JP5741783B1 - 複合lc共振器および帯域通過フィルタ - Google Patents

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Abstract

積層体の第1主面(S1)側に配置されたグランド電極(G1)と、グランド電極(G1)より内層側に配置され、グランド電極(G1)とともに第1キャパシタ(Cp)を構成する第1キャパシタ電極(Ep)と、第2キャパシタの第1電極(Esa)と、第2キャパシタの第1電極(Esa)とともに第2キャパシタ(Cs)を構成する、第2キャパシタの第2電極(Esb)と、第1端が第1キャパシタ電極(Ep)に導通し、第2端が第2キャパシタの第1電極(Esa)に導通して第1インダクタ(L1)を構成するビア電極(V1)と、第1端が第2キャパシタの第2電極(Esb)に導通し、第2端が前記グランド電極に導通して第2インダクタ(L2)を構成するビア電極(V2)と、を備える。これにより、通過帯域外に減衰極を設けることができ、シールド機能を内蔵し、且つQ値の高いインダクタを備えて小型・低背化を可能とする。

Description

本発明は、複数のインダクタおよび複数のキャパシタを備える複合LC共振器および複数の複合LC共振器を含む帯域通過フィルタに関する発明である。
線路電極とビア電極とを組み合わせたループ状のインダクタ、およびキャパシタ電極を、複数の絶縁体層を含む積層体内に備えた積層帯域通過フィルタが特許文献1に開示されている。特許文献1に示されている積層帯域通過フィルタにおいては、それぞれ並列LC共振回路による複数の共振器を順次結合させている。
また、絶縁体層に平行なキャパシタ電極、および一端がキャパシタ電極の1つに垂直に接続されるように形成されたインダクタ導体を、複数の絶縁体層を含む積層体内に備えたLC共振部品が特許文献2に開示されている。
特開2011−244504号公報 特許第3501327号公報
特許文献1に示されている構成では、通過帯域外に任意に減衰極を設計することが難しい。減衰極を設けるためにリアクタンス素子の素子数を増やすと大型化する。また、特許文献1に示されている積層帯域通過フィルタは、積層体の下面に沿ってグランド電極を備えるが、積層帯域通過フィルタ全体のシールド機能は有していない。仮に、特許文献1に示されている構成で、積層体の上面に沿ってグランド電極を形成すると、線路電極とグランド電極との間に不要な容量が生じて、帯域通過フィルタの特性を劣化させるおそれがある。
一方、特許文献2に示されている構成では、積層体の上下の主面に沿ってグランド電極を備えるので、上記のシールド機能は確保される。しかし、積層体の低背化に伴って、ビア電極によるインダクタンスは小さくなって、所望の共振周波数を有する共振器や所望の帯域通過特性を有するフィルタが構成できないので、小型化は困難である。
そこで、本発明の目的は、通過帯域外に減衰極を設けることができ、シールド機能を内蔵し、且つQ値の高いインダクタを備えた小型・低背化可能な複合LC共振器および、それを含む帯域通過フィルタを提供することにある。
本発明の複合LC共振器の回路上の特徴は、
主面に沿って形成された平板電極および層方向に貫通するビア電極を有する複数の絶縁体層が積層された積層体であり、前記平板電極および前記ビア電極による、もしくはそのいずれかによる複数のキャパシタおよび複数のインダクタにより構成された複合LC共振器において、
前記積層体の第1主面側(第1主面寄り)に配置された、グランド電極(G1)と、
前記グランド電極(G1)より内層側に配置され、前記グランド電極(G1)とともに第1キャパシタ(Cp)を構成する第1キャパシタ電極(Ep)と、
第2キャパシタの第1電極(Esa)と、
第2キャパシタの第1電極(Esa)とともに第2キャパシタ(Cs)を構成する、第2キャパシタの第2電極(Esb)と、
第1端が第1キャパシタ電極(Ep)に導通し、第2端が第2キャパシタの第1電極(Esa)に導通する、第1インダクタ(L1)と、
第1端が第2キャパシタの第2電極(Esb)に導通し、第2端が前記グランド電極(G1)に導通する、第2インダクタ(L2)と、
を備えたことである。
本発明の帯域通過フィルタの構造上の特徴は、上記複合LC共振器が単一の積層体に複数形成され、隣接する複合LC共振器を互いに結合させる結合用電極を備えたことである。これにより、複数の複合LC共振器の結合により、通過帯域の両側に減衰極を有する帯域通過フィルタが構成できる。
前記結合用電極は、例えば、第1インダクタを構成するビア電極および第1キャパシタ電極に導通する、結合用キャパシタ電極を含む。これにより、共振器間を容量で結合させることで、低域側の減衰特性が優れたフィルタを実現することができる。
前記結合用電極は、例えば、結合用インダクタ電極とこれに並列接続された結合用キャパシタ電極を含む。これにより、共振器が並列LC共振器で結合されるので、高域側の減衰特性も優れたフィルタを実現することができる。
前記結合用インダクタ電極の一部は前記ビア電極とで構成されていることが好ましい。これにより、結合用インダクタのQ値を高めることができ、フィルタの挿入損失を低減できる。
前記結合用インダクタ電極のビア電極は、前記第1インダクタを構成するビア電極と前記第2インダクタを構成するビア電極との間に配置されていることが好ましい。これにより、1段目の複合LC共振器(101A)のインダクタ(L11,L21)と結合用インダクタ(Lc)との結合調整、および2段目の複合LC共振器(101B)のインダクタ(L12,L22)と結合用インダクタ(Lc)との結合調整が可能となる。つまり、結合用インダクタを介する2段の複合LC共振器の結合に応じてフィルタ特性を設定できるようになる。
本発明によれば、次のような効果を奏する。
(a)複合LC共振器の共振回路を積層体の第1主面側のグランド電極でシールドすることができる。
(b)第1、第2のインダクタは電気的に直列に接続され、且つ、積層体内には縦積みではなく並置できるので、積層体の低背化・小型化が図れる。
(c)第1インダクタと第2インダクタの間に第2キャパシタを備えることで、並列LC共振回路の内部に直列LC共振回路が構成されるため、減衰極を形成することが可能となる。
図1は、第1の実施形態に係る複合LC共振器101を、複数の絶縁体層が積層された積層体に構成したときの、その積層体の斜視図である。 図2は複合LC共振器101の回路図である。 図3(A)は複合LC共振器101の周波数特性を示す図、図3(B)は比較例としてのLC共振器の周波数特性を示す図である。 図4は第2の実施形態に係る帯域通過フィルタ201の回路図である。 図5は帯域通過フィルタ201の外観斜視図である。 図6は帯域通過フィルタ201の分解斜視図である。 図7は帯域通過フィルタ201の周波数特性を示す図である。 図8(A)(B)(C)は、図4に示した回路において、第2キャパシタCs1,Cs2に対する第1キャパシタCp1,Cp2の容量比を変化させたときの、フィルタ特性を示す図である。 図9は第3の実施形態に係る帯域通過フィルタ202の回路図である。 図10は帯域通過フィルタ202の外観斜視図である。 図11は帯域通過フィルタ202の分解斜視図である。 図12は帯域通過フィルタ202の周波数特性を示す図である。
以降、図を参照して幾つかの具体的な例を挙げて、本発明を実施するための複数の形態を示す。各図中には同一箇所に同一符号を付している。各実施形態は例示であり、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換または組み合わせが可能であることは言うまでもない。
《第1の実施形態》
図1は、第1の実施形態に係る複合LC共振器101の主要部の構成を示す斜視図である。この例は、複数の絶縁体層が積層された積層体に複合LC共振器101を構成したときの、その積層体の斜視図である。但し、複数の絶縁体層についての図示は省略し、積層体10の外形を二点鎖線で表している。複合LC共振器101は、絶縁体層の主面に沿って形成された平板電極および層方向に貫通するビア電極を有する。
積層体10の第1主面S1側(第1主面寄り)には平板電極によるグランド電極G1が配置されている。グランド電極G1より内層側には、平板電極による第1キャパシタ電極Epが配置されている。この第1キャパシタ電極Epとグランド電極G1とで第1キャパシタCpが構成される。
積層体10の第2主面S2側(第2主面寄り)には平板電極による、第2キャパシタの第2電極Esbが配置されていている。第2キャパシタの第2電極Esbより内層側には第2キャパシタの第1電極Esaが配置されている。この第2キャパシタの第1電極Esaと第2電極Esbとで第2キャパシタCsが構成される。
第1キャパシタ電極Epと第2キャパシタの第1電極Esaとの間には、第1端が第1キャパシタ電極Epに導通し、第2端が第2キャパシタの第1電極Esaに導通して第1インダクタL1を構成するビア電極V1が配置されている。
第2キャパシタの第2電極Esbとグランド電極G1との間には、第1端が第2キャパシタの第2電極Esbに導通し、第2端がグランド電極G1に導通して第2インダクタL2を構成するビア電極V2が配置されている。
また、このように、グランド電極G1が積層体の第1主面側に配置されていて、第2主面側に第2キャパシタの第2電極Esbが形成されていて、このグランド電極G1と第2キャパシタの第2電極Esbとの間に2つのインダクタL1,L2および2つのキャパシタCp,Csが配置されるので、共振回路はグランド電極G1および第2キャパシタの第2電極Esbでシールドされる。
グランド電極G1、第2キャパシタの第2電極Esb、第1キャパシタ電極Epおよび第2キャパシタの第1電極Esaはビア電極V1,V2と直交しているので、グランド電極G1、第2キャパシタの第2電極Esb、第1キャパシタ電極Epおよび第2キャパシタの第1電極Esaはビア電極V1,V2が発生する磁界を妨げず、渦電流が誘導され難い。そのため、グランド電極G1、第2キャパシタの第2電極Esb、第1キャパシタ電極Epおよび第2キャパシタの第1電極Esaよる渦電流損は小さく、Q値の高いインダクタL1,L2が構成できる。
また、インダクタL1,L2はビア電極でインダクタンス値を得ているため、キャパシタ電極に使用する平板電極(線状電極)でインダクタを形成したものに比べて、単位インダクタンス当たりの直流抵抗(DCR)が小さく、従ってQ値が高い。
また、第1インダクタL1と第2インダクタL2は第2キャパシタCsを介して折り返す構造であるので、インダクタL1,L2は電気的には直列接続され、低背の積層体内に所定インダクタンスのインダクタ(L1+L2)を得ることができる。
図2は上記複合LC共振器101の回路図である。この複合LC共振器101は、第1キャパシタCp、第2キャパシタCs、第1インダクタL1、および第2インダクタL2を備えている。第1キャパシタCpの第1端および第1インダクタL1の第1端は入出力端子P1に接続されている。第1インダクタL1の第2端と第2インダクタL2の第1端との間に第2キャパシタCsが直列に接続されている。第1キャパシタCpの第2端および第2インダクタL2の第2端はグランド端子GNDに接続されている。
複合LC共振器101は、第2キャパシタCs、第1インダクタL1および第2インダクタL2による直列LC共振回路SRを備えている。また、この直列LC共振回路SRと第1キャパシタCpとで並列LC共振回路PRが構成されている。
本実施形態の複合LC共振器101は、入出力端子P1とグランド端子GNDとの経路に共振回路のコンデンサが配置されているため、直流電流が流れる経路が無い。そのため、直流カット用のコンデンサが不要であり、直流電流の流れない複合LC共振器を簡素な回路で構成でき、低損失化、小型化が図れる。また、第2キャパシタCs、第1インダクタL1および第2インダクタL2からなる直列LC共振回路SRの共振周波数付近に減衰極が生じる。
図3(A)は複合LC共振器101の周波数特性を示す図、図3(B)は比較例としてのLC共振器の周波数特性を示す図である。比較例のLC共振器は、図2において第2キャパシタCsを設けずに、単一のインダクタを構成し、このインダクタとキャパシタCpとで並列LC共振回路が構成されたものである。図3(A)(B)は、共振器を二端子間にシャント接続した二端子対回路におけるSパラメータS11,S21の周波数特性図であり、曲線Iは挿入損失(S21)の特性、曲線Rは反射損失(S11)の特性である。
図3(A)と図3(B)を比較すれば明らかなように、本実施形態の複合LC共振器によれば、図3(A)に表れているように、減衰極周波数f1で減衰極が生じる。この減衰極は、図2に示した、第2キャパシタCs、第1インダクタL1および第2インダクタL2からなる直列LC共振回路SRの共振によるものである。そのため、第2キャパシタCsの値を定めることによって減衰極周波数f1を設定することができる。また、中心周波数fo付近の通過帯域より高域側の遮断域の減衰が急峻である。これは、図2に示した第2キャパシタCsを設けたことによる、並列LC共振回路PRの共振周波数の上昇を、第1キャパシタCpのキャパシタンスの増大によって補償した結果である。第2キャパシタCsが無い構成に比べ、第2キャパシタCsを設けるとともに、第1キャパシタCpのキャパシタンスを例えば約2倍にすることで、高周波域での減衰特性が向上する。
《第2の実施形態》
第2の実施形態では帯域通過フィルタについて示す。図4は帯域通過フィルタ201の回路図である。図4に示す帯域通過フィルタ201は、2つの複合LC共振器101A,101Bおよび結合用キャパシタCcを備えている。2つの複合LC共振器101A,101Bは、共振器結合用素子である結合用キャパシタCcを介して結合されている。複合LC共振器101A,101Bの並列共振回路としての共振周波数は等しい。
複合LC共振器101A,101Bの構成は、第1の実施形態で図2に示した回路と同じである。
図5は帯域通過フィルタ201の外観斜視図である。帯域通過フィルタ201は積層体に構成されている。積層体の側面を経由して第1主面S1から第2主面S2にかけて、入出力端子P1,P2、グランド端子GNDが形成されている。この帯域通過フィルタ201の外形サイズは、例えば1.6×0.8×0.6mmである。
図6は帯域通過フィルタ201の分解斜視図である。積層体は絶縁体層10a〜10mを積層して形成したものである。これら複数の絶縁体層のうち所定の絶縁体層には主面に沿って平板電極が形成されている。また、これら複数の絶縁体層のうち所定の絶縁体層には層方向に貫通するビア電極が形成されている。なお、絶縁体層として例えば低温焼結型のガラスセラミックスのグリーンシートを使用し、それらを積層圧着して焼成することにより積層体を形成してもよいし、樹脂多層基板としてもよい。
絶縁体層10mの下面には入出力端子P1,P2およびグランド端子GNDが形成されている。絶縁体層10bにはグランド電極G1が形成されている。グランド電極G1は積層体の2つの側面に形成された側面グランド電極を介してグランド端子GNDに接続される(図5参照)。絶縁体層10cには第1キャパシタ電極Ep1,Ep2が形成されている。第1キャパシタ電極Ep1,Ep2と入出力端子P1,P2とは積層体の側面に形成された入出力端子電極を介して接続される(図5参照)。これら第1キャパシタ電極Ep1,Ep2とグランド電極G1とで第1キャパシタCp1,Cp2が構成される。
絶縁体層10jには第2キャパシタの第1電極Esa1,Esa2が形成されている。絶縁体層10iには第2キャパシタの第2電極Esc1,Esc2が形成されている。絶縁体層10kには第2キャパシタの第2電極Esb1,Esb2が形成されている。これら第2キャパシタの第1電極Esa1および第2キャパシタの第2電極Esb1,Esc1によって第2キャパシタCs1が構成され、第2キャパシタの第1電極Esa2および第2キャパシタの第2電極Esb2,Esc2によって第2キャパシタCs2が構成される。
絶縁体層10dには結合用キャパシタ電極Eca、絶縁体層10eには結合用キャパシタ電極Ecc1,Ecc2、絶縁体層10fには結合用キャパシタ電極Ecbがそれぞれ形成されている。これら結合用キャパシタ電極によって結合用キャパシタCcが構成される。
絶縁体層10c〜10iにはビア電極V11,V12が形成されている。また、絶縁体層10b〜10jにはビア電極V21,V22が形成されている。ビア電極V11,V12の第1端は第1キャパシタ電極Ep1,Ep2にそれぞれ導通し、ビア電極V11,V12の第2端は第2キャパシタの第1電極Esa1,Esa2にそれぞれ導通する。また、ビア電極V21,V22の第1端はグランド電極G1に導通し、ビア電極V21,V22の第2端は第2キャパシタの第2電極Esb1,Esb2にそれぞれ導通する。上記ビア電極V11,V12は第1インダクタL11,L12を構成し、ビア電極V21,V22は第2インダクタL21,L22を構成する。
上記ビア電極V11,V21を一部に含む矩形状ループの面(ループ面)と、ビア電極V12,V22を一部に含む矩形状ループの面(ループ面)とは非平行であるとともに、ビア電極V21とV22はそれぞれ離間して配置されている。そのため、複合LC共振器101Aと101Bとの磁界結合は弱い。したがって、図4に示したように、複合LC共振器101A,101Bは主に結合用キャパシタCcを介して容量結合する。なお、積層体の短辺側から内部を透視した場合に、第1インダクタを構成するビア電極と、第2インダクタを構成するビア電極と、これらビア電極が繋がる平板電極とで矩形状のループに見える。すなわち、ビア電極V11,V21、第1キャパシタ電極Ep1、グランド電極G1、第2キャパシタの第1電極Esa1、および第2キャパシタの第2電極Esb1,Esc1で矩形状のループが形成される。同様に、ビア電極V12,V22、第1キャパシタ電極Ep2、グランド電極G1、第2キャパシタの第1電極Esa2、および第2キャパシタの第2電極Esb2,Esc2で矩形状のループが形成される。これら矩形状のループが本明細書に記載の「矩形状ループ」であり、矩形状ループが形成する面が「ループ面」である。
グランド電極G1が積層体の第1主面側に配置されていて、また、第2主面側に第2キャパシタの第2電極Esb1,Esb2が形成されていて、このグランド電極G1と第2キャパシタの第2電極Esb1,Esb2との間に4つのインダクタ(L11,L21,L12,L22)および4つのキャパシタ(Cp1,Cs1,Cp2,Cs2)による共振回路が配置されるので、これらの共振回路はグランド電極G1および第2キャパシタの第2電極Esb1,Esb2でシールドされる。そのため、フィルタの外部からのノイズ等によるフィルタ特性の変動を抑制することができる。
図7は上記帯域通過フィルタ201の周波数特性を示す図である。この図は、帯域通過フィルタ201の2つの入出力端子P1−P2間におけるSパラメータS11,S21の周波数特性図である。
図7において、曲線Iは挿入損失(S21)であり、曲線Rは反射損失(S11)であり、中心周波数foを中心とする通過帯域が表れている。この中心周波数foは、図4に示した、複合LC共振器101A,101Bの並列共振周波数である。また、減衰極周波数f1で減衰極が生じている。この減衰極は、図4に示した、第2キャパシタCs1、第1インダクタL11および第2インダクタL21からなる直列LC共振回路の共振および、第2キャパシタCs2、第1インダクタL12および第2インダクタL22からなる直列LC共振回路の共振によるものである。
図8(A)(B)(C)は、図4に示した回路において、第2キャパシタCs1,Cs2に対する第1キャパシタCp1,Cp2の容量比を変化させたときの、フィルタ特性を示す図である。この容量比をCp/Csで表すと、図8(A)はCp/Cs=1.00、図8(B)はCp/Cs=1.08、図8(C)はCp/Cs=1.43、であるときの実測による特性である。ここで、第1キャパシタCp1,Cp2および第2キャパシタCs1,Cs2の総面積を一定として比較した。図8(A)(B)(C)から明らかなように、第2キャパシタに対する第1キャパシタの容量比が大きくなるほど、通過帯域の中心周波数foおよび減衰極周波数f1は上昇する。また、第2キャパシタに対する第1キャパシタの容量比が大きくなるほど、通過帯域の中心周波数foと減衰極周波数f1との周波数差は小さくなる。
中心周波数foと減衰極周波数f1との差をΔfで表すと、Cp/Cs=1.00のとき、Δf=499MHz、Cp/Cs=1.08のとき、Δf=444MHz、Cp/Cs=1.43のとき、Δf=403MHzである。また、中心周波数における挿入損失は、Cp/Cs=1.00のとき1.55dB、Cp/Cs=1.08のとき1.73dB、Cp/Cs=1.43のとき1.78dBである。
このようにして、第2キャパシタに対する第1キャパシタの容量比によって、通過帯域より低域周波数側の遮断帯域において減衰特性を定めることができる。
《第3の実施形態》
図9は第3の実施形態に係る帯域通過フィルタの回路図である。図9に示す帯域通過フィルタ202は、2つの複合LC共振器101A,101Bおよびこの2つの共振器を結合させる結合回路を備えている。複合LC共振器101A,101Bの構成は図2に示した回路と同じである。
上記結合回路は、結合用インダクタLcとこれに並列接続された結合用キャパシタCcを含む並列LC共振回路、および直列接続されたキャパシタCc1,Cc2を備えている。
後に示すように、キャパシタCc1,Cc2は浮遊容量によるキャパシタである。キャパシタCc1,Cc2によって、入出力端子P1−P2間はDC的に分離される。
図10は帯域通過フィルタ202の外観斜視図である。帯域通過フィルタ202は積層体に構成されている。積層体の側面を経由して第1主面S1から第2主面S2にかけて、入出力端子P1,P2、グランド端子GNDが形成されている。この帯域通過フィルタ202の外形サイズは、例えば1.6×0.8×0.6mmである。
図11は帯域通過フィルタ202の分解斜視図である。積層体は絶縁体層10a〜10nを積層して形成したものである。これら複数の絶縁体層のうち所定の絶縁体層には主面に沿って平板電極が形成されている。また、これら複数の絶縁体層のうち所定の絶縁体層には層方向に貫通するビア電極が形成されている。
絶縁体層10nの下面には入出力端子P1,P2およびグランド端子GNDが形成されている。絶縁体層10bにはグランド電極G1が形成されている。グランド電極G1は積層体の2つの側面に形成された側面グランド電極を介してグランド端子GNDに接続される(図10参照)。絶縁体層10cには第1キャパシタ電極Ep1,Ep2が形成されている。第1キャパシタ電極Ep1,Ep2と入出力端子P1,P2とは積層体の側面に形成された入出力端子電極を介して接続される(図10参照)。これら第1キャパシタ電極Ep1,Ep2とグランド電極G1とで第1キャパシタCp1,Cp2が構成される。
絶縁体層10kには第2キャパシタの第1電極Esa1,Esa2が形成されている。絶縁体層10jには第2キャパシタの第2電極Esc1,Esc2が形成されている。絶縁体層10mには第2キャパシタの第2電極Esb1,Esb2が形成されている。第2キャパシタの第1電極Esa1および第2キャパシタの第2電極Esb1,Esc1によって第2キャパシタCs1が構成され、第2キャパシタの第1電極Esa2および第2キャパシタの第2電極Esb2,Esc2によって第2キャパシタCs2が構成される。
絶縁体層10f,10g,10hには結合用キャパシタ電極Eca,Ecc,Ecbがそれぞれ形成されている。これら結合用キャパシタ電極によって結合用キャパシタCcが構成される。
絶縁体層10eには線状電極ELcが形成されている。絶縁体層10e〜10gにはビア電極VLc2が形成されていて、絶縁体層10e,10fにはビア電極VLc1が形成されている。上記線状電極ELcおよびビア電極VLc1,VLc2によって結合用インダクタLcが構成される。
絶縁体層10c〜10jにはビア電極V11,V12が形成されている。また、絶縁体層10b〜10kにはビア電極V21,V22が形成されている。ビア電極V11,V12の第1端は第1キャパシタ電極Ep1,Ep2にそれぞれ導通し、ビア電極V11,V12の第2端は第2キャパシタの第1電極Esa1,Esa2にそれぞれ導通する。また、ビア電極V21,V22の第1端はグランド電極G1に導通し、ビア電極V21,V22の第2端は第2キャパシタの第2電極Esb1,Esb2にそれぞれ導通する。上記ビア電極V11,V12は第1インダクタL11,L12を構成し、ビア電極V21,V22は第2インダクタL21,L22を構成する。
図11に表れているように、結合用インダクタ用のビア電極VLc1は、積層体の長辺側の側面から透視したとき、第1インダクタを構成するビア電極V11と第2インダクタを構成するビア電極V21との間に配置されている。また、結合用インダクタのビア電極VLc2は、積層体の長辺方向から透視したとき、第1インダクタを構成するビア電極V12と第2インダクタを構成するビア電極V22との間に配置されている。一方、結合用インダクタの磁界の強さは線状電極ELcの磁界が支配的である。線状電極ELcの磁界の方向とビア電極V11,V12およびビア電極V21,V22が発生する磁界の方向とは直交しているので、結合用インダクタLcは第1インダクタおよび第2インダクタとの磁界結合が弱い状態で配置される。
また、上記結合用キャパシタCcおよび結合用インダクタLcによる並列LC共振回路は、複合LC共振器101A,101Bとは直流的には接続されていない。したがって、帯域通過フィルタの等価回路としては、図9に示したように、結合用キャパシタ電極Ecbと第2キャパシタ電極との間で発生するキャパシタCc1,Cc2を介して、複合LC共振器101A,101Bの間に結合用並列LC回路が接続された回路で表すことができる。
図9に示したキャパシタCc1は、結合回路の並列LC共振回路を構成する電極(線状電極ELc、ビア電極VLc1,VLc2、およびキャパシタ電極Eca,Ecc,Ecb)と、それらに隣接する電極(ビア電極V11,V21、第1キャパシタ電極Ep1、第2キャパシタの第1電極Esa1等)との間に生じる浮遊容量である。同様に、キャパシタCc2は、上記並列LC共振回路を構成する電極と、それらに隣接する電極(ビア電極V12,V22、第1キャパシタ電極Ep2、第2キャパシタの第1電極Esa2等)との間に生じる浮遊容量である。
なお、ビア電極V11,V21とビア電極VLc1との位置関係、およびビア電極V12,V22とビア電極VLc2との位置関係を変えることによって、1段目の複合LC共振器101AのインダクタL11,L21と結合用インダクタLcとの結合調整、および2段目の複合LC共振器101BのインダクタL12,L22と結合用インダクタLcとの結合調整が可能である。このことで、結合用インダクタを介する2段の複合LC共振器の結合に応じてフィルタ特性を設定することも可能である。
なお、上記結合用の並列LC共振回路は、複合LC共振器101A,101Bの形成領域に影響を与えない位置に形成されるので、積層体のサイズを大きくすることなく、結合量の調整を行うことができる。
図12は上記帯域通過フィルタ202の周波数特性を示す図である。この図は、帯域通過フィルタ202の2つの入出力端子P1−P2間におけるSパラメータS11,S21の周波数特性図である。
図12において、曲線Iは挿入損失(S21)、曲線Rは反射損失(S11)であり、減衰極周波数f1,f2でそれぞれ減衰極が生じている。減衰極周波数f1の減衰極は、図9に示した、第2キャパシタCs1、第1インダクタL11および第2インダクタL21からなる直列LC共振回路の共振によるもの、さらには、第2キャパシタCs2、第1インダクタL12および第2インダクタL22からなる直列LC共振回路の共振によるものである。減衰極周波数f2の減衰極は、図9に示した結合用インダクタLcおよびこれに並列接続された結合用キャパシタCcを含む並列LC共振回路による減衰極である。すなわち、この並列LC共振回路の共振周波数で減衰する。なお、周波数f3,f4の減衰極は2つの複合LC共振器101A,101Bが結合することによって生じるものである。
このように、結合回路に並列LC共振回路を備えることにより、減衰極を生じさせることができ、その周波数を通過帯域近傍の遮断帯域に設定することにより、通過帯域の選択性を急峻にすることができる。また、図12に示すように、上記直列LC共振回路による減衰極周波数f1の減衰極が通過帯域の低周波数側の近傍に生じる場合に、上記結合回路の並列LC回路による減衰極周波数f2の減衰極を通過帯域の高周波数側の近傍に生じるように定めることで、通過帯域の両側の選択性を急峻にすることができる。
なお、以上に示した幾つかの帯域通過フィルタでは、2つの複合LC共振器を備えた例を示したが、3つ以上の複合LC共振器を順次結合させた帯域通過フィルタを同様に構成することもできる。また、ビア電極としては絶縁体層にビアホールを形成し、その内部に導電性ペーストを充填したものや、ビアホール表面に電極を形成したものが挙げられる。また、層間接続用としての金属ピンなどの導電物質を用いても構わない。
Cc…結合用キャパシタ
Cp,Cp1,Cp2…第1キャパシタ
Cs,Cs1,Cs2…第2キャパシタ
Eca,Ecb,Ecc,Ecc1,Ecc2…結合用キャパシタ電極
ELc…線状電極
Ep,Ep1,Ep2…第1キャパシタ電極
Esa,Esa1,Esa2…第2キャパシタの第1電極
Esb,Esb1,Esb2,Esc,Esc1,Esc2…第2キャパシタの第2電極
G1…グランド電極
GND…グランド端子
L1,L11,L12…第1インダクタ
L2,L21,L22…第2インダクタ
Lc…結合用インダクタ
P1,P2…入出力端子
PR…並列LC共振回路
S1…第1主面
S2…第2主面
SR…直列LC共振回路
V1,V2…ビア電極
V11,V12,V21,V22,VLc1,VLc2…ビア電極
10…積層体
10a〜10n…絶縁体層
101,101A,101B…複合LC共振器
201,202…帯域通過フィルタ

Claims (6)

  1. 主面に沿って形成された平板電極および層方向に貫通するビア電極を有する複数の絶縁体層が積層された積層体であり、前記平板電極および前記ビア電極による、もしくはそのいずれかによる複数のキャパシタおよび複数のインダクタにより構成された複合LC共振器において、
    前記積層体の第1主面側に配置された、グランド電極と、
    前記グランド電極より内層側に配置され、前記グランド電極とともに第1キャパシタを構成する第1キャパシタ電極と、
    第2キャパシタの第1電極と、
    第2キャパシタの第1電極とともに第2キャパシタを構成する、第2キャパシタの第2電極と、
    第1端が第1キャパシタ電極に導通し、第2端が第2キャパシタの第1電極に導通する、ビア電極による第1インダクタと、
    第1端が第2キャパシタの第2電極に導通し、第2端が前記グランド電極に導通する、ビア電極による第2インダクタと、
    を備えた複合LC共振器。
  2. 請求項1に記載の複合LC共振器が単一の積層体に複数形成され、隣接する複合LC共振器を互いに結合させる結合用電極を備えた、帯域通過フィルタ。
  3. 前記結合用電極は、前記第1インダクタを構成するビア電極および第1キャパシタ電極に導通する、結合用キャパシタ電極を含む、請求項2に記載の帯域通過フィルタ。
  4. 前記結合用電極は、結合用インダクタ電極とこれに並列接続された結合用キャパシタ電極を含む、請求項2に記載の帯域通過フィルタ。
  5. 前記結合用インダクタ電極の一部は前記ビア電極とで構成されている、請求項4に記載の帯域通過フィルタ。
  6. 前記結合用インダクタ電極のビア電極は、前記第1インダクタを構成するビア電極と前記第2インダクタを構成するビア電極との間に配置されている、請求項5に記載の帯域通過フィルタ。
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