過電圧およびOVH検出装置45による過電圧の検出異常を纏めて「過電圧に関する異常」とも称する。)が発生しているか否かを判定する。なお、OVH検出装置45による過電圧の検出異常は、たとえば、電圧センサ52の検出値が適正な範囲に含まれているにも関わらずOVH検出装置45からの信号OVHが活性化されている場合等に検知され得る。
正極線PL2の過電圧に関する異常が発生した場合、制御装置40は、昇圧コンバータ10により昇圧する電圧VHの上限を下げるとともに、平滑コンデンサCおよび昇圧コンバータ10のリアクトルLにより形成されるLC回路が共振し得る共振条件の非成立時は、制御装置40は、共振条件の成立時よりも昇圧コンバータ10による昇圧の変化率を小さくする。
すなわち、過電圧に関する異常が発生した場合に上アームオン走行を実施すると、モータジェネレータMGの回転数が所定範囲に含まれるときに上記LC回路の共振が発生し得るところ、制御装置40は、LC回路の共振の発生を回避するために、過電圧に関する異常が発生した場合でも、昇圧コンバータ10の昇圧動作を許容する。なお、電圧センサ52は正常であるものとする。そして、制御装置40は、昇圧コンバータ10の昇圧動作を許容したことによる過電圧の発生を抑制するために、電圧VHの上限を下げるとともに、共振条件が成立していなければ昇圧コンバータ10による昇圧の変化率を小さくする。共振条件の成立時に昇圧の変化率を小さくしないのは、昇圧コンバータ10を速やかに作動させてLC共振の発生を回避するためである。
さらに、制御装置40は、正極線PL2の過電圧の発生をさらに確実に抑制するために、電圧VHの上昇率が大きいことを示す所定値を電圧センサ52の検出値の上昇率が超えると、インバータ20を停止(シャットダウン)する。なお、インバータ20の停止に併せて昇圧コンバータ10を停止(シャットダウン)してもよい。
また、制御装置40は、モータ電流、回転角θおよび電圧VHの各検出値、ならびに図示されない外部ECUから受けるモータジェネレータMGのトルク指令値および回転数等に基づいて、モータジェネレータMGを駆動するための信号INVを生成してインバータ20へ出力する。ここで、制御装置40は、モータジェネレータMGのトルクおよび回転数に応じて制御モードを適宜切替えてインバータ20を制御する。
図2は、図1に示したモータジェネレータMGの制御モードを説明する図である。図2を参照して、電動車両100では、モータジェネレータMGの制御、すなわちインバータ20における電力変換について、PWM制御モードと矩形波電圧制御モードとを切替えて使用する。
PWM制御モードは、正弦波PWM制御と過変調PWM制御とを含む。正弦波PWM制御では、正弦波状の電圧指令と搬送波(代表的には三角波)との電圧比較に従って、各相上下アーム素子のオン/オフが制御される。この結果、上アーム素子のオン期間に対応するハイレベル期間と、下アーム素子のオン期間に対応するローレベル期間との集合について、一定期間内でその基本波成分が正弦波となるようにデューティが制御される。なお、正弦波状の電圧指令の振幅が搬送波振幅以下の範囲に制限されるこの正弦波PWM制御では、モータジェネレータMGへの印加電圧(以下、単に「モータ印加電圧」とも称する。)の基本波成分を入力電圧の約0.61倍程度までしか高めることができない(以下、入力電圧(システム電圧)に対するモータ印加電圧(線間電圧)の基本波成分(実効値)の比を「変調率」と称する。)。
過変調PWM制御は、電圧指令(正弦波成分)の振幅が搬送波振幅より大きい範囲で上記正弦波PWM制御と同様のPWM制御を行なうものである。特に、電圧指令を本来の正弦波波形から歪ませること(振幅補正)によって基本波成分を高めることができ、変調率を正弦波PWM制御での最高変調率から0.78の範囲まで高めることができる。なお、過変調PWM制御では、電圧指令(正弦波成分)の振幅が搬送波振幅より大きいため、モータジェネレータMGに印加される線間電圧は、正弦波ではなく歪んだ電圧となる。
矩形波電圧制御モードでは、上記一定期間内で、ハイレベル期間およびローレベル期間の比が1:1の矩形波1パルス分がモータジェネレータに印加される。これにより、矩形波電圧制御では、変調率は0.78まで高められる。なお、矩形波電圧制御モードでは、モータ印加電圧の振幅が固定されるので、トルク指令値に対する偏差に基づく矩形波電圧パルスの位相制御によってトルク制御が実行される。
なお、上記の制御モードの切替については、概略的には、低トルク低回転数域では、トルク変動を小さくするために正弦波PWM制御が用いられ、中トルク中回転数域では、過変調PWM制御が用いられる。そして、高トルク高回転数域では、モータジェネレータMGの出力向上を実現可能な矩形波電圧制御が適用される。上記の制御モードのいずれを用いるかについては、基本的には、実現可能な変調率の範囲内で決定される。
矩形波電圧制御モードでは、モータジェネレータMGの回転数に依存した矩形波電圧が印加されるので、モータジェネレータMGの回転数に依存したトルクリップルが発生し、このトルクリップルに応じた電圧リップルが正極線PL2に発生する。そして、この電圧リップルの変動周波数が、平滑コンデンサCおよび昇圧コンバータ10のリアクトルLにより形成されるLC回路の共振周波数に近づくと、電圧リップルに誘引されてLC回路が共振し、過電流や過電圧が発生し得る。このような状況は、特に、平滑コンデンサCとリアクトルLとが完全に導通する上アームオン走行時に発生しやすい。
すなわち、図3の上アームオン走行時の等価回路に示されるように、上アームオン走行時は、平滑コンデンサCと昇圧コンバータ10のリアクトルLとが電気的に直結され、平滑コンデンサCとリアクトルLとによりLC回路が形成される。そして、矩形波電圧制御モード時に、モータジェネレータMGの回転数に依存したトルクリップルに応じて正極線PL2に発生する電圧リップルの変動周波数が上記LC回路の共振周波数に近づくと、電圧リップルに誘引されてLC回路の共振が発生する。
詳しく説明すると、平滑コンデンサCおよび昇圧コンバータ10のリアクトルLにより形成されるLC回路の共振周波数f1は、次式によって表される。
f1=1/{2π√(L×C)} …(1)
ここで、Lは、リアクトルLのインダクタンスを示し、Cは、平滑コンデンサCの容量を示す。
一方、モータジェネレータMGのトルクリップルに応じて発生する正極線PL2の電圧リップルの変動周波数f2は、たとえば次式によって表される。
f2=Nm×4×6/60 …(2)
ここで、モータジェネレータMGのロータの永久磁石は4極対とし、変動周波数f2は、6次高調波成分の周波数としている。なお、Nmは、モータジェネレータMGの回転数を示す。
上記のように、電圧リップルの変動周波数f2はモータジェネレータMGの回転数Nmに依存し、変動周波数f2がLC回路の共振周波数f1に近くなるような回転数NmになるとLC回路が共振する。
この実施の形態では、過電圧に関する異常が発生した場合であっても、電圧センサ52が正常であれば、LC回路の共振を回避するために昇圧コンバータ10による昇圧制御が許容される。ここで、過電圧に関する異常が発生しているので、過電圧の発生を抑制するための対策が必要であるところ、この実施の形態では、昇圧コンバータ10による昇圧の変化率を小さくする。但し、LC回路の共振条件が成立しているときは、共振の発生の回避するために昇圧変化率を小さくすることはしない。これにより、LC回路の共振条件が成立しているときは、昇圧コンバータ10を速やかに作動させてLC共振の発生を回避し、LC回路の共振条件が非成立のときは、昇圧コンバータ10による昇圧の変化率を小さくすることによって過電圧の発生を抑制する。
なお、過電圧の発生をより確実に抑制するために、この実施の形態では、過電圧に関する異常が発生した場合、電圧VHの上限が通常時より下げられ、さらに、電圧VHの上昇率が大きいことを示す所定値を電圧センサ52の検出値の上昇率が超えると、インバータ20および昇圧コンバータ10を停止(シャットダウン)させる。
図4は、制御装置40により実行される過電圧抑制制御の処理手順を説明するためのフローチャートである。なお、このフローチャートに示される処理は、一定時間毎または所定の条件の成立時にメインルーチンから呼出されて実行される。
図4を参照して、制御装置40は、正極線PL2の電圧VHを検出する電圧センサ52(図1)が異常か否かを判定する(ステップS10)。なお、一例として、電圧センサ52が検出値を出力しないときや、電圧センサ52の検出値が異常値を示すときに、電圧センサ52は異常であるとし、その異常判定は、電圧センサ52自身による自己診断に基づくものであってもよいし、制御装置40から電圧センサ52への応答確認に基づくものであってもよい。
ステップS10において電圧センサ52が異常であると判定されると(ステップS10においてYES)、制御装置40は、昇圧コンバータ10の上アーム(スイッチング素子S1)をオン状態にする(ステップS20)。電圧センサ52が異常のときは、電圧VHを検知できないので、ここでは、昇圧コンバータ10の上アームをオン状態にして走行する上アームオン走行を行なうこととしたものである。なお、上アームオン走行中に、モータジェネレータMGの回転数Nmが所定域に含まれることにより、平滑コンデンサCおよび昇圧コンバータ10のリアクトルLにより形成されるLC回路の共振条件が成立したときは、モータジェネレータMGのトルクを低減させることによってLC回路の共振が回避される。
電圧センサ52の正常時(ステップS10においてYES)、制御装置40は、過電圧異常が発生したか否かを判定する(ステップS30)。なお、過電圧異常が発生したか否かは、OVH検出装置45(図1)からのOVH信号に基づいて判定される。過電圧異常が発生したと判定された場合(ステップS30においてYES)、制御装置40は、OVH検出装置45が故障しているか否かを判定する(ステップS40)。たとえば、電圧センサ52により検出される電圧VHが正常範囲であるにも関わらずOVH検出装置45からの信号OVHが常時活性化されているときは、OVH検出装置45が故障しているものと判定される。
ステップS40においてOVH検出装置45が故障しているものと判定されると(ステップS40においてYES)、制御装置40は、昇圧コンバータ10の最大昇圧レベルを通常時(過電圧に関する異常の非検出時)よりも下げる(ステップS50)。一例として、昇圧コンバータ10の最大昇圧レベルが通常650V程度であるところ、OVH検出装置45の故障検出時は450V程度に下げられる。
ステップS40においてOVH検出装置45の故障が検出されないときは(ステップS40においてNO)、制御装置40は、昇圧コンバータ10の上アーム(スイッチング素子S1)をオン状態にする(ステップS60)。そして、電圧VHが蓄電装置Bの電圧レベルにまで低下すると、制御装置40は、ステップS50へ処理を移行する。なお、ステップS50へ処理が移行することによって、昇圧コンバータ10の昇圧動作が許容される。このステップS60の処理が設けられるのは、OVH検出装置45が故障していないときは、実際に正極線PL2の過電圧が発生しているところ、電圧VHが下がりきらないうちに昇圧コンバータ10の最大昇圧レベルを引き下げると、昇圧コンバータ10の低圧側(昇圧コンバータ10と蓄電装置Bとの間)において過電圧を引き起こす可能性があるからである。
次いで、制御装置40は、平滑コンデンサCおよび昇圧コンバータ10のリアクトルLにより形成されるLC回路の共振条件が成立しているか否かを判定する(ステップS70)。具体的には、制御装置40は、電圧リップルの変動周波数f2(上記(2)式)がLC回路の共振周波数f1(上記(1)式)に近いことを示す所定範囲にモータジェネレータMGの回転数Nmが含まれるとき(N1<Nm<N2)、共振条件が成立しているものと判定される。
ステップS70において共振条件は成立していないと判定されると(ステップS70においてNO)、制御装置40は、昇圧コンバータ10による昇圧の変化率を通常よりも小さい値に設定する(ステップS80)。これにより、正極線PL2の過電圧に関する異常(ステップS30,S40)が発生している状況の下、過電圧の発生が抑制される。特に、低μ路を走行している際のスリップ時は、電圧VHが急峻に跳ね上がることにより過電圧が発生しやすいところ、電圧VHの上昇率を抑えることによって過電圧を抑制することができる。
一方、ステップS70において共振条件が成立していると判定されたときは(ステップS70においてYES)、制御装置40は、ステップS80を実行することなくステップS90へ処理を移行する。すなわち、この場合は、通常の変化率で昇圧制御が実施される。電圧VHの昇圧変化率を小さくすると、LC回路の共振を速やかに回避できない可能性があるので、共振条件が成立しているときは、電圧VHの昇圧変化率を下げることはせずに速やかに昇圧動作を行なわせ、LC回路の共振を速やかに回避することとしたものである。
そして、制御装置40は、昇圧コンバータ10による昇圧制御を実施する(ステップS90)。次いで、制御装置40は、電圧センサ52によって検出される電圧VHの上昇率(電圧VHが上昇するときの変化率)が所定値Aより大きいか否かを判定する(ステップS100)。なお、所定値Aは、電圧VHの上昇率が大きいことにより電圧VHの過電圧の発生が懸念される値に設定される。そして、電圧VHの上昇率が所定値Aよりも大きいと判定されると(ステップS100においてYES)、制御装置40は、インバータ20および昇圧コンバータ10をシャットダウンする(ステップS110)。なお、特に図示しないが、制御装置40が、車両制御全体を司るHV−ECU(Electronic Control Unit)と、HV−ECUからの指令に従ってインバータ20および昇圧コンバータ10を実際に駆動するMG−ECUとによって構成される場合、通常はHV−ECUによってインバータ20および昇圧コンバータ10のシャットダウンが行なわれる場合であっても、このステップS110では、制御応答性の高いMG−ECUによってシャットダウンを行なうのが好ましい。
以上のように、この実施の形態においては、正極線PL2の過電圧に関する異常が発生した場合、電圧センサ52自体は正常であるとして、昇圧コンバータ10の作動が許容される。これにより、過電圧に関する異常が発生した場合であっても、走行性能の低下が抑制される。そして、平滑コンデンサCおよびリアクトルLにより形成されるLC回路が共振し得る共振条件の非成立時は、共振条件の成立時よりも昇圧コンバータ10による昇圧の変化率が小さくされる。これにより、昇圧コンバータ10の作動を許容することによる過電圧の発生を抑制しつつ、共振条件の成立時は速やかに昇圧を行なうことによってLC回路の共振が回避される。したがって、この実施の形態によれば、LC回路の共振の発生を抑制しつつ、走行性能の低下および過電圧の発生を抑制することができる。
また、この実施の形態によれば、過電圧に関する異常が発生した場合、電圧VHの上昇率が大きいことを示す所定値を電圧センサ52の検出値の上昇率が超えると、インバータ20および昇圧コンバータ10をさらに停止(シャットダウン)するので、さらに確実に過電圧の発生を抑制することができる。
また、この実施の形態によれば、過電圧に関する異常が発生した場合、昇圧コンバータ10により昇圧する電圧VHの上限が下げられるので、さらに確実に過電圧の発生を抑制することができる。
なお、上記の実施の形態においては、電圧センサ52が異常のとき、上アームオン走行を行なうものとしたが、昇圧コンバータ10の昇圧率を固定値(スイッチング素子Q1,Q2のデューティー比を固定)としてもよい。
また、上記の実施の形態においては、電動車両100は、一つのモータジェネレータMGを備えるものとしたが、この発明は、エンジンの出力を用いて発電する他のモータジェネレータをさらに備えるハイブリッド車両にも適用可能である。
なお、上記において、モータジェネレータMGは、この発明における「電動機」の一実施例に対応し、インバータ20は、この発明における「駆動装置」の一実施例に対応する。また、正極線PL2は、この発明における「電力線」の一実施例に対応し、昇圧コンバータ10は、この発明における「昇圧装置」の一実施例に対応する。さらに、平滑コンデンサCは、この発明における「コンデンサ」の一実施例に対応し、電圧センサ52は、この発明における「電圧センサ」の一実施例に対応する。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 昇圧コンバータ、20 インバータ、22 U相アーム、24 V相アーム、26 W相アーム、35 駆動輪、40 制御装置、45 OVH検出装置、52,54 電圧センサ、56 電流センサ、58 回転角センサ、100 電動車両、B 蓄電装置、PL1,PL2 正極線、NL1,NL2 負極線、L リアクトル、Q1,Q2,Q11〜Q16 スイッチング素子、D1,D2,D11〜D16 ダイオード、C 平滑コンデンサ、MG モータジェネレータ。

Claims (6)

  1. 走行用の電動機と、
    前記電動機を駆動する駆動装置と、
    前記駆動装置へ給電するための電力線と、
    走行用の電力を蓄える蓄電装置と、
    前記蓄電装置と前記電力線との間に設けられ、リアクトルを用いて前記電力線の電圧を前記蓄電装置の電圧以上に変換する昇圧装置と、
    前記電力線に接続され、前記電力線の電圧を平滑化するコンデンサと、
    前記電力線の電圧を検出する電圧センサとを備え
    前記昇圧装置は、
    前記電力線に接続される上アームと、
    前記上アームと前記蓄電装置の負極との間に接続される下アームと、
    前記上アームおよび前記下アームの接続点と前記蓄電装置の正極との間に接続される前記リアクトルとを含み、
    前記上アームが導通状態のときに、前記コンデンサおよび前記リアクトルによってLC回路が形成され、さらに
    前記電力線の過電圧または前記過電圧の検出異常が発生した場合に、前記LC回路が共振し得る共振条件の非成立時は、前記共振条件の成立時よりも前記昇圧装置による昇圧の変化率を小さくする制御装置とを備える電動車両。
  2. 前記制御装置は、前記電力線の電圧の上昇率が大きいことを示す所定値を前記電圧センサの検出値の上昇率が超えると、前記駆動装置を停止する、請求項1に記載の電動車両。
  3. 記制御装置は、前記電圧センサの故障時、前記上アームを導通状態に制御する、請求項1または2に記載の電動車両。
  4. 前記制御装置は、前記電力線の過電圧または前記過電圧の検出異常が発生すると、前記昇圧装置により昇圧する前記電力線の電圧の上限を、前記過電圧またはその検出異常の非発生時よりも低くする、請求項1から3のいずれかに記載の電動車両。
  5. 前記共振条件は、前記LC回路が共振し得る共振域に基づいて設定される所定範囲内に前記電動機の回転数が含まれるときに成立する、請求項1から4のいずれかに記載の電動車両。
  6. 電動車両の制御方法であって、
    前記電動車両は、
    走行用の電動機と、
    前記電動機を駆動する駆動装置と、
    前記駆動装置へ給電するための電力線と、
    走行用の電力を蓄える蓄電装置と、
    前記蓄電装置と前記電力線との間に設けられ、リアクトルを用いて前記電力線の電圧を前記蓄電装置の電圧以上に変換する昇圧装置と、
    前記電力線に接続され、前記電力線の電圧を平滑化するコンデンサとを備え、
    前記昇圧装置は、
    前記電力線に接続される上アームと、
    前記上アームと前記蓄電装置の負極との間に接続される下アームと、
    前記上アームおよび前記下アームの接続点と前記蓄電装置の正極との間に接続される前記リアクトルとを含み、
    前記上アームが導通状態のときに、前記コンデンサおよび前記リアクトルによってLC回路が形成され、
    前記制御方法は、
    前記電力線の過電圧または前記過電圧の検出異常が発生した場合に、
    前記LC回路が共振し得る共振条件が成立しているか否かを判定するステップと、
    前記共振条件の非成立時は、前記共振条件の成立時よりも前記昇圧装置による昇圧の変化率を小さくするステップとを含む、電動車両の制御方法。
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